JP2569628B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JP2569628B2 JP2569628B2 JP62293322A JP29332287A JP2569628B2 JP 2569628 B2 JP2569628 B2 JP 2569628B2 JP 62293322 A JP62293322 A JP 62293322A JP 29332287 A JP29332287 A JP 29332287A JP 2569628 B2 JP2569628 B2 JP 2569628B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical disk
- head
- track
- recording
- Prior art date
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスク装置に関し、特に光を用いて同板
状の光ディスクへの記録および再生を行なう光ディスク
装置に関する。
状の光ディスクへの記録および再生を行なう光ディスク
装置に関する。
光ディスクは同板状の光ディスクの同心円またはスパ
イラル状の記録トラックを有し、基本的に１つの光ヘッ
ドを用いて微小スポットを記録トラック上に形成して情
報の記録および再生を行なう。
イラル状の記録トラックを有し、基本的に１つの光ヘッ
ドを用いて微小スポットを記録トラック上に形成して情
報の記録および再生を行なう。
このような光ディスクの記録方式としては大きく２種
類が考えられる。第１はディスクの回転数を常に一定に
して記録再生を行なうCAV方式であり、第２はディスク
上のトラックと光ヘッドの相対速度が一定になるように
回転数を変化させるCLV方式である。
類が考えられる。第１はディスクの回転数を常に一定に
して記録再生を行なうCAV方式であり、第２はディスク
上のトラックと光ヘッドの相対速度が一定になるように
回転数を変化させるCLV方式である。
CAV方式において、光ヘッドによりトラックへ記録ま
たは再生をする時のデータの転送レートを一定に保つに
は、ディスク内周側トラックに比べ外周側トラックでの
データの記録線密度は低下させる必要がある。このた
め、ディスク全体での記録容量はCLV方式に比べて低下
する。記録線密度を一定にするとディスク内周部と外周
部ではデータの転送レートが大きく異なることになり、
光ディスク装置と外部の装置との間のデータ転送が難し
くなる。
たは再生をする時のデータの転送レートを一定に保つに
は、ディスク内周側トラックに比べ外周側トラックでの
データの記録線密度は低下させる必要がある。このた
め、ディスク全体での記録容量はCLV方式に比べて低下
する。記録線密度を一定にするとディスク内周部と外周
部ではデータの転送レートが大きく異なることになり、
光ディスク装置と外部の装置との間のデータ転送が難し
くなる。
一方CLV方式では記録線密度を一定とすればデータ転
送レートが変化することはないが、トラック位置の半径
によってディスク回転数を変化させる必要があるため、
アクセスタイムを速くすることが難しい。
送レートが変化することはないが、トラック位置の半径
によってディスク回転数を変化させる必要があるため、
アクセスタイムを速くすることが難しい。
本発明の目的は、CAV方式の光ディスクにおいて、デ
ータの転送レートを変化させることなくCLV方式と同様
の記憶容量を得ることが可能な光ディスク装置を提供す
ることにある。
ータの転送レートを変化させることなくCLV方式と同様
の記憶容量を得ることが可能な光ディスク装置を提供す
ることにある。
本発明の光ディスク装置は、同心円またはスパイラル
状の記録トラックを有し、トラック上の記録線密度が略
一定である光ディスクと、第１の光ヘッドおよび第２の
光ヘッドとを備えた光ディスク装置において、前記光デ
ィスクは常に一定の回転数で回転しており、第１の光ヘ
ッドが光ディスク最内周トラックにある場合は第２の光
ヘッドは光ディスク最外周トラックにあり、第１のヘッ
ドと光ディスク上のトラックとの間の回転方向における
相対移動速度と第２の光ヘッドと光ディスク上のトラッ
クとの間の回転方向における相対移動速度を加えた和が
常に一定となるように前記２つの光ヘッドを光ディスク
半径方向に移動して、前記２つの光ヘッドが同時に記録
または再生動作を行い、光ディスク装置外部とのデータ
の転送は前記２つの光ヘッドのデータを加えて行うよう
にしたことを特徴とする。
状の記録トラックを有し、トラック上の記録線密度が略
一定である光ディスクと、第１の光ヘッドおよび第２の
光ヘッドとを備えた光ディスク装置において、前記光デ
ィスクは常に一定の回転数で回転しており、第１の光ヘ
ッドが光ディスク最内周トラックにある場合は第２の光
ヘッドは光ディスク最外周トラックにあり、第１のヘッ
ドと光ディスク上のトラックとの間の回転方向における
相対移動速度と第２の光ヘッドと光ディスク上のトラッ
