JPS62235977A - 転写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷装置、特に電子写真方式のプリンタ及び
複写機に関し、更詳細には、感光体上のトナー像を転写
材に転写する転写装置に関するものである。

〔従来の技術〕

電子写真方式の複写機は、事務の合理化、省力化に不可
欠で、既に大量に利用されている。

更に近年この技術が、プリンタにも適用されている。

従来の電子写真方式複写機及びプリンタにおいては、第
４図に示すようなプロセスで画像が印刷される。すなわ
ち光導電層を有する感光ドラム１０１を定速回転させる
。感光ドラム１０１１ｉ＃Ｉ囲には帯電器１０２．ＩＭ
光部（光ビーム１０３で示し複写機における原稿露光装
置、プリンタにおける光走査系は図では省略した。）現
像器１ｏ４．転写チャージャー１０５．クリーナー１ｏ
６．イレーザ１０７が、順次配置されている。以下プリ
ンタの場合でプロセスを説明する。帯電部１０２では、
コロトロンが用いられ、コロナ放電を生じさせ、発生す
るイオンで感光ドラム１０１０表面を帯電させる。次に
露光部においては、画像信号に応じて光導電層を選択的
に光ビーム１０３で露光する。光照射を受けた部分は光
導電性によって低抵抗化して帯電電荷がほぼ消失し、表
面電位が変化するため、光照射の有無に応じて光導電層
表面に静″１ｔ？ｆｆ像が形成される。

現像器１０４では、感光ドラム１０１上の静電潜像をト
ナー粉で現像し顕像化する。例えば１成分現像剤を用い
た反転現像システムでは、トナーを非磁性スリー１と摩
擦帯電させ、感光ドラム上の残留電位をもたない部分に
選択的に付着させ、像形成を行う。

転写は、転写チャージャー１０５により感光ドラム１０
１表面のトナー像を記録紙（転写材）１０８に転写する
。記録紙１０８は、感光ドラム同速と同一速度で搬送さ
れ、トナーの帯電極性と逆極性に記録紙１０８背面を帯
電させる如くコロトロンに生じるコロナ放電により感光
体１０１表面のトナーが、静電力で記録紙に吸引され転
写される。

記録紙上のトナー像は、定着器１０９において、加熱も
しくは加圧され記録紙上に固着される。

クリーナ１０６は記録紙に転写されずに残留する感光ド
ラム１０１表面上のトナーをゴムブレードを押し当てて
除去しクリーニングする。

イレーザ１０７においてはタングステン等により感光ド
ラムを一様に露光し光導電性により残留電荷を消滅させ
静電潜像を消去する。

〔発明が解決しようとしている問題点〕上述の従来技術
における転写装置においては、コロトロンを用いて転写
を行っているが通常五５−６ＫＶ程度の高電圧を必要と
するため高圧電源装置そのものが大型化するとともに、
必要な安全対策を施す等装置全体が大型化するという欠
点を有している。更にコロトロンは放電現象によってい
るため接地された感光ドラム゛との相対位置によりて紙
面への帯電特性が変化するためコロトロンの形状精度、
装置への取付精度が要求される。また放電に装うオゾン
発生のために装置内部材を酸化させ特に感光ドラム表面
の感光体層を劣化させて装置の耐久性を損うのみでなく
人体に悪影響を与える等の問題を有している。

これに対して導電性繊維からなるブラシチャージャーを
用いて転写を行う方法も知られている。

これは高電圧を印加されたブラシチャージャーによって
松材背面を帯電させて生ずる静電気力により帯電トナー
を吸着して感光ドラム上のトナー像を転写材に転写する
ものである。

この方法によればコロ）ｏンと比較してブラシチャージ
ャーが小型化でき、低電圧化が可能であり、オゾン発生
がない、また弾性繊維で構成されるため転写材とブラシ
チャージャーの当接状態で帯電特性が変化せず組立、取
付精度が要求されない。

しかしながらいずれの方法においても、転写材の幅が狭
く、感光体光導電層が、転写器対向位置において感光体
長手方向全域にわたって、転写材によりでおおわれない
と、転写器に対して露出した光導電層は転写器によりて
帯電される０反転現像の際、転写部においては、帯電部
で感光体に与えた電荷と逆極性の電荷を転写材に与える
ため、転写器に対して露出した光導％Ｉ−は、帯電部と
は逆極性に帯電する。

