JPS62246325A - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コーヒー豆粉砕機能を有するコーヒー沸し器
に関するものである。

従来の技術 従来、コーヒー豆粉砕機能とドリップ機能が一体となり
、かつコーヒー豆の粉砕（以後「ミル」という）後、自
動的にドリップ機能に切換えられる全自動式のコーヒー
沸し器としては、第４図に示すような構成のものが知ら
れている。すなわち、第４図に示す構成のコーヒー沸し
器は、コーヒー豆粉砕室と、コーヒー液を抽出し、かつ
抽出液と残滓を分離する濾過室が一体となった容器１を
有し、この容器１は内部にモータ２により回転駆動され
るカッター３を備え、かつ底部に抽出液と残滓を分離す
るフィルター４を備えており、前記カッター３でコーヒ
ー豆を粉砕した後、タンク６に収納した水を逆止弁６を
介してヒータ７と一体に成形した水管８へ導入し、そし
て加熱することにより発生する蒸気圧によって湯を押し
上げて前記容器１の上方に位置する吐出管８′に導き、
この吐出管８′より容器１内に湯を注ぐ（以後「ド肝・
・ブ」という）ことによりコーヒーを得るものである。

ここで、ミル動作部に着目して第６図にミル動作部に関
するブロック図を示す。この第５図において、ミルスイ
ッチ１０’ｉＯＮすると、この信号がモータ制御手段２
０に伝達さｎ、モータ２は回転動作を行なう。セしてモ
ータ２は一定時間が経過すれば、その動作を停止する。

発明が解決しようとする問題点 ところで、モータ２はその動作の度にコイルの温度が上
昇し、絶縁種別により保証される温度（以後「絶対最大
温度」という）を超えて使用されると、出力が低下し、
こｎによシコーヒー豆が十分に粉砕できない場合が発生
したり、焼損に結びついたりするため、必ず絶対最大温
度以下で使用しなければならない。

しかしながら、一旦ミルの動作を終了し、ドリップ中に
その動作を止め、コーヒーをより多く飲みたいために再
度容器１にコーヒー豆を投入して、再度ミル動作を行な
うことがある。

このような使用が行なわ扛ると、モータ２のコイル温度
が下がりきらないうちに再度コイル温度が上昇するため
、短時間で絶対最大温度を容易に超えてしまい、前述し
たような問題が発生する。

第６図にモータの動作状態によるコイル温度の変化状態
を示している。この第６図から明らかなように、ミル動
作の繰り返し開始時はモータ２の０７７時間が短い程、
繰り返し時のコイル温度が高い温度から再上昇すること
がわかる。

すなわち、ミル動作の繰り返し使用により、モータコイ
ル温度は過温度状態になり、その結果、製品性能が著し
く劣化したシ、モータ２の焼損により再使用ができなく
なるなどの問題があった３゜本発明はこのような問題点
を解決したコーヒー沸し器を提供すること金目的とする
ものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために不発明のコーヒー沸し器は
、モータによシ回転駆動されるカッター全装備した原料
粉砕室と、原料の粉砕を開始させるミルスイッチと、前
記モータの制御を行なうモータ制御手段と、前記モータ
が一旦動作を停止してからの時間を測定する停止後時間
測定手段と、前記モータが停止してから再度動作可能に
なるための時間？予め設定した禁止時間設定手段と、前
記停止後時間測定手段の出力と禁止時間設定手段の出力
とを比較し、かつ前記モータ制御手段にモータの駆動が
可能かどうかを伝達する比較手段とにより構成したもの
である。

作用 上記構成によ扛ば、一旦ミル動作を終了して加熱あるい
はドリップをしている途中でその動作を停止し、再度ミ
ルの動作を行なうためにミルスイッチを操作したとして
も、ミル動作が終了してからの時間が禁止時間内であれ
ば、比較手段からは無効信号しかモータ制御手段に伝達
さｎないため、モータは駆動さｎない。すなわち、ミル
終了から一定時間内に再度ミルスイッチが操作さｎても
ミル動作には移らないものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図〜第３図において、第４図及び第６図で示し
た従来例と同様の動作を行なうものには同じ番号を付け
て、ここではその説明は省略する。

第１図及び第２図において、２０はモータ制御手段であ
り、双方向性サイリスタを用いている。

６ｏはモータ２が停止してからの時間を測定する停止後
時間測定手段、７０はモータ２が停止してから再度動作
可能になるための時間を予め設定した禁止時間設定手段
、８０は停止後時間測定手段６ｏの出力と禁止時間設定
手段７０の出力を入力して、停止後時間測定手段６ｏに
より測定されるモータ停止後時間が、禁止時間設定手段
７０に予め設定さｎた禁止時間よりも短かければモータ
駆動禁止信号を出力し、そうでなけｎばモータ駆動禁止
解除信号を出力する比較手段で、この比較手段８０の出
力は前記モータ制御手段２ｏに入力さ扛、比較手段８ｏ
からの出力信号がモータ駆動禁正信号の間はミルスイッ
チ１ｏから信号が伝達されてもモータ２は駆動されない
ように構成されている。また、１００はマイクロプロセ
ッサで、本実施例では以上の動作をプログラムにより行
なっている。なお、４ｏはマイクロプロセッサ１００を
動作させる発振子、１Ｓはトリ・Ｉプスイ・ンチで、こ
のドリップスイッチ１６がＯＮさｎると、モータ２はＯ
ＦＦし、ヒータ７がＯＮする。

