JPS62237918A - スラリの高効率濾過方法 - Google Patents

スラリの高効率濾過方法

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JPS62237918A
JPS62237918A JP7813686A JP7813686A JPS62237918A JP S62237918 A JPS62237918 A JP S62237918A JP 7813686 A JP7813686 A JP 7813686A JP 7813686 A JP7813686 A JP 7813686A JP S62237918 A JPS62237918 A JP S62237918A
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tank
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廉 村中
Ryuichi Kaji
梶 隆一
Hideo Kikuchi
菊池 秀雄
Hiroshi Miyadera
博 宮寺
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Power Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 数基において、分散粒子の最大粒径を抑えるための濾過
方法に関するものであり、分散粒子の種類によらず濾過
速度を高めることができ、濾過効率を向上するものであ
る。特に本発明では石炭を水及び界面活性剤などの添加
剤と共にミルで湿式粉砕することにより高濃度で低粘性
の石炭水スラリ全製造する方法において、製造されたC
W1中の不要な粗粒を効率よく除き、最大粒径を抑制す
る方法を開示するものである。
〔従来の技術〕
本発明が対象の1つとする石炭水スラリは石炭。
水、界面活性剤、アルカリ物質などの添加剤よりなる混
合物であり、スラリ中の石炭濃度が60wt%以上好ま
しくは65wt%以上でありその粘度が40000p以
下好ましくは2000cp以下のものである。
このような高濃度でかつ流動性の高い石炭水スラリ(C
oal Water Mxture、以下CWMと称す
る)tl−製造するための必要条件は特表昭56−50
1568号公報、特表昭58−501183号公報及び
特開昭54−16511号公報に開示されている。その
内容は石炭を粉砕して(1)式で示される粒径分布に調
整し、しかも3μm以下のコロイド粒子を5wt%以上
とすることによりCWMを製造 但し It : @下累積重量割合(w t 91; )D二
粒径(μm) DL=最大粒径(μm) DB=最小粒径(μm) するものである。(1)式で示される粒径分布は、粗粒
と微粒を含有する幅広い扮径分布である。この分布有す
るCWMを製造する方法は大きく分けて2つ考えられる
第1は特開昭58−173193号公報に開示されてい
る内容に代表される。その内容は平均粒径が20〜20
0μmの大きな石炭粒子と、平均粒径が10μmの超微
砕石炭粒子とを別々の粉砕機で製造したのち、これらに
水及び添加剤を加えて、さらに高ぜん断力を与えて混合
分散処理するものである。該公報に示された技術では前
記の大きな石炭粒子を製造するためにハンマーミルなど
を使用することが開示されているが、このようなミルは
一般的に粗粉砕に適するものである。これを用いて前記
のように平均粒径20〜200μmの石炭粒子を製造し
た場合500μm以上の粒子が必ず含有されるので、製
品CWM中には500μm以上の粗大粒子が存在するこ
とになる。このような粗大粒子は燃焼効率を低下させる
ため除去する必要がある。
第2の方法は特開昭58−206688 号公報に開示
されている内容に代表される。その内容は石炭を粗粉砕
したのち、これを水、添加剤と共に湿式ボールミルに導
入して微扮砕し、CWM倉製造するものである。ボール
ミルは主に摩擦粉砕を行うものなので粗大粒子の微細化
が進行しにくい。
またボールミル内は完全混合と考えられるのでミル入口
よυ供給された粗粒の一部はそのままミルから排出され
てしまう。このような理由でボールミルで製造したCW
M中には500μm以上の粗粒が多く含有されている。
前述したように500μm以上石炭粒子は燃焼し難いた
め除去する必要がある。このため特開昭58−2066
88号公報ではボールミルのあとにストレーナと言われ
る濾過機を設置し不要な粗粒を除去するシステムを開示
している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記特開昭58−173193号公報1%−開昭58−
206688 号公報に開示された方法により製造した
CWM中には前記の理由で不要な粗粒が混入している。
これを除去するためには製造したCWMを濾過して最大
粒径を所定粒径以下となるよう調整する方法が考えられ
る。しかしCWMは高濃度であり流動性はあるものの水
などに比較すると粘度はかなり高い之めにスクリーンの
目詰りを生じ効率よく濾過するのは困難である。
そこで本発明の目的は固体粒子が溶媒に分散した系、所
謂分散系において1分散粒子の最大粒径を所定粒径以下
