JPS62241227A - 過電流保護装置 - Google Patents
過電流保護装置Info
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- JPS62241227A JPS62241227A JP8268486A JP8268486A JPS62241227A JP S62241227 A JPS62241227 A JP S62241227A JP 8268486 A JP8268486 A JP 8268486A JP 8268486 A JP8268486 A JP 8268486A JP S62241227 A JPS62241227 A JP S62241227A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]、
本発明は過電流保護装置、さらに詳しくは、回路装置に
組み込まれた過電流保護用のヒユーズに代えて使用され
る過電流保護装置に関するものである。
組み込まれた過電流保護用のヒユーズに代えて使用され
る過電流保護装置に関するものである。
[背景技術1
従来よりこの種の過電流保護装置としては、特公昭53
−45505号公報に開示された過電流スイッチがある
。これは、第17図および第18図に示すように、ケー
シング1より進退自在に突出する操作軸5を有し、この
操作軸5をケーシング1側に押し込んだときに主電路に
挿入された接点が閉極し、主電路を過電流が通過したと
きに、接7αが開極するようになっている。接点はケー
シング1に固定された第1ya子板21の一端部に固着
された固定接点23と、断面り字状のラッチリンク31
の一所に固着された可動接点24とにより構成され、ラ
ッチリンク31は操作軸5に揺動自在に結合され、ラッ
チばね27により可動接点24を固定接点23から開離
する向きに付勢されている。また、操作軸5は軸復帰ば
ね57によりケーシング1から突出する向きに付勢され
ている。
−45505号公報に開示された過電流スイッチがある
。これは、第17図および第18図に示すように、ケー
シング1より進退自在に突出する操作軸5を有し、この
操作軸5をケーシング1側に押し込んだときに主電路に
挿入された接点が閉極し、主電路を過電流が通過したと
きに、接7αが開極するようになっている。接点はケー
シング1に固定された第1ya子板21の一端部に固着
された固定接点23と、断面り字状のラッチリンク31
の一所に固着された可動接点24とにより構成され、ラ
ッチリンク31は操作軸5に揺動自在に結合され、ラッ
チばね27により可動接点24を固定接点23から開離
する向きに付勢されている。また、操作軸5は軸復帰ば
ね57によりケーシング1から突出する向きに付勢され
ている。
一方、第2端子板22の一端部にはバイメタル板41が
電気的かつ機械的に接続されており、このバイメタル板
41の一端部には係止突起44が設けられている。した
がって、操作軸5を押し込むと、軸復帰ばね57にばね
力が蓄積された状態で係止突起44にラッチリンク31
の一端部が係合する。すなわち、主電路はtIS1端子
板21−ラッチリンク31−バイメタル板41−第2端
子板22の経路で形成されるのである。この状態におい
て、主電路に過電流が通電されるとバイメタル板41が
発熱してラッチリンク31と係止突起44との係合状態
が解除され、軸復帰ばね57のばね力により操作軸5が
ケーシング1から突出するとともに、ラッチばね27と
紬復帰ばね57とのばね力により接点が開極するのであ
る。
電気的かつ機械的に接続されており、このバイメタル板
41の一端部には係止突起44が設けられている。した
がって、操作軸5を押し込むと、軸復帰ばね57にばね
力が蓄積された状態で係止突起44にラッチリンク31
の一端部が係合する。すなわち、主電路はtIS1端子
板21−ラッチリンク31−バイメタル板41−第2端
子板22の経路で形成されるのである。この状態におい
て、主電路に過電流が通電されるとバイメタル板41が
発熱してラッチリンク31と係止突起44との係合状態
が解除され、軸復帰ばね57のばね力により操作軸5が
ケーシング1から突出するとともに、ラッチばね27と
紬復帰ばね57とのばね力により接点が開極するのであ
る。
ところで、この過電流スイッチでは、各部品が独立しで
おり、ケーシング1内の所定の位置に各部品を順次組み
込むことで組み立てられるようになっているものである
から、小形のケーシング1に組み込む場合には組立作業
が面倒であり、しかもケーシング1内に組み込んだ後で
なければ調節作業が行なえないものであり、ヒユーズに
代えて用いられる小形の過電流スイッチでは組立や調節
が面倒であった。
おり、ケーシング1内の所定の位置に各部品を順次組み
込むことで組み立てられるようになっているものである
から、小形のケーシング1に組み込む場合には組立作業
が面倒であり、しかもケーシング1内に組み込んだ後で
なければ調節作業が行なえないものであり、ヒユーズに
代えて用いられる小形の過電流スイッチでは組立や調節
が面倒であった。
[発明の目的]
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、主な部品をフレームに装着す
ることにより、ケーシング内に組み込む前に調節作業が
行なえるようにし、また、ケーシングを一対の半剛体と
半割体を結合するキャップとで形成することにより、組
立作業を容易とした過電流保護装置を提供することにあ
る。
主な目的とするところは、主な部品をフレームに装着す
ることにより、ケーシング内に組み込む前に調節作業が
行なえるようにし、また、ケーシングを一対の半剛体と
半割体を結合するキャップとで形成することにより、組
立作業を容易とした過電流保護装置を提供することにあ
る。
[発明の開示]
(構成)
本発明においては、主電路に挿入される接点装置と、接
点装置を開極する向きの勢力を帯積したラッチ状態で接
点装置を閉極状態に保持するラッチ装置と、主電路を過
電流が通過したときにラッチ装置のラッチ状態を解除し
て上記勢力により接点装置を開極させる引き外し装置と
が細長形状の一4= ケーシング内に納装され、ラッチ装置をラッチ状態に設
定する操作釦がケーシングの長手方向に沿って進退自在
に挿入された過電流保護装置においで、ケーシングは細
長形状の一対の半割体と、両半割体を組み合わせた状態
で両半割体を結合するように長手方向の一端部外周に嵌
着されるキャップとにより形成され、接点装置は第1の
固定接点を備えた第1yIi子板と、第2の固定接点を
備えた導電材料よりなるフレームと、両固定接点に離接
する一対の可動接点を備え両面定接点間を短絡する可動
接触子と、フレームの一所と可動接触子との間に介装さ
れ可動接触子の可動接点側の端部に固定接、克に向かう
押圧力を付与する接圧ばねとを有し、ラッチ装置はフレ
ームに装着された回転軸に回動自在に装着され接圧ばね
を挾んで可動接点とは反対側の可動接触子の一端部をフ
レームから絶縁した状態で保持する絶縁材料よりなるラ
ッチリンクと、接圧ばねのばね力よりも大きいばね力で
可動接点を固定接点から開離させる向きにラッチリンク
を付勢するラッチばねとを有し、引き外し装置はフレー
ムの一所に固着されるとともにラッチばねに勢力が蓄積
された状態でラッチリンクに係合する係止部を備えたバ
イメタル板と、主電路に挿入されて主電路を過電流が通
過したときにバイメタル板を加熱してラッチリンクとバ
イメタル板との係合状態を解除する発熱装置とを有して
成ることを特徴とする過電流保護装置を開示し、接点装
置、ラッチ装置、引き外し装置の主部品をフレームに組
み込むことによりケーシングに組み込む前にW4tf6
作業が行なえるようにし、ケーシングを一対の半割体と
キャップとで桶戒することに上りケーシング内にフレー
ムを組み込んで容易に組立作業が行なえるようにしてい
る。
点装置を開極する向きの勢力を帯積したラッチ状態で接
