JP2681336B2 - 通報装置を備えたトイレットペーパーの切断器、及びそれを使用したトイレットペーパー保持装置 - Google Patents

通報装置を備えたトイレットペーパーの切断器、及びそれを使用したトイレットペーパー保持装置

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JP2681336B2
JP2681336B2 JP31409593A JP31409593A JP2681336B2 JP 2681336 B2 JP2681336 B2 JP 2681336B2 JP 31409593 A JP31409593 A JP 31409593A JP 31409593 A JP31409593 A JP 31409593A JP 2681336 B2 JP2681336 B2 JP 2681336B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通報装置を備えたトイレ
ットペーパーの切断器、及びそれを使用したトイレット
ペーパー保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会となりつつある現在、高齢者
対策は大きな社会問題であり、各分野において様々な問
題が指摘されている。例えば、高齢者の多くはいくつか
病気をかかえており、そのため日常の生活において急に
気分が悪くなったり、倒れたりすることも十分考えられ
る。特に寒い時期の便所ではその危険度は大きく、十分
に気を配る必要がある。しかし、一般の家庭内において
はその対策が遅れているのが実情である。
【0003】本発明者は実開平3−897号に於て上記
課題点を解決したトイレットペーパー保持装置を提案し
てきた。この装置によれば便所内での上記事故に対し
て、家人等にその危険を伝達できる。しかし、通報装置
がトイレットペーパーの保持装置と一体になっている為
に、これを使用する場合は従来からあるトイレットペー
パーの保持装置を取り替えなければならなくなり、手間
がかかると共に保持装置の無駄が生じる。
【0004】実開昭58−121992号公報には便所
用の扉にトイレットペーパーロールを挿入しうる開口部
を形成することによって便所の外部から扉を解放するこ
となくトイレットペーパロールを供給可能とした便所用
の扉装置が開示してある。この装置はドアに取着する制
御箱を有し、この制御箱に引き倒し式の複数のスイッチ
を並設し、そのスイッチを作動することによって外部と
の連絡をとり、緊急時の呼び出しができる様にしたもの
である。
【0005】しかしながら、この装置は次の課題点があ
る。 (1) その構造上、設置場所が扉に限定される。しかも扉
に開口部を形成し、その開口部近傍に設置する為に扉の
構造も制約を受ける。 (2) 装置が大掛かりになり、場所やコストの面から制約
を受け一般家庭への普及が困難である。
【0006】(3) 高齢者の場合はできるだけ簡単に操作
できることが必要である。特に常時使用する場合はとも
かくとして、たくさんのスイッチがあるとどのスイッチ
を操作してよいのかわからなくなり、緊急時には間に合
わない。 (4) 扉に取付けられる為、便所への出入りに不便であ
る。
【0007】実開昭62−72375号公報には、便所
の壁面に埋め込み施工される壁面ユニットが開示してあ
る。このユニットを使用すると、便所の建造、改築、増
設時に電気工事を簡単に一括して行うことができる。ユ
ニット本体はスイッチパネルを備えている。スイッチパ
ネルにはコンセント、照明器具、温風ユニット及びそれ
の操作を行うスイッチを備えている。またスイッチパネ
ルの下には、トイレットペーパーホルダが設けられてい
る。
【0008】しかしながら、この装置は次の課題点があ
る。 (1) その構造上装置が大掛かりになり、場所やコストの
面から制約を受け一般家庭への普及が困難である。 (2) 高齢者の場合はできるだけ簡単に操作できることが
必要である。特に常時使用する場合はともかくとして、
多数のスイッチがあると、どのスイッチを操作してよい
のかわからなくなり、緊急時には間に合わない。
【0009】
【発明の目的】そこで本発明の目的は、従来からあるト
イレットペーパーの保持装置を利用することもでき、便
所内で緊急事態が発生した場合に外部との連絡が取れる
様にして緊急事態に素早く対処できるようにした、通報
装置を備えたトイレットペーパーの切断器、及びそれを
