JPS62238183A - 自動二輪車の操舵制御装置 - Google Patents

自動二輪車の操舵制御装置

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JPS62238183A
JPS62238183A JP8100486A JP8100486A JPS62238183A JP S62238183 A JPS62238183 A JP S62238183A JP 8100486 A JP8100486 A JP 8100486A JP 8100486 A JP8100486 A JP 8100486A JP S62238183 A JPS62238183 A JP S62238183A
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JP
Japan
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steering
angle
roll
steering angle
motorcycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8100486A
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English (en)
Inventor
晃 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPS62238183A publication Critical patent/JPS62238183A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は前後輪操舵自動二輪車の操舵制御装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
人間の振動に対するフィーリング特性には、2011z
以下の振動に対して不快感を感する周波数領域があるこ
とが人間工学的な検討によって解明さている。
一方、自動二輪車には、前輪の操舵に応じて後輪も艮舵
されるようにしたものが提案されている。この前後輪操
舵の自動二輪車では、車体が前輪から受ける振動と後輪
から受ける振動との共振点を、20Hz以下の周波数領
域に少な(とも二つ持っており、かつそのピーク値の大
きさが車速か増加するに従って大きくなるため、これが
ライダに不快感を与えるようになることがわかっている
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前後輪操舵の自動二輪車において、ラ
イダに不快感を与えるような振動を、走行状態の如何に
かかわらず低減できるようにし、走行フィーリングを一
層向上した操舵制御装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する本発明は、前輪の操舵に応じて後輪
も操舵されるようにした前後輪操舵の自動二輪車におい
て、前輪に対する後輪の舵角比を、車速と前輪の舵角と
車体のロール角速度により制御し、これら車速、舵角、
ロール角速度が大であるほど舵角比を大きくしたことを
大きくするものである。また、好ましくは舵角比をさら
にロール角により制御し、このロール角が大であるほど
舵角比を大きくするものである。
本発明において、舵角とは車両の進行方向に対する車輪
(前輪、後輪)の振れ角をいう。また、ロール角とは正
面視において車体が垂直軸から傾く角度、すなわちバン
ク角をいい、またロール角速度とは、そのロール角(バ
ンク角)が変化するときの角速度をいう。ロール角は、
これを直接検出するようにしてもよいが、ロール角速度
の積分がロール角であることから、そのロール角速度を
測定して、それを積分演算することにより得るようにし
てもよい。
〔実施例〕 第1図は本発明による操舵制御装置を設けた前後輪操舵
の自動二輪車を概略的に示すもので、1はエンジン、2
は前輪、3は後輪である。前輪2はフロントフォーク4
.4の下端に支持され、そのフロントフォーク4,4は
ブラケット5.5を介して車体のヘッドバイブロに左右
回動自在に支持されている。上側のブラケット5の上面
にはハンドル7が取り付けられ、このハンドル7によっ
て前輪2が左右に操−舵されるようになっている。
また、図示しない車体後部にはリヤアーム8が枢支され
、その後端部に後端3が支持され、その後輪3はチェノ
12を介してエンジン1により駆動されるようになって
いる。この後輪3の軸9は、リヤアーム8の後端に前後
方向に回動自在に支持され、かつその軸9が車体側に設
けたサーボモータ10により前後に駆動されることによ
り、後端3が操舵されるようになっている。
上記サーボモータ10は、前輪2の舵角θの検出手段1
3、前輪2に設けた車速■の検出手段14、車体の上部
と下部に分離して設けたロール角速度dφ/dtの検出
手段15a、15bからの各信号に基づき、制御部11
から発する駆動信号によって駆動される。
このうちロール角速度dφ/dtの検出手段15a、1
5bとしては、例えば第4図または第5図に略示するよ
うな、重錘Wが慣性移動するときの加速度を測定する測
定器を利用することができる。この測定器を車体の上部
(例えば図示しないシートの近傍)と下部(例えばリヤ
アーム8の上)との2個所にそれぞれ設置し、この前後
2個所で測定された加速度値を比較することによって、
ロール角速度dφ/dtを検出することができる。第4
図の測定器は、重錘Wの両端をスプリング41.41で
支持して水平に置いたものであり、また第5図の測定器
は重錘Wをロッド51を介して振子状に吊したものであ
る。いずれも重錘Wが車体の左右方向の振動(傾動)す
るように設置し、この設置によって重錘Wが距離2また
は角度βの変化をするため、その変化するときの加速度
を検出することができる。
上述のような各検出手段13,14,15a。
15bによって検出された信号は、第2図に示すブロッ
ク・ダイヤグラムのように、制御部11において舵角検
出手段13と車速検出手段14の信号θと■は、それぞ
れ舵角判別手段13a、車速判別手段14aによって処
理され、それぞれの検出信号に対応する部分舵角比Kz
K、を割り出す。一方、ロール角速度15a。
L5bに基づく信号dφ/dtは、ロール角速度判別手
段16aにより処理されると同時に、ロール角演算手段
16abで積分されてロール角φを算出したのち、ロー
ル角判別手段16cにより処理され、これらの信号に対
応する部分舵角比に、を割り出す。次いで、これらの部
分舵角比Kz 、に+ 、に3は、演算手段17により
、Kst  =に+ +Kz +に:+の弐により演算
されて舵角比KITを算出し、この舵角比Ks丁により
駆動回路18を介してサーボモータ10を駆動するよう
