JPS62248910A - 無煙焙煎装置 - Google Patents

無煙焙煎装置

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JPS62248910A
JPS62248910A JP61091392A JP9139286A JPS62248910A JP S62248910 A JPS62248910 A JP S62248910A JP 61091392 A JP61091392 A JP 61091392A JP 9139286 A JP9139286 A JP 9139286A JP S62248910 A JPS62248910 A JP S62248910A
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英二 村上
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康彦 原
Tadahiko Suzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は系外に対し無煙状態で被燃焼物質を炭化破壊さ
せてなる無煙燃焼方法とその装置に関する。本発明は基
本的にはどのような種類の無煙燃焼にも適用できるもの
であり、身近な例えばコーヒー豆、穀物等の焙煎やゴミ
等産業廃棄物の焼却等に好適に適用できるものである。
[従来の技術] 従来、例えばコーヒー豆、南京豆、大豆等あるいは他の
穀物等の被焙煎物、都市ゴミ等の産業廃棄物等の被燃焼
物を火熱を利用して焙煎、燃焼する場合、その焙煎、燃
焼に伴って煙か発生することか多い。このような発煙は
その量が少ない場合は殆ど問題は生じなかった。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、煙の発生か大量になるとそのまま何等の
処理もせず外部に放出することは公害防止条例等によっ
て禁止されることが多く、従って経済的に割高な大規模
な消煙装置を伴設する必要が生じるという不都合かあっ
た。
[問題点を解決するための手段] そこて本発明は前記従来の問題点に鑑みなされたちのて
、燃焼装置(焙煎装置も含む)の他に別個の消煙装置を
必要としない、構造が簡単て経済的な無煙燃焼方法及び
装置を提供するもので、本発明によれば、煙又は火熱に
より発煙を伴う被燃焼物質を、該物質を包囲して熱気を
所定の速度で帯流せしめ、該熱気帯流中に前記煙又は被
燃焼物質から放出される発煙を導くことにより、系外に
対し無煙状態で被燃焼物質を炭化破壊させることを特徴
とする無煙燃焼方法、および内部に被燃焼物質を収容す
る網目構造の内殻と、該内殻を包囲した少なくとも一つ
の網目構造の外殻とを有するシリンターからなる装置て
あって、該シリンダーの周囲あるいは下方から火熱を与
えつつ所定速度にて該シリンターを回転させることを特
徴とする無煙燃焼装置が提供される。
本発明における被燃焼物質は前記したように、コーヒー
豆、南京豆、大豆等あるいは他の穀物等の被焙煎物や都
市ゴミ等、の産業廃棄物等の被燃焼物質を含む意である
。また、他の焼却炉等から送られる煙等も含まれる。
[作用] 内殻および外殻を有するシリンターをその周囲あるいは
下方から火熱を与え、所定の速度て回転させると、内殻
と外殻の間の間隙内にシリンダーの回転方向と同じ方向
に回転する熱気帯流か発生する。そしてここて重要なこ
とは、内殻、外殻を有するシリンターの回転と同様に、
熱気帯流も回転しなければならないということである。
一方、火熱によりシリンダー内殻に収容された被燃焼物
質か燃焼されると、それに伴って発煙が生じるか、シリ
ンダーは所定の速度て回転しており、煙は内殻の網目を
通って前記熱気帯流中に誘導され、煙の再燃焼を誘発さ
せる。
この再燃焼の結果、殆ど煙の発生は無くなるという消煙
機能か達成される。
[実施例] 以下、本発明を図に示す実施例に基いて更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
第1図は本発明の原理図であり、lはコーヒー豆、穀物
、あるいは他の被燃焼物質を収容する、断面か略円形で
ある内殻、2は内殻1よりさらに一定幅りだけ径方向に
大なる径を有する断面が略円形である外殻を示している
。内殻1及び外殻2はともに、網目構造を有しており、
内殻lの網目径B(φ)は外殻2の網目径A(φ)より
小さく設定されている。これは、内殻1の網目径を小さ
くすることにより、火熱を止めた場合の内殻1内の保温
効果を高めるためである。
内殻l及び外殻2を有するシリンダー3を、その下方の
熱源6から火熱を与えながら所定速度て回転させると、
内殻lと外殻2の間の間隙5内に、シリンダー3の回転
方向と同方向に熱気帯流Aか生じる。そうすると、被燃
焼物質から放出される煙は内殻lの網目4から熱気帯流
中に誘導されて再燃焼され、極めて効率的に消煙される
第2図は本発明の無煙燃焼装置を焼却炉に付設してなる
無煙燃焼プラントシステムを概略的に示す説明図で、(
A)は全体構成図、(B)は本発明の無煙燃焼装置に係
る熱気帯流シリンダーユニットの詳細説明図である。
既設又は新設のゴミ等産業廃棄物の焼却炉7から発生す
る煙は、送煙装置8により煙道タクト9を通って熱気帯
流シリンターユニット10に送られる。該熱気帯流シリ
ンダーユニットlOでは動カニニット11によりシリン
ター3か回転し、煙道ダクト9から送られてくる煙が再
燃焼され、消煙される。
第3図は本発明の無煙燃焼装置をコーヒー豆焙煎機に適
用した一例を示す構成図て、(A)はシリンダーとその
駆動概要図、(B)は火熱源および無煙燃焼装置の外観
の側面図で、(C)はその正面図である。
シリンター3は、被燃焼物質排出口12付近に設けられ
た支点13と被燃焼物質投入口14付近に設けられた支
点15の2点て支持されている。
シリンダー3は、被燃焼物質投入口14に設置したギヤ
16が直接モーター17側のギヤ18の回転を受は回転
運動する。なお、市販コンロ上でモ利用てきるようにフ
