JPS62234A - 魚釣用リ−ルのクラツチ機構 - Google Patents

魚釣用リ−ルのクラツチ機構

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JPS62234A
JPS62234A JP61009476A JP947686A JPS62234A JP S62234 A JPS62234 A JP S62234A JP 61009476 A JP61009476 A JP 61009476A JP 947686 A JP947686 A JP 947686A JP S62234 A JPS62234 A JP S62234A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、釣糸を巻き付けるスプールとこれに回転を与
えるハンドルとの間における回転力伝達の断・続を行う
と共に、回転力遮断状jムから接続状態へハンドルの正
回転(釣糸の巻き込み方向回転)により自動的に切換え
ることのできる魚釣用リールのクラッチ機構に関する。
(従来の技#i) 従来のこの種クラッチ機構としては、ハンドルにより回
転される主歯車と噛合させてスプール軸に回転且つ軸方
向摺動自在に嵌合されろと共にスプール軸の欠内部と結
合した時同軸回転するピニオンと、該ピニオンを軸方向
へ摺動可能に係止するクラッチバーと、該クラッチバー
と支え板との間に操作レバーと連結して配備したクラッ
チカムとを具備し。
上記クラッチカムによってピニオンとスプール軸の結合
を解くと共に、ラチェットと連動させてピニオンとスプ
ール軸を結合するよフ構成したものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし乍ら、このような構成のものでは。
クラ、チをOFFに切換える際、ラチェ−/ )の各歯
間にキック爪の先端部を強制的にrm台させるものであ
る為、ラチェットの位置によっては、その歯とキック爪
との突き当り現象が生じ、当該ラチェットとキック爪と
の一合ができなくなって、クラ−・チ操作に不動作を生
じることが屡々あったり、ラチェットにキック爪を噛合
する動作が重くなったり、或いは両者が噛合する際のク
リック感がなく、又その噛合音が小さい為、クラッチO
FF動作が不明確である等の問題点がある。
そこで本発明は、上記問題点を解消して、クラッチのO
FF切換動作を円滑にできて。
且つOFFに切換えられたことを感触及び係合音によっ
て明確に知り得るクラッチ機構を提供すること、を目的
とする。
(問題を解決するための手段) 本発明に係るクラッチ機構は、上記問題点を解決する為
、クラッチカムとクラ−フチバーによりピニオンが操作
され、且つ該ピニオンのスライド軸として作用するスプ
ール軸の/ツチにピニオンを4Xt説させることにより
ハンドルとスプール軸とを断続状態とするものに於いて
、前記クラッチカムを正逆方向のいずれかに選択的に回
転付勢するデッドポイントバネ、前記クラッチカムに設
けた当接手段、前記ハンドルにより回転されるラチェッ
ト、前記クラッチカムと該ラチェット間に介装され且つ
クラッチカムがON状態にある時上記咎接手段によりラ
チェットから離脱すべく保持される作動手段、及び該作
動手段をラチェットと係合する方向に付勢するスプリン
グを有し、クラッチカムがOFF状態に切換えられる際
1作動手段が当接手段より開放されてラチェットと係合
する一方、クラッチカムがOFF状態にある時ラチェッ
トの正回転に伴って作動手段が当接手段を押圧してクラ
ッチカムをON状態に復帰させるよう構成されている。
(実施例) 第1図乃至6図示クラッチ機構は、リールの内側枠板l
に支軸2にて支持されたラチェット輌3のラチェット4
と、該ラチェット輌3に螺合したドラゲスターハンドル
5との間にドラグ機構6を介して配置した主歯車7と、
該主歯車7と噛合し1つスプール9を支持したスプール
軸10に第2図中矢印a0a′で示した軸方向へ衝動自
在に外装したピニオン8から成り、ピニオン8は、スプ
ール軸lOに設けたノツチloaと結合又は離脱して、
スプール軸10とハンドル11との駆動伝達が続・断さ
れるよう設けである。
更に、ピニオン8の外周に設けた環状凹部8aにクラッ
チパー12を係嵌し、該クラッチパー12から対称に突
設したアーム 12a、12aを内側枠板lに植設したガイドピン13
.13に嵌挿してスプール軸10の軸方向へ摺動可能に
且つガイドピン13.13に外装介在させたバネ14゜
14により内側枠板1方向へ弾撥付勢している。クラッ
チパー・12と内側枠板lとの間には、クラッチカム1
5がその中火部に設けた筒状部15aをピニオン8と内
