JPS6223402Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6223402Y2
JPS6223402Y2 JP1982052933U JP5293382U JPS6223402Y2 JP S6223402 Y2 JPS6223402 Y2 JP S6223402Y2 JP 1982052933 U JP1982052933 U JP 1982052933U JP 5293382 U JP5293382 U JP 5293382U JP S6223402 Y2 JPS6223402 Y2 JP S6223402Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
container
timer
switch
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982052933U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58154724U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5293382U priority Critical patent/JPS58154724U/ja
Publication of JPS58154724U publication Critical patent/JPS58154724U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6223402Y2 publication Critical patent/JPS6223402Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は音響報知手段を備えた圧力鍋に関する
ものである。
従来、この種の圧力鍋としては特開昭53−
149474号公報で知られるものがある。このものは
加重式の常閉リリーフ弁と、設定時間経過時リリ
ーフ弁を開くタイマーと、タイマーがリリーフ弁
を開くちよつと前にタイマーによつて作動される
警報ベルとを備えている。
しかしこの警報ベルは圧力鍋の把手とは別に設
けられたハウジングに装備されており、警報ベル
等の設置にハウジングを把手に対し別設しなけれ
ばならないので、部品点数、組立工数の増大を招
く。また警報ベルの設置はタイマーの一部として
ハウジングの外面に設けられているので共鳴構造
がなく出力の割にはまわりで警報音が聞き取り難
いものとなる。
また前記警報ベルはタイマーによる時間経過だ
けでリリーフ弁を開くのとほぼ同期して働かされ
るものであるから、鍋内が設定圧に達してからの
調理の終了を報知することはできない。つまり調
理が首尾よく達成された時点を報知するのではな
く、調理者がタイマーによつて単に設定した調理
時間の終了を報知するのみで、調理の出来上がり
具合との具体的関連が弱い。
本考案はそのような問題点のない圧力鍋を提供
することを目的とするものである。
本考案はそのような目的を達成するために、容
器内の圧力と設定圧時からの所定時間経過とを条
件に作動される音響報知手段を備え、この音響報
知手段は把手に形成された空室内に設けたことを
特徴とするものである。
本考案はそのような構成上、音響報知手段は容
器内が設定圧に達したこと、および設定圧以後所
定時間経過したことを条件に作動されるので、容
器内が設定圧になつてから所定時間経過したこと
を報知することができ、実際の調理の出来上がり
具合に即したものとなつて調理を首尾よく終らせ
得る。
また音響報知手段は把手に形成された空室内に
装備されるもので、その装備のために特別な部材
を取付けるようなことを省略することができ、部
品点数や組立て工数を削減することができる。し
かも把手の空室は共鳴箱となつて音響報知手段の
報知音をまわりに大きく響かせるので、小さな出
力の割にまわりで報知音が開きやすいものとな
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。
第1図及び第2図に示す第1実施例は、容器1
に、調理圧設定手段として回転式重錘4を備えた
圧力鍋に本考案を適用したものである。前記重錘
4と共に、設定圧検知手段2とこの作動に応動し
て始動するタイマー33、及びタイマー33によ
り予め設定された時間終了後に作動する音響報知
手段3が容器1の蓋12に設けられている。前記
設定圧検知手段2を、重錘4の回転により変位す
る検知レバー5及び検知レバー5の変位により
ON動作するスイツチ6で構成すると共に、前記
音響報知手段3をスイツチ6のON動作時に吹鳴
するブザー7で構成している。
前記重錘4は公知のものと同様に基体8、錘体
9、取付ナツト10、取付ボルト11からなる。
前記基体8は蓋12にこれを貫通するように取付
けられ、基体8及び取付ボルト11には、容器1
内外を連通する蒸気通路13が形成されている。
前記錘体9は前記蒸気通路13の上端開口13a
を塞ぐようにして前記基体8上に支承される針軸
14を有すると共に、側部15に半径方向に対し
斜行する1対の蒸気放出孔16,16を有してい
る。この重錘4は周知のように、錘体9の荷重に
より容器1内の圧力調整を行うと共に、容器1内
が沸騰圧(設定圧)に達したとき、前記蒸気通路
13及び蒸気放出孔16,16より蒸気を外部に
放出しうるように構成されている。又容器1内が
沸騰状態のとき、前記1対の蒸気放出孔16,1
6より放出される蒸気の反動力により、錘体9が
P方向に回転するように構成されている。更に容
器1内を減圧するときには、錘体9を傾けること
によつて、容器1の蒸気を短時間の内に大量に放
出しうるように構成されている。
本実施例における重錘4の特徴点は、前記錘体
9の下面に下方に突出する突子17を設けている
ことである。
前記蓋12には合成樹脂製把手18を取付けて
いる。この把手18の上面板部19には支持部材
20を上下動可能に支持せしめている。この支持
部材20の下端部に形成された軸受部21には枢
軸22を介して水平揺動する検知レバー5を支持
せしめている。この検知レバー5の先端部23は
