JP2616044B2 - 豆腐用豆乳製造機 - Google Patents
豆腐用豆乳製造機Info
- Publication number
- JP2616044B2 JP2616044B2 JP1243819A JP24381989A JP2616044B2 JP 2616044 B2 JP2616044 B2 JP 2616044B2 JP 1243819 A JP1243819 A JP 1243819A JP 24381989 A JP24381989 A JP 24381989A JP 2616044 B2 JP2616044 B2 JP 2616044B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soymilk
- separating
- crushing
- tofu
- motor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 一般に、豆腐の製造は大豆を水に浸清する第1の工程
と、浸漬した大豆を粉砕する第2の工程と、粉砕した大
豆を煮沸する第3の工程と、豆乳とおからに分離する第
4の工程と、豆乳を凝固させる第5の工程と、成形の第
6工程から成っている。本発明は、これらの工程のうち
第2から第4の工程を一構成機器で自動的に、かつ連続
して行わせる豆腐用豆乳製造機に関するものである。
と、浸漬した大豆を粉砕する第2の工程と、粉砕した大
豆を煮沸する第3の工程と、豆乳とおからに分離する第
4の工程と、豆乳を凝固させる第5の工程と、成形の第
6工程から成っている。本発明は、これらの工程のうち
第2から第4の工程を一構成機器で自動的に、かつ連続
して行わせる豆腐用豆乳製造機に関するものである。
従来の技術 豆腐用の豆乳を作る機器として、第2図に示すような
豆腐用豆乳製造機が考案されている。第2図において、
1は電動機2を内装した下部本体、3は下部本体1の上
に分離自在に載置された上部本体である。上部本体3の
内部には、脱水孔4をもつミキサーコップ5が設けられ
ている。このミキサーコップ5の内底中央部には、軸受
6で回転自在に支持された回転軸7が、その下端で電動
機2の回転電動軸8に着脱自在に嵌合されている。ま
た、回転軸7の上端にはミキサーカッタ9が取り付けら
れている。この回転軸7とミキサーコップ5の関係は、
次の構成によって回転軸7が高速回転時においてはミキ
サーコップ5が従動せず、回転軸7が逆回転方向の低速
時に前記コイルスプリング11等の接触部材の適当な抵抗
により従動回転するようになっている。即ち、ミキサー
コップ5の一部に回転軸7の外周をつつむ筒部10を形成
し、この筒部10内に一回転方向に抵抗を示すコイルスプ
リング11が設けられているものである。また、上部本体
3の下側部に豆乳取り出し口12を、同上部には蓋13が設
けられている。さらに蓋13には、ミキサーコップ5の内
容物を加熱するためのヒータ14が設けられている。15
は、一連の工程の時間を時間を計測するタイマである。
豆腐用豆乳製造機が考案されている。第2図において、
1は電動機2を内装した下部本体、3は下部本体1の上
に分離自在に載置された上部本体である。上部本体3の
内部には、脱水孔4をもつミキサーコップ5が設けられ
ている。このミキサーコップ5の内底中央部には、軸受
6で回転自在に支持された回転軸7が、その下端で電動
機2の回転電動軸8に着脱自在に嵌合されている。ま
た、回転軸7の上端にはミキサーカッタ9が取り付けら
れている。この回転軸7とミキサーコップ5の関係は、
次の構成によって回転軸7が高速回転時においてはミキ
サーコップ5が従動せず、回転軸7が逆回転方向の低速
時に前記コイルスプリング11等の接触部材の適当な抵抗
により従動回転するようになっている。即ち、ミキサー
コップ5の一部に回転軸7の外周をつつむ筒部10を形成
し、この筒部10内に一回転方向に抵抗を示すコイルスプ
リング11が設けられているものである。また、上部本体
3の下側部に豆乳取り出し口12を、同上部には蓋13が設
けられている。さらに蓋13には、ミキサーコップ5の内
容物を加熱するためのヒータ14が設けられている。15
は、一連の工程の時間を時間を計測するタイマである。
以下この従来の構成の動作を説明する。大豆と定量の
水をミキサーコップ5に入れ、蓋13をかぶせタイマ15を
セットすることにより、ミキサーカツタ9が高速回転し
大豆の粉砕を始める。次に一定時間の粉砕が終わると電
動機2が停止し、ヒータ14に通電され前記粉砕された内
容物の煮沸が行われる。加熱が終わるとヒータ14の通電
が停止され、電動機2が弱い逆回転をはじめ、コイルス
