JPS62234072A - フツ素含有ピラジン誘導体及びそれを含有する液晶組成物 - Google Patents

フツ素含有ピラジン誘導体及びそれを含有する液晶組成物

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JPS62234072A
JPS62234072A JP7704586A JP7704586A JPS62234072A JP S62234072 A JPS62234072 A JP S62234072A JP 7704586 A JP7704586 A JP 7704586A JP 7704586 A JP7704586 A JP 7704586A JP S62234072 A JPS62234072 A JP S62234072A
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fluoro
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fluorine
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公一 柏木
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智 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なフッ素含有ピラジン誘導体に関するも
ので、本発明のフッ素含有ピラジン誘導体は、液晶組成
物の配合成分として使用することができる。
〔従来の技術〕
近年、表示方式として液晶表示(LCD)が盛んに用い
られるようになった。
この液晶表示用の液晶としては、熱、光及び水分等に対
して安定であり、室温を中心とした広い温度範囲で液晶
相を示し、適度なしきい電圧、飽和電圧を有し、応答速
度が速いこと等が要求され、従来、斯る要求を満たすた
めに種々の液晶性化合物や非液晶性化合物を適宜混合し
て得られる液晶組成物が使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の液晶組成物は、しきい電圧、電圧−透過率特性の
急峻度等の液晶として要求される性能を充分に満足し得
るものではない。
従って、本発明の目的は、液晶として要求される性能を
満足する液晶組成物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、液晶組成物に用いられる化合物として一般式
(1) (式中、Rは炭素数1〜12の脂肪族アルキル基又は炭
素数1〜12の脂肪族アルコキシ基を示し、XはF又は
Hを示し、Yは炭素数1〜1oの脂肪族アルコキシ&、
F又はCF、を示す。但し、XがIIで、Yが炭素数1
〜10の脂肪族アルコキシ基である場合を除く。) で表されるフッ素含有ピラジン誘導体を提供することに
より前記目的を達成したものである。
本発明のフッ素含有ピラジン誘導体は、その多くが単独
でも液晶の性質を示し、無色で熱や光に対して安定して
おり且つ化学的にも安定しており、また他の液晶性物質
との相溶性も良いため、目的、用途に応じて、他の液晶
性化合物や非液晶性化合物と適宜混合して、液晶組成物
として使用することができる。特に本発明のフッ素含を
ピラジン誘導体は、他の液晶性化合物と混合して液晶組
成物(本発明の液晶組成物)として使用した場合、本発
明のフッ素含をピラジン誘4体を含有しない液晶組成物
と比較して、しきい電圧を低げたり、電圧−透過率特性
を急峻にすることができる。
以下に先ず本発明のフッ素含有ピラジン誘導体について
詳述する。
前記一般式(りで表される本発明のフッ素含有ピラジン
誘導体において、Rで示される炭素数1〜12の脂肪族
アルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、
