JP6121111B2 - 硬貨入出金機 - Google Patents

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本発明は、硬貨の入金処理及び出金処理を行う硬貨入出金機に関する。
従来から硬貨の入金処理及び出金処理を行う硬貨入出金機は知られている。このような従来の硬貨入出金機としては、例えば、筐体と、筐体の内部に設けられ、硬貨を金種別に収納するとともに収納された硬貨を金種別に繰り出す金種別収納手段と、筐体の内部において略水平方向に移動自在に設けられ、金種別収納手段から繰り出された硬貨を金種別に区分けし、底部に開口が形成された仕切枠体と、仕切枠体よりも下方において略水平方向に移動自在に設けられ、仕切枠体の底部に形成された開口を塞ぐための底板と、を備え、硬貨の出金時には、仕切枠体及び底板の位置をそれぞれ調整し、金種別収納手段から繰り出された硬貨を出金箱へ直接的に送るようにし、硬貨の回収時には、仕切枠体及び底板の位置をそれぞれ調整し、金種別収納手段から繰り出された硬貨を仕切枠体及び底板により一時的に保留させ、その後回収手段に送るような制御を行うものが知られている(特許文献1参照)。
このような特許文献1に記載された硬貨入出金機では、仕切枠体及び底板の下方に出金箱を設ける必要があるため、どうしても出金箱の位置が低くなってしまい、出金される硬貨の取出性が悪くなる。
他方、筐体と、筐体の内部に設けられ、硬貨を金種別に収納するとともに収納された硬貨を金種別に繰り出す金種別収納手段と、金種別収納手段から繰り出された硬貨を搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトで搬送された硬貨を繰り出す操出手段と、操出手段で繰り出された硬貨を筐体の上部に設けられた出金口まで搬送する搬送手段と、を備えた硬貨入出金機も知られている(特許文献2参照)。
このような特許文献2に記載された硬貨入出金機では出金口が筐体の上部に設けられていることから、出金される硬貨の取出性は非常に高い。しかしながら、金種別収納手段から繰り出された硬貨は、まず搬送ベルトで操出手段に搬送され、この操出手段から搬送手段へ繰り出された後で、搬送手段で出金口まで搬送されるため、硬貨を出金するまでに時間がかかる上、硬貨入出金機の構造が複雑になってしまう。
特開2010−152823号公報 特開2010−224605号公報
以上のような点に鑑み、本発明は、出金箱の位置を比較的高く位置づけることで出金される硬貨の取出性を優れたものにしつつ、硬貨の出金を迅速に行うことができる硬貨入出金機を提供する。
本発明の硬貨入出金機は、
筐体と、
前記筐体内に硬貨を取り込む取込手段と、
前記取込手段で取り込まれた硬貨を搬送する入金搬送手段と、
前記入金搬送手段で搬送される硬貨の少なくとも金種を識別するための情報を取得する入金識別センサと、
前記入金識別センサからの情報に基づいて硬貨の金種を識別する制御手段と、
前記入金搬送手段で搬送された硬貨を金種別に収納する複数の金種別収納手段と、
前記金種別収納手段から繰り出された硬貨を、一方向及び他方向の両方向に搬送可能な出金搬送手段と、
前記出金搬送手段の一方向側に設けられ、前記筐体に対して引き出し自在となり、前記出金搬送手段で一方向側に搬送された硬貨が投出される出金箱と、
前記出金搬送手段の他方向側に設けられ、前記出金搬送手段で他方向側に搬送された硬貨が投出される回収収納手段と、
を備える。
本発明の硬貨入出金機は、
前記入金搬送手段に開閉自在に設けられ、各金種別収納手段に対応して設けられた強制選別手段と、
前記入金搬送手段に設けられ、前記入金搬送手段で搬送される硬貨の位置を検出する位置センサと、をさらに備え、
前記制御手段が、前記入金識別センサ及び前記位置センサからの情報に基づいて前記強制選別手段を開状態にしてもよい。
本発明の硬貨入出金機は、
各金種別収納手段に設けられ、前記金種別収納手段から繰り出される硬貨の金種を識別するための情報を取得する出金識別センサをさらに備え、
前記制御手段が、前記出金識別センサからの情報に基づいて、前記金種別収納手段から繰り出される硬貨の金種を識別してもよい。
本発明の硬貨入出金機において、
