JPS62243127A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPS62243127A
JPS62243127A JP8647586A JP8647586A JPS62243127A JP S62243127 A JPS62243127 A JP S62243127A JP 8647586 A JP8647586 A JP 8647586A JP 8647586 A JP8647586 A JP 8647586A JP S62243127 A JPS62243127 A JP S62243127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
medium
recording medium
magnetic recording
temp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8647586A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Mizoo
溝尾 嘉章
Shinya Matsutani
伸哉 松谷
Masanobu Kikko
橘高 正信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8647586A priority Critical patent/JPS62243127A/ja
Publication of JPS62243127A publication Critical patent/JPS62243127A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オーディオ機器、ビデオ機器およびコンピュ
ータ等に用いられる磁気テープ、磁気シート等の磁気記
録媒体に関するものである。
従来の技術 近年、これらの各磁気記録媒体はますます高記録密度に
向かっている。そして、記録密度が向上するにつれ、わ
ずかな媒体の伸縮によシ、磁気ヘッドとのトラッキング
ずれ、あるいは時間軸のずれ等が問題となってきている
。ビデオテープレコーダにおいても、ビデオテープの伸
縮により、スキュー歪が発生する。家庭用VTR等はコ
ントロール信号を用いてテープの走行速度制御を行うた
めリニアーヘッドを用いた音声の再生周波数等に変化は
生じない。しかし、回転ヘッドの相対速度が、一定であ
るため、媒体の伸長により記録周波数が低下、媒体の収
縮により記録周波数の上昇が起こり、信号系の時間軸の
ずれが発生する。この時間軸のずれのため、ヘッド切り
換え時画面上で画像の飛びを起こし画面がゆがむ。これ
がスキュー歪である。特に録画済みビデオテープを長期
間高温下に放置すると、ビデオテープが熱収縮を起こし
、大きなスキュー歪が発生することが知られている。こ
のような熱収縮を低減するため、ビデオテープを高温下
でアニールすることが知られている(例えば、特開昭5
0−99506号公報)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このように高温で媒体をアニールする方
法では、十分なアニール効果を期待するには、長時間、
高温度が必要となっている。しかし、80℃を越えると
非掘性支持体として一般に用いられるポリエチレンテレ
フタレートΦフィルムのガラス転移点を越えるため媒体
の変形が生じる。また、80℃以下でアニールを行うと
、長時間を要する上十分な効果が得られないという問題
点があった。本発明はこのような問題を解決するもので
、短時間に媒体の変形を生じることなく媒体の熱収縮を
低減することによりスキュー歪を低減するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の磁気記録媒体製
造方法は、非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気記録媒
体を温度40’Cから80℃の範囲、相対湿度60%か
ら96チ雰囲気下れ:放置することを特徴とするもので
ある。
作  用 上記の方法により従来に比べ媒体を変形させることなく
媒体の熱収縮が著しく低減され、このため高温度での長
期間の保存後もスキュー歪の少ない美しい画像を得るこ
とができる。
これは、単に高温をかけるよりも篩温、高湿をかけるほ
うが、非磁性支持体及び磁性層の歪が早く緩和されるた
めと考えられる。
実施例 実施例1 以下、本発明による磁気記録媒体の製造方法を磁気テー
プを例として説明する。
まず磁性層の形成は、以下のようにして行う。
磁性粉末、必要に応じて添加される帯電防止剤等の無機
顔料、研磨材及び結合剤、分散剤、潤滑剤等を有機溶剤
とともに、混合機にて十分混合分散し所望の成分比を有
する磁性塗布液を作成する。
熱効果型バインダを用いる場合はさらに硬化剤を添加す
る。
ここで、用いる磁性粉末としては、磁性酸化鉄、二酸化
クロム、金属磁性粉等のいずれでもよい。
帯電防止剤としては、カーボンブラック、グラファイト
粒子がある。研磨材としては、αアルミナ、酸化チタン
、ベンガラ、酸化クロム、SiC等が用いられる。結合
剤としては、ポリウレタン樹脂、塩ビ何脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、セルロール樹脂、ポリエステル樹
脂等があシ、これらの単独もしくは、2種以上の組合わ
せが、用いられる。分散剤としては、高級脂肪酸、高級
アルコール、リン酸エステル、グリ七ロリン、等がある
潤滑剤としては、シリコン樹脂、高級脂肪酸エステル等
がある。硬化剤としては、インシアネート、ポリアミン
、ポリアミド等がある。有機溶剤としては、メチルエチ
ルクトン、メチルインブチルケトン、トルエン、シクロ
ヘキサノン、酢酸エチル等がある。
これらの組成物を溶剤とともに混合機にて十分混合分散
して、所望の成分比を有する磁性塗料を作成する。混合
機としては、ボールミル、サンドミル、ディシルバー、
アトライター、高速ミキサー、ニーダ−1へンシエルミ
ル、プラネタリウムミキサー、3本ロール等を使えば良
い。
こうして得られた磁性塗料を非磁性支持体上に塗布する
。非磁性支持体としては、ポリエステルフィルム、ポリ
アミドフィルム、ポリイミドフィルム等が用いられる。
塗布方式としては、ドクターブレード方式、グラビア方
式、リバースロール方式等を用いる。塗布直後、塗膜の
平滑性をさらに上げるため、スムーザ−を接触させても
良い、これにはバースムーザ−、ワイヤースムーザ−、
フィルムスムーザ−等を用いる。
乾燥直前に塗布層中の磁性仮名を適当な配向状態にする