n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチ
ル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル、n−ウン
デシル、n−ドデシル、及びこれらの各種の異性体が挙
げられ、またRで示される炭素数1〜12の脂肪族アル
コキシ暴としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、n−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、n−へキシル
オキシ、n−へブチルオキシ、n−オクチルオキシ、n
−ノニルオキシ、n−デシルオキシ、n−ウンデシルオ
キシ、n−ドデシルオキシ、及びこれらの各種の異性体
が挙げられる。
また、Yで示される炭素数1〜10の脂肪族アルコキン
基としては、メトキシ、エトキシ、n −プロポキシ、
n−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、n−へキシルオキ
シ、n−へブチルオキシ、n−オクチルオキシ、n−ノ
ニルオキシ、n−デシルオキシ、及びこれらの各種の異
性体が挙げられる。
従って、前記一般式(I)で表される本発明のフッ素含
有ピラジン誘導体としては、例えば、次の化合物を挙げ
ることができる。
2−メチル−5−(3−フルオロ−4−ブトキシフェニ
ル)ピラジン、2−メチル−5−(3−フルオロ−4−
ペンチルオキシフェニル)ピラジン、2−メチル−5−
(3−フルオロ−4−へキシルオキシフェニル)ピラジ
ン、2−メチル−5−(3−フルオロ−4−へブチルオ
キシフェニル)ピラジン、2−エチル−5−(3−フル
オロ−4−プロポキシフェニル)ピラジン、2−エチル
−5−(3−フルオロ−4−ブトキシフェニル)ピラジ
ン、2−エチル−5−(3−フルオロ−4−ペンチルオ
キシフェニル)ピラジン、2−エチル−5−(3−フル
オロ−4−へキシルオキシフェニル)ピラジン、2−エ
チル−5−(3−フルオロ−4−ヘプチルオキシフェニ
ル)ピラジン、2−エチル−5−(3−フルオロ−4−
オクチルオキシフェニル)ピラジン、2−エチル−5−
(3−フルオロ−4−デシルオキシフェニル)ピラジン
、2−プロピル−5−(3−フルオロー4−エトキシフ
ェニル)ピラジン、2−プロピル−5−(3−フルオロ
−4−プロポキシフェニル)ピラジン、2−プロピル−
5−(3−フルオロ−4−ブトキシフェニル)ピラジン
、2−プロピル−5−(3−フルオロ−4−ペンチルオ
キシフェニル)ピラジン、2−プロピル−5−(3−フ
ルオロ−4−へキシルオキシフェニル)ピラジン、2−
プロピル−5−(3−フルオロ−4−へブチルオキシフ
ェニル)ピラジン、2−プロピル−5−(3−フルオロ
−4−オクチルオキシフェニル)ピラジン、2−ブチル
−5−(3−フルオロ−4−プロポキシフェニル)ピラ
ジン、2−ブチル−5−(3−フルオロ−4−ブトキシ
フェニル)ピラジン、2−ブチル−5−(3−フルオロ
−4−ペンチルオキシフェニル)ピラジン、2−ブチル
−5−(3−フルオロ−4−へキシルオキシフェニル)
ピラジン、2−ブチル−5−(3−フルオロ−4−ヘプ
チルオキシフェニル)ピラジン、2−ブチル−5−(3
−フルオロ−4−オクチルオキシフェニル)ピラジン、
2−ペンチル−5−(3−フルオロ−4−メトキシフェ
ニル)ピラジン、2−ペンチルー5−(3−フルオロ−
4−エトキシフェニル)ピラジン、2−ペンチルー5−
(3−フルオロ−4−プロポキシフェニル)ピラジン、
2−ペンチル−5−(3−フルオロ−4−ブトキシフェ
ニル)ピラジン、2−ペンチル−5−(3−フルオロ−
4−ペンチルオキシフェニル)ピラジン、2−ペンチル
−5−(3−フルオロ−4−へキシルオキシフェニル)
ピラジン、2−ペンチル−5−(3−フルオロ−4−へ
