JP2867839B2 - コーヒーメーカ - Google Patents

コーヒーメーカ

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JP2867839B2
JP2867839B2 JP11446193A JP11446193A JP2867839B2 JP 2867839 B2 JP2867839 B2 JP 2867839B2 JP 11446193 A JP11446193 A JP 11446193A JP 11446193 A JP11446193 A JP 11446193A JP 2867839 B2 JP2867839 B2 JP 2867839B2
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由美子 原
秀二 安倍
信二 近藤
匡史 貞平
効司 野田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は豆の粉砕の終了を検知し
て自動的にミル動作を終了するコーヒーメーカに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコーヒーメーカは、使用者が入力
する豆量に応じてタイマーを設定することによって、一
律にミル時間を決定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式では、
使用者が豆量を入力しなければならないという点と、入
力された豆量から一律にミル時間を決めているため、粉
砕終了後もモーターがすぐには停止しないという課題を
有している。
【0004】本発明はモータ負荷電流の特定の周波数成
分の大きさからミル終了を検知する電気的な計測により
ミル終了を検知する機能を備えたコーヒーメーカを提供
することを第二の目的とするものである。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、豆容器と、豆容器内に設けたコーヒー豆を
粉砕するカッタと、メッシュフィルターと、カッタを駆
動するモータと、このモータを制御するモータ制御手段
と、モータの負荷電流の特定の周波数成分のみを出力す
るバンドパスフィルタと、時間を計測する計時手段と、
バンドパスフィルタの出力の大きさからミル終了を検知
する第二のミル終了検知手段とを備えたコーヒーメーカ
とするものである。
【0007】
【0008】
【作用】本発明は、ミル終了検知手段がモータ負荷電流
の特定の周波数の成分の大きさからミル終了タイミング
を検知するように作用するものである。
【0009】
【0010】
【実施例】本発明の第一の手段の実施例の構成を、図1
を基に説明する。1はコーヒー豆を入れる豆容器、2は
モータで、豆容器1内に設けたカッタ3を駆動して、コ
ーヒー豆を粉砕している。4はモータ2を制御するモー
タ制御手段、7はモータ2の回転数を計測する回転数計
測手段で、本実施例ではロータリーエンコーダで構成し
ている。8は、前記回転数計測手段7の計測値の大きさ
からミル終了を検知する第一のミル終了検知手段であ
る。また16は時間を計測する計時手段である。5はメ
ッシュフィルタ、6はペーパーバスケット、11は受け
容器、9は水タンク、12はポンプ、13は水が通るパ
イプ、10は水を制御する切り換えバルブ、14はヒー
タ、15はサーミスタである。なお本実施例では、モー
タ制御手段4・回転数計測手段7・第一のミル終了検知
手段8・計時手段16はマイクロコンピュータで構成し
ている。
【0011】以下本実施例の動作について説明する。使
用者は豆容器1に好みの量の豆を、水タンク9に好みの
量の水を入れて図示していないスイッチをオンする。ス
イッチがオンされると、モータ2が回転を開始しモータ
2に駆動されるカッター3も回転を開始する。カッター
3が回転を開始すると、豆容器1内のコーヒー豆は粉砕
が進行する。コーヒー豆の粒径がメッシュフィルター5
を通過する大きさに達すると、コーヒー粉がペーパーバ
スケット6に蓄積される。第一のミル終了検知手段8
は、ミル動作中の回転数計測手段7の出力であるモータ
の回転数を監視しており、この大きさが設定条件を満た
すとミル終了と判定する。つまり、ミル終了信号を制御
手段4に送ってモータ2を停止するものである。一方、
水タンク9の水はポンプ12によってパイプ13内を循
環している。この時、ヒータ14の通電によってこの循
環水は加熱されている。この循環水の温度はサーミスタ
15で検出されており、所定の温度に達すると切り換え
バルブ10が作動するようになっている。つまり、流水
方向を切り換えて水を豆容器1に注ぎ込むわけである。
注ぎ込まれた水は、ペーパーバスケット6を通過してコ
ーヒを抽出した後、受け容器11に溜るものである。
【0012】次に、本実施例の第一のミル終了検知手段
8の動作について図2に基づいて説明する。図2は、ミ
ル動作中の回転数計測手段7の出力の時間変化を示す特
性図である。ミル作業を開始すると、モータ2は回転を
始める。カッタ3が豆を粉砕している間は、カッタ3の
回転が豆によって妨げられるためにモータ2の回転数は
豆の無い場合より小さくなっている。コーヒー豆の粉砕
が進行して粒径が小さくなるにつれて、モータ2の回転
数は増加してくる。こうしてミル終了後は、モータ2は
一定の回転数で回転を続けるものである。本実施例では
第一のミル終了検知手段8は、ミル動作を開始してから
回転数計測手段7の出力と第一のミル終了検知手段8に
設定されている所定の値Nthとを比較している。回転数
計測手段7による回転数がNth以上に達すると、第一の
ミル終了検知手段8はミル終了信号を制御手段4に送っ
てミル動作を終了する。つまりモータ2の駆動を停止す
るわけである。
【0013】このように本実施例は、モータ2の回転数
からミル終了を検知することで、モータ2の回転数の物
理的な計測によりミル終了を検知する機能を備えたコー
ヒーメーカを提供するものである。
【0014】なお、本実施例ではモータ2の回転数が所
定の値Nth以上になるとミル終了としたが、計時手段1