使用したトイレットペーパー保持装置を提供することに
ある。
【0010】
【発明の構成】上記目的を達成するために講じた本発明
の構成は次の通りである。第1の発明にあっては、 ト
イレットペーパー保持装置に取り付けて使用するトイレ
ットペーパーの切断器であって、この切断器は、トイレ
ットペーパー保持装置への取付手段と、通報装置と、を
備え、上記通報装置は、通報手段とこの通報手段を作動
するスイッチと電源を含んでいる、通報装置を備えたト
イレットペーパーの切断器である。
【0011】第2の発明にあっては、トイレットペーパ
ー保持装置であって、この保持装置は、第1の発明に係
る通報装置を備えたトイレットペーパーの切断器を備え
ている、トイレットペーパー保持装置である。
【0012】切断器は従来のトイレットペーパー保持装
置に使用できる様にすることが好ましいが、これに限定
されるものではなく、専用のトイレットペーパー保持装
置を新規に製作してもよい。また、切断器に設けるトイ
レットペーパー保持装置への取付手段としては、突起や
軸、ボルト等を使用したもの等、従来からある所望の取
付手段が適宜採用される。通報装置から通報される通報
信号には、音声等の可聴信号の外に、光のような可視信
号をあげることが出来る。また、可聴信号及び可視信号
の双方を同時に発生させてもよい。なお、水洗音等の擬
音装置を切断器或は保持装置に設けることは任意であ
る。
【0013】通報装置の構造は、スイッチを押すことに
よって可聴信号を発生させて外部に知らせるものが一般
的であるが、トイレットペーパーの切断器から便所外部
にコードを延ばし、他の部屋で可聴信号または/及び可
視信号を発生させる様にすることも出来る。なお、便所
外部に受信機を備えた通報装置を設置し、可聴或は可視
信号の発生を無線で操作する様にしても良い。また、通
報装置にタイマーを備え、一定時間経過する間に解除し
ないと警報を発生させる構造とすることもできる。
【0014】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明に係るトイレットペーパー
保持装置の第1実施例を示す斜視図である。トイレット
ペーパー保持装置は、両側に側壁13,14を形成して
おり、平面視略「コ」形状に形成された保持装置本体1
と、保持装置本体1に回動可能に装着される、切断器2
を備えている。保持装置本体1は合成樹脂製で、トイレ
ットペーパーT(図2に想像線で図示)を装着し保持す
る保持部11を有している。
【0015】保持部11には、両側の側壁13,14内
面から突出しているトイレットペーパーの保持部材11
0,111が設けてある。保持部11の上方には、保持
装置本体1の奥壁112に隣接させて、湾曲したやや厚
めの板状の切断器2が側壁13,14に回動可能に取り
付けられている。切断器2は合成樹脂製のケース20の
両側から突設してある軸(図示省略)を側壁13,14
内面に形成されている嵌合凹部(図示省略)に挿入して
枢支してある。
【0016】図2は保持部材の回動機構を示す断面図で
ある。保持部材110,111の回動する機構は同じで
あるので、保持部材110側を例に取り説明する。保持
部材の回動機構3は、側壁14内面側に形成された凹部
141に嵌着されるユニット枠体140を備えている。
ユニット枠体140には回動機構3を構成する各部材が
設けてある。即ち、符号30は枢支部で、保持部材11
0の回動の中心となっている。31は引張方向に付勢し
てあるコイルバネで、通常状態で保持部材110が水平
方向に位置する様に引っ張っている。
【0017】32は可撓性或は可曲性を有する引張部材
で、上端がコイルバネ31の下端と連結され、下端が保
持部材110の基部の固着部35に固着されている。3
3は引張部材32が円滑に作動するよう案内する為のガ
イド、34はコイルバネ31の上端を引っかける掛止突
起で、ユニット枠体140から突設してある。36は保
持部材110を水平に設置する為のストッパーである。
【0018】切断器2は合成樹脂製のケース20を有し
ている。ケース20内には電池Bと可聴信号発生手段で
あるブザー22が内蔵してある。ケース20の上面には
ブザー22をオンーオフする為のスイッチ21が設けら
れている。24は電池収容部の蓋である。
【0019】スイッチ21には公知の各種のスイッチが
使用される。例えば、一回押すとスイッチが入り、再度
押すとスイッチが切れる構造のもの、触るだけでスイッ