プリング11の作用で回転軸7とミキサーコップ5が同一
方向に回転を始める。ミキサーコップ5は分離かごの役
目を行ない、煮沸されて水に溶け出した豆乳が脱水孔よ
り排出され、ミキサーコップ5の中には脱水分離された
おからが残る。
水をミキサーコップ5に入れ、蓋13をかぶせタイマ15を
セットすることにより、ミキサーカツタ9が高速回転し
大豆の粉砕を始める。次に一定時間の粉砕が終わると電
動機2が停止し、ヒータ14に通電され前記粉砕された内
容物の煮沸が行われる。加熱が終わるとヒータ14の通電
が停止され、電動機2が弱い逆回転をはじめ、コイルス
プリング11の作用で回転軸7とミキサーコップ5が同一
方向に回転を始める。ミキサーコップ5は分離かごの役
目を行ない、煮沸されて水に溶け出した豆乳が脱水孔よ
り排出され、ミキサーコップ5の中には脱水分離された
おからが残る。
発明が解決しようとする課題 前記した従来の構成の動作において、粉砕された内容
物を煮沸する時、内容物の温度が沸騰点に近くなると急
激に泡が発生し、内容物がミキサーコップ5より吹きこ
ぼれる。この問題を発生させないためには、大豆の水を
ミキサーコツプ5にいれる時、消泡剤といわれる植物油
脂の酸化物や、炭酸カルシウムを少量入れる必要があ
る。しかし、近年の自然食ブームの中、大豆・水以外に
添加物を入れることに対する抵抗感は強く、消泡剤のい
らない豆腐用豆乳製造機が待望されていた。
物を煮沸する時、内容物の温度が沸騰点に近くなると急
激に泡が発生し、内容物がミキサーコップ5より吹きこ
ぼれる。この問題を発生させないためには、大豆の水を
ミキサーコツプ5にいれる時、消泡剤といわれる植物油
脂の酸化物や、炭酸カルシウムを少量入れる必要があ
る。しかし、近年の自然食ブームの中、大豆・水以外に
添加物を入れることに対する抵抗感は強く、消泡剤のい
らない豆腐用豆乳製造機が待望されていた。
本発明は上記の従来の構成が有していた課題を解決し
たものであり、消泡剤のいらない豆腐用豆乳製造機を提
供することを目的としている。
たものであり、消泡剤のいらない豆腐用豆乳製造機を提
供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、回転カッタおよび豆乳分
離かごより成る粉砕・分離部と、上記粉砕・分離部にお
いて粉砕した材料を加熱するヒータを有する加熱部と、
粉砕・分離部を回転駆動するモータ等の動力部と、前記
粉砕・分離部において加熱される粉砕された材料が、沸
騰点近くになったことを検知する検知部と、沸騰点検知
により冷水を粉砕・分離部に供給する給水部と、遠心分
離された豆乳を受ける豆乳容器より成る豆腐用豆乳製造
機とするものである。
離かごより成る粉砕・分離部と、上記粉砕・分離部にお
いて粉砕した材料を加熱するヒータを有する加熱部と、
粉砕・分離部を回転駆動するモータ等の動力部と、前記
粉砕・分離部において加熱される粉砕された材料が、沸
騰点近くになったことを検知する検知部と、沸騰点検知
により冷水を粉砕・分離部に供給する給水部と、遠心分
離された豆乳を受ける豆乳容器より成る豆腐用豆乳製造
機とするものである。
作 用 前記手段は以下のように作用する。粉砕された内容物
が煮沸する行程において、内容物の温度が沸騰点近くに
達すると、給水部がこれを検知し冷水を粉砕・分離部に
供給し、内容物の温度を下げる。こうして内容物の沸騰
が治まり、消泡剤等の添加物のない自然食としての豆腐
をつくることができる。
が煮沸する行程において、内容物の温度が沸騰点近くに
達すると、給水部がこれを検知し冷水を粉砕・分離部に
供給し、内容物の温度を下げる。こうして内容物の沸騰
が治まり、消泡剤等の添加物のない自然食としての豆腐
をつくることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図において、16は生大豆を粉砕する回転カッ
タで、円筒状の豆乳分離かご17の底外部に設けられ、フ
ランジ部18を有する中空軸19にカッタ軸20・軸受け21・
軸封22を介して軸支されている。豆乳分離かご17の内面
には着脱自在に嵌合する多数の小孔を有するフィルタ筒
23が設けられ、これらにより粉砕・分離部を形成してい
る。カッタ軸20の下端には回転方向の拘束し、上方向に
着脱自在な小カップリングの一方24を設け、モータ25等
の動力部の軸26の上端のカップリングの他方27に噛み合
い嵌合している。フランジ部18を有する中空軸19の下端
も回転方向を拘束し、上方向に着脱自在な大カップリン
グの一方28を設け、モータ25のモータ軸26に図のごとく
回転自在に軸支持されているモータ中空軸29の上方の大
