JPS62252793A - 有機ゲルマニウム化合物及びそれを含む薬剤 - Google Patents

有機ゲルマニウム化合物及びそれを含む薬剤

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JPS62252793A
JPS62252793A JP61051687A JP5168786A JPS62252793A JP S62252793 A JPS62252793 A JP S62252793A JP 61051687 A JP61051687 A JP 61051687A JP 5168786 A JP5168786 A JP 5168786A JP S62252793 A JPS62252793 A JP S62252793A
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JP
Japan
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compound
lysozyme
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germanium compound
organic germanium
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Kohei Miyao
興平 宮尾
Hiroshi Sato
博 佐藤
Norihiro Kakimoto
柿本 紀博
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Asai Germanium Research Institute Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な有機ゲルマニウム化合物及びそれを含む
薬剤に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
式(1)で示される化合物即ちカルボキシアルキル(又
はアラルキル)ゲルマニウムセスキオキシド又はサルフ
ァイドは、生物学的応答調節物質(阻o1ogical
 Re5ponse Modifier )としての生
理活性例えばインターフェロン誘起活性、マクロファー
ジ、NK細胞の活性化、さらにこれに基づく抗腫瘍活性
を有する。その上、低毒性のため、医薬品として最近注
目されつつある。
しかし、これらの化合物は、体内への吸収率が低く、経
口投与におけるバイオアベイラビリティが小さく、又血
中半減期が短い欠点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、式(1)で示される化合物のバイオアベ
イラビリティの向上を目的として、式(1)の化合物に
比べて充分な安全性を有し、その・上有効性の増大した
化合物の検討を行い、本発明を見い出した。
即ち、本発明は式 (式中、Mは酸素又は硫黄であり、R1、R2、R5、
R4は同−又は異なってそれぞれ水素、低級アルキル基
又はアリール基である) で示される化合物のリゾチーム塩に関する。
本発明に用いられるリゾチームは、極めて安定性の高い
純粋な塩基性の酵素蛋白であり、ヒトを含め多くの動植
物の種々の組織に普遍的に存在して天然の防御物質とし
て機能し、医薬品としても使用されている。その構造は
、4個のジスルフィド橋により橋かけ結合された20種
の異なる種類の129個のアミノ酸サブユニットよりな
る単純ポリはブチドであり、分子量は約14,400±
100であり、等電点け≠1α5〜1tOである。
式(1)の化合物中、Mは好ましくは酸素である。
又、R1−R4は好ましくはすべて水素である。
本発明の化合物は、式(1)の化合物のC0OHと、リ
ゾチーム分子の遊離アミノ酸又はグアニジ7基、イミダ
ゾール基などの塩基性基の全部或いは一部とが結合して
いる。
本発明の化合物の製造は、式(1)の化合物とりゾチー
ムと金、従来の酸と塩基との反応に従つて、反応させれ
ば容易に得ることが出来る。得られた反応生成物は、結
晶性で例えば水−アルコールの系から析出又は再結晶さ
せることが出来る。
例、tばカルボキシエチルゲルマニウムセスキオキシド
のりゾチームの中性塩は極めて結晶性が良く、徐々に溶
解する九め、徐放効果がある。
製剤的な工夫例えば胃内滞留型などにすることにより、
長時間持続盤の製剤として一定の血中濃度を維持させる
ことができ、バイオアベイラビリティの高い製剤とする
ことが出来る。
又、本発明は式(,1)の化合物のリゾチーム塩よりな
る生物学的応答調節剤に関する。
本発明の生物学的応答調節剤(以下調節剤とする)は、
例えばマクロファージ、 NK細胞の活性化、インター
フェロン誘起活性がラリ、これに基づく抗腫瘍活性を有
する。
本発明の調節剤は経口投与で用いられ、その製造に当っ
ては、従来経口投与で用いられてき友剤型例えば液剤、
粉末、細粒、顆粒、錠剤、コーティング錠剤、カプセル
にすることが出来る。これらの剤ff1Kするには、式
(1)の化合物のリゾチーム塩に従来製剤に用いられて
きた添加物例えば賦形剤、充填剤、結合剤、崩壊剤、滑
沢剤、香料、着色剤などろ用いて製造することができる
本発明の調節剤の投与に当っては、症状に応じて成人で