各金種別収納手段は、収納された硬貨を繰り出す出金操出手段を有し、
各出金操出手段は、他の出金操出手段による硬貨の繰り出し状況に関係なく、対応する金種別収納手段内の硬貨を繰り出してもよい。
本発明の硬貨入出金機は、
前記出金搬送手段で一方向側に搬送された硬貨を前記筐体の外部に案内する位置に移動可能な案内手段をさらに備えてもよい。
本発明の硬貨入出金機は、
前記出金搬送手段によって他方向に搬送される硬貨を、前記出金搬送手段上で一時的に止めるストッパ手段をさらに備えてもよい。
本発明の硬貨入出金機は、
前記出金箱を前記筐体から引き出せないようにする引出阻止手段をさらに備え、
前記制御手段が、所定の異常を検知したときに、前記引出阻止手段によって前記出金箱を前記筐体から引き出せないようにしてもよい。
本発明の硬貨入出金機は、金種別収納手段から繰り出された硬貨を一方向及び他方向の両方向に搬送可能な出金搬送手段と、出金搬送手段で一方向側に搬送された硬貨が投出される出金箱と、出金搬送手段で他方向側に搬送された硬貨が投出される回収収納手段と、を備える。
このため、硬貨の回収時に、金種別収納手段から繰り出された硬貨を仕切枠体及び底板等の部材により一時的に保留させて回収手段に送る必要がない。したがって、仕切枠体及び底板等の部材を設ける必要がなくなり、出金箱の位置を比較的高く位置づけることで出金される硬貨の取出性を優れたものにすることができる。
また、出金搬送手段で一方向側に搬送された硬貨がそのまま出金箱に投出されるので、硬貨の出金を迅速に行うことができる。また、特許文献2に記載された硬貨入出金機と比較すると、格段に簡易な構造にすることができる。
図1は、本発明の実施の形態による硬貨入出金機を正面側から見た概略断面図である。 図2は、本発明の実施の形態による硬貨入出金機を側方から見た概略側方断面図である。 図3は、本発明の実施の形態における入金計数手段を上方から見た断面図である。 図4は、本発明の実施の形態における強制選別手段によって硬貨が入金一時保留手段に搬送される態様を示した側方断面図である。 図5は、本発明の実施の形態における入金一時保留手段を正面側から見た断面図である。 図6は、本発明の実施の形態における入金一時保留手段を側方から見た側方断面図である。 図7は、本発明の実施の形態における金種別収納手段を正面側から見た断面図である。 図8は、本発明の実施の形態における金種別収納手段を側方から見た側方断面図である。 図9は、本発明の実施の形態における出金搬送手段を正面側から見た断面図である。 図10は、本発明の実施の形態における出金搬送手段を側方から見た側方断面図である。 図11は、本発明の実施の形態における強制選別手段を示した斜視図である。 図12は、本発明の実施の形態による硬貨入出金機の機能ブロック図である。 図13は、本発明の実施の形態による硬貨入出金機において入金処理を行う際の動作を説明するための図であって、硬貨入出金機を正面側から見た概略断面図である。 図14は、本発明の実施の形態による硬貨入出金機においてオーバーフロー硬貨の回収処理を行う際の動作を説明するための図であって、硬貨入出金機を側方から見た概略側方断面図である。 図15は、本発明の実施の形態による硬貨入出金機において出金処理を行う際の動作を説明するための図であって、硬貨入出金機を側方から見た概略側方断面図である。 図16は、本発明の実施の形態による硬貨入出金機において回収処理を行う際の動作を説明するための図であって、硬貨入出金機を側方から見た概略側方断面図である。
実施の形態
《構成》
以下、本発明に係る硬貨入出金機の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図16は本発明の実施の形態を説明するための図である。なお、本実施の形態では、図2の左側を「正面側」と呼び、図2の右側を「背面側」と呼ぶ。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の硬貨入出金機100は、筐体1と、筐体1内に硬貨を取り込む取込手段5(図3参照)と、取込手段5で取り込まれた硬貨を搬送する入金搬送手段20(図3参照)と、入金搬送手段20で搬送される硬貨の少なくとも金種を識別するための情報を取得する入金識別センサ50(図3参照)と、入金搬送手段20で搬送された硬貨を金種別に収納する複数(本実施の形態では6つ)の金種別収納手段60と、取込手段5で取り込まれた硬貨をリジェクトするためのリジェクト部35(図4参照)と、を備える。なお、本実施の形態の金種別収納手段60においては、正面側から順に、1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨及び500円硬貨が収納されるようになっている(図8参照)。