ブチルオキシフェニル)ピラジン、2−ペンチルー5−
(3−フルオロ−4−オクチルオキシフェニル)ピラジ
ン、2−ペンチル−5−(3−フルオロ−4−ノニルオ
キシフェニル)ピラジン、2−へキシル−5−(3−フ
ルオロ−4−メトキシフェニル)ピラジン、2−へキシ
ル−5−(3−フルオロ−4−エトキンフェニル)ピラ
ジン、2−へキシル−5−(3−フルオロ−4−プロポ
キシフェニル)ピラジン、2−へキシル−5−(3−フ
ルオロ−4−ブトキシフェニル)ピラジン、2−へキシ
ル−5−(3−フルオロ−4−ペンチルオキシフェニル
)ピラジン、2−へキシル−5−(3−フルオロ−4−
へキシルオキシフェニル)ピラジン、2−へキシル−5
−(3−フルオロ−4−へブチルオキシフェニル)ピラ
ジン、2−へキシル−5−(3−フルオロ−4−オクチ
ルオキシフェニル)ピラジン、2−へキシル−5−(3
−フルオロ−4−デシルオキシフェニル)ピラジン、2
−へブチル−5−(3−フルオロ−4−メトキシフェニ
ル)ピラジン、2−へブチル−5−(3−フルオロ−4
−エトキシフェニル)ピラジン、2−へブチル−5−(
3−フルオロ−4−プロポキシフェニル)ピラジン、2
−へブチル−5−(3−フルオロ−4−ブトキシフェニ
ル)ピラジン、2−へブチル−5−(3−フルオロ−4
−ペンチルオキシフェニル)ピラン〉、2−へブチル−
5−(3−フルオロ−4−ヘキシルオキシフェニル)ピ
ラジン、2−へブチル−5−(3−フルオロ−4−ヘプ
チルオキシフェニル)ピラジン、2−へブチル−5−(
3−フルオロ−4−オクチルオキシフェニル)ピラジン
、2−オクチル−5−(3−フルオロ−4−メトキシフ
ェニル)ピラジン、2−オクチル−5−(3−フルオロ
−4−エトキシフェニル)ピラジン、2−オクチル−5
−(3−フルオロ−4−プロポキシフェニル)ピラジン
、2−オクチル−5−(3−フルオロ−4−ブトキシフ
ェニル)ピラジン、2−オクチル−5−(3−フルオロ
−4−ペンチルオキシフェニル)ピラジン、2−オクチ
ル−5−(3−フルオロ−4−ヘキシルオキシフェニル
)ピラジン、2−オクチル−5−(3−フルオロ−4−
へブチルオキシフェニル)ピラジン、2−オクチル−5
−(3−フルオロ−4−オクチルオキシフェニル)ピラ
ジン、2−ノニル−5−(3−フルオロ−4−メトキシ
フェニル)ピラジン、2−ノニル−5−(3〜フルオロ
−4−エトキシフェニル)ピラジン、2−ノニル−5−
(3−フルオロ−4−プロポキシフェニル)ピラジン、
2−ノニル−5−(3−フルオロ−4−ブトキシフェニ
ル)ピラジン、2−ノニル−5−(3−フルオロ−4−
ペンチルオキンフェニル)ピラジン、2−ノニル−5−
(3−フルオロ−4−ヘキシルオキシフェニル)ピラジ
ン、2−ノニル−5−(3−フルオロ−4−へブチルオ
キシフェニル)ピラジン、2−ノニル−5−(3−フル
オロ−4−オクチルオキシフェニル)ピラジン、2−デ
シル−5−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)ピ
ラジン、2−デシル−5−(3−フルオロ−4−エトキ
シフェニル)ピラジン、2−デシル−5−(3−フルオ
ロ−4−プロポキシフェニル)ピラジン、2−デンルー
5−(3−フルオロ−4−ブトキシフェニル)ピラジン
、2−デシル−5−(3−フルオロ−4−ペンチルオキ
シフェニル)ビージン、2−デシル−5−(3−フルオ
ロ−4−ヘキじ、ルオキソフェニル)ピラジン、2=デ
ソルー5−(3−フルオロ−4−へブチルオキシフェニ
ル)ピラジン、2−ウンデシル−5−(3−フルオロ−
4−メトキシフェニル)ピラジン、2−ウンデシル−5
−(3−フルオロ−4−エトキシフェニル)ピラジン、
2−ウンデシル−5−(3−フルオロ−4−プロポキシ
フェニル)ピラジン、2−ウンデンルー5−(3−フル
オロ−4−ブトキシフェニル)ピラジン、2−ウンデシ
ル−5−(3−フルオロ−4−ペンチルオキシフェニル
