JPS62247859A - 基材上への植毛方法 - Google Patents
基材上への植毛方法Info
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- JPS62247859A JPS62247859A JP9000286A JP9000286A JPS62247859A JP S62247859 A JPS62247859 A JP S62247859A JP 9000286 A JP9000286 A JP 9000286A JP 9000286 A JP9000286 A JP 9000286A JP S62247859 A JPS62247859 A JP S62247859A
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- pile
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- piles
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は合成樹脂基体上にパイルを静電植毛する方法に
関する。
関する。
(従来技術)
従来、自動車の内装材として、ポリプロピレン、ABS
樹脂等の合成樹脂基体上に接着剤を塗布したのち、パイ
ルを静電植毛したものが用いられている。この場合、淡
彩あるいは鮮かな色彩のパイルが、このパイルとは異な
る色彩の基体上に植毛されていると、基体の色が透けて
色むらとして見える欠点があった。そこでこの色むらを
防止するため、従来は基体とパイルの色を等しくしたり
、パイルの植毛密度を高めたり、パイル長を長くしたり
して対応していた。また、一般に接着剤は光線透過率が
きわめて高いことから、植毛品の表面に太陽光線が照射
される頻度の多い場合には、植毛されたパイルの隙間か
ら接着剤層を透過して基体上に達する太陽光線によって
基体の表面が変色して外観が見苦しくなったり、基体の
材質が劣化して植毛が抜は易くなる問題があった。
樹脂等の合成樹脂基体上に接着剤を塗布したのち、パイ
ルを静電植毛したものが用いられている。この場合、淡
彩あるいは鮮かな色彩のパイルが、このパイルとは異な
る色彩の基体上に植毛されていると、基体の色が透けて
色むらとして見える欠点があった。そこでこの色むらを
防止するため、従来は基体とパイルの色を等しくしたり
、パイルの植毛密度を高めたり、パイル長を長くしたり
して対応していた。また、一般に接着剤は光線透過率が
きわめて高いことから、植毛品の表面に太陽光線が照射
される頻度の多い場合には、植毛されたパイルの隙間か
ら接着剤層を透過して基体上に達する太陽光線によって
基体の表面が変色して外観が見苦しくなったり、基体の
材質が劣化して植毛が抜は易くなる問題があった。
そこで、特開昭59−1.39966号公報に開示され
ているように、植毛するパイルと同色の顔料を混入した
接着剤を合成樹脂基体上に塗布した後、パイルを静電植
毛する方法が提案されており、これにより色むらが目立
つのを防止するとともに、基体への光線照射による表面
の変色と材質劣化を抑制している。しかしながら、この
ような方法は、植毛するパイルの色に合せて顔料を調色
しなければならないから、色合せが面倒な欠点があった
。
ているように、植毛するパイルと同色の顔料を混入した
接着剤を合成樹脂基体上に塗布した後、パイルを静電植
毛する方法が提案されており、これにより色むらが目立
つのを防止するとともに、基体への光線照射による表面
の変色と材質劣化を抑制している。しかしながら、この
ような方法は、植毛するパイルの色に合せて顔料を調色
しなければならないから、色合せが面倒な欠点があった
。
(発明の目的)
本発明は、基体上に塗布される接着剤に顔料を混入して
色むらを防止するとともに、接着剤へ混入される顔料の
調色が容易に行えるようにした植毛方法を提供すること
を目的とする。
色むらを防止するとともに、接着剤へ混入される顔料の
調色が容易に行えるようにした植毛方法を提供すること
を目的とする。
(考案の構成)
本発明においては、接着剤中に白色と黒色の顔料を、植
毛するパイルの反射率とほぼ等しくなるように混入して
調色し、この接着剤を合成樹脂基体上に塗布した後、パ
イルを静電植毛することを特徴上する。
毛するパイルの反射率とほぼ等しくなるように混入して
調色し、この接着剤を合成樹脂基体上に塗布した後、パ
イルを静電植毛することを特徴上する。
(考案の効果)
本発明によれば、パイルの密度をさして高くしなくても
色むらが目立つのを防止することができ、また、接着剤
に混入される白色と黒色の顔料の混合比を変えるだけで
あらゆる色のパイルに適応できる効果があり、しかも白
色と黒色の顔料だけで任意の反射率を有する接着剤が得
られるから、調色がきわめて容易な利点がある。
色むらが目立つのを防止することができ、また、接着剤
に混入される白色と黒色の顔料の混合比を変えるだけで
あらゆる色のパイルに適応できる効果があり、しかも白
色と黒色の顔料だけで任意の反射率を有する接着剤が得
られるから、調色がきわめて容易な利点がある。
(実 施 例)
