JPS62250957A - 排気再循環式塗装ブ−ス - Google Patents

排気再循環式塗装ブ−ス

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JPS62250957A
JPS62250957A JP61094715A JP9471586A JPS62250957A JP S62250957 A JPS62250957 A JP S62250957A JP 61094715 A JP61094715 A JP 61094715A JP 9471586 A JP9471586 A JP 9471586A JP S62250957 A JPS62250957 A JP S62250957A
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JP
Japan
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zone
flash
painting
exhaust gas
coating
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JP61094715A
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Joji Ito
伊藤 錠二
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被塗装物を連続的に通過させて、塗装処理す
る塗装ブースに関し、とくにフラッシュオフゾーンを備
えた塗装ブースの構造に関する。
[従来の技術]  ′ 自動車の車体等の被塗装物を塗装処理する塗装ブースは
、従来ストレート構造になっており、入口から搬入され
た被塗装物は、塗装ブース内を直進され、各処理ゾーン
を経て出口から搬出される。
たとえば、「塗装技術J 1985年11月号、第72
頁にストレート構造の自動車車体用塗装ブースが示され
ているが、この塗装ブースは、通常たとえば第2図に示
すように構成される。塗装ブース1には入口から出口に
向けて被塗装物2としての自動車車体が搬送される。塗
装ゾーンは、入口側から、自動車車体2のホコリを取る
ダスティングゾーン3、前塗装ゾーン4、塗膜の溶剤蒸
発を行うフラッシュオフゾーン5、後1ゾーン6より構
成される。そして、給気装置7、DI気装置8が設Gノ
られ、各ゾーンについて給気と排気が行われる。
従来は、各ゾーンからの排気は、環境上の適切な処理が
施された後そのまま排出されていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のようなゾーン構成を有する塗装ブースにおいては
、フラッシュオフゾーンは、塗膜の溶剤蒸発を行うゾー
ンであり、基本的には塗料ミスト等の塵埃を含まないの
で、フラッシュオフゾーンでは排気の再循環が可能な筈
である。排気再循環により、給気の加熱エネルギの節約
ができる筈である。
ところが現実には、次のような理由からフラッシュオフ
ゾーンの排気再循環ができなかった。つまり、フラッシ
ュオフゾーン5の前後には塗装ゾーン4.6があり、こ
の前後塗装ゾーン4.6における給気但と排気mのアン
バランスにより、フラッシュオフゾーン5に流入する、
あるいはフラッシュオフゾーン5を通過する斜流が生じ
る。各塗装ゾーン4.6での塗装の際に飛散する塗料ミ
ストが、上記斜流に乗ってフラッシュオフゾーン5に流
れ込む現象が生じていた。したがって、フラッシュオフ
ゾーン5において排気を再循環するためには、循環空気
中より塗料ミストを略完全に捕集する必要があるが、粒
子径の小さい塗料ミストまで捕集するには、高効率フィ
ルタが必要となる。しかし、高効率フィルタを使用する
と、早期に目詰まりを発生し、フィルタ寿命が短かすぎ
て実用が困難であった。結局、フラッシュオフゾーンに
おいても、排気は循環させずに排出せざるを冑ず、熱エ
ネルギ的には効率の悪い運転方法とならざるを1りなか
った。
本発明は、このような問題点に着目し、フラッシュオフ
ゾーンへの塗料ミストの流入を防止し、フラッシュオフ
ゾーンにおける排気再循環を可能にして省エネルギ化を
はかることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的に沿う本発明の排気再循環式塗装ブースは、被
塗装物の搬送方向に、前塗装ゾーン、溶剤蒸発を行うフ
