JPS6222839Y2 - - Google Patents

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JPS6222839Y2
JPS6222839Y2 JP12967178U JP12967178U JPS6222839Y2 JP S6222839 Y2 JPS6222839 Y2 JP S6222839Y2 JP 12967178 U JP12967178 U JP 12967178U JP 12967178 U JP12967178 U JP 12967178U JP S6222839 Y2 JPS6222839 Y2 JP S6222839Y2
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JP
Japan
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microphone
bit
shield
face
soil
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JP12967178U
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JPS5546274U (ja
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Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカツター板を有するシールド工法にお
いて、切羽前方の土質状態を調査、判定する装置
に関するものである。
シールド工法において切羽を安定させながら掘
削するには、切羽地盤の状態を知つて機械を最適
な運転状態になるように管理しながら施工しなけ
ればならない。
切羽地盤の状態には該地盤の崩壊の有無、土質
及び土質構成、地盤の強さ、玉石や異物の存在、
地下水圧及び水量などがあり、このうち、土質及
び土質構成は地盤の強さと共に地盤の崩壊性に密
接に関係するので、重要な要素となる。
しかしながら、カツター板を有するシールド機
においては切羽の土質を直接目視することができ
ないために切羽地盤の状態を知ることができず、
このために従来から掘削時に乱された掘削土砂を
観察するか泥水シールドの場合には泥水と共に排
出された土塊や沈澱物を観察し、或いはトンネル
施工前の地上からのボーリング調査結果を検討す
ることにより土質状態を推定、判断している。
このような土質判定手段によれば、掘進につれ
て土質が変化する切羽地盤の状態を直接調査する
ことができず、玉石や転石その他の異物の存在や
土質及び土質構成を知らずに掘進することになつ
て掘削速度の調整の困難、切羽の崩壊、転石等に
よるカツターツースの破損等の運転障害が生じる
欠点がある。又、泥水式シールドの場合には泥水
管の礫による閉塞、泥水の濃度調整の困難等の欠
点が生じる。
本考案はこのような欠点をなくするために、カ
ツター板を有するシールド工法において、該カツ
ター板に突設したビツトにマイクロフオンを埋設
して該マイクロフオンによりビツトと切羽地盤と
の摩擦音を把音させ、運転室内においてその把音
状態を検知することによつて切羽地盤の土質及び
土質構成を連続的に調査し得るようにしたことを
特長とするメカニカルシールドの土質調査装置を
提供するものである。
実施例を示す図面について説明すると、1はメ
カニカルシールドで、その前端部に回転自在に配
設したカツター板2の前面外周部の適所にビツト
3を突設し、該ビツト3の後端面中央から先端部
近傍に至るまで穿設した取付孔4にマイクロフオ
ン5を内装して該マイクロフオン5をビツト3の
先端内部に埋設してある。このマイクロフオン5
に接続した導線6を取付孔4から引出してカツタ
ー板2の背面に沿わせたのちシールドの隔壁7に
回転自在に支承された前記カツター板2の中空カ
ツターシヤフト8の中央孔に挿通し、さらに該カ
ツターシヤフト8のシールド機内基端に取付けた
回転継手9を介してシールド1の運転室10内に
配設した増巾器11と音圧、周波数分析回路を有
する分析、表示器12に順次接続してある。
以上のように構成したので、マイクロフオン5
に通電させた状態でカツター板2を回転させなが
らシールド1を掘進させると、カツター板2の回
転と共にビツト3がカツターシヤフト8を中心と
する円周上を一体的に移動し、該ビツト3と切羽
地盤との摩擦によつて発生する摩擦音をビツト3
に内蔵したマイクロフオン5で検知し、そのマイ
クロフオン5の出力を増巾器11で増巾したのち
分析、表示器12で該音圧の測定と周波数を測定
分析すると共に記録表示させ、その音圧と周波数
の特性を把握して予め作成した土質と音圧の特性
及び土質と周波数の特性を示す関連表と照合する
ことによつて掘削中の土質状態を判断するもので
ある。
以上のように本考案は、メカニカルシールド1
のカツター板2の前面適宜個所に突設したビツト
3に、該ビツト3と切羽地盤との摩擦音を把音す
るマイクロフオン5を内装すると共にメカニカル
シールド1の隔壁7の後方に音圧、周波数分析回
路を有する分析、表示器12を配設し、この分
析、表示器12と前記マイクロフオン5とを電気
的に接続して、マイクロフオン5で検知したビツ
ト3と切羽地盤との摩擦音から分析、表示器12
によつて土質を判断するように構成したことを特
徴とするメカニカルシールドにおける土質調査装
置に係るものであるから、従来のように土砂をサ
ンプリングすることなく、切羽の土質及び土質構
成や玉石、転石等の有無が即時に且つ連続的に調
査ができると共にシールドの掘削を中断すること
なく切羽状態を運転室内において正確に判断でき
るものであり、従つて切羽の崩壊や転石等を検出
することによつて切羽を安定させるための対策が
効果的に行え、カツターツースの破損等の運転障
害を未然に防止し得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
マイクロフオン内蔵ビツトを取付けたメカニカル
シールドの簡略側面図、第2図はビツト部分の拡
大断面図である。 1……メカニカルシールド、2……カツター
板、3……ビツト、5……マイクロフオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メカニカルシールド1のカツター板2の前面適
    宜個所に突設したビツト3に、該ビツト3と切羽
    地盤との摩擦音を把音するマイクロフオン5を内
    装すると共にメカニカルシールド1の隔壁7の後
    方に音圧、周波数分析回路を有する分析、表示器
    12を配設し、この分析、表示器12と前記マイ
    クロフオン5とを電気的に接続して、マイクロフ
    オン5で検知したビツト3と切羽地盤との摩擦音
    から分析、表示器12によつて土質を判断するよ
    うに構成したことを特徴とするメカニカルシール
    ドにおける土質調査装置。
JP12967178U 1978-09-20 1978-09-20 Expired JPS6222839Y2 (ja)

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JP12967178U JPS6222839Y2 (ja) 1978-09-20 1978-09-20

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JPS5546274U JPS5546274U (ja) 1980-03-26
JPS6222839Y2 true JPS6222839Y2 (ja) 1987-06-10

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JP5986922B2 (ja) * 2012-12-27 2016-09-06 日立造船株式会社 トンネル掘進機の掘削状況監視システム

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JPS5546274U (ja) 1980-03-26

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