JP6911554B2 - 摩耗検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トンネル掘削機のカッターヘッドに備えられているディスクカッターの摩耗検知装置に関する。
従来より、トンネルを構築する際に用いるシールド掘進機等のトンネル掘削機は、カッターヘッドに備えたローラカッターやディスクカッターにて、地山を削りながら掘進する。しかし、これらのカッターは、掘削が進むにつれて摩耗等の不具合を生じることから、適切な保守管理を行う必要がある。
そこで、例えば、特許文献1では、保守管理項目の一つであるローラビットの摩耗状況を監視する摩耗検出装置が開示されている。摩耗検出装置は、強磁性体からなるセンシン
グコイルと、センシングコイルに発生する誘導起電力を計測して計測データを算出する計測制御手段と、計測データからローラビットの摩耗量と摩耗形状を解析する解析処理手段とを備えている。
そして、センシングコイルをローラビットの刃先と近接した位置に取り付けるべく、ハウジングにセンシングコイルを収納した状態で、カッターヘッドに設けられているローラビット装着孔の、内壁に開設した開口に取り付け、この開口を耐摩耗性ゴム板および強化樹脂板で閉塞し、ハウジング内へのズリと水分の侵入を防止している。
特開平10−311717号公報
上述する特許文献1の摩耗検出装置は、作業員がローラビットを直接視認することなく、その摩耗量や摩耗形状を確認できる。このため、例えば、泥水式TBMや土圧式TBMのような、切羽を安定させるべくチャンバー内を泥土や泥水で満たして圧力を保持させ、切羽側を密閉するトンネル掘削機に採用すると、ローラビットの摩耗状況を確認するためにチャンバー内の泥水や泥土を排出するといった手間を省略でき、作業効率を向上することができる。
しかし、カッターヘッド近傍は高温多湿な環境にあることが知られており、耐摩耗性ゴム板および強化樹脂板ハウジングにて閉塞されたハウジング内は、センシングコイルにとって過酷な環境となりやすく、測定精度に影響を及ぼすような故障が生じやすい。
また、これらのトンネル掘削機を大深度で使用する場合や、地下水の低下及びこれに伴う地盤沈下等の周辺環境への影響を考慮しつつトンネル施工を実施する場合、チャンバー内を1.0Mpaを超えるような高圧環境に保持する。すると、カッターヘッド近傍はさらに高温になるだけでなく、チャンバー内に充填されている泥水等がハウジング内に流入する恐れが生じる。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、過酷な条件下にあってもディスクカッターの摩耗量を検知するセンサーを保護し、高精度な計測値を得ることが可能な、トンネル掘削機のカッターヘッドに備えられているディスクカッターの摩耗検知装置を提供することである。
かかる目的を達成するため、本発明の摩耗検知装置は、トンネル掘削機に搭載され、該トンネル掘削機の前面に備えたカッターヘッドに装着されるディスクカッターの摩耗状態を検知する摩耗検知装置であって、前記ディスクカッターの摩耗量を検知する摩耗量検知センサーと、前記カッターヘッドにおける、前記ディスクカッターの外周縁近傍に形成される摩耗量検知センサー用凹部を閉塞し、表面側が前記ディスクカッターと対向する蓋部材と、を備え、前記蓋部材の裏面側に、前記摩耗量検知センサーを収納する摩耗量検知センサー収納空間が設けられ、該摩耗量検知センサー収納空間に冷却空気を供給して換気し、温度及び湿度を調整する換気設備が備えられ、前記冷却空気は、前記カッターヘッドを冷却する冷却水を利用して製造されたものであることを特徴とする。
本発明の摩耗検知装置によれば、摩耗量検知センサー収納空間を換気する換気設備が備えられることから、摩耗量検知センサー収納空間の温度や湿度を、換気により適宜調整して摩耗量検知センサーを好適な環境下に収納することができる。これにより、トンネル掘削機のカッターヘッド周辺が高温多湿等の過酷な条件下にあっても、摩耗量検知センサーにて高精度な計測値を得ることが可能となる。
