JPS62239474A - 情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光デイスク装置等の情報記録再生装置に関し、
特に固定式情報記録再生装置の情報記録媒体のフォーマ
ットに関する。

〔従来の技術〕

従来より、情報記録再生装置としては、磁気ディスク装
置、光デイスク装置、光磁気ディスク等があるが、以下
の記述においては光デイスク装置を例にとり説明する。

第３図に従来の光ディスクの平面図を示す。

同図において、１１は光デイスク本体、１２は光ディス
ク１１の第３図における上面（Ａ面）、１３は光ディス
ク１１の下面（Ｂ面）、４は両面に設けられたトラック
である。光ディスク１１はＡ面、Ｂ面の両面に各々、情
報の記録が可能な様になっている。Ａ面、Ｂ面のそれぞ
れの面にはトラック４に沿って、アドレス部Ｈ０〜Ｈ７
，データＤ　ｏ　””　Ｄ−で構成されるセクタＳ０〜
Ｓ、、があり、トラック４は前記セクタ８０〜Ｓ、、で
分割されており、Ａ面、Ｂ面共にセクタの並び（Ｓｏか
らＳｆｉへの配列方向）は光ディスク１１の中心に対し
て右回りである。又、各セクタのアドレス部Ｈ０〜ＨＩ
、はプリフォーマットされている。

第４図は第３図に示したような光ディスク１１を両面か
ら情報の読取りあるいは書き込みができる２ヘツド型の
光学式情報記録再生装置の側面図を示したものである。

同図において、１１は第３図に示したフォーマントの光
ディスク、２１は光ディスク１１のＡ面に対応する光学
ピックアップ、２２は光ディスク１１のＢ面に対応する
光学ピックアップ、２３は回転軸、２４はスピンドルモ
ータである。

次に、第４図の場合のＡ面、Ｂ面それぞれの面から見た
情報の再生又は記録について考える。

第５図（ａ）は第４図の場合の光ディスク１１をＡ面か
ら見た場合を示す図、第５図（ｂｌはＢ面から見た場合
を示す図である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

データを光ディスク１１のセクタへアクセスする場合は
、まずセクタのアドレス部Ｈ，−Ｈ，を認識し、その後
にデータ部Ｄ０〜Ｄｎにデータのアクセスを行なわなけ
ればならない。そのためには、第５図（ａｌにおいて光
ディスク１１の回転方向はＡ面から見た場合、左回りと
なる。

ところが、光ディスク１１の回転方向がＡ面から見て左
回りの場合、Ｂ面から見ると右回りになり、Ｂ面では光
学ピックアップ２２にとっては、最初に所定のセクタの
アドレス部を認識することができず、第５図（ｂｌのよ
うにデータのアクセスは不可能になる。この場合、第３
図のようなフォーマントの光ディスク１１では、スピン
ドルモータ２４の回転を反対にし、Ｂ面から見て光ディ
スク１１が左回りに回転する様にしなければならない。

以上の様に、両面のセクタの並びがディスクの中心に対
し同方向なディスクを第４図の様なドライブ装置にかけ
た場合、スピンドルモータ２４の回転方向を同一にした
まま、両面にデータのアクセスすることは不可能である
という問題点を有していた。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の目的は上記の問題点を解決し、スピンドルモー
タ２４の回転方向を同一にしたまま、両面にデータのア
クセスすることを可能にする情報記録媒体を提供するこ
とにある。

以上のような目的は、アドレス情報が記録されているア
ドレス部とデータを記録するデータ部とで構成されるセ
クタと、複数の前記セクタで分割されるスパイラル状ま
たは同心円状のトラックを両面に有する円盤状の情報記
録媒体において、該記録媒体の前記セクタの配列が一方
の面と他方の面とで中心に対して逆方向であることを特
徴とする円盤状の情報記録媒体により達成される。

〔作　用〕

上記のような構成によれば、Ａ面、Ｂ面がそれぞれ光学
ピックアップ２１．２２に到達する方向はセクタＳ。か
らセクタＳｌ、への配列方向く換言すれば、最初にアド
レス部Ｈ０〜Ｈ７が来て、次にデータ部Ｄ０〜Ｄ１が来
る方向）になるので、スピンドルモータ２４の回転方向
を同一にしたまま、両面にデータのアクセスすることが
可能になる。