)ピラジン、2−ウンデシル−5−(3−フルオロ−4
−ヘキシルオキシフェニル)ピラジン、2−ウンデシル
−5−(3−フルオロ−4−へブチルオキシフェニル)
ピラジン、2−ドデシル−5−(3−フルオロ−4−メ
トキシフェニル)ピラジン、2−ドデシル−5−(3−
フルオロ−4−エトキシフェニル)ピラジン、2−ドデ
シル−5−(3−フルオロ−4−プロポキシフェニル)
ピラジン、2−ドデシル−5−(3−フルオロ−4−ブ
トキンフェニル)ピラジン、2−ドデシル−5−(3−
フルオロ−4−ペンチルオキシフェニル)ピラジン、2
−ドデシル−5−(3−フルオロ−4−へキシルオキシ
フェニル)ピラジン、2−ドデシル−5−(3−フルオ
ロ−4−ヘプチルオキンフェニル)ピラジン、2−ヱチ
ルー5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、2−プロ
ピル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、2−ブ
チル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、2−ペ
ンチル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、2−
へキシル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、2
−へブチル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、
2−オクチル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン
、2−ノニル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン
、2−デシル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン
、2−うンデシルー5−(4−フルオロフェニル)ピラ
ジン、2−ドデシル−5−(4−フルオロフェニル)ピ
ラジン、2−エトキシ−5−(4−フルオロフェニル)
ピラジン、2−プロポキン−5−(4−フルオロフェニ
ル)ピラジン、2−ブトキシ−5−(4−フルオロフェ
ニル)ピラジン、2−ペンチルオキシ−5−(4−フル
オロフェニル)ピラジン、2−へキシルオキシ−5−(
4−フルオロフェニル)ピラジン、2−へブチルオキシ
−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、2−オクチ
ルオキシ−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン、2
−ノニルオキシ−5−(4−フルオロフェニル)ピラジ
ン、2−デシルオキシ−5−(4−フルオロフェニル)
ピラジン、2−メトキシ−5−(4−トリフルオロメチ
ルフェニル)ピラジン、2−エトキシ−5−(4−)リ
フルオロメチルフェニル)ピラジン、2−プロポキシ−
5−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピラジン、2
−ブトキシ−5−(4−)リフルオロメチルフェニル)
ピラジン、2−ペンチルオキシ−5−(4−トリフルオ
ロメチルフェニル)ピラジン、2−へキシルオキシ−5
−(4−)リフルオロメチルフェニル)ピラジン、2−
へプチルオキン−5−(4−トリフルオロメチルフェニ
ル)ピラジン、2−オクチルオキシ−5−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)ピラジン、2−ノニルオキシ−
5−(4−)リフルオロメチルフェニル)ピラジン、2
−デシルオキシ−5−(4−1−リフルオロメチルフェ
ニル)ピラジン。
前記一般式(1)で表される本発明のフッ素含有ピラジ