図2に示すように、本実施の形態の硬貨入出金機100は、金種別収納手段60から繰り出された硬貨を、一方向及び他方向の両方向に搬送可能な出金搬送手段70も備えている。
そして、出金搬送手段70の一方向側(正面側)には、筐体1に対して引き出し自在となり、出金搬送手段70で一方向側に搬送された硬貨が投出される出金箱80が設けられている。出金搬送手段70の他方向側(背面側)には、出金搬送手段70で他方向側に搬送された硬貨が投出されるオーバーフロー箱等の回収収納手段90が設けられている。なお、本実施の形態の出金搬送手段70は、出金搬送ベルト71と、出金搬送ベルト71の巻き掛けられた搬送ローラ73と、搬送ローラ73を駆動するモータ等の搬送駆動手段72(図9参照)とを有している。
図3に示すように、入金搬送手段20には、当該入金搬送手段20に対して開閉自在に設けられた複数の強制選別手段15が設けられている。また、入金搬送手段20には、入金搬送手段20で搬送される硬貨の位置を検出する位置センサ16が設けられている。ところで、本実施の形態では、取込手段5、入金搬送手段20、入金識別センサ50、強制選別手段15及び位置センサ16が入金計数手段10に含まれている(図1及び図2参照)。
硬貨入出金機100は、入金識別センサ50からの情報に基づいて硬貨の金種を識別する制御手段55を備えている(図12参照)。本実施の形態の制御手段55は、入金識別センサ50及び位置センサ16からの情報に基づいて対応する強制選別手段15に動作指令を送り、強制選別手段15を開状態にする。強制選別手段15が開状態になることで(図11参照)、入金搬送手段20で搬送される硬貨が強制選別手段15によって取り込まれ、リジェクト部35や後述する入金一時保留手段30に硬貨がシュート39を介して搬送される(図4参照)。なお、図11に示すように、入金搬送手段20は硬貨を搬送する入金搬送ベルト21を有している。
また、図4に示すように、強制選別手段15の下方には、強制選別手段15で取り込まれた硬貨を一時的に保留する入金一時保留手段30が設けられている。この入金一時保留手段30は、上面及び下面が開口した一時保留仕切枠体31と、当該一時保留仕切枠体31の下方に設けられた一時保留底板32とを有する。そして、これら一時保留仕切枠体31及び一時保留底板32は、図5に示すように、左右方向(水平方向のうち一方向及び他方向に直交する方向)で移動自在となっている。なお、一時保留仕切枠体31は、金種別収納手段60に対応した領域、すなわち6つの領域に区分けされている(図6参照)。
図1に示すように、金種別収納手段60の側方(図1の右方向側)であって入金一時保留手段30の下方に、入金一時保留手段30で一時保留された硬貨を返却するための返却箱65が設けられている。この返却箱65は正面側に引出自在となっており、返却箱65を正面側に引き出すことで一時保留されていた硬貨を取り出すことができる。
各金種別収納手段60に、金種別収納手段60から繰り出される硬貨の金種を識別するための情報を取得する出金識別センサ64を設けることもできる(図2の点線で示した符号64を参照)。このように出金識別センサ64が設けられている態様では、制御手段55は、出金識別センサ64からの情報に基づいて、金種別収納手段60から繰り出される硬貨の金種を識別する。
また、図1及び図2に示すように、筐体1の最下方位置には、釣銭を保管するための釣銭保管庫98が設けられている。なお、この釣銭保管庫98は釣銭準備金を一時的に保管するためのものであり、例えば、閉店時に店舗から回収してきた釣銭準備金を釣銭保管庫98に保管し、翌営業日に、当該釣銭保管庫98から当該釣銭準備金を取り出す運用が行われる。
