JPH06115412A - 自動車塗装ブース並びに乾燥ブース - Google Patents
自動車塗装ブース並びに乾燥ブースInfo
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- JPH06115412A JPH06115412A JP4292004A JP29200492A JPH06115412A JP H06115412 A JPH06115412 A JP H06115412A JP 4292004 A JP4292004 A JP 4292004A JP 29200492 A JP29200492 A JP 29200492A JP H06115412 A JPH06115412 A JP H06115412A
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- Japan
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- spraying
- drying
- coating
- water
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 塗装作業環境の改善と優れた塗膜乾燥品質の
提供。 【構成】 塗装ブース１と乾燥ブース７とを別々に隣接
配置する。塗装ブースの床内に噴霧空間２を形成しこの
噴霧空間内に噴霧手段を配置し，塗装ブース内の空気を
強制的に噴霧空間内に導く。塗装ブース室内の汚れた空
気がこの噴霧空間を通過する際に，微粒水滴によって気
流中の粉末を吸着除去する。隣接する乾燥ブースには対
流阻止板を有する遠赤外線放射体８を多数配置して，伝
導と輻射によって塗膜を乾燥する。 【効果】 塗装ブース内の汚れた空気は全て噴霧空間内
で除去されるため，塗装作業者は清潔な環境下で作業す
ることができ，外部に放出する空気はクリーンになる。
また，遠赤外線放射体に対流阻止板を配置したため，対
流によるエネルギー損失は低下する。
提供。 【構成】 塗装ブース１と乾燥ブース７とを別々に隣接
配置する。塗装ブースの床内に噴霧空間２を形成しこの
噴霧空間内に噴霧手段を配置し，塗装ブース内の空気を
強制的に噴霧空間内に導く。塗装ブース室内の汚れた空
気がこの噴霧空間を通過する際に，微粒水滴によって気
流中の粉末を吸着除去する。隣接する乾燥ブースには対
流阻止板を有する遠赤外線放射体８を多数配置して，伝
導と輻射によって塗膜を乾燥する。 【効果】 塗装ブース内の汚れた空気は全て噴霧空間内
で除去されるため，塗装作業者は清潔な環境下で作業す
ることができ，外部に放出する空気はクリーンになる。
また，遠赤外線放射体に対流阻止板を配置したため，対
流によるエネルギー損失は低下する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車を板金塗装する際
に利用する自動車塗装ブース並びに乾燥ブースに関する
もので，室内に分散した塗料粉末を床下へと導き水噴霧
によって気流中の粉末を吸着除去し，隣接する乾燥ブー
スには遠赤外線放射体を配置する。
に利用する自動車塗装ブース並びに乾燥ブースに関する
もので，室内に分散した塗料粉末を床下へと導き水噴霧
によって気流中の粉末を吸着除去し，隣接する乾燥ブー
スには遠赤外線放射体を配置する。
【０００２】
【従来の技術】塗装ブースに乾燥ブースを兼用する自動
車修理工場に於いては，塗料粉末を分散した気流を排出
ファンにて外部に排出するが，ブース内の汚れた空気を
吸い込まないように作業者はマスクを使用する。この塗
装工程終了後に，ガスを熱原とする高温空気流発生装置
によって同じブース内に高温気流を循環させ塗装後の自
動車を乾燥する。このガス乾燥方式は対流と伝導が主で
あり塗膜を表面から内部に向けて乾燥することになる。
遠赤外線放射体による輻射乾燥方式は仕上がりが良いた
め一部では使用されつつあるが，立ち上がり時間がガス
方式に比べて劣るため広範には普及してないのが現状で
ある。
車修理工場に於いては，塗料粉末を分散した気流を排出
ファンにて外部に排出するが，ブース内の汚れた空気を
吸い込まないように作業者はマスクを使用する。この塗
装工程終了後に，ガスを熱原とする高温空気流発生装置
によって同じブース内に高温気流を循環させ塗装後の自
動車を乾燥する。このガス乾燥方式は対流と伝導が主で
あり塗膜を表面から内部に向けて乾燥することになる。
遠赤外線放射体による輻射乾燥方式は仕上がりが良いた
め一部では使用されつつあるが，立ち上がり時間がガス
方式に比べて劣るため広範には普及してないのが現状で
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】塗料粉末が分散した空
気は塗料の有機溶剤成分も含まれため，作業者はマスク
使用を推奨されるが，実際には夏場等では息苦しいため
使用しないのが実情である。有毒成分を含んだこの空気
を外部にそのまま放出するため，周囲に環境破壊をもた
