JPS62230588A - エレベ−タのバランスロ−プ装置 - Google Patents
エレベ−タのバランスロ−プ装置Info
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- JPS62230588A JPS62230588A JP7210186A JP7210186A JPS62230588A JP S62230588 A JPS62230588 A JP S62230588A JP 7210186 A JP7210186 A JP 7210186A JP 7210186 A JP7210186 A JP 7210186A JP S62230588 A JPS62230588 A JP S62230588A
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- Japan
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- car
- rope
- balance rope
- balance
- elevator
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は巻上式エレベータの巻上O−プ(主ローブ)
のアンバランス重aを補正するバランスロープWAeに
関する。
のアンバランス重aを補正するバランスロープWAeに
関する。
(従来の技術)
一般に第3図に示すような巻上式エレベータでは、昇降
路上部の機械交の巻上機シーブ1とそらせシーブ3に巻
上ロー13を巻掛けて垂下し、その巻上ロープ3の一端
に乗りかご4を他端につり合いおもり5を吊持して、巻
上機シーブ1の回転駆動により巻上ロープ3を介してつ
るべ式にかご4とつり合いおもり5とを昇降路内にそれ
ぞれのガイドレール6(つり合いおもり用ガイドレール
は図示省略)に沿って相対的に昇降させるようになって
いる。
路上部の機械交の巻上機シーブ1とそらせシーブ3に巻
上ロー13を巻掛けて垂下し、その巻上ロープ3の一端
に乗りかご4を他端につり合いおもり5を吊持して、巻
上機シーブ1の回転駆動により巻上ロープ3を介してつ
るべ式にかご4とつり合いおもり5とを昇降路内にそれ
ぞれのガイドレール6(つり合いおもり用ガイドレール
は図示省略)に沿って相対的に昇降させるようになって
いる。
ここで、乗りかご4の昇降により巻上ロープ3の重jは
、巻上機シーブ1から見て乗りかご4側に多く負荷され
たり、逆につり合いおもり561に多く負荷されたりす
るようになる。このために巻上機シーブ1が必要とする
トルクはエレベータの昇降行程が増すと増大する。こう
したことから、一端を乗りかご4の下部梁7から突出し
た取付板8に他端をつり合いおもり5に連結してU字状
に垂れ下げるようにしてバランスロープ9を設けると共
に、そのバランスロープ9の下部を巻掛けるバランスロ
ープ張り車10を設けて、乗りかご4の昇降に伴う巻上
ロープ3のアンバランス1ifllを補正して、巻上シ
ーブ1のトルクの低減を図るようになしている。また一
般には巻上機や制御装置等を納める昇降路上部の機械室
と乗りかご4との間に信号伝送用のテールコード11を
設ける必要があるので、このテールコード11の重lを
も加味してバランスロー19による巻上ロープ3のアン
バランス重量の補正を行うようにしている。
、巻上機シーブ1から見て乗りかご4側に多く負荷され
たり、逆につり合いおもり561に多く負荷されたりす
るようになる。このために巻上機シーブ1が必要とする
トルクはエレベータの昇降行程が増すと増大する。こう
したことから、一端を乗りかご4の下部梁7から突出し
た取付板8に他端をつり合いおもり5に連結してU字状
に垂れ下げるようにしてバランスロープ9を設けると共
に、そのバランスロープ9の下部を巻掛けるバランスロ
ープ張り車10を設けて、乗りかご4の昇降に伴う巻上
ロープ3のアンバランス1ifllを補正して、巻上シ
ーブ1のトルクの低減を図るようになしている。また一
般には巻上機や制御装置等を納める昇降路上部の機械室
と乗りかご4との間に信号伝送用のテールコード11を
設ける必要があるので、このテールコード11の重lを
も加味してバランスロー19による巻上ロープ3のアン
バランス重量の補正を行うようにしている。
そうした巻上ロー13等によりアンバランス重量を少な
くするために、バランスロープ9の単位当りの重量は一