点装置を閉極状態に保持するラッチ装置と、主電路を過
電流が通過したときにラッチ装置のラッチ状態を解除し
て上記勢力により接点装置を開極させる引き外し装置と
が細長形状の一4= ケーシング内に納装され、ラッチ装置をラッチ状態に設
定する操作釦がケーシングの長手方向に沿って進退自在
に挿入された過電流保護装置においで、ケーシングは細
長形状の一対の半割体と、両半割体を組み合わせた状態
で両半割体を結合するように長手方向の一端部外周に嵌
着されるキャップとにより形成され、接点装置は第1の
固定接点を備えた第1yIi子板と、第2の固定接点を
備えた導電材料よりなるフレームと、両固定接点に離接
する一対の可動接点を備え両面定接点間を短絡する可動
接触子と、フレームの一所と可動接触子との間に介装さ
れ可動接触子の可動接点側の端部に固定接、克に向かう
押圧力を付与する接圧ばねとを有し、ラッチ装置はフレ
ームに装着された回転軸に回動自在に装着され接圧ばね
を挾んで可動接点とは反対側の可動接触子の一端部をフ
レームから絶縁した状態で保持する絶縁材料よりなるラ
ッチリンクと、接圧ばねのばね力よりも大きいばね力で
可動接点を固定接点から開離させる向きにラッチリンク
を付勢するラッチばねとを有し、引き外し装置はフレー
ムの一所に固着されるとともにラッチばねに勢力が蓄積
された状態でラッチリンクに係合する係止部を備えたバ
イメタル板と、主電路に挿入されて主電路を過電流が通
過したときにバイメタル板を加熱してラッチリンクとバ
イメタル板との係合状態を解除する発熱装置とを有して
成ることを特徴とする過電流保護装置を開示し、接点装
置、ラッチ装置、引き外し装置の主部品をフレームに組
み込むことによりケーシングに組み込む前にW4tf6
作業が行なえるようにし、ケーシングを一対の半割体と
キャップとで桶戒することに上りケーシング内にフレー
ムを組み込んで容易に組立作業が行なえるようにしてい
る。
(実施例1)
第1図に示すように、主電路に挿入される接点装置2と
、接点装置2を開極する向きの勢力を蓄積したラッチ状
態において接、克装置2を閉極状態に保持するラッチ装
置3と、主電路を過電流が通過するとラッチ装置3のラ
ッチ状態を解除して接点装置2を開極させる例外外し装
置4とが細長筒状のケーシング1内に納装され、ラッチ
装置3をラッチ状態に設定する操作釦5がケーシング1
の長手方向に沿って進退自在に挿入されている。以下の
説明においては、第1図における紙面に直交する方向、
左右方向、上下方向をそれぞれ左右方向、前後方向、上
下方向とし、第1図の紙背側を左側、第1図の左側を前
側として説明する。
、接点装置2を開極する向きの勢力を蓄積したラッチ状
態において接、克装置2を閉極状態に保持するラッチ装
置3と、主電路を過電流が通過するとラッチ装置3のラ
ッチ状態を解除して接点装置2を開極させる例外外し装
置4とが細長筒状のケーシング1内に納装され、ラッチ
装置3をラッチ状態に設定する操作釦5がケーシング1
の長手方向に沿って進退自在に挿入されている。以下の
説明においては、第1図における紙面に直交する方向、
左右方向、上下方向をそれぞれ左右方向、前後方向、上
下方向とし、第1図の紙背側を左側、第1図の左側を前
側として説明する。
第2図に示すように、ケーシング1は左右一対の半割体
11a、Jlbと、半割体11a、llbの前端部に装
着されるキャップ12とにより前後に長い細長筒状に形
成される。各半割体11a、1.1bはそれぞれ左右の
一方の側面と前面とが開放された形状に形成され、一方
の半割体11aの後端部側面に形成された上下一対の位
置決め凹所13内に他方の半割体11bの後端部側面に
突設された一対の位置決め突起(図示せず)を嵌入する
形で左右両半割体11a、11bが突き合わせられる。
11a、Jlbと、半割体11a、llbの前端部に装
着されるキャップ12とにより前後に長い細長筒状に形
成される。各半割体11a、1.1bはそれぞれ左右の
一方の側面と前面とが開放された形状に形成され、一方
の半割体11aの後端部側面に形成された上下一対の位
置決め凹所13内に他方の半割体11bの後端部側面に
突設された一対の位置決め突起(図示せず)を嵌入する
形で左右両半割体11a、11bが突き合わせられる。
このように両半割体11a、llbを組み合わせた状態
で半割体11a、11)yの前i部外周面にキャップ1
2が嵌着される。キャップ12は筒状に形成されており
、各半割体11a、1.1bの前端部外周面に形成され
た係止段部14にキャップ12の後端面が当接するよう
に嵌着される。キャップ12の前端部の内径は両半割体
11a、llbを結合した筒部分の内径よりも小さく設
定されたガイド筒部15となっている。ここで、半割体
11a、11bとキャップ12との結合部分は前後方向
に直交する面での断面形状が非円形となっており、半割
体11a、11.bとキャップ12とが互いに回転しな
いようになっている。
で半割体11a、11)yの前i部外周面にキャップ1
2が嵌着される。キャップ12は筒状に形成されており
、各半割体11a、1.1bの前端部外周面に形成され
た係止段部14にキャップ12の後端面が当接するよう
に嵌着される。キャップ12の前端部の内径は両半割体
11a、llbを結合した筒部分の内径よりも小さく設
定されたガイド筒部15となっている。ここで、半割体
11a、11bとキャップ12との結合部分は前後方向
に直交する面での断面形状が非円形となっており、半割
体11a、11.bとキャップ12とが互いに回転しな
いようになっている。
接、α装置2は上述したように主電路に挿入されるので
あって、主電路は、それぞれケーシング1の後端部に装
着され後端部がケーシング1の後端面から突出する第1
yli子板21および第2jl子板22と、接点装置2
とラッチ装置3と引き外し装置4とを保持する銅合金等
の導電材料により形成されたフレーム6と、第1端子板
21とフレーム6とにそれぞれ設けられた固定接点23
a、23bに離接する一対の可動接点24a、24bを
備えた可動接触子25と、第2Q子板22とフレーム6
との間を電気的に接続する抵抗ヒータ26とにより形成
される。すなわち、主電路は第1端子板21−可動接触
子25−フレーム6−抵抗ヒータ26−第2端子板22
という経路で形成されるのである。また、この主電路を
開閉する接点装Wi2は、第1固定接点23aを備えた
第1端子板21と、第2[i!i’l定接、α23&を
備えたフレーム6と、両固定接点23a、23bに離接
する一月の可動接点24a、24bを備えた可動接触子
25と、可動接触子25の中央部を下方に付勢して可動
接、α24a。
あって、主電路は、それぞれケーシング1の後端部に装
着され後端部がケーシング1の後端面から突出する第1
yli子板21および第2jl子板22と、接点装置2
とラッチ装置3と引き外し装置4とを保持する銅合金等
の導電材料により形成されたフレーム6と、第1端子板
21とフレーム6とにそれぞれ設けられた固定接点23
a、23bに離接する一対の可動接点24a、24bを
備えた可動接触子25と、第2Q子板22とフレーム6
との間を電気的に接続する抵抗ヒータ26とにより形成
される。すなわち、主電路は第1端子板21−可動接触
子25−フレーム6−抵抗ヒータ26−第2端子板22
という経路で形成されるのである。また、この主電路を
開閉する接点装Wi2は、第1固定接点23aを備えた
第1端子板21と、第2[i!i’l定接、α23&を
備えたフレーム6と、両固定接点23a、23bに離接
する一月の可動接点24a、24bを備えた可動接触子
25と、可動接触子25の中央部を下方に付勢して可動
接、α24a。
24bと固定接点23a、23bとの間の接触圧を得る
接圧ばね27とにより構成される。第1端子板21は後
部に保持突起21aを備え、この保持突起21aが形成
された部分をケーシング1の後端部に形成された保持溝
16内に圧入することにより、ケーシング1の定位置に