らす。ガス乾燥方式は初期投資が低い利点があるが，ラ
ンニングコストは悪く省エネルギーに逆行する。同じブ
ース内で塗装と乾燥を交番的に繰り返すのは，塗装ブー
スと乾燥ブースを分離する方式に較べて稼働効率は悪
い。遠赤外線放射体を多数縦設する乾燥方式は，塗料の
吸収波長と遠赤外線放射体の放射波長とが合致するた
め，優れた乾燥塗膜が得られるが，遠赤外線放射体近傍
からの対流損失が高い。
気は塗料の有機溶剤成分も含まれため，作業者はマスク
使用を推奨されるが，実際には夏場等では息苦しいため
使用しないのが実情である。有毒成分を含んだこの空気
を外部にそのまま放出するため，周囲に環境破壊をもた
らす。ガス乾燥方式は初期投資が低い利点があるが，ラ
ンニングコストは悪く省エネルギーに逆行する。同じブ
ース内で塗装と乾燥を交番的に繰り返すのは，塗装ブー
スと乾燥ブースを分離する方式に較べて稼働効率は悪
い。遠赤外線放射体を多数縦設する乾燥方式は，塗料の
吸収波長と遠赤外線放射体の放射波長とが合致するた
め，優れた乾燥塗膜が得られるが，遠赤外線放射体近傍
からの対流損失が高い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】塗装ブースの床内に噴霧
空間及び隣接する貯水槽を区画形成し，多量の水を噴霧
空間内に散布する噴霧手段と，貯水槽に溜まった水をこ
の噴霧手段へ供給するポンプと，この循環する水を濾過
するフィルターと，塗装ブース内の空気を噴霧空間に導
いて外部に放出する排出ファンとを配置し，この塗装ブ
ースに隣接する乾燥ブースには遠赤外線放射体を多数配
置する。また，遠赤外線放射体近傍から対流損失を可及
的に低く抑えるため，縦設した遠赤外線放射体の上部に
対流阻止板を設ける。
空間及び隣接する貯水槽を区画形成し，多量の水を噴霧
空間内に散布する噴霧手段と，貯水槽に溜まった水をこ
の噴霧手段へ供給するポンプと，この循環する水を濾過
するフィルターと，塗装ブース内の空気を噴霧空間に導
いて外部に放出する排出ファンとを配置し，この塗装ブ
ースに隣接する乾燥ブースには遠赤外線放射体を多数配
置する。また，遠赤外線放射体近傍から対流損失を可及
的に低く抑えるため，縦設した遠赤外線放射体の上部に
対流阻止板を設ける。
【０００５】
【作用】排出ファンの作動により，塗装ブースの天井か
らの気流は噴霧空間へと強制吸引され，貯水槽内一部を
通過して外部に放出される（第２図矢印参照）。この噴
霧空間内には多量の水が噴霧手段によって噴霧されてお
り，一種の水スクリーンが形成されている。微粒水滴は
この噴霧空間内を通過する気流中の塗料粉末を吸着す
る。排出ファンから放出される気流には塗料粉末は殆ど
含まれない。微粒水滴は噴霧空間底部に沈着し，フィル
ターにて濾過されて隣接する貯水槽へと導かれる。貯水
槽の水はポンプにて噴霧手段に還流される。塗装工程を
終了した自動車は，隣接する乾燥ブースへと移送され
る。乾燥ブースの内壁面の遠赤外線放射体からは，塗膜
の吸収に合致した遠赤外線が放射されており，既に昇温
しているブース内での熱伝導と相俟って速やかに塗膜は
乾燥する。第４図は遠赤外線放射体の放射特性であり，
ムライト，アルミナ，ジルコニアについて波長・放射率
（表面温度は約５００度）との関係を示している。一般
に塗料の吸収波長特性は５μｍから２０μｍの帯域にあ
り，第４図のような遠赤外線は効率良く吸収される。塗
膜に吸収されない波長成分は反射或いは透過するだけ
で，塗膜乾燥には利用されない。吸収された遠赤外線は
塗膜を内部から乾燥するため，ガス乾燥時の伝導による
塗膜表面からの乾燥よりも優れた塗膜が形成される。遠
赤外線放射体近傍の昇温気流は，対流阻止板によって上
昇を阻止されるため，対流損失は低下する。
らの気流は噴霧空間へと強制吸引され，貯水槽内一部を
通過して外部に放出される（第２図矢印参照）。この噴
霧空間内には多量の水が噴霧手段によって噴霧されてお
り，一種の水スクリーンが形成されている。微粒水滴は
この噴霧空間内を通過する気流中の塗料粉末を吸着す
る。排出ファンから放出される気流には塗料粉末は殆ど
含まれない。微粒水滴は噴霧空間底部に沈着し，フィル
ターにて濾過されて隣接する貯水槽へと導かれる。貯水
槽の水はポンプにて噴霧手段に還流される。塗装工程を
終了した自動車は，隣接する乾燥ブースへと移送され
る。乾燥ブースの内壁面の遠赤外線放射体からは，塗膜
の吸収に合致した遠赤外線が放射されており，既に昇温
しているブース内での熱伝導と相俟って速やかに塗膜は
乾燥する。第４図は遠赤外線放射体の放射特性であり，
ムライト，アルミナ，ジルコニアについて波長・放射率
（表面温度は約５００度）との関係を示している。一般
に塗料の吸収波長特性は５μｍから２０μｍの帯域にあ
り，第４図のような遠赤外線は効率良く吸収される。塗
膜に吸収されない波長成分は反射或いは透過するだけ
で，塗膜乾燥には利用されない。吸収された遠赤外線は
塗膜を内部から乾燥するため，ガス乾燥時の伝導による
