JPS62244633A - 化粧シ−トの製造方法 - Google Patents

化粧シ−トの製造方法

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JPS62244633A
JPS62244633A JP8779786A JP8779786A JPS62244633A JP S62244633 A JPS62244633 A JP S62244633A JP 8779786 A JP8779786 A JP 8779786A JP 8779786 A JP8779786 A JP 8779786A JP S62244633 A JPS62244633 A JP S62244633A
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JP
Japan
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paper
resin
impregnated
decorative
resins
Prior art date
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JP8779786A
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English (en)
Inventor
剛史 俣野
創 久保田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家具の表面材や板の木端(こば)や小口(小口
)に貼るエツジシートとして適した化粧シートを効率的
に製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、家具の表面材や、エツジシートを製造する方法と
して、種々の方法が知られている。
例えば、第rにチタン紙等にジアリルフタレ−1−(i
ll称DAP>樹脂を含浸させ、乾燥後、フェノール樹
脂を含浸させた含浸紙を重ねて、プレスで高温加熱およ
び高圧加圧し、含浸した樹脂を流動させて一体化させる
と共に硬化させる方法、この方法では、使用する樹脂が
高価であり、硬化のために高い圧力と高い熱とを要する
第2に硬質塩化ビニル樹脂シートどうしをラミネートし
、間に印刷模様を介在させる方法。
この方法ではシート自体がもともと高価である上、可塑
剤を使用しているためにブリードする欠点が避けられな
いし、表面の耐溶剤性等の化学的性質も十分でない。
第3にチタン紙等にメラミンホルムアルデヒド縮合樹脂
を含浸させ、乾燥後、フェノール樹脂を含浸させた含浸
紙と重ね合わせ、プレスで高温加熱および高圧加圧し、
含浸した樹脂を流動させて一体化させると共に硬化させ
る方法。
この方法では使用する樹脂が高価であり、硬化のために
高い圧力と高い熱とを要する。
従って、上記の従来技術においてはコストがかかるのみ
ならず、製造時に高い圧力と高い熱を要するか、あるい
はそうでない場合でも性能の不十分なものしか得られな
い欠点があり、更に高温高圧下で製造する場合(上記第
1および第3の場合)にはフレキシブルなものが得られ
にくい欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明においては、上記の従来技術においては
、コスト、製造時の圧力や温度、得られる製品のフレキ
シブルさのすべての点が満足されなかった点を解消する
ことを目的としている。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、 r坪量lO〜50 g / rdの薄葉紙に印刷模様を
施し、印刷模様が施された面より硬化型樹脂を塗布もし
くは含浸させて乾燥し、乾燥後、薄葉紙の印刷模様が施
されてない側に熱可塑性樹脂を塗布して化粧yi葉祇を
作成し、他方、坪量80〜400 g/m2の紙に硬化
型樹脂もしくはラテックスを含浸させて乾燥することに
より含浸バッカー紙を作成し、以上のようにして得られ
た化粧薄葉紙と含浸バッカー紙とを化粧薄葉紙の熱可塑
性樹脂塗布面が含浸バッカー祇と接するようにして重ね
て熱圧締することを特徴とする化粧シートの製造方法。
をその要旨とするものである。
第1図〜第4図は本発明の製造方法の例を示す断面図で
あり、以下、この図に沿って本発明を説明する。
第1図は薄葉紙1に印刷模様2を施した状態を示してい
る。
薄葉紙lは、例えば、建材用プリント用紙、純白紙、強
化プリント紙等である0強化プリント紙は、樹脂を混抄
し、紙の眉間強度を高めた薄葉紙である。薄葉紙1の坪
量はlO〜50g/m2、好ましくは23〜35g10
fであり、厚すぎる(坪量が大きすぎる)と紙間強度が
低下する欠点があるし、あまり薄すぎる(坪量が小さす
ぎる)と抄造上不安定である。
印刷模様2は、通常の印刷方式、例えば、グラビア印刷
、グラビアオフセット印刷、平版オフセット印刷、ダイ
リソ印刷、凸版印刷、凹版印刷、ジェットプリント、シ
ルクスクリーン印刷、静電印刷等の方式により施され、
木目柄、石目柄、抽象柄等のいずれでもよい、印刷模様
2は、薄葉紙lとの間にベタ(均一着色)層を伴っても
よい。
第2図は第1図のものに硬化型樹脂を塗布した状態を示
す。
硬化型樹脂としてはアクリルウレタン樹脂、アミノアル
キッド樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂を例示す
ることができ、塗布方法としては公知の塗布方式、例え
ば、グラビアコート、ナチュラルもしくはリバースのロ
ールコート、ワイヤーバーコード、スプレーコート、メ
ッシェロールコート、フローコート、ナイフコート、ス
クリーンコート、ボトムコート等の方式が挙げられ、塗
布量としては乾燥後2〜30g/nl、好ましくは3〜
10g/m2である。
第3図は第2図のものの裏面(図中では下面に相当)に
熱可塑性樹脂を塗布した状態を示している。
熱可塑性樹脂としては、ビニル系として、ポリエチレン
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、
ポリビニルアルコール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、フッ素樹脂等、ポリエステル系として、
ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂等、セルロースエステル系として、セルロースジアセ