ン誘導体は、従来公知のピラジン誘導体の製造方法と同
様にして製造することができる。
即ち、例えば、下記の方法により製造する。−とができ
る。
下記の式に示す如く、先ず、アセトフェノン誘導体ta
+を二酸化セレン等で酸化することによりフェニルグリ
オキザール誘導体(blを得る0次いで、上記誘導体(
blとアミノアセトアミド塩酸塩を反応させて、5−フ
ェニル−2−ビラシノール誘導体fclを得、さらに該
誘導体(C1にPCl5 、P 0C13等の塩素化剤
を反応させることにより、5−フェニル−2−クロロピ
ラジン誘導体fdlを得る0次いで、上記誘導体fd+
にアルキルマグネシウムプロミド(グリニア試薬)或い
はナトリウムアルコキシドを反応させることにより、ピ
ラジン誘導体(1)を得る。
)[Cl  ・ H2NCH2C0NHz(式中、Rは
炭素数1〜12の脂肪族アルキル法又は炭素数1〜12
の脂肪族アルコキノ基を示し、XはF又はHを示し、Y
は炭素数1−10の脂肪族アルコキシ基、F又はCF、
を示す、但し、Xが+(で、Yが炭素数1−10の脂肪
族アルコキシ基である場合を除く。) 次に本発明の液晶組成物について説明する。
本発明の液晶組成物は、前述した本発明のフッ素含有ピ
ラジン誘導体に他の液晶性化合物や非液晶性化合物を適
宜混合してなるもので、本発明のフッ素含有ピラジン誘
導体を1〜50重量%、特に5〜20重景%含有してい
ることが好ましい。
本発明のフッ素含をピラジン誘導体と混合して使用する
ことのできる上記液晶性化合物としては、例えば次のも
のを挙げることができる。
4−アルキル−4゛−シアノビフェニル、4−アルコキ
シ−4°−シアノビフェニル、p−(トランス−4−ア
ルキルシクロヘキシル)ヘンジニトリル、トランス−4
−アルキル−1−(p−アルコキシフェニル) シクロ
ヘキサン、トランス−5−アルキル−2−(p−シアノ
フェニル)−1゜3−ジオキサン、トランス−5−アル
キル−2−(p−アルコキンフェニル)−1,3−ジオ
キサン、5−アルキル−2−(p−アルコキシフェニル
)ピリミジン、2−アルキル−5−(p−シアノフェニ
ル)ピラジン、2−ノアノー5−(p−アルキルフェニ
ル)ピラノン、4−(トランス−4−アルキルシクロヘ
キシル)−4° −シアノビフェニル、4−(トランス
−4−アルキルシクロヘキシル)−4°−アルキルビフ
ェニル、4−(トランス−4−アルキルシクロヘキシル
)−4′−(トランス−4−アルキルシクロヘキシル)
ビフェニル、2−アルキル−5−(p−アルコキシフェ
ニル)ピラジン、p−アルコキシフェニル−4−アルキ
ルンクロヘキサンカルボキンラード、トランス−4−ア
ルキルシクロヘキサンカルボキシラード、p−アルキル
フェニルヘンシアート、p−アルキルベンゾアート、p
−シアノフェニルヘンシアート及びp−アルキルベンゾ
アート。
本発明の液晶組成物の調製は、従来利用されている技術
に従って実施することができる。
〔実施例〕
以下に実施例及び使用例により本発明をさらに詳しく説
明する。
実施例1 メタノール60m1に金属Na5.Ogを溶かした液に
0−フルオロフェノール24.4 gを加え、次いで、
沃化エチル35gを加え、3.5時間、加熱還流した。
反応後、水を加え、エーテルで抽出した。
エーテル抽出液をNazCO2水溶液及び水で洗浄した
後、分留して、2−フルオローエトキシヘンゼン27.
0g(沸点75〜80℃、  25msHg)を得た。
この2−フルオロ−エトキシベンゼン27.0 gを無
水酢酸22n+L^lc1s55g及びジクロロメタン
300m1の混合液に0〜5℃で加え、5〜10℃で4
時間攪拌した。反応後、水100m1に注ぎ入れ、ジク
ロロメタンで抽出した。ジクロロメタン抽出液をよく水
洗した後、溶媒を留去して、3−フルオロ−4−エトキ
シアセトフェノン9.6g(融点42〜44℃)を得た
ジオキサン50m1に水2.1ml及び5eat 6.