塗膜表面からの乾燥よりも優れた塗膜が形成される。遠
赤外線放射体近傍の昇温気流は，対流阻止板によって上
昇を阻止されるため，対流損失は低下する。
【０００６】
【実施例】塗装ブース１の床内に噴霧空間２及び隣接す
る貯水槽３を区画形成し，多量の水を噴霧空間内に散布
する噴霧手段を配置する。噴霧手段として複数の噴霧ノ
ズルを具えた横設パイプ４を採用し，貯水槽３内のポン
プ５からの高圧水をこの噴霧ノズルから四方に一気に散
布させる。第１図のように噴霧空間２の下方に向けて散
布された微粒水滴は，噴霧空間２下部に溜まって貯水槽
３に到る。この貯水槽３の入口部にフィルター６を配置
する。塗装ブース１の天井部に配した空気フィルター1
0，塗装ブース室内，噴霧空間２そして貯水槽３と順次
気流が流れるように，貯水槽３に排出ファン11を取り付
ける。塗装ブース内の空気が噴霧空間２へと強制吸引さ
れれば良く，排出ファン11の取付け場所や通気経路はこ
の貯水槽３に限定されるものでない。
る貯水槽３を区画形成し，多量の水を噴霧空間内に散布
する噴霧手段を配置する。噴霧手段として複数の噴霧ノ
ズルを具えた横設パイプ４を採用し，貯水槽３内のポン
プ５からの高圧水をこの噴霧ノズルから四方に一気に散
布させる。第１図のように噴霧空間２の下方に向けて散
布された微粒水滴は，噴霧空間２下部に溜まって貯水槽
３に到る。この貯水槽３の入口部にフィルター６を配置
する。塗装ブース１の天井部に配した空気フィルター1
0，塗装ブース室内，噴霧空間２そして貯水槽３と順次
気流が流れるように，貯水槽３に排出ファン11を取り付
ける。塗装ブース内の空気が噴霧空間２へと強制吸引さ
れれば良く，排出ファン11の取付け場所や通気経路はこ
の貯水槽３に限定されるものでない。
【０００７】上記塗装ブース１に隣接して乾燥ブース７
を設置し，ムライト等のセラミックスからなる遠赤外線
放射体８をその壁面に多数縦設する（第３図）。ヒータ
ーを内蔵したこの遠赤外線放射体８からは，第４図のよ
うな波長スペクトルを有する遠赤外線が放射される。乾
燥ブース７の壁面に縦設された遠赤外線放射体８の対流
損失を可及的に低くするため，遠赤外線放射体８の上部
に鏡面処理したステンレス板等の対流阻止板９を多段に
取り付ける。この対流阻止板９の先端部は下方に向けて
折曲しておく。対流阻止板にて反射した遠赤外線は直接
或いは間接的に塗膜に吸収される。乾燥ブース７全体が
可なり厚い断熱材で構成されているため，このブース内
は常に一定の温度に保つことが可能になり，ガス乾燥の
ように空気をブース内で強制還流する必要のない遠赤外
線放射方式の採用と相俟って省エネ効果は高い。本実施
例では，遠赤外線放射体８は1.2 KWのものを８本一組に
して左右の壁面に夫々２ユニット配置する。輻射乾燥方
式は基本的には換気不要である。
を設置し，ムライト等のセラミックスからなる遠赤外線
放射体８をその壁面に多数縦設する（第３図）。ヒータ
ーを内蔵したこの遠赤外線放射体８からは，第４図のよ
うな波長スペクトルを有する遠赤外線が放射される。乾
燥ブース７の壁面に縦設された遠赤外線放射体８の対流
損失を可及的に低くするため，遠赤外線放射体８の上部
に鏡面処理したステンレス板等の対流阻止板９を多段に
取り付ける。この対流阻止板９の先端部は下方に向けて
折曲しておく。対流阻止板にて反射した遠赤外線は直接
或いは間接的に塗膜に吸収される。乾燥ブース７全体が
可なり厚い断熱材で構成されているため，このブース内
は常に一定の温度に保つことが可能になり，ガス乾燥の
ように空気をブース内で強制還流する必要のない遠赤外
線放射方式の採用と相俟って省エネ効果は高い。本実施
例では，遠赤外線放射体８は1.2 KWのものを８本一組に
して左右の壁面に夫々２ユニット配置する。輻射乾燥方
式は基本的には換気不要である。
【０００８】このように塗装ブース１と乾燥ブース７と
を別々に設置し，隣接することで自動車の塗装と乾燥を
独立して実行しつつ両工程に連続性をもらたすのが本発
明の特色である。乾燥ブース７は常に昇温状態に保持で
き，輻射と伝導による優れた塗膜乾燥が短時間で可能と
なり，塗装と乾燥の連続した作業効率は高い。
を別々に設置し，隣接することで自動車の塗装と乾燥を
独立して実行しつつ両工程に連続性をもらたすのが本発
明の特色である。乾燥ブース７は常に昇温状態に保持で
き，輻射と伝導による優れた塗膜乾燥が短時間で可能と
なり，塗装と乾燥の連続した作業効率は高い。
【０００９】
【発明の効果】要するに，本発明は塗装ブース１の床内
に噴霧空間２を区画形成し，多量の水を噴霧空間内に散
布する噴霧手段と，塗装ブース内の汚れた空気を全て噴
霧空間２に導いて外部に放出する排出ファン11を配置
し，この塗装ブースで仕上がった車を乾燥するための乾
燥ブース７を隣接し，遠赤外線放射体８を塗装ブース内
壁面に多数配置し，且つ，この縦設した遠赤外線放射体
の上部に対流阻止板９を設けたため，従来の自動車修理
工場における塗装ブース兼用乾燥ブースの非能率性から