〔実施例〕

以下、本発明の情報記録媒体について実施例に基づき詳
細に説明する。

本発明の情報記録媒体の一例として光ディスクの構成を
第１図に示す。

同図において、１は光デイスク本体、２は光ディスク１
の第１図における上面（Ａ面）、３は光ディスク１の下
面（Ｂ面）、４は両面に設けられたトラックである。光
ディスク１はＡ面、Ｂ面の両面に各々、情報の記録が可
能な様になっている。

Ａ面、Ｂ面のそれぞれの面にはトラック４に沿って、ア
ドレス部Ｈ０〜Ｈ７，データ部Ｄ０〜Ｄｎｌで構成され
るセクタＳ。−８，、があり、トランク４は前記セクタ
８０〜Ｓ７で分割されている。

本発明の光ディスク１のＡ面ではセクタの配列は右回り
、Ｂ面ではセクタの配列は左回りに構成されている。こ
の点が従来の光ディスク１１と違う点である。

第１図の本発明の光ディスク１を第４図で示したドライ
ブ装置にかけた場合を第２図（ａ）、第２図（ｂ）に示
す。

第２図（ａ）、第２図（ｂｌはそれぞれ本発明の光ディ
スクｌをＡ面、Ｂ面から見た図である。

第２図（ａ）において光学ピンクアップ２１でＡ面のセ
クタにデータをアクセスするには、光ディスク１はＡ面
においては左回りに回転しなければならない。光ディス
ク１がＡ面から見て左回りに回転している時、Ｂ面から
見ると右回りに回転している。Ｂ面ではセクタの配列方
向はＡ面と反対方向（Ａ面：右回り、Ｂ面：左回り）に
なっているので、第２図（ｂ）で示す様にＢ面から見て
光ディスク１が右回転のとき、光学ピンクアップ２２で
データのアクセスが可能になる。

以上のように、本発明に係る光ディスクにおいては、ス
ピンドルモータ２４の回転方向を一定のままで、光ディ
スク１の両面にデータのアクセスが可能になる。

また、すぐわかるように、スピンドルモータ２４の回転
方向（光ディスク１の回転方向）が前述の場合と反対方
向ならば、Ａ面のセクタの配列は左回り、Ｂ面のセクタ
の配列は右回りに設定すればよい。

なお、本発明は記録媒体の一方の面と他方の面とのセク
タの配列方向が反対になっていることを特徴としている
ので、トラック形状が同心円状又はスパイラル状である
かを問わず適用できることは明らかである。

さらに、上記実施例では光デイスク装置を例にとり説明
したが、光学式に限らず磁気式、電気的手段、その他の
方式による円盤状記録媒体に適用できることも明らかで
ある。

〔発明の効果〕

以上、説明した様に、情報記録媒体のセクタの配列が一
方の面と他方の面とで反対方向にすることによって、各
面に対応する所定の方式によるピックアップがあるドラ
イブ装置に前記記録媒体をかけた場合、スピンドルモー
タの回転方向を一定のままでそれぞれの面にデータのア
クセスが可能になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光ディスクの両面のセクタの配列
を示す図である。 第２図（ａｌ、第２図（ｂｌはそれぞれ本発明に係る光
ディスクをＡ面、Ｂ面から見た図である。 第３図は従来の光ディスクの両面のセクタの配列を示す
図、第４図は各面に対応する光学ピックアップがあるド
ライブ装置の側面図、第５図（ａｌ、第５図（ｂｌはそ
れぞれ従来の光ディスクをＡ面、Ｂ面から見た図である
。 １：光ディスク、２：Ａ面、３：Ｂ面、Ｓ０〜Ｓｎ　：
セクタ、Ｈｏ　”’Ｈｎ　ニアドレス部、Ｄ０〜Ｄ１　
：データ部。 代理人　弁理士　　山　下　穣　平 第５図（Ｇ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アドレス情報が記録されているアドレス部とデー
   タを記録するデータ部とで構成されるセクタと、複数の
   前記セクタで分割されるスパイラル状または同心円状の
   トラックを両面に有する円盤状の情報記録媒体において
   、 該記録媒体の前記セクタの配列が一方の面と他方の面と
   で中心に対して逆方向であることを特徴とする円盤状の
   情報記録媒体。