般に下記の値に近い値となるように設定される。
くするために、バランスロープ9の単位当りの重量は一
般に下記の値に近い値となるように設定される。
WaへWv−+Wt・・・・・・・・・(1)なおその
WMはき上ローブ3の1m当りの重量(本数分)で、W
tはテールコード11の1m当りの重量(本数)で、W
aはバランスロープ9の1m当りのl1ffi(本数)
である。
WMはき上ローブ3の1m当りの重量(本数分)で、W
tはテールコード11の1m当りの重量(本数)で、W
aはバランスロープ9の1m当りのl1ffi(本数)
である。
また一方、一般に昇降行程の大きいエレベータでは、高
速で走行するために乗りかご4をガイドレール6に対し
てばね支持したガイドローラ(図示せず)により案内さ
せている。この状態で乗りかご4の昇降に伴いバランス
0−79とテールコード11の重量による該乗りかご4
に与えるモーメントが変化すると、前記ガイドローラの
支持ばねが撓んで乗りかご4がガイドレール6に対して
揺動して非常に乗り心地が悪くなることがある。
速で走行するために乗りかご4をガイドレール6に対し
てばね支持したガイドローラ(図示せず)により案内さ
せている。この状態で乗りかご4の昇降に伴いバランス
0−79とテールコード11の重量による該乗りかご4
に与えるモーメントが変化すると、前記ガイドローラの
支持ばねが撓んで乗りかご4がガイドレール6に対して
揺動して非常に乗り心地が悪くなることがある。
その乗りかご4の最上階と最下階間でのバランス0−7
9とテールコード11の重lによる該乗りかご4に対す
るモーメントの変化分をMとすると、M −(−)Wr
X j2t −We X go ) X L−(2)
但し、irはガイドレール6からテールコード11まで
の距離で、J2aはガイドレール6からバランスロープ
9までの距離であり、Lは昇降行程(最下階から最上階
までの間の距離)である。このモーメントの変化分Mを
できるだけ小さくすることが高速エレベータの乗り心地
を良くするために重要となる。
9とテールコード11の重lによる該乗りかご4に対す
るモーメントの変化分をMとすると、M −(−)Wr
X j2t −We X go ) X L−(2)
但し、irはガイドレール6からテールコード11まで
の距離で、J2aはガイドレール6からバランスロープ
9までの距離であり、Lは昇降行程(最下階から最上階
までの間の距離)である。このモーメントの変化分Mを
できるだけ小さくすることが高速エレベータの乗り心地
を良くするために重要となる。
ところで、最近の光伝送等の発達により、テールコード
11の本数(重IWT)は著しく小さくなって来ており
、この為に前記(1)式からバランスロープ9の単位当
りのffi It W aを重くする傾向にある。こう
した場合に前記[2)式によるMの値を小さくするため
にはJ2Tを大きくして28を小さくする必要がある。
11の本数(重IWT)は著しく小さくなって来ており
、この為に前記(1)式からバランスロープ9の単位当
りのffi It W aを重くする傾向にある。こう
した場合に前記[2)式によるMの値を小さくするため
にはJ2Tを大きくして28を小さくする必要がある。
しかしながらλ8を小さくするためには、バランスロー
プ張り車10の直径を大きくする等の必要が生じ、昇降
路下部のビットを深くすることなどレイアウト的に厳し
く不経済となる問題がある。
プ張り車10の直径を大きくする等の必要が生じ、昇降
路下部のビットを深くすることなどレイアウト的に厳し
く不経済となる問題がある。
そこでその対策として、すでに第4図に示す如くバラン
スロープ9の一端側を斜めにして乗りかご4下部に連結
する提案がなされているが1.この方法では乗りかご4
が最下階付近に停止した時にバランスロープ9の水平方
向分力が該乗りかご4に大きく作用して、その乗りかご
4を水平方向に引張ってガイドローラ6に異常な力が掛
ってしまう問題があった。
スロープ9の一端側を斜めにして乗りかご4下部に連結
する提案がなされているが1.この方法では乗りかご4
が最下階付近に停止した時にバランスロープ9の水平方
向分力が該乗りかご4に大きく作用して、その乗りかご
4を水平方向に引張ってガイドローラ6に異常な力が掛
ってしまう問題があった。
そこで、本発明では、乗りかごの昇降に伴う巻上ローブ
のアンバランス1急の補正がバランスロープによりでき
ることは勿論のこと、バランスロープ張り車の径を太き
(することなく、その数水平方向分力が大きく作用する
等の問題も無く、バランスロープ等の重量による乗りか
ごに与えるモーメントの変化分を小さくできて、乗り心
地の良い巻上式エレベータが得られるバランスロープ装
置を提供することを目的とする。
のアンバランス1急の補正がバランスロープによりでき
ることは勿論のこと、バランスロープ張り車の径を太き
(することなく、その数水平方向分力が大きく作用する
等の問題も無く、バランスロープ等の重量による乗りか
ごに与えるモーメントの変化分を小さくできて、乗り心
地の良い巻上式エレベータが得られるバランスロープ装
置を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段)
本発明のエレベJりのバランスロープ装置は、上記目的
を達成すべく、巻上式エレベータの乗りかごの昇降に伴
う巻上ロープのアンバランスallを、一端を乗りかご
下部に他端をつり合いおもり連結してU字状に垂れ下げ
たバランスロープにより補正するようにしたエレベータ
のバランスロープ装置において、前記乗りかご下部への
バランスロープ一端の連結部に、乗りかごからのバラン
スロープの垂下位置を該乗りかごが上昇するとガイドロ
ーラ側に接近させ逆に下降するとガイドレールからll
li間させる方向に変動せしめるローブ垂下位置可変機
構を設けて構成したことを特徴とする。
を達成すべく、巻上式エレベータの乗りかごの昇降に伴
う巻上ロープのアンバランスallを、一端を乗りかご
下部に他端をつり合いおもり連結してU字状に垂れ下げ
たバランスロープにより補正するようにしたエレベータ
のバランスロープ装置において、前記乗りかご下部への
バランスロープ一端の連結部に、乗りかごからのバラン
スロープの垂下位置を該乗りかごが上昇するとガイドロ
ーラ側に接近させ逆に下降するとガイドレールからll
li間させる方向に変動せしめるローブ垂下位置可変機
構を設けて構成したことを特徴とする。
(作用)
上記構成により、乗りかごの昇降に伴う巻上ロープのア
ンバランス重量の補正がバランスロープによりできる。
ンバランス重量の補正がバランスロープによりできる。
また乗りかご下部へのバランスロープ一端の連結部に設
けたロープ垂下位置可変機構により、乗りかごからのバ
ランスロープの垂下位置が該乗りかごが上昇するとガイ
ドローラ側に接近し、逆に下降するとガイドレールから
離間する方向に変動せしめられるので、バランスロープ
等の重量による乗りかごに与えるモーメントの変化分が
小さくなる。これにて従来のようにバランスロープ張り
車の径を大きくすることなく、その他水平方向分力が大
きく作用する等の問題も無く、乗り心地の良い巻上式エ
レベータが得られるようになる。
けたロープ垂下位置可変機構により、乗りかごからのバ
ランスロープの垂下位置が該乗りかごが上昇するとガイ
ドローラ側に接近し、逆に下降するとガイドレールから
離間する方向に変動せしめられるので、バランスロープ
等の重量による乗りかごに与えるモーメントの変化分が
小さくなる。これにて従来のようにバランスロープ張り
車の径を大きくすることなく、その他水平方向分力が大
きく作用する等の問題も無く、乗り心地の良い巻上式エ
レベータが得られるようになる。
(実施例)
以下この発明の一実施例を第1図により説明する。なお
回申前記第3図及び第4図のものと同一構成をなすもの
には同一符号を付して説明の簡略化を図ることにする。
回申前記第3図及び第4図のものと同一構成をなすもの
には同一符号を付して説明の簡略化を図ることにする。
ここで、乗りかご4の下部のバランスロープ一端連結部
である取付板8上のガイドレール6寄り開位置にローブ
連結受け12が立設され、これにバランスロー19の一
端が連結されていると共に、同じく前記取付板8上にロ
ーブ垂下位置可変機構13が設けられている。このO−
プ垂下位置可変機構13は、該取付板8上に適宜の案内
(図示せす)を介してガイドレール6に対する接離方向
に水平に往復摺動可能に設けられた移動台座14と、こ
の移動台座14に回転自在に軸支されて前記バランスロ
ープ9の一端寄り部が巻掛けられる滑車15と、該その
滑車15を移動台座14ごと常時バランスロープ重」に
抗してガイドレール6から離間させる方向に付勢する伸
縮可能なコイルスプリング等のばね16とで構成されて
いる。
である取付板8上のガイドレール6寄り開位置にローブ