クとの間の回転方向における相対移動速度を加えた和が
常に一定となるように前記２つの光ヘッドを光ディスク
半径方向に移動して、前記２つの光ヘッドが同時に記録
または再生動作を行い、光ディスク装置外部とのデータ
の転送は前記２つの光ヘッドのデータを加えて行うよう
にしたことを特徴とする。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図に本発明の第１の実施例を示す。第１図におい
て、第１の実施例は光ディスク11に対し、２つの光ヘッ
ド13a,13bは同じキャリッジ14上を反対方向に移動する
ように構成されている。第１ゾーン16は内周部のヘッド
13bにより、第２ゾーン17は外周部のヘッド13aによりそ
れぞれ記録再生が行なわれる。
て、第１の実施例は光ディスク11に対し、２つの光ヘッ
ド13a,13bは同じキャリッジ14上を反対方向に移動する
ように構成されている。第１ゾーン16は内周部のヘッド
13bにより、第２ゾーン17は外周部のヘッド13aによりそ
れぞれ記録再生が行なわれる。
２つのゾーン16,17の境界部では同時にアクセスすべ
きトラックは近接しているため、それぞれの光ヘッドに
おいて光をディスク上に集光する集光レンズ15a,15bは
光ヘッド本体よりも外側に配置し、２つのヘッドがぶつ
かることなく近接トラックをアクセス可能にしている。
スパイラル状のディスクでは第１ゾーン16と第２ゾーン
17のスパイラルの向きを逆にしておけば、移動のトラッ
クを速続記録再生する場合に、トラックジャンプの必要
がなくなる。
きトラックは近接しているため、それぞれの光ヘッドに
おいて光をディスク上に集光する集光レンズ15a,15bは
光ヘッド本体よりも外側に配置し、２つのヘッドがぶつ
かることなく近接トラックをアクセス可能にしている。
スパイラル状のディスクでは第１ゾーン16と第２ゾーン
17のスパイラルの向きを逆にしておけば、移動のトラッ
クを速続記録再生する場合に、トラックジャンプの必要
がなくなる。
ヘッドの送りは例えば中心においてスクリューの向き
が反転しているスクリューネジ19を送りモータ10で回転
することにより、同時に逆方向にヘッドに送ることがで
きる。
が反転しているスクリューネジ19を送りモータ10で回転
することにより、同時に逆方向にヘッドに送ることがで
きる。
第２図は本発明の第２の実施例を示す。第２図におい
て第２の実施例は２つの光ディスク23a,23bはディスク
の対角線上に設けられたキャリッジ24にあり、リンク機
構28によって供給されてあり、間隔は一定に保たれてい
る。一方の光ヘッド最内周にあるとき、他方が最外周に
あるような間隔にして置いてあり、両者のディスクとの
相対速度の和を常に一定になるようにしたものである。
ヘッド送りは例えばリンク機構上にラック＆ピニオンギ
ヤ21を設けて構成されている。
て第２の実施例は２つの光ディスク23a,23bはディスク
の対角線上に設けられたキャリッジ24にあり、リンク機
構28によって供給されてあり、間隔は一定に保たれてい
る。一方の光ヘッド最内周にあるとき、他方が最外周に
あるような間隔にして置いてあり、両者のディスクとの
相対速度の和を常に一定になるようにしたものである。
ヘッド送りは例えばリンク機構上にラック＆ピニオンギ
ヤ21を設けて構成されている。
以上の実施例では１組の光ヘッドについての例のみ示
したが２組以上の光ヘッドで同時に記録再生を行っても
よい。
したが２組以上の光ヘッドで同時に記録再生を行っても
よい。
本実施例においては光ディスク上での記録線密度を一
定としたディスクを一定の回転数で回転したとき、光ヘ
ッドがディスク外周部にあるときはデータ転送レートが
速く、また内周部にある場合には遅くなる。この時の転
送レートは光ヘッドとディスクとの間の相対的な移動速
度に比例することになる。
定としたディスクを一定の回転数で回転したとき、光ヘ
ッドがディスク外周部にあるときはデータ転送レートが
速く、また内周部にある場合には遅くなる。この時の転
送レートは光ヘッドとディスクとの間の相対的な移動速
度に比例することになる。
光ヘッドを２つ設けた場合、一方の光ヘッドを最外周
から内周へ向けて、他方の光ヘッドを最内周から外周へ
向けて記録再生を行えば２つの光ヘッドのディスクとの
相対速度の和を常に一定にすることができる。従って記
録または再生におけるデータの各ヘッドごとの転送レー
トをその光ヘッドのあるディスク半径位置に比例して変
化させ、装置外部とのデータの転送は２つのヘッドのデ
ータを加えて行なえば見かけ上常に一定の転送レートを
得ることができる。
から内周へ向けて、他方の光ヘッドを最内周から外周へ
向けて記録再生を行えば２つの光ヘッドのディスクとの
相対速度の和を常に一定にすることができる。従って記
録または再生におけるデータの各ヘッドごとの転送レー
トをその光ヘッドのあるディスク半径位置に比例して変
化させ、装置外部とのデータの転送は２つのヘッドのデ
ータを加えて行なえば見かけ上常に一定の転送レートを
得ることができる。
