JP3806422B2 - 節水調整バルブとこれを用いた節水型フラッシュバルブ - Google Patents

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Description

この発明は、水洗便器や水栓等に対する給水路の途中に組み込み使用する節水調整バルブと、これを用いた節水型フラッシュバルブ、特に、簡単な施工及び調整により、確実に一定以上の節水が得られるようにした節水調整バルブと節水型フラッシュバルブに関する。
上水道水は、水資源の確保や処理コストの面から、日常の節水が極めて重要であり、このような上水道水を用いる水洗便器の給水においても、節水を図るために、節水コマや節水型フラッシュバルブが用いられている。
従来の節水コマは、円軸状となる本体の外面に外鍔部を設け、この本体に一方側の端部から他方の端部に達する孔のようなオリフィスを設けた構造を有し、この節水コマを給水路の途中に組み込むことにより、オリフイスの絞り効果で水量を減少させて節水するものである。
また、従来の節水型フラッシュバルブは、主弁を収納する弁ケースを上流側に接続するユニオン継手、又は、上記弁ケースに吐水管を接続する下流側ユニオン継手の内部に、上記したような節水コマを組み込み、主弁の開弁時に節水コマで水量を減少させて節水するものである(例えば、特許文献1参照)。
特許3136558号公報(図2、図3、図6乃至図17)
ところで、上記した従来の節水コマは、円軸状となる本体にオリフィスを設けたので、水量の絞り効果は固定的な構造となり、このため施工時に水圧及び水量によって、オリフィスの大きさの異なる節水コマを選択することが必要になり、このような、節水コマの選択には、実際の施工状態を見ながら節水コマを変更するので、その選択に熟練工の高度な勘と経験を要し、しかも、大量の節水コマを施工現場に持って行かなければならないので、メーカー施工以外に素人では簡単に施工できないという問題がある。
また、従来の節水コマは、オリフィスで水の流れを変えたり、急に管路の口径を狭めて水量を減らすため、水圧の減少、即ち、圧損が大きく、流速が落ちて洗浄能力に不安がある。
そこで、この発明の課題は、水圧及び水量に応じた調整が自動的若しくは簡単な講習を受けるだけで行うことができ、施工現場には施工分だけを持って行けばよいと共に、水圧を大きく減少させることなく、節水効果を得ることができる節水調整バルブとこれを用いた節水型フラッシュバルブを提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、貫通する通水路の内径が、一方の端部から他方の端部に向けて小径となるテーパ面に形成され、このテーパ面に複数の誘導溝が軸方向に沿って設けられた調整枠と、上記誘導溝に等しい数の調整腕が中央集合部から誘導溝の配置に等しい角度で突出し、各調整腕の端部が対応する誘導溝に収まる状態で上記調整枠の内部に通水路を複数に分断するように収納され、調整枠の軸方向に位置調整が可能となる調整弁とからなり、上記調整弁の位置によって通水路の水量を調節するようにした構成を採用したものである。
ここで、調整枠は、外径が円形で一方の端部の外周面に鍔が設けられ、通水路の内径に形成されたテーパ面に対して誘導溝は、周方向に三等分の位置に形成され、調整弁は、中央集合部から三方に調整腕が等角度で突出し、各調整腕の端部が対応する誘導溝に収まり、各調整腕の集合部は水流の抵抗を減少させる流線型になっている。
また、各調整腕も、上流側から流線型をなし、下流側の両側面は厚みの中央に向けて互いに接近する傾斜面となる断面形状を有し、調整弁を調整枠内に組み込んだ状態で、通水路は調整腕によって三等分に分割され、通水路の内径と隣接する調整腕間で囲まれた最小面積部分が通水量を確保すると共に、通水路のテーパ面により、調整弁の位置を変動することで、上記最小面積部分の面積が変動し、これにより、水圧に見合った水量を確保することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記調整枠の内部に設けたスプリングで、上記調整弁に上流側への移動弾性を付勢した構成を採用したものである。
