JPH0514299U - デイスクカツタの摩耗検出装置 - Google Patents

デイスクカツタの摩耗検出装置

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JPH0514299U
JPH0514299U JP7063891U JP7063891U JPH0514299U JP H0514299 U JPH0514299 U JP H0514299U JP 7063891 U JP7063891 U JP 7063891U JP 7063891 U JP7063891 U JP 7063891U JP H0514299 U JPH0514299 U JP H0514299U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
disc cutter
wear
disc
revolutions
Prior art date
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Pending
Application number
JP7063891U
Other languages
English (en)
Inventor
章治 新宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP7063891U priority Critical patent/JPH0514299U/ja
Publication of JPH0514299U publication Critical patent/JPH0514299U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル掘進中でもディスクカッタの摩耗量
が正確に検出できるようにする。 【構成】 地中へ推進されるシールド本体の前部にカッ
タヘッドを回転自在に設け、このカッタヘッドの前面に
切羽を掘削する複数のディスクカッタ1を回転自在に取
り付けたトンネル掘削機において、上記ディスクカッタ
1内に、該ディスクカッタ1の回転数を検出する回転検
出器7を設けると共に、上記回転検出器7が検出したデ
ィスクカッタの回転数とカッタヘッドの回転数及びディ
スクカッタの取り付け径より演算処理装置9によりディ
スクカッタの摩耗量を演算するようにしたもので、トン
ネル掘進中でもディスクカッタ1の摩耗量が正確かつリ
アルタイムで検出することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はトンネル掘削機のカッタヘッドに設けられたディスクカッタの摩耗 量を検出するディスクカッタの摩耗量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来トンネルを掘削するトンネル掘削機は、地中へ推進されるシールド本体の 前部にカッタヘッドが回転自在に設けられていて、このカッタヘッドの前面に取 り付けられたディスクカッタにより切羽を掘削するようになっている。 また上記ディスクカッタは長期間使用している間に摩耗して掘削力が低下する ため、従来ではディスクカッタの裏側より油圧により検出棒を切羽に向けて突出 させ、検出棒に接続されたワイヤの繰出し量などによりディスクカッタの摩耗を 検出して、摩耗量が所定の値になったときにディスクカッタを交換している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし検出棒を突出してディスクカッタの摩耗量を検出する従来の摩耗量検出 装置では、掘進中検出棒を突出すると土圧により検出棒が破損されるため、掘進 中の検出は困難であると共に、ディスクカッタの転動不良によりディスクカッタ に偏摩耗が生じた場合、ディスクカッタの摩耗量が正確に検出できないなどの不 具合があった。 この考案は上記従来の不具合を改善する目的でなされたもので、掘進中でもデ ィスクカッタの摩耗量が正確に検出できるようにしたディスクカッタの摩耗検出 装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、地中へ推進されるシールド本体の前部 にカッタヘッドを回転自在に設け、このカッタヘッドの前面に切羽を掘削する複 数のディスクカッタを回転自在に取り付けたトンネル掘削機において、上記ディ スクカッタ内に、該ディスクカッタの回転数を検出する回転検出器を設けると共 に、上記回転検出器が検出したディスクカッタの回転数とカッタヘッドの回転数 及びディスクカッタの取り付け径より演算処理装置によりディスクカッタの摩耗 量を演算するようにしたものである。
【0005】
【作用】
上記構成によりトンネル掘進中でもディスクカッタの摩耗量がリアルタイムで 検出できるようになる。
【0006】
【実施例】
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。 図において1はトンネル掘削機のカッタヘッド(図示せず)前面に取り付けら れた複数(図1ではそのうちの1個を示す)のディスクカッタで、ほぼ円筒状に 形成されたハブ1aと、このハブ1aの中央部外周面に突設されたカッタリング 1bより構成されている。 2は両端がリテーナ3を介して上記カッタヘッドの前面に取り付けられた固定 軸で、これら固定軸2に軸受け4を介して上記ディスクカッタ1のハブ1aが回 転自在に支承されていると共に、上記ハブ1aの両端とリテーナ3の間には軸受 け4内に土砂などが侵入するのを阻止するシール5が設けられている。 また上記軸受け4間のハブ1a内周面には、図2に示すように円周方向に磁気 スケール6が、そして軸受け4間の固定軸2外周面には上記磁気スケール6より ディスクカッタ1の回転を検出する回転検出器7が設けられている。
【0007】 一方上記回転検出器7で検出されたディスクカッタ1の回転数は固定軸2及び リテーナ3内に形成された通路2a、3a内に配線されたケーブル8によりカッ タヘッド内を経てシールド本体内へ導かれ、シールド本体内に設けられた演算処 理装置9内へ取り込まれるようになっている。 上記演算処理装置9は回転検出器7より入力されるパルス信号より後述するよ うにディスクカッタ1の摩耗量を演算して表示装置などに表示するようになって いる。 なお上記演算処理装置9はシールド本体が発進した発進立坑内やその近傍の地 上などに設置するようにしてもよい。