0 gを加え、約80℃に加熱、攪拌して、SeOzを
溶かした。これに上記3−フルオロ−4−エトキシアセ
トフェノン9.27 gを加え、10時間、加熱還流し
た。反応後、Seを濾別し、濾液からジオキサンを減圧
下に留去した。得られた液体に水150IIIlを加え
、1時間煮沸した後、氷水で冷却して、固体を濾取した
。得られた固体を、アセトン−水から再結晶して、3−
フルオロ−4−エトキシフェニルグリオキザール水和物
の結晶9.8gを得た。
このフェニルグリオキザール水和物の結晶9.8gをメ
タノール100m1に加え、−40℃に冷却した。これ
にアミノアセトアミド塩酸塩5.1gを加え、撹拌下に
、反応液の温度が−30〜−40℃を保つように苛性ソ
ーダ水溶液(NaOH2,2g、水11+al)を滴下
した。その後、約−20℃で1時間、約−10’Cで1
時間、約0℃で12時間それぞれ攪拌後、塩酸で酸性(
pH3)にした。沈澱物を濾取し、よく水洗、乾燥して
、5−(3−フルオロ−4−エトキシフェニル)−2−
ビラシノールの粗結晶7.7gを得た。
このビラシノールの粗結晶7.7gにPOCh 35m
1及びI’C158gを加え、140℃で7時間加熱し
た0反応後、氷水に注ぎ、アンモニア水で中和した。1
0%苛性ソーダ水溶液を加えpH12以上とし、クロロ
ホルムで抽出した。クロロホルムを留去して得た残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液ベンゼン
)にかけて褐色結晶を得た。クロロホルムから再結晶し
て、融点103〜106℃の2−クロロ−5−(3−フ
ルオロ−4−エトキシフェニル)ピラジン2.68gを
得た。
このクロロピラジン1.34gと臭化テトラブチルアン
モニウム0.86 gをTHF30mlに溶かし、これ
に−30℃でグリニア試薬(臭イーn−ペンチル2.2
5 g、  Mg 0.36 g及びTHFlomlか
ら調製した)を滴下した。さらにFeC1z 0.02
 gを加えた後、30分攪拌した。飽和食塩水で洗浄後
、減圧下にTHFを留去して得た固体をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開液:エーテル−ヘキサン)
にかけ、さらにメタノールで再結晶して、’1−n−ペ
ンチルー5−(3−フルオロ−4−エトキシフェニル)
ピラジンの白色結晶1.16gを得た。この白色結晶の
融点、元素分析値、■Rスペクトル及びNMRスペクト
ルの測定結果は下記の通りであり、この白色結晶が目的
物であることを確認した。
融点63〜64℃ 元素分析値 実δ1リイぼY (%)   C;70.60   H
;7.58   N;9.8B計算値(%)  C;7
0.81 117.34  N;9.72IRスペクト
ル(KBr) 2940.2920,1610,1520゜1485.
1’470,1285.1210゜1125.1030
.  925.  870゜800 c m” NMRスペクトル(CDCh) 0、91 (3H,t、J=3.311z)、  1.
38 (4H,m)。
]、 49 (311,t、J=3.411z)、  
1.68〜1.84 (211,a+)。
2、83 (211,t、J=3.811z)、  4
.16 (211,q、J=3.4Hz)。
7、05 (IH,L、J=8.5Hz)、 7.82
〜7.69 (211,m)。
8、45 (IH,d、J=1.4Hz)、  8.8
5 (Ill、d、J=1.4Hz) p m 実施例2 前記一般式(+)において、Rがn−CJ+s 、Xが
F及びYがC,lI、Oである実施例2の化合物を、実
施例1と同様にして合成した。
この化合物の融点を下記第1表に示した。また、得られ
た化合物が目的物であることはTRスペクトル及びNM
Rスペクトルによっても確認した。
実施例3 Seat 20.1 gをジオキサン180bl及び水
7.4mlの混合液に加え、60℃に加熱して溶かした
これに4−フルオロアセトフェノン25.0 gを加え
、7時間加熱還流した0反応後、Scを濾別し、濾液を
減圧下に濃縮した。得られた油状物を減圧下に蒸留して
4−フルオロフェニルグリオキザール(沸点100〜l
O5℃、  25mdg)  16.6 gを得た6次
いで、このグリオキザールを水300m1と攪拌して生
した4−フルオロフェニルグリオキザール水和物の固体
(IRスペクトル(K Br) ;3360、3210
.1G90 、1595.1240.1090 、10
