JPS6224020Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6224020Y2 JPS6224020Y2 JP1980116641U JP11664180U JPS6224020Y2 JP S6224020 Y2 JPS6224020 Y2 JP S6224020Y2 JP 1980116641 U JP1980116641 U JP 1980116641U JP 11664180 U JP11664180 U JP 11664180U JP S6224020 Y2 JPS6224020 Y2 JP S6224020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- cylinder head
- curved
- cooling fins
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は騒音の発生の低減を計つたエンジン
のシリンダヘツドに関する。
のシリンダヘツドに関する。
エンジンのシリンダヘツドは、一般に、第１図
及び第２図に示すように、燃焼室壁Ａを構成する
シリンダヘツドＢに、一体的に周囲に広がつたベ
ース板Ｃを設け、ベース板Ｃに、多数の冷却フイ
ンＤを一体的に立設している。エンジンの運転に
よつて振動が発生すると、ベース板Ｃが薄くて剛
性が低いので、撓んで共振し、振動音を発生す
る。
及び第２図に示すように、燃焼室壁Ａを構成する
シリンダヘツドＢに、一体的に周囲に広がつたベ
ース板Ｃを設け、ベース板Ｃに、多数の冷却フイ
ンＤを一体的に立設している。エンジンの運転に
よつて振動が発生すると、ベース板Ｃが薄くて剛
性が低いので、撓んで共振し、振動音を発生す
る。
この考案はかかる点に鑑み、振動が発生し、騒
音を発生するのを低減できるように改善したもの
で、以下第３図に示す本考案の実施例について説
明する。
音を発生するのを低減できるように改善したもの
で、以下第３図に示す本考案の実施例について説
明する。
燃焼室壁１を構成するシリンダヘツド２の外周
部には放射方向に延びるベース板３が一体的に設
けられており、そのベース板３はその全周にわた
り断面凸曲状に弯曲され、上記ベース板の外周縁
下面がシリンダヘツド２のシリンダとの合せ面と
同一面となるように形成されている。そしてベー
ス板３の上面に多数の冷却フイン５を一体的に立
設する。
部には放射方向に延びるベース板３が一体的に設
けられており、そのベース板３はその全周にわた
り断面凸曲状に弯曲され、上記ベース板の外周縁
下面がシリンダヘツド２のシリンダとの合せ面と
同一面となるように形成されている。そしてベー
ス板３の上面に多数の冷却フイン５を一体的に立
設する。
作用について説明する。
ベース板３は外周部分が三次的曲面で、下方に
湾曲４させてあるので、皿状になつていて、曲げ
方向の力に対する剛性を高めることができる。こ
のため、エンジンの振動を受けても、ベース板３
が撓んで振動するのを少くでき、振動による騒音
の発生も低減できる。シリンダヘツド２はベース
板３及び冷却フイン５を含めて、軽合金でダイカ
スト鋳造等により製作するが、ベース板３が湾曲
４していても、ダイカスト型は上下割りであるの
で、製造に手間がかかることもなく、又、ベース
板３を湾曲４させても、材料は殆んど変らない。
こうして、ベース板３を厚くしたりすることな
く、曲げ剛性を高めることができる。
湾曲４させてあるので、皿状になつていて、曲げ
方向の力に対する剛性を高めることができる。こ
のため、エンジンの振動を受けても、ベース板３
が撓んで振動するのを少くでき、振動による騒音
の発生も低減できる。シリンダヘツド２はベース
板３及び冷却フイン５を含めて、軽合金でダイカ
スト鋳造等により製作するが、ベース板３が湾曲
４していても、ダイカスト型は上下割りであるの
で、製造に手間がかかることもなく、又、ベース
板３を湾曲４させても、材料は殆んど変らない。
こうして、ベース板３を厚くしたりすることな
く、曲げ剛性を高めることができる。
以上説明したように、この考案は、シリンダヘ
ツドの外周部に形成されたベース板を全周にわた
り断面凸曲状に弯曲させ、そのベース板の外周縁
下面をシリンダヘツドのシリンダとの合せ面と同
一面となるようにし、該ベース板に多数の冷却フ
インを立設したので、ベース板の湾曲によつて、
ベース板の曲げ剛性を大巾に高めることができ、
エンジンの振動を受けても、撓んで共振すること
が少くでき、振動による騒音も低減できる。そし
て、製作も容易で、材料の使用量も増えるような
ことが少く。安価にできてしかも振動及び騒音を
低減できる。
ツドの外周部に形成されたベース板を全周にわた
り断面凸曲状に弯曲させ、そのベース板の外周縁
下面をシリンダヘツドのシリンダとの合せ面と同
一面となるようにし、該ベース板に多数の冷却フ
インを立設したので、ベース板の湾曲によつて、
ベース板の曲げ剛性を大巾に高めることができ、
エンジンの振動を受けても、撓んで共振すること
が少くでき、振動による騒音も低減できる。そし
て、製作も容易で、材料の使用量も増えるような
ことが少く。安価にできてしかも振動及び騒音を
低減できる。
第１図及び第２図は従来例を示し、第１図は斜
視図、第２図は第１図Ｘ−Ｘ矢視拡大縦断面図、
第３図は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。 ２……シリンダヘツド、３……ベース板、４…
…湾曲、５……冷却フイン。
視図、第２図は第１図Ｘ−Ｘ矢視拡大縦断面図、
第３図は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。 ２……シリンダヘツド、３……ベース板、４…
…湾曲、５……冷却フイン。
Claims (1)
- シリンダヘツドの外周部に形成されたベース板
をその全周にわたり断面凸曲状に弯曲させ、その
ベース板の外周縁下面をシリンダヘツドのシリン
ダとの合せ面と同一面になるようにし、上記ベー
ス板に多数の冷却フインを立設したことを特徴と
する、エンジンのシリンダヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980116641U JPS6224020Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980116641U JPS6224020Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5740640U JPS5740640U (ja) | 1982-03-04 |
| JPS6224020Y2 true JPS6224020Y2 (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=29477468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980116641U Expired JPS6224020Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6224020Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928104U (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-21 | 高橋 充治 | 連結型ユニツトハウス |
-
1980
- 1980-08-18 JP JP1980116641U patent/JPS6224020Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928104U (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-21 | 高橋 充治 | 連結型ユニツトハウス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5740640U (ja) | 1982-03-04 |
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