側枠板lの透孔1a間に嵌挿して回転自在に配置されて
いる。更に、内側枠板lには、その長孔 16aに摺動可能に係嵌して且つ引張りバネ17により
一方向へ引張り力を付勢させたブツシュレバー軸18が
配置されていると共に、ブツシュレバー軸18に一端を
関連づけて連動レバー19を段ビス20算によって回転
可能に且つデッドポイントバネ21により回転方向へ弾
撥力を付勢せしめて枢着しである。連動レバー19の他
端は、クラ−7チカム15から一側へ突設した突部15
bにピン22と長孔15cとの係合により枢着されてお
り、ブツシュレバー軸18により連動レバー19をデッ
ドポイントバネ21の死点を越える位置まで回転するこ
とで、クラッチカム15がデッドポイントバネ21によ
って第1図の位置から第3図に示した位置へ回転され、
その位置に保持されるよう設けである。
又、クラッチカム15の環状115dには、スプール軸
10のノツチloaに対するピニオン8の結合長さより
も実質的に大きい変位量Sを持ったカム部15e 、1
5eが第6図に示した如く軸方向へ傾斜突出して設けて
あり、クラッチカム15を第1図のクラッチON位置か
ら上述のように回転することでカム部15e、15eが
クラッチパー12のアーム12a、12aに当接し、そ
の傾斜面を利用して第3図に示した如くアーム12a、
12aの下に入り込み、これによってクラッチパー12
が変位量Sだけバネ力に抗して第2図に示した矢印a°
力方向上記ピニオン8を伴って移動され、ピニオン8と
スプール軸lOのノツチ10aとが離脱されることでハ
ンドル11とスプール軸10との接続が断たれ第3図に
示したクラッチOF’Fの状態となるようになっている
尚、クラッチカム15における環状部 15dの表面には突起15fが設けである。
又、ラチェット4とクラッチカム15との間には、第1
作動レバー23及び第2作動レバー24が配置されてい
る。
第1作動レバー23は縦長に形成され、その略中央部に
は長孔23aが貫通させであると共に、上端部は作動片
23bに又下端部は噛合片23cに夫々形成されている
。この第1作動レバー23は、長孔23aに挿通して内
側枠板lに固定されるビス25にて回転且つ摺動自在に
枢支されていると共に、それ自体に設けたバネ掛け23
dと内側枠板1に設けたバネ掛け26に夫々端部な掛I
トして張設したスプリング27によりビス25を中心と
して反時計回り方向へ弾撥付勢させである。これにより
作動片23bがクラッチカッ・15の突起15fに当接
されると共に、噛合片23cがラチェット4と噛合され
るようになっている。
一方、第2作動レバー24は、内側枠板lと第1作動レ
バー23間に設置され、内側枠板lに基端部をビス28
にて枢支し°て回転可能となっている。又、その先端部
は突起15fと当接する作動片24aとして形成されて
いると共に、−側には、第1作動し八−23の肩部23
fとの当接部24bが設(すられている。
又、第2作動レバー24の略中央部には、ビス28を中
心とする仮想円周線上に長孔24cが貫通させてあり、
この長孔24c内にビス25が挿通させである。
第1作動レバー23は、内側枠板lに設けたポス29に
一側が当接することにより反時計回り方向への回転が規
制されるようになっている。
尚、30はラチェット4と噛合する逆転防止爪である。
上記の如く構成したクラッチ機構では 第1図示クラ7ヂON状態から、ズッシュレパー軸18
にてクラッチカム15を時計回り方向へ回転し、そのカ
ム部15e、15eで軸方向に移動されるクラッチパー
12によってピニオン8とスプール軸lOとの結合が解
かれてクラッチOFF状態となるにの際第1作動レバー
23の作動片23bを押していたクラッチカム15の突
起15fも回転する為第1作動レバー23がスプリング
27によって第1図示位置から反時計回り方向へ回転さ
れ、噛合片23cがラチェット4の歯部4a 、4a間
に位置して第3図示状態となる。逆に、第2作動レバー
24の作動片24aが突起15fにて押圧されるので、
第2作動レバー24が反時計回り方向へ回転される。尚
、第1作動レバー23の噛合片23cが各歯部4a、4
a間に位置せず、歯部4a頂部に当接した状態となった
場合でも、クラッチカム15は作動レバー23゜24の
影響を受けないので、クラッチ OFF動作はスムースに行われる。
第1図示クラ7ヂON状態から第1図示クラ7ヂON状
態への切換えは、ハンドル11によりラチェット4を回
転させ、ラチェット4の歯部4aで第1作動レバ ー23の噛合片23cを第4図示の如く押圧することに
より行われる。尚、一台片 23cがラチェット4のtliI部4a頂部と当接して
いる場合は、ラチェット4の回転によって一旦噛合され
