JPS62231653A - 歯科用磁石体 - Google Patents
歯科用磁石体Info
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- JPS62231653A JPS62231653A JP7327386A JP7327386A JPS62231653A JP S62231653 A JPS62231653 A JP S62231653A JP 7327386 A JP7327386 A JP 7327386A JP 7327386 A JP7327386 A JP 7327386A JP S62231653 A JPS62231653 A JP S62231653A
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- magnet
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Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
- Magnetic Treatment Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は歯茎内に埋設した例えばPd−Co−Ni合金
等の磁性材料からなる根面板に、義歯を磁気吸引力によ
って密着固定するために義歯床内に埋設する希土類磁石
からなる歯科用磁石に関するものである。
等の磁性材料からなる根面板に、義歯を磁気吸引力によ
って密着固定するために義歯床内に埋設する希土類磁石
からなる歯科用磁石に関するものである。
近年歯科用補綴技術の分野において、希土類磁石相互間
若しくは希土類磁石と歯科用磁性合金との間の吸引力を
利用して義歯を固定維持する技術が開発され、実用化の
域に到達しようとしている。
若しくは希土類磁石と歯科用磁性合金との間の吸引力を
利用して義歯を固定維持する技術が開発され、実用化の
域に到達しようとしている。
すなわちこのような発想は比較的古くから存在し。
義歯の挿入および除去が容易であると共に、隣接する支
持歯に対する側圧が小さい等の利点があるためである。
持歯に対する側圧が小さい等の利点があるためである。
しかも最近極めて強力な希土類磁石。
例えばSm−Co系磁石、Nd−Fe−B界磁石等の出
現により、極めて小型の磁石によって義歯の維持が行え
るようになったことによるものである。
現により、極めて小型の磁石によって義歯の維持が行え
るようになったことによるものである。
第1図は上記のような義歯の一例を模式的に示す縦断面
図である。同図において歯槽1内の根2には1例えばP
d−Co−Ni合金からなる根面板3を埋設する。次に
4は義歯床であり、上部に義歯5を突設すると共に、前
記根面板3と対向して磁石6を1例えば義歯床4の下表
面から0.2mmの位置に埋設する。磁石6は例えばS
m−Co系磁石により、直径4.0mm厚さ1.5mm
の円板状に形成する。而して磁石6を前記根面板3と対
向させて義歯床4を歯槽1内の根2上に嵌着すれば、磁
石6と根面板3との間の吸引力によって義歯床4を固定
維持することができるのである。この場合。
図である。同図において歯槽1内の根2には1例えばP
d−Co−Ni合金からなる根面板3を埋設する。次に
4は義歯床であり、上部に義歯5を突設すると共に、前
記根面板3と対向して磁石6を1例えば義歯床4の下表
面から0.2mmの位置に埋設する。磁石6は例えばS
m−Co系磁石により、直径4.0mm厚さ1.5mm
の円板状に形成する。而して磁石6を前記根面板3と対
向させて義歯床4を歯槽1内の根2上に嵌着すれば、磁
石6と根面板3との間の吸引力によって義歯床4を固定
維持することができるのである。この場合。
磁石6と根面板3との間隔が小さい程両者間に作用する
固定維持力を大きくすることができる。従って厚さ0.
2〜0.3 mmのレジンケース内に予め磁石6を収納
し、これを成形型中に設置して義歯床4成形用のレジン
を注入固化する手段を採用していた。
固定維持力を大きくすることができる。従って厚さ0.
2〜0.3 mmのレジンケース内に予め磁石6を収納
し、これを成形型中に設置して義歯床4成形用のレジン
を注入固化する手段を採用していた。
上記のようにして形成した義歯床4は、磁石6を収納す
るレジンケース(図示せず)が根面板3と直接接触する
ため、使用中に摩耗して薄(なり。
るレジンケース(図示せず)が根面板3と直接接触する
ため、使用中に摩耗して薄(なり。
甚だしきは破損して穴がおいて磁石6が露出することが
ある。このような状態においては磁石6に唾液その他が
侵入し、磁石6が黒変若しくは腐食することとなり、磁
力の低下更には破損の危険がある。
ある。このような状態においては磁石6に唾液その他が
侵入し、磁石6が黒変若しくは腐食することとなり、磁
力の低下更には破損の危険がある。
本発明は上記問題点を解決し、耐摩耗性および耐腐食性
の優れた歯科用磁石体を提供することを目的とするもの
である。
の優れた歯科用磁石体を提供することを目的とするもの
である。
上記問題点を解決するため2本発明においては。
A、歯槽内に埋設した磁性材料からなる根面板と対向す
るように義歯床内に埋設する板状に形成した希土類磁石
からなる歯科用磁石体において。
るように義歯床内に埋設する板状に形成した希土類磁石
からなる歯科用磁石体において。
B、前記希土類磁石を非磁性金属材料からなるケース内
に希土類磁石端面とケース底面とを密着して収納する。
に希土類磁石端面とケース底面とを密着して収納する。
C,ケース底面を前記根面板と対向して配設する。
D、前記ケースを縦断面形状を略U字形に形成する。
E、ケースの開放端縁に係止用の突起を設ける。
という技術的手段を採用したのである。
本発明においてケース底部の厚さが0.1mm未満では
耐摩耗性が不足するため不都合であり、一方0.3 m
mを越えると、磁石と根面板との間隔が大きすぎて吸引
力を減退するため固定維持力が低下する。従って0.1
〜0.3 mmとするのがよい。
耐摩耗性が不足するため不都合であり、一方0.3 m
mを越えると、磁石と根面板との間隔が大きすぎて吸引
力を減退するため固定維持力が低下する。従って0.1
〜0.3 mmとするのがよい。
またケースの開放端縁に設ける係止用の突起は。
ケース側面外方に0.1 mm以上突出させないと。
係止作用が不足するため不都合である。
希土類磁石を非磁性金属材料からなるケース内に収納し
た状態で義歯床内に埋設することによって、歯科用磁石
体の耐摩耗性および耐食性を大幅に向上する作用がある
。この場合ケースを非磁性金属材料で形成しであるから
、v;1石と根面板との間に作用する磁界には全く影響
がなく、吸引力は正常に作用する。またケースの開放端
縁に係止用の突起を設けたことにより、義歯床内への埋
設固着が充分に確保されると共に、根面板とケース底面
との密着状態も充分に保証されるのである。
た状態で義歯床内に埋設することによって、歯科用磁石
体の耐摩耗性および耐食性を大幅に向上する作用がある
。この場合ケースを非磁性金属材料で形成しであるから
、v;1石と根面板との間に作用する磁界には全く影響
がなく、吸引力は正常に作用する。またケースの開放端
縁に係止用の突起を設けたことにより、義歯床内への埋
設固着が充分に確保されると共に、根面板とケース底面
との密着状態も充分に保証されるのである。
第2図は本発明の実施例を示す拡大′R@面図である。
同図において7はケースであり9例えばステンレス鋼等
の非磁性金属材料によって、帽子状若しくは縦断面形状
を略U字形に形成する。而してケース7の開放端縁には
係止用の突起8を設ける。次にケース7内に円板状に形
成したSm−C0からなる磁石6を収納する。この場合
磁石6の端縁部に丸みを設けるとケース7との密着性を
向上させることができる。また磁石6とケース7との間
には接着剤を介在させて一体に接着する。次に上記のよ
うに形成した歯科用磁石体9を第1図に示す義歯床4を
形成すべき成形型内にケース7底面が根面板3と対向す
るように配設し、成形用レジンを注入固化するのである
。而してケース7の開放端縁に設けた突起8が前記成形
用レジン中に係止することによって、前記歯科用磁石体
9の義歯床4内への固着が確実になるのである。
の非磁性金属材料によって、帽子状若しくは縦断面形状
を略U字形に形成する。而してケース7の開放端縁には
係止用の突起8を設ける。次にケース7内に円板状に形
成したSm−C0からなる磁石6を収納する。この場合
磁石6の端縁部に丸みを設けるとケース7との密着性を
向上させることができる。また磁石6とケース7との間
には接着剤を介在させて一体に接着する。次に上記のよ
うに形成した歯科用磁石体9を第1図に示す義歯床4を
形成すべき成形型内にケース7底面が根面板3と対向す
るように配設し、成形用レジンを注入固化するのである
。而してケース7の開放端縁に設けた突起8が前記成形
用レジン中に係止することによって、前記歯科用磁石体
9の義歯床4内への固着が確実になるのである。
本実施例においては、磁石およびケースの横断面形状を
円形に形成した例を示したが、角形その他の形状であっ
ても作用は同一であると共に、外形寸法および厚さ寸法
もまた自由に選定することができる。またケースを構成
する材料は歯科用の耐食性材料であればステンレス鋼に
限らず、Ni−Cr、Au−Ag−Pd等の他の非磁性
材料を使用することができる。なお透磁率の高い材料を
使用すると永久磁石の吸引力が低下するため不都合であ
るが、10%程度の低下であれば支障がないためこの限
りでは僅かに磁性を有する材料であっても使用可能であ
る。更に歯科用磁石体を構成する磁石は、3m−Go以
外にNd−Fe−B等の他の希土類磁石を使用できるこ
とは勿論である。
円形に形成した例を示したが、角形その他の形状であっ
ても作用は同一であると共に、外形寸法および厚さ寸法