図7に示すように、各金種別収納手段60は、硬貨を収納するための硬貨収納手段61と、当該硬貨収納手段61に収納された硬貨を1枚ずつ繰り出す出金操出手段62と、出金操出手段62で繰り出される硬貨の枚数を計数する出金硬貨カウンタ63(図12参照)と、を有する。制御手段55は、他の出金操出手段62によって硬貨が繰り出されていないときにのみ硬貨を繰り出すよう各出金操出手段62を制御してもよいが、他の出金操出手段62による硬貨の繰り出し状況に関係なく硬貨を繰り出すよう各出金操出手段62を制御してもよい。
また、図10に示すように、本実施の形態の硬貨入出金機100は、出金搬送手段70で一方向側(正面側)に搬送された硬貨を筐体1の外部に案内する位置に移動可能な案内手段85も備えている。より具体的には、本実施の形態では、出金箱80の他方向側(背面側)に案内手段85が設けられており、当該案内手段85の下端部が筐体1から引き出されたときに、出金搬送手段70で一方向側(正面側)に搬送された硬貨を筐体1の外部に案内することができるようになっている。
本実施の形態の硬貨入出金機100は、出金箱80を筐体1から引き出せないようにする引出阻止手段89(図12参照)も備えている。そして、本実施の形態の制御手段55は、硬貨が詰まったり硬貨が誤って多く出てしまったりする等、所定の異常を検知したときに引出阻止手段89に動作指令を送り、引出阻止手段89によって出金箱80を筐体1から引き出せないようにする。
ところで、本実施の形態の硬貨入出金機100は、図1に示すように、入金計数手段10と入金一時保留手段30が筐体1内の上部に位置づけられ、これら入金計数手段10と入金一時保留手段30の下方位置に、金種別収納手段60、出金搬送手段70、出金箱80、回収収納手段90等が設けられている。このため、入金計数手段10、入金一時保留手段30及び釣銭保管庫98内に存在する硬貨を店舗等のユーザが管理し、金種別収納手段60、出金搬送手段70、出金箱80及び回収収納手段90内に存在する硬貨を警備会社が管理する運用が取られる場合には、当該管理領域と物理的な部材の位置とを合致させることができる。
すなわち、上述した運用が取られていることを前提とすると、店舗等のユーザが管理する入金計数手段10と入金一時保留手段30が筐体1内の上部に位置づけられ、店舗等のユーザが管理する釣銭保管庫98が筐体1内の下部に位置づけられ、かつ、警備会社が管理する金種別収納手段60、出金搬送手段70、出金箱80及び回収収納手段90が、筐体1内の中間部に位置づけられる。このため、硬貨を入金したり収納したりする際における硬貨の仕分け等の作業を、物理的な境界(図1の参照)で区切って行うことができる。具体的には、入金計数手段10、入金一時保留手段30及び釣銭保管庫98にアクセスする際に必要な鍵や操作権限はユーザ側が保有し、これらの領域内においてジャム等で残留した硬貨は、警備会社は取り出すことができずユーザのみが取り出すことができる。他方、金種別収納手段60、出金搬送手段70、出金箱80及び回収収納手段90にアクセスする際に必要な鍵や操作権限は警備会社側が保有し、これらの領域内においてジャム等で残留した硬貨は、ユーザは取り出すことができず警備会社のみが取り出すことができる。
ところで、制御手段55には、図12に示すように、上述した取込手段5、入金搬送手段20、強制選別手段15、位置センサ16、入金識別センサ50、出金操出手段62、出金硬貨カウンタ63、出金搬送手段70、引出阻止手段89及び出金識別センサ64の他に、筐体1に設けられ、オペレータが操作信号を入力するための操作手段2が接続されている。そして、制御手段55は、これらに対して動作指令を送ったり、これらから情報を取得したりすることができるようになっている。また、制御手段55には上位装置200も接続されており、上位装置200から動作指令を受けたり、上位装置200に情報を送ったりすることができるようになっている。
《作用・効果》
次に、上述した構成からなる本実施の形態による作用・効果について説明する。
最初に、本実施の形態の硬貨入出金機100の動作態様について簡単に説明する。
〈入金処理〉
まず、図13を用いて、本実施の形態の硬貨入出金機100で入金処理を行う際について簡単に説明する。
