JPS63145395A - 石炭−水スラリ製造装置 - Google Patents
石炭−水スラリ製造装置Info
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- JPS63145395A JPS63145395A JP29223786A JP29223786A JPS63145395A JP S63145395 A JPS63145395 A JP S63145395A JP 29223786 A JP29223786 A JP 29223786A JP 29223786 A JP29223786 A JP 29223786A JP S63145395 A JPS63145395 A JP S63145395A
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Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
C産業上の利用分野〕
本発明は石炭−水スラリの製造装置に係り、特に高濃度
、低濃度でかつスラリ燃料として支障の生じる粗粒石炭
粒子または異物を実質的に含存しない信頼性の高い石炭
−水スラリを製造するための装置に関する。
、低濃度でかつスラリ燃料として支障の生じる粗粒石炭
粒子または異物を実質的に含存しない信頼性の高い石炭
−水スラリを製造するための装置に関する。
近年、石油の代替燃料として石炭が見直されているが、
石炭は固体燃料であるためハンドリングが容易でなく、
そのために輸送費が多大となり石炭自体の価格に大きな
影響を与えている。そこで石炭の転換利用への要求が電
力会社を中心として高まっている。石炭の転換利用とし
ては大別して液化、ガス化およびスラリ化があり、その
技術開発は各方面で盛んに行われている。
石炭は固体燃料であるためハンドリングが容易でなく、
そのために輸送費が多大となり石炭自体の価格に大きな
影響を与えている。そこで石炭の転換利用への要求が電
力会社を中心として高まっている。石炭の転換利用とし
ては大別して液化、ガス化およびスラリ化があり、その
技術開発は各方面で盛んに行われている。
これらの石炭利用技術とし、石炭に所定量の水と微量の
添加剤を加え、粉砕することによって得られる石炭−水
スラリは、最も加工度の低い石炭利用技術と考えられ、
新しい燃料としての開発が急速に行われている。石炭−
水スラリの性状は、輸送および燃焼効率等を考慮すると
、低濃度でかつ水分が少ない(約30%)ことがスラリ
製造にあたり重要である。一方、石炭の粒径分布がスラ
リ性状に与える影響は大きく、水分の少ないスラリを得
るためには幅広い粒径分布に調整する必要がある。とこ
ろが石炭粒子を広い粒径分布に調整しているため、0.
5〜1.Omm程度の粗粒がスラリ中に混入しやすい。
添加剤を加え、粉砕することによって得られる石炭−水
スラリは、最も加工度の低い石炭利用技術と考えられ、
新しい燃料としての開発が急速に行われている。石炭−
水スラリの性状は、輸送および燃焼効率等を考慮すると
、低濃度でかつ水分が少ない(約30%)ことがスラリ
製造にあたり重要である。一方、石炭の粒径分布がスラ
リ性状に与える影響は大きく、水分の少ないスラリを得
るためには幅広い粒径分布に調整する必要がある。とこ
ろが石炭粒子を広い粒径分布に調整しているため、0.