チをオンーオフできるもの、或はタイマーを組み込み、
スイッチを作動させると一定時間オン状態となり、時間
経過後はオフ状態となるもの等である。
【0020】更に、ケース20の上面にはバッテリーチ
ェッカー25を設けて電池Bの残量がわかる様にしてい
る。その作動はスイッチ21を軽く押すと点灯する様に
していも良いし、他にスイッチを設けてもよい。
【0021】(作 用)図を参照して本実施例の作用を
説明する。既存のトイレットペーパー保持装置から既存
の切断器を取り外し、本実施例に係る切断器を装着す
る。取付け方法は通常方法による。
【0022】次に保持部11にトイレットペーパーを装
着する。これは、保持部材110,111の下方にトイ
レットペーパーT(図2に図示)を当てがい、コイルバ
ネ31の弾力に抗して保持部材110,111を上方に
回動させながらトイレットペーパーTを上方に移行す
る。そして保持部材110,111の先端がトイレット
ペーパーTの中心部にある紙管(図示省略)に来ると保
持部材110、111の押圧力は解除され、コイルバネ
31の弾性力によって保持部材110、111は復帰す
る。
【0023】これによってトイレットペーパーTは保持
部11に装着され、保持部材110,111はトイレッ
トペーパーTが回転するときの軸となり、通常は普通の
トイレットペーパーホルダーとして使用できる。そし
て、用便中に使用者が気分が悪くなったりした場合は、
スイッチ21を押せばブザー22が作動し、通報音を発
生して外部に緊急事態を知らせることができる。
【0024】図3は本発明に係るトイレットペーパー保
持装置の第2実施例を示す斜視図である。なお、第1実
施例と同一または同等箇所には同一符号を付している。
本実施例に係るトイレットペーパー保持装置は、電源と
して切断器2の上面にソーラーバッテリー5を設けてい
る。なお、切断器2に充電可能な二次電池を内蔵してお
けば、使用時には十分な電圧が確保できる。符号25は
二次電池を内蔵した場合のバッテリーチェッカーであ
る。第2実施例の作用は第1実施例の場合と大体におい
て同じである。また、本発明は図示の実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々
の変形が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のような構成である為次の
効果を有する。 (1) 便所内で緊急事態が発生した場合に外部との連絡を
取ることができる為に、便所における緊急事態に素早く
対処できる。 (2) 従来からあるトイレットペーパーの保持装置も利用
でき、更に装置全体は小型簡便化でき、しかも設置場所
やコストの面からの制約を受けないか、殆ど受けない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトイレットペーパー保持装置の第
1実施例を示す斜視図である。
【図2】保持部材の回動機構を示す断面図である。
【図3】本発明に係るトイレットペーパー保持装置の第
2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 保持装置本体 11 保持部 13.14 側壁 110,111 保持部材 2 切断器 20 ケース 21 スイッチ 22 ブザー 3 回動機構 5 ソーラーバッテリー B 電池 T トイレットペーパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレットペーパー保持装置に取り付け
    て使用するトイレットペーパーの切断器であって、この
    切断器は、 トイレットペーパー保持装置への取付手段と、 通報装置と、 を備え、 上記通報装置は、通報手段とこの通報手段を作動するス
    イッチと電源を含んでいる、 通報装置を備えたトイレットペーパーの切断器。
  2. 【請求項2】 トイレットペーパー保持装置であって、
    この保持装置は、請求項1記載の通報装置を備えたトイ
    レットペーパーの切断器を備えている、 トイレットペーパー保持装置。
JP31409593A 1993-11-19 1993-11-19 通報装置を備えたトイレットペーパーの切断器、及びそれを使用したトイレットペーパー保持装置 Expired - Fee Related JP2681336B2 (ja)

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