は1日1〜数回、1日当り合計量で有効成分を20〜1
001q/Kl好ましくは30〜70my/麺用いる。
本発明の調節剤には、毒性は認められない。
本発明の調節剤の有効成分は、式(1)の化合物に比べ
て、その生物学的応答調節活性がかなり上昇している。
即ち、フットパッド法によるDHT (遅延屋過敏反応
)において、カルボキシエチルゲルマニウムセスキオキ
シド及びそのリゾチーム塩はそれぞれ1Q(Iv/Kf
投与において、コントロールに対してそれぞれ108%
、 116%。
の効果の上昇を示した。それ故、本発明の調節剤は従来
の有機ゲルマニウム化合物に比べて、優れ九有用性を有
するものである。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
実施例 1 塩化リゾチーム14.7Alt少量の水に溶解し、遊離
型塩基性イオン交換樹脂のカラムを通過させ、水洗して
遊離のりゾチームとした(pH約10)。
この溶液にtssyのカルボキシエチルゲルマニウムセ
スキオキシドを攪拌しつつ加えて溶解させた。得られた
溶液に約10倍量のエタノールを攪拌しつつ徐々に加え
て、反応生成物を析出させた。これt濾過し、真空デシ
ケータ−中で乾燥させると、無色の結晶性粉末として目
的物を得た。収率92%。融点300℃以上(分解)。
そのIRを第1図に示す。
実施例 2 乳   糖                 40カ
ルボキシエチルゲルマニウムセスキオキシドリゾチーム
塩と添加物とをそれぞれ5錠分ずつ秤取し、それらを均
一に混合した。混合物から1錠分を秤取し、打錠機によ
’) 200147cm2の圧力で直接打錠して、錠剤
を得九。錠剤は有効成分としてカルボキシエチルlシマ
ニウムセスキオキシドリゾチーム塩を1錠当550q含
有した。
参考例〔遅延型過敏反応(DTB) ’1動物として8
退会のICRマウスを1群6匹用いた。友だし対照群に
は12匹用いた。これらマウスの足踵皮下に緬羊赤血球
(8RBC)を10810.05−注射し、次に4日目
に同量を再び注射し念。そして翌日即ち5日目に足腑の
厚さの増加を測定した。
マウスt−3群に分け、A群にはカルボキシエチルゲル
マニウムセスキオキシドのりゾチーム塩t−笑験開始か
ら4日目にわたり100岬/紛を1日1回経口投与した
。8群にはカルボキシエチルゲルマニウムセスキオキシ
ドのみt−同111に投与し、0群は対照群とした。結
果を表1に示A    2.9±t4     116
B    2.7±t2     108C2,5±1
.8     100
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた化合物のIRスはクトルで
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ( I ) (式中、Mは酸素又は硫黄であり、R_1、R_2、R
    _3、R_4は同一又は異つてそれぞれ水素、低級アル
    キル基又はアリール基である) で示される有機ゲルマニウム化合物のリゾチーム塩。
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ( I ) (式中、Mは酸素又は硫黄であり、R_1、R_2、R
    _3、R_4は同一又は異つてそれぞれ水素、低級アル
    キル基又はアリール基である) で示される有機ゲルマニウム化合物のリゾチーム塩より
    なる生物学的応答調節剤。
JP61051687A 1986-03-10 1986-03-10 有機ゲルマニウム化合物及びそれを含む薬剤 Granted JPS62252793A (ja)

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JPH0321558B2 JPH0321558B2 (ja) 1991-03-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01139587A (ja) * 1987-11-27 1989-06-01 Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd 3−オキシゲルミルプロピオン酸ポリマーの塩基性アミノ酸及び有機アミン塩、その製法及び該化合物を有効成分とする免疫賦活剤
WO2021080019A1 (ja) * 2019-10-24 2021-04-29 株式会社浅井ゲルマニウム研究所 新規有機ゲルマニウム化合物

Cited By (4)

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CN113710679A (zh) * 2019-10-24 2021-11-26 株式会社浅井锗研究所 新的有机锗化合物
US11981693B2 (en) 2019-10-24 2024-05-14 Asai Germanium Research Institute Co., Ltd. Organogermanium compound

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0321558B2 (ja) 1991-03-22

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