固定されている。第1端子板21の前端部上面には第1
固定接、α23aが固着される。フレーム6の後端部は
、第2図に示すように、第2固定接点23bが固着され
た基片61aの後縁から上方に縦片61bが延設され、
縦片61bの上縁がら基片61aに平行な横片61Cが
後方に延設され、横片61cの右側縁がら上方に接続片
61dが延設された形状に形成されでおり、接続片61
dの上絵には結合突起62が突設されている。一方、フ
レーム6の前端部は、基片61aの前端部側縁がら上方
に保持片61eが延設され、保持片61eの上縁から基
片61aと平行な第1のばね受は片61fが右方に延設
され、基片61aの前端よりも前方に延設される保持片
61eの前端から右側方に第2のばね受は片61gが延
設された形状に形成されている。第1のばね受は片61
. fの下面および第2のばね受は片61gの前面には
それぞれぽね受は突起63.64が突設される。また、
保持片66には左右方向に貫通した軸受孔65が穿設さ
れる。第2端子板22は前端部にフレーム6の接続片6
1dから左側に離間して平行となるように延設された接
続片22gを有している。可動接触子25は左右一対の
可動接点24a、24bを備え、後端縁がら上方に引掛
片25aが延設され、前端縁から上方に係合片25bが
延設された形状に形成されている。可動接触子25の中
央部上面にはばね受は突起2’ 5 cが突設されてお
り、このばね受は突起25cとフレーム6の第1のばね
受は片61fに設けたばね受は突起63とに接圧ばね2
7の両端部が装着されて、可動接触子25の中央部が下
方に付勢される。第2端子板22の接続片22aとフレ
ーム6の接続片61dとには抵抗ヒータ26の各端子が
それぞれ電気的かつ機械的に接続され、第29子板22
とフレーム6とが抵抗ヒータ26を介して電気的に接続
される。ここで、抵抗ヒータ26は左右方向に沿って配
設される。
接圧ばね27とにより構成される。第1端子板21は後
部に保持突起21aを備え、この保持突起21aが形成
された部分をケーシング1の後端部に形成された保持溝
16内に圧入することにより、ケーシング1の定位置に
固定されている。第1端子板21の前端部上面には第1
固定接、α23aが固着される。フレーム6の後端部は
、第2図に示すように、第2固定接点23bが固着され
た基片61aの後縁から上方に縦片61bが延設され、
縦片61bの上縁がら基片61aに平行な横片61Cが
後方に延設され、横片61cの右側縁がら上方に接続片
61dが延設された形状に形成されでおり、接続片61
dの上絵には結合突起62が突設されている。一方、フ
レーム6の前端部は、基片61aの前端部側縁がら上方
に保持片61eが延設され、保持片61eの上縁から基
片61aと平行な第1のばね受は片61fが右方に延設
され、基片61aの前端よりも前方に延設される保持片
61eの前端から右側方に第2のばね受は片61gが延
設された形状に形成されている。第1のばね受は片61
. fの下面および第2のばね受は片61gの前面には
それぞれぽね受は突起63.64が突設される。また、
保持片66には左右方向に貫通した軸受孔65が穿設さ
れる。第2端子板22は前端部にフレーム6の接続片6
1dから左側に離間して平行となるように延設された接
続片22gを有している。可動接触子25は左右一対の
可動接点24a、24bを備え、後端縁がら上方に引掛
片25aが延設され、前端縁から上方に係合片25bが
延設された形状に形成されている。可動接触子25の中
央部上面にはばね受は突起2’ 5 cが突設されてお
り、このばね受は突起25cとフレーム6の第1のばね
受は片61fに設けたばね受は突起63とに接圧ばね2
7の両端部が装着されて、可動接触子25の中央部が下
方に付勢される。第2端子板22の接続片22aとフレ
ーム6の接続片61dとには抵抗ヒータ26の各端子が
それぞれ電気的かつ機械的に接続され、第29子板22
とフレーム6とが抵抗ヒータ26を介して電気的に接続
される。ここで、抵抗ヒータ26は左右方向に沿って配
設される。
ラッチ装W3は合成樹脂等の絶縁材料により形成された
ラッチリンク31を備えている。ラッチンリンク31は
、前面上部に係止面31aを有するとともに、後面上部
に上方はど係合面31aとの鉗離を縮める傾斜面31b
を有している。また、ラッチンリンク31の右側面には
円筒状の筒軸31cが突設されるとともに、筒軸31c
がら上方に離開して押圧突起31dが突設されている。
ラッチリンク31を備えている。ラッチンリンク31は
、前面上部に係止面31aを有するとともに、後面上部
に上方はど係合面31aとの鉗離を縮める傾斜面31b
を有している。また、ラッチンリンク31の右側面には
円筒状の筒軸31cが突設されるとともに、筒軸31c
がら上方に離開して押圧突起31dが突設されている。
筒軸1l−
31cと抑圧突起]]dとの間には可動接触子25の前
端部が遊嵌され、可動接触子25の後端部が上下に揺動
できるようになっている。また、押圧突起31dの前面
には可動接触子25の係合片25bが係止される。筒軸
3”lcの先端とラッチンリンク31の左側面との間は
貫通しており、ここに回転軸32が挿通される。ラッチ
ンリンク31のn「面下部にはラッチ片31eが延設さ
れており、ラッチ片31eの先端部は右側方に屈曲され
ている。回転軸32の左端部はフレーム6に形成された
軸受孔65に挿通され、回転軸32に設けられた鍔32
aがフレーム6の保持片61eの右側面に係止されるこ
とにより、回転軸32の左側方への抜は止めがなされる
。回転軸32の右端部はラッチンリンク31の筒軸3
’1 cに挿通され、ラッチンリンク31をフレーム6
に対して回動自在に軸支する。回転軸32の両端は両半
割対11a、11bの内周面に形成された軸受凹所17
により支承される。回転軸32の鍔32aとラッチンリ
ンク31との間にはラッチばね33が装着される。ラッ
チばね33は、一端部にラッチンリンク31のラッチ片
31eの上面に係止されるL字状の第1の係止部33a
を有するとともに、他端部にフレーム6の第1のばね受
は片61fの前縁に係止される第2の係止部33bを有
しており、ラッチンリンク31を前転側に付勢する。つ
まり、可動接触子25の前端部において可動接触子25
の下面が筒軸31cに当接した状態で係合片25bに対
して押圧突起31dがら第1図中左回りの力が作用する
のであり、筒軸31cの周面を支点として可動接触子2
5の後端部が上方に移動するように付勢するのである。
端部が遊嵌され、可動接触子25の後端部が上下に揺動
できるようになっている。また、押圧突起31dの前面
には可動接触子25の係合片25bが係止される。筒軸
3”lcの先端とラッチンリンク31の左側面との間は
貫通しており、ここに回転軸32が挿通される。ラッチ
ンリンク31のn「面下部にはラッチ片31eが延設さ
れており、ラッチ片31eの先端部は右側方に屈曲され
ている。回転軸32の左端部はフレーム6に形成された
軸受孔65に挿通され、回転軸32に設けられた鍔32
aがフレーム6の保持片61eの右側面に係止されるこ
とにより、回転軸32の左側方への抜は止めがなされる
。回転軸32の右端部はラッチンリンク31の筒軸3
’1 cに挿通され、ラッチンリンク31をフレーム6
に対して回動自在に軸支する。回転軸32の両端は両半
割対11a、11bの内周面に形成された軸受凹所17
により支承される。回転軸32の鍔32aとラッチンリ
ンク31との間にはラッチばね33が装着される。ラッ
チばね33は、一端部にラッチンリンク31のラッチ片
31eの上面に係止されるL字状の第1の係止部33a
を有するとともに、他端部にフレーム6の第1のばね受
は片61fの前縁に係止される第2の係止部33bを有
しており、ラッチンリンク31を前転側に付勢する。つ
まり、可動接触子25の前端部において可動接触子25
の下面が筒軸31cに当接した状態で係合片25bに対
