JPS62246540A - アルコキシカルボン酸の製造方法 - Google Patents

アルコキシカルボン酸の製造方法

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JPS62246540A
JPS62246540A JP8502586A JP8502586A JPS62246540A JP S62246540 A JPS62246540 A JP S62246540A JP 8502586 A JP8502586 A JP 8502586A JP 8502586 A JP8502586 A JP 8502586A JP S62246540 A JPS62246540 A JP S62246540A
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JP
Japan
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acid
alcohol
alkoxycarboxylic
formula
halocarboxylate
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Pending
Application number
JP8502586A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Murai
良行 村井
Takeshi Ishiguro
武 石黒
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般弐四 R1−0−CH−CO,H・・・・・・・・・ O19
・K・ で示されるアルコキシカルボン酸の製造方法に関するも
のである。
この種の化合物は、界面活性剤や有機ビルダーとして利
用できることや抗菌活性を有することが知られている。
さらに医農薬等の中間原料としても利用できる化合物で
ある。
(従来技術および問題点) アルコキシカルボン酸の合成法として代表的なものは、
アルカリ金属 アルコキシドとハロゲン化合物を反応さ
せるウィリアムリンのエーテル合成法である。アルコキ
シドに代わり、水酸化ナトリウム等の塩基とアルコール
を用いる方法も利用される。いずれの方法においても、
反応ではアルコキシカルボン酸塩が得られるため、噴性
化によりアルコキシカルボン酸とした後、溶剤を利用し
てアルコキシカルボン酸を抽出する方法が通常の単離法
として知られている。
抽出溶剤としては、エーテル等が使用されているが(油
化学32.118  (1983))、工業的プロセス
では溶剤回収等の操作が必要となり操作が煩雑となるこ
とや抽出溶剤を使用するため、大容量の装置を要するこ
と等の不都合があった。
本発明はこのような抽出工程を必要としない生成アルコ
キシカルボン酸の簡単な単り方法を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明は一般式(I)で示されるアルコールと、 R’OH・・・・・・・・・  CI)一般式■で示さ
れるハロカルボン酸匁とを、X−CHCo、M  ・・
・・・・・・・  (2)水酸化アルカリの存在下で反
応させて、一般式(ト)で示されるアルコキシカルボン
酸を製造する際に、R1−0−CH−CO,H・・・・
・・・・・  囲反応後のn製工程において、抽出溶剤
を添加することなく、アルコキシカルボン酸傾を分数操
作により水層から単離することを特徴とするアルコキシ
カルボン#!(lの製造方法である。
一般式(I)で示されるアルコールとしては、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、インプロパツール
、n−ブタノール、 II@e−ブタノール、インブタ
ノール、t−ブタノール、n−ペンタノール、インペン
タノール、n−ヘキサノール等のアルキルアルコール、
アリルアルコール、2−ブチノール等のアルケニルアル
コール、プロパルギルアルコール等のアルキニルアルコ
ール、エチレンクリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル等のアルコキシアルキルアルコー
ルを用いることができるが、分液性の点で、炭素原子数
2以上のアルコールが好しい。
一般式(2)で示されるハロカルボン酸1、としては、
フルオロ酢酸、クロロ酢酸、ブロモ酢酸、ヨード酢酸、
2−クロロブaピオン酸、2−ブロモプロピオン酸、2
−クロロ酪酸、2−ブロモ酪酸、2−クロロペンタン酸
、2−クロロヘキサン酸等のカルボン酸つ t:=ンー
ニーーーー:ニー リチウム塩、ナトリウム塩、カリウ
ム塩等を用いることができる。
水酸化アルカリとしては、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等を用いることができる。
アルコールとハロカルボン酸塩とから合成されるアルコ
キシカルボン酸としては、 メトキシ酢酸、エトキシ酢酸、n−プロポキシ酢酸、イ
ンプロポキシ酢酸、n−ブトキシ酢酸。
5ee−ブトキシ酢酸、n−ペントキシQ[、n−ヘキ
ソキシ酢酸、アリルオキシ酢酸、プロパルギルオキシ酢
酸、2−メトキシエトキシ酢酸、2−メトキシプロピオ
ン酸、2−エトキシプロピオン酸。
2−プロポキシプロピオン酸、2−メトキシ酪酸。
2−エトキシ酪酸、2−メトキシペンタン酸、2−エト
キシペンタン酸、2−メトキシヘキサン酸。
2−エトキシヘキサン酸等があり、使用する酸性化処理
剤の種類、あるいは分液操作条件を適宜選択することに
より、アルコールとハロカルボン酸11とは任意の組合
せが可能である。
アルコール(I)は、ハロカルボン酸&(11)に対し
て0.8〜100モル倍、望ましくは1〜20モル倍を
1更用する。
水酸化アルカリは、ハロカルボンmt、oに対シて0.
8〜10モル倍望ましくは1〜3モル倍を使用する。
反応溶媒としては、反応に不活性な任意の溶媒を用いる
ことができ、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル系i媒、ジクロロメタ
