JPS6131252Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131252Y2 JPS6131252Y2 JP12932181U JP12932181U JPS6131252Y2 JP S6131252 Y2 JPS6131252 Y2 JP S6131252Y2 JP 12932181 U JP12932181 U JP 12932181U JP 12932181 U JP12932181 U JP 12932181U JP S6131252 Y2 JPS6131252 Y2 JP S6131252Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- ball valve
- support member
- elastic support
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流体流路を流れる流体の圧力変動が発
生しても常に一定の流量に制御する定流量弁に関
するものであり、その目的とするところは、摺動
部分が全くなくく水あか、異物の影響が受けにく
い安定した定流量弁を得るとともに外部より極め
て簡単なる操作にて設定流路を変えることのでき
る定流量弁を得ることにあり、さらに、構造が簡
単で部品点数が少なく組み付け容易で安価な定流
量弁を得ることにある。
生しても常に一定の流量に制御する定流量弁に関
するものであり、その目的とするところは、摺動
部分が全くなくく水あか、異物の影響が受けにく
い安定した定流量弁を得るとともに外部より極め
て簡単なる操作にて設定流路を変えることのでき
る定流量弁を得ることにあり、さらに、構造が簡
単で部品点数が少なく組み付け容易で安価な定流
量弁を得ることにある。
以下本考案の一実施例を第１図により説明す
る。
る。
弁本体１は内部に設けたテーパー弁座２にて流
入側流路３Ａと流出側流路３Ｂとに区分し、特に
テーパー弁座２の拡大径部２Ａが流入側流路３Ａ
に開口する。
入側流路３Ａと流出側流路３Ｂとに区分し、特に
テーパー弁座２の拡大径部２Ａが流入側流路３Ａ
に開口する。
流入側流路３Ａ内には一端５Ｂが弁本体１にビ
ス４にて片持ち支持された板ばね材料、樹脂材
料、等の弾性材料よりなる板状の弾性支持部材５
が配置され、該弾性支持部材の他端５Ａにはテー
パー弁座２対応する球弁６が係止される。
ス４にて片持ち支持された板ばね材料、樹脂材
料、等の弾性材料よりなる板状の弾性支持部材５
が配置され、該弾性支持部材の他端５Ａにはテー
パー弁座２対応する球弁６が係止される。
そしてこの球弁６とテーパー弁座２とによつて
弁孔面積Ｓが形成される。
弁孔面積Ｓが形成される。
そして、弾性支持部材５の弁本体１へ片持ち支
持された一端５Ｂと球弁６を係止した他端５Ａと
の間には弾性支持部材５の球弁６に対する支点Ｌ
を調整する支点調整部材７を設けるものであり、
この支点調整部材７は一端７Ｂに支点となりうる
突部８を設け、該突部を弾性支持部材５の一端５
Ｂと他端５Ａとの間に係止するとともに、他端を
弁本体１に螺着し、さらに他端７Ａに穿設した調
整溝を弁本体１の外部より調整できるように弁本
体１外へ開口したものである。
持された一端５Ｂと球弁６を係止した他端５Ａと
の間には弾性支持部材５の球弁６に対する支点Ｌ
を調整する支点調整部材７を設けるものであり、
この支点調整部材７は一端７Ｂに支点となりうる
突部８を設け、該突部を弾性支持部材５の一端５
Ｂと他端５Ａとの間に係止するとともに、他端を
弁本体１に螺着し、さらに他端７Ａに穿設した調
整溝を弁本体１の外部より調整できるように弁本
体１外へ開口したものである。
尚、１０は支点調整部材７と弁本体１との間に
配置した気密用のＯリングである。
配置した気密用のＯリングである。
次にその作用について説明する。
弁本体１の流入側流路３Ａ内に流体が流入する
と、テーパー弁座２と球弁６にてその流路が絞ら
れることによつて、球弁６の流入側流路３Ａに対
向する側部（図において球弁６の右側面）と流出
側流路３Ｂに対向する側部（図において球弁６の
右側面）とに圧力差が発生するものであり、本実
施例においては、第２図の線に示すごとく圧力
差Ａ（Kg／cm2）までの間においては球弁６が移動
しないように弾性支持部材５のばね力、および弾
性支持部材５の球弁６に対する支点調整部材７の
突部８の位置Ｌを設定したので圧力差Ａ（Kg／
cm2）までの間における圧力の上昇に対して流入側
流路３Ａ内に流入する流体流量に比例して流出側
流路３Ｂへ流れる流体の流量は漸次増加するもの
