JP2546668Y2 - 報時装置 - Google Patents

報時装置

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JP2546668Y2
JP2546668Y2 JP1990102079U JP10207990U JP2546668Y2 JP 2546668 Y2 JP2546668 Y2 JP 2546668Y2 JP 1990102079 U JP1990102079 U JP 1990102079U JP 10207990 U JP10207990 U JP 10207990U JP 2546668 Y2 JP2546668 Y2 JP 2546668Y2
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敬介 宮崎
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は目覚まし時計やタイマーのような時刻経過を
報知する報時装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来、本体に時計部及び音発生部を内蔵し、設定時刻
になれば音を発生するとともに、本体に対し離脱部が離
脱するという興趣に富んだ報時装置が提案されている。
(実開昭62-47988号) ところが上記報時装置における離脱部は、係止手段を
有するものの、時刻セットしていない状態において持ち
運ぶ際の振動やその他外力によって不用意に離脱部が離
脱する虞れがあった。特に、バネにより飛び出る形態の
離脱部を有する報時装置であっては、持ち運ぶ際など身
体と至近距離におかれた状態では非常に危険なものであ
る。(不用意に飛び出すことで、例えば失明ということ
にもなりかねない。) (本考案の目的) そこで本考案は上記欠点を解消することを目的とす
る。
本体28は、設定時刻になると信号を送出する計時部22
と、この出力を受けて設定時刻に達したことを報知する
音発生部27を内蔵し、設定時刻になると、上記本体28に
保持される離脱部12は、バネ3から成る離脱装置29によ
り上記本体28から離脱し、上記音発生部27の駆動・停止
は、上記本体28に取り付けられ蓋体2を有する回動スイ
ッチ1の回動により行い、上記音発生部27の駆動時は、
上記蓋体2は上記離脱部12を解放する位置に設定され、
上記音発生部27の停止時は、上記蓋体2は上記離脱部12
を覆う位置に設定されることで、不使用時に不用意に離
脱部が飛び出すことを確実に防止できる。
(実施例) 第1図乃至第3図において、例えばこの報時装置は設
定時刻になると信号を送出する計時部22と、その出力を
受けて設定時刻に達したことを報知する音発生部16,27
と、該音発生部の駆動を制御する制御部19を設けてい
る。
計時部22からの信号はスイッチの開閉動作の制御部19
により導通状態または不通状態となる。該制御部19のス
イッチ開閉は回動スイッチ1に連動され、第1図は制御
部19のスイッチ開状態、これから略90°回動した第2図
は制御部19のスイッチ閉状態である。該制御部19が閉状
態で、さらに設定時刻になり計時部22から信号が送出さ
れると、メロディーIC24、アンプ25、スピーカー26から
なる音発生部27は出力を受け音を発生する。音発生部27
はブザー、チャイム等でもよい。さらにこの報時装置は
該出力を受けコイル内の鉄芯9を上方へ引張るタイマー
内蔵アンプ20を介したソレノイド8を有している。また
メロディーIC13,アンプ14、スピーカー15からなる音発
生部16とマイクロスイッチ17とボタン電池18を内蔵し、
外部材質は柔らかいもの、例えばスポンジを用いた球状
の離脱部12と、該離脱部12が納まり保持される収納部10
と、該収納部10の斜め下方には離脱部12を離脱させる離
脱装置29が設けられ、該離脱装置29はバネ3を遊貫して
バネ3の弾性力で離脱部12を突き出す突き棒4と、該突
き棒4をバネ3の弾性力に逆らって斜め下方に押し下
げ、その弾性動作を引掛けることで留める係止片5と、
該係止片5と本体28の間に緊張された引張バネ6と、該
ソレノイド8内の鉄芯9により押し上げられ、引張バネ
6の復元力に逆らい係止片5を回動させ、突き棒4が係
止片5に留められているのを解除する解除用貫通孔30に