【0008】 次に作用を説明すると、カッタヘッドを回転させながらシールド本体を地中へ 推進させると、切羽との摩擦によりディスクカッタ1が回転されて切羽を掘削し 、掘削された土砂はカッタヘッド内へ取り込まれた後排土装置によりシールド本 体の後方へ排出される。 また掘削中ディスクカッタ1の回転数は回転数検出器7により検出されて演算 処理装置9へ入力される。 演算処理装置9にはカッタヘッドへディスクカッタ1を取り付けたときの取り 付け径D(mm)と、カッタヘッドの回転数N(rpm)が予め入力されていて 、回転検出器7からの信号をもとに次のようにディスクカッタ1の摩耗量を演算 する。
【0009】 ディスクカッタ1の1回転当りの発生パルス数をa(回/rev)、カッタリ ング径をd(mm)、測定されるパルス数をX(回/min)とすると、 X=a・DN/d 求めたいカッタリング径dは d=aDN/X(mm) 以上のようにしてカッタリング1bの径dを常時演算して表示装置へ出力し、 表示装置に表示する。 これによって表示装置に表示されたカッタリング1bの径を見ることによりデ ィスクカッタ1の摩耗量をリアルタイムで知ることができ、摩耗量が所定の値に なったときにディスクカッタ1の交換を行えばよい。 また回転検出器7からの信号によりディスクカッタ1が回転しているかを知る ことができるため、ディスクカッタ1の転動不良による偏摩耗も検知することが できるようになる。
【0010】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、ディスクカッタの回転を検出して、得られた 回転数よりカッタリングの摩耗量を演算するようにしたことから、ディスクカッ タの摩耗量が掘進中でもリアルタイムで検出できるようになる。 これによってディスクカッタの交換時期が容易かつ正確に把握できるため、常 に良好な掘削力が確保できると共に、回転検出器からの信号によりディスクカッ タの転動不良が検出できるため、転動不良による偏摩耗の防止も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるディスクカッタの摩
耗検出装置を示す構成図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカッタ 7 回転検出器 9 演算処理装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中へ推進されるシールド本体の前部に
    カッタヘッドを回転自在に設け、このカッタヘッドの前
    面に切羽を掘削する複数のディスクカッタ1を回転自在
    に取り付けたトンネル掘削機において、上記ディスクカ
    ッタ1内に、該ディスクカッタ1の回転数を検出する回
    転検出器7を設けると共に、上記回転検出器7が検出し
    たディスクカッタの回転数とカッタヘッドの回転数及び
    ディスクカッタの取り付け径より演算処理装置9により
    ディスクカッタの摩耗量を演算してなるディスクカッタ
    の摩耗検出装置。
JP7063891U 1991-08-09 1991-08-09 デイスクカツタの摩耗検出装置 Pending JPH0514299U (ja)

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JP7063891U JPH0514299U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 デイスクカツタの摩耗検出装置

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JPH0514299U true JPH0514299U (ja) 1993-02-23

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ID=13437393

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JP7063891U Pending JPH0514299U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 デイスクカツタの摩耗検出装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06167193A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd ローラビット回転検出装置
EP2295705A2 (en) 2009-08-04 2011-03-16 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Abrasion detecting apparatus detecting abrasion of component of cutter head and tunnel boring machine including abrasion detecting apparatus
JP2017210820A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 五洋建設株式会社 回転ビットの状態を特定する装置および掘削機
CN109405708A (zh) * 2018-12-28 2019-03-01 中国矿业大学(北京) 盾构机刀盘、刀具磨损测量旋转尺、测量系统及测量方法

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CN109405708B (zh) * 2018-12-28 2023-12-15 中国矿业大学(北京) 盾构机刀盘、刀具磨损测量旋转尺、测量系统及测量方法

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