5〜1.Omm程度の粗粒がスラリ中に混入しやすい。
石炭−水スラリの燃焼時における未燃分の上昇やアトマ
イザ部分の閉塞などを考慮すると、石炭−水スラリを製
造する際にはスラリ中の石炭粒子の最大粒径を0.3〜
0.6mm程度に抑える必要がある。
イザ部分の閉塞などを考慮すると、石炭−水スラリを製
造する際にはスラリ中の石炭粒子の最大粒径を0.3〜
0.6mm程度に抑える必要がある。
第4図は従来の石炭−水スラリ製造装置の系統図である
。第4図において、石炭はバンカ1より粗粉砕機2に送
られ、粗粉砕された後、石炭供給ライン4を経て粉砕機
としての湿式チューブミル3に送られる。湿式チューブ
ミル3内では添加剤タンク5から管路6により送られた
添加剤および水とともに石炭を粉砕し、製造されたスラ
リは管路7を介してロールクラッシャ8に供給される。
。第4図において、石炭はバンカ1より粗粉砕機2に送
られ、粗粉砕された後、石炭供給ライン4を経て粉砕機
としての湿式チューブミル3に送られる。湿式チューブ
ミル3内では添加剤タンク5から管路6により送られた
添加剤および水とともに石炭を粉砕し、製造されたスラ
リは管路7を介してロールクラッシャ8に供給される。
ロールクラッシャ8において、ロール間隙を所定値に設
定し、この所定値よりも大きい粒径の粗粒分が粉砕され
、所定の粒度以下の石炭粒子を含む石炭−水スラリか得
られる。
定し、この所定値よりも大きい粒径の粗粒分が粉砕され
、所定の粒度以下の石炭粒子を含む石炭−水スラリか得
られる。
しかしながら、ロールクラッシャ8に送られる石炭−水
スラリ中には湿式チューブミル3内のロール等の破損物
や、布ぎれなどの軟体状の異物が含まれることがしばし
ばあり、これらの異物を含む石炭−水スラリかロールク
ラッシャ8に供給されここで粉砕されると、ロールクラ
ッシャが破損したり、あるいは布ぎれなどの異物がスラ
リとともにバーナへ流れアトマイザを閉塞して燃料遮断
事故等を誘発する恐れがあった。
スラリ中には湿式チューブミル3内のロール等の破損物
や、布ぎれなどの軟体状の異物が含まれることがしばし
ばあり、これらの異物を含む石炭−水スラリかロールク
ラッシャ8に供給されここで粉砕されると、ロールクラ
ッシャが破損したり、あるいは布ぎれなどの異物がスラ
リとともにバーナへ流れアトマイザを閉塞して燃料遮断
事故等を誘発する恐れがあった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解消し、
石炭−水スラリの製造装置から粗粒石炭のみならず異物
を除去し、輸送上あるいは燃料操作上支障のない石炭−
水スラリを製造することによって、石炭−水スラリの製
造装置および石炭−水スラリの燃焼装置の耐久性および
信頬性を向上させることができる石炭−水スラリ製造装
置を提供することにある。
石炭−水スラリの製造装置から粗粒石炭のみならず異物
を除去し、輸送上あるいは燃料操作上支障のない石炭−
水スラリを製造することによって、石炭−水スラリの製
造装置および石炭−水スラリの燃焼装置の耐久性および
信頬性を向上させることができる石炭−水スラリ製造装
置を提供することにある。
上記した目的は、石炭粉砕機(湿式チューブミル)出口
とロールクラッシャとの間に製品石炭−水スラリに必要
な粒径分布の最大粒径よりも大きく、かつ捕捉の対象と
なる異物等の粒径よりも小さい透孔を多数個設けた多孔
部材を有する振動スクリーン、回転スクリーンまたはス
トレーナ等の粗粒・異物除去装置を設けることによって
達成される。
とロールクラッシャとの間に製品石炭−水スラリに必要
な粒径分布の最大粒径よりも大きく、かつ捕捉の対象と
なる異物等の粒径よりも小さい透孔を多数個設けた多孔
部材を有する振動スクリーン、回転スクリーンまたはス
トレーナ等の粗粒・異物除去装置を設けることによって
達成される。
石炭粉砕機(1!式チューブミル)から排出された石炭
−水スラリ中の剛体状の異物はロールクラッシャを破損
し、また石炭−水スラリ中に含まれる軟体状の異物はロ
ールクラッシャを経て粉砕されることなく石炭−水スラ
リ供給ラインの下流側に石炭−水スラリとともに供給さ
れる。
−水スラリ中の剛体状の異物はロールクラッシャを破損
し、また石炭−水スラリ中に含まれる軟体状の異物はロ
ールクラッシャを経て粉砕されることなく石炭−水スラ
リ供給ラインの下流側に石炭−水スラリとともに供給さ
れる。
前記した剛体状の異物や軟体状の異物はロールクラッシ
ャの前段側に設置された粗粒・異物除去装置により取り
除かれるためにロールクラッシャの破1舅あるいはアト
マイザ等の閉塞等の現象を回避できる。