このように、調整弁に上流側への移動弾性を付勢すると、調整弁は水圧に応じて移動し、上記最小面積部分の面積が水圧に追従して自動的に調整される。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、上記調整枠における調整弁の下流側の位置に、上記調整弁の下流側への位置を規制するための調整部材を設けた構成を採用したものである。
上記調整部材は、調整枠の下部に螺装した調整ねじで形成され、この調整ねじで調整弁の下流側への位置を調整することにより、上記最小面積部分の面積を水圧に応じた条件に設定することができる。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、上記誘導溝の下流側端部に形成された段部と調整弁との間に、上記調整弁の下流側端面に一致する形状を有し、上記調整弁の下流側への位置を調整するための調整板を設けた構成を採用したものである。
上記調整板を組み込む枚数を選択することにより、調整弁の位置を調整し、上記最小面積部分の面積を水圧に応じた条件に設定することができる。
請求項5の発明は、フラッシュバルブの主弁を収納する弁ケースを下流側に接続するユニオン継手の内部に、請求項1乃至4の発明の何れかに記載の節水調整弁を組み込んだ構成を採用したものである。
請求項6の発明は、フラッシュバルブの主弁を収納する弁ケースと吐水管を接続するユニオン継手の内部に、請求項1乃至4の発明の何れかに記載の節水調整弁を組み込んだ構成を採用したものである。
上記フラッシュバルブは既知の構造を有し、ハンドルの操作で主弁を開弁する大便器用と、押しボタンを押し込むことによって主弁が開弁する小便器の何れでもよい。
この発明によると、筒状調整枠の貫通する通水路を一方の端部から他方の端部に向けて小径となるテーパ面に形成し、このテーパ面に複数の誘導溝が軸方向に沿って設け、上記調整枠の内部に調整弁を、通水路を複数に分断するように収納し、調整弁の各端部が対応する誘導溝に収まる状態で調整枠の軸方向に位置調整が可能となるようにしたので、通水路の内径と隣接する調整腕間で囲まれた最小面積部分が通水量を確保すると共に、通水路のテーパ面により、調整弁の位置を変動することで、上記最小面積部分の面積が変動し、これにより、調整弁の位置を自動調整又は、調整部材や調整板で設定するだけで水圧に見合った水量を確保することができる。
また、水圧及び水量に応じた調整が自動的若しくは簡単な講習を受けるだけで行うことができ、施工現場には施工分だけを持って行けばよいと共に、最小面積部分は通水路の内径と隣接する調整腕間によって変動させるので、水流に対して大きな抵抗を与えることなく調整でき、これにより、水圧の大きな減少がなく、洗浄能力のある流速を確保しながら、節水効果を得ることができる。
調整枠の貫通する通水路の内径を、一方の端部から他方の端部に向けて小径となるテーパ面に形成し、このテーパ面に複数の誘導溝を軸方向に沿って設け、この調整枠の内部に、通水路を複数に分断する調整弁を、誘導溝に沿って調整枠の軸方向に位置調整が可能となるよう収納し、上記調整弁の位置によって通水路の水量を調節する。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図3は、節水調整バルブの第1の実施例を示し、水圧の変動に応じて水量を自動的に調整するようにしたものである。
この節水調整バルブ1は、真鍮等を材料に用い、外径が円形で一方の端部の外周面に外鍔2aが設けられた筒状の調整枠2と、同様の材料を用い、上記調整枠2の内部に組み込まれる調整弁3との組み合わせからなり、上記調整枠2は、軸心に沿って貫通する通水路4の内周面が、上流側となる一方の端部から下流側の他方端部の途中に向けて小径となるテーパ面4aに形成され、このテーパ面4aに複数の誘導溝5が軸方向に沿って設けられている。
上記通水路4の内周面に形成されたテーパ面4aに対して誘導溝5は、周方向に三等分の位置に、テーパ面4aの最大径に一致する深さで軸方向へ直線状に延び、テーパ面4aの最小径に該当する位置における終端に段部6が生じるように形成されている。