前記錘体9の下方に、後端部24はスイツチ6の
アクチユエータレバー25に当接可能な位置に
夫々配設されている。前記支持部材20は合成樹
脂製本体26とこの本体26の頂部に無理嵌めし
た合成樹脂製摘み27とからなり、前記本体26
の側面に位置決め用突起28を形成している。又
支持部材20を上下動可能に案内支持するために
前記上面板部19にボス部29を設けると共に、
この支持部材20を上下2停止位置のいずれかに
停止せしめうるように、このボス部29の内面の
上下に前記突起28に係合する位置決め用凹部3
0,30を設けている。又これら凹部30,30
を有する垂下部(ボス部29の一部を構成してい
る。)31の両側に切欠60,60を設け、垂下
部31の弾性変形を容易とし、延いては支持部材
20の上下動操作及びその上下停止位置のいずれ
か一方への位置決めが容易になるように構成して
いる。
支持部材20はその摘み27を把持して引上
げ、第1図に実線で示す如く上停止位置にセツト
すると、検知レバー5の先端部23は重錘4の突
子17に当接可能となる一方、摘み27を押し下
げ、第1図に仮想線で示す如く下停止位置にセツ
トすると、検知レバー5の先端部23は前記突子
17の下端より下方に位置し、これに当接するこ
とが不可能となるように配設されている。
前記把手18には、検知レバー5の後端部24
によりON動作される前記スイツチ6を配してい
る。又把手18の適所に設けられた空室A内に前
記スイツチ6のON動作時に鳴動するブザー7を
取付け、空室Aがブザー7の共鳴箱となるように
している。空室Aは図に示すように前記他の各種
部材の設置場所にも兼用している。尚前記ブザー
7に代えて、前記スイツチ6のON動作時に報知
動作するベルを採用することも可能である。32
は前記ブザー7の電源として使用する電池である
が、これを把手18の適所に配設している。
本実施例のタイマー33はゼンマイ式で、この
タイマー33の操作後所定時間経過すると、前記
ブザー7を吹鳴させることができるよう構成して
いる。すなわちゼンマイ式タイマー33及びスイ
ツチ36を把手18の適所に配し、タイマー33
の回転軸34にダイヤル37及び突起35を設
け、この突起35により前記スイツチ36をON
動作できるようにしている。このタイマー33は
電動タイマーとすることもできる。尚、38はシ
ールパツキンである。
次に本実施例の作用及び使用法を説明する。容
器1内が沸騰状態となり設定圧に達すると、重錘
4の蒸気放出孔16,16より蒸気が放出され、
そのときの反動力で重錘4は第1図のP方向に回
転する。このとき前記支持部材20を上停止位置
にセツトしていると、重錘4の突子17が検知レ
バー5の先端部23に当接し、検知レバー5を同
方向に回動せしめるので、検知レバー5の基端部
24によつてスイツチ6はON動作せしめられ
る。従つてブザー7が吹鳴し、容器1が沸騰状態
に達したこと、換言すれば設定圧での加熱開始を
報知する。
このブザー7の音響報知により使用者は加熱時
間の開始を確認することができる。又これを確認
した後支持部材20を押し下げ下停止位置にセツ
トすることにより、検知レバー5の基端部24を
スイツチ6のアクチユエータレバー25から外し
ブザー7の吹鳴を停止せしめることができる。次
にタイマー33のダイヤル37を回わし、加熱時
間(沸騰開始から消火に至る時間)を設定する
と、この加熱時間経過後、タイマー33の回動軸
34に設けた突起35がスイツチ36をON動作
せしめ、これに基き再び前記ブザー7を吹鳴せし
めることができるので、この音響報知により、加
熱時間終了を確認することができる。使用者はこ
れに基き、正確な時刻に圧力鍋の熱源(電気又は
ガス)を切ることができる。
続いて使用者は再び前記タイマー33のダイヤ
ル37を回わし、蒸らし時間(消火から減圧に至
る時間)を設定すれば、蒸らし時間終了をブザー
7の音響報知により知ることができ、これに基き
重錘4を傾けることにより容器1内を減圧するこ
とができる。
ここでブザー7は空室Aを共鳴箱として出力の
割にはまわりに強く大きく響き、小さな出力で必
要な報知を充分達成することができる。
第3図に示す第2実施例は、設定圧検知手段2
を容器1内の圧力を検知して変位する圧力検知弁
46と、圧力検知弁46の変位によりON動作す
るスイツチ6aとで構成すると共に、音響報知手
段3をスイツチ6aのON動作時に吹鳴するブザ
ー7aで構成している。
前記圧力検知弁46は、蓋12の凹陥部47に
ナツト54を用いて取付けた基体48と弁体4
9、及び弁体49を下方に向け付勢し、検知圧力
を設定するスプリング50とからなる。前記基体
48の下端には弁孔51を設け、容器1の圧力が
所定値未満のとき、弁孔51に弁体49の受圧弁
頭52が着座するようにしている。弁体49の弁
棒53は上方に伸び、その上端はスイツチ6aの
アクチユエータレバー25aに極めて接近した位
置に達している。
本実施例は上記構成を有するので、容器1内が
沸騰状態となり設定圧に達したとき、弁体49が
押し上げられ、スイツチ6aをONとしてブザー
7aを吹鳴せしめるので、これにより加熱時間開
始を報知することができる。尚、前記ブザー7a
に代えてベルを使用することも可能である。又本
実施例は第1実施例と同様のタイマー33、これ
によつて動作せしめられるスイツチ36、電池3
2、重錘4a(第1実施例と異なり突子17を備
えていない。)を有し、更にブザー7aの吹鳴を
随時に停止させることができる電源スイツチ60
を備えている。
本考案によれば、容器内の圧力と設定圧時から
の所定時間経過とを条件に作動される音響報知手
段を備え、この音響報知手段は把手に形成された
空室内に設けたから、音響報知手段は容器内が設
定圧に達したこと、および設定圧以後所定時間経
過したことを条件に作動されるので、容器内が設
定圧になつてから所定時間経過したことを報知す
ることができ、実際の調理の出来上がり具合に即
したものとなつて調理を首尾よく終らせ得る。
また音響報知手段は把手に形成された空室内に
装備されるもので、その装備のために特別な部材
を取付けるようなことを省略することができ、部
品点数や組立て工数を削減することができる。し
