JPS62234188A - 光透過性を有する表示板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】

本発明は電飾看板や装ｍ等に使用される光透過性を有す
る表示板に関するものである。

【背景技術】

電飾看板に使用されでいる表示板、殊に写真画像が形成
されている表示板としで、アクリル板のような光透過性
を有する支持体の一面に、ボッフィルムの画像を直接焼
き付けたり、写真の画像を転πＩＪＪヤＪＡムｒゼｔム
ｔ　ψ柄を一↓土早絃ｉハ赫ノーユＩ大きくなると、非
常に高価なものとなってしまう。 このために、印刷物からの転写で画像を支持体の一面上
に形成することが提案されている。 しかしながら、この印刷物からの転写で画像を支持体上
に形成したものにおいても、次のような問題点を有して
いた。すなわち、印刷物からの画像の転写にあたり、画
像の表裏の関係から、支持体の裏面に画像を転写するも
のとしていることから、支持体として透明なものを使用
しなくてはならない。従って、背方に配設される照明が
表示板を通して見えないようにするために、表示板の背
方に更に光拡散板を用意する必要がある。また、印刷物
から転写した画像はその濃度が低い。このために従来で
は転写を何度か繰り返すことによって２Ｕ支を高めてい
たのであるが、支持体の同一面に画像のずれの招くこと
なく重ねて転写を行なうことが困難である。

【発明の目的】

本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは安価に製作することができる上に、
画像に鮮やかさと立体感とを醸し出すことができる光透
過性を有する表示板を提供するにある。