となるよう調整するために有効な濾過方法を提案するに
ある。特にCWM中の不要な粗粒を容易に除去し、最大
粒径を効率よく調整することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
上記目的は、固体粒子を溶媒に分散させてスラリとなし
、このスラリに、このスラリと同質の固体粒子を含有し
、かつ、固体粒子の重量平均径が前記スラリの固体粒子
の重量平均径よりも小さいスラリを添加し、しかるのち
、この添加したスラリを混合すると共に、混合されたス
ラIJ e濾過することにより達成される。
〔作用〕
微粒子量が少しCWMは、もともとスクリーン透過性が
高い微粒のみがスクリーンを通過し、粗粒はスクリーン
上に滞留し次第に架橋構造を形成しスクリーンの目を閉
塞させる。微粒子量が多いCWMは微粒子が流れを形成
しながらスクリーンを通過するため、粗粒もこの流れに
のってスクリーンを通過する。従って透過速度が高く粗
粒の架橋構造も形成されないので閉塞は生じない。
〔実施例〕 本発明に基づく高効率濾過方法の基本的概念を第1図に
示す。
タンク2に貯えられているスラリAはポンプ3人により
混合タンク4に供給される。またタンク1に貯えられて
いるスラリBはポンプ3Bにょシ混合タンク4に供給さ
れる。混合されたスラリA、  Bはポンプ3Cにより
ス)l/−す等の濾過機5に供給されたのち粗粒と微粒
に分離される。
本発明をCWM製造プラントに応用した場合の概念図を
第2図に示す。石炭バンガー21に貯蔵されている石炭
は粗粉砕機22に供給されて粗粉砕されたのちチューブ
ミル25に供給される。一方タンク23内の水及び添加
剤はポンプ24でチューブミル25に供給される。チュ
ーブミル25で製造され九〇WMは回収タンク26に一
時保管さにた。ちそ。一部はボ、プ。8ア微粉砕機2□
に供給されて超微粒子にされる。該超微粒CWI’はポ
ンプ28で混合タンク29に供給され、ここん回収タン
ク26内のCWMと混合されたのち、ポンプ30で濾過
機31に供給される。濾過機31で分離された粗粒はポ
ンプ33でミル25の入口に戻され再粉砕される。一方
粗粒を除去されたCWMは製品タンク32に貯蔵される
粗粉砕機22で粉砕された石炭を水、添加剤と混合した
のち微粉砕機27に直接供給することも可能であり、こ
の場合粉砕動力の低減が見込まれる。
次に本発明をするに到った技術的根拠を詳述する。
本発明者らはCWM’i製造するために第3図に示した
従来プロセスを用い、数種類の石炭について製造実験を
行った。第3図では石炭バンカ41に貯蔵された石炭は
粗粉砕機42で粉砕されたのちチューブミル45に供給
される。一方タンク43より水、添加剤がポンプ44に
よりチューブミル45に供給される。チューブミル45
で石炭は水や添加剤と共に湿式粉砕されて回収タンク4
6に貯蔵される。該CWMはポンプ47でストレーナ4
8に供給される。分離された粗粒はポンプ50でミル4
5に戻され再粉砕される。粗粒が除去されたCWMはタ
ンク49に貯蔵される。A炭、B炭、C炭の3種類の石
炭を用いて第3図のプロセスでCWMを製造したととる
タンク46内のそれぞれのCWMの粒径分布は第4図と
なっていた。
同じ条件で粉砕したにも拘らず石炭によって粒径分布が
異なるのはそれぞれの硬度の相異によるものである。こ
れらのCWM中には石炭粒子を高分散化するための添加
剤が最適量加えられているのでCWMの流動性は高く粘
度はいずれも1000cp程度である。ところがそれぞ
れのCWMを第3図のストレーナ48に供給して濾過す
るとC炭が閉塞して濾過不能となることが明らかとなっ
た。
これに対しA炭、B炭は閉塞を起さずス)L/−すの連
続運転が可能であった。本発明者らはストレーナの閉塞
はCWMのスクリーン透過性に起因するものと考え第5
図のような試験装置を用いてCWMのスクリーン透過速
度を測定した。第5図では、スクリーン51にCWM5
7を入れたのちスクレーパ54を回転させて、透過する
CWM56を回収パット55で受は累積透過率を測定し
た。第6図に実験結果を示す。C炭CWMは透過速度が
遅く、これがストレーナ閉塞の原因であることが明らか
となった。この結果を第4図の粒径分布とを合せ考慮す
ると微粒が多いCWMはど透過速度が高くなっているこ
とが分る。第4図の粒径分布を対数プロットするとほぼ
直線となるのでその傾きを粒径分布指数と定義し、これ
と透過速度との関係を第7図に示す。透過速度は第6図
の原点における接線の傾きと定義した。分布指数が小さ
いほど透過速度は高くなる。第7図にはA〜1、c炭以
外の種々の石炭CWMのデータも追記して一゛ン おり特に分布指数nが0.65以下のCWMはストレー
ナ閉塞を起こさなかった。従ってストレーナ閉塞を防止
するにはn≦0.65と、する必要がある。
このように高分散化された分散系では微粒子量が多いス
ラリはどスクリーン透過速度が高く、このためストレー
ナなどの濾過機による濾過効率が高くその閉塞頻度は少
くなる。
その理由を第8図のスクリーン透過モデルテ示した。C
炭CWMのように微粒子量が少いものは。
第8図(a)のようにもともとスクリーン透過性が高い
微粒のみがスクリーンを通過し、粗粒はスラリ−ン上に