して押圧突起31dがら第1図中左回りの力が作用する
のであり、筒軸31cの周面を支点として可動接触子2
5の後端部が上方に移動するように付勢するのである。
ラッチばね33のばね力は接圧ばね27のばね力よりも
大きく設定されている。こうしてラッチリンク31とラ
シチばね33とにより可動接触子25に対して固定液、
α23a、23bと可動接点24a、24bとを引き離
す向きに力が作用するのである。ラッチリンク31は上
述のように絶縁材料で形成さ゛れており、フレーム6の
保持片61eと可動接触子25の前端部との間に介装さ
れているから、可動接触子25の前端部は7し−ム6に
対して絶縁されるのである。ラッチ装置3は、このラッ
チリンク31と、ラッチばね33にばね力を蓄積したラ
ッチ状態でラッチリンク31を係止する引き外し装置4
と、ラッチばね33のばね力が解放された状態からラッ
チリンク31をラッチ状態に復帰させる操作釦5とによ
り構成される。
大きく設定されている。こうしてラッチリンク31とラ
シチばね33とにより可動接触子25に対して固定液、
α23a、23bと可動接点24a、24bとを引き離
す向きに力が作用するのである。ラッチリンク31は上
述のように絶縁材料で形成さ゛れており、フレーム6の
保持片61eと可動接触子25の前端部との間に介装さ
れているから、可動接触子25の前端部は7し−ム6に
対して絶縁されるのである。ラッチ装置3は、このラッ
チリンク31と、ラッチばね33にばね力を蓄積したラ
ッチ状態でラッチリンク31を係止する引き外し装置4
と、ラッチばね33のばね力が解放された状態からラッ
チリンク31をラッチ状態に復帰させる操作釦5とによ
り構成される。
引き外し装置4は、前後に長い細長形状のバイメタル板
41を有する。バイメタル板41の後端部にはフレーム
6の結合突起62を挿入してかしめることによりバイメ
タル板41をフレーム6に一体に結合するための結合孔
42が形成され、前端部には係止片43が左側方に向か
って延設される。バイメタル板41の後端部下面には発
熱装置としての抵抗ヒータ26が密着し、抵抗ヒータ2
6によりバイメタル板41が加熱されるとバイメタル板
41の前端部が上方に反り返って湾曲するように設定さ
れている。係止片43は、ラッチリンク31の係止面3
1aを係止片43の後縁に係止できるように位置関係が
設定されている。ラッチリンク31とバイメタル板41
とが係合した状態では、ラッチばね33のばね力が′M
積され、この状態では接圧ばね27のばね力により可動
接触子25の後端部が下方に移動し、固定接点23a。
41を有する。バイメタル板41の後端部にはフレーム
6の結合突起62を挿入してかしめることによりバイメ
タル板41をフレーム6に一体に結合するための結合孔
42が形成され、前端部には係止片43が左側方に向か
って延設される。バイメタル板41の後端部下面には発
熱装置としての抵抗ヒータ26が密着し、抵抗ヒータ2
6によりバイメタル板41が加熱されるとバイメタル板
41の前端部が上方に反り返って湾曲するように設定さ
れている。係止片43は、ラッチリンク31の係止面3
1aを係止片43の後縁に係止できるように位置関係が
設定されている。ラッチリンク31とバイメタル板41
とが係合した状態では、ラッチばね33のばね力が′M
積され、この状態では接圧ばね27のばね力により可動
接触子25の後端部が下方に移動し、固定接点23a。
23bと可動接点24a、24bとが接触するようにな
っている。
っている。
操作釦5は、合成樹脂のような絶縁材料により後面が開
放された筒状に形成されている。操作釦5の後面上部か
らは後方に向かって駆動片51が延設され、駆動片51
の左側縁は矩形状に切欠されて位置規制凹所52が形成
されている。また、駆動片51の後面は後方はど下方に
傾斜した引掛面53を形成している。操作釦5の後面下
部からは後方に向かって駆動片51よりも短いラッチ片
54が延設されている。ラップ片54の左側縁は駆動片
51と同様に矩形状に切欠されてラッチ凹所55が形成
されている。位置規制凹所52内にはラッチリンク31
の上部が挿入され、また駆動片51の後端面である引掛
面53が可動接触子25の引掛片25a、に対応して位
置するように設定される。ラッチ日新55内にはラッチ
リンク31のラッチ片31eの前端部が挿入可能となっ
ており、ラッチリンク31のラッチ片31.eと操作釦
5のラッチ片54とが噛合した状態では操作釦5の前端
面がケーシング1の前面と面一となるように位置関係が
設定されている。操作釦5内にはばね受は突起56が後
方に向かって突設されており、このばね受は突起56と
フレーム6の第2のばね受は片61gに形成されたばね
受は突起64とが釦復帰ばね57の両端部に挿入され、
釦復帰ばね57のばね力により操作釦5が前方に付勢さ
れる。
放された筒状に形成されている。操作釦5の後面上部か
らは後方に向かって駆動片51が延設され、駆動片51
の左側縁は矩形状に切欠されて位置規制凹所52が形成
されている。また、駆動片51の後面は後方はど下方に
傾斜した引掛面53を形成している。操作釦5の後面下
部からは後方に向かって駆動片51よりも短いラッチ片
54が延設されている。ラップ片54の左側縁は駆動片
51と同様に矩形状に切欠されてラッチ凹所55が形成
されている。位置規制凹所52内にはラッチリンク31
の上部が挿入され、また駆動片51の後端面である引掛
面53が可動接触子25の引掛片25a、に対応して位
置するように設定される。ラッチ日新55内にはラッチ
リンク31のラッチ片31eの前端部が挿入可能となっ
ており、ラッチリンク31のラッチ片31.eと操作釦
5のラッチ片54とが噛合した状態では操作釦5の前端
面がケーシング1の前面と面一となるように位置関係が
設定されている。操作釦5内にはばね受は突起56が後
方に向かって突設されており、このばね受は突起56と
フレーム6の第2のばね受は片61gに形成されたばね
受は突起64とが釦復帰ばね57の両端部に挿入され、
釦復帰ばね57のばね力により操作釦5が前方に付勢さ
れる。
操作釦5の前端部外周面はキャップ12の前端部に形成
された〃イド筒部15の内周面に合致する形状に形成さ
れており、繰作*5がぶれることなく前後に滑らかに操
作されるようになっている。
された〃イド筒部15の内周面に合致する形状に形成さ
れており、繰作*5がぶれることなく前後に滑らかに操
作されるようになっている。
操作釦5の上面および下面にはそれぞれ係止突起58が
突設され、キャップ12の前端部のガイド筒部15と〃
イド筒部15よりも大径に形成されたキャップ12の後
端部との間に形成された段部18に係止突起58が係止
されることにより、操作釦5のケーシング1の前方への
突出量が規制されている。
突設され、キャップ12の前端部のガイド筒部15と〃
イド筒部15よりも大径に形成されたキャップ12の後
端部との間に形成された段部18に係止突起58が係止
されることにより、操作釦5のケーシング1の前方への
突出量が規制されている。
以上の構成により、第1端子板21を除く接点装置2、
操作釦5と釦復帰ばね57とを除くラッチ装置3、およ
び引き外し装置4がフレーム6に保持されることになる
。したがって、第1nA子板21を一方の半割体11a
に装着するとともに、フレーム6に各部材を装着した状
態で一方の半割体11a内にフレーム6を納装した後、
操作釦5と釦復帰ばね57とを装着し、次いで他方の半
割体11bを結合し、最後にキャップ12を嵌着すれば
組立が完了するのであり、細かい部品をフレーム6に予
め装着した状態で組み立てるから、組立作業が容易とな
るものである。しかも、ケーシング1内に組み込む前に
フレーム6に各部品を組み込んだ状態で各部の調節が行
なえるものであり、特に小形の装置においては調節作業
が容易になるのである。第3図および第4図に示すよう
に、半割体11aの内周面には位置決めリプ19が突設
されており、この位置決めリブ19上に抵抗ヒー夕26