ャの前段側に設置された粗粒・異物除去装置により取り
除かれるためにロールクラッシャの破1舅あるいはアト
マイザ等の閉塞等の現象を回避できる。
石炭粉砕a(4式チューブミル)から排出される粗大石
炭粒子の粉砕除去は、ロールクラ・7シヤが担当するの
で、上記した振動スクリーン、回転スクリーンまたはス
トレーナ等に代表される異物除去装置における目開きは
比較的粗いものに選定できる。前記した異物除去装置で
捕集される粗大石炭粒子は再度湿式チューブミルに循環
可能であり、再粉砕されるがロールクラッシャでの粉砕
動力が低減するので、製造装置全体の動力費の上昇を抑
えることができる。
炭粒子の粉砕除去は、ロールクラ・7シヤが担当するの
で、上記した振動スクリーン、回転スクリーンまたはス
トレーナ等に代表される異物除去装置における目開きは
比較的粗いものに選定できる。前記した異物除去装置で
捕集される粗大石炭粒子は再度湿式チューブミルに循環
可能であり、再粉砕されるがロールクラッシャでの粉砕
動力が低減するので、製造装置全体の動力費の上昇を抑
えることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のスラリ製造装置の1実施例を示す系統
図である。第1図において、第4図に示す従来のスラリ
製造装置と異なる点は湿式チューブミル3の出口とロー
ルクラッシャ8との間を接続する石炭−水スラリ供給ラ
イン7の途中にストレーナ14が設置され、このストレ
ーナ14の底部側に粗粒石炭フィーダ16が設置される
とともにこの粗粒石炭フィーダ16は湿式チューブミル
3と粗粒石炭供給ライン17を介して接続されている。
図である。第1図において、第4図に示す従来のスラリ
製造装置と異なる点は湿式チューブミル3の出口とロー
ルクラッシャ8との間を接続する石炭−水スラリ供給ラ
イン7の途中にストレーナ14が設置され、このストレ
ーナ14の底部側に粗粒石炭フィーダ16が設置される
とともにこの粗粒石炭フィーダ16は湿式チューブミル
3と粗粒石炭供給ライン17を介して接続されている。
ストレーナ14はその内部に多孔部材としての円筒状の
スクリーン14aが設置され、この円筒状のスクリーン
14aの外部側はロールクラッシャ8に連通されている
。
スクリーン14aが設置され、この円筒状のスクリーン
14aの外部側はロールクラッシャ8に連通されている
。
上記したような石炭−水スラリの製造装置において、湿
式チューブミル3からスラリ供給ライン7を介してスト
レーナ14に供給された石炭−水スラリ中の粗大な石炭
粒子や異物はストレーナ14の内部スクリーン14aを
通過することなく捕捉され、これらの捕捉物のうち剛体
状の異物や軟体状の異物は異物排出ライン20より糸外
に廃棄される。また円筒状のスクリーン14aの底部側
に堆積される粗粒石炭はストレーナ14から排出され、
粗粒石炭フィーダ16により粗粒石炭供給ライン17を
介して湿式チューブミル3に循環され、ここで再粉砕さ
れる。
式チューブミル3からスラリ供給ライン7を介してスト
レーナ14に供給された石炭−水スラリ中の粗大な石炭
粒子や異物はストレーナ14の内部スクリーン14aを
通過することなく捕捉され、これらの捕捉物のうち剛体
状の異物や軟体状の異物は異物排出ライン20より糸外
に廃棄される。また円筒状のスクリーン14aの底部側
に堆積される粗粒石炭はストレーナ14から排出され、
粗粒石炭フィーダ16により粗粒石炭供給ライン17を
介して湿式チューブミル3に循環され、ここで再粉砕さ
れる。
第2図は本発明の石炭−水スラリの他の実施例を示す系
統図である。第2図において、湿式チューブミル3の出
口とロールクランシャ8との間を接続する石炭−水スラ
リ供給ライン7の途中にストレーナ18が設置されてい
る。このストレーナ18はその内部に多孔部材としての
振動スクリーン18aが設けられている。そして、この
ストレーナ18とロールクラッシャ8に添加剤タンクl
Oからそれぞれ添加剤および水が添加剤供給ラインll
aおよびllbを介してそれぞれ所定量供給されるよう
になっている。第2図において、第1図に示す装置にお
ける構成部分と同一部分は同一符号で示している。
統図である。第2図において、湿式チューブミル3の出
口とロールクランシャ8との間を接続する石炭−水スラ
リ供給ライン7の途中にストレーナ18が設置されてい
る。このストレーナ18はその内部に多孔部材としての
振動スクリーン18aが設けられている。そして、この
ストレーナ18とロールクラッシャ8に添加剤タンクl
Oからそれぞれ添加剤および水が添加剤供給ラインll