た後抑圧されることとなる。
ラチェット4の央部4aにて第1作動レバー23が斜め
上方へ押圧移動されると、その肩部23fに第2作動レ
バー24の当接部24bが突き当たることにより第2作
動レバー24がどス28を中心として時計回り方向へ回
転する0次いでその作動片24aがクラッチカム15の
突起15fを反時計回り方向へ押圧し、クラツナカム1
5を反時計回り方向へ回転さ廿る。クラッチカム15が
デッドポイントバネ21の死点を越える位tまで回転さ
れると、第1作動レバー23の作動片23bが突起15
fにて押圧されるので、第1作動レバー23がスプリン
グ27のバネ力に抗して時計回り方向へ回転され、これ
によって噛合用23cとラチェット4との噛合が解かれ
て第1図示位置に復帰する。
一方、クラッチカム15のカム部15e。
15eがクラッチパー12のアーム12a。
12aから外れ、クラッチパー12はバネ14によりピ
ニオン8を伴って第2図実線位置まで戻り、ピニオン8
とスプール軸IOが再結合されてクラッチON状慾に復
帰する。
第7乃至第9図は未発’Jfの他の実施例を示す、上述
実施例では作動レバーを2箇設けであるのに対して、木
実雄側では1筒としている。
即ち1作動レバー223は、L速実雄側の第1作動レバ
ー23と同様その中央部に形成した長孔223aを貫通
して内側枠板lにどス225により回転且つ摺動可能に
枢支させであると、t4に、スプリング27にて反時計
回り方向へ弾撥付勢されている9作動レバー223の一
端は作動片223bに又他端は噛合片223Cに夫々形
成されていると共に、その−側部には上述実施例におけ
る第2作動レバー24と同一の作用を果す作動片223
eを突設させである。而してクラッチON状態では、作
動片223bがクラッチカム15の突起15fに押され
ることによって作動レバー223が第7図示の如くスプ
リング27のバネ力に抗して時計回り方向へ回転された
状態に保持されると共に、その噛合片223Cがラチェ
ット4から外れた状態に保持されている。この状態でク
ラッチカム15を回転すると、突起15fが作動片22
3bの抑圧を解除することで作動レバー223はバネ力
により反時計回り方向へ回動され、その噛合片223C
がラチェット4と噛合して第8図示クラッチOFF状態
となる。この状態でラチェット4をノーンドル11にて
回転させると、ラチェット4の南部4aにて作動レバー
223がバネ力に抗し−〔斜め上方へ第9図示の如く押
圧移動され、作動片23eが突起15fを上方へ抑圧移
動してクラッチカム15をデッドポイントバネ21の死
点を越える位とまで回転させる。その後デッドポイント
バネ21にてクラッチカム15は第7図示位置まで回転
復帰され、クラッチON状態に復帰するものである。
第1O乃至12図は本発明の更に別の実施例を示す、即
ち、上述第2実施例では、クラッチカム15に設けた−
の突起15fを作動レバー223に設けた一対の作動片 223b、223e間に位こせしめるよケ構成されてい
たが、本実施例では、逆に、作動レバー102に設けた
ーの作動片102cをクラッチカムlotに設けた一対
の突起101a、1olb間に位置せしめるよう構成し
たものである。
而して、第12図示りラッチON状態では、スプリング
106により反時計回り方向に回動付勢されている作動
レバー102は、その回転をクラッチカム101の突起 101bに阻市されている。第12図示状態からクラッ
チOFF状態に切換えるべくクラッチカム101を時計
回り方向に回転すると、突起101bによる抑圧を解除
されてスプリング106の付勢力により作動レバー10
2がボス104に当接する迄反時計回り方向に回動し、
第10図示の如く、噛合102aがラチェット103の
南部 t03al!1に進入する。第1O図示状態でラチェッ
)103が正回転すると、歯部 103aが噛合片102aを押すと共に肩部102bが
突起101aを押し、これによりクラッチカム101が
第11図示の如く1反時計回り方向に回転する。クラッ
チカム101がデッドポイントバネの死点を越えて第1
2図示状述に復帰すると、クラッチカムlθlの突起1
01bが作動レバー102の9作動片102Cを押して
噛合片102aがラチェットlO3から離脱し、原位置
に復帰する。
(発明の効果) 上記の如き本発明に係る魚釣用リールのクラッヂ機構に
依れば1作動レバーを摺回動可能に汀つラチェット方向
へ回転付勢させて設けであるのでラチェットと噛合せず
にその歯部頂面とち接した場合であっても、作動レバー
自体は適当に摺回動して逃げ、クラッチカムの動きに影
響を与えることはない、従って、クラッチカムのクラッ
チOFF動作を円滑に行うことができる。又、ラチェ7