入金処理を行う場合には、入金計数手段10を経た硬貨が、入金一時保留手段30に一時的に収納される。そして、筐体1に設けられた操作手段2や上位装置200(共に図12参照))等を介して、計数された硬貨を収納してもよい旨の信号を受けると、一時保留仕切枠体31及び一時保留底板32が図13の左側に位置づけられ、一時保留底板32が一時保留仕切枠体31の下方位置から離れることで、入金一時保留手段30に収納された硬貨が金種別収納手段60に搬入されて収納されることとなる。他方、操作手段2や上位装置200等を介して、計数された硬貨を返却する旨の信号を受けると、一時保留仕切枠体31及び一時保留底板32が図13の右側に位置づけられ、一時保留底板32が一時保留仕切枠体31の下方位置から離れることで、入金一時保留手段30に収納された硬貨が返却箱65に搬入されることとなる。そして、オペレータは、返却箱65を正面側に引き出すことで一時保留されていた硬貨を取り出すことができる。
〈オーバーフロー硬貨の回収処理〉
次に、図14を用いて、本実施の形態の硬貨入出金機100において、金種別収納手段60に収納された硬貨の量が所定量以上になった際に、金種別収納手段60から硬貨を繰り出して当該硬貨を回収収納手段90で収納させる処理を行う場合について簡単に説明する。
金種別収納手段60に収納された硬貨の量が所定量以上になると、当該金種別収納手段60から硬貨が繰り出されて、当該硬貨を回収収納手段90に搬入される処理が行われる。より具体的には、金種別収納手段60に収納された硬貨の量が所定量以上になると、オペレータが操作手段2や上位装置200等から操作信号を入力するか、または、制御手段55が判断して自動で、金種別収納手段60から硬貨が繰り出されて回収収納手段90に当該硬貨を搬入する処理が行われる。すなわち、硬貨の量が所定量以上になっている金種別収納手段60から硬貨が繰り出され、当該硬貨が出金搬送手段70上に投出される。この際、出金搬送手段70の出金搬送ベルト71は他方向側(背面側)に駆動されており、金種別収納手段60から硬貨は順次、背面側に搬送される。そして、出金搬送ベルト71の背面側の端部に硬貨が達すると、シュート91を介して、出金搬送ベルト71から投出された硬貨が回収収納手段90に搬入されて当該回収収納手段90で収納されることとなる。
〈出金処理〉
次に、図15を用いて、本実施の形態の硬貨入出金機100で出金処理を行う際について簡単に説明する。
操作手段2や上位装置200等を介して、硬貨を出金する旨の信号を受けると、出金すべき硬貨が収納された金種別収納手段60から硬貨が繰り出され、当該硬貨が出金搬送手段70上に投出される。このように硬貨が金種別収納手段60から繰り出されている間は、出金搬送ベルト71は停止されている。そして、出金すべき硬貨が正常に繰り出されると、出金搬送ベルト71が一方向側(正面側)に駆動され、出金搬送ベルト71の正面側の端部に硬貨が達すると、出金搬送ベルト71から投出された硬貨が出金箱80に搬入される。そして、全ての出金硬貨が出金箱80に送り込まれた後でオペレータが出金箱80を正面側に引き出すことで、出金された硬貨を取り出すことができる。
なお、出金識別センサ64が設けられている態様を採用している場合であって当該出金識別センサ64で出金された硬貨を識別することができなかった場合や金種別収納手段60から硬貨を出金する際に搬送異常が発生した場合等においては、出金搬送ベルト71を他方向側(背面側)に駆動させることにより、金種別収納手段60から繰り出された硬貨を、回収収納手段90へ送り込むこともできる(図15の点線矢印参照)。その後、金種別収納手段60から硬貨を繰り出す動作が再度行われることになる。
〈回収処理〉
次に、図16を用いて、本実施の形態の硬貨入出金機100で回収処理を行う際について簡単に説明する。