aおよびllbを介してそれぞれ所定量供給されるよう
になっている。第2図において、第1図に示す装置にお
ける構成部分と同一部分は同一符号で示している。
第2図に示す石炭−水スラリの製造装置では、振動スク
リーン18aを備えたストレーナ1日において、振動ス
クリーン18aで捕捉された異物は、異物排出ライン2
0から製造装置の系外に廃棄される。また振動スクリー
ン18aにより排出される粗大な石炭粒子は、粗粒石炭
フィーダ16および粗粒石炭供給ライン17により輸送
され、湿式チューブミル3の入口に循環される。
リーン18aを備えたストレーナ1日において、振動ス
クリーン18aで捕捉された異物は、異物排出ライン2
0から製造装置の系外に廃棄される。また振動スクリー
ン18aにより排出される粗大な石炭粒子は、粗粒石炭
フィーダ16および粗粒石炭供給ライン17により輸送
され、湿式チューブミル3の入口に循環される。
本実施例においては、振動スクリーン18aの振動によ
り製品スラリとして必要とされる粒径分布の石炭粒子は
効率よく振動スクリーン8を通過し、除去されるべき異
物が捕獲される。またストレーナ18およびロールクラ
ッシャにもそれぞれ添加剤液が供給され、振動スクリー
ン18aにおける所定粒径の石炭粒子の分離効率および
ロールクラッシャ8における粉砕動力に最適な石炭濃度
となるように添加剤液を供給することができ、またこれ
らの添加剤液の供給量の調整によって最終的な製品スラ
リとしての石炭濃度の調整も可能となる。
り製品スラリとして必要とされる粒径分布の石炭粒子は
効率よく振動スクリーン8を通過し、除去されるべき異
物が捕獲される。またストレーナ18およびロールクラ
ッシャにもそれぞれ添加剤液が供給され、振動スクリー
ン18aにおける所定粒径の石炭粒子の分離効率および
ロールクラッシャ8における粉砕動力に最適な石炭濃度
となるように添加剤液を供給することができ、またこれ
らの添加剤液の供給量の調整によって最終的な製品スラ
リとしての石炭濃度の調整も可能となる。
第3図は本発明の石炭−水スラリ製造装置のさらに他の
実施例を示し、第1図に示す実施例と異なる点は第1図
に示す1室型の湿式チューブミル3の代わりに多孔板1
2により区画された室Aおよび室Bを有する2室分離型
湿式チューブミル13を設置し、この2室分離型湿式チ
ューブミル13の出口側に多孔部材としての回転スクリ
ーン21が設置され、また、管路6を分岐させて2室分
離型湿式チューブミル13内の室Aおよび回転スクリー
ン21の入口側にそれぞれ添加剤および水を供給できる
ようにするとともにロールクラッシャは一対のロールク
ランシャ8aおよび一対のロールクラッシャ8bを設け
た2段型ロールクラッシャとしたことである。なお2室
分離型湿式チューブミル13の室A側には径の大きいポ
ールが多数個収納され、室B側には径の小さいボールが
多数個収納されている。
実施例を示し、第1図に示す実施例と異なる点は第1図
に示す1室型の湿式チューブミル3の代わりに多孔板1
2により区画された室Aおよび室Bを有する2室分離型
湿式チューブミル13を設置し、この2室分離型湿式チ
ューブミル13の出口側に多孔部材としての回転スクリ
ーン21が設置され、また、管路6を分岐させて2室分
離型湿式チューブミル13内の室Aおよび回転スクリー
ン21の入口側にそれぞれ添加剤および水を供給できる
ようにするとともにロールクラッシャは一対のロールク
ランシャ8aおよび一対のロールクラッシャ8bを設け
た2段型ロールクラッシャとしたことである。なお2室
分離型湿式チューブミル13の室A側には径の大きいポ
ールが多数個収納され、室B側には径の小さいボールが
多数個収納されている。
本実施例において、粗粒分の多い室A側に湿式粉砕に適
した添加剤および水が供給される。また、振動スクリー
ン21の入口側に石炭粒子の分離効率を高めるのに必要
な量の添加剤および水が供給される。2室分離型湿式チ
ューブミル13では小さな直径の粒子に対しては小径ボ
ールを用い、大きな直径の粒子に対しては大径ポールを
用いるために、ミルの消費電力を低減できる。また湿式
チューブミル13の出口側における回転スクリーン21
で、剛体状の異物や軟体状の異物が捕捉され、これらの
異物は異物排出ライン20より製造装置の系外へ廃棄さ
れる。また粗粒石炭粒子は粗粒石炭フィーダ16により
粗粒石炭供給ライン17を経て湿式チューブミル13の
室A側に戻される。
した添加剤および水が供給される。また、振動スクリー
ン21の入口側に石炭粒子の分離効率を高めるのに必要
な量の添加剤および水が供給される。2室分離型湿式チ