光導電層は、極性特性をもつため、光導電層が、逆極性
に帯電した場合には、光照射により、逆帯電電荷が消失
しない、このためイレーサ一部で、除電が正確に行われ
ず、次サイクルの初期帯電量が、感光体長手方向に対し
一様にならず、感光体の部分劣化をまねくという欠点を
有する。

本発明の目的は、この問題を解決するもので、ブラシ転
写において、転写材の幅によらず、常に高質の画像を実
現するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明においては、電子写真方式複写機及びプリンタに
おいて、感光体から転写材へのトナー像の転写は、導電
性繊維からなり、該転写材に接触するブラシチャージャ
ーにより、行い、電圧が印加される該導電性繊維の領域
が、通過する転写材の幅に応じて可変であることを特徴
とする。

〔作用〕

本発明の上記Ｗｒ４によれば、転写チャージＶ　−への
印加電圧が、低１ｌｔＥＥ化できるとともに、転写材幅
に応じて、″転写チャージャーに電圧を印加する領域を
可変とすることで、感光体ドラムの逆帯電を防止し、イ
レーサ一部で帯電電荷の消失が、確実に行える。また感
光体の部分劣化を防止し、常に良質の画像が得られる。

〔実施例〕

以°下本発明を実施例について図面を用いて説明する。

実施例を第１図に示す。同図において、全体の構成及び
動作は、第４図を用いて従来例の場合について説明した
ものと同様である。ただし転写チャージャーは第２図に
示すように導電性カーボンをレーヨンに分散してなる導
電性繊維束１０を金属板１１ではさみ込んだ複数の部分
ブラシチャージャーを第５図に示すように感光体長手方
向に並ベブラシチャージャ一群担持部材１２によりまと
められる。各部分ブラシチャージャーには、独立に電圧
が印加可能となっており、電圧が、印加される８電絨維
の領域が感光体長手方向に可変となっている。

転写材が給紙部より搬入される際、光インタラプタ１３
からなる転写材幅検出部材が転写幅に応じたｆｉ号を出
力する如く設定されている。この信号に応じて電源１５
よりの電圧が印加される部分ブラシがスイッチング回路
１４を通じて選択され、電圧印加領域を変化させること
により転写材の巾より広い領域に転写帯電を行うことが
なく感光体の逆帯電を防ぎ、感光体の劣化を防ぐ。また
転写材幅検出部材を設けず、操作パネル上に紙幅選択ス
イッチを設け、この信号をスイッチング回路に送り、転
写ブラシの電圧印加領域を変化させることも可能である
。また印刷領域に応じた転写材を収納したカセットを本
体にセットするような印刷装置ｍ成の場合はセットされ
たカセット種類に応じて転写ブラシの電圧印加領域を変
化させることも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、転写チャージャーを複数の部分ブラシ
チャージャーから構成し、転写材幅に応じて、チャージ
ャーへの電圧印加領域を変化させることにより、小型で
、低電圧で駆動することができ、形状精度、組込精度に
高精度を必要とせず、安定でオゾン発生が、少くしかも
転写材幅°の変化によって生じる感光体の部分劣化を防
ぎ良好な画像の得られる転写装置が、実現で゛きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明め一実施例を示すプリンタの構成を示す
図、第２図は部分転写ブラシチャージャーを示す図、第
３図は、本発明の一実施例を示す転写装置の全体図、第
４図は従来例を示すプリンタの構成図。 １．１０１・・・・・・感光ドラム ５．１０５・・・・・・転写チャージャー８．１０８・
・・・・・転写材 笛ＩＭ ンＬ吋 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子写真方式複写機及びプリンタにおいて、像担
   持体から転写材へのトナー像の転写は、導電性繊維から
   なり、該転写材に接触するブラシチャージャーにより行
   い、ブラシチャージャーへの電圧印加領域が、転写材の
   幅に応じて変化することを特徴とするブラシ転写装置。
2. （２）転写材幅検知部材を有し、ブラシチャージャーが
   、電気的に互いに独立な複数の部分ブラシチャージャー
   を潜像担持体長手方向に並べることにより構成され、該
   転写材幅検知部材の信号に応じて、電圧が、印加される
   部分ブラシチャージャーが選択されることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の転写装置。