まず、オペレータが出金箱80を正面側に引き、出金箱80の他方向側(背面側)に設けられた案内手段85の下端部を筐体1の外方に引き出す。次に、オペレータが、操作手段2や上位装置200等を介して、硬貨を回収する旨を入力する。すると、金種別収納手段60から硬貨が繰り出され、当該硬貨が出金搬送手段70上に投出される。この際、出金搬送手段70の出金搬送ベルト71は一方向側(正面側)に駆動されており、金種別収納手段60から硬貨は順次、正面側に搬送される。そして、出金搬送ベルト71の正面側の端部に硬貨が達すると、出金搬送ベルト71から投出された硬貨が案内手段85を通過して回収用袋等の回収手段99に直接搬入される。このとき、各金種別収納手段60から繰り出される硬貨の金種や枚数が出金識別センサ64によって識別及び計数されることにより、回収された硬貨の金種別枚数や合計金額を求めることができる。なお、このような回収処理に関する情報を図示しない印字手段によってレシートに出力してもよい。
次に、本実施の形態の硬貨入出金機100によって達成される効果について説明する。
本実施の形態の硬貨入出金機100によれば、出金搬送手段70で金種別収納手段60から繰り出された硬貨を一方向及び他方向の両方向に搬送することができる。そして、出金搬送手段70の一方向側(正面側)に、出金搬送手段70で一方向側に搬送された硬貨が投出される出金箱80が設けられ、出金搬送手段70の他方向側(背面側)に、出金搬送手段70で他方向側に搬送された硬貨が投出される回収収納手段90が設けられる。このため、特許文献1に記載されたような従来技術のように、硬貨の回収時に、金種別収納手段から繰り出された硬貨を仕切枠体及び底板等の部材により一時的に保留させて回収手段に送る必要がない。したがって、本実施の形態では、仕切枠体及び底板等の部材を設ける必要がなく、出金箱80の位置を比較的高く位置づけることができ、ひいては、出金される硬貨の取出性を優れたものにすることができる。
また、出金搬送手段70で一方向側に搬送された硬貨がそのまま出金箱80に投出されるので、硬貨の出金を迅速に行うことができる。すなわち、特許文献2に記載されたような従来技術では、金種別収納手段から繰り出された硬貨は、まず搬送ベルトで操出手段に搬送され、この操出手段から搬送手段へ繰り出された後で、搬送手段で出金口まで搬送されるため、硬貨を出金するまでに時間がかかる上、硬貨入出金機の構造が複雑になってしまう。これに対して、本実施の形態によれば、出金搬送手段で一方向側に搬送された硬貨がそのまま出金箱に投出され、様々な部材を経ることがない。このため、硬貨の出金を迅速に行うことができる。また、特許文献2に記載された硬貨入出金機と比較すると、格段に簡易な構造にすることができる。
また、本実施の形態では、各金種別収納手段60に対応して強制選別手段15が設けられ、また、入金搬送手段20に当該入金搬送手段20で搬送される硬貨の位置を検出する位置センサ16が設けられている(図3参照)。そして、制御手段55は、入金識別センサ50及び位置センサ16からの情報に基づいて強制選別手段15を開状態にすることで、入金一時保留手段30を一度は経るものの、当該強制選別手段15に対応する金種別収納手段60に硬貨を収納させることができる(図6及び図8参照)。このため、入金搬送手段20で搬送される硬貨を、該当する金種の金種別収納手段60に確実に収納させることができる。したがって、金種別収納手段60に収納されている硬貨の金種を確実に正しいものにすることができ、ひいては、出金箱80に投出される硬貨の金種を確実に正しいものにすることができる。
すなわち、このように強制選別手段15が設けられていない態様では、硬貨の径に合わせた大きさの開口部が設けられ、当該開口部から硬貨が落ちて、入金一時保留手段30を経て金種別収納手段60に収納されることとなる。このような態様では、硬貨の搬送のされ方によっては入金搬送手段20で搬送される硬貨が誤った開口部から落ちてしまい、誤った金種の金種別収納手段60に収納される可能性があった。これに対して、本実施の形態では、入金識別センサ50及び位置センサ16からの情報に基づいて強制選別手段15を開状態にするので、入金搬送手段20で搬送される硬貨を、該当する金種の金種別収納手段60に確実に収納させることができ、ひいては、出金箱80に投出される硬貨の金種を確実に正しいものにすることができる。
ところで、各金種別収納手段60に、金種別収納手段60から繰り出される硬貨の金種を識別するための情報を取得する出金識別センサ64を設けることもできる。この場合には、出金識別センサ64からの情報に基づいて金種別収納手段60から繰り出される硬貨の金種が制御手段55で識別される。このような態様を採用した場合には、出金箱80に投出される硬貨の金種を確実に正しいものにすることができる。
