JPS62242597A - 複写機能付黒板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は会議等に利用する複写機能付黒板（以下複写黒
板）に関するものである。

従来の技術 近年、黒板への筆記内容を複写できる複写黒板が提供さ
れ、メモ取りの手間が省ける等利便性が評価されつつあ
る。

従来の複写黒板は、例えば第６図に示すように筆記部１
２がフレキシブルフィルムによって構成され、このフィ
ルムを筆記部１２の裏面へ移動させながら光学的に読み
取りプリンタ１４よりプリントアウトするように構成さ
れているもの、又は第７図に示すように読み取り部１３
が自走して読み取りプリントアウトするものがあった。

発明が解決しようとする問題点 一般に会議等において、事前に討議内容を黒板に筆記し
ておけば、限られた時間内でその筆記時間の分を討議に
割り当てることができるが、従来の複写黒板においては
、他の会議が行われている等の会議室の都合で事前に会
議室内の複写黒板に筆記できない場合、あるいは筆記内
容が多量で全ての内容を記載できない場合に、会議中に
筆記することとなり大変不便であった。又、本発明は上
記欠点に鑑み、複写黒板設置場所以外でも会議の討議内
容等の出席者にあらかじめ掲示しておかなければならな
い事項を事前に記載しておくことを可能にする複写機能
付黒板を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は以上の問題点を解決するため、表面に描画面を
有する板状の描画板と、画像読み取り装置及びプリンタ
を備えた本体との別体構成とし、上記本体を上記描画板
が着脱可能なように構成した。

作　　用 このように構成することにより、非使用時に本体から描
画板のみを分離して他の場所へ移しておくことができ、
しかも描画板のみであっても文字又は図形の記載が可能
であるため、会議に使用する前に他の場所であらかじめ
必要事項を記載してお（ことができ、さらに描画板は同
形状のものであれば交換可能であるため、複数の描画板
に記載された多機の文字又は図形を１台の本体で複写す
ることができる。

実施例 以下図面に基づいて本発明の実施例における複写黒板に
ついて説明する。第１図においてｌは本複写黒板の本体
、２は表面に描画面が設けられた描画板である。第２図
において、本体１上部には描画板２を収容するための開
■コ３が設けられており、内部は描画板２が第２図及び
第３図に示されるように上下にスライド可能なように構
成されている。４は開口３付近に設けられた描画板送り
用ローラ、５は送りローラ４に対向するように設けられ
、描画板２の裏側に接するローラである。送りロー９４
は描画板駆動装置（図示せず）から動力を受けて回転し
、描画板２の表側に圧接して描画板２を上下方向に送る
。６は光源であり、７は鏡である。鏡７は描画面に対し
て約４５度の角度で固定され、描画板２の描画面上の画
像を下方向へ反射させる。８は鏡７によって反射された
画像をイメージセンサ−９上に結像させるためのレンズ
である。イメージセンサ−９はその受光面が上を向（よ
うに本体１の底部に置かれている。１０は感熱紙を用い
るサーマルプリンタで、本体１の前部に設けられる。イ
メージセンサ９に結像された画像は電気信号に変換され
、その信号はプリンタ１０に送られる。プリンタ１０は
その画像信号に基づいて感熱紙１１に画像をプリントす
る。

描画板２は第４図に示されるように構成される。すなわ
ち、１２はアルミ又は合成樹脂製の枠、１３は発泡スチ
ロールよりなる基板である。

１４は基板１３の一方の面に貼り付けられた合成樹脂の
フィルムである。断面がコの字状に形成された枠１２は
基板１３及びフィルム１４の端部を挟むようにはめ込ま
れている。

本実施例では、描画板２の基板として発泡スチロールを
用いたことにより非常に軽量化することができる。そし
てこのように構成された描画板２において、フィルム１
４の表面が描画面となる。