を載置することにより、抵抗ヒータ26がバイメタル板
41の下面に密着するように位置設定がなされるのであ
る。すなわち、抵抗ヒータ26とバイメタル板41との
距離が製品によってばらつくことが防止され、ラッチ状
態を解除する動作電流を略一定値に設定できるのである
。
操作釦5と釦復帰ばね57とを除くラッチ装置3、およ
び引き外し装置4がフレーム6に保持されることになる
。したがって、第1nA子板21を一方の半割体11a
に装着するとともに、フレーム6に各部材を装着した状
態で一方の半割体11a内にフレーム6を納装した後、
操作釦5と釦復帰ばね57とを装着し、次いで他方の半
割体11bを結合し、最後にキャップ12を嵌着すれば
組立が完了するのであり、細かい部品をフレーム6に予
め装着した状態で組み立てるから、組立作業が容易とな
るものである。しかも、ケーシング1内に組み込む前に
フレーム6に各部品を組み込んだ状態で各部の調節が行
なえるものであり、特に小形の装置においては調節作業
が容易になるのである。第3図および第4図に示すよう
に、半割体11aの内周面には位置決めリプ19が突設
されており、この位置決めリブ19上に抵抗ヒー夕26
を載置することにより、抵抗ヒータ26がバイメタル板
41の下面に密着するように位置設定がなされるのであ
る。すなわち、抵抗ヒータ26とバイメタル板41との
距離が製品によってばらつくことが防止され、ラッチ状
態を解除する動作電流を略一定値に設定できるのである
。
(動作)
以下、動作を説明する。固定接点23a、23bと可動
接点24a、24bとが接触しでいる接点の閉極状態に
おいては、第5図および第7図に示すように、ラッチリ
ンク31の係止面31aがバイメタル板41の係止片4
3の後縁に当接したラッチ状態となっており、ラッチば
ね33にはラッチリンク31を前転側に付勢するばね力
が蓄積されている。ラッチ状態において、可動接触子2
5は、引掛片25aが操作釦5の引掛面53の後方に対
応する位置と、可動接点24a、24bが固定接点23
a、23bに当接する位置との間で揺動自在となるよう
にラッチリンク31に保持されている。
接点24a、24bとが接触しでいる接点の閉極状態に
おいては、第5図および第7図に示すように、ラッチリ
ンク31の係止面31aがバイメタル板41の係止片4
3の後縁に当接したラッチ状態となっており、ラッチば
ね33にはラッチリンク31を前転側に付勢するばね力
が蓄積されている。ラッチ状態において、可動接触子2
5は、引掛片25aが操作釦5の引掛面53の後方に対
応する位置と、可動接点24a、24bが固定接点23
a、23bに当接する位置との間で揺動自在となるよう
にラッチリンク31に保持されている。
すなわち、ラッチ状態では可動接触子25は押圧突起2
5bからの押圧力を受けないから、接圧ばね27により
下方に押圧され、その結果、可動後、+’f、24a、
24bと固定接、Q23a、23bとが接触するのであ
る。ここで、接点の接触圧は接圧ばねのばね力のみによ
り設定されるのであり、ラッチばね33のばね力とは独
立しているから、ラッチリンク31を駆動する力と、接
点の接触圧とを独立して設定することができるのであり
、設計が容易となるのである。操作釦5はラッチ状態に
おいてラッチ片54がラッチリンク31のラッチ片31
eと噛合し、釦復帰ばね57のばね力を蓄積した状態で
操作釦5の前面とケーシング1の前面とが路面−となる
ように設定されている。すなわち、ラッチ状態であるこ
とが操作釦5の位置によりげ認できるのである。操作釦
5の位置規制凹所52の前側面である押圧面59はラッ
チリンク31の係止面31aがら前方に離間しでいる。
5bからの押圧力を受けないから、接圧ばね27により
下方に押圧され、その結果、可動後、+’f、24a、
24bと固定接、Q23a、23bとが接触するのであ
る。ここで、接点の接触圧は接圧ばねのばね力のみによ
り設定されるのであり、ラッチばね33のばね力とは独
立しているから、ラッチリンク31を駆動する力と、接
点の接触圧とを独立して設定することができるのであり
、設計が容易となるのである。操作釦5はラッチ状態に
おいてラッチ片54がラッチリンク31のラッチ片31
eと噛合し、釦復帰ばね57のばね力を蓄積した状態で
操作釦5の前面とケーシング1の前面とが路面−となる
ように設定されている。すなわち、ラッチ状態であるこ
とが操作釦5の位置によりげ認できるのである。操作釦
5の位置規制凹所52の前側面である押圧面59はラッ
チリンク31の係止面31aがら前方に離間しでいる。
上述の状態において第1端子板21と第24子板22と
の間の主電路に過電流が流れると、抵抗ヒータ26が発
熱し、バイメタル板41が加熱されてバイメタル板41
の前端部が上方へ湾曲する。
の間の主電路に過電流が流れると、抵抗ヒータ26が発
熱し、バイメタル板41が加熱されてバイメタル板41
の前端部が上方へ湾曲する。
これにより、係止面31aと係止片43との係合状態が
解除され、ラッチばね33のばね力によりラッチリンク
31が前転する。ラッチばね33のばね力は接圧ばね2
7のばね力よりも大きく設定されでいるから、第6図に
示すように、ラッチリンク31の筒軸31cを支点とし
て支点よりも前方で可動接触子25の前端部が押圧突起
31dにより下方に押圧され、この押圧力で可!IJ接
触子25の後端部が上方に移動し、可動接点24a、2
4bが固定接点23a、23bから開離する。ここにお
いて、主電路に2個の接、αを直列に挿入して、ラッチ
リンク31を絶縁材料で形成していることにより、ラッ
チリンク31が主電路に挿入されることがなく、接点の
開極時においてラッチ装置3にアークが生じることがな
いのであり、ラッチ装置3の溶着や摩滅が生じないので
ある。つまり、接点の開極時においてラッチ装置3が損
傷しないから、何度も繰り返しで利用することがでとる
のである。
解除され、ラッチばね33のばね力によりラッチリンク
31が前転する。ラッチばね33のばね力は接圧ばね2
7のばね力よりも大きく設定されでいるから、第6図に
示すように、ラッチリンク31の筒軸31cを支点とし
て支点よりも前方で可動接触子25の前端部が押圧突起
31dにより下方に押圧され、この押圧力で可!IJ接
触子25の後端部が上方に移動し、可動接点24a、2
4bが固定接点23a、23bから開離する。ここにお
いて、主電路に2個の接、αを直列に挿入して、ラッチ
リンク31を絶縁材料で形成していることにより、ラッ
チリンク31が主電路に挿入されることがなく、接点の
開極時においてラッチ装置3にアークが生じることがな
いのであり、ラッチ装置3の溶着や摩滅が生じないので
ある。つまり、接点の開極時においてラッチ装置3が損
傷しないから、何度も繰り返しで利用することがでとる
のである。
さらに、ラッチリンク31が1ijf転することにより
、ラッチリンク31のラッチ片31eと操作釦5のラッ
チ片54との係合状態が解除され、操作釦5が釦復帰ば
ね57のばね力に上りケーシング1の前面から突出する
。操作釦5のケーシング1前面からの突出量は操作釦5
に形成された係止突起58とキャップ12の内周に形成
された段部18との位置関係で規制されている。このよ
うに、接点が開極すると操作釦5がケーシング1から突
出するから、接点の状態を操作釦5により確認すること
ができる。ここにおいて、操作釦5の前面が壁面に当接
しているなどの事情により操作釦5に外力が作用し、操
作釦5がケーシング1の前面から突出できない場合であ
っても、上述したように、ラッチリンク31の係止面3
1aと操作釦5の押圧面59との間に一定量の間隙があ
るから、この間隙に相当する角度はラッチリンク31が
回転できるのであり、これにより接点を開極させること
ができる。すなわち、ラッチリンク31は操作釦5が移
動しなくとも接点を開極させることができるのであり、
いわゆるトリップフリーとなっている。ラッチリンク3