本実施の形態では、入金識別センサ50及び位置センサ16からの情報に基づいて強制選別手段15を開状態にしていることから、入金搬送手段20で搬送される硬貨を該当する金種の金種別収納手段60に確実に収納させることができるのであるが、100%確実に入金搬送手段20で搬送される硬貨を該当する金種の金種別収納手段60に収納させることができるとまでは言えない。この点、金種別収納手段60から繰り出される硬貨の金種を識別するための情報を取得する出金識別センサ64を設け、制御手段55で金種別収納手段60から繰り出される硬貨の金種を識別することで、正しい金種の硬貨が出金された場合には出金箱80に当該硬貨を搬送し、誤った金種の硬貨が出金された場合には回収収納手段90に当該硬貨を搬送することができ、出金箱80に投出される硬貨の金種をより確実に正しいものにすることができる。
本実施の形態では上述のように強制選別手段15が設けられていることから、入金搬送手段20で搬送される硬貨を該当する金種の金種別収納手段60に確実に収納させることができる。このため、出金搬送手段70に出金識別手段を別途設け、当該出金識別手段によって金種別収納手段60から繰り出された硬貨を識別する必要がなく、したがって、他の出金操出手段62によって硬貨が繰り出されていないときにのみ硬貨を繰り出すよう各出金操出手段62を制御する必要がない。この結果、本実施の形態では、制御手段55が、他の出金操出手段62による硬貨の繰り出し状況に関係なく硬貨を繰り出すよう、各出金操出手段62を制御する態様を採用することができる。このような態様によれば、各金種別収納手段60から他の金種別収納手段60からの操出状況に関係なく硬貨が繰り出されるので、硬貨の出金をより迅速に行うことができる。
本実施の形態では、出金搬送手段70で一方向側に搬送された硬貨を筐体1の外部に案内する位置に移動可能な案内手段85が設けられている。このため、金種別収納手段60内に収納された硬貨を回収する際、当該案内手段85を通じて回収用袋等の回収手段99(図16参照)に直接硬貨を回収することができ、迅速に硬貨を回収することができる。
とりわけ本実施の形態では、案内手段85が出金箱80の他方向側に設けられている。このため、出金箱80に投出された硬貨を取り出すために出金箱80を引き出した際に、案内手段85が邪魔にならない点で特に優れている。また、硬貨を外付けの回収手段に回収する方式であれば、機内に大型の回収カセットを備えていないタイプの装置にも適用することができる。
本実施の形態では、出金処理時に硬貨が詰まったり硬貨が誤って多く出てしまったりする等、所定の異常を検知したときに引出阻止手段89によって出金箱80を筐体1から引き出せないようになる。このため、このような異常が生じた際に、出金箱80から無断で硬貨が回収されてしまうことを防止することができる。
なお、本実施の形態の硬貨入出金機100は、出金搬送手段70によって他方向(背面側)に搬送される硬貨を出金搬送手段70上で一時的に止めるストッパ手段95を備えてもよい。このようにストッパ手段95を設けることで、出金搬送手段70によって他方向(背面側)に搬送される硬貨が回収収納手段90内に収納される前に一時的に硬貨を止めることができ、異常が発生した場合には当該硬貨を一方向に搬送して出金箱80に投出させることができる。なお、異常がない場合には、ストッパ手段95を開けることで、ストッパ手段95で止められていた硬貨を回収収納手段90で回収することができる。
ところで、上記では、入金計数手段10、入金一時保留手段30及び釣銭保管庫98内に存在する硬貨を店舗等のユーザが管理し、金種別収納手段60、出金搬送手段70、出金箱80及び回収収納手段90内に存在する硬貨を警備会社が管理する運用が取られる場合を前提として、本実施の形態の構成によれば、店舗等のユーザが管理する部材と警備会社が管理する部材とを物理的な境界で区切ることができることについて説明した。