本発明の摩耗検知装置は、前記蓋部材に、表面側が前記ディスクカッターと対向する平面板と、該平面板の裏面より垂下する筒状体よりなる補強脚部と、該補強脚部の下端開口を閉塞する台座とを備え、前記摩耗量検知センサー収納空間が、前記補強脚部の内空部に設けられることを特徴とする。また、前記換気設備が、前記摩耗量検知センサー収納空間に冷却空気を供給する給気管と、前記摩耗量検知センサーの空気を排気する排気管と、を備え、前記給気管及び前記排気管は、前記蓋部材に備えた前記補強脚部を貫通し、前記カッターヘッドのチャンバーと対向する背面を這うように設置されていることを特徴とする。
本発明の摩耗検知装置によれば、蓋部材を平面板と補強脚部と台座とにより構成することにより、補強脚部と台座にて平面板を補剛している。これにより、蓋部材を構成する平面板の表面側に対して、カッターヘッドの後部に位置するチャンバーを充填する泥水から泥水圧が作用しても、平面板に摩耗量検知センサー収納空間側を凸とするような曲げ変形が生じることを抑制できるため、摩耗量検知センサーを損傷させることなく保護することが可能となる。
本発明の摩耗検知装置は、前記摩耗量検知センサー用凹部が、前記カッターヘッドにおける前記トンネル掘削機の軸線を中心とする略同一円周上に位置する複数のディスクカッター各々の外周縁近傍に形成され、該摩耗量検知センサー用凹部各々に、前記摩耗量検知センサーと前記蓋部材が備えられることを特徴とする。
本発明のディスクカッターの摩耗検知装置によれば、トンネル掘削機の軸線を中心とする略同一円周上に位置する複数のディスクカッター各々の、摩耗量を計測することができる。これにより、掘進距離が等しい条件におかれている複数のディスクカッター各々について、計測結果に基づいて摩耗状況を監視しながら比較することができるため、摩耗検知装置に備えた複数の摩耗量検知センサー各々の、健全性を評価することが可能となる。
本発明の摩耗検知装置は、前記摩耗量検知センサーにて摩耗量が検知されるディスクカッターの、回転を検知する回転検知センサーを備え、該回転検知センサーが、回転検知センサー格納体の中空部に配置されるとともに、充填材にて埋設されることを特徴とする。
本発明のディスクカッターの摩耗検知装置によれば、摩耗検知装置に回転検知センサーを備えることにより、摩耗量検知センサーにて摩耗量を検知したディスクカッターが、正常に回転しつつ摩耗しているのか、もしくは回転せずにディスクカッターの一部分が摩耗しているのか等、ディスクカッターの摩耗形状を推定することが可能となる。
また、回転検知センサーが、充填材を充填した回転検知センサー格納体の中空部に配置されることから、高温多湿な環境にあるカッターヘッドの周辺領域に設置されても、回転検知センサーに結露を生じさせることがない。加えて、チャンバーを充填する泥水より泥水圧が作用しても、格納体および充填材により保護されるため、測定値に影響を与えるような損傷や不具合を抑制することが可能となる。
本発明によれば、カッターヘッドに設けられた摩耗量検知センサー用凹部を蓋部材で閉塞し、蓋部材の裏面側に設けた摩耗量検知センサー収納空間を換気する換気設備を備えることから、摩耗量検知センサーを過酷な環境から保護して高精度の計測値を得ることができ、ディスクカッターの適切な保守管理を実施することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるトンネル掘削機の側面から見た摩耗検知装置の模式図である。 本発明の実施の形態におけるカッターヘッドの前面からみたディスクカッター周辺の構造を示す図である。 本発明の実施の形態における蓋部材の平面図である。 本発明の実施の形態における蓋部材の側面図である。 本発明の実施の形態におけるカッターヘッドの背面を示す図である。 本発明の実施の形態におけるカッターヘッド近傍の側面を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロータリージョイントを示す図である。 本発明の実施の形態における回転検知センサーを示す図である。
