JPS6225197Y2 - - Google Patents

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JPS6225197Y2
JPS6225197Y2 JP18641483U JP18641483U JPS6225197Y2 JP S6225197 Y2 JPS6225197 Y2 JP S6225197Y2 JP 18641483 U JP18641483 U JP 18641483U JP 18641483 U JP18641483 U JP 18641483U JP S6225197 Y2 JPS6225197 Y2 JP S6225197Y2
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JP
Japan
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bathtub
tube body
water
upper edge
drain port
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JP18641483U
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JPS6095090U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は浴槽内の湯水が入浴時に溢れるのを
防止するために用いる浴槽溢れ湯防止装置に関す
る。
従来よりこの種の溢れ湯防止装置は、紐帯で連
結した数枚のゴム板を浴槽の上面周囲縁に吸着さ
せたもの(実公昭56−10235号公報)や、ポリ塩
化ビニール等のかべを装着したもの(実開昭57−
172595号公報)、或いは遮水膜にフロートを取付
けて浴槽上端縁に取付けたもの(実開昭57−
36189号公報)などが知られている。しかし何れ
のものも装着が面倒であることや、浴槽内に入り
難くなること、或いは浴槽内での動きが不自由に
なるなどといつた多くの欠点があつた。
すなわち、実公昭56−10235号公報における浴
槽内流体の流出防止具は、ゴム版が浴槽の上面周
囲縁に立設した状態になる為、浴槽の側壁が高く
なり、浴槽内に入り難くなつてしまう。また、ゴ
ム版を連結する紐帯の部分には湯水の流出防止手
段を施していないので、この紐帯箇所から湯水が
漏れ出てしまい、完全な流出防止にはならないも
のである。
また、実開昭57−172595号公報における浴槽あ
ふれ湯防止装置は、直線かべと曲かべとを接合箇
所で接続させた上に、かべ夫々の下端に設けた吸
着盤にて浴槽ふち部にかべを吸着させたものであ
り、装着すること自体が面倒な作業になつてしま
う。また、かべと浴槽との境界には湯もれ防止材
と称する断面略スカート状の帯が当接するだけで
あり、やはり確実な流出防止をすることができな
いものである。
更に、実開昭57−36189号公報における浴槽溢
れ湯防止装置は、フロートが常に浮遊状態である
ことから、浴槽内での身体の動きによつてフロー
トに取付けた遮水膜が揺動し易く、わずかなはず
みでも湯水がこぼれ易い状態になることから、極
めて窮屈な入浴を強いられる欠点があつた。
そこでこの考案は上述の欠点を解消すべく案出
されたもので、浴槽の上端縁上に載置せしめる軟
質性チユーブ体から成り、チユーブ体の適位置に
注水口と排水口とを設けたことを要旨とするもの
である。
以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図において示す1は浴槽であり、2は軟質性の
合成樹脂等から成り、浴槽1の上端縁上に載置せ
しめるチユーブ体を示す。
チユーブ体2は自身の内部に水を溜める充填層
3が設けられ、水を注入せしめる注水口4と水を
排出する排水口5とを設けてある。
第2図に示すチユーブ体2は、注水に伴なつて
自身の高さ方向に延びる1層の充填層3を有する
チユーブ体2を示してあり、充填層3の上部を貫
通して水道の蛇口11に連結せしめる注水口4
と、同じく充填層3の下部を貫通する排水口5と
を設けてある。このように設けることでチユーブ
体2の高さを注水量に応じて自由に変化させるこ
とが可能になる。その上、水のみが充填されて真
空状態になつたチユーブ体2の排水口5にホース
12を連結し、このホース12が浴槽1内の湯水
内にあるときは、チユーブ体2内の水が排出され
ないので、排水口5に特別な止水栓6等を装着す
る必要がなく構成を簡略化できるものである。
また第3図に示すチユーブ体2は、自身の高さ
方向に3層の充填層3を夫々独立させて積層して
あり、最下部の充填層3に注水口4と止水栓6を
装着した排水口5とを設けてある。そして充填層
3の夫々を仕切る仕切板7に連通孔8を穿設する
と共に、この連通孔8に開閉自在なコツク9を設
けてある。一方、最下部の充填層3の底面には断
面略鉤形状を成した固定片10を設けてある。こ
のようにすることで、最下部の充填層3から順次