以下図面を参照して本発明の一実施例について詳細に説
明する。
明する。
第1図に示すように、本発明の効果を判定するサンプル
として、黒色ABS樹脂(鐘化製MUH1N1.5)よ
りなる縦100n+、幅150寵、厚さ2龍の基体1を
準備する。次に黒色接着剤(昭和ネオブレン製フィソタ
ーN31 ONに塗料用カーボンブランクを3重量%混
入したもの、Nl)と白色接着剤(上記フィソターN3
1 ONに酸化チタンを5重量%混入したもの、N7.
5)を1:3の割合で混入して、反射率40%の灰色接
着剤を調製し、これを基体1の表面に200〜250g
/cIa程度塗布して接着剤N2を形成する。この接着
剤層2の上に長さ1顛のパイル3 (東し製ナイロン6
、ストレートパイル) をnN4M 毛する。パイル3
の色は、ブルー、パープルおよびグリーンとする。これ
らの色の波長(nm)に対する分光反射率(%)は第2
図に示すように30%〜50%の範囲内にあり、接着剤
層2の反射率40%にほぼ等しい。
として、黒色ABS樹脂(鐘化製MUH1N1.5)よ
りなる縦100n+、幅150寵、厚さ2龍の基体1を
準備する。次に黒色接着剤(昭和ネオブレン製フィソタ
ーN31 ONに塗料用カーボンブランクを3重量%混
入したもの、Nl)と白色接着剤(上記フィソターN3
1 ONに酸化チタンを5重量%混入したもの、N7.
5)を1:3の割合で混入して、反射率40%の灰色接
着剤を調製し、これを基体1の表面に200〜250g
/cIa程度塗布して接着剤N2を形成する。この接着
剤層2の上に長さ1顛のパイル3 (東し製ナイロン6
、ストレートパイル) をnN4M 毛する。パイル3
の色は、ブルー、パープルおよびグリーンとする。これ
らの色の波長(nm)に対する分光反射率(%)は第2
図に示すように30%〜50%の範囲内にあり、接着剤
層2の反射率40%にほぼ等しい。
下記の第1表は、本発明の実施例によって得られた植毛
品におけるパイル3の色をそれぞれブルー、パープルお
よびグリーンとした場合のパイル3の植毛量(g/rr
r)と不良判定した人数(人)との関係を示し、第2表
は、無色の接着剤を使用した従来の方法による場合を示
す。不良判定方法は、JIS Z8701 (2度視
野xyz表色系による光の表示方法)による標準光源C
で1000ルツクスの照度を与え、透け、透けむらがあ
るものを不良とした。
品におけるパイル3の色をそれぞれブルー、パープルお
よびグリーンとした場合のパイル3の植毛量(g/rr
r)と不良判定した人数(人)との関係を示し、第2表
は、無色の接着剤を使用した従来の方法による場合を示
す。不良判定方法は、JIS Z8701 (2度視
野xyz表色系による光の表示方法)による標準光源C
で1000ルツクスの照度を与え、透け、透けむらがあ
るものを不良とした。
第1表
第2表
本実施例によればパイル3の色相に関係なくパイル植毛
量を従来の半分以下にしても同様の判定結果が得られる
ことが上記第1表および第2表からも明らかである。換
言すれば、反射率40%の灰色接着剤を塗布すると、色
相に関係なく30〜50%の反射率の色、すなわちパー
プル、ブルー、グリーンのいずれの色に対しても色むら
防止に効果があることがわかる。
量を従来の半分以下にしても同様の判定結果が得られる
ことが上記第1表および第2表からも明らかである。換
言すれば、反射率40%の灰色接着剤を塗布すると、色
相に関係なく30〜50%の反射率の色、すなわちパー
プル、ブルー、グリーンのいずれの色に対しても色むら
防止に効果があることがわかる。
同様にして、イエローは波長約57onmにおいて約8
0%の反射率を有するから、イエローのパイルを植毛す
るときは、黒色接着剤と白色接着剤との配合比を変えて
反射率を80%とした接着剤を用いればよい。このよう
に、本発明によれば、接着剤中に白色と黒色の顔料を、
植毛するパイルの反射率とほぼ等しくなるように混入す
るだけで、他の色の顔料を必要としないから、色むら防
止のための調色がきわめて容易となる効果がある。特に
、実施例のように、反射率約40%の接着剤がブルー、
パープル、およびグリーンのいずれの色にも対応できる
ということは、本発明の優れた特徴を示すものである。
0%の反射率を有するから、イエローのパイルを植毛す
るときは、黒色接着剤と白色接着剤との配合比を変えて
反射率を80%とした接着剤を用いればよい。このよう
に、本発明によれば、接着剤中に白色と黒色の顔料を、
植毛するパイルの反射率とほぼ等しくなるように混入す
るだけで、他の色の顔料を必要としないから、色むら防
止のための調色がきわめて容易となる効果がある。特に
、実施例のように、反射率約40%の接着剤がブルー、
パープル、およびグリーンのいずれの色にも対応できる
ということは、本発明の優れた特徴を示すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって得られる植毛品の断面図
、第2図はブルー、パープル、およびグリーンの各色の
波長と分光反射率との関係を示すグラフである。 1−基体 2−接着剤層 3−・−パイル
、第2図はブルー、パープル、およびグリーンの各色の
波長と分光反射率との関係を示すグラフである。 1−基体 2−接着剤層 3−・−パイル
Claims (1)
- 合成樹脂基体上に静電植毛する方法において、白色と黒
色の顔料を、植毛するパイルの反射率とほぼ等しくなる
ように混入して調色した接着剤を準備し、この接着剤を
前記合成樹脂基体上に塗布した後、前記パイルを静電植
毛することを特徴とする基材上への植毛方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9000286A JPH0611418B2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 | 基材上への植毛方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9000286A JPH0611418B2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 | 基材上への植毛方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62247859A true JPS62247859A (ja) | 1987-10-28 |
JPH0611418B2 JPH0611418B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=13986395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9000286A Expired - Lifetime JPH0611418B2 (ja) | 1986-04-21 | 1986-04-21 | 基材上への植毛方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611418B2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-21 JP JP9000286A patent/JPH0611418B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0611418B2 (ja) | 1994-02-16 |
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