になっている。
このような各信号に基づく制御は、車速Vが高速になる
ほど、また舵角θが大きいほど、さらにロール角φおよ
びロール角速度dφ/dtが大きいほど、K、、に、、
に、が大きくなるように選択され、かつそれによって演
算された舵角比に8.を大きくするようにしである。
第3図に示すフロー・チャートは、その−例を示すもの
で、車速■については1ooks/hを境界にし、11
00k/h以上のときはに、=0.2であるが、それに
達しない車速ではK。
=0.1になるようにしている。また、舵角θについて
は4″を境界にし、4″以上のときはに、=0.05で
あるが、その角度に達しないときはに!==o、oiX
θになるようにしている。
さらに、ロール角速度dφ/dtについては40”/s
ecを境界にし、40 ” /sec以上のときのに、
を、それに達しないときのそれよりも大きくなるように
している。しかも、ロール角φについて15″を境界と
し、上記ロール角速度が40°/sec以上の場合に、
ロール角が15°以上のときはに:i =0.06とす
るが、このロール角に達しないときはKz=0.04に
なるようにしている。また、その反対にロール角速度が
40°/secに達しない場合に、ロール角が159以
上のときはに3=0.03とするが、このロール角に達
しないときはに3=0.02になるようにしている。
この実施例に示した各部分舵角比に、、Kt。
K3の値は一例であり、このような定数に設定しないで
車速Vの変数として設定するようにしてもよい。また、
上記実施例では、ロール角φを制御因子として使用し、
これによって走行フィーリングの向上を一層高いものに
することができるが、本発明ではこのロール角φによる
制御は必ずしも必要ではなく、ロール角速度dφ/dt
に限定しての制御であっても所期の目的を達成すること
ができる。
上述した操舵制御装置によると、後輪3の前輪2に対す
る舵角比)(srを上述のように制御することにより、
自動二輪車に発生する前輪および後輪からの振動による
2011z以下の周波数領域における共振点のピーク値
の大きさを、走行状態の如何にかかわらず低減すること
ができようになる。したがって、このような共振点のピ
ーク値の大きさを低減することによって、ライダに生ず
る不快感を低減させ、走行フィーリングを向上すること
ができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明の操舵制御装置は、前輪の操舵
に応じて後輪も操舵されるようにした前後輪操舵の自動
二輪車において、前輪に対する後輪の舵角比を、車速と
前輪の舵角と車体のロール角速度により制御し、これら
車速、舵角、ロール角速度が大であるほど舵角比を大き
くしたので、この構成により2011z以下の周波数領
域に発生する共振点のピーク値の大きさを低減すること
ができる。したがって、この共振点のピーク値の大きさ
の低減により、ライダに発生ずる不快感を走行状態の如
何にかかわらず低減することができ、走行フィーリング
を一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による操舵制御装置を設けた前
後輪操舵自動二輪車の概略図、第2図は同制御装置のブ
ロック・ダイヤグラムを示す図、第3図は同制御装置の
フロー・チャートを示す図、第4図および第5図はそれ
ぞれ測定器を図式的に説明する概略図である。 ■・−エンジン、 2−前輪、 3・・−後輪、7・・
・・ハンドル、  10−・・サーボモータ、  11
・−制御部、 13・・−舵角の検出手段、 14−車
速の検出手段、  15a、15b・・・ロール角速度
の検出手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前輪の操舵に応じて後輪も操舵されるようにした
    前後輪操舵の自動二輪車において、前輪に対する後輪の
    舵角比を、車速と前輪の舵角と車体のロール角速度によ
    り制御し、これら車速、舵角、ロール角速度が大である
    ほど舵角比を大きくしたことを特徴とする自動二輪車の
    操舵制御装置。
  2. (2)舵角比をさらに車体のロール角により制御し、こ
    のロール角が大であるほど舵角比を大きくする特許請求
    の範囲第1項の自動二輪車の操舵制御装置。
JP8100486A 1986-04-10 1986-04-10 自動二輪車の操舵制御装置 Pending JPS62238183A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8100486A JPS62238183A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 自動二輪車の操舵制御装置

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JP8100486A JPS62238183A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 自動二輪車の操舵制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62238183A true JPS62238183A (ja) 1987-10-19

Family

ID=13734375

Family Applications (1)

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JP8100486A Pending JPS62238183A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 自動二輪車の操舵制御装置

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JP (1) JPS62238183A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007086176A1 (ja) * 2006-01-27 2007-08-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. 二輪車の転倒防止制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007086176A1 (ja) * 2006-01-27 2007-08-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. 二輪車の転倒防止制御装置
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