カップリングの他方30と噛み合い嵌合している。31はモ
ータ中空軸29内に設けられたローラクラッチで、モータ
軸26が、例えば上方より見て右回転の場合はモータ中空
軸29に対して空転し、左回転の場合は拘束するようにな
っている。32はスプリングクラッチで、モータ軸26が上
方より見て右回転の場合はモータ中空軸29はスプクラッ
チ32により拘束され、左回転の場合は、空転状態になっ
ている。33はモータ中空軸29とモータ軸26の間の軸受け
である。従ってモータ25が上方より見て右回転の場合
は、小カップリング24・27を介して回転カッタ16のみが
回転して生大豆を粉砕する。この場合はモータ中空軸29
とフランジ部18を有する中空軸19と豆乳分離かご17はス
プリングクラッチ32により回転方向に拘束されて、豆乳
分離かご17の共回りを防止している。モータ25はローラ
クラッチ31により回転が拘束されているので、フランジ
部18を有する中空軸19と豆乳分離かご17は共回りして低
速回転し、豆乳分離かご17の中の呉汁を遠心脱水する。
この場合、モータ中空軸29フランジ部18を有する中空軸
19と豆乳分離かご17はスプリングクラツチ32の拘束を離
れて回転できる。豆乳分離かご17の外周に同心円状に豆
乳分離かご17の上端より下方に開口部を有する樋状の豆
乳流路34が底面が傾斜過度を持つように設けられ、その
最下端部に豆乳流出口35が、そして豆乳流出口35の下方
には遠心脱水された豆乳を受ける豆乳容器36が設けられ
ている。また、豆乳分離かご17の底外部近傍にはヒータ
37等を有する加熱部が設けてあり、豆乳分離かご17を加
熱するようになっている。38は、前記粉砕・分離部に冷
水を供給する給水部であり、本体39の蓋40に設けられた
水溜部41と、水溜部41の底で蓋40に設けられた小孔42
と、この小孔42を塞ぐ弁体43と、弁体43を小孔42に押圧
するためのバネ体44、粉砕・分離部において加熱される
粉砕された材料が、沸騰点近くなったことを検知してバ
ネ体44のバネ力に抗して弁体43を押し下げる形状記憶合
金45からなっている。46は、蒸気吹き出し口であり、蒸
気吹き出し口46と対向する本体39側には蒸気により呉汁
の沸騰を検知するサーミスタ等の温度センサ47が設けら
れている。48はヒータ37の輻射熱を反射する反射板、49
はコントローラで生大豆の粉砕時間・ヒータ37の加熱時
間・粉砕検知・豆乳分離かご17の遠心脱水時間等を制御
する機能を有している。
する。第1図において、16は生大豆を粉砕する回転カッ
タで、円筒状の豆乳分離かご17の底外部に設けられ、フ
ランジ部18を有する中空軸19にカッタ軸20・軸受け21・
軸封22を介して軸支されている。豆乳分離かご17の内面
には着脱自在に嵌合する多数の小孔を有するフィルタ筒
23が設けられ、これらにより粉砕・分離部を形成してい
る。カッタ軸20の下端には回転方向の拘束し、上方向に
着脱自在な小カップリングの一方24を設け、モータ25等
の動力部の軸26の上端のカップリングの他方27に噛み合
い嵌合している。フランジ部18を有する中空軸19の下端
も回転方向を拘束し、上方向に着脱自在な大カップリン
グの一方28を設け、モータ25のモータ軸26に図のごとく
回転自在に軸支持されているモータ中空軸29の上方の大
カップリングの他方30と噛み合い嵌合している。31はモ
ータ中空軸29内に設けられたローラクラッチで、モータ
軸26が、例えば上方より見て右回転の場合はモータ中空
軸29に対して空転し、左回転の場合は拘束するようにな
っている。32はスプリングクラッチで、モータ軸26が上
方より見て右回転の場合はモータ中空軸29はスプクラッ
チ32により拘束され、左回転の場合は、空転状態になっ
ている。33はモータ中空軸29とモータ軸26の間の軸受け
である。従ってモータ25が上方より見て右回転の場合
は、小カップリング24・27を介して回転カッタ16のみが
回転して生大豆を粉砕する。この場合はモータ中空軸29
とフランジ部18を有する中空軸19と豆乳分離かご17はス
プリングクラッチ32により回転方向に拘束されて、豆乳
分離かご17の共回りを防止している。モータ25はローラ
クラッチ31により回転が拘束されているので、フランジ
部18を有する中空軸19と豆乳分離かご17は共回りして低
速回転し、豆乳分離かご17の中の呉汁を遠心脱水する。
この場合、モータ中空軸29フランジ部18を有する中空軸
19と豆乳分離かご17はスプリングクラツチ32の拘束を離
れて回転できる。豆乳分離かご17の外周に同心円状に豆
乳分離かご17の上端より下方に開口部を有する樋状の豆
