JPH0454496Y2 - - Google Patents

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JPH0454496Y2
JPH0454496Y2 JP1985191376U JP19137685U JPH0454496Y2 JP H0454496 Y2 JPH0454496 Y2 JP H0454496Y2 JP 1985191376 U JP1985191376 U JP 1985191376U JP 19137685 U JP19137685 U JP 19137685U JP H0454496 Y2 JPH0454496 Y2 JP H0454496Y2
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JP
Japan
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valve
piston
valve port
pressure
space
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JP1985191376U
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JPS62100514U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 1 産業上の利用分野 本考案は蒸気や圧縮空気等の配管に取付けて二
次側の流体圧力を一定の設定圧力に保つパイロツ
ト作動形減圧弁の弁口とピストンの間の空間、即
ち弁口室に関する。
2 従来の技術 従来は特公昭46−38466に示す様に、弁口室の
空間の広がりで出口まで連続している。即ち、流
路の通過面積は弁口の面積より相当大きく設計さ
れている。
3 本考案が解決しようとする問題点 弁口から流入してきた高速流体が弁口室を通過
する際、第3図に示す様に支柱61の右側空間B
の方が左側Aより高速で流れる為、両者の圧力関
係は空間Aが空間Bより高くなりピストンは時計
方向に傾斜する。
又、流体の直接の影響によりピストンの支柱6
1が流され、ピストンが反時計方向に傾く。
以上、2つの要因によりピストンが左右に傾斜
し、シリンダーにひつかかることによつて、円滑
な摺動運動をせず、安定した二次圧を得られな
い。
4 問題点を解決する為の技術的手段 上記問題点を解決するために講じた本考案の技
術的手段は、弁ケーシングで入口と弁口と出口を
形成し、弁口に対向して主弁体を配置し、該主弁
体がピストンと協働して弁口を開閉せしめるよう
にしたものにおいて、弁口上部空間と出口側空間
とを仕切る壁部材を設け、該壁部材に総面積が上
記弁口面積と同等になるような連通孔を1カ所又
は複数個形成したものである。
5 作用 弁口上部空間に出口側空間と仕切る壁部材を設
けたことにより、弁口から流下してきた流体は上
記壁部材で仕切られた空間に流下する。壁部材と
出口側は、弁口面積と同等な連通孔により連通さ
れているために、流入してきた流体は壁部材で仕
切られた空間内に一旦溜る。空間内に一旦溜るこ
とによりこの空間内の全体でほぼ圧力状態が等し
い均圧状態になるために、ピストンは傾くことな
く、直立の状態を保つ。この空間内に一旦溜つた
流体は、弁口と同等面積の連通孔から出口へ流出
する。
6 効果 ピストンが傾斜せずシリンダーと摺動するので
僅かな圧力変動にもピストンが正確に反応し安定
した二次圧が得られる。
又上記効果により締切昇圧が非常に良くなる。
即ち、主弁が閉弁しようと上昇する時、ピストン
がシリンダーにひつかかることなく上昇するので
主弁が弁座面と完全接触が可能となる。
7 実施例 本考案の具体的手段を示す実施例を説明する。
実施例:1(第1図参照) 本体1に入口2と出口3を同軸上に形成し、弁
口4を通して両者を連通する。ピストン5をシリ
ンダー6内に摺動自在に配置し、支柱7を弁口4
内で主弁8の突起部9に当接せしめる。
ピストン5は周壁に溝を形成してピストンリン
グ10,11を嵌め込む。下面にオリフイス12
を開け、中央下方に円柱状の支柱7を設ける。
弁口室上方空間、即ち、弁口室40の出口側部
に通過面積が弁口面積と同等になる様に、シリン
ダー下部本体内壁から下方へ突起部13を形成す
る。
主弁8は円盤状で上面には環状の弁座面を設け
て弁口に当接し、下面には主弁軸16を形成す
る。
ピストン5の上面の圧力をパイロツト弁17で
制御する。パイロツト弁17は入口2とピストン
5の上部空間、即ちピストン室を連通する一次圧
通路18に配置し、圧力設定ばね19で弾性的に
付勢したダイヤフラム20で操作する。ダイヤフ
ラム20はその外周縁をフランジ21,22で挟
んで取付け、上面には圧力設定ばね19の下端が
ダイヤフラム押え23を介して接し、下面にはパ
イロツト弁17の上端が接する。ダイヤフラムの
上方空間は通路24を通して外気へ連通し、下方
空間は通路25を通して出口3に連通する。圧力
設定ばね19は調節ねじ26で付勢する。調節ね
じ26を左右に回すと圧力設定ばね19とダイヤ
フラム20を押し下げる弾性力が変る。この圧力
設定ばね19の弾性力を基準値としてダイヤフラ
ム20はその下面に作用する二次側圧力に応じて
