JPS622390A - 硬貨取扱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、硬貨入出金機の硬貨受は口における硬貨の残
留を検知する硬貨残留検知に関するものである。

〔発明の背景〕

例えば実開昭５９１６５０６８号に示される如き硬貨入
出金機において、硬貨受は口に放出した硬貨を利用者が
取り忘れることがある。従来、残留した硬貨を検知する
ために、硬貨受は口に複数個の光センサを設けている。

しかしながら、光センサによって残留検知を行う場合、
硬貨受は口内の総ての検知エリアをカバーするには、多
数の光センサが必要となり、原価高を招く。

また、複数個のセンサを配置してもセンサ間に残留検知
不能領域が生じるために残留検知の信頼性に劣っている
。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、硬貨の残留検知の信頼性を上げ、硬貨
入出金口に出金または返却された硬貨が利用者の取り忘
れあるいは取りこぼしにより、硬貨入出金口に設けられ
た残留センサの検知不可能な領域に残留したときにも残
留硬貨の検知が可能な硬貨取扱装置を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

本発明は硬貨残留を検知する為入出金口部を加振し、残
留硬貨を検知可能位置に移動させることにより複数のセ
ンサで硬貨を検知する様に　　　　″したものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明の硬貨残留検知方式を適用した硬貨自動
取扱装置の概略図である。この硬貨自動取扱装置の接客
面上部に入金および出金用の硬貨入出金口１があり、そ
の上部にシャッタ２が設けられている。

硬貨入金時は、シャッタ２が開き、入出金口１に硬貨を
投入する。投入された硬貨は、入出金口の回転により下
部に設けられた斜円盤３に落下する。斜円盤上の硬貨は
１枚ずつ分離され硬貨搬送路４に送り出される。この硬
貨搬送路４の途中には硬貨の金種を鑑別するための判別
装置５があり、これにより硬貨の真偽が判別され正貨は
一時スタック部６に送られる。また偽貨はゲート２３に
よジ支払ベルト８上に送られ、入出金口１へ返却される
。一時スタックされた硬貨は利用者の指定により収納す
るときはゲート１５が開き収納ボックス７へ収納される
。また返却するときはゲート１６が開き支払ベルト８上
に落下し入金口１へ搬送され、シャッタ２が開き利用者
により、抜き取られる。抜き取り後の残留検知は、第２
図に示す複数の残留センサ１８および２２で行ない残留
なしな検知後、シャッタ２を閉じる。また出金処理では
硬貨筒９〜１４の下部から１枚ずつ投出された硬貨は支
払ベルト８上を搬送され入出金口１へ送られた後、シャ
ッタ２が開き利用者によって抜き取られる。

以上の硬貨自動取扱装置における硬貨残留検知について
第２図乃至第４図にて説明する。シャツタ閉動作後、硬
貨が検知されたときは・シャッタを開き利用者による硬
貨抜き取りをま３−万、硬貨が検知されなかったときは
、入出金ロモータ２４をＯＮし、入出金口を矢印２８の
方向に回転させる。図に記してないフリクシ１ン方式の
クラッチにより、入出金口はストッパ２５とランチ２６
０間で矢印２７方向に数回振動を繰り返す。この入出金
口１の振動により、残留センサ１８．２２で検知されず
・入出金口１に残留している硬貨を入出金口の底部へ落
下させ残留硬貨を検知する。

〔発明の効果〕

本発明によれば入出金口における出金あるいは返却硬貨
の残留検知の信頼性が大巾に向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の硬貨残留検知を適用した硬貨取扱装
置の概略構造図、第２図はこの装置の入出金口部の概観
図、第３肉は第２図の側面崗、第４図は動作フローチャ
ート因。 １・・・入出金口、２・・・シャッタ、３・・・斜円盤
、４・・・硬貨搬送路、５・・・鑑別部、６・・・一時
スタック、７・・・収納ボックス、８・・・支払ベルト
、９〜１４・・・硬貨筒、１５・・・収納ゲート、１６
・・・返却ゲート、１８．２２・・・硬貨残留センサ、
２４・・・入出金ロモータ、２５・・・ストッパ、２６
・・・ラッチ第１　図 第２回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 硬貨出金口にシャッタ機構を備え硬貨取扱装置に於いて
   、硬貨投入終了時、あるいは硬貨受取り終了時に、前記
   シャッタ機構を閉め、前記硬貨出金口を加振して、硬貨
   出金口に残留している硬貨を各々の底部に落下させ、出
   金口に設けた残留検知センサにより残留硬貨を検知する
   ことを特徴とする硬貨取扱装置。