このように店舗等のユーザが管理する部材と警備会社が管理する部材とを物理的な境界で区切る上では、店舗等のユーザが管理する部材(本実施の形態では、入金計数手段10、入金一時保留手段30及び釣銭保管庫98)と、警備会社が管理する部材(本実施の形態では、金種別収納手段60、出金搬送手段70、出金箱80及び回収収納手段90)とが、物理的に分離されていればよく(図1の参照)、その他の構成を限定する必要はない。すなわち、このような態様を取る上では、一方向及び他方向の両方向に搬送可能な出金搬送手段70が設けられていること、強制選別手段15や位置センサ16が設けられていること、出金識別センサ64が設けられていること、案内手段85が設けられていること、ストッパ手段95が設けられていること等は、必ずしも必要ではない。
一例としては、店舗等のユーザが管理する入金計数手段10及び入金一時保留手段30と、これら入金計数手段10及び入金一時保留手段30の下方に位置づけられ、警備会社が管理する金種別収納手段60及び(一方向のみに硬貨を搬送する)出金搬送手段70と、を備えた硬貨入出金機等を用いることもできる。
最後になったが、上述した実施の形態の記載及び図面の開示は、特許請求の範囲に記載された発明を説明するための一例に過ぎず、上述した実施の形態の記載又は図面の開示によって特許請求の範囲に記載された発明が限定されることはない。
1 筐体
5 取込手段
20 入金搬送手段
15 強制選別手段
16 位置センサ
50 入金識別センサ
55 制御手段
60 金種別収納手段
62 出金操出手段
64 出金識別センサ
70 出金搬送手段
80 出金箱
85 案内手段
89 引出阻止手段
90 回収収納手段
95 ストッパ手段
100 硬貨入出金機

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に硬貨を取り込む取込手段と、
    前記取込手段で取り込まれた硬貨を搬送する入金搬送手段と、
    前記入金搬送手段で搬送される硬貨の少なくとも金種を識別するための情報を取得する入金識別センサと、
    前記入金識別センサからの情報に基づいて硬貨の金種を識別する制御手段と、
    前記入金搬送手段で搬送された硬貨を金種別に収納する複数の金種別収納手段と、
    前記金種別収納手段から繰り出された硬貨を、一方向及び他方向の両方向に搬送可能な出金搬送手段と、
    前記出金搬送手段の一方向側に設けられ、前記筐体に対して引き出し自在となり、前記出金搬送手段で一方向側に搬送された硬貨が投出される出金箱と、
    前記出金搬送手段の他方向側に設けられ、前記出金搬送手段で他方向側に搬送された硬貨が投出される回収収納手段と、
    を備え、
    各金種別収納手段に設けられ、前記金種別収納手段から繰り出される硬貨の金種を識別するための情報を取得する出金識別センサをさらに備え、
    前記制御手段は、前記出金識別センサからの情報に基づいて、前記金種別収納手段から繰り出される硬貨の金種を識別し、
    前記金種別収納手段から硬貨が繰り出されている間は、前記出金搬送手段を停止することを特徴とする硬貨入出金機。
  2. 各金種別収納手段は、収納された硬貨を繰り出す出金操出手段を有し、
    各出金操出手段は、他の出金操出手段による硬貨の繰り出し状況に関係なく、対応する金種別収納手段内の硬貨を繰り出すことを特徴とする請求項1に記載の硬貨入出金機。
  3. 前記出金搬送手段で一方向側に搬送された硬貨を前記筐体の外部に案内する位置に移動可能な案内手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の硬貨入出金機。
  4. 前記出金搬送手段によって他方向に搬送される硬貨を、前記出金搬送手段上で一時的に止めるストッパ手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の硬貨入出金機。
  5. 前記出金箱を前記筐体から引き出せないようにする引出阻止手段をさらに備え、
    前記制御手段は、所定の異常を検知したときに、前記引出阻止手段によって前記出金箱を前記筐体から引き出せないようにすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の硬貨入出金機。
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