又、１５は描画板２の上部に設けられ、ヒートン等に掛
けて吊り下げるための金具である。

次に本実施例における複写機能付黒板の動作について説
明する。まず、使用者が文字又は図面等が描かれた描画
板２を、第５図に示されるように描画面を表側に向けた
状態で本体１に上部より挿入する。描画板２が、第３図
に示されるように本体１内に完全に挿入され、使用者に
よって連写開始のスイッチが押されると、描画板駆動装
置が動作し、描画板２の送り出しを開始する。その際、
描画面」二の画像の内のイメージセンサ上に結像された
ーライン分の画像情報が電気信号に変換され、プリンタ
１０に送られる。プリンタ１０は、その信号に基づいて
サーマルヘッドに通電する。

そして、このような動作が繰り返されることにより、描
画面上の画像は描画面の移動にともなって一ライン毎の
信号に次々に変換され、順次プリンタｌＯに送られ、感
熱紙上にハードコピーとして描き出される。描画板２が
完全に送り出され画像の複写が完了すると、描画板駆動
装置は停止する。

描画板２と本体１は着脱自在となっている。そのため会
議等で実際にｖ！瑣する場合には、本体１をじゃまにな
らないように会議室の隅の方に置いておき、描画板のみ
を正面の見易い位置に掲げることができる。又、１台の
本体ｌに対して複数の描画板２を用意しておけば、会議
において複数の描画板を用いて多量の文字及び図形等を
記載することができ、１台の本体１でこれらの文字及び
図形の全てを複写することができる。又、これらの文字
及び図形の中から複写を必要とするものを抜き出して複
写することらできる。又、会議の準備のについては、あ
らかじめ本体１と描画板２とを分離しておけば、事前に
他の場所で描画板２に必要事項を記載しておくことがで
き、会議が始まると同時にすでに必要事項が記載された
描画板２をすばやく掲示することができる。又、非使用
時は本体ｌ内に描画［２を挿入しておくことができ、非
常にコンパクトとなる。そして、この状態では本黒板は
本体１の高さと等しくなるため、搬送する際に便利であ
る。

以上に示した実施例では、描画板２をいった゛ん本体ｌ
内に収容した後、描画板２を外部に送り出す際に画像の
複写を行っているが、描画［２を本体ｌ内部に用意する
際に複写を行うよう構成してもよい。又、以上の実施例
では描画板２は片面のみに描画面が設けられていたが、
描画板の両面にフィルム１４を貼り付け、描画板の両面
を描画面としてもよい。

発明の効果 本発明は、板状の描画板と画像読み取り装置及びプリン
タを備えた本体との別体構成としたことにより、本体を
所定の場所に設置したままで描画板のみを分離して他の
場所に移すことができ、会議等においてあらかじめ黒板
に記載しておきたい事項を描画板に記載してお（ことが
でき、会議が始まる時に描画板のみを会議室に運び込み
、その描画板を掲示することにより、記載事項を出席者
に即座に示すことができる。又、同形状の描画板であれ
ば複数の描画板を交換して本体に装着することが可能き
なり、これら複数の描画板に多量の文字又は図形等を記
載して掲示すると共に、これら多量の文字又は図形等を
１台の本体を用いて複写することができ、会議等を円滑
に進める上で非常に便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における複写機能付黒板の本体
と描画板とを分離した状態の斜視図、第２図は同複写機
能付黒板の縦方向断面図、第３図は同複写機能付黒板の
縦方向断面図、第４図は同複写機能付黒板の描画板の要
部断面図、第５図は同複写機能付黒板の使用状態を示す
斜視図、第６図及び第７図は従来の複写機能付黒板を示
す図である。 １・・・・本　体　　　　　　　　２・・・・描画板４
・・・・描画板送り用ローラ　　５・・・・ローラ６・
・・・光　源　　　　　　　７・・・・鏡８・・・・レ
ンズ　　　　　　９・・・・イメージセンサ１０・・・
・プリンタ 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ばか１名区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表面に描画面を備えた板状の描画板と、上記描画板をス
   ライド可能なように収容すると共に、上記描画板の描画
   面の画像情報を読み取る画像読み取り手段及び上記画像
   情報に従って複写像を出力するプリンタを備えた本体と
   を備え、上記描画板と上記本体とを別体にし、上記本体
   と着脱可能にしたことを特徴とする複写機能付黒板。