ン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化素糸溶媒等が用
いられる。また、アルコール(わが反2条件下で液体で
あれば、アルコール(I)を反応溶媒を兼ねて、用いる
こともできる。
反応は、20〜150℃、望ましくは30〜110℃で
行われる。
生成したアルコキシカルボン酸は通常そのアルカリ金属
塩として存在するため、分液に先立って酸性化処理が施
される。
酸性化処理に使用する酸としては、塩酸、91i酸、リ
ン酸等の鉱酸が用いられる。この酸性化処理によりアル
コキンカルボン酸のアルカリ金属塩をアルコキンカルボ
ン酸にすることにより、アルコキシカルボン酸を多く含
む有機I―と水を多く含む水層とに分離し、通常のバッ
チあ°るいは連続的な分液操作により有機層を単離する
。この際に、アルコキシカルボンばか固体の場合には、
液体になる昔で昇温したり、水層に未溶解の塩が含まれ
ていてもさしつかえない。
分液で得た有機層は通常、蒸留等の精製工程によりさら
に精製される。
(発明の作用) アルコキシカルボン酸を、抽出溶剤を用いることなく分
液操作により水層から単離することが可能となったのは
、水層が酸性であることや、反2や酸性化処理で生成す
る塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム等の塩による塩析効
果があることがら、アルコキシカルボン酸の水溶性が低
下しているためと考えられる。
(発明の効果) 本発明は以上の如くであって、抽出溶剤を添加すること
なくアルコキシカルボ/酸を分液操作により水層から単
離することが可能となりた。
抽出溶剤を用いないことから、溶剤の回収工程が不要に
なり、工程を簡略化することができるようになった。ま
た、抽出溶剤の分の客種が不要になることから、単位容
積光たりの処理能力が向上するようになった。
以下、実施例により本発明をよジ詳細に説明する。
実施例1゜ 撹拌棒、温度計、還流冷却器を備えたIJフラスコにフ
レーク状の水酸化ナトリウム(純度97%)99.1g
<2.4モル)および、n−グロパノール600.0g
を導入後、攪拌し、スラリー状とした。反2温[50℃
でモノクロル酢酸ナトリウム(純度98,8%) 23
5.89 (2,0モル)を4回に分割して仕込んだ。
仕込終了後、同温度で3時間熟成すること釦より、プロ
ポキシ酢酸ナトリウム246.99<収率88.1%)
を含む反応液となった。熟成後、留出温度91〜96℃
で含水n−グロパノール393.8.9を留出し、さら
に水418.5g添加後、留出温度90−103℃で含
水n−プロパツール282.0gを留去した。脱n−プ
ロパノール留出後、水377.1gを添加し、さらに濃
硫酸(濃度95.3%)136.3gを滴下して酸性化
した。酸性化後、分液ロートに移して分液することによ
り、プロポキシ酢酸179.3.9を含む上層261.
4/を得た(分液収率86.2チ)。
ここで得た上層255.7gを減圧蒸留することにより
初留82.09に続き、減圧度45〜50Torr。
留出温度136〜139℃の主留151.9 、!?’
(蒸留収率:86.6%)を得た。
実施例2゜ 撹拌棒、温度計、還流冷却器を備えたllフラスコにフ
レーク状の水酸化ナトリウム(純度97%)99.tg
(2,4モル)およびn−グロパノール600.1 g
を導入後、攪拌しスラリー状とした。
反応温度50℃でモノクロル酢酸ナトリウム(純度98
.8チ)235.8g(2,0モル)を4回に分割して
仕込んだ。仕込終了後、同温度で3時間熟成することに
より、プロポキシ酢酸ナトリウム244.’19(収率
87.4%)を含む反応液となった。熟成後、留出温度
91〜96℃で含水n−プロパツール400.3.9を
留去し、さらに水418゜0g添加後、留出温度90〜
103℃で含水n −プロパツール191.7gを留去
した。脱n−グロバノール終了後、水146gを添加し
、さらに濃塩酸(濃度36%)267.1gを滴下して
酸性化した。酸性化後、分液ロートに移して分液するこ
とにより、プロポキシ酢11j149.2gを含む上層
257.6gを得た(分液収率ニア2.3%)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I )で示されるアルコールと R^1OH・・・・・・・・・( I ) (式中R^1は炭素数1から6のアルキル基、アルケニ
    ル基、アルキニル基またはアルコキシアルキル基である
    。) 一般式(II)で示されるハロカルボン酸塩とを▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・・・・・・(II) (式中R^2は炭素数1から4のアルキル基または水素
    原子、Mは、アルカリ金属、X はハロゲン原子である。) 水酸化アルカリの存在下で反応させて、一般式(III)
    で示されるアルコキシカルボン酸を製造する際に、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (III) 反応後の精製工程において、抽出溶剤を添加することな
    く、アルコキシカルボン酸(III)を分液操作により水
    層から単離することを特徴とするアルコキシカルボン酸
    (III)の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4812252A (en) * 1987-03-20 1989-03-14 Lever Brothers Company Detergent composition
CN109400463A (zh) * 2017-08-16 2019-03-01 北京颖泰嘉和生物科技股份有限公司 2-正丙氧基乙酰氯的制备方法

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JPS50137924A (ja) * 1974-04-17 1975-11-01

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