ラッシュオフゾーン、後塗装ゾーンをこの順に備えた塗
装ブースにおいて、塗装ブースをUターン構造、すなわ
ち被塗装物の往路と復路を有する構造に構成し、そのU
ターン部にフラッシュオフゾーンを配設するとともに前
塗装ゾーンと後塗装ゾーンとを隣接させて配置し、フラ
ッシュオフゾーンに該フラッシュオフゾーンからの排気
を再びフラッジ1オフゾーンに循環させる排気再循環装
置を設け、隣接された前塗装ゾーンと後塗装ゾーンとの
間を、フラッシュオフゾーンを介しての連通以外に直接
連通させたものから成っている。
[作  用1 このような塗装ブースにおいては、塗装ブースがUター
ン構造とされてフラッシュオフゾーン前後の塗装ゾーン
が隣接され、かつ隣接塗装ゾーン間が直接連通されてい
るので、たとえ塗装ゾーン間に空気圧力差が生じたとし
ても、上記の直接の連通路を通して空気の流れが生じる
だけであり、フラッシュオフゾーンを通しての空気の流
れ、つまりフラッシュオフゾーンにおける斜流は生じな
い。斜流がないので、塗装ゾーンの塗料ミストはフラッ
シュオフゾーンには流入しない。その結果、フラッシュ
オフゾーンにおける排気再循環が可能となり、排気再循
環装置によって常に同じ空気がフラッシュオフゾーン内
に循環され、エネルギが節約される。
[実施例] ゛ 以下に本考案の望ましい実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に係る塗装ブースを示して
おり、自動車車体等用の塗装ブースに本発明を適用した
ものを示している。
図において、11は排気再循環式塗装ブース全体を示し
ており、12は内部の塗装室を示している。
塗装室12内には、コンベア13により被塗装物14と
しての自動車車体等が搬送され、所定の処理が施された
後搬出される。
塗装室12は、被塗装物14の搬送(図の矢印の方向)
に、入口側から、被塗装物14のホコリをとるダスティ
ングゾーン15、ベースコートを行う前塗装ゾーン16
、塗膜中の溶剤蒸発を行うフラッシュオフゾーン17、
クリアコートを行う後塗装ゾーン18に区分されている
塗装ブース11、より具体的には塗装室12は、Uター
ン構造、つまり被塗装物14の搬送方向に往路と復路が
ある構造に構成されている。そして、Uターン部にフラ
ッシュオフゾーン17が配設され、その前後に位置する
前塗装ゾーン16と後塗装ゾーン18とは隣接させて配
設されている。
ダスティングゾーン15および前塗装ゾーン16と後塗
装ゾーン18との間は仕切板19で仕切られているが、
この間は連通路(本実施例では開口)19a。
19aにて、フラッシュオフゾーン17を通しでの連通
以外に直接的に連通されている。前塗装ゾーン16とフ
ラッシュオフゾーン17、フラッシュオフゾーン17と
後塗装ゾーン18との間は、被塗装物14の通過部20
a、20aを残して仕切板20にて仕切られている。
ダスティングゾーン15および前塗装ゾーン16と、後
塗装ゾーン18には、それぞれ空気調和器21a121
b1給気ファン22a、22b、給気ダクト23a12
3bを備えた給気装置24a、24bと、排気ダクト2
5a、25b、排気ファン26a、26bを備えた排気
装置27a、27bが設けられている。
フラッシュオフゾーン17には、フラッシュオフゾーン
11からの排気を再びフラッシュオフゾーン17に循環
させる排気再循環装置28が設(プれらている。排気再
循環装置28は、循環ダクト29、溶剤吸着器30.加
熱器31、循環ファン32から成っている。
上記のように構成された実施例装置の作用について説明
する。
自動車車体14は、コンベア13に搬送されて塗装ブー
ス11に入り、先づダスティングゾーン15で自動車車
体14についているホコリ取りが行われる。
前塗装ゾーン16でベースコートが行われ、次のフラッ
シュオフゾーン17で、形成された塗膜中の溶剤蒸発が
行われ、後塗装ゾーン18でクリヤーコートが行われ塗
装を完了する。
ダスティングゾーン15および前mHゾーン16と後塗
装ゾーン18では、それぞれ給気と排気が行われるが、
給気量と排気間のアンバランスによって双方の間に空気
圧力の差が生じることがある。しかし、これら両者間は
、連通路19aによって直接連通されているので、圧力
差が生じたとしても、空気は単に圧力の高い方から低い
方に向って連通路19aを通って流れるのみである。
そのため、フラッシュオフゾーン17と前塗装ゾーン1
6又は後塗装ゾーン18との間には流れは生ぜず、フラ
ッシュオフゾーン17内には斜流は生じない。したがっ