もまた自由に選定することができる。またケースを構成
する材料は歯科用の耐食性材料であればステンレス鋼に
限らず、Ni−Cr、Au−Ag−Pd等の他の非磁性
材料を使用することができる。なお透磁率の高い材料を
使用すると永久磁石の吸引力が低下するため不都合であ
るが、10%程度の低下であれば支障がないためこの限
りでは僅かに磁性を有する材料であっても使用可能であ
る。更に歯科用磁石体を構成する磁石は、3m−Go以
外にNd−Fe−B等の他の希土類磁石を使用できるこ
とは勿論である。
本発明の歯科用磁石体は以上記述のような構成および作
用であるから、義歯床内への埋設固着性を向上すると共
に、耐食性および耐摩耗性を大幅に向上させ得るという
効果がある。
用であるから、義歯床内への埋設固着性を向上すると共
に、耐食性および耐摩耗性を大幅に向上させ得るという
効果がある。
第1図は本発明の対象である義歯の例を模式的に示す縦
断面図、第2図は本発明の実施例を示す拡大縦断面図で
ある。 3:根面板、6:磁石、7:ケース。 第 1 図 算 2 口 6cM、s 1
断面図、第2図は本発明の実施例を示す拡大縦断面図で
ある。 3:根面板、6:磁石、7:ケース。 第 1 図 算 2 口 6cM、s 1
Claims (6)
- (1)歯槽内に埋設した磁性材料からなる根面板と対向
するように義歯床内に埋設する板状に形成した希土類磁
石からなる歯科用磁石体において、前記希土類磁石を非
磁性金属材料からなるケース内に希土類磁石端面とケー
ス底面とを密着して収納し、ケース底面を前記根面板と
対向して配設すると共に、前記ケースを縦断面形状を略
U字形に形成すると共に、ケースの開放端縁に係止用の
突起を設けたことを特徴とする歯科用磁石体。 - (2)希土類磁石がSm−Co系である特許請求の範囲
第1項記載の歯科用磁石体。 - (3)希土類磁石がNd−Fe−B系である特許請求の
範囲第1項記載の歯科用磁石体。 - (4)ケース底部の厚さが0.1〜0.3mmである特
許請求の範囲第1項〜第3項何れかに記載の歯科用磁石
体。 - (5)係止用の突起がケース側面外形寸法より0.1m
m以上外方に突出している特許請求の範囲第1項〜第4
項何れかに記載の歯科用磁石体。 - (6)ケースを構成する材料がステンレス鋼である特許
請求の範囲第1項〜第5項何れかに記載の歯科用磁石体
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7327386A JPH0659288B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 歯科用磁石体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7327386A JPH0659288B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 歯科用磁石体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62231653A true JPS62231653A (ja) | 1987-10-12 |
JPH0659288B2 JPH0659288B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=13513383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7327386A Expired - Lifetime JPH0659288B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 歯科用磁石体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659288B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989011835A1 (en) * | 1988-06-01 | 1989-12-14 | Aichi Steel Works, Limited | Artificial tooth attachment |
US4997372A (en) * | 1989-10-27 | 1991-03-05 | Js & R Inc. | Magnetic dental retention appliance |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP7327386A patent/JPH0659288B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989011835A1 (en) * | 1988-06-01 | 1989-12-14 | Aichi Steel Works, Limited | Artificial tooth attachment |
US5013243A (en) * | 1988-06-01 | 1991-05-07 | Aichi Steel Works, Limited | Denture attachment |
US4997372A (en) * | 1989-10-27 | 1991-03-05 | Js & R Inc. | Magnetic dental retention appliance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0659288B2 (ja) | 1994-08-10 |
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