テート樹脂、セルローストリアセテート樹脂、セルロー
スアセテートブチレート樹脂等、この他、ポリアミド樹
脂、ポリイミド樹脂等を挙げることができ、これらは単
独でもしくは混合して使用することができる。接着性の
良い熱可塑性樹脂としてエチレン酢酸ビニル共重合体樹
脂を使用することが好ましい。また、熱可塑性樹脂には
、可塑剤としてジオクチルフタレート、ジブチルフタレ
ート等や隠蔽性付与のための顔料として二酸化チタン等
を混合させることもできる。熱可塑性樹脂の塗布量とし
ては乾燥後で5〜100g/n?、好ましくは20〜3
0g/fflである。塗布量が少なすぎても多すぎても
、塗布の精度が得られない。
熱可塑性樹脂の塗布方法としては、印刷模様の上に硬化
型樹脂を塗布する方法として挙げた方式が利用できるが
、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂を使用する時などは
エクストルージョンコート(溶融押し出しコート)法や
溶融樹脂コート法(例えば、パークコート法)を利用す
ると製造効率がよい。
第4図は、第3図のものに、裏面(図中では下面に相当
)に含浸バッカー紙を積層した状態を示している。
含浸バッカー紙は、坪量80〜400 g/rrr好ま
しくは200〜350 g/rr(の、バルブを原料と
する紙に含浸率が20〜50%になるように含浸を行な
ったものである0紙の坪量が小さすぎると、得られる化
粧シートの全体の厚みが薄くなって被貼着基材の表明の
凹凸を隠すことができず、逆に坪量が大きすぎると、得
られる化粧シートのフレキシブルさが低下する欠点があ
る。含浸に使用する材料としては、■硬化型樹脂、好ま
しくは不飽和ポリエステル樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、メ
ラミン樹脂等(これらは、単独でもしくは混合して使用
することができる。)、あるいは、■ラテックス、好ま
しくは、SBR,CR,BRSNR等のラテックスであ
る。
本発明においては、上記の化粧薄葉紙および含浸バッカ
ー紙を製造する際に十分に乾燥を行なっておくことが望
ましい。
化粧薄葉紙および含浸バッカー紙を積層する方法として
、これら両方を化粧薄葉紙の熱可塑性樹脂塗布面が含浸
バッカー紙に接するようにして重ね、重ねた状態で熱圧
締する方法をとるのがよい。熱圧締は平板プレスもしく
はそれを多数組み合わせた多段プレス、ロールプレス、
エンドレスプレスを使用して、圧力として1〜100K
g/n?、好ましくは1−10Kg/n(の条件で、ま
た、温度としては100〜200℃、好ましくは120
〜150℃の条件で加圧および加熱することである。特
にロールプレスを使用すると、連続的に製造することが
でき、従来のジアリルフタレート樹脂やメラミン樹脂を
使用する際の加熱加圧時間が5〜20分と長いのにくら
べ、短時間で積層が完了する。上記の圧締の手段は複数
併用してもよい。
〔発明の作用・効果〕 本発明によれば、化粧薄葉紙および含浸バッカー紙のい
ずれも通常入手し得るものを使用でき、それぞれに適用
する樹脂もしくはラテックスとして汎用のものを使用で
きるから1.材料のコストも高くならない、しかも、樹
脂もしくはラテックスは十分乾燥するだけでよく、本発
明においては積層の際に熱と圧力を要するといっても、
化粧薄葉紙の裏面の熱可塑性樹脂を活性化して接着性を
生じれば足りるから、これらの熱および圧力は僅かでよ
く、しかも適用する時間も短くて済む利点がある。
化粧シートの表面は硬化型樹脂で被覆されており、表面
の耐溶剤性等が確保されている。
更に本発明で得られる化粧シートは高温高圧により溶融
一体化したものにくらべ、フレキシビリティ−が失われ
てなく、曲面への通用も十分できる。
11且 建材用プリント用紙(三興製祇■製、坪量23 g/m
2>にニトロセルロース樹脂をベヒクルとするインキ(
諸星インキ■製、MAT)を使用して、ベタ(均一着色
による下地)層と柄を印刷した。
印刷後、印刷面にアクリルウレタン樹脂系塗料(諸星イ
ンキ■製、UM、2液硬化型、溶剤:酢酸エチルとトル
エンの混合溶液)を使用して表面にコーティングを行な
い、乾燥後、養生した。
更に、印刷面とは反対側の面にエチレン酢酸ビニル共重
合体樹脂(東洋曹達■製)をエクストルージッンコータ
ーにより30g/nfl布して熱接着性層とした。
一方、SBRラテックスを33%含浸させた3 50 
g/m2のラテックス含浸紙を準備し、ラテックス含浸
紙と化粧薄葉紙の熱接着性層とが接するようにして重ね
、熱ロール温度150℃のロールを使用し、線圧20 
K g / c mで貼り合わせ、更に、ステンレス鏡
面板を介して温度150℃、圧力5 K g / c 
cdの条件で20秒間圧締したところ、表面平滑性、表
面硬度、フレキシビリティ−のいずれもがすぐれた化粧
シートを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の工程を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 坪量10〜50g/m^2の薄葉紙に印刷模様を施し、
    印刷模様が施された面より硬化型樹脂を塗布もしくは含
    浸させて乾燥し、乾燥後、薄葉紙の印刷模様が施されて
    ない側に熱可塑性樹脂を塗布して化粧薄葉紙を作成し、
    他方、坪量80〜400g/m^2の紙に硬化型樹脂も
    しくはラテックスを含浸させて乾燥することにより含浸
    バッカー紙を作成し、以上のようにして得られた化粧薄
    葉紙と含浸バッカー紙とを化粧薄葉紙の熱可塑性樹脂塗
    布面が含浸バッカー紙と接するようにして重ねて熱圧締
    することを特徴とする化粧シートの製造方法。
JP8779786A 1986-04-16 1986-04-16 化粧シ−トの製造方法 Pending JPS62244633A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129541U (ja) * 1989-03-29 1990-10-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129541U (ja) * 1989-03-29 1990-10-25

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