JPS62242294A - 自動取引システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は複数の取引を取扱う自動取引装置を複数備え
た自動取引システムに関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のシステムとしては、種々のものが実施化
されているが、例えば、以下に示すようなものがある。

このシステムは自動取引装置ごとに金庫を装備し、この
金庫が紙幣によってほぼ満たされた場合（以下、紙幣エ
アフルという）、または紙幣がほぼ無くなった場合（以
下、紙幣ニアエンドという）には、その自動取引装置の
入金または出金取引が取扱停止状態となるように構成さ
れている。

この取扱停止状態の入金または出金取引の再開は係員が
金庫内の紙幣収納量を調整することによって行なわれる
。

そのため、取引が停止するたびに金庫内の紙幣収納量を
調整しなければならず、省力化の面で欠点があった。

そこで、この欠点に対処するために、入金された紙幣を
出金用紙幣として再利用できるいわゆる循環式自動取引
装置を複数備えたシステムが提案されている。

このシステムでは、紙幣ニアフル、または紙幣ニアエン
ドによって入金または出金取引の一方が停止となったと
き、他方をそのまま継続させることによって、金庫内の
紙幣を減少または増加させて前記停止された取引を自動
的に再開させることができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記循環式の自動取引装置を備えたシステムに
あっても、顧客の自然な流れによって金庫内の状況を緩
和していたので、金庫内の状況により停止された取引の
再開に多大の時間を要し、運用効率の低下を招来すると
いう問題点があった。

そこで、この発明は前記問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、金庫内の状況によシ停止
された取引を最小の時間で再開させて運用効率を向上さ
せた自動取引システムを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

前記目的に沿うこの発明の構成は自動取引システムにお
いて、各自動取引装置に設けられ、入出金取引に関する
情報を出力する出力手段と、この出力手段から出力され
る前記情報を格納する記憶手段と、自動取引装置の入出
金取引情報に基づき他の自動取引装置の入出金取引の変
更を制御する取引制御手段を有する総合制御装置とを備
えたことを要旨とする。

〔作用〕

前記構成において、金庫内の紙幣のニアフルまたはニア
エンドによシーの自動取引装置の入金ま　′たは出金取
引が停止した場合、まず、出力手段は停止した入金ま九
は出金取引の情報を総合制御装置の取引制御手段に出力
する。

この取引制御手段は出力手段から出力された取引停止の
情報および記憶手段に記憶されている各自動取引装置の
入出金取引に関する情報に基づき、継続されている取引
と同種の取引を停止できる他の自動取引装置を選定し、
選定した自動取引装置の前記同種の取引を停止させる。

その結果、前記−の自動取引装置においては、金庫内の
紙幣の減少または増加が促進され、停止された入金また
は出金取引が最小の時間で再開されることになる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第２図はこの実施例に係るシステムの自動取引装置の外
観構成を示す斜視図である。

自動取引装置はいわゆる循環式の装置であシ、操作パネ
ル１の上部に取引種類表示部２と取扱表示部３とが設け
られ、操作パネル１の下部にタッチパネル４が設けられ
ている。

前記取引種類表示部２は取扱可能な取引の種類を表示す
るものであり、取扱表示部３は取引が可能であることを
示し、すべての取引が取扱停止されたときのみ取扱中止
を表示するものである。

また、タッチパネル４は最初、第３図に示すような初期
画面が表示され、取引種類や取引金額などの取引内容を
入力するキ一部４ａと、顧客への操作案内を表示する表
示部４ｂとを兼ね備えている。

第４図は前記自動取引装置を複数備えたこのシステムの
概略を示すブロック図である。

このシステムは前記自動取引装置Ａ、Ｂ・・・を複数備
え、ごれら装置Ａ、Ｂ・・・は夫々総合制御装置５とタ
ーミナルコントローラ６とに接続されている。

前記総合制御装置５は金庫の状況により出金または入金
取引が停止されたという自動取引装置Ａ。

Ｂ・・・からの情報に基づき他の自動取引装置Ａ、Ｂ・
・・に取引種類の変更命令を出力するものである。

ターミナルコントローラ６は各自動取引装置Ａ。

Ｂ・・・とセンタのホストコンピュータとの間で取引デ
ータを授受するために通信を制御するものでちる。

第１図は前記システムの要部を詳細に示すブロック図で
ある。

各自動取引装置Ａ、Ｂ・・・は共通制御部７を備え、こ
の共通制御部７には、取扱表示回路８、取引種類表示回
路９１、操作案内表示回路１０、キー制御回路１１、金
庫内監視回路１２およびその他の構成機器が接続されて
いる。

前記取扱表示回路８は第２図の取扱表示部３に取扱中、
または取扱中止を表示するものであシ、取引種類表示回
路９は第２図の取引種類表示部２に取引種類を表示する
ものであり、操作案内表示　″回路１０は第３図のタッ
チパネル４の表示部４ｂに顧客への操作案内などを表示
するものであシ、キー制御回路１１は第３図のタッチパ
ネル４のキ一部４ａの制御を行うものであシ、金庫内監
視回路１２は紙幣ニアフルあるいは紙幣ニアエンドを検
出して金庫内の状況を監視するものである。

また、共通制御部７は前記各回路８，９，１０゜Ｉｔ、
１２の制御を行うとともに、金庫内の状況により出金ま
たは入金取引が停止した場合に停止した入金取引を示す
情報を総合制御装置５に出力するものである。

この共通制御部７に送受信回路１３が接続され、この送
受信回路１３は共通制御部７からのデータを総合制御装
置５に送信するとともに該装置５からのデータを受信す
るものである。