以上説明したように本発明はディスクの内周側トラッ
クと外周側トラックとの相対移動速度の和を常に同じに
することにより常に一定の転送レートを得ることができ
る効果がある。
クと外周側トラックとの相対移動速度の和を常に同じに
することにより常に一定の転送レートを得ることができ
る効果がある。
第１図および第２図は本発明の第１および第２の実施例
を示す図である。 10……送りモータ、11,20……光ディスク、14,24……キ
ャリッジ、15,25……集光レンズ、16……第１ゾーン、1
7……第２ゾーン、19……スクリューネジ、21……ラッ
ク＆ピニオンギヤ、28……リンク機構。
を示す図である。 10……送りモータ、11,20……光ディスク、14,24……キ
ャリッジ、15,25……集光レンズ、16……第１ゾーン、1
7……第２ゾーン、19……スクリューネジ、21……ラッ
ク＆ピニオンギヤ、28……リンク機構。
Claims (1)
- 【請求項１】同心円またはスパイラル状の記録トラック
を有し、トラック上の記録線密度が略一定である光ディ
スクと、第１の光ヘッドおよび第２の光ヘッドとを設け
た光ディスク装置において、前記光ディスクは常に一定
の回転数で回転しており、第１の光ヘッドが光ディスク
最内周トラックにある場合には第２の光ヘッドは光ディ
スク最外周トラックにあり、第１の光ヘッドと光ディス
ク上のトラックとの間の回転方向における相対移動速度
と、第２の光ヘッドと光ディスク上のトラックとの間の
回転方向における相対移動速度とを加えた和が一定とな
るように、前記２つの光ヘッドを光ディスク半径方向に
移動して、前記２つの光ヘッドが同時に記録または再生
動作を行い、光ディスク装置外部とのデータの転送は前
記２つの光ヘッドのデータを加えて行うようにしたこと
を特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62293322A JP2569628B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62293322A JP2569628B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01134767A JPH01134767A (ja) | 1989-05-26 |
| JP2569628B2 true JP2569628B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17793331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62293322A Expired - Fee Related JP2569628B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569628B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03150784A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ディスク記憶装置 |
| JP2014010846A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ディスクストレージ装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539502B2 (ja) * | 1976-10-01 | 1980-10-11 | ||
| JPS59203269A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気シ−ト装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539502U (ja) * | 1978-09-01 | 1980-03-13 | ||
| JPS60102757U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-13 | 山水電気株式会社 | デイスクプレ−ヤ |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP62293322A patent/JP2569628B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539502B2 (ja) * | 1976-10-01 | 1980-10-11 | ||
| JPS59203269A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気シ−ト装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01134767A (ja) | 1989-05-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |