JP2000020854A - 警報報知装置 - Google Patents

警報報知装置

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JP2000020854A
JP2000020854A JP10186189A JP18618998A JP2000020854A JP 2000020854 A JP2000020854 A JP 2000020854A JP 10186189 A JP10186189 A JP 10186189A JP 18618998 A JP18618998 A JP 18618998A JP 2000020854 A JP2000020854 A JP 2000020854A
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JP
Japan
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alarm
push button
alarm sound
emergency
case
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JP10186189A
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English (en)
Inventor
Masuo Ota
益夫 大田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者や病人が家人を呼出したり、緊急時に
警報音を発生させる警報報知装置を任意場所に持ち運び
配置することができるようにする。 【解決手段】 置いたときに安定する偏平形状のケース
2の上面に大きな押しボタン3が設けられており、これ
を押圧操作することによりケース2内に収容された圧電
ブザーから警報音が発せられる。この警報音の音量は側
面に設けられた音量調節ノブ10によって調節できる。
電池により動作するコンパクトな形状に構成されている
ので、どこにでも持ち運びでき高齢者は移動する任意場
所で身近に置いて家人の呼出しや緊急時の警報発生に用
いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者や病人等が
緊急事態を報知したり家人を呼出したりするための用に
供する警報報知装置に関し、これを持ち運び自在に構成
して、高齢者や病人が任意場所から警報報知できるよう
にした警報報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院のベッドには看護婦に連絡するため
のナースコールのボタンが設けられていることは周知の
ところである。高齢者や病人のいる家庭では、このナー
スコールと同様の呼出しシステムが必要で、寝室や風呂
場に緊急時の報知のために警報発生装置のスイッチボタ
ンを設ける緊急警報装置や、介護を必要とする高齢者や
病人が家人を呼び出す呼出し装置が知られている。
【0003】このような装置は、高齢化社会の進展に伴
って高齢者の居る家庭あるいは介護を必要とする高齢者
や病人のいる家庭が増加することからも必要性が高ま
り、以下に示すように構成されたものが商品化されてい
る。
【0004】(1)建物の建築時に電気設備として高齢
者の寝室や風呂場等の所定場所に警報発信のための押し
ボタンやプルスイッチ等によるスイッチ部分や警報発信
器を設置し、これを電気配線により所定場所に設置した
警報受信器や住宅情報盤等の集中監視装置と接続して緊
急報知の用に供するもの。
【0005】(2)所定場所に設置される呼出し信号受
信器と、風呂場等の特定場所に設置される呼出し信号発
信器あるいは携帯可能な小型発信器とをワイヤレス接続
して呼出しの用に供するもの。
【0006】(3)電池を電源として動作する警報音発
生器と、ここから引き出されたコードの先端に押しスイ
ッチを設け、この押しボタンスイッチを高齢者の居室に
配置して、家人の呼びたしや緊急時の報知に供するも
の。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
装置は、スイッチや信号発信器により構成される発信器
と、スイッチ操作により動作する警報音発生器や信号受
信により警報音を発生させる受信器とを組として、その
間を有線または無線で接続する構成であるため、設置場
所が固定化されてしまうことになる。一人では自由に動
けない病人や高齢者のためであれば設置場所を固定化し
た装置で良いが、介護を必要としない高齢者などでは、
決まった場所だけに設置されたものでは緊急時に用をな
さない場合が生じる。緊急時の報知が任意の場所ででき