ューブミル13では小さな直径の粒子に対しては小径ボ
ールを用い、大きな直径の粒子に対しては大径ポールを
用いるために、ミルの消費電力を低減できる。また湿式
チューブミル13の出口側における回転スクリーン21
で、剛体状の異物や軟体状の異物が捕捉され、これらの
異物は異物排出ライン20より製造装置の系外へ廃棄さ
れる。また粗粒石炭粒子は粗粒石炭フィーダ16により
粗粒石炭供給ライン17を経て湿式チューブミル13の
室A側に戻される。
ローラクラッシャ8bのロール間隙は、ロールクラッシ
ャ8aのロール間隙よりも小さく調整される。したがっ
て、回転スクリーン17を経た石炭−水スラリは1段目
のロールクラッシャ8aで粉砕され、ここで粉砕されな
かった石炭粒子は2段目のロールクラッシャ8bで粉砕
され、所定の性状の製品石炭−水スラリか得られる。
ャ8aのロール間隙よりも小さく調整される。したがっ
て、回転スクリーン17を経た石炭−水スラリは1段目
のロールクラッシャ8aで粉砕され、ここで粉砕されな
かった石炭粒子は2段目のロールクラッシャ8bで粉砕
され、所定の性状の製品石炭−水スラリか得られる。
第1図〜第3図に示す実施例においては、ストレーナ1
4、ストレーナ18および回転スクリーン21ではいず
れも製品スラリに必要とされる粒径分布の最大粒径より
も大きく、かつ捕捉の対象となる異物等の粒径よりも小
さい径の透孔を多数個設けられる。したがって、ストレ
ーナの目開き又はスクリーンの目開きは比較的粗いもの
でも十分に所定の目的が達成される。
4、ストレーナ18および回転スクリーン21ではいず
れも製品スラリに必要とされる粒径分布の最大粒径より
も大きく、かつ捕捉の対象となる異物等の粒径よりも小
さい径の透孔を多数個設けられる。したがって、ストレ
ーナの目開き又はスクリーンの目開きは比較的粗いもの
でも十分に所定の目的が達成される。
また、第1図〜第3図に示す実施例において、一対のロ
ーラからなるロールクランシャ8は一対のロールを同期
回転させても所期の効果を有するが、一対のロールのそ
れぞれの回転数を変え回転比を与えることが望ましい0
石炭−水スラリは一般に剪断をかけると見掛は粘度が低
下する性質を有しているため、見掛は粘度を低下させる
ことによって石炭−水スラリの粉砕に要する消費電力を
低減できる。
ーラからなるロールクランシャ8は一対のロールを同期
回転させても所期の効果を有するが、一対のロールのそ
れぞれの回転数を変え回転比を与えることが望ましい0
石炭−水スラリは一般に剪断をかけると見掛は粘度が低
下する性質を有しているため、見掛は粘度を低下させる
ことによって石炭−水スラリの粉砕に要する消費電力を
低減できる。
以上のように本発明によれば、ロールクラ、シャを破損
させたりあるいはその動作機能に悪影響を与える剛体状
の異物や、ロールクラッシャでは除去不可能な例えば布
状の軟体状異物を取り除くことができる。したがってロ
ールクラッシャの破損を未然に防止出来るとともに燃焼
装置における閉塞などの事故を未然に防止することがで
きるため、石炭−水スラリ装置の耐久性を向上できると
ともに燃焼装置の信鎖性をも高めることができる。
させたりあるいはその動作機能に悪影響を与える剛体状
の異物や、ロールクラッシャでは除去不可能な例えば布
状の軟体状異物を取り除くことができる。したがってロ
ールクラッシャの破損を未然に防止出来るとともに燃焼
装置における閉塞などの事故を未然に防止することがで
きるため、石炭−水スラリ装置の耐久性を向上できると
ともに燃焼装置の信鎖性をも高めることができる。
第1図は本発明の石炭−水スラリ装置の一実施例を示す
系統図、第2図は本発明の石炭−水スラリ製造装置の他
の実施例を示す系統図、第3図は本発明の石炭−水スラ
リ製造装置のさらに他の実施例を示す系統図、第4図は
従来の石炭−水スラリ製造装置の例を示す系統図である
。 1・・・・・・バンカ、2・・・・・・粗粉砕機、3・
・・・・・湿式チューブミル、4・・・・・・石炭供給
ライン、5・・・・・・添加 ・剤タンク、6・・・・
・・添加剤供給ライン、7・・・・・・石炭−水スラリ
供給ライン、8・・・・・・ロールクラッシャ、9・・
・・・・製品石炭−水スラリ供給ライン、10・・・・
・・添加剤タンク、lla、41b・・・・・・添加剤
供給ライン、12・・・・・・多孔板、13・・・・・
・2室分離型チューブミル、14・・・・・・ストレー
ナ、16・・・・・・粗粒石炭フィーダ、17・・・・
・・粗粒石炭供給ライン、18・・・・・・振動スクリ
ーン、20・・・・・・異物排出ライン、20・・・・