である。
と、テーパー弁座２と球弁６にてその流路が絞ら
れることによつて、球弁６の流入側流路３Ａに対
向する側部（図において球弁６の右側面）と流出
側流路３Ｂに対向する側部（図において球弁６の
右側面）とに圧力差が発生するものであり、本実
施例においては、第２図の線に示すごとく圧力
差Ａ（Kg／cm2）までの間においては球弁６が移動
しないように弾性支持部材５のばね力、および弾
性支持部材５の球弁６に対する支点調整部材７の
突部８の位置Ｌを設定したので圧力差Ａ（Kg／
cm2）までの間における圧力の上昇に対して流入側
流路３Ａ内に流入する流体流量に比例して流出側
流路３Ｂへ流れる流体の流量は漸次増加するもの
である。
次いで圧力差がＡ（Kg／cm2）以上に上昇する
と、この圧力差によつて球弁６は弾性支持部材５
によるばね力に抗して左動してテーパー弁座２側
へ移動して球弁６とテーパー弁座２とによつて形
成される弁孔面積Ｓを減少させるものであり、こ
の弁孔面積Ｓは圧力差が増加することによつてそ
れぞれに比例して減少するから圧力差Ａ（Kg／
cm2）以上においては流入側流路３Ａ内に流入する
流体流量が増加して流体圧力が上昇しても流出側
流路３Ｂ内には常に一定流量の流体を供給するこ
とができ所望の定流量弁を得ることができる。
と、この圧力差によつて球弁６は弾性支持部材５
によるばね力に抗して左動してテーパー弁座２側
へ移動して球弁６とテーパー弁座２とによつて形
成される弁孔面積Ｓを減少させるものであり、こ
の弁孔面積Ｓは圧力差が増加することによつてそ
れぞれに比例して減少するから圧力差Ａ（Kg／
cm2）以上においては流入側流路３Ａ内に流入する
流体流量が増加して流体圧力が上昇しても流出側
流路３Ｂ内には常に一定流量の流体を供給するこ
とができ所望の定流量弁を得ることができる。
また流量を調整するには、支点調整部材７の調
整溝９を弁本体１の外部より螺動して弾性支持部
材５の球弁６に対する支点の位置Ｌを変えてばね
力を変えるものである。
整溝９を弁本体１の外部より螺動して弾性支持部
材５の球弁６に対する支点の位置Ｌを変えてばね
力を変えるものである。
すなわち流量を減少するには、支点調整部材７
を螺動して突部８を図において上動させ、もつて
球弁６と支点としての突部８との距離Ｌを増加さ
せるものである。これによれば球弁６に対する弾
性支持部材５のばね力は減少したので流入側流路
３Ａ内の流量の増加に対して即座に弾性支持部材
５がたわんで球弁６をしてテーパー弁座２側へ移
動して弁孔面積Ｓを減少でき、第２図線のごと
くその一定なる流量を減少できるものである。一
方、突部８を図において下動させ、球弁６と突部
８との距離Ｌを減少させると球弁６に対する弾性
支持部材５のばね力は増加するので第２図線の
ごとくその一定なる流量を増加できるものであ
る。
を螺動して突部８を図において上動させ、もつて
球弁６と支点としての突部８との距離Ｌを増加さ
せるものである。これによれば球弁６に対する弾
性支持部材５のばね力は減少したので流入側流路
３Ａ内の流量の増加に対して即座に弾性支持部材
５がたわんで球弁６をしてテーパー弁座２側へ移
動して弁孔面積Ｓを減少でき、第２図線のごと
くその一定なる流量を減少できるものである。一
方、突部８を図において下動させ、球弁６と突部
８との距離Ｌを減少させると球弁６に対する弾性
支持部材５のばね力は増加するので第２図線の
ごとくその一定なる流量を増加できるものであ
る。
以上のごとく本考案によると、弁本体に設けた
テーパー弁座に対応して球弁を配置し、該球弁を
一端が弁本体に片持ち支持された弾性支持部材の
他端に係止し、さらに弁本体には弾性支持部材の
球弁に対する支点を調整し得る支点調整部材を設
けたので、弁および弁座に全くの摺動部分がない
ので水あか、異物が摺動部に付着して弁の動特性
が阻害されることはなく常に安定した定流量弁を
得ることができる。
テーパー弁座に対応して球弁を配置し、該球弁を
一端が弁本体に片持ち支持された弾性支持部材の
他端に係止し、さらに弁本体には弾性支持部材の
球弁に対する支点を調整し得る支点調整部材を設
けたので、弁および弁座に全くの摺動部分がない
ので水あか、異物が摺動部に付着して弁の動特性
が阻害されることはなく常に安定した定流量弁を
得ることができる。
また弾性支持部材の球弁に対する支点調整部材
の位置を変更すれば球弁に対する弾性支持部材の
ばね力を無段階にリニヤーに変えることができた
ので流量の変更を極めて微少に行ないうるもので
あり単一の定流量弁をあらゆる流量制御の定流量
弁に用いることができ汎用性の高い定流量弁を得