本発明は、トンネル掘削機のカッターヘッドに装着されているディスクカッターの摩耗状態を検知する摩耗検知装置に、摩耗量検知センサー収納空間を換気する換気設備を設けて温度および湿度を調整することにより、摩耗量検知センサーを高温多湿といった過酷な環境から保護するものである。
なお、本実施の形態では、トンネル掘削機として泥水式シールド機を事例に挙げ、ディスクカッターの摩耗検知装置を図1〜図8を参照しつつ詳述するが、トンネル掘削機は、必ずしも泥水式シールド機に限定されるものではない。回転式のディスクカッターやローラカッターが装着されたカッターヘッドを備えるトンネル掘削機であれば、泥土圧式シールド機やTBM等、いずれに適用するものであってもよい。
泥水式シールド掘削機201は、図1および図2で示すように、前面が切羽Fと対向するカッターヘッド202と、カッターヘッド202の後方に配置される外殻203を備えるとともに、カッターヘッド202に設けられた複数のディスクカッター装着用開口2021に、ディスクカッター204がディスクホルダー205を介して装着されている。
また、カッターヘッド202の背面近傍には、泥水Mを充填するチャンバー206を設けるための隔壁207が配置されており、チャンバー206に充填した泥水Mによる泥水圧にて切羽Fを安定させながら、カッターヘッド202をトンネル軸線直交方向に回転させつつ、ディスクカッター204をトンネル軸線方向に回転させて、地山を削り掘進していく。
このような構成の泥水式シールド掘削機201には、ディスクカッター204の摩耗状況を監視する摩耗検知装置1が装備されている。摩耗検知装置1は、ディスクカッター204の摩耗量を検出する摩耗量検知センサー2、摩耗量用変位アンプ4、表示制御盤5、および摩耗量検知センサー2を保護する蓋部材3を備えている。
摩耗量検知センサー2は、摩耗量検知センサー2自身と検知対象であるディスクカッター204の外周縁(地山を削る部分)との距離の変化を検知可能なセンサーであり、本実施の形態では、非接触型の変位センサーのうちの1つである渦電流式変位センサーを採用している。渦電流変位センサーは、先端にセンシングコイルを備え、このセンシングコイルに交流の電流を流して、交流磁場を発生させる。
すると、発生した交流磁場がディスクカッター204に作用することで渦電流が発生するが、センシングコイルは、交流磁場を一定に保つよう設計されている。このため、センシングコイルとディスクカッター204の外周縁との距離が変化すると、磁場を維持するために必要な電流の量が変化する。そこで、渦電流変位センサーは、この電流の変化を、電気的信号に置き換えて検出するものである。
このような渦電流変位センサーよりなる摩耗量検知センサー2にて検知された電気的信号は、摩耗量用変位アンプ4にて距離に対応した電圧に変換されて表示制御盤5に出力される。表示制御盤5は、摩耗量用変位アンプ4から出力された電圧に基づいて、ディスクカッター204の摩耗量を解析し表示する。
これにより、作業員は、トンネル掘削機1にて地山を掘進する期間中、表示制御盤5にてディスクカッター204の摩耗量を常時監視することができる。そして、摩耗量用変位アンプ4と表示制御盤5は、外殻203内もしくはその坑口側後方に配置されるから、ディスクカッター204の摩耗量を監視するにあたり、チャンバー26を充填する泥水Mを排出する手間も生じない。
一方で、摩耗量検知センサー2は、ディスクカッター204の外周縁近傍に配置するべく、図2で示すように、蓋部材3に形成される摩耗量検知センサー収納空間6に収納された状態で、カッターヘッド202のディスクカッター装着用開口2021に形成された摩耗量検知センサー用凹部208に配置されている。
摩耗量検知センサー用凹部208は、ディスクカッター装着用開口2021の内縁における、ディスクカッター204の回転軸に平行な面であって、ディスクカッター204の外周縁近傍に形成されている。その形状は、図3の平面図及び図4の側面図で示すように、平面視四角形状に形成されるとともに、側周面はその上部が切欠かれることにより段差部2081が備えられている。