・・回転スクリーン。 代理人 弁理士 西 元 勝 − 第1図 第2図 第3図
系統図、第2図は本発明の石炭−水スラリ製造装置の他
の実施例を示す系統図、第3図は本発明の石炭−水スラ
リ製造装置のさらに他の実施例を示す系統図、第4図は
従来の石炭−水スラリ製造装置の例を示す系統図である
。 1・・・・・・バンカ、2・・・・・・粗粉砕機、3・
・・・・・湿式チューブミル、4・・・・・・石炭供給
ライン、5・・・・・・添加 ・剤タンク、6・・・・
・・添加剤供給ライン、7・・・・・・石炭−水スラリ
供給ライン、8・・・・・・ロールクラッシャ、9・・
・・・・製品石炭−水スラリ供給ライン、10・・・・
・・添加剤タンク、lla、41b・・・・・・添加剤
供給ライン、12・・・・・・多孔板、13・・・・・
・2室分離型チューブミル、14・・・・・・ストレー
ナ、16・・・・・・粗粒石炭フィーダ、17・・・・
・・粗粒石炭供給ライン、18・・・・・・振動スクリ
ーン、20・・・・・・異物排出ライン、20・・・・
・・回転スクリーン。 代理人 弁理士 西 元 勝 − 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- (1)石炭を粗粉砕する粗粉砕機と、該粗粉砕機で粗粉
砕された石炭粒子を粉砕する粉砕機と、該粉砕機で得ら
れるとともに粗粒石炭を含む石炭−水スラリ中の少なく
とも粗粒石炭を粉砕するロールクラッシャとを備えた石
炭−水スラリの製造装置において、前記粉砕機の出口と
前記ロールクラッシャとの間に製品石炭−水スラリに必
要される粒径分布の最大粒径よりも大きく、かつ捕捉の
対象となる異物等の粒径よりも小さい透孔が多数個設け
られた多孔部材を有する粗粒・異物除去装置を設置した
ことを特徴とする石炭−水スラリ製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29223786A JPS63145395A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | 石炭−水スラリ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29223786A JPS63145395A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | 石炭−水スラリ製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145395A true JPS63145395A (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=17779246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29223786A Pending JPS63145395A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | 石炭−水スラリ製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63145395A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008305436A (ja) * | 2008-09-09 | 2008-12-18 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
US7978470B2 (en) | 2004-12-17 | 2011-07-12 | Fujitsu Limited | Electronic apparatus |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP29223786A patent/JPS63145395A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7978470B2 (en) | 2004-12-17 | 2011-07-12 | Fujitsu Limited | Electronic apparatus |
JP2008305436A (ja) * | 2008-09-09 | 2008-12-18 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
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