乳流路34が底面が傾斜過度を持つように設けられ、その
最下端部に豆乳流出口35が、そして豆乳流出口35の下方
には遠心脱水された豆乳を受ける豆乳容器36が設けられ
ている。また、豆乳分離かご17の底外部近傍にはヒータ
37等を有する加熱部が設けてあり、豆乳分離かご17を加
熱するようになっている。38は、前記粉砕・分離部に冷
水を供給する給水部であり、本体39の蓋40に設けられた
水溜部41と、水溜部41の底で蓋40に設けられた小孔42
と、この小孔42を塞ぐ弁体43と、弁体43を小孔42に押圧
するためのバネ体44、粉砕・分離部において加熱される
粉砕された材料が、沸騰点近くなったことを検知してバ
ネ体44のバネ力に抗して弁体43を押し下げる形状記憶合
金45からなっている。46は、蒸気吹き出し口であり、蒸
気吹き出し口46と対向する本体39側には蒸気により呉汁
の沸騰を検知するサーミスタ等の温度センサ47が設けら
れている。48はヒータ37の輻射熱を反射する反射板、49
はコントローラで生大豆の粉砕時間・ヒータ37の加熱時
間・粉砕検知・豆乳分離かご17の遠心脱水時間等を制御
する機能を有している。
次に動作について説明する。生大豆と生大豆の重量の
約5〜6倍の水を豆乳分離かご17の中に入れ、水溜部41
に水を入れ、コントローラ49のスイッチを入れると、モ
ータ25が上方より見て右回転し、豆乳分離かご17の中の
生大豆は高速回転する回転カッタ16により約4〜5分間
粉砕される。粉砕が終わるとヒータ37が通電され、粉砕
された生呉(大豆汁)が豆乳分離かご17内で加熱され
る。こうして生呉中の大豆タンパクが抽出され、いわゆ
る豆乳とおからの混合汁である呉汁となる。呉汁が沸騰
を始めると蒸気の量が急激に増えると共に、呉汁の内部
から発生した泡により液面が上昇を始める。この時、温
度センサ47の検知温度は蒸気により急激に上昇する。こ
の温度センサ47の検知温度の変曲点、或は絶対温度を利
用することにより呉汁の沸騰を検知することができる。
また同時に、給水部38に設けられた形状記憶合金45がバ
ネ体44のバネ力に抗して記憶している形状に縮む。この
結果、弁体43により塞がれている小抗42は開き、水溜部
41に溜められた水が粉砕・分離部に供給され、粉砕・分
離部の内容物の温度は低下する。このため、内容物の液
面の上昇が抑えられ吹きこぼれをおこすことはない。そ
して、沸騰を検知してから3〜4分の後、ヒータ37への
通電が停止される。煮沸が終わるとモータ25が上方より
見て左回転し、豆乳分離かご17が30秒〜1分間低速で回
転し、豆乳分離かご17内の呉汁は多数の小孔を有するフ
ィルタ筒23により、豆乳とおからに分離される。豆乳は
豆乳分離かご17から排出された後、豆乳流路34・豆乳流
出口35を経て豆乳容器36へと導かれ、おからはフィルタ
筒23内に残る。
約5〜6倍の水を豆乳分離かご17の中に入れ、水溜部41
に水を入れ、コントローラ49のスイッチを入れると、モ
ータ25が上方より見て右回転し、豆乳分離かご17の中の
生大豆は高速回転する回転カッタ16により約4〜5分間
粉砕される。粉砕が終わるとヒータ37が通電され、粉砕
された生呉(大豆汁)が豆乳分離かご17内で加熱され
る。こうして生呉中の大豆タンパクが抽出され、いわゆ
る豆乳とおからの混合汁である呉汁となる。呉汁が沸騰
を始めると蒸気の量が急激に増えると共に、呉汁の内部
から発生した泡により液面が上昇を始める。この時、温
度センサ47の検知温度は蒸気により急激に上昇する。こ
の温度センサ47の検知温度の変曲点、或は絶対温度を利
用することにより呉汁の沸騰を検知することができる。
また同時に、給水部38に設けられた形状記憶合金45がバ
ネ体44のバネ力に抗して記憶している形状に縮む。この
結果、弁体43により塞がれている小抗42は開き、水溜部
41に溜められた水が粉砕・分離部に供給され、粉砕・分
離部の内容物の温度は低下する。このため、内容物の液
面の上昇が抑えられ吹きこぼれをおこすことはない。そ
して、沸騰を検知してから3〜4分の後、ヒータ37への
通電が停止される。煮沸が終わるとモータ25が上方より
見て左回転し、豆乳分離かご17が30秒〜1分間低速で回
転し、豆乳分離かご17内の呉汁は多数の小孔を有するフ
ィルタ筒23により、豆乳とおからに分離される。豆乳は
豆乳分離かご17から排出された後、豆乳流路34・豆乳流
出口35を経て豆乳容器36へと導かれ、おからはフィルタ
筒23内に残る。
本実施例で、形状記憶合金45により水溜部41の弁体43
を開く場合を示したが、温度センサ47の信号により電気
に電磁弁を開くようにしてもよく、また、給水ポンプ等