蓋部材3は、図4で示すように、平面板31と、平面板31の裏面側より垂下する補強脚部32と、補強脚部32の下端開口を閉塞する台座33とを備えている。平面板31は、表面側がディスクカッター204と対向する平板よりなり、その平面視形状は、段差部2081に載置可能な大きさの四角形上に形成されている。そして、平面板31の周縁部を段差部2081に載置させることで、蓋部材3が摩耗量検知センサー用凹部208を閉塞するように設置されている。
補強脚部32は、平面板31の裏面側から垂下するよう一体に成形された、摩耗量検知センサー用凹部208に挿入可能な大きさを有する角筒体よりなり、その内空断面は、摩耗量検知センサー2の平面視形状より大きい。そして、台座33は、補強脚部32の内空断面を塞ぐことできる大きさの平面視形状を有する平板よりなる。
上述する構成の蓋部材3は、裏面側に成形された補強脚部32の内空部が摩耗量検知センサー収納空間6となっている。したがって、台座33に摩耗量検知センサー2を載置した状態で、台座33を補強脚部32の下端にボルト等の締結手段34を介して締結すると、摩耗量検知センサー2は摩耗量検知センサー収納空間6に収納される。
そして、摩耗量検知センサー2を収納した状態の摩耗量検知センサー収納空間6を摩耗量検知センサー用凹部208の内方に配置させるようにして、平面板31を段差部2081に載置し、平面板31と段差部2081とをボルト等の締結手段35を介して締結すると、蓋部材3は摩耗量検知センサー用凹部208に対して着脱自在に設置される。これにより、摩耗量検知センサー2は蓋部材3とともに、摩耗量検知センサー用凹部208に対して着脱自在に設置され、交換作業を容易に行うことが可能な態様となっている。
本実施の形態では、図5で示すように、カッターヘッド202におけるトンネル掘削機1の軸線を中心とするほぼ同一円周上に位置する、黒丸Cで囲った4つのディスクカッター204各々の外周縁近傍に、図4で示すような摩耗量検知センサー用凹部208を形成するとともに、摩耗量検知センサー2と蓋部材3を設置している。
こうすると、掘進距離がほぼ等しい条件におかれている4つのディスクカッター204の摩耗量を計測することができる。これにより、4つのディスクカッター204各々について、計測結果に基づいて摩耗状況を監視しながら比較することができるため、4つの摩耗量検知センサー2各々の、健全性を評価することが可能となる。
ところで、カッターヘッド202の周辺領域は高温多湿であることに加えて、泥水Mを充填したチャンバー206を高圧環境に保持すると、さらに高温に晒されることが知られている。このように、高温多湿といった過酷な環境は、カッターヘッド202に設置される摩耗量検知センサー2にとって好ましい環境とはいえない。そこで、摩耗検知装置1に換気設備10を設け、摩耗量検知センサー2を収納した摩耗量検知センサー収納空間6を換気することで温度及び湿度を調整している。
換気設備10は、図3で示すように、摩耗量検知センサー収納空間6に冷却空気を供給する給気管101と、摩耗量検知センサー収納空間6の空気を排気する排気管102とを備えている。給気管101および排気管102はいずれも、摩耗量検知センサー用凹部208の側周面及び蓋部材3の補強脚部32を貫通するように配置されるとともに、図5で示すようなカッターヘッド202のチャンバー206と対向する背面を這うように設置されている保護配管9に収納されている。
保護配管9は、給気管101および排気管102を、摩耗量検知センサー収納空間6を備えたディスクカッター装着用開口2021から、カッターヘッド202の中心部付近に設けられた配管集約部91へガイドする管材であり、配管集約部91には、図6で示すように、給気本管305および排気本管306が内装されている。
給気本管305および排気本管306は、保護配管9にてガイドされた複数の給気管101および排気管102を、それぞれ1本ずつに集約し、ローターリージョイント301に接続させるものであり、本実施の形態では、4つの保護配管9各々にてガイドされた4本の給気管101および4本の排気管102が、給気本管305および排気本管306に接続されて1本ずつに集約されている。