るように持ち運びができるもの、任意の複数場所に配置
することができるものが望まれている。
【0008】本発明が目的とするところは、電池で動作
して任意の場所に設置できるように移動自在に構成した
警報装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る警報報知装置は、筐体内に電池及びこの
電池を電源として動作する警報音発生器を収容し、表面
に設けられた大きな押圧面を有する押しボタンにより前
記警報音発生器の動作を操作できるようにすると共に、
警報音発生器からの音量を調節できるように構成されて
なることを特徴とする。
【0010】この構成によれば、筐体の表面に設けられ
た押しボタンを押すことによって電池を電源とする警報
音発生器が動作して警報音を発するので、この警報装置
を病人や高齢者の寝室や風呂場等に固定的に配置するこ
とも、病人や高齢者が移動する場所に随時移動させて配
置することも自在である。また、警報音の音量を調節で
きるので、移動した場所の状態や家人との距離によって
警報報知の伝達距離の調整が可能である。また、押しボ
タンが大きく形成されているので自由のきかない緊急時
でも押しやすくなる。
【0011】上記構成において、筐体内を防水構造に形
成することにより、風呂場等の水のかかる場所に配置す
ることも可能となる。
【0012】また、押しボタンは蓄光性を備えて構成す
ることにより、夜間においても警報報知装置の配置場所
がわかるので、高齢者の寝室等に配置して夜間の警報報
知も可能となる。
【0013】また、押しボタンを一回押圧する操作によ
り警報音発生器が動作した状態が維持され、再度の押圧
操作によりリセットする動作継続のロック機能を備えて
構成することにより、呼出し時は警報音発生を自由に操
作でき、緊急時のような自由な操作が不可能な事態では
一度押しボタンを押すだけで警報音が鳴り続けるので、
呼出し時と緊急時とを明確に判断できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0015】図1は、本実施形態に係る警報報知装置1
の外観構成を示すもので、同図(a)に示すように、円
盤形状に形成されたケース(筐体)2の上面に大きな面
積を有する押しボタン3が配設され、この押しボタン3
の押圧操作により警報音の発生を操作することができる
ように構成されている。この円盤形状を呈するケース2
は、同図(b)(c)に示すように、それぞれ樹脂成形
により形成された上ケース2a、中ケース2b、下ケー
ス2cの3つの部分から構成され、上ケース2aと中ケ
ース2bとは接合により一体的に組み合わされ、下ケー
ス2cは中ケース2bに対して螺合により着脱可能に構
成されている。また、警報報知装置1は、床面や机上に
配置するだけでなく、壁面に吊り下げ配置できるよう
に、同図(c)に示すように、本体ケース2aの一方側
(図示上方側)に吊り下げ穴9が形成されている。ま
た、同図(b)に示すように、本体ケース2aの他方側
(図示下方側)にはケース2内に収容された圧電ブザー
(警報音発生器)6からの警報音を外部に放出する放出
穴11が列設されており、この列設された放出穴11は
音量調節ノブ10の摺動移動により外部への開口数を調
節することができ、この開口数の調節によって警報音の
音量を調節することができる。
【0016】図2は、図1(a)におけるA−A線矢視
断面を示すもので、中ケース2b内には、圧電ブザー
6、この圧電ブザー6を作動させるための発振回路を構
成した回路基板7、9V形(006P)の乾電池8、こ
の乾電池8と回路基板7との間の接続を開閉するスイッ
チ5等が収容されている。前記乾電池8は中ケース2b
に螺合する下ケース2cを中ケース2bから螺脱させる
ことにより交換することができる。この下ケース2cと
中ケース2bとの螺合部分にはOリング13が装着され
ており、中ケース2b内の防水が図られている。また、
中ケース2bの中央部にスイッチ5が対峙する開口部分
は弾性体により形成された防水シール12により密閉さ
れ、中ケース2b内の防水が図られている。このように
防水構造に形成された中ケース2bの上部に空間を設け
て上ケース2aが接合されており、この上ケース2aの
中央に蓄光性樹脂により形成された押しボタン3が装着
されている。この押しボタン3は、その下面に形成され
た3か所(図1参照)の伸縮軸15により上ケース2a
の外方側に付勢された状態に支持されている。伸縮軸1
5は図2に示すように、押しボタン3側に形成された中
軸16が中ケース2b側に形成された筒体17内に進退
移動できるように構成されると共に、押しボタン3と中
ケース2bとの間に配置されたコイルバネ18によって