で給水するようにしてもよい。
を開く場合を示したが、温度センサ47の信号により電気
に電磁弁を開くようにしてもよく、また、給水ポンプ等
で給水するようにしてもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、呉汁の加熱中、呉汁の中に冷
水を給水するといった簡単な手段を設けることにより、
呉汁より発生する泡を消すことができ、消泡剤といわゆ
る植物油脂の酸化物や、炭酸カルシウムを入れる必要が
なく、大豆と水だけから添加物が入っていない自然食と
しての豆腐用豆乳が作れる豆腐用豆乳製造機を提供する
ことができるものである。
水を給水するといった簡単な手段を設けることにより、
呉汁より発生する泡を消すことができ、消泡剤といわゆ
る植物油脂の酸化物や、炭酸カルシウムを入れる必要が
なく、大豆と水だけから添加物が入っていない自然食と
しての豆腐用豆乳が作れる豆腐用豆乳製造機を提供する
ことができるものである。
第1図は本発明の一実施例の豆腐用豆乳製造機を示す縦
断面図、第2図は従来の豆腐用豆乳製造機を示す縦断面
図である。 16……回転カッタ、17……分離かご、19……中空軸、23
……フィルタ筒、25……モータ、31……ローラクラッ
チ、32……スプリングクラッチ、34……豆乳流路、35…
…豆乳流出口、36……豆乳容器、37……ヒータ、38……
給水部、39……本体、40……蓋、41……水溜部、42……
小孔、43……弁体、44……バネ体、45……形状記憶合
金、46……蒸気吹き出し口、47……温度センサ、48……
コントローラ。
断面図、第2図は従来の豆腐用豆乳製造機を示す縦断面
図である。 16……回転カッタ、17……分離かご、19……中空軸、23
……フィルタ筒、25……モータ、31……ローラクラッ
チ、32……スプリングクラッチ、34……豆乳流路、35…
…豆乳流出口、36……豆乳容器、37……ヒータ、38……
給水部、39……本体、40……蓋、41……水溜部、42……
小孔、43……弁体、44……バネ体、45……形状記憶合
金、46……蒸気吹き出し口、47……温度センサ、48……
コントローラ。
Claims (1)
- 【請求項1】回転カッタおよび豆乳分離かごより成る粉
砕・分離部と、上記粉砕・分離部において粉砕した材料
を加熱するヒータを有する加熱部と、粉砕・分離部を回
転駆動するモータ等の動力部と、前記粉砕・分離部にお
いて加熱される粉砕された材料が沸騰点近くになったこ
とを検知する検知部と、沸騰点検知により冷水を粉砕・
分離部に供給する給水部と、遠心分離された豆乳を受け
る豆乳容器より成る豆腐用豆乳製造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243819A JP2616044B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 豆腐用豆乳製造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243819A JP2616044B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 豆腐用豆乳製造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03108462A JPH03108462A (ja) | 1991-05-08 |
JP2616044B2 true JP2616044B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=17109401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1243819A Expired - Lifetime JP2616044B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 豆腐用豆乳製造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616044B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1243819A patent/JP2616044B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03108462A (ja) | 1991-05-08 |
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