連結受け12が立設され、これにバランスロー19の一
端が連結されていると共に、同じく前記取付板8上にロ
ーブ垂下位置可変機構13が設けられている。このO−
プ垂下位置可変機構13は、該取付板8上に適宜の案内
(図示せす)を介してガイドレール6に対する接離方向
に水平に往復摺動可能に設けられた移動台座14と、こ
の移動台座14に回転自在に軸支されて前記バランスロ
ープ9の一端寄り部が巻掛けられる滑車15と、該その
滑車15を移動台座14ごと常時バランスロープ重」に
抗してガイドレール6から離間させる方向に付勢する伸
縮可能なコイルスプリング等のばね16とで構成されて
いる。
而して、上述した構成のエレベータのバランスロープ装
置であれば、乗りかご4上部のロープ垂下位置可変機f
f113の滑車15に、これに巻掛けられたバランスロ
ープ9の一端側垂下部1ft!(バランスロープ9の乗
りかご4からバランスロープ張り車10真下までに亘る
部分の11と該バランスロープ張り車10の半分のfi
ffiが加わり、その11量負荷を移動台座14を介し
てばね16が受けるようになる。ここでエレベータ運転
により乗りかご4が上昇すると、前記バランスロープ9
の一端側垂下部が長くなって重量が増すので、ばね16
が受ける重量負荷が大きくなり、この為にそのばね16
が縮んで移動台座14が滑車15と共に第1図想像線に
示す如くガイドレール6側に接近する方向に摺動する。
置であれば、乗りかご4上部のロープ垂下位置可変機f
f113の滑車15に、これに巻掛けられたバランスロ
ープ9の一端側垂下部1ft!(バランスロープ9の乗
りかご4からバランスロープ張り車10真下までに亘る
部分の11と該バランスロープ張り車10の半分のfi
ffiが加わり、その11量負荷を移動台座14を介し
てばね16が受けるようになる。ここでエレベータ運転
により乗りかご4が上昇すると、前記バランスロープ9
の一端側垂下部が長くなって重量が増すので、ばね16
が受ける重量負荷が大きくなり、この為にそのばね16
が縮んで移動台座14が滑車15と共に第1図想像線に
示す如くガイドレール6側に接近する方向に摺動する。
また逆に乗りかご4が下降すると、前記バランスロープ
9の一端側垂下部が短くなって重量が減るので、ばね1
6が受ける重量負荷が小さくなり、この為にそのばね1
6が自己弾性力により伸びて移動台!14を滑車15と
共に第1図実線に示す如くガイドレール6側から離間す
る方向に摺動させる。こうした作用によりバランス0−
79の乗りかご4からの垂下位置(ガイドレール6から
の距離)は、乗りかご4が最上階付近に上界すると28
1と小さくなり、乗りかご4が最下階付近に下降すると
Q82と大きくなる。これで乗りかご4の昇降に伴うバ
ランスロープ9のIllによる該乗りかご4に与えるモ
−メントの変化分Mが非常に少なくなる。この際に前記
ばね16のばね定数を適当に選定しておくことで、乗り
かご4の走行に伴う移動台座14の移動によるバランス
ロープ垂下位置を任意に変動でき、例えば乗りかご4の
最上階位置でのバランスロー、ブ9の一端側垂下部の重
量がWe !、乗りかご4の最下階位置でのバランスロ
ープ9の一端側垂下部の重量がWB2である場合に1 、We t Xga !−Wa 2 Xj2a 2−・
”(31どなるようにばね定数を定めれば、前記乗りか
ご4に与えるモーメントの変化分Mを零にできるように
なる。
9の一端側垂下部が短くなって重量が減るので、ばね1
6が受ける重量負荷が小さくなり、この為にそのばね1
6が自己弾性力により伸びて移動台!14を滑車15と
共に第1図実線に示す如くガイドレール6側から離間す
る方向に摺動させる。こうした作用によりバランス0−
79の乗りかご4からの垂下位置(ガイドレール6から
の距離)は、乗りかご4が最上階付近に上界すると28
1と小さくなり、乗りかご4が最下階付近に下降すると
Q82と大きくなる。これで乗りかご4の昇降に伴うバ
ランスロープ9のIllによる該乗りかご4に与えるモ
−メントの変化分Mが非常に少なくなる。この際に前記
ばね16のばね定数を適当に選定しておくことで、乗り
かご4の走行に伴う移動台座14の移動によるバランス
ロープ垂下位置を任意に変動でき、例えば乗りかご4の
最上階位置でのバランスロー、ブ9の一端側垂下部の重
量がWe !、乗りかご4の最下階位置でのバランスロ
ープ9の一端側垂下部の重量がWB2である場合に1 、We t Xga !−Wa 2 Xj2a 2−・