開放され，マスクを使用せずに安心して塗装できるとい
う作業環境の改善や，遠赤外線放射体による短時間で仕
上がり良い塗膜乾燥が可能になり，その利とするところ
極めて大である。また，遠赤外線放射体８は自動車の乾
燥箇所に応じて適宜移動可能であり，輻射と伝導を主と
するこの乾燥方式が有する省エネ効果は連続した自動車
乾燥作業効率を一層向上する。
に噴霧空間２を区画形成し，多量の水を噴霧空間内に散
布する噴霧手段と，塗装ブース内の汚れた空気を全て噴
霧空間２に導いて外部に放出する排出ファン11を配置
し，この塗装ブースで仕上がった車を乾燥するための乾
燥ブース７を隣接し，遠赤外線放射体８を塗装ブース内
壁面に多数配置し，且つ，この縦設した遠赤外線放射体
の上部に対流阻止板９を設けたため，従来の自動車修理
工場における塗装ブース兼用乾燥ブースの非能率性から
開放され，マスクを使用せずに安心して塗装できるとい
う作業環境の改善や，遠赤外線放射体による短時間で仕
上がり良い塗膜乾燥が可能になり，その利とするところ
極めて大である。また，遠赤外線放射体８は自動車の乾
燥箇所に応じて適宜移動可能であり，輻射と伝導を主と
するこの乾燥方式が有する省エネ効果は連続した自動車
乾燥作業効率を一層向上する。
【図１】塗装ブースとこれに隣接する乾燥ブースの説明
図である。
図である。
【図２】塗装ブースの断面説明図である。
【図３】遠赤外線放射体の斜視図である。
【図４】遠赤外線放射体の放射スペクトル図である。
１ 塗装ブース ２ 噴霧空間 ３ 貯水槽 ４ 横設パイプ ５ ポンプ ６ フィルター ７ 乾燥ブース ８ 遠赤外線放射体 ９ 対流阻止板 10 空気フィルター 11 排出ファン
Claims (3)
- 【請求項１】 塗装ブースの床内に噴霧空間及び隣接す
る貯水槽を区画形成し，多量の水を噴霧空間内に散布す
る噴霧手段と，貯水槽に溜まった水をこの噴霧手段へ供
給するポンプと，この循環する水を濾過するフィルター
と，塗装ブース内の空気を噴霧空間に導いて外部に放出
する排出ファンとを配置し，この塗装ブースに隣接する
乾燥ブースには遠赤外線放射体を多数配置してなる，自
動車塗装ブース並びに乾燥ブース。 - 【請求項２】 塗装ブースの床内に噴霧空間を区画形成
し，多量の水を噴霧空間内に散布する噴霧手段と，塗装
ブース内の汚れた空気を全て噴霧空間に導いて外部に放
出する排出ファンを配置し，この塗装ブースで仕上がっ
た車を乾燥するための乾燥ブースを隣接し，遠赤外線放
射体を塗装ブース内壁面に多数配置し，且つ，この縦設
した遠赤外線放射体の上部に対流阻止板を設けてなる，
自動車塗装ブース並びに乾燥ブース。 - 【請求項３】 天井等に空気フィルターを配した塗装ブ
ースの床内に噴霧空間及び隣接する貯水槽を区画形成
し，多量の水を噴霧空間内に散布する噴霧手段と，貯水
槽に溜まった水をこの噴霧手段へ供給するポンプと，こ
の循環する水を濾過するフィルターと，塗装ブース内の
汚れた空気を全て噴霧空間に導いて外部に放出する排出
ファンと，この塗装ブースに隣接して乾燥ブースを配置
してなる，自動車塗装ブース並びに乾燥ブース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04292004A JP3112582B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 自動車塗装ブース並びに乾燥ブース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04292004A JP3112582B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 自動車塗装ブース並びに乾燥ブース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115412A true JPH06115412A (ja) | 1994-04-26 |
| JP3112582B2 JP3112582B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=17776286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04292004A Expired - Fee Related JP3112582B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 自動車塗装ブース並びに乾燥ブース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3112582B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006109589A1 (en) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Painting equipment with air purifying means |