65.9TOcm−’ 〕17.5t+を濾取した。
この4−フルオロフェニルグリオキザール水和物9.0
gとグリリンアミド塩酸塩5.85gをメタノール15
0m1に加え、−40℃で攪拌しながら苛性ソーダ水溶
液(NaOll 5.1 g、水15al)を7分間で
滴下した。その後、−3(1〜−40℃で3時間及び−
5〜−10℃で2時間撹拌後、0℃で12時間放置した
。これに塩酸10m1を加えpH1とし、重炭酸ソーダ
4.9gを加えpH4にした。析出した5−(4−フル
オロフェニル)−1,2−ジヒドロピラジン−2−オン
の固体〔融点207〜210℃、TRスペクトル(K 
Br) ;3600〜2500゜1660.1615,
1510,1225.830cm−’16.6 gを濾
取し、よく水洗した。
オキシ塩化リン23.211Ilに五塩化リン8.57
 gを加え、次いでこれに上記の5−(4−フルオロフ
ェニル)−1,2−ジヒドロピラジン−2−オン6.0
gを加えた。これを90℃で1時間加熱後、140℃で
8時間加熱した。冷却後、クロロホルム300m1−氷
に注ぎ、アンモニア水30Illヲ加えて中和後、更に
10%苛性ソーダ水溶液200m1を加えた。不溶物を
セライトを通して濾過した後、濾液をクロロホルムで抽
出(150m1X 3回)した。抽出液は乾燥後、濃縮
乾固し、ベンゼン可溶部をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開液:ベンゼン30%−へキサ770%)
にかけて、2−クロロ−5−(4−フルオロフェニル)
ピラジン〔融点101〜103℃(ヘキサンから再結晶
後)、TRスペクトル(K[lr); 1600゜14
55.1240,1155,1135,830 cn+
−’) 4.46 gを得た。
この2−クロロ−5−(4−フルオロフェニル)ピラジ
ン1.59 gと臭化テトラブチルアンモニウム0.7
2 gをTHF40ralに?容かし、これに−20℃
でグリニア試薬(臭化n−ペンチル3.16g、Mg0
.51g及びTHF25mlから調製した)を滴下した
。これに−20℃で塩化第二鉄0゜01gを加えて15
分攪拌した。水50m1を加え、有8i層を分取し、水
層をエーテル(80ml)で抽出した。を機層を合わせ
、水洗(50mlx3回)、乾燥後、減圧下に溶媒を留
去して、2.0gの黒色固体を得た。この固体をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:エーテル1〜
2%−へキサン)にかけ、得られた結晶をメタノールか
ら2回再結晶して、2−n−ペンチル−5−(4−フル
オロフェニル)ピラジンの白色結晶0.41gを得た。
この白色結晶の融点、元素分析値及びTRスペクトルの
測定結果は下記の通りであり、この白色結晶が目的物で
あることをii 認した。
融点54〜56℃ 元素分析値 実測値(%)  C;73.58  +1;7.13 
 N;11.68計算値(%)  C;73.74 1
1;7.01  N;11.47II?スペクトル(K
Br) 2950.2920,2850.1600゜14B0,
1240,1155,1045゜1015.840cm
−’ 実施例4 2−クロロ−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン(
実施例3の中間物質で、実施例3における場合と同様に
して得られたもの)0.80gをTHF20mlに溶か
した液にNaペンチルオキシド溶?ff1(n−ペンチ
ルアルコール10m1とNa0.23gから調製した)
7.7mlを加え、室温で4時間攪拌した。反応液に水
50m1を加え、クロロホルムで抽出した。クロロホル
ム抽出液を乾燥後、減圧下に溶媒を留去して得た固体を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開液:エーテ
ル−ヘキサン)にかけた。得られた結晶をヘキサンから
再結晶して、2−ペンチルオキシ−5−(4−フルオロ
フェニル)ピラジンの白色結晶0.54 gを得た。
この白色結晶の融点、元素分析値及びIRスペクトルの
測定結果は下記の通りであり、この白色結晶が目的物で
あることを確認した。
融点61〜63℃ 元素分析値 実測値(%)  C;69.50  II;6.72 
 N;10.70計3γ値(%)  C;69.21 
 If;6.58  N;10.76IRスペクトル(
KBr) 2950.1460,1345.1295゜1230.