1はバイメタル板41との保合状態が解除されて一定角
度回転すると、ラッチ片31eの前jl縁がケーシング
1内のストッパ面9に当接することにより、回転を停止
するようになっている。また、7I/−ムロに固定接点
23bを設けてフレーム6を導電路とし、可動接触子2
5により第1N1子板21に設けた固定接点23aとフ
レーム6に設けた固定接点23bとの間を短絡させるよ
うにしているから、可動接触子25に接続線を接続する
必要がなく、接続線により可動接触子25の移動が阻害
されることがないのである。
、ラッチリンク31のラッチ片31eと操作釦5のラッ
チ片54との係合状態が解除され、操作釦5が釦復帰ば
ね57のばね力に上りケーシング1の前面から突出する
。操作釦5のケーシング1前面からの突出量は操作釦5
に形成された係止突起58とキャップ12の内周に形成
された段部18との位置関係で規制されている。このよ
うに、接点が開極すると操作釦5がケーシング1から突
出するから、接点の状態を操作釦5により確認すること
ができる。ここにおいて、操作釦5の前面が壁面に当接
しているなどの事情により操作釦5に外力が作用し、操
作釦5がケーシング1の前面から突出できない場合であ
っても、上述したように、ラッチリンク31の係止面3
1aと操作釦5の押圧面59との間に一定量の間隙があ
るから、この間隙に相当する角度はラッチリンク31が
回転できるのであり、これにより接点を開極させること
ができる。すなわち、ラッチリンク31は操作釦5が移
動しなくとも接点を開極させることができるのであり、
いわゆるトリップフリーとなっている。ラッチリンク3
1はバイメタル板41との保合状態が解除されて一定角
度回転すると、ラッチ片31eの前jl縁がケーシング
1内のストッパ面9に当接することにより、回転を停止
するようになっている。また、7I/−ムロに固定接点
23bを設けてフレーム6を導電路とし、可動接触子2
5により第1N1子板21に設けた固定接点23aとフ
レーム6に設けた固定接点23bとの間を短絡させるよ
うにしているから、可動接触子25に接続線を接続する
必要がなく、接続線により可動接触子25の移動が阻害
されることがないのである。
接点を開極状態から閉極状態に復帰させるには、操作釦
5をケーシング1内に押し込めばよい。つまり、操作釦
5を押し込むことにより、操作釦5の押圧面59がラッ
チリンク31の係止面31aを押圧してラッチリンク3
1をラッチばね33のばね力に抗して後転させ、ラッチ
リンク31の傾斜面31bによりバイメタル板41が上
方に押圧されてバイメタル板41が上方に撓むのである
。
5をケーシング1内に押し込めばよい。つまり、操作釦
5を押し込むことにより、操作釦5の押圧面59がラッ
チリンク31の係止面31aを押圧してラッチリンク3
1をラッチばね33のばね力に抗して後転させ、ラッチ
リンク31の傾斜面31bによりバイメタル板41が上
方に押圧されてバイメタル板41が上方に撓むのである
。
ユニで、操作釦5の前面がケーシング1の前面に略合致
する位置まで押し込まれると、操作釦5の後端に形成さ
れた引掛面53に可動接触子25の係合片25aの前面
が当接し、可動接触子25が操作釦5に拘束されて下方
に移動できなくなる。
する位置まで押し込まれると、操作釦5の後端に形成さ
れた引掛面53に可動接触子25の係合片25aの前面
が当接し、可動接触子25が操作釦5に拘束されて下方
に移動できなくなる。
さらに、操作釦5を押し込むと、第8図に示すように、
ラッチリンク31の係止面31aがバイメタル板41の
係止片43の後縁よりも後方まで移動する。ここにおい
て、バイメタル板41の前端部はラッチリンク31から
受けている上方への押圧力より開放されて反転するから
、「パチン]という音がして操作釦5に軽い衝撃を感じ
るのであり、ラッチ状態となったことが確認できるもの
である。
ラッチリンク31の係止面31aがバイメタル板41の
係止片43の後縁よりも後方まで移動する。ここにおい
て、バイメタル板41の前端部はラッチリンク31から
受けている上方への押圧力より開放されて反転するから
、「パチン]という音がして操作釦5に軽い衝撃を感じ
るのであり、ラッチ状態となったことが確認できるもの
である。
操作釦5は可動接触子25により後方への移動規制がな
されるから、所定量(1,2511I程度に設定されて
いる)以上は後方に移動できないようになっている。こ
の状態から操作釦5への押圧力を解除すると、ラッチリ
ンク31の係止面31aがバイメタル板41の係止片4
3の後縁に当接してラッチ状態となるとともに、可動接
触子25が繰作釦5に束縛された状態から解放されて接
圧ばね27のばね力により下方に移動し、可動接点24
a、24bが固定接点23a、23bに当接して接点が
閉極状態となるのである。このように、操作釦5をケー
シング1の前面よりも後方に押し込むことにより、ラッ
チリンク31とバイメタル板41とを確実に係合させて
ラッチ状態とすることができるのであり、ラッチ状態と
なってから接点が閉極状態となるのである。したがって
、接点は操作釦5の移動速度とは無関係に接圧ばねのば
ね力で設定された一定の速度で開極状態から閉極状態と
なるのであり、接点のばたつき等が防止され、接点の閉
極状態においてはつねに一定した接触圧が得られるので
ある。
されるから、所定量(1,2511I程度に設定されて
いる)以上は後方に移動できないようになっている。こ
の状態から操作釦5への押圧力を解除すると、ラッチリ
ンク31の係止面31aがバイメタル板41の係止片4
3の後縁に当接してラッチ状態となるとともに、可動接
触子25が繰作釦5に束縛された状態から解放されて接
圧ばね27のばね力により下方に移動し、可動接点24
a、24bが固定接点23a、23bに当接して接点が
閉極状態となるのである。このように、操作釦5をケー
シング1の前面よりも後方に押し込むことにより、ラッ
チリンク31とバイメタル板41とを確実に係合させて
ラッチ状態とすることができるのであり、ラッチ状態と
なってから接点が閉極状態となるのである。したがって
、接点は操作釦5の移動速度とは無関係に接圧ばねのば
ね力で設定された一定の速度で開極状態から閉極状態と
なるのであり、接点のばたつき等が防止され、接点の閉
極状態においてはつねに一定した接触圧が得られるので
ある。
(実施例2)
実施例1においては主電路に挿入する接点のみを設けて
いたが、以下のようにして補助接点を設けることができ
る。なお、補助接点以外の構成は実施例1と同様である
から省略する。
いたが、以下のようにして補助接点を設けることができ
る。なお、補助接点以外の構成は実施例1と同様である
から省略する。
第9図ないし第11図に示すように、ケーシング1の下
周壁に一対の固定接触板71を設けるとともに、ラッチ
リンク31のラッチ片31eに両開定接触板71に接触
可能な可動接触片72を固着することにより、固定接触
板71の一端部と可動接触片72とで補助後、αを構成
する。固定接触板71の他端部はケーシング1の外周面
に露出しており、外部回路と接続可能となっている。こ
こで、可動接触片72は可撓性を有しており、操作釦5
がケーシング1から突出しないで主電路の接点が開極す
る状態においても補助接点が閉極できるように構成され
ている。固定接触板71において可動接触片72との接
触部分には、第12図に示すように、固定接点73を設
けてもよい。このように接点が開極したときに閉極する
補助接点を設けたことにより、上述のようにトリップフ
リーとなっている操作釦5により接点の開閉状態が識別
できない場合(操作釦5がケーシング1内から突出せず
に接点が開極された場合)であっても、補助接点に適宜
表示手段を接続すれば、接点の開閉状態を識別できるの
である。
周壁に一対の固定接触板71を設けるとともに、ラッチ
リンク31のラッチ片31eに両開定接触板71に接触
可能な可動接触片72を固着することにより、固定接触