満水状態にすることができるので、チユーブ体2
の内圧を一定に保ちながらチユーブ体2の高さを
3段階に調節できる。また、固定片10によつて
チユーブ体2を固定できるので、より確実な流出
防止を行なうことが可能になる。
更にチユーブ体2は、家庭用浴槽1の上端縁上
に載置する場合を想定すると、載置面を約5cm程
度の幅長に形成し、満水時の高さが約15cm程にな
るように形成したときが、最も安定した載置がで
きる。また必要に応じて、チユーブ体2の側面部
等にワイヤーやその他から成る補強手段を装着
し、チユーブ体2使用時の安定性を高めることも
できる。(図示せず)。
この考案は上述の如く構成したことによつて、
装着が容易でしかも確かな流出防止ができ、その
上、入浴時の邪魔にならずに済むものである。
すなわちチユーブ体2は、浴槽1の上端縁上に
載置せしめる軟質性材から成り、この適位置に注
水口4と排水口5とを設けてあるので、注水口4
に水道の蛇口11を連結して注水した水の自重に
よつてチユーブ体2と浴槽1とを極めて容易に密
着状態にすることができる。更に、注水量を変え
ることでチユーブ体2の高さを適宜に調節できる
ので、実用に即した使用が可能になる。
また、軟質性のチユーブ体2に水を注入したも
のであるから、入浴時にあやまつてぶつかつても
全く危険性はなく、しかも浴槽1の上端周囲縁の
上部に載置して使用するから浴槽1内では身体を
自由に動かすことが可能となり、窮屈な入浴を強
いられることはない。また、チユーブ体2を跨い
で浴槽1内に入る場合でも、チユーブ体2全体が
弾力を有しているので手指にてチユーブ体2の高
さを容易に低くすることができるから何ら支障は
なくだれでも容易に入ることが可能である。
その上、チユーブ体2は水の自重によつて載置
してあるからチユーブ体2全体が極めて重くな
り、浴槽内の湯水の揺れや、身体が多少接触した
場合でも頗る安定した状態を維持することができ
る。
そして不使用時の際には排水口5からチユーブ
体2内の水を排水することによつてチユーブ体2
をシート状に潰すことができるので、浴槽1の上
端周囲縁に常に装着しておくことも可能である。
このようにこの考案によれば、容易に装着する
ことができ、しかも注水量によつて高さを自由に
変えることが可能であり、入浴時の邪魔にならず
に済む上、確実な湯水の流出防止をすることがで
きるなどと使用上有益な種々の効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す正面図、第2図は要部断面図、
第3図は他の実施例を示す要部断面図である。 1……浴槽、2……チユーブ体、3……充填
層、4……注水口、5……排水口、6……止水
栓、7……仕切板、8……連通孔、9……コツ
ク、10……固定片、11……蛇口、12……ホ
ース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽の上端縁上に載置せしめる軟質性チユーブ
    体から成り、チユーブ体の適位置に注水口と排水
    口とを設けたことを特徴とする浴槽溢れ湯防止装
    置。
JP18641483U 1983-12-01 1983-12-01 浴槽溢れ湯防止装置 Granted JPS6095090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18641483U JPS6095090U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 浴槽溢れ湯防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18641483U JPS6095090U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 浴槽溢れ湯防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6095090U JPS6095090U (ja) 1985-06-28
JPS6225197Y2 true JPS6225197Y2 (ja) 1987-06-27

Family

ID=30402655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18641483U Granted JPS6095090U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 浴槽溢れ湯防止装置

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JP (1) JPS6095090U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6095090U (ja) 1985-06-28

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