”(31どなるようにばね定数を定めれば、前記乗りか
ご4に与えるモーメントの変化分Mを零にできるように
なる。
次に、この発明の他の実施例を第2図により説明する。
ここでは乗りかご4下部の下部のバランスロープ一端連
結部である取付板8に回動アーム式のローブ垂下位置可
変機構23を設けた例で、そのロープ垂下位置可変機構
23は、該取付板8のガイドレール側寄り位置に軸24
を介して基端部を枢着することで回動アーム25を回動
可能に垂設し、この回動アーム25の先端にバランスロ
ープ9の一端を連結支持させると共に、この回動アーム
25を常時バランスロープ重量に抗して反ガイドレール
側に向けて引き上げ回動する方向に付勢する伸縮可能な
コイルスプリング等のばね26を設けた構成である。こ
れでも前記実施例同様の作用効果が得られるようになる
。
結部である取付板8に回動アーム式のローブ垂下位置可
変機構23を設けた例で、そのロープ垂下位置可変機構
23は、該取付板8のガイドレール側寄り位置に軸24
を介して基端部を枢着することで回動アーム25を回動
可能に垂設し、この回動アーム25の先端にバランスロ
ープ9の一端を連結支持させると共に、この回動アーム
25を常時バランスロープ重量に抗して反ガイドレール
側に向けて引き上げ回動する方向に付勢する伸縮可能な
コイルスプリング等のばね26を設けた構成である。こ
れでも前記実施例同様の作用効果が得られるようになる
。
(発明の効果〕
この発明は上述した如くなしかたから、乗りかごの昇降
に伴う巻上a−プのアンバランス重量の補正がバランス
ロープによりできることは勿論こと、乗りかご下部への
バランスロープ一端の連結部に設けたローブ垂下位置可
変機構により、乗りかごからのバランスロープの垂下位
置を該乗りかごが上昇するとガイドローラ側に接近し、
逆に下降するとガイドレールから離間する方向に変動せ
しめ得るので、バランスロープ等の重量による乗りかご
に与えるモーメントの変化分を確実に小さくできて、従
来のようにバランスロープ張り車の径を大きくすること
な(、その他水平方向分力が大きく作用する等の問題も
無く、乗り心地の良い巻上式エレベータが得られる非常
に効果的なエレベータのバランスロープ装置となる。
に伴う巻上a−プのアンバランス重量の補正がバランス
ロープによりできることは勿論こと、乗りかご下部への
バランスロープ一端の連結部に設けたローブ垂下位置可
変機構により、乗りかごからのバランスロープの垂下位
置を該乗りかごが上昇するとガイドローラ側に接近し、
逆に下降するとガイドレールから離間する方向に変動せ
しめ得るので、バランスロープ等の重量による乗りかご
に与えるモーメントの変化分を確実に小さくできて、従
来のようにバランスロープ張り車の径を大きくすること
な(、その他水平方向分力が大きく作用する等の問題も
無く、乗り心地の良い巻上式エレベータが得られる非常
に効果的なエレベータのバランスロープ装置となる。
第7図はこの発明の一実施例を示す概略的構成図、第2
図はこの発明の他の実施例を示す概略的構成図、第3図
は従来例を示す概略的構成図、第4図は更に異なる従来
例を示す概略的構成図である。 1・・・巻上機シーブ、2・・・そらせシーブ、3・・
・巻上ロープ、4・・・乗りかご、5・・・つり合いお
もり、6・・・ガイドレール、8・・・取付板、9・・
・バランスロープ、10・・・バランスロープ張り車、
11・・・テールコード、12・・・ロープ連結部、1
3.23・・・ローブ垂下位置可変機構、14・・・移
動台座、15・・・滑車、16・・・ばね、24・、・
・軸、25・・・回動アーム、26・・・ばね。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図
図はこの発明の他の実施例を示す概略的構成図、第3図
は従来例を示す概略的構成図、第4図は更に異なる従来
例を示す概略的構成図である。 1・・・巻上機シーブ、2・・・そらせシーブ、3・・
・巻上ロープ、4・・・乗りかご、5・・・つり合いお
もり、6・・・ガイドレール、8・・・取付板、9・・
・バランスロープ、10・・・バランスロープ張り車、
11・・・テールコード、12・・・ロープ連結部、1
3.23・・・ローブ垂下位置可変機構、14・・・移
動台座、15・・・滑車、16・・・ばね、24・、・