板71の一端部と可動接触片72とで補助後、αを構成
する。固定接触板71の他端部はケーシング1の外周面
に露出しており、外部回路と接続可能となっている。こ
こで、可動接触片72は可撓性を有しており、操作釦5
がケーシング1から突出しないで主電路の接点が開極す
る状態においても補助接点が閉極できるように構成され
ている。固定接触板71において可動接触片72との接
触部分には、第12図に示すように、固定接点73を設
けてもよい。このように接点が開極したときに閉極する
補助接点を設けたことにより、上述のようにトリップフ
リーとなっている操作釦5により接点の開閉状態が識別
できない場合(操作釦5がケーシング1内から突出せず
に接点が開極された場合)であっても、補助接点に適宜
表示手段を接続すれば、接点の開閉状態を識別できるの
である。
補助接点を設けるには、固定接触板71と可動接触片7
2とを設ける代わりに、第13図および第14図に示す
ように、小形スイッチ(いわゆるマイクロスイッチ)7
4をケーシング1の下部に固定し、そのアマチュア75
をラッチリンク31のラッチ片31eで押圧するように
しで□もよい。
2とを設ける代わりに、第13図および第14図に示す
ように、小形スイッチ(いわゆるマイクロスイッチ)7
4をケーシング1の下部に固定し、そのアマチュア75
をラッチリンク31のラッチ片31eで押圧するように
しで□もよい。
(実施例3)
実施例1においでは、発熱装置として抵抗ヒータ26を
設け、この抵抗ヒータ26でバイメタル板41を加熱す
る、いわゆる傍熱型の引き外し装置4を備えた例を示し
たが、本実施例iこおいてはバイメタル板41自身を発
熱装置とし、自己発熱によりバイメタル板41が湾曲す
る直熱型の引き外し装置4を備えた例を示す。
設け、この抵抗ヒータ26でバイメタル板41を加熱す
る、いわゆる傍熱型の引き外し装置4を備えた例を示し
たが、本実施例iこおいてはバイメタル板41自身を発
熱装置とし、自己発熱によりバイメタル板41が湾曲す
る直熱型の引き外し装置4を備えた例を示す。
すなわち、抵抗ヒータ26を介して第2端子板22の接
続片22aとフレーム6の接続片61dとを接続する代
わりに、第2端子板22の接続片22aとバイメタル板
41とを編組線である接続線28を介して接続するので
ある。バイメタル板41゛はフレーム6に対して電気的
かつ機械的に接続されているから、この接続線28によ
り第2端子板22とフレーム6とが電気的に接続される
のである。すなわち、主電路が第1端子板21−可動接
触子25−フレーム6−バイメタル板41−接続#12
8−第2端子板22の経路で形成されるのである。バイ
メタル板41への接続#128の接続位置はバイメタル
板41のフレーム6への結合位置とは異なる位置とし、
これによりバイメタル板41への通電電流でバイメタル
板41が自己発熱できるようにしている。このように、
抵抗ヒータ26を主電路に挿入していないから、主電路
に大電流を通電することができるのであり、実施例1の
ものに比較して本実施例は高定格電流用に用(・ること
ができる。
続片22aとフレーム6の接続片61dとを接続する代
わりに、第2端子板22の接続片22aとバイメタル板
41とを編組線である接続線28を介して接続するので
ある。バイメタル板41゛はフレーム6に対して電気的
かつ機械的に接続されているから、この接続線28によ
り第2端子板22とフレーム6とが電気的に接続される
のである。すなわち、主電路が第1端子板21−可動接
触子25−フレーム6−バイメタル板41−接続#12
8−第2端子板22の経路で形成されるのである。バイ
メタル板41への接続#128の接続位置はバイメタル
板41のフレーム6への結合位置とは異なる位置とし、
これによりバイメタル板41への通電電流でバイメタル
板41が自己発熱できるようにしている。このように、
抵抗ヒータ26を主電路に挿入していないから、主電路
に大電流を通電することができるのであり、実施例1の
ものに比較して本実施例は高定格電流用に用(・ること
ができる。
以上のようにして、第1端子板21と第2端子板22と
の間の主電路に過電流が通電されると、バイメタル板4
1の自己発熱によりバイメタル板41が湾曲し、実施例
1と同様に接点を開極するのである。他の構成および動
作は実施例1と同様であるから省略する。
の間の主電路に過電流が通電されると、バイメタル板4
1の自己発熱によりバイメタル板41が湾曲し、実施例
1と同様に接点を開極するのである。他の構成および動
作は実施例1と同様であるから省略する。
[発明の効果]
本発明は上述のように、ケーシングが細長形状の一対の
半割体と、両半割体を組み合わせた状態で両半割体を結
合するように長手方向の一端部外周に嵌着されるキャッ
プとにより形成され、接点装置が第1の固定接点を備え
た第1端子板と、第2の固定接点を備えた導電材料より
なるフレームと、両固定接点に離接する一対の可動接点
を備え両開定接点間を短絡する可動接触子と、フレーム
の一所と可動接触早との間に介装され可動接触子の可動
接点側の端部に固定接点に向かう押圧力を付与する接圧
ばねとを有し、ラッチ装置がフレームに装着さkた回転
軸に回動自在に装着され接圧ばねを挾んで可動接点とは
反対側の可動接触子の一端部をフレームから絶縁した状
態で保持する絶縁材料より赫るう・チリンクと、接圧ば
ねの1h力よりも大きいばね力で可動i点を固定接点か
ら開離させる向きにラッチリンクを付勢するラッチばね
とを有し、引き外し’ilt置がフレームの一所に固着
されろとともにラッチばねに勢力が蓄積された状態でラ
ッチリンクに標合する係止部を備えたバイメタル板と、
主電路に挿入されて主電路を過電流が通過したAきに・
、イメタ、し板を加熱してラッチリンクとバイメタル板
との係合状態を解除する発熱装置とを有しているので、
接点装置、う・ンチ装置、引き外し装置の主部品をフレ
ームに組み込むことにより、ケーシングに組み込む前に
各部品をフレームに組み付けた躾態で調節作業力・行な
えるのであり、特に小形である場合には調節作業が容易
となるものである。また、各部品をフレームに組み付け
るとともに、ケーシングを一対の半割体とキャップとで
構成しているから、接ff、装置、ラッチ装置、引き外
し装置を1つのプロ・ツクとして扱うことができるので
あり、ケーシング内にフレームに保持されてブロック化
された部品を組み込むだけの簡単な作業で組立作業が行
なえると(1う利点を有するものである。
半割体と、両半割体を組み合わせた状態で両半割体を結
合するように長手方向の一端部外周に嵌着されるキャッ
プとにより形成され、接点装置が第1の固定接点を備え
た第1端子板と、第2の固定接点を備えた導電材料より
なるフレームと、両固定接点に離接する一対の可動接点
を備え両開定接点間を短絡する可動接触子と、フレーム
の一所と可動接触早との間に介装され可動接触子の可動
接点側の端部に固定接点に向かう押圧力を付与する接圧
ばねとを有し、ラッチ装置がフレームに装着さkた回転
軸に回動自在に装着され接圧ばねを挾んで可動接点とは
反対側の可動接触子の一端部をフレームから絶縁した状
態で保持する絶縁材料より赫るう・チリンクと、接圧ば
ねの1h力よりも大きいばね力で可動i点を固定接点か
ら開離させる向きにラッチリンクを付勢するラッチばね
とを有し、引き外し’ilt置がフレームの一所に固着
されろとともにラッチばねに勢力が蓄積された状態でラ
ッチリンクに標合する係止部を備えたバイメタル板と、
主電路に挿入されて主電路を過電流が通過したAきに・
、イメタ、し板を加熱してラッチリンクとバイメタル板
との係合状態を解除する発熱装置とを有しているので、
接点装置、う・ンチ装置、引き外し装置の主部品をフレ
ームに組み込むことにより、ケーシングに組み込む前に
各部品をフレームに組み付けた躾態で調節作業力・行な
えるのであり、特に小形である場合には調節作業が容易
となるものである。また、各部品をフレームに組み付け