押しボタン3は押し上げ方向に付勢されている。また、
押しボタン3の中央部に形成された突出軸にゴムキャッ
プを被せて形成された作動軸14は、押しボタン3の押
圧により下降し、弾性体である防水シール12を押し下
げてスイッチ5を作動させる。
【0017】押しボタン3が押し下げられることにより
スイッチ5がONになると、乾電池8が回路基板7に接
続されて発振回路が動作し、圧電ブザー6から警報音が
発生する。警報音は中ケース2bの側面に形成された放
出穴11から外部に放出され、その音量は前述したよう
に放出穴11の開口数を調節する音量調節ノブ10によ
って調節することができる。前記スイッチ5は、押しボ
タン3の押し下げによりONとなり、押しボタン3の押
圧が解かれてもON状態を維持し、再度押しボタン3が
押されることによりOFFとなるONロック機構に構成
されているので、緊急時には一度押しボタン3が押され
た状態でも警報音は継続して発せられ、押しボタン3を
押し続けることができない緊急時に対応させることがで
きる。例えば、滑りやすい風呂場で高齢者が転倒して立
ち上がれないような状態でも、押しボタン3を一度押せ
ば警報音は連続して発生することになり、家人への緊急
報知はより確実となる。介護を必要とする高齢者や病人
が家人を呼び出すときは、押しボタン操作により警報音
を意識的に断続させることができるので、呼出し時と緊
急時とで警報音の発生を変えることができる。また、前
述したように警報音の音量調節ができるので、呼出し時
と緊急時とで音量を変更したり、高齢者の居る場所と家
人の居る場所との間の距離によって音量を変えておくこ
ともできる。
【0018】尚、スイッチ5は前記警報音発生のロック
機構を設けることなく、押しボタン3が押圧されたとき
にONとなるように構成することもできる。
【0019】上記構成になる警報報知装置1は、警報発
生を操作するスイッチ部分と警報音発生器とが一体的に
構成され、乾電池8によって動作するので、どこにでも
持ち運び移動ができ、防水構造が採用されているため風
呂場やトイレに配置することもできる。また、押しボタ
ン3が蓄光性樹脂で形成されているので、夜間でも警報
装置1の所在がわかり、高齢者や病人の寝室に配置して
夜間の呼出しや緊急報知の用に支障を生じさせることは
ない。このような警報報知装置1は、高齢者が常に身近
に置いておくことで安心感が高まり、大きな押しボタン
3が押しやすい位置にあるので操作が楽であるのと同時
に、緊急時には不自由な状態からでもワンアクションで
警報を継続して発生させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、警報
音発生の作動ボタンと電池で動作する警報音発生器とが
一体的にコンパクトな形状に構成されているので、任意
場所に持ち運び移動ができ、防水構造や蓄光性を備えて
いることと相まって、高齢者や病人の居る家庭で寝室か
ら風呂場、トイレなどに自在に配置して、呼出しや緊急
報知を任意の場所から行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る警報装置の構成を示す(a)は
平面図、(b)は下側面図、(c)は上側面図。
【図2】実施形態に係る警報装置の内部構成を示す断面
図。
【符号の説明】
1 警報装置 2 ケース(筐体) 3 押しボタン 5 スイッチ 6 圧電ブザー(警報音発生器) 8 乾電池 9 吊り下げ穴 10 音量調整ノブ 12 防水シール 13 Oリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に電池及びこの電池を電源として
    動作する警報音発生器を収容し、筐体の表面に設けられ
    た大きな押圧面を有する押しボタンにより前記警報音発
    生器の動作を操作できるようにすると共に、警報音発生
    器からの音量を調節できるように構成されてなることを
    特徴とする警報報知装置。
  2. 【請求項2】 筐体が防水構造に形成されてなる請求項
    1記載の警報報知装置。
  3. 【請求項3】 押しボタンが蓄光性を備えて構成されて
    なる請求項1記載の警報報知装置。
  4. 【請求項4】 押しボタンを一回押圧する操作により警
    報音発生器が動作した状態が維持され、再度の押圧操作
    によりリセットする動作継続のロック機能を備えて構成
    されてなる請求項1記載の警報報知装置。
JP10186189A 1998-07-01 1998-07-01 警報報知装置 Pending JP2000020854A (ja)

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