JPS62250810A - コンクリ−ト壁体内へのアウトレツトボツクス取付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコンクリート壁体内に電気器具用の機器を後か
ら取り付けるアウトレットボックスの取付方法に関する
。

（従来技術） 従来は第７図乃至第９図に示す如く箱型のアウトレット
ボックス１１の前部開口部１１ａを、コンクリート打設
前の型枠１２の内面所定位置に当接し、型枠１２に形成
した通孔１２ａよりボルト１３をアウトレットボックス
内に挿入して、ポルト１３先端螺子部１３ａをアウトレ
ットボックス１１後部中央に形成した孔１１ｂに取り付
けたボス部１４の螺子孔１４ａに螺合固定し、型枠１２
より突出したポルト１３後端螺子部１３ｂにナツト１５
を螺合してアウトレットボックス１１を型枠１２に引き
付は固定していた。

（発明が解決しようとする問題点） ところで上記従来技術に於てはボス部１４を取り付ける
孔１４ａからコンクリート打設時アウトレットボックス
内にコンクリートが入り込み、コンセント、スイッチ、
照明器具等取り付は時にこのコンクリートを手作業で取
り出さなければならないので作業性が悪く、又引き付は
時にアウトレットボックスがずれたり傾いたりするので
定位置に揃えて配設するのが困難であり、型枠を取り外
す時ボルト、ナツトを取り外さなければならないので型
枠取り外し作業が面倒であるという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決することを目的として
いる。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点に着目してなされたもので、コンク
リート打設前の型枠の内面所定位置にアウトレットボッ
クスカバー体の前部開口部を当接し、該前部開口部両側
の孔に取付板の爪を挿入押圧してアウトレット、ボック
スカバ一体を型枠に仮止めし１次いで取付板をビスで型
枠に固定し、該アウトレットボックスカバー体後部開口
部にアウトレットボックス本体前部開口部を押圧嵌合し
、型枠内にコンクリート打設後型枠を取り外し、次いで
取付板を取り外す如くしたことを特徴とするものである
。

（実施例） 以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明する。１
はアウトレットボックス本体で前部開口部１ａ外周面に
複数個の係合凸部１ｂを突設しである。２はアウトレッ
トボックスカバー体で後部開口部２ａ内周面に前記係合
凸部１ｂに係合する係合四部２ｂを形成し、前部開口部
２０両側に孔２ｄを形成しである。３は取付板で全体が
円弧状に湾曲しており、湾曲内面両端に前記孔２ｄに入
る爪３ａを突設し、更にその内側の孔３ｂにビス４を湾
曲外面より挿通しである。

アウトレットボックス本体１は前部開口部１ａをアウト
レットボックスカバー体２の後部開口部２ｂ内周に押圧
嵌合し、凹凸部２ｂ、ｌｂを係止できるようになってい
る。

次に本発明取り付は方法について説明する。

所定間隔に配設したコンクリート打設前の１対の型枠の
一方の型枠５内面所定位置に、第３図の如くアウトレッ
トボックスカバー体２の前部開口部２ｃを当接する１次
いで取付板３の湾前部を内方に向けて該アウトレットボ
ックスカバー体２の前部開口部２Ｃの孔２ｄに爪３ａを
挿入押圧してアウトレットボックスカバー体２を型枠５
に仮止めする８次いでビス４を取付板３の孔３ｂに挿入
して型枠５に打ちつける。この時湾前部が押されて平板
状になろうとし、爪３ａが孔２ｄを外方に押し、アウト
レットボックスカバー体２を型枠５に強固に固定する０
次いでアウトレットボックスカバー体２の後部開口部２
ａ内にアウトレットボックス本体１の前部開口部１ａを
押圧嵌合し、凹凸部２ｂ、ｌｂを係止する１次いでアウ
トレットボックス本体１にコードバイブロを取り付け、
第５図の如く所定位置に固定した型枠５′と所定間隔を
存して固定し、型枠５，５′間にコンクリート１１を打
設する１次いで型枠５．５′を取り外す。

次いで取付板３、ビス４を取り出し、第８図の如くアウ
トレットボックス内にコンセント７を挿入してコードバ
イブロよりのコード８を取り付は固定し、前部開口部２
ｃにコンセント、スイッチ、照明器具等９をビス１０で
固定する。

（効　果） 本発明によるとコンクリート打設前の型枠の内面所定位
置にアウトレットボックスカバー体の前部開口部を当接
し、該前部開口部両側の孔に取付板の爪を挿入押圧して
アウトレットボックスカバー体を型枠に仮止めし、次い
で取付板をビスで型枠に固定し、該アウトレットボック
スカバー体後部開口部にアウトレットボックス本体前部
開口部を押圧嵌合し、型枠内にコンクリート打設後型枠
を取り外し１次いで取付板を取り外す如くしであるので
、コンクリート打設時にモルタルのノロがアウトレット
ボックス内に入らず、型枠へのボルトによる引き付けが
不要となり、アウトレットボックスを正確に取り付ける
ことができ、コンクリート打設後、ボルト、ナツトの取
り外しが不要となり、型枠取り外しの作業性を向上する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法に使用するアウトレソトボックスの
正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ側断面図、第３図乃至
第６図は本発明取付方法を″順次示す側断面図、第７図
は従来取付方法に使用するアウトレットボックス斜視図
、第８図は第７図の左側面図、第９図は従来方法による
コンクリート打設前の側断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンクリート打設前の型枠の内面所定位置にアウトレッ
   トボックスカバー体の前部開口部を当接し、該前部開口
   部両側の孔に取付板の爪を挿入押圧してアウトレットボ
   ックスカバー体を型枠に仮止めし、次いで取付板をビス
   で型枠に固定し、該アウトレットボックスカバー体後部
   開口部にアウトレットボックス本体前部開口部を押圧嵌
   合し、型枠内にコンクリート打設後型枠を取り外し、次
   いで取付板を取り外す如くなしたコンクリート壁体内へ
   のアウトレットボックス取付方法。