るとともに、ケーシングを一対の半割体とキャップとで
構成しているから、接ff、装置、ラッチ装置、引き外
し装置を1つのプロ・ツクとして扱うことができるので
あり、ケーシング内にフレームに保持されてブロック化
された部品を組み込むだけの簡単な作業で組立作業が行
なえると(1う利点を有するものである。
第1図は本発明の実施例1を示す断面図、第2図は同上
の分解斜視図、第3図は同上の要部分解斜視図、第4図
は同上の要部側面図、第5図ないし第8図は同上の動作
説明図、第9図は本発明の実施例2を示す要部断面図、
第10図は同上の要部下面図、第11図は同上の要部拡
大断面図、第12図は同上の他側を示す要部断面図、第
13図および第14図はそれぞれ同上のさらに他の例を
示す要部断面図、および下面図、第15図は本発明の実
施例3を示す断面図、第16図は同上の分解斜視図、第
17図および第18図は従来例を示す動作説明図である
。 1はケーシング、2は接点装置、3はラッチ装置、4は
引き外し装置、5は操作釦、6はフレーム、11a、1
1’bは半割体、12はキャップ、21は第1端子板、
22は第2′4子板、23a、23bは固定接点、24
a、24bは可動接点、25は可動接触子、26は抵抗
ヒータ、27は接圧・ばね、31はラッチリンク、32
は回転軸、33はラッチばね、41はバイメタル板、4
3は係止片である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第11図 第9図 第14図
の分解斜視図、第3図は同上の要部分解斜視図、第4図
は同上の要部側面図、第5図ないし第8図は同上の動作
説明図、第9図は本発明の実施例2を示す要部断面図、
第10図は同上の要部下面図、第11図は同上の要部拡
大断面図、第12図は同上の他側を示す要部断面図、第
13図および第14図はそれぞれ同上のさらに他の例を
示す要部断面図、および下面図、第15図は本発明の実
施例3を示す断面図、第16図は同上の分解斜視図、第
17図および第18図は従来例を示す動作説明図である
。 1はケーシング、2は接点装置、3はラッチ装置、4は
引き外し装置、5は操作釦、6はフレーム、11a、1
1’bは半割体、12はキャップ、21は第1端子板、
22は第2′4子板、23a、23bは固定接点、24
a、24bは可動接点、25は可動接触子、26は抵抗
ヒータ、27は接圧・ばね、31はラッチリンク、32
は回転軸、33はラッチばね、41はバイメタル板、4
3は係止片である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第11図 第9図 第14図
Claims (1)
- (1)主電路に挿入される接点装置と、接点装置を開極
する向きの勢力を蓄積したラッチ状態で接点装置を閉極
状態に保持するラッチ装置と、主電路を過電流が通過し
たときにラッチ装置のラッチ状態を解除して上記勢力に
より接点装置を開極させる引き外し装置とが細長形状の
ケーシング内に納装され、ラッチ装置をラッチ状態に設
定する操作釦がケーシングの長手方向に沿って進退自在
に挿入された過電流保護装置において、ケーシングは細
長形状の一対の半割体と、両半割体を組み合わせた状態
で両半割体を結合するように長手方向の一端部外周に嵌
着されるキャップとにより形成され、接点装置は第1の
固定接点を備えた第1端子板と、第2の固定接点を備え
た導電材料よりなるフレームと、両固定接点に離接する
一対の可動接点を備え両固定接点間を短絡する可動接触
子と、フレームの一所と可動接触子との間に介装され可
動接触子の可動接点側の端部に固定接点に向かう押圧力
を付与する接圧ばねとを有し、ラッチ装置はフレームに
装着された回転軸に回動自在に装着され接圧ばねを挟ん
で可動接点とは反対側の可動接触子の一端部をフレーム
から絶縁した状態で保持する絶縁材料よりなるラッチリ
ンクと、接圧ばねのばね力よりも大きいばね力で可動接
点を固定接点から開離させる向きにラッチリンクを付勢
するラッチばねとを有し、引き外し装置はフレームの一
所に固着されるとともにラッチばねに勢力が蓄積された
状態でラッチリンクに係合する係止部を備えたバイメタ
ル板と、主電路に挿入されて主電路を過電流が通過した
ときにバイメタル板を加熱してラッチリンクとバイメタ
ル板との係合状態を解除する発熱装置とを有して成るこ
とを特徴とする過電流保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082684A JPH0810576B2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 過電流保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082684A JPH0810576B2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 過電流保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62241227A true JPS62241227A (ja) | 1987-10-21 |
JPH0810576B2 JPH0810576B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=13781246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61082684A Expired - Lifetime JPH0810576B2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 過電流保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810576B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0279546U (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-19 | ||
WO2005058555A1 (ja) * | 2003-12-17 | 2005-06-30 | Max Co., Ltd. | 電動工具のバッテリーパック |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047328A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-14 | 和泉電気株式会社 | バイメタル式回路遮断器 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP61082684A patent/JPH0810576B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047328A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-14 | 和泉電気株式会社 | バイメタル式回路遮断器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0279546U (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-19 | ||
WO2005058555A1 (ja) * | 2003-12-17 | 2005-06-30 | Max Co., Ltd. | 電動工具のバッテリーパック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0810576B2 (ja) | 1996-01-31 |
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