この装置５は送受信回路１５．取引制御回路１６および
メモリ１７から構成される。

送受信回路１５は取引制御回路１６およびメモリ１７か
ら゛のデータを自動制御装置Ａ、Ｂ・・・に送信すると
ともに該装置Ａ、Ｂ・・・からのデータを受信するもの
である。

取引制御回路１６は個々の自動取引装置Ａ、Ｂ・・・か
ら送られてくる前記情報に基づき、他の自動取引装置Ａ
、Ｂ・・・に対し取引種類の変更命令を出力するもので
ある。

メモリ１７は例えば第１表のように個々の自動取引装置
Ａ、Ｂ・・・の各取引種類が取扱中であるか、停止され
ているか、また停止されている場合、再び開始できるか
というデータを格納するものである。

第１表 次に、このシステムの動作を説明する。

まず、個々の自動取引装置Ａ、Ｂ・・・の共通制御部７
は、取扱中の入金取引が停止されたとき、その停止が金
庫内の状況により紙幣エアフルか、紙幣ニアエンドか、
あるいは運用者によるものかなどの情報を付加して取引
停止情報を送受信回路１３を通して総合制御装置５に出
力する。

総合制御装置５では、紙幣エアフルか、紙幣エアエンド
か、または運用者によるものかなどのを付加したこの情
報をメモリ１７に第１表のようなテーブルで格納する。

金庫内の状況が緩和されたとき、その情報も同様にメモ
リ１７に格納する。

ここで、自動取引装置Ａが紙幣ニアフルになった場合、
自動取引装置Ａの共通制御部７は取引種類表示回路９に
対し取引種類表示部２の表示の変更を行うよう指示を出
す。

また、自動取引装置Ａの共通制御部Ｔは操作案内表示回
路１０に対し、タッチパネル４の初期画面の表示を変更
するよう指示を出すと同時に、キー制御回路１１に対し
、タッチパネル４の表示画面の変更に合わせて受付ける
キーの変更を行うよう指示を出す。

このよう・な取引変更の処理を行った後、前記共通制御
部７は総合制御装置５に対して紙幣エアフルによって入
金取引が停止されたという情報を出力する。

総合制御゛装置５では、取引制御回路１６は第５図に示
すフローチャートに従って処理を行う。

第５図は紙幣エアフルによって入金取引が停止されたと
いう情報を入力したときの総合制御装置の動作を示すフ
ローチャートである。

停止された入金取引を示す情報が自動取引装置から総合
制御装置５に出力されると、総合制御装置５は出金取引
をそのまま継続させるとともに、入金取引の可能な自動
取引装置があるかどうかを判断する。

入金取引の可能な自動取引装置がある場合、該装置のう
ち一台の出金取引を停止し、入金取引をそのまま継続す
る。

これにより、顧客の流れが変わり、入金取引が停止され
た自動取引装置の出金取引の回数が増大し、金庫内の状
況が迅速に緩和される。

入金取引の可能な自動取引装置がない場合、出金取引の
みを継続する。

次いで、設定時間ごとに入金取引の開始が可能か否かを
判断し、可能であるとき、停止された入金取引を開始す
る。可能でないとき、前記ステップを繰返す。

紙幣エアエンドの場合も前記と同様の動作手１■に従っ
て処理する。

なお、この発明は前記実施例に限定されるものでなく、
種々の改変が可能であることはもちろんである。

例えば、総合制御装置をいずれかの自動取引装置の内部
またはターミナルコントローラの内部に組込んでも上記
と同様の処理を行うことができる。

また、この実施例では、総合制御装置内のメモリに自動
取引装置の取引状況を示すデータを格納していたが、こ
のデータを個々の自動取引装置内のメモリに格納し、必
要に応じて総合制御装置に伝達するという手段も可能で
ある。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、この発明によれば、−
の自動取引装置の入金または出金の取引が金庫内の状況
により停止すると、他の自動取引装置の入出金取引を制
御できる構成としたので、顧客の流れが変化し、紙幣の
収納量の増大・減少が促進される。

その結果、金庫内の状況が迅速に緩和され、停止された
入金または出金取引が最小の時間で再開し、運用効率が
向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例に係る自動取引システムの詳細を示すブ
ロック図、第２図は自動取引装置の外観構成を示す斜視
図、第３図はタッチパネルの詳細を示す正面図、第４図
はこのシステムの概略を示すブロック図、第５図はこの
システムの動作手順を示すフローチャートである。 ２・・・取引種類表示部　３・・・取扱表示部　４・・
・タッチパネル　５・・・総合制御装置　６・・・ター
ミナルコントローラ　７・・・共通制御部　８・・・取
扱衣・足回路　９・・・取引種類表示回路　１ｏ・・・
操作案内表示回路　１１・・・キー制御回路　１２・・
・金庫内監視回路　１６・・・取引制御回路　１Ｔ・・
・メモリ特許出願人　　沖電気工業株式会社 代理人　弁理士　　金　　倉　　喬　　二自動取引装置
の外観構成図 ＠　２　亘 システムの概略ブロック図 ＠　４　回 シ、ステムのフローチャート Ｍ　５　ロ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、入金された紙幣および出金用の紙幣を収納する金庫
   を有し、この金庫内の紙幣のニアフルまたはニアエンド
   を検出したとき、入金または出金の一方の取引を停止さ
   せ、他方の取引をそのまま継続させる自動取引装置を複
   数備えた自動取引システムにおいて、 各自動取引装置の入出金取引に関する情報を出力する出
   力手段と、 この出力手段から出力される前記情報を格納する記憶手
   段と、 自動取引装置の入出金取引情報に基づき、他の自動取引
   装置の入出金取引の変更を制御する取引制御手段を有す
   る総合制御装置と、 を備えたことを特徴とする自動取引システム。