上記調整弁3は、中央集合部から三方に調整腕7が等角度で突出し、各調整腕7の端部が対応する誘導溝5に収まり、この誘導溝5に沿って調整枠2内を軸方向に位置調整自在となっていると共に、各調整腕7の集合部における上流側からの端面に、水流の抵抗を減少させる流線型頭部8が設けられ、また、各調整腕7も、上流側から流線型となり、下流側の両側面は厚みの中央に向けて互いに接近する傾斜面となる断面形状を有している。
上記、調整弁3を調整枠2内に組み込んだ状態で、図2、図3のように、通水路4の断面は調整腕7によって三等分に分割され、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分が通水量を確保すると共に、通水路4のテーパ面4aにより、調整弁3の位置を変動することで、上記最小面積部分の面積が変動し、これにより、水圧に見合った水量を確保することができる。
次に図4、図5に示す第2の実施例は、調整枠2の内部で下流側の位置において、調整枠2に設けた支持桟9と調整弁3の間に、調整弁3に対して上流側への移動弾性を付勢するスプリング10を組み込み、水圧の変動によって調整弁3が移動し、水圧に応じて水量を自動的に調整するようになっている。
図5(a)は、節水調整バルブ1を通水管路の内部に組み込んだ使用状態において、通水管路の水圧が最も低い状態及び水流の停止状態を示し、上記調整弁3が最も上流側に位置し、調整腕7がテーパ面4aの大径側に位置しているので、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分が最も広い面積になっている。
図5(b)は、水圧が中間の状態を示し、上流側からの水圧を受けた調整弁3がスプリング10を圧縮してテーパ面4aの中間に位置し、調整腕7がテーパ面4aの中間径の部分に位置しているので、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分の面積が中間程度になっている。
また、図5(c)は、水圧が最も高い状態を示し、調整弁3が最も下流側に位置し、調整腕7がテーパ面の小径側に位置しているので、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分が最も狭い面積になっている。
このように、第2の実施例で示した節水調整バルブ1は、スプリング10で上流側への移動弾性が付勢された調整弁3が、スプリング10の弾性で水圧の変動に追従して調整枠2内を移動し、最小面積部分を水圧に応じた面積とすることにより、水圧が変動しても常に一定の水量を確保した節水を実現することができると共に、調整弁3は水流に抵抗を与えないような構造になっているので、水圧の減少を少なくし、流速を維持することで十分な洗浄能力を確保することができる。
また、水圧に対する調整弁3の位置調整が不要になるので、通水管路内への組み込みが特別な技術を必要とすることなく行え、現場へは、必要な数だけの節水調整バルブ1を持って行けばよいことになる。
次に、図6、図7は、節水調整バルブ1の第3の実施例を示している。なお、上述した第1、第2の実施例と同一部分には同一符号を付して説明に代える。
この第3の実施例の節水調整バルブ1は、組み込み使用する通水管路の水圧に合わせて水量を無段階的に調整することができるようにしたものである。
図7のように、調整枠2の内部で下流側の位置において、調整枠2に中央部にねじ孔を有する支持桟11を設け、この支持桟11に調整ねじ12を螺装し、その先端で調整弁3の下流側端部を受けるこの調整ねじ12のねじ込みによって、上記調整弁3の下流側への位置を調整することにより、上記最小面積部分の面積を水圧に応じた条件に設定することができる。
図7(a)は、節水調整バルブ1を通水管路の内部に組み込んだ使用状態において、通水管路の水圧が最も低い状態の場合のセット状態を示し、調整ねじ12を最もねじ込むことで上記調整弁3を最も上流側に位置させ、調整腕7がテーパ面4aの大径側に位置しているので、通水路の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分が最も広い面積になっている。