遊貫された解除棒7とで構成されている。例えばバネ3
は離脱部12を睡眠者の腕の動作範囲外まで飛び出すよう
に弾性力を設定すれば都合がよい。
また電源部21は家庭用交流を直流に変換した直流電
源、または電池を用いる。
これらの構成による報時装置の動作は、回動スイッチ
1を略90°回動し制御部19を閉状態にする。さらに設定
時刻になり計時部22から信号が送出されると音発生部27
は音を発する。これと同時にソレノイド8内の鉄芯9は
解除棒7を押し上げ離脱装置29を作動させ離脱部12は離
脱する。ソレノイド8に送出される信号はタイマー内蔵
アンプ20により、数秒で送出されなくなるため、鉄芯9
は押し上げる力を失い解除棒7とともに係止片5に押し
下げられる。ソレノイド8の代わりにモーターを使用し
てもよい。また離脱部12は離脱すると同時に収納部10の
凸部11によりOFF状態であったマイクロスイッチ17がON
状態となり音を発する。離脱部12は2個とは限らず、1
個または3個以上でもよいし、発生部16を内蔵しなくて
もよい。また離脱部12のマイクロスイッチ17は、それと
限らず収納した状態で導通をカットする装置ならばそれ
でもよい。離脱した離脱部12は本体28の収納部10にバネ
3の弾性に逆らい納めることでマイクロスイッチ17がOF
F状態となり音が鳴り止み、この際再び突き棒4は係止
片5に引掛かる。さらに回動スイッチ1を略90°回動し
制御部19を開状態にすることで本体28の音発生部27の音
が鳴り止む。もちろん、制御部19を開状態にしなくても
設定時刻から大幅に時刻が過ぎれば、音は鳴り止む。残
留した本体28のスピーカー26は収納部10の下方に設け、
離脱部12が離脱した後の収納部10を、音の拡大の装置と
して使用してもよい。回動スイッチ1は該回動スイッチ
1に対し一体的に形成される蓋体2を有するため、回動
スイッチ1は、制御部19のスイッチを開状態(設定時刻
になった場合においては音発生部16の停止状態)にする
とともに、離脱部12及び収納部10を蓋体2により覆い
(第1図)、また回動スイッチ1は制御部19のスイッチ
を閉状態(設定時刻になった場合においては音発生部16
の駆動状態)にするとともに、離脱部12及び収納部10を
解放している(第2図)。この解放した状態で報時装置
を時刻設定しセットした状態で設定時刻になれば、計時
部22は信号を送出し、この信号を受けて音発生部27は音
を発生する。このように回動スイッチ1は、音の発生を
停止させると同時に離脱部12を覆うことができ、報時装
置の不使用時(非セット時)において、外力による不用
意な離脱部12の飛び出しを防止でき安全である。この報
時装置のように本体28及び離脱部12を丸型にする必要は
ない。
以上のように音発生部16等を内蔵した離脱部12は、音
を発生しながら睡眠者の腕の動作範囲外に本体28から飛
び出す。このため睡眠者は就寝位置から離れ、離脱部12
を取り再び本体28に戻すことで離脱部12の音は鳴り止
む。さらに本体28の回動スイッチ1を略90°回動させ制
御部19のスイッチを開状態にすることで本体28の音が鳴
り止む。この一連の身体全体の動作により再び眠りにつ
寝過すということは少なくなる。また残留した本体28に
計時表示部23を設けていることで、該時計表示部23を就
寝位置でのまま確認することができ都合がよい。
また音で時刻を報知するのに加え、本体28の一部離脱
という動作が加わり、周囲が喧噪な場合や耳の不自由な
障害者でも目視することで、設定時刻を大幅に経過して
気付くという虞れがなくなる。
(他の実施例) 第6図において、これは第1図乃至第3図の報時装置
に適用できる離脱装置65を図示したものであり、該離脱
装置65は、掛止棒54に掛止される離脱部52と、該離脱部
52を納める凹設した収納部53と、該離脱部52を押し上げ
その中央部分に半球状の凹み56を設けた押し上げ板55
と、該収納部53の下方にあり押し上げ板55と本体リブ58
の間に固着されたバネ57と、該押し上げ板55の中央部分
の下方には片側が球状の出っ張り59により閉口する筒体
60と、該筒体60の側面に突設した突部63と、該筒体60と
本体リブ61の間に固着されたバネ62とで構成されてい
る。バネ62の弾性力はバネ57を3つ足した弾性力よりも