滞留し次第に架橋構造を形成しスクリーンの目を閉塞さ
せる。一方A炭CWMのように微粒子量が多いものは第
8図(b)のように微粒子が流れを形成しながらスクリ
ーンを通過するため、粗粒もこの流れにのってスクリー
ンを通過する。従って透過速度が高く粗粒の架橋構造も
形成されないので閉塞は生じない。
本発明者らは以上のように微粒子がCWMのス、クリー
ン透過速度を高める効果を見出しその利用Iゝ− 2,法を本発明によシ開示した。
また本発明は単にCWMだけに応用されるものでなく2
分散粒子が変った場合でも充分に使用できるものである
発明の実施例 1 ストレーナの閉塞を起こしたC炭CWMを用いて、第2
図で示したプロセスに従いスクリーン透過性の高いCW
Mを製造した。
第9図に供試CWMの粒径分布を示した。第9図内C炭
−1は、第2図内チューブミル25で製造された直後の
CWMの粒径分布である。第9図内C炭−2は、第2図
内微粉砕機27で製造された直後のCWMの粒径分布を
示す。第9図内C炭−3は、第2図内温合タンク29で
混合された直後のCWMの粒径分布である。
第9図内C炭−1は、第3図で示される従来法で製造さ
れたCWMと同じ粒径分布を有するもので、その粒径分
布指数は0.66である。第9図内C炭−3は、本発明
により製造したCWMで濃度はC炭−1と同じでその粒
径分布指数は0.45である。第10図に累積透過率の
時間変化を示した。
C炭−3の透過速度はC炭−1に比較して約3倍となる
ことがわかった。またこの場合、第2図の本発明による
プロセスにおけるストレーナは閉mが生じなかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば濾過時の透過性が向上し、分散系の最大
粒径の調整が容易に効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスラリの高効率濾過方法の基本釣概念
を示す系統図、第2図は本発明を高濃度石炭水スラリ製
造プロセスに応用した場合の基本的概念を示す系統図、
第3図は従来の高濃度石炭水スラリ製造プロセスの系統
図、第4図はCW M中の石炭粒子の粒径分布を示す線
図、第5図はストレーナ模擬試験装置の説明図、第6図
はCWMはCWM中の石炭粒子の粒径分布を示す線図、
第10図はCWMの累積透過率と透過時間との関係を示
す線図である。 1〜2・・・タンク、3A〜3C・・・ポンプ、4・・
・混合タンク、5・・・濾過機、22・・・粗粉砕機、
27・・・微第 4 因 −B径(ハ切 第5 口 51・・ スクリーン 5z・・釧菅 53・ モーター 54   スフL−ハ“ 5s・・ロツヌハ17ト 56°)1芭cw閃 S”L= cWP1 $ 乙 l 透過fr閏C5) 茅 7 日 粒瞳分布鞘毅(−) 第 8 固 (幻口互1= nv頃 茅 9 口 仁  径 (P4rX)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固体粒子を溶媒に分散させてスラリとなし、このス
    ラリに、このスラリと同質の固体粒子を含有し、かつ、
    固体粒子の重量平均径が前記スラリの固体粒子の重量平
    均径よりも小さいスラリを添加し、しかるのち、この添
    加したスラリを混合すると共に、混合されたスラリを濾
    過することを特徴とするスラリの高効率濾過方法。 2、スラリが石炭水スラリであることを特徴とするスラ
    リの高効率濾過方法。
JP7813686A 1986-04-07 1986-04-07 スラリの高効率濾過方法 Granted JPS62237918A (ja)

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JP7813686A JPS62237918A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 スラリの高効率濾過方法

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JP7813686A JPS62237918A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 スラリの高効率濾過方法

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JPS62237918A true JPS62237918A (ja) 1987-10-17
JPH0425045B2 JPH0425045B2 (ja) 1992-04-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869162A (ja) * 1971-12-22 1973-09-20
JPS4993961A (ja) * 1973-01-13 1974-09-06

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869162A (ja) * 1971-12-22 1973-09-20
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