て、前塗装ゾーン16又は後塗装ゾーン18内の塗料ミ
ストはフラッシュオフゾーン17には流入しない。塗料
ミストがないので、フラッシュオフゾーン17の排気の
循環が可能となり、排気はすl気再循環装置28によっ
て循環され、排気が有する熱エネルギが有効に使われる
。排気は、塗装ゾーン16.18からの空気流入がない
ため基本的には同じ空気が循環され、加熱器31で加湿
されて塗膜からの溶剤蒸発が促進されると同時に溶剤吸
着器30で溶剤が吸着される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の排気再循環式塗装ブース
によるときは、塗装ブースをUターン構造にしてUター
ン部をフラッシュオフゾーンとし、その前後の塗装ゾー
ンを隣接させて該隣接ゾーン間を直接連通し、それぞれ
の塗装ゾーンの空気圧力差によって生じる斜流がフラッ
シュオフゾーンには流入しないようにしたので、フラッ
シュオフゾーンの排気に塗料ミストが含まれなくなり、
容易に排気再循環することができ、従来装置に比べ給気
の加温等のエネルギが節約でき、省エネルギの促進をは
かることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る排気再循環式塗装ブー
スの構成図、 第2図は従来の塗装ブースの構成図、 である。 11・・・・・・・・・・・・・・・塗装ブース12・
・・・・・・・・・・・・・・塗装室13・・・・・・
・・・・・・・・・コンベア14・・・・・・・・・・
・・・・・被塗装物15・・・・・・・・・・・・・・
・ダスディングゾーン16・・・・・・・・・・・・・
・・前塗装ゾーン17・・・・・・・・・・・・・・・
フラッシュオフゾーン18・・・・・・・・・・・・・
・・後塗装ゾーン19・・・・・・・・・・・・・・・
仕切板19a・・・・・・・・・・・・連通路24a、
24b・・・給気装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被塗装物の搬送方向に、前塗装ゾーン、溶剤蒸発
    を行うフラッシュオフゾーン、後塗装ゾーンをこの順に
    備えた塗装ブースにおいて、塗装ブースをUターン構造
    に構成し、Uターン部にフラッシュオフゾーンを配設す
    るとともに前塗装ゾーンと後塗装ゾーンとを隣接させ、
    フラッシュオフゾーンに該フラッシュオフゾーンからの
    排気を再びフラッシュオフゾーンに循環させる排気再循
    環装置を設け、前記隣接された前塗装ゾーンと後塗装ゾ
    ーンとの間を、フラッシュオフゾーンを介しての連通以
    外に直接連通させたことを特徴とする排気再循環式塗装
    ブース。
  2. (2)前記排気再循環装置には、溶剤吸着器および加熱
    器が設けられている特許請求の範囲第1項記載の排気再
    循環式塗装ブース。
JP61094715A 1986-04-24 1986-04-25 排気再循環式塗装ブ−ス Expired - Lifetime JPH0677706B2 (ja)

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JP61094715A JPH0677706B2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25 排気再循環式塗装ブ−ス
US07/041,415 US4750412A (en) 1986-04-24 1987-04-23 Painting apparatus

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JPS62250957A true JPS62250957A (ja) 1987-10-31
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338275A (ja) * 1989-07-03 1991-02-19 Honda Motor Co Ltd 塗装方法及び塗装装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49127455U (ja) * 1973-03-01 1974-10-31
JPS5092331A (ja) * 1973-12-20 1975-07-23

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