ロータリージョイント301は、図7で示すように、給気本管305を冷却空気を供給するエアコンプレッサ(図示せず)に連結し、排気本管306を排気設備(図示せず)に連結するコネクターであり、カッターヘッド202と同期して回転する回転軸302と、回転軸302を内包する回転筒303とを備えている。
回転軸302にはその周面上に、周方向溝3021が複数設けられるとともに、周方向溝3021各々と連通する軸方向管3022が、回転軸302の内部をカッターヘッド202側に向けてトンネル軸線方向に延在するようにして設けられている。この軸方向管3022に、給気本管305および排気本管306の基端が、それぞれ連結される。
一方、回転筒303には、内周面から外周面に向けて放射状に延材する複数の径方向管3031が、回転軸302に設けた周方向溝3021に対応するよう配置されている。そして、これら複数の径方向管3031のうちの1本が、冷却空気を供給するエアコンプレッサに連結され、また、他の1本が排気設備に連結される。
したがって、摩耗量検知センサー収納空間6に冷却空気を供給する場合には、エアコンプレッサを作動させると、冷却空気が径方向管3031に供給された後、周方向溝3021および軸方向管3022を経由して給気本管305に供給される。すると、冷却空気は、給気本管305から4つの給気管101各々に分配されて、摩耗量検知センサー収納空間6各々に給気される。
なお、冷却空気は、いずれの方法にて製造してもよいが、例えば、カッターヘッド202および作業エリアを冷却するために、トンネル掘削機1にあらかじめ備えられている冷却水を利用して製造するとよい。
一方、摩耗量検知センサー収納空間6の内部空気は、排気管102および排気本管306を経由して軸方向管3022に供給された後、周方向溝3021および径方向管3031を経由して、排気設備に排気される。
なお、摩耗検知装置1では、給気管101と排気管102だけでなく、摩耗量検知センサー収納空間6に収納されている摩耗量検知センサー2と外殻3もしくは坑口近傍に位置する摩耗量用変位アンプ4とを接続するケーブル41も、図3で示すように、摩耗量検知センサー用凹部208の側周面及び蓋部材3の補強脚部32を貫通するように配置され、図5で示すように、保護配管9に収納されて配管集約部91にガイドされる。そして、配管集約部91にガイドされたケーブル41は、ロータリージョイント301の回転軸302を貫通して、ロータリージョイント301の坑口側に装備されているスリップリング304に導かれる。
スリップリング304は、図1で示すように、ロータリージョイント301の回転軸302と同軸上に配置され、カッターヘッド202と同期して回転する筒状の回転体3041と、回転体3041の周面に装着される複数の金属製リング3042を備えている。そして、金属製リング3042には、摩耗量用変位アンプ4に接続されているケーブルの先端に取り付けたブラシ3043が接触されている。
これにより、摩耗量検知センサー2で検知した電気信号は、ケーブル41を介してスリップリング304の回転体3041から金属製リング3042、ブラシ3043を経由して、距離変位アンプ4に送信されることとなる。
上記のとおり、摩耗検知装置1は、換気設備10を備えることにより、摩耗量検知センサー収納空間6を換気することで温度および湿度を調整できるため、高温多湿な環境にあるカッターヘッド202に摩耗量検知センサー収納空間6が配置されていても、摩耗量検知センサー2に好適な環境を提供することが可能となる。
また、カッターヘッド202の近傍は高温多湿なだけでなく、後部に位置するチャンバー206に泥水が充填されることから、摩耗量検知センサー用凹部208を閉塞する蓋部材3には、平面板31を介して泥水圧が作用する。