以上の動作を第３図のフローチャートに基づいて更に説
明を加えると次のようになる。

ｒｓＴＥＰｌＪ ミル動作中であり、モータ２のＯＮから一定時間が経過
するか、またはコーヒー豆の粉砕が終了したことを検知
する（以下「ミル動作が終了する」という）まではミル
動作を継続している。

ｒｓＴＥＰａＪ 「５ＴＥＰ１」において、一定時間が経過してミル動作
が終了した場合にはモータ２を停止し、ドリノ７“全行
なうため、ヒータ７をＯＮする。

ｒｓＴＥＰａＪ モータ２の停止からの時間を測定するため、マイクロプ
ロセッサ１００の内部の適当な番地に設けた停止後時間
測定手段６０の動作を開始し、この出力と同じく適切な
番地に設定された禁止時間設定手段７ｏの値とを比較手
段８０で比較し、停止後の時間が禁止時間より短かけれ
ばドリップ処理を行なうと同時に、停止後時間測定手段
６０を構成するカウンタの値を増加もしくは減少させて
いく。そして、停止後時間が予め設定さ扛だ禁止時間以
上になれば、ｌ’−５ＴＥＰ４Ｊに移る。なお、この［
ＳＴ！ＥＰ３Ｊ内ではミルスイ・ソチ１ｏの入力は行な
わｎない。

「５ＴＥＰ４Ｊ 停止後時間が禁止時間以上になれば、ミルスイッチ１０
の入力を行ない、この入力信号があればヒータ７を０Ｆ
ＦＬ、停止後時間測定手段６０を構成するカウンタを初
期設定し、再びミル動作に移る。

なお、第３図では、ミルスイ・ンチ１ｏの入力企１回し
か行なわないような表現になっているが、この動作は割
込みを用いて必要に応じて行なってもよく、また定期的
に行なってもよい。さらには行なわなくてもよいもので
ある。

上記いずれの場合でも、ミル動作終了後の一定時間はミ
ル動作を禁止するという［５ＴＫＰ３Ｊを設けることに
より、ミルを行なうためのモ、−タ２の連続使用を禁止
している。

なお、禁止時間はモータコイルの温度が発熱した状態か
ら十分に冷めるまでの時間を採用すればよい。

また、本発明は全自動タイプのコーヒー沸し器について
説明しだが、コーヒー豆の粉砕を行なうコーヒーミル単
体についても全く同様に実現することができるものであ
る。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ミル動作が一旦終了した
後に、再度ミル動作が可能になるまで禁止時間を設けて
いるため、ミルを行なうモータの連続使用を禁止するこ
とができる。

したが、〕て、一旦ミルの動作が終了し、ドリップをし
ている途中でその動作を停止し、再度ミルの動作を行な
うためにミルスイッチを操作したとしても、ミル動作が
終了してからの時間が禁止時間内であれば、モータは駆
動さ扛ないため、モータコイルは常に冷めた状態から使
用されることになシ、その結果、絶対最大温度に到達す
るまでの時間が長くなるため、ミル動作終了検知を一定
時間により行なっている場合は余裕が犬きくなシ、した
がって出力低下を招いたり過温度上昇による焼損も防止
できるなど、製品性能１品質面において極めて優れた効
果が得らｎるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すコーヒー沸し器のブロ
ック図、第２図は同コーヒー沸し器の回路図、第３図は
同コーヒー沸し器の動作を説明するための７０−チャー
ト、第４図は従来のコーヒー沸し器を示す断面図、第５
図は同コーヒー沸し器のミル動作部に関するブロック図
、第６図はモータの動作状態におけるコイル温度の変化
を示す特性図である。 ２・・・・・・モータ、３・・・・・・カッター、２０
・・・・・・モータ制御手段、１０・・・・ミルスイ・
ソチ、６０・・・・・・停止後時間測定手段、７０・・
・・・禁止時間設定手段、８０・・・・・比較手段、１
００・・・・・・マイクロプロセ・ンサ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 嬉４図 ど　　／

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータにより回転駆動されるカッターを装備した
   原料粉砕室と、原料の粉砕を開始させるミルスイッチと
   、前記モータの制御を行なうモータ制御手段と、前記モ
   ータが一旦動作を停止してからの時間を測定する停止後
   時間測定手段と、前記モータが停止してから再度動作可
   能になるための時間を予め設定した禁止時間設定手段と
   、前記停止後時間測定手段の出力と禁止時間設定手段の
   出力とを比較し、かつ停止後時間が禁止時間以内であれ
   ば、前記モータ制御手段にモータ駆動の禁止信号を出力
   する比較手段とにより構成し、かつ原料粉砕動作終了後
   の一定時間内は再度の原料粉砕動作を禁止することを特
   徴とするコーヒー沸し器。
2. （２）禁止時間は、モータコイルが一旦発熱した状態か
   ら十分に冷めるまでの時間に設定した特許請求の範囲第
   １項記載のコーヒー沸し器。