| GB2428086A (en) * | 2005-07-06 | 2007-01-17 | Smartfix Uk Ltd | Workstation for refinishing automobile wheels |
| KR100863012B1 (ko) * | 2007-05-21 | 2008-10-13 | 한국전기연구원 | 분체 정전 도장용 적외선 가열장치 |
| WO2012083893A1 (zh) * | 2010-12-22 | 2012-06-28 | Zuo Zaixian | 一种移动式美容贴膜房 |
| JP5121083B1 (ja) * | 2012-04-04 | 2013-01-16 | 和史 友成 | 保護コート膜の製造方法およびそれに用いるブース |
| US9643118B2 (en) | 2005-03-24 | 2017-05-09 | Durr Systems, Inc. | Device for removing wet paint overspray |
| JP2020519428A (ja) * | 2017-05-18 | 2020-07-02 | ジージェイ サービス エス．アール．エル． | 塗装及び乾燥ブース |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101969131B1 (ko) * | 2018-01-17 | 2019-04-16 | 조소앙 | 히트 스프레더(Heat Spreader)와 웨이브 가이드(Wave Ｇuide) 유니트 및 이를 포함하는 컨베이어형 도장 건조로 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP04292004A patent/JP3112582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9643118B2 (en) | 2005-03-24 | 2017-05-09 | Durr Systems, Inc. | Device for removing wet paint overspray |
| WO2006109589A1 (en) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Painting equipment with air purifying means |
| GB2438149A (en) * | 2005-04-05 | 2007-11-14 | Honda Motor Co Ltd | Painting equipment with air purifying means |
| GB2438149B (en) * | 2005-04-05 | 2008-12-17 | Honda Motor Co Ltd | Painting equipment with air purifying means |
| GB2428086A (en) * | 2005-07-06 | 2007-01-17 | Smartfix Uk Ltd | Workstation for refinishing automobile wheels |
| GB2428086B (en) * | 2005-07-06 | 2009-02-18 | Smartfix Uk Ltd | Workstation for refinishing automobile wheels |
| KR100863012B1 (ko) * | 2007-05-21 | 2008-10-13 | 한국전기연구원 | 분체 정전 도장용 적외선 가열장치 |
| WO2012083893A1 (zh) * | 2010-12-22 | 2012-06-28 | Zuo Zaixian | 一种移动式美容贴膜房 |
| JP5121083B1 (ja) * | 2012-04-04 | 2013-01-16 | 和史 友成 | 保護コート膜の製造方法およびそれに用いるブース |
| JP2013215635A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Kazushi Tomonari | 保護コート膜の製造方法およびそれに用いるブース |
| JP2020519428A (ja) * | 2017-05-18 | 2020-07-02 | ジージェイ サービス エス．アール．エル． | 塗装及び乾燥ブース |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3112582B2 (ja) | 2000-11-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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