これに対し、蓋部材3には図4で示すように、平面板31を補剛する補強脚部32と、補強脚部32の下端開口を塞いで補強脚部32の変形を抑制するように固定される台座33が備えられていることから、泥水圧によって平面板31に摩耗量検知センサー収納空間6側が凸となる曲げ変形が生じることを抑制できる。加えて、本実施の形態では、蓋部材3を超高分子量ポリエチレンにて成形し、自身の剛性を高めている。超高分子量ポリエチレンは、空隙の少ない高密度を実現できる材料であり、幅広い温度領域内で高い耐衝撃性を有するだけでなく、耐摩耗性、耐薬品性、低吸水性等の性質を持つ熱可塑性樹脂である。
これにより、蓋部材3は、補強脚部32と台座33を備えるだけでなく、自身の剛性をも向上することから、平面板31の曲げ変形を確実に抑制し、摩耗量検知センサー2を泥水圧から保護することが可能となる。なお、蓋部材3に用いる材料は、必ずしも超高分子量ポリエチレンでなくてもよく、高い剛性を有するとともに、摩耗量検知センサー2が発生する交流磁場を透過できる材料であれば、いずれを採用してもよい。
さらに、チャンバー206に充填されている泥水Mの泥水圧が高い場合、蓋部材3の平面板31と摩耗量検知センサー用凹部208の段差部2081との隙間から、摩耗量検知センサー用凹部208およびその内方に配置されている摩耗量検知センサー収納空間6に、泥水Mが流入する恐れが生じる。
これに対し、図4で示すように、平面板31と摩耗量検知センサー用凹部208の段差部2081との間にOリング7を介装し、また、平面板31と締結手段35との隙間にコーキング材8を充填している。このして止水処理を実施すると、摩耗量検知センサー用凹部208を、蓋部材3により密閉された水密構造とすることができる。これにより、摩耗量検知センサー用凹部208および摩耗量検知センサー収納空間6への泥水Mの流入を防止し、摩耗量検知センサー2を泥水Mから保護することが可能となる。
したがって、トンネル掘削機1を大深度で使用する場合や、地下水の低下及びこれに伴う地盤沈下等の周辺環境への影響を考慮しつつトンネル施工を実施するべく、チャンバー206内を2.0Mpaに達するような高圧環境に保持したとしても、摩耗量検知センサー収納空間6に収納された摩耗量検知センサー2を、高温多湿および高泥水圧等の過酷な条件から保護できる。
これにより、計測精度に影響を及ぼすような損傷や不具合を生じさせることなく、高精度の計測値を得ることができるため、最適な時期のディスクカッター交換やトンネル施工に係る他作業との工程調整等、適切なディスクカッター24の保守管理およびトンネル施工の工程管理を実施することが可能となる
本発明のディスクカッターの摩耗検知装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、4つのディスクカッター204について摩耗量を検知するべく、それぞれに摩耗量検知センサー収納空間6を設けて、排気設備10を構成する給気管101および排気管102を4本ずつ配備し、これらを給気本管305および排気本管306に集約して、ロータリージョイント301に接続した。
しかし、これに限定されるものではなく、給気本管305および排気本管306を用いることなく、4本の給気管101および4本の排気管102をそれぞれ、直接ロータリージョイント301に接続する構成としてもよい。また、摩擦量を検知するディスクカッター204の数量についても、必ずしも4つに限定されるものではない。
また、摩耗検知装置1には摩耗量検知センサー2だけでなく、図1で示すように、ディスクカッター204の回転数を検知するための回転検知センサー11を装備してもよい。回転検知センサー11にいずれを採用してもよいが、本実施の形態では、磁気センサーを採用している。このため、回転するディスクカッター204に発磁体12を設置し、これを回転検知センサー11が検知した回数をカウントすることで、回転数を算出している。
したがって、図2で示すように、発磁体12はディスクカッター204の側面に設置し、回転検知センサー11は、カッターヘッド202のディスクカッター装着用開口2021における、ディスクカッター204の側面と平行な面であって、発磁体12と対向する位置に配置する。