6を使用して、モータ2の回転数が所定の値Nth以上に
なってから所定の時間t秒後をミル終了とする方法や、
回転数計測手段7が所定の値Nth以上となる時間が所定
の時間tth秒間続いた後、所定の時間t秒後をミル終了
とすることで誤検知を減らす方法も考えられる。
【0015】続いて本発明の第二の手段の実施例の構成
を、図3を基に説明する。18はモータ電流の特定の周
波数領域の信号のみ通過させるバンドパスフィルタ、1
7はバンドパスフィルタ18の出力の大きさからミル終
了を検知する第二のミル終了検知手段で、本実施例では
マイクロコンピュータで構成している。その他の構成
は、前記実施例と共通であり、図3では共通の番号で表
現している。
【0016】以上の構成で、前記本発明の第一の手段の
実施例と同様に動作するわけである。このとき本実施例
では、第二のミル終了検知手段17は、ミル中のバンド
パスフィルター18の出力値が設定条件を満たすとミル
終了と判定するような設定としているものである。つま
り、この状態でミル終了信号を制御手段4に送って、モ
ータ2を停止させているものである。
【0017】以下、本実施例の第二のミル終了検知手段
17の動作について、図4に基づいて説明する。図4
は、ミル動作中のモータ電流の周波数分析結果とバンド
パスフィルターの出力を示すグラフである。図4の
(a)はミル中の周波数分析結果、(b)はミル終了後
の空転時の周波数分析結果、(C)ミル開始から終了ま
でのバンドパスフィルタの出力である。コーヒーメーカ
は電源として商用電源を用いているので、周波数分析を
行うと最も大きい信号は商用電源の周波数であり、また
その高調波成分が存在するが、そのほかに更に周波数の
高い領域にモータ2の回転に起因する成分が現れる。カ
ッタ3がコーヒー豆を粉砕している間は、カッタ3の回
転がコーヒー豆によって妨げられ、モータ2の回転に起
因する成分の周波数は豆の無い場合より低くなってい
る。コーヒー豆の粉砕が進行してミル終了前になって粒
径が小さくなるにつれて、モータの回転に起因する成分
の周波数は大きくなってくる。こうしてミル終了後は、
モータの回転に起因する成分の周波数は一定となるもの
である。従って、図4に示すようにバンドパスフィルタ
17が通過させる周波数帯をコーヒー豆の無い場合のモ
ータの回転に起因する成分の周波数に一致させておく
と、ミル中にはバンドパスフィルタ17の出力はゼロで
あり、ミル終了前に出力が増加し始め、ミル終了後は一
定の値を示す。本実施例では第二のミル終了検知手段1
8は、ミル動作を開始してからバンドパスフィルタ17
の出力と第二のミル終了検知手段18に設定されている
所定の値Vthとを比較している。バンドパスフィルタ1
7の出力がVth以上に達すると、第二のミル終了検知手
段18はミル終了信号を制御手段4に送ってミル動作を
終了する。つまりモータ2の駆動を停止するわけであ
る。
【0018】このように本実施例は、モータ負荷電流の
特定の周波数成分の大きさからミル終了タイミングを検
知する、モータの回転数の電気的な計測によりミル終了
を検知する機能を備えたコーヒーメーカを提供するもの
である。
【0019】なお、本実施例ではバンドパスフィルタ1
7の出力が所定の値Vth以上に達したときをミル終了と
したが、計時手段16を使用して、バンドパスフィルタ
17の出力が所定の値Vth以上になってから所定の時間
t秒後をミル終了とする方法も考えられる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、豆容器と、豆容器内に設けた
コーヒー豆を粉砕するカッタと、メッシュフィルター
と、カッタを駆動するモータと、このモータを制御する
モータ制御手段と、モータの負荷電流の特定の周波数成
分のみを出力するバンドパスフィルタと、時間を計測す
る計時手段と、バンドパスフィルタの出力の大きさから
ミル終了を検知するミル終了検知手段とを備えた構成と
して、モータの回転数の電気的な計測によりミル終了を
検知できるコーヒーメーカとすることができるものであ
る。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例のコーヒーメーカ
の模式的断面図
【図2】同モータ負荷の時間変化を示す特性図
【図3】本発明の第二の手段の実施例のコーヒーメーカ
の模式的断面図
【図4】同モータ負荷の時間変化を示す特性図
【符号の説明】
1 豆容器 2 モータ 3 カッタ 4 モータ制御手段 5 メッシュフィルタ 7 回転数計測手段 8 第一のミル終了検知手段 16 計時手段 17 第二のミル終了検知手段 18 バンドパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貞平 匡史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 野田 効司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−65833(JP,A) 特開 昭62−246332(JP,A) 実開 昭62−328(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 42/26 - 42/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆容器と、豆容器内に設けたコーヒー豆
    を粉砕するカッタと、メッシュフィルターと、カッタを
    駆動するモータと、このモータを制御するモータ制御手
    段と、モータの負荷電流の特定の周波数成分のみを出力
    するバンドパスフィルタと、時間を計測する計時手段
    と、バンドパスフィルタの出力の大きさからミル終了を
    検知するミル終了検知手段とを備えたコーヒーメーカ。
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JPH06319655A JPH06319655A (ja) 1994-11-22
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