ため、磁場配向装置または2ンダマイザーを用いて配向
処理を行う、この後、塗膜を乾燥して溶剤を離脱させる
塗布、乾燥した広幅の磁性層表面をさらに平滑にするた
めスーパーカレンダにて表面加工処理を行う・カレンダ
条件としては、温度50−100℃、圧力50−400
 kg/crsr 、速度50−400n/%が望まし
い、こうして得られた塗膜をジャンボロールに巻きとる
さらに、テープの走行性を良くするため、非磁性支持体
の層面にバックコート層を設けることもある。
こうして得られたジャンボロールem[60℃、相対湿
度80チの雰囲気下に10時間放置した後、%インチ幅
に細断してビデオテープを作製した。
実施例2 実施例1のうち温度を40℃、相対湿度を60係の雰囲
気下とし、後は実施例1と同様にしてビデオテープを作
製した。
実施例3 実施例1のうち温度を80℃、相対湿度を95チの雰囲
気下とし、後は実施例1と同様にしてビデオテープを作
製した。
実施例4 実施例1のうちジャンボロールを3インチに細断した後
、温度60℃、相対湿度8o俤の雰囲気下に10時間放
置し、後は実施例1と同様にしてビデオテープを作製し
た。
比較例1 実施例1のうち温度t−40℃、相対湿度を16係の雰
囲気下とし、後は実施例1と同様にしてビデオテープを
作製した。
比較例2 実施例1のうち温度を80℃、相対湿度を40係の雰囲
気下とし、後は実施例1と同様にしてビデオテープを作
製した。
比較例3 実施例1のうち温度を26℃、相対湿度を95係の雰囲
気下とし、後は実施例1と同様にしてとデオテープを作
製した。
比較例4 実施例1のうち温度を90℃、相対湿度を15俤の雰囲
気下とし、後は実施例1と同様にしてビデオテープを作
製した。
以上の各サンプルについてスキュー歪量と媒体の歪を測
定した。各実施例及び比較例の放置条件と測定結果を下
記の表に示す。
(5゛A下片、百) なお、上記表において (1)スキュー歪は、VH8方式VTRNVea10 
 (松下電器■製)を用い画像信号を録画し、テープを
温度60℃湿度30チ雰囲気下に10日間放置し、26
℃−60%の雰囲気下に戻して6時間後に画像を再生し
モニター画面上でスキュー歪量を測定した。
(2)  媒体歪は完成したビデオテープの表面のうね
シの有無を目視で判定した。
以上のようにして得られた磁気テープは、上記表から明
らかなように、従来品に比ベスキュー歪の少ない優れた
ものである。
なお、上記実施例では放置時間を10時間としたが、こ
れは通常のジャンボロールを本発明のように加熱する場
合、全体が設定温度になるまでに約6時間、高温からも
とに戻るまでに約5時間がかるので10時間としたもの
であり、本発明の効果を得るためにはジャンボロールの
場合で約10時間以上1昼夜(24時間)以内が適当で
ある。
但し、この放置時間はロールが小さくなると当然短かく
なり、特に規定することでなく、従来の高温下アニーリ
ングと同程度以下でよい。
また上記実施例では磁気テープについて説明したが、磁
気テープのみならず、磁気シート、磁気カード等の他の
一気記録媒体に応用できることはいうまでもない。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、非磁性支持体上
に磁性層を設けた磁気記録媒体を温度40℃から80℃
の範囲、相対温反60%から95チの雰囲気下に放置す
ることにより、スキュー歪が低減された優れた磁気記録
媒体が得られ、その実用上の価値は大なるものがある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体上に磁性層を設けた磁気記録媒体を温度4
    0℃から80℃の範囲、相対湿度60%から95%の雰
    囲気下に放置することを特徴とする磁気記録媒体の製造
    方法。
JP8647586A 1986-04-15 1986-04-15 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPS62243127A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8647586A JPS62243127A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 磁気記録媒体の製造方法

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62243127A true JPS62243127A (ja) 1987-10-23

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ID=13887991

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JP8647586A Pending JPS62243127A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 磁気記録媒体の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712118A1 (en) 1994-11-08 1996-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for producing magnetic recording medium

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59110039A (ja) * 1982-12-13 1984-06-25 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法

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EP0712118A1 (en) 1994-11-08 1996-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for producing magnetic recording medium
US5670107A (en) * 1994-11-08 1997-09-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for producing magnetic recording medium

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