・軸、25・・・回動アーム、26・・・ばね。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図
Claims (3)
- (1)巻上式エレベータの乗りかごの昇降に伴う巻上ロ
ープのアンバランス重量を、一端を乗りかご下部に他端
をつり合いおもり連結してU字状に垂れ下げたバランス
ロープにより補正するようにしたエレベータのバランス
ロープ装置において、前記乗りかご下部へのバランスロ
ープ一端の連結部に、乗りかごからのバランスロープの
垂下位置を該乗りかごが上昇するとガイドローラ側に接
近させ逆に下降するとガイドレールから離間させる方向
に変動せしめるロープ垂下位置可変機構を設けて構成し
たことを特徴とするエレベータのバランスロープ装置。 - (2)ロープ垂下位置可変機構は、乗りかご下部の取付
板に対して往復摺動可能に設けられた移動台座と、この
移動台座に回転自在に軸支されてバランスロープの一端
寄り部が巻掛けられる滑車と、該移動台座を常時バラン
スロープ重量に抗してガイドレールから離間させる方向
に付勢するばねとからなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のエレベータのバランスロープ装置。 - (3)ロープ垂下位置可変機構は、乗りかご下部の取付
板に対して回動可能に垂設されて先端でバランスロープ
の一端を支持する回動アームと、この回動アームを常時
バランスロープ重量に抗して引き上げ回動する方向に付
勢するばねとからなることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のエレベータのバランスロープ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7210186A JPS62230588A (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 | エレベ−タのバランスロ−プ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7210186A JPS62230588A (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 | エレベ−タのバランスロ−プ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62230588A true JPS62230588A (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=13479677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7210186A Pending JPS62230588A (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 | エレベ−タのバランスロ−プ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62230588A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0326681A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-05 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ乗かごのケーブル吊手装置 |
EP1612177A1 (en) * | 2004-05-28 | 2006-01-04 | Inventio Ag | Self-centering device for compensation ropes or chains of an elevator |
WO2016157535A1 (ja) * | 2015-04-03 | 2016-10-06 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
-
1986
- 1986-03-29 JP JP7210186A patent/JPS62230588A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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