図7(b)は、水圧が中間の場合のセット状態を示し、調整ねじ12を中間のねじ込み位置とすることにより、上流側からの水圧を受けた調整弁3はテーパ面4aの中間に位置し、調整腕7がテーパ面4aの中間径の部分に位置しているので、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分の面積が中間程度になっている。
また、図7(c)は、水圧が最も高い場合のセット状態を示し、調整ねじ12を最も少ないねじ込み位置とすることにより、上流側からの水圧を受けた調整弁3は最も下流側に位置し、調整腕7がテーパ面4aの小径側に位置しているので、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分が最も狭い面積になっている。
このように、第3の実施例の節水調整バルブ1は、組み込み使用する通水管路の水圧に合わせて調整ねじ12のねじ込み量を調整するだけで、水圧に応じた水量を簡単に設定することができ、このような調整は、簡単な講習を受けるだけでだれにでも行うことができる。
図8は、節水調整バルブ1の第4の実施例を示し、組み込み使用する通水管路の水圧に合わせて水量を段階的に調整することができるようにしたものである。
この第4の実施例は、調整枠2内において、誘導溝5の下流側端部に形成された段部6と調整弁3との間に、上記調整弁3の下流側端面に略一致する形状を有し、上記調整弁3の下流側への位置を調整するための調整板13を設けるようにしたものである。
図8(a)は、節水調整バルブ1を通水管路の内部に組み込んだ使用状態において、通水管路の水圧が最も低い状態の場合のセット状態を示し、調整板13を複数枚重ねた状態で誘導溝5の下流側端部に形成された段部6と調整弁3との間に組み込み、上記調整弁3を最も上流側に位置させ、調整腕7がテーパ面4aの大径側に位置しているので、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分が最も広い面積になっている。
なお、水圧が中間の場合は、上記調整板13の枚数を図8(a)よりも少なくすることで、上流側からの水圧を受けた調整弁3をテーパ面4aの中間に位置させるようにし、調整腕7がテーパ面4aの中間径の部分に位置しているので、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分の面積が中間程度になっている。
また、図8(b)は、水圧が最も高い場合のセット状態を示し、調整板13の使用を省くことで、上流側からの水圧を受けた調整弁3を段部6に位置させることで、調整腕7がテーパ面4aの小径側に位置し、通水路4の内径と隣接する調整腕7間で囲まれた最小面積部分が最も狭い面積になっている。
このように、第4の実施例の節水調整バルブ1は、組み込み使用する通水管路の水圧に合わせて調整板13の組み込み枚数を選択するだけで、水圧に応じた水量を簡単に設定することができることになり、このような調整も、簡単な講習を受けるだけでだれにでも行うことができる。
図9及び図10は、上記した各実施例の節水調整バルブ1を組み込み使用したフラッシュバルブの例を示し、フラッシュバルブそのものは既知の構造を有するのでここでは詳細な説明は省略する。
図9は、ハンドル14を操作する大便器用フラッシュバルブ15において、主弁を収納する弁ケース16のバキュームブレーカ17と吐水管18を接続するユニオン継手19の内部に、上述した第1乃至第3の実施例の何れかに記載の節水調整バルブ1を組み込んだものであり、節水調整バルブ1は吐出管18の内部に納まり、ナット20で接続されたバキュームブレーカ17の内筒端部と吐出管18の端部で外鍔2aを挟み込むことにより、節水調整バルブ1を固定配置している。
