JPS6223010Y2 - - Google Patents

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JPS6223010Y2
JPS6223010Y2 JP7232281U JP7232281U JPS6223010Y2 JP S6223010 Y2 JPS6223010 Y2 JP S6223010Y2 JP 7232281 U JP7232281 U JP 7232281U JP 7232281 U JP7232281 U JP 7232281U JP S6223010 Y2 JPS6223010 Y2 JP S6223010Y2
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JP
Japan
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valve
flow rate
flow
diaphragm
detour
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JP7232281U
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JPS57183642U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本願考案はソーラシステム、冷暖房システムお
よび給湯システムに組み込まれ小流量でも流量を
検知することができる流水スイツチに関する。
従来、近接スイツチを設けた流水スイツチのバ
ルブ等は設定流量が流れることによつて近接スイ
ツチが作動しONあるいはOFFの信号を発するも
のであり、例えば設定流量以下になれば圧力低下
の為近接スイツチは停止してしまい、逆に設定流
量以上になれば圧力上昇となつて近接スイツチは
停止することなく作動し続けるというものであつ
た。即ち、この種の流水スイツチでは、近接スイ
ツチの感知流量は一定値に設定されている為感知
流量以下あるいは以上の流量が流れ続けると、こ
の種の流水スイツチではほとんど用をなさなくな
り、また、個々に大流量あるいは小流量が設定さ
れる配管設置に際しては、その設定流量に応じた
流水スイツチが必要とされ、また常に流入量の増
減による近接スイツチの作動の不安定性を増大さ
せていた。
この種の流水スイツチの改良例としては、実開
昭52−46265号のフロースイツチが提案されてい
る。このフロースイツチは、流入口と流出口を有
し、フロー応動要素とするダイヤフラムを内装し
た本体を構成し、このダイヤフラムの動きに応動
するスイツチを設け、前記流入口と流出口の間に
側路を設け、この側路に前記流入口と流出口の差
圧が一定値以上になつたときに開く弁を設けてな
るものであり、小流量でも感度がよく、大流量で
も圧力損失の少ないことを特徴とする。ところ
が、主流路にダイヤフラムを配するため、主流路
の流れを害さないようにするには、ダイヤフラム
に透孔を明けなければならなかつた。又、透孔
と、本体に設けられた突起との間の隙間により差
圧を生じさせ、これによりダイヤフラムを作動さ
せるものであり、設定流量を調整し得ないという
上記の問題は解決されていなかつた。さらに、透
孔の明けられたダイヤフラムは、自重により本体
側に近接し、本体の突起がダイヤフラムの透孔内
に入るようになつているため、常に水平にフロー
スイツチを配置しなければならないという問題も
有していた。
そこで、本考案は、主流路の流体によりスイツ
チを作動させるという従来の基本思想を転換する
ことにより従来の問題を解決するものであり、バ
ルブに近接スイツチを装着してなる流水スイツチ
において該バルブが、流入口Aと流出口Bとを導
通させて主流路を形成する大径の流通孔2と、流
通孔2に配され流体の流量を受けて開く弁3と、
ダイヤフラム7により2室8a,8bに仕切られ
た腔室8aとを備え、一方の腔室8aを上記の弁
3より流入口A側の主流路に導通させると共に、
この一方の腔室8aを、上記の弁3より流出口B
側の主流路に小径の迂回路15,15′を介して
導通させ、この迂回路15,15′の中途位置に
その径の絞りを調整し得る絞り手段16を配し、
この絞り手段16より主流路側の迂回路15′と
上記腔室中の他方の腔室8bとをバイパス路17
により導通させることにより、上記流入側Aの圧
力と絞り手段16を経た圧力の差圧をダイヤフラ
ム7に感知させて近接スイツチを作動させること
を特徴とする流水スイツチを提供するものであ
る。
以下、一実施例を挙げ図面に基づいて説明す
る。
先ず、第1図は流水スイツチの本体斜視図であ
り、1はバルブ本体にして、流入口Aと流出口B
を設けてなり、第2図に示される如く長手方向に
大径を有する流通孔2にて導通している。そして
流量を受ける径路として、該流通孔2の中央部適
宜位置には流れ方向に垂直に弁3が嵌入されてお
り、該弁3は流出口B側に固設されているスプリ
ング受座4に一端を係着した圧縮スプリング5を
装着しており、該圧縮スプリング5によつて上記
弁3は流通孔2に設けられた係止段部2aに押圧
付勢されている。
一方、差圧を受ける経路として上記係止段部2
aと流入口Aの間の適宜位置には上方に流体を導
入せしめる穴6が穿設されており、該穴6はダイ
ヤフラム7とバルブ本体1にて形設される下部腔
室8aに導通しており、さらにダイヤフラム7の
上方には該ダイヤフラム7と本体上蓋9とによつ
て形設される上部腔室8bを有している。即ち、
該ダイヤフラム7はバルブ本体1と本体上蓋9と
で形成された腔室を上部腔室8bと下部腔室8a
とに仕切る様に取設されており、同時にボルト1
1aを介してダイヤフラム・ワン11,11によ
り上下面から保持されている。尚、上部腔室8b
内においては、上端を本体上蓋9に係着した圧縮
スプリング10が設けられており、該圧縮スプリ
ング10の下端は上部腔室8b側にマグネツト1
2を取設した上記ダイヤフラム・ワン11に係合
装着している。次に、第3図に示されるように、
下部腔室8aからは流出口B側に導通する迂回路
15,15′が穿設されており、該迂回路15,
15′の中途位置には外部から適宜迂回路15の
径の紋りを調節できる開閉スピンドル16が挿入
されていると共に、上記開閉スピンドル16から
流出口B側までの迂回路15′は該開閉スピンド
ル16の近傍に設置されたバイパス管17を介し
て前記上部腔室8bに連通している。