湾曲しパイロツト弁17を開閉せしめる。
この結果、一次側流体圧力がピストンに導入さ
れ、ピストン5が駆動して主弁8が変位せしめら
れ、入口2の流体が弁口4を通つて出口3に流れ
る。そして、二次側流体圧力が低下すると弁口4
が開き、二次圧力が上昇すると閉じる様に自動的
に作動する。
弁口4の下方空間には全体が筒状で下端が広が
つた水切部材27を配置し、その中腹部の外周面
には旋回羽根28を設ける。内側にはホルダーガ
イド29を設け主弁軸16を挿入し、主弁ばね3
0を介在させる。
入口2から入つた流体は旋回羽根28により水
切部材27の下部の外周を旋回し、水滴は遠心力
で外側へ振り出されて流下し、気体は水切部材2
7の中央を通つて弁口4を通過し、出口3に流れ
出る。
排水弁室31の底部には排水口32に通じる排
水弁口33を形成する。フロートカバー34で覆
つて球形の弁フロート35を変位自在に収容す
る。フロートカバー34の上部には通気孔36を
開ける。
弁フロート35は排水弁室31の水位と共に浮
上降下して排水弁口33を開閉し、排水弁室31
に溜る水を自動的に排除する。
実施例:2(第2図参照) 本体内の弁座取付壁41とシリンダー下部壁4
2の間に円筒形で周囲に総面積が弁口面積と同等
になる様な連通孔44を1ケ所又は複数個開けた
圧力調整管43を上下端に隙間がない様に取付け
たものである。
又ピストン5の下部と支柱7を半球で接続す
る。これは、流体が半球に当たることによつてピ
ストンが常に直立を保とうとする働きがある。
他の構造及び作用は実施例1と同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の減圧弁の断面図、第
2図は本考案の他の実施例の減圧弁のピストン部
の拡大断面図、第3図は従来の減圧弁のピストン
部の拡大断面図である。 1……本体、2……入口、3……出口、4……
弁口、5……ピストン、6……シリンダー、8…
…主弁、17……パイロツト弁、20……ダイヤ
フラム、27……水切部材、43……圧力調整
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁ケーシングで入口と弁口と出口を形成し、弁
    口に対向して主弁体を配置し、該主弁体がピスト
    ンと協働して弁口を開閉せしめるようにしたもの
    において、弁口上部空間と出口側空間とを仕切る
    壁部材を設け、該壁部材に総面積が上記弁口面積
    と同等になるような連通孔を1カ所又は複数個形
    成した減圧弁。
JP1985191376U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0454496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985191376U JPH0454496Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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JP1985191376U JPH0454496Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS62100514U JPS62100514U (ja) 1987-06-26
JPH0454496Y2 true JPH0454496Y2 (ja) 1992-12-21

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ID=31145461

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275850A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Tlv Co Ltd パイロット式スチームトラップ
JP2010164138A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Tlv Co Ltd 複座弁
JP5701072B2 (ja) * 2011-01-17 2015-04-15 株式会社テイエルブイ 複座弁
JP5839676B2 (ja) * 2011-11-17 2016-01-06 株式会社テイエルブイ 減圧弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115824A (ja) * 1974-06-21 1976-02-07 Girling Ltd Atsuryokugenshobenkumitatetai

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JPS5115824A (ja) * 1974-06-21 1976-02-07 Girling Ltd Atsuryokugenshobenkumitatetai

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JPS62100514U (ja) 1987-06-26

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