【発明の開示】

しかして本発明は、ほぼ同一の画像が形成されている一
対の陽画像フィルムがらなり、積層される両隣画像フィ
ルム間には光拡散透過性を有する乳白色コーティング層
を設けていることに特徴を有して、２枚の陽画像フィル
ムを使用することから、画像の濃度を高めることができ
ると同時に、各画像を転写で形成する場合にも、同一面
に転写を複数回行なう場合のような困難がなく、更に両
隣画像フィルム間に設ける乳白色コーティング層で光源
が透けて見えることを防いでいるものであり、加えるに
１枚の陽画像フィルムは直後目に入るものの、他方の陽
画像フィルムは光拡散透過性を備えた乳白色コーティン
グ層を介して見ることになるために、芯のある画像の周
囲に乳白色コーティング層を介した柔らかい画像が存在
することになり、これが見る人に対し、立体感を覚えさ
せるものである。 ここで、光拡散透過性を備えた乳白色コーティング層と
しては、乳白色の樹脂塗料を一方の陽画像フィルムに塗
布乃至散布することによって形成すればよいが、両隣画
像フィルムの重ね今わせ面に共に設けてもよく、また背
後に位置することとなる陽画像フィルムの背面にも設け
るようにしてもよい。 尚、ここで言う陽画像とは、その画像が反転されること
なく直接鑑賞されるものを示しており、従って実際は陰
画像であるものの、そのままの状態で鑑賞される場合に
は、この陰画像を含むものである。また、一対の陽画像
フィルムに夫々設けた画像は、その製作コストの点から
、印刷物からの転写で形成するのが好ましいが、これに
限るものではなく、フィルムに直接印刷したものであっ
てもよい。更に、両隣画像フィルムにおける画像は完全
に同一でなくともよい。つまり、すかし俣様として現わ
れる画像を、裏面側の陽画像フィルムに付加したような
ものであってもよい。 以下本発明を実施例に基づいて詳述する。第１図及ゾ第
２図に示す表示板Ａは、２°枚の陽画像フィルム１，２
と、ＭＬ層されるこれら両陽画像フィルム１，２間に介
装される光拡散透過性を備えた乳白色コーティング層３
とから構成されている。両隣画像フィルム１，２は、既
存の印刷物を透明フィルム（シート）の−面に熱溶着さ
せた後、印刷物の紙質部分を薬８！等で処理して除去す
ることによって形成したものであって、印刷物の画像が
裏面側に転写されているものであり、また両隣画像フィ
ルム１，２における画像は同一のものとしである。 乳白色コーティング層３は、互いに貼り合わされる両隣
画像フィルム１，２のうち、表面側となる陽画像フィル
ム１の背面に、乳白色の熱可塑性合成樹脂塗料を塗布す
ることによって形成されたものであり、そして両隣画像
フィルム１，２の貼り合わせは、熱可塑性合成樹脂から
なる乳白色コーティング層３を接着剤として利用して、
熱と圧力とを加えることで行なっている。 したケースの開口部に配設することによる電飾看板ある
いは電飾ポスター、つまりは広告用として利用すること
ができるほか、パネル化することで間仕切としたり、可
撓性を利用してロールブラインド等にも使用することが
でさる。 そして背方から人口光あるいは自然光による照明を受け
た表示板Ａは、光拡散透過性を有する乳白色コーティン
グ屑３の存在によって、光源が透けて見えるようなこと
がなく、そして２枚の同じ画像を有する陽画像フィルム
１，２が乳白色コーティング層３を介して重ねられてい
るために、濃度の高い画像を得ることができ、しかも両
隣画像フィルム１，２のうち、陽画像フィルム１は乳白
色コーティングＭ３の表面に、他方は乳白色コーティン
グ屑３の裏面にあって、裏面側の陽画像フィルム２の画
像は光拡散透過性を有する乳白色コーティング層３を通
じて表面側に現われるために、表面側の陽画像フィルム
１による芯のある画像の周囲に、裏面側の陽画像フィル
ム２による柔らかい甫Ｎｂ端ｔロバｈスＬハｐ東−イ　
−めト函ｌ−☆体感があるとともに鮮やかで且つ強調愚
のない自然な雰囲気を見る人に感じさせるものである。 殊にインテリア装飾用として利用する場合、美しい風景
等の鮮やかな画像を手軽に楽しむことができるものであ
り、またロールブラインド等の形態をとった時には、外
光を和らげるほか、昼間は屋外の自然光によって室内に
鮮やかな画像を、夜間は室内照明によって屋外に鮮やか
な画像を演出することができ、金融機関、一般店舗等に
おいて高い演出効果を発揮する。 尚、背方から人口光あるいは自然光による照明を与える
ことができる場合の利用形態についてあげたが、このよ
うな場合だけでなく、たとえば建物の外壁や内壁として
利用することも可能である。 透過照明を行なう場合に比して、色の彩度が落ちるもの
の、充分に鑑賞に耐えるものを得ることができる。

【発明の効果】

以上のように本発明においてはほぼ同一の画像が形成さ
れている一対の陽画像フィルムを、乳白色コーティング
層を介して積層したものであり、２枚のほぼ同一の画像
を有する陽画像フィルムの存在でＩｉ賞できる画像の濃
度を高めることができると同時に、画像を（写で形成し
た場合にも、前記従来例のように同一面に転写を複数回
行なう場合のような困難がなく、更に光拡散透過性を有
する乳白色コーティング層の存在によって、背方から照
明を与えた時にも光源が透けて見えるということもなく
、そして２枚の陽画像フィルム間に乳白色コーティング
層を設けていることから、つまりは１枚の陽画像フィル
ムは直接目に入るものの、他方の陽画像フィルムは光拡
散透過性を備えた乳白色コーティング層を介して見える
ようにしているために、芯のある画像の周囲に支持体を
介した柔らかい画像が存在することになり、鮮やかで且
つ立体感があるとともに強調感のない自然な雰囲気を見
る人に与えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の断面図、第２図は同上の分解
断面図であって、１．２は陽画像フィルム、３は乳白色
コーティング層を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ほぼ同一の画像が形成されている一対の陽画像フ
   ィルムからなり、積層される両陽画像フィルム間には光
   拡散透過性を有する乳白色コーティング層が設けられて
   いることを特徴とする光透過性を有する表示板。