そして、前記上部腔室8b内を上下方向に作動
するマグネツト12に連動する様本体上蓋9の上
面には取付板14を介して近接スイツチ13が設
置されている。
次に上記の如くなる本願考案の流水スイツチの
作動状態を説明する。先ず、第2図、第4図を見
れば、比較的小流量の流体(図中:矢印)が流入
口A側に入つてくると、圧縮スプリング5によつ
て係止段部2aに弁3が押圧されている為、流体
は差圧を受ける経路に向い穴6を通つて下部腔室
8aに導入される。この時流体の圧力P1はダイヤ
フラム7を上方へ加圧しながら第3図および第5
図に示される下部腔室8aから迂回路15に流入
するが、該迂回路15は予め設定流量だけを流す
様開閉スピンドル16によつて径が絞り込まれて
調節されている為、迂回路15′に流出してきた
流体は圧力P2に変化しており、同時に該開閉スピ
ンドル16の近傍に設置されてあるバイパス管1
7を通つて上部腔室8bに該圧力P2は導入されて
ゆき、ダイヤフラム7を下方へ加圧することにな
る。即ち、このダイヤフラム7を挾んで生じたP1
とP2の差圧はダイヤフラム7の上下動作を変化さ
せるものでありよつて上記設定流量でダイヤフラ
ム7に取設されているマグネツト12が上下動
し、本体上蓋9に設置されてある近接スイツチ1
3をON、OFFに作動させることになる。
次に、上記設定流量以上の比較的大きな流量が
流入口A側に入つてくると、弁3にかかる印加圧
が増加し、該弁3は圧縮スプリング5に抗して流
れ方向に摺動し始め、流通孔2を開放の状態にす
る。従つて設定流量分以外の流量は流量を受ける
経路即ち大径の流通孔2を通つて流出口Bに流出
してしまい、残りの設定流量分は流通変化を生じ
ることなく差圧を受ける経路に向う。つまり本願
考案における流水スイツチにおいては、迂回路1
5′および迂回路15で生じた差圧を取つて近接
スイツチ13を作動させる為、小流量での設定を
行うことができ、流通孔2の径が迂回路15の絞
りに比べて非常に大きく形設されているので流量
圧損の心配がなく任意に設定流量以上の大流量を
流すことができる。さらに、迂回路15における
開閉スピンドル16の絞りを徐々に拡げてゆくと
迂回路15,15′を通過する流量を増加させる
ことができ、P1,P2の差圧による近接スイツチの
作動に支障を与えることなく設定流量自体を増加
させることが可能となる。
斯くしてなる本願考案における流水スイツチは
小流量での設定流量に近接スイツチが作動し得る
様配管設置することができ、さらに大流量から小
流量の間に任意に設定流量を決めることができ
る。しかも、この流水スイツチのダイヤフラム
は、差圧のみで動くため、流水スイツチをどの方
向に向けて取り付けても正確に作動するものであ
り、実際上の効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案における流水スイツチの斜視
図、第2図は第1図,′線における略断面
図、第3図は第1図,′線における迂回路1
5,15′およびバイパス管17の拡大略断面
図、第4図は第2図における流入圧原理説明図、
第5図は第3図における流入圧原理説明図であ
る。 図面の符号:1……バルブ本体、2……流通
孔、2a……係止段部、3……弁、4……スプリ
ング受座、5,10……圧縮スプリング、6……
穴、7……ダイヤフラム、8a……下部腔室、8
b……上部腔室、9……本体上蓋、11……ダイ
ヤフラム・ワン、11a……ボルト、12……マ
グネツト、13……近接スイツチ、14……取付
板、15,15′……迂回路、16……開閉スピ
ンドル、17……バイパス管、A……流入口、B
……流出口、P……圧力。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バルブに近接スイツチを装着してなる流水スイ
    ツチにおいて 該バルブが、流入口Aと流出口Bとを導通させ
    て主流路を形成する大径の流通孔2と、流通孔2
    に配され流体の流量を受けて開く弁3と、ダイヤ
    フラム7により2室8a,8bに仕切られた腔室
    8aとを備え、 一方の腔室8aを上記の弁3より流入口A側の
    主流路に導通させると共に、この一方の腔室8a
    を、上記の弁3より流出口B側の主流路に小径の
    迂回路15,15′を介して導通させ、 この迂回路15,15′の中途位置にその径の
    絞りを調整し得る絞り手段16を配し、 この絞り手段16より主流路側の迂回路15′
    と上記腔室中の他方の腔室8bとをバイパス路1
    7により導通させることにより、 上記流入側Aの圧力と絞り手段16を経た圧力
    の差圧をダイヤフラム7に感知させて近接スイツ
    チを作動させることを特徴とする流水スイツチ。
JP7232281U 1981-05-19 1981-05-19 Expired JPS6223010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7232281U JPS6223010Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

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JP7232281U JPS6223010Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

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Publication Number Publication Date
JPS57183642U JPS57183642U (ja) 1982-11-20
JPS6223010Y2 true JPS6223010Y2 (ja) 1987-06-11

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ID=29868109

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JP7232281U Expired JPS6223010Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

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