JPS6224581B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6224581B2
JPS6224581B2 JP55165370A JP16537080A JPS6224581B2 JP S6224581 B2 JPS6224581 B2 JP S6224581B2 JP 55165370 A JP55165370 A JP 55165370A JP 16537080 A JP16537080 A JP 16537080A JP S6224581 B2 JPS6224581 B2 JP S6224581B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
mud
dredging
excavation
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55165370A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5789035A (en
Inventor
Eizo Inoe
Haruo Takahashi
Kazuyoshi Oohira
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP16537080A priority Critical patent/JPS5789035A/ja
Publication of JPS5789035A publication Critical patent/JPS5789035A/ja
Publication of JPS6224581B2 publication Critical patent/JPS6224581B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は浚渫用カツターの創案に係り、浚渫作
業の能率向上せしめ送泥機能の効率化された浚渫
用カツターを提供しようとするものである。
浚渫船などにおいて泥土を浚渫するために回転
カツターを用いることは周知の通りであるが、斯
かる目的で採用される従来のカツターは第1図に
示す通りであつて、カツター外径(D)に対する長さ
(L)の比、即ちL/Dの値が0.7〜1.0程度のものが
一般であつて、該カツターのつけ根部分に吸泥口
を形成して掘削された泥土を揚出排除するように
され、従つてカツターの刃はその回転によつて該
吸泥口に掘削泥土を掻き入れる方向に略一様な捩
れの形成されたものである。蓋しこのような従来
のものにおいてはそのL/Dを大にすると掘削さ
れた泥土全般の吸泥口からの吸込みが困難となる
ので上記のような範囲内とせざるを得ないわけで
あるが、斯うしてL/Dの小さいカツターではそ
れなりの深さを有する溝を掘削する場合に何回に
も亘つて繰返して掘削すべきこととなり作業能率
の劣つたものとならざるを得ない。
本発明は上記したような従来のものの不利を解
消するように検討を重ねて創案されたものであつ
て上記したようなカツターを上部カツターと下部
カツターの複合されたものとなし、それら上下部
カツターにおける刃の捩れ方向を相反するものと
して接続し、該接続部附近に吸泥口を設け、前記
したようなL/Dを1.2以上とすることを提案す
るものである。
即ちこのような本発明によるものの具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明すると
第2図に示す如く、上部カツター1と下部カツタ
ー2とを接合部3において接続した一体的なカツ
ターとなし、斯かるカツター中に挿入される吸泥
管4の吸泥口たる開口端4aを前記した接合部3
の近傍に位置せしめ、該吸泥管4に対して上部及
び下部カツター1,2を回転自在に設けたもので
あつて、上部カツター1と下部カツター2におけ
るカツター刃の捩れは図示のように反対方向とな
し、具体的には上部カツター1で掘削された泥土
は下方に押し下げられ、反対に下部カツターで掘
削された泥土はその回転によつて上方に押上げら
れるような捩れ方向としたものである。なお上記
した上部カツター1と下部カツター2の夫々の第
2図に示すような掘削深さH1とH2の割合につい
ては上部カツター1で掘削された泥土は重力作用
下で崩れ落ち易くそれだけ吸泥口方向に送り込み
易いことから下部カツター2の深さH2に比して
それなりに大きくすることが好ましく、その具体
的割合は対称とされた土質に応じて決定する。
カツターの回転については1例として別に第4
図は断面図、第5図は第4図の−断面図、第
6図は底面図に示すように吸泥管4の上部に軸筒
部材5を介して上部カツター1の上端面に取付け
られた回転板6を回転自在に装着すると共に取付
板7を設け、この取付板7に設けられた駆動プー
リ10と回転板6との間に連動部材を懸回して回
転駆動するようにしているが、斯かる回転のため
の構成はこのような構成に限定されるものでな
く、その他の従来から公知のようなカツター回転
のための各種機構を適宜に採用することができる
ものである。カツター刃の数ないし大きさ及び回
転速度は適用される土質に応じて適当に選ばれ、
必要に応じて爪を装備させることができると共に
前記接合部3において上下カツター部1,2の捩
れ位相をも土質などに応じて好ましい掘削効率の
発揮されるように変更し得るものであつて、土質
に応じた最高状態の捩れ位相差の組合わせを得し