 トに噛合していない場合でもラチェットの回転により
直ちに噛合されるから、ハンドルにて2壬エツトを回転
することによりクラッチをOFFからONにしJ換える
動作を確実にして軽快に行わしめることができる。更に
、クラッチをON状態からt) F Fに切換える際、
 。
作動レバーはスプリングのバネ力によってう≠エツトに
弾撥噛合されるので、OFF状態となった感触と係合音
が明瞭に得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第【図は*発明に係るクラッチ機構の一実施例を示すク
ラッチON状態の正面図、第2図は第1図における■−
■線矢視断面図、第3図はクラッチOFF状態の正面図
。 第4図はクラッチOFF状態からクラッチON状態に+
J3換える中間状態を示す正面図°、第5図は第4図に
おけるv−v線矢視断面図、第6図はクラッチカムのカ
ム部を示した拡大縦断側面図、第7図は本発明に係るク
ラッチ機構の別の実施例を示すクラッチON状態の正面
図、第8図はクラッチ OFF状態の正面図、第9図はクラッチOFF状態から
クラッチON状態に切換える中間状態を示す正面図、第
10図は本発明に係るクラッチ機構の更に別の実施例を
示すクラッチOFF状態の正面図、第11rgJはクラ
ッチOFF状態からクラッチON状態に切換える中間状
態を示すiE正面図第12図はクラッチON状態の正面
図である。 4.103・・・ラチェット、8・・・ピニオン、lO
・・・スプール軸、10a・・・ノツチ、11・・・ハ
ンドル、12・・・クラッチバー、15゜101−・・
り岑チカム、15f、101a。 101b・・・突起(当接手段)、21・・・デッドポ
イントバネ、23.24.223 。 102・・・作動レバー(作動手段)、23b。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クラッチカムとクラッチバーによりピニオンが操
    作され、且つ該ピニオンのスライド軸として作用するス
    プール軸のノッチにピニオンを係脱させることによりハ
    ンドルとスプ ール軸とを断続状態とするものに於いて、前記クラッチ
    カムを正逆方向のいずれかに選択的に回転付勢するデッ
    ドポイントバネ、前記クラッチカムに設けた当接手段、
    前記ハンドルにより回転されるラチェット、前記クラッ
    チカムと該ラチェット間に介装され且つク ラッチカムがON状態にある時上記当接手段によりラチ
    ェットから離脱すべく保持される作動手段、及び該作動
    手段をラチェットと係合する方向に付勢するスプリング
    を有し、クラッチカムがOFF状態に切換えられる際、
    作動手段が当接手段より開放されてラチェットと係合す
    る一方、クラッチカムがOFF状態にある時ラチェット
    の正回転に伴って作動手段が当接手段を押圧してクラッ
    チカムを ON状態に復帰させること、を特徴とする魚釣用リール
    のクラッチ機構。
  2. (2)前記当接手段がクラッチカム上に形成された突起
    から成ると共に前記作動手段がその間に該突起を位置せ
    しめる一対の作動片を有 し、クラッチカムがON状態にある時上記突起が該作動
    片の一方に当接して作動手段をラチェットから離脱する
    位置に保持すると共 に、クラッチカムがOFF状態にある時ラ チェットの正回転に伴って上記作動片の他方が上記突起
    を押圧してクラッチカムをON状態に復帰させる、特許
    請求の範囲第(1)項に記載のクラッチ機構。
  3. (3)前記作動手段が一対の連繋したレバーから成り、
    その夫々が一端に作動片を有する、特許請求の範囲第(
    2)項に記載のクラッチ機構。
  4. (4)前記作動手段が、一端に前記一対の作動片を有す
    るレバーから成る、特許請求の範囲 第(2)項に記載のクラッチ機構。
  5. (5)前記当接手段がクラッチカム上に形成された一対
    の突起から成ると共に前記作動手段が上記一対の突起間
    に位置せしめられる作動片を一端に有するレバーから成
    り、クラッチカムがON状態にある時上記突起の一方が
    上記作動片に当接して上記レバーをラチェットから離脱
    した位置に保持すると共に、クラッチカムがOFF状態
    にある時ラチェットの正回転に伴って上記作動片が上記
    突起の他方を押圧してクラッチカムをON状態に復帰さ
    せ る、特許請求の範囲第(1)項に記載のクラッチ機構。
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