レーム19にレベル調整装置20を設けた。
運転操作を説明すると、フレーム19上部に取り付けた
ハンドル21て投入口14を垂直(06)に直立させ、
被燃焼物質を投入する。この際、排出口12は直下に開
口した状態となるため、投入物質の落下を防止する目的
で排出口12にキヤ・ンブを設ける。投入後、投入口1
4を元の位置に戻し、モーター17のスイッチを入れシ
リンター3を回転させ、燃焼作業を行う。又、シリンダ
ー3を取り囲んてなるカバー22は加熱初期に熱量を外
部に逃かさないようするためのもので、被燃焼物質の発
煙か始まればカバー22は取り除く。
燃焼作業の終了後は、受皿等を置き再びノ1ントル21
を持ち上げ排出口12を直下に向は燃焼物質を受皿内に
落下させる。そのS排出口12にキャップをし、次の投
入作業に備える。
以下、第3図の装置を使用して行った実施結果を具体的
に示す。
(実施例) 実施条件は次の通りであった。
モーター回転数: 1200/1450rpI11.5
01−1rs/[10Hrs。
キヤ比:モーター側  シリンダー側 シリンダー形状:直径155mm、長さ230+amの
円筒形材質     ニジリンター/フレーム共にステ
ンLzXスチール(SIJS 304)熱源     
:都市ガス 13A 2850 kcal/h熱源から
外殻シリンダ ーまでの距離       :40mm被燃焼物質/量
:コーヒー豆7200 g実施結果 業務用コーヒー豆焙煎機として本装置を使用するために
は、少なくとも煎り上り時間は5〜6分7200g(投
入時)である必要がある。そこで、その焙煎時間の短縮
、無煙燃焼のためには、内殻と外殻間の間隙、内殻の網
目(穴)径および外殻の網目(穴)径の選定か重要であ
ることか分つた。
即ち、内殻と外殻間の間隙については3〜15mmの範
囲に関して行ったところ、この間隙が大きいと熱気帯流
が発生せず煎り上り時間かかかるため3〜8mm、特に
4.5〜5 m mが好ましいことか判明した。また、
内殻の網目(穴)径は1〜7mm、特に2〜4mmが好
ましく、外殻の網目(穴)径は2〜9mm、特に4〜6
mmか好ましいことか確認された。尚、上記内殻及び外
殻の網目(穴)はピッチ5〜10mm、特に好ましくは
ピッチ6〜8mmてあった。このような範囲て焙煎実験
を行った場合には、中煎(ミディアムロースト)までに
要する時間の経過として、第1回の弾は時間は約4分、
第2回の弾は時間は約5分で焙煎終了までか約6分て、
コーヒー豆の膨らみ具合も非常に良く無煙燃焼すること
ができた。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明の無煙燃焼方法およびその
装置によれば、内殻と外殻間の間隙に熱気帯流を発生さ
せ、そこに煙を誘導することにより す、極めて高い消煙効果を達成することかできる。さら
に本発明装置は構造も簡単てあり、経済的にも極めて優
れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図を示すものである。第2図は本
発明の無煙燃焼装置を焼却炉に付設してなる無煙燃焼プ
ラントシステムを概略的に示す説明図で、(A)は全体
構成図、(B)は本発明の無煙燃焼装置に係る熱気帯流
シリンダーユニットの詳細説明図である。第3図は本発
明の無煙燃焼装置をコーヒー豆焙煎機に適用した一例を
示す構成図で、(A)はシリンダーとその駆動概要図、
(B)は火熱源および無煙燃焼装置の外観の側面図て、
(C)はその正面図である。 1・・・内殻、2・・・外殻、3・・・シリンダー、4
・・・内殻lの網目、5・・・間隙、6・・・熱源、7
・・・焼却炉、8・・・送煙装置、10・・・熱気帯流
シリンダーユニット、12・・・排出口、14・・・投
入口、19・・・フレーム、22・・・カバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)煙又は火熱により発煙する被燃焼物質を、該物質
    を包囲して熱気を所定の速度で帯流せしめ、該熱気帯流
    中に前記煙又は被燃焼物質から放出される発煙を導くこ
    とにより、系外に対し無煙状態で被燃焼物質を炭化破壊
    させることを特徴とする無煙燃焼方法。
  2. (2)被燃焼物質が被焙煎物質である特許請求の範囲第
    1項記載の無煙燃焼方法。
  3. (3)内部に被燃焼物質を収容する網目構造の内殻と、
    該内殻を包囲した少なくとも一つの網目構造の外殻とを
    有するシリンダーからなる装置であって、該シリンダー
    の周囲あるいは下方から火熱を与えつつ所定速度にて該
    シリンダーを回転させることを特徴とする無煙燃焼装置
JP61091392A 1986-04-22 1986-04-22 無煙焙煎装置 Expired - Fee Related JPH0628569B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289016A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Eiji Murakami 焙煎装置
JP2009055854A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Fukazawa Seisakusho:Kk 焙煎装置
JP2009112230A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Kyudensha:Kk 焙煎装置及びその制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061452U (ja) * 1992-06-09 1994-01-11 株式会社田矢桂ボイラー 防水、防塵用のステンレス製化粧点検口

Patent Citations (1)

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