めるように成つている。
上記したような本発明によるときは浚渫作業を
効率的に実施し得るものである。即ち第1図示に
したような従来のカツターによるときはそのL/
Dが相当に無理をしても1.2を超えるようなこと
はできず、従つて1行程での掘削深さHは幅Bに
対して限度があり、管体などを充分な深さに沈設
することができない不利があり、好ましい深さに
沈設するには反覆した行程を採用せざるを得な
い。これに対し本発明によるものは掘削泥土が相
当の長さを有するカツターであつても有効に吸泥
口部分に導かれることからL/Dが1.2以上とし
ても円滑に作業することができ、殊に上下のカツ
ター部1,2による泥土掘削時の反力が打消し合
うことからしても無理のない安定した掘削が得ら
れ、第2図に示すように掘削幅Bに対して掘削深
さHを2倍以上とするような浚渫掘削であつても
1回の行程で適切に実施し得ることになる。又こ
のように掘削深さの大きい作業をなし得ることか
ら第3図に示すように2つのカツターを対称的に
傾斜させて作業し、それらの掘削の中間部に埋設
管8を敷設するような作業でも適切に実施するこ
とが可能で、斯かる傾斜掘削は前記した従来の
L/Dが1前後のようなものでは好ましい埋設深
さを得ることが頗る困難とならざるを得ないこと
は明かである。
以上説明したような本発明によれば効率的な浚
渫掘削を可能とし、しかも吸泥口からの掘削泥土
の吸込み排出を容易ならしめ得るものであつて、
この種の浚渫工業上その効果の大きい発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は従来の浚渫用カツターについての説
明図、第2図は本発明によるものの第1図と同様
な説明図、第3図はその1つの使用法についての
説明図、第4図は本発明によるものの具体的な回
転構成の1例を示した断面図、第5図はそのV…
…V線にそつた断面図、第6図はその部分切欠底
面図である。 然してこれらの図面において、1は上部カツタ
ー、2は下部カツター、3は接合部、4は吸泥
管、4aはその吸泥口たる開口端を示すものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部カツターと下部カツターとを接合部で連
    結せしめ複合したカツターとなし、該カツター中
    に挿入された吸泥管の吸泥口を前記接合部附近に
    位置せしめ、上記した上部カツターと下部カツタ
    ーにおけるカツター刃の捩れ方向を相反するよう
    にしたことを特徴とする浚渫用カツター。 2 上部カツターと下部カツターとより成るカツ
    ターの長さ(L)とそのカツター直径(D)との割合L/
    Dが1.2以上である特許請求の範囲第1項に記載
    の浚渫用カツター。
JP16537080A 1980-11-26 1980-11-26 Dredging cutter Granted JPS5789035A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16537080A JPS5789035A (en) 1980-11-26 1980-11-26 Dredging cutter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16537080A JPS5789035A (en) 1980-11-26 1980-11-26 Dredging cutter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5789035A JPS5789035A (en) 1982-06-03
JPS6224581B2 true JPS6224581B2 (ja) 1987-05-29

Family

ID=15811075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16537080A Granted JPS5789035A (en) 1980-11-26 1980-11-26 Dredging cutter

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5617654A (en) * 1994-10-28 1997-04-08 Wetta, Ii; William J. Dredge rotary cutter head

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4211625Y1 (ja) * 1964-09-19 1967-06-29
JPS5034504U (ja) * 1973-08-03 1975-04-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4211625Y1 (ja) * 1964-09-19 1967-06-29
JPS5034504U (ja) * 1973-08-03 1975-04-12

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Publication number Publication date
JPS5789035A (en) 1982-06-03

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