ることができる。
の位置を変更すれば球弁に対する弾性支持部材の
ばね力を無段階にリニヤーに変えることができた
ので流量の変更を極めて微少に行ないうるもので
あり単一の定流量弁をあらゆる流量制御の定流量
弁に用いることができ汎用性の高い定流量弁を得
ることができる。
また、支点調整部材は弁本体の外部より調整で
きるので設定流量の変更時に弁本体を配管から取
外す必要はなくその作業性を向上できるものであ
る。
きるので設定流量の変更時に弁本体を配管から取
外す必要はなくその作業性を向上できるものであ
る。
さらにまたその主構造は、弁本体、球弁、支点
調整部材、弾性支持部材と部品点数が少ないので
組み付けは容易で安価な定流量弁を得ることがで
きるものである。
調整部材、弾性支持部材と部品点数が少ないので
組み付けは容易で安価な定流量弁を得ることがで
きるものである。
第１図は本考案になる定流量弁の一実施例を示
す縦断面図、第２図は本考案定流量弁の流量と圧
力差の関係を示す線図である。 １……弁本体、２……テーパー弁座、５……弾
性支持部材、６……球弁、７……支点調整部材。
す縦断面図、第２図は本考案定流量弁の流量と圧
力差の関係を示す線図である。 １……弁本体、２……テーパー弁座、５……弾
性支持部材、６……球弁、７……支点調整部材。
Claims (1)
- 弁本体１に設けたテーパー弁座２にて弁本体１
を流入側流路３Ａと流出側流路３Ｂとに区分し、
前記テーパー弁座２に対応して球弁６を配置し、
該球弁を一端５Ｂが弁本体１に片持ち支持された
弾性支持部材５の他端５Ａに係止し、さらに弁本
体１には弾性支持部材５の球弁６に対する支点Ｌ
を調整し得る支点調整部材７を設けてなる定流量
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12932181U JPS5835057U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 定流量弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12932181U JPS5835057U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 定流量弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5835057U JPS5835057U (ja) | 1983-03-07 |
| JPS6131252Y2 true JPS6131252Y2 (ja) | 1986-09-11 |
Family
ID=29922990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12932181U Granted JPS5835057U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 定流量弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835057U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998008013A1 (fr) * | 1996-08-19 | 1998-02-26 | Masahiro Hirata | Robinet economiseur d'eau a debit constant et pomme de douche equipee d'un tel robinet |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP12932181U patent/JPS5835057U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998008013A1 (fr) * | 1996-08-19 | 1998-02-26 | Masahiro Hirata | Robinet economiseur d'eau a debit constant et pomme de douche equipee d'un tel robinet |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5835057U (ja) | 1983-03-07 |
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