かも把手の空室は共鳴箱となつて音響報知手段の
報知音をまわりに大きく響かせるので、小さな出
力の割にまわりで報知音が聞きやすいものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の縦断面図、第2
図はその要部の斜視図、第3図は本考案の第2実
施例の要部の縦断面図である。 1……容器、2……設定圧検知手段、3……音
響報知手段、4……調理圧設定手段、33……タ
イマー、A……空室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器内の圧力と設定圧時からの所定時間経過と
    を条件に作動される音響報知手段を備え、 この音響報知手段は把手に形成された空室内に
    設けた ことを特徴とする圧力鍋。
JP5293382U 1982-04-12 1982-04-12 圧力鍋 Granted JPS58154724U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5293382U JPS58154724U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 圧力鍋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5293382U JPS58154724U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 圧力鍋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154724U JPS58154724U (ja) 1983-10-15
JPS6223402Y2 true JPS6223402Y2 (ja) 1987-06-15

Family

ID=30063624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5293382U Granted JPS58154724U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 圧力鍋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58154724U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53149474A (en) * 1977-05-27 1978-12-26 Prestige Group Ltd Pressure pan relief valve assembly and pressure pan assembled with same
JPS5414980A (en) * 1977-07-01 1979-02-03 Nippon Kayaku Co Ltd 3-((s)-1'-phenylethylamino)propylaminobleomycin

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52112956U (ja) * 1976-02-24 1977-08-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53149474A (en) * 1977-05-27 1978-12-26 Prestige Group Ltd Pressure pan relief valve assembly and pressure pan assembled with same
JPS5414980A (en) * 1977-07-01 1979-02-03 Nippon Kayaku Co Ltd 3-((s)-1'-phenylethylamino)propylaminobleomycin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58154724U (ja) 1983-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1091943A (en) Pressure cooker relief valve assembly and pressure cookers incorporating such assemblies
JPH0513896Y2 (ja)
GB2420062A (en) Ultraviolet light disinfecting system for a toilet.
JPS6223402Y2 (ja)
US4764762A (en) Earthquake alarm assembly
GB2605555A (en) A device for holding a door in an open position
US4542760A (en) Earthquake responsive device for automatically shutting off gas or water or electricity or the like
JPS6326110Y2 (ja)
JPS624254Y2 (ja)
US5189740A (en) Toilet seat assembly with a bidet
JP3733993B2 (ja) 高圧蒸気滅菌器
JPH049940Y2 (ja)
JPS5940890Y2 (ja) 電気調理器
JP3749377B2 (ja) 逃し弁の梃子装置
JPS6117424Y2 (ja)
JPH0350833Y2 (ja)
JP3419081B2 (ja) 洗米炊飯装置
JPS642748Y2 (ja)
JP2546668Y2 (ja) 報時装置
JP2681336B2 (ja) 通報装置を備えたトイレットペーパーの切断器、及びそれを使用したトイレットペーパー保持装置
KR950004838Y1 (ko) 가스 기구의 알림장치
JPS6041859Y2 (ja) 圧力調理器の圧力調整弁
JPS586108Y2 (ja) 感振スイッチ
JPS6120369Y2 (ja)
JPH019464Y2 (ja)