図10は、押しボタン21を押し込むことによって主弁が開弁する小便器用フラッシュバルブ22において、主弁を収納する弁ケース23と吐水管24を接続するユニオン継手25の内部に、上述した第1乃至第3の実施例の何れかに記載の節水調整バルブ1を組み込んだものであり、節水調整バルブ1は吐出管24の内部に納まり、ナット26で接続された弁ケース23の端部と吐水管24の端部で外鍔2aを挟み込むことにより、節水調整バルブ1を固定配置している。
上記のように、各フラッシュバルブに上述した第1乃至第4の実施例の何れかに記載の節水調整バルブ1を組み込み、この節水調整バルブ1の調整弁3を自動調整式とするか、組み込み使用する部分の水圧に合わせてセット位置を調整することにより、用便時に洗浄水を流した場合に、節水調整バルブ1の作用で、水圧に関係なく一定の水量を確保して洗浄効果が維持できると共に、水圧を大きく減少させることなく節水効果を得ることができる。
なお、節水調整バルブ1は、図示例の各フラッシュバルブへの組み込み使用だけでなく、各種水栓や湯栓、シャワー等への組み込み使用も当然可能である。
第1の実施例の節水調整バルブを示す基本構造の分解斜視図 同上の組み立て状態を示す平面図 同上の組み立て状態を示す基本構造の縦断正面図 第2の実施例の節水調整バルブを示す基本構造の分解斜視図 (a)は第2の実施例の節水調整バルブにおける水圧が最も低い状態及び水流の停止状態を示す縦断正面図、(b)は同水圧が中間の状態を示す縦断正面図、(c)は水圧が最も高い状態を示す縦断正面図 第3の実施例の節水調整バルブを示す基本構造の分解斜視図 (a)は第3の実施例の節水調整バルブにおける水圧が最も低い状態及び水流の停止状態を示す縦断正面図、(b)は同水圧が中間の状態を示す縦断正面図、(c)は水圧が最も高い状態を示す縦断正面図 (a)は第4の実施例の節水調整バルブにおける水圧が最も低い状態及び水流の停止状態を示す縦断正面図、(b)は水圧が最も高い状態を示す縦断正面図 節水調整バルブを組み込んだフラッシュバルブの他の例を示す要部を切り欠いた正面図 節水調整バルブを組み込んだ小便器用フラッシュバルブの要部を切り欠いた正面図
符号の説明
1 節水調整バルブ
2 調整枠
2a 外鍔
3 調整弁
4 通水路
4a テーパ面
5 誘導溝
6 段部
7 調整腕
8 流線型頭部
9 支持桟
10 スプリング
11 支持桟
12 調整ねじ
13 調整板
14 ハンドル
15 大便器用フラッシュバルブ
16 弁ケース
17 バキュームブレーカ
18 吐出管
19 ユニオン継手
20 ナット
21 押しボタン
22 小便器用フラッシュバルブ
23 弁ケース
24 吐水管
25 ユニオン継手
26 ナット

Claims (6)

  1. 貫通する通水路の内径が、一方の端部から他方の端部に向けて小径となるテーパ面に形成され、このテーパ面に複数の誘導溝が軸方向に沿って設けられた調整枠と、上記誘導溝に等しい数の調整腕が中央集合部から誘導溝の配置に等しい角度で突出し、各調整腕の端部が対応する誘導溝に収まる状態で上記調整枠の内部に通水路を複数に分断するように収納され、調整枠の軸方向に位置調整が可能となる調整弁とからなり、上記調整弁の位置によって通水路の水量を調節するようにした節水調整バルブ。
  2. 上記調整枠の内部に設けたスプリングで、上記調整弁に上流側への移動弾性を付勢した請求項1に記載の節水調整バルブ。
  3. 上記調整枠における調整弁の下流側の位置に、上記調整弁の下流側への位置を規制するための調整部材を設けた請求項1に記載の節水調整バルブ。
  4. 上記誘導溝の下流側端部に形成された段部と調整弁との間に、上記調整弁の下流側端面に一致する形状を有し、上記調整弁の下流側への位置を調整するための調整板を設けた請求項1に記載の節水調整バルブ。
  5. 主弁を収納する弁ケースを下流側に接続するユニオン継手の内部に、請求項1乃至4の何れかに記載の節水調整弁を組み込んだ節水型フラッシュバルブ。
  6. 主弁を収納する弁ケースと吐水管を接続するユニオン継手の内部に、請求項1乃至4の何れかに記載の節水調整弁を組み込んだ節水型フラッシュバルブ。
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