大きい。また、該離脱装置65は3個の離脱部52を有する
構成であるが離脱部52を2個にした構成でもよい。
この離脱装置65を適用した目覚まし時計の動作は、設
定時刻に達すると、3つの掛止が同時に解除され、バネ
57とバネ62の弾性力により3個の離脱部52が離脱し、ス
イッチング部64がON状態となり目覚まし音を発する。目
覚まし音を鳴り止ますためには、離脱部52を3個全て収
納部53に納めなければならない。これは筒体60の閉口側
の球状の出っ張り59の上に、押し上げ板55の中央部分の
半球状の凹み56が摺接し、さらに中心部分から水平の3
方向に均一な角度で分散した所定の位置に、離脱部52と
の接点がある押し上げ板55は、筒体60を支点とした天秤
のようなものである。このため離脱部52を1個収納部53
に納めても、水平であった押し上げ板55は収納した側に
傾斜するだけで筒体60は下がらず、スイッチング部64は
OFF状態とならない。さらに離脱部52を1個納めても同
様である。さらに残りの離脱部52を納めることで押し上
げ板55の傾斜を水平にする。これと同時に筒体60が下が
り、突部63がスイッチング部64をOFF状態にし、目覚ま
し音が鳴り止む。
この離脱装置65は機械的手段により、3個の離脱部52
を収納しないと鳴り止まないようにしたものであるが、
AND回路を用いる等の電気的手段を用いてもよい。
このように音を鳴り止ますためには複数の離脱部を全
て納めることで達成され、睡眠者は動作が複雑になり、
寝過ごしは防止できる。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、本体28は、設定時刻
になると信号を送出する計時部22と、この出力を受けて
設定時刻に達したことを報知する音発生部27を内蔵し、
設定時刻になると、上記本体28に保持される離脱部12
は、バネ3から成る離脱装置29により上記本体28から離
脱し、上記音発生部27の駆動・停止は、上記本体28に取
り付けられ蓋体2を有する回動スイッチ1の回動により
行い、上記音発生部27の駆動時は、上記蓋体2は上記離
脱部12を開放する位置に設定され、上記音発生部27の停
止時は、上記蓋体2は上記離脱部12を覆う位置に設定さ
れるようにしたので、単なる音による報時に加え、離脱
部12が離脱するという動作の大きな視覚的報時を行なう
ことができ、感覚的に楽しさを与えるだけでなく周囲が
喧噪な場合や耳の不自由な障害者にとって使い易いもの
とすることができる。
また本体から離脱した離脱部12を、本体に結合する
と、報時が停止するように構成すれば、就寝位置から遠
く離れた本体一部を、所定位置に戻して鳴り止まさすと
いう動作を促すことにより、はっきりと目覚めさせるこ
とができ、寝過しを防止することもできる。
さらに回動スイッチ1は、音の発生を停止させると同
時に離脱部12を覆うことができ、報時装置の不使用時
(非セット時)において、外力による不用意な離脱部12
の離脱を防止でき、安全面で有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例で非動作状態 第2図は同実施例の作動状態 第3図は同実施例の電気信号系統図 第4図は他の実施例の離脱構造図を示す 1……回動スイッチ 3,57……バネ 12,52……離脱部 22……計時部 27……音発生部 28……本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体28は、設定時刻になると信号を送出す
    る計時部22と、この出力を受けて設定時刻に達したこと
    を報知する音発生部27を内蔵し、設定時刻になると、上
    記本体28に保持される離脱部12は、バネ3から成る離脱
    装置29により上記本体28から離脱し、 上記音発生部27の駆動・停止は、上記本体28に取り付け
    られ蓋体2を有する回動スイッチ1の回動により行い、
    上記音発生部27の駆動時は、上記蓋体2は上記離脱部12
    を開放する位置に設定され、上記音発生部27の停止時
    は、上記蓋体2は上記離脱部12を覆う位置に設定される
    ことを特徴とする報時装置。
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