1170.840cm−’ 実施例5〜13 前記一般式(1)においてR,X及びYが下記第1表に
示す基である実施例5〜13の化合物を、実施例3と同
様にしてそれぞれ合成した。
これらの化合物の融点及び透明点を下記第1表に示した
。また、得られた化合物が目的物であることはIRスペ
クトル及びN M Rスペクトルによっても確認した。
第  1  表 使用例1 配   合 ヘキサン           24重量%ヘキサン 
          36重量%ヘキサン      
     25重景%上記配合からなる混合物(母液晶
)シよ、透明点71.5℃であり、これをセルI′¥9
μmのTNセルに封入した際(30℃)のしきい電圧V
、。=1.73v及び飽和電圧V、。=2.48V(3
0℃)であった、即ち、電圧−透過率特性の急峻性rc
V+。
/ v q。)=1.434であった。
この母液晶90重量部に実施例12で得られた2−へブ
チルオキシ−5−(4−)リフルオロメチルフェニル)
ピラジン10重量部を混合し、本発明の液晶組成物を得
た。この組成物は、透明点68℃であり、上記母液晶の
場合と一様にしてしきい電圧■、。及び飽和電圧■、。
を測定したところ、しきい電圧■、。=1.61V、飽
和電圧V、。=2.29Vであった。即ち、急峻性T=
v、。/ v q。=1゜422であった。
また、上記母液晶80重量部に実施例3で得られた2−
ペンチル−5−(4−フルオロフェニル)ピラジン20
重量部を混合し、本発明の液晶組成物を得た。この組成
物は、透明点49℃であり、上記母液晶の場合と同様に
してしきい電圧■、。及び飽和電圧■1゜を測定したと
ころ、しきい電圧V90= 1.42 V、 %pJ和
電圧V+o= 2.02 V T:あツタ。即チ、急峻
性r = Via/ Vqo= 1.423であった。
〔発明の効果〕
本発明のフッ素含有ピラジン誘導体は、主として液晶組
成物の配合成分として使用するもので、液晶組成物とし
て使用した場合、液晶組成物の熱、光及び水分等に対す
る安定性を向上させたり、しきい電圧を下げたり、電圧
−透過率特性を急峻にしたすすることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数1〜12の脂肪族アルキル基又は炭
    素数1〜12の脂肪族アルコキシ基を示し、XはF又は
    Hを示し、Yは炭素数1〜10の脂肪族アルコキシ基、
    F又はCF_3を示す。但し、XがHで、Yが炭素数1
    〜10の脂肪族アルコキシ基である場合を除く。) で表されるフッ素含有ピラジン誘導体。
  2. (2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数1〜12の脂肪族アルキル基又は炭
    素数1〜12の脂肪族アルコキシ基を示し、XはF又は
    Hを示し、Yは炭素数1〜10の脂肪族アルコキシ基、
    F又はCF_3を示す。但し、XがHで、Yが炭素数1
    〜10の脂肪族アルコキシ基である場合を除く。) で表されるフッ素含有ピラジン誘導体を少なくとも一種
    含有することを特徴とする液晶組成物。
JP7704586A 1986-04-03 1986-04-03 フツ素含有ピラジン誘導体及びそれを含有する液晶組成物 Expired - Lifetime JPH06765B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989004308A1 (en) * 1987-11-12 1989-05-18 Terumo Kabushiki Kaisha Pyrazine derivatives and medicinal preparation containing same
CN108531194A (zh) * 2018-03-30 2018-09-14 北京八亿时空液晶科技股份有限公司 一种正负混合的液晶组合物及其应用

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