図8で示すように、発磁体12と対向する位置には、カッターヘッド202のフレームに回転検知センサー用孔209が設けられ、ディスクホルダー205にも同様の回転検知センサー用孔2051が設けられている。そして、回転検知センサー用孔209、2051の両者を貫通するように回転検知センサー格納体14が配置されている。
回転検知センサー格納体14は、回転検知センサー用孔209の内周面に合致する大きさの断面径を有する円筒状の格納筒141を備えるとともに、円筒体141のディスクカッター204と対向する一方の端面が開口し、他方の端面には開口を塞ぐようにフランジ142が備えられている。
格納筒141は、その内方に軸線方向に延在するセンサー設置板144が設けられており、このセンサー設置板144に、回転検知センサー11と、回転検知センサー11で検知した電気式信号を電圧に変換して出力する回転数用変位アンプ13が設置されている。また、格納筒141の内方は充填材15を充填している。充填材15は、防湿効果を有する材料であればいずれを採用してもよいが、本実施の形態では、2液性常温硬化型のエポキシ樹脂を採用している。
これにより、回転検知センサー11および回転数用変位アンプ13が、充填材15に埋設される態様となるため、カッターヘッド22の周辺領域が高温多湿な環境に置かれても、回転検知センサー11および回転数用変位アンプ13に結露を生じさせることがない。
また、格納筒141の内空部が充填材15で充填されることにより、チャンバー206を充填する泥水Mより泥水圧が作用しても、格納筒141に曲げ変形が生じることを抑制できる。したがって、格納筒141に収納されている回転検知センサー11および回転数用変位アンプ13を泥水圧から保護することが可能となる。
一方、フランジ142は、カッターヘッド202のフレームに締結手段143を用いて着脱自在に固定されている。これにより、回転検知センサー格納体14をカッターヘッド202から取り外すことで、回転検知センサー11と回転数用変位アンプ13を容易に交換することができる構成となっている。
また、回転検知センサー11とともに格納筒141に収納されている回転検知用変位アンプ13は、接続されているケーブル131が、図6で示すように、保護配管9に収納されて配管集約部91にガイドされる。そして、図1で示すように、ロータリージョイント301の回転軸302を貫通してスリップリング304に接続される。
これにより、回転検知用変位アンプ13にて出力された電圧は、ケーブル131を介してスリップリング304の回転体3041から金属製リング3042、ブラシ3043を経由して、表示制御盤5に送信される。表示制御盤5では、回転検知用変位アンプ13にて出力された電圧に基づいてディスクカッター204の回転数を解析し、これを表示する。
したがって、トンネル掘削機201に、ディスクカッター204の摩耗量を検知する摩耗量検知センサー2とディスクカッター204の回転数を検知する回転検知センサー11の両者を備えた摩耗検知装置1を搭載すると、作業員は、トンネル掘削機1にて地山を掘進する期間中、ディスクカッター204を直接目視することなく、表示制御盤5にてディスクカッター204の摩耗量と回転数の両者を、常時監視することができる。
そして、このような回転検知センサー11を、摩耗量検知センサー2にて摩耗量が検知されるディスクカッター204各々の回転数を監視するべく設けることにより、摩耗量検知センサー2にて摩耗量を検知したディスクカッター204が、正常に回転しつつ摩耗しているのか、もしくは回転せずにディスクカッター204の一部分が摩耗しているのか等、ディスクカッターの摩耗形状を推定することも可能となる。
1 摩耗検知装置
2 摩耗量検知センサー
3 蓋材
31 平面板
32 補強脚部
33 台座
34 締結手段
35 締結手段
4 摩耗量用変位アンプ
41 ケーブル
5 表示制御盤
6 摩耗量検知センサー収納空間
7 Oリング
8 コーキング材
9 保護配管
10 換気設備
101 給気管
102 排気管
11 回転検知センサー
12 発磁体
13 回転数用変位アンプ
131 ケーブル
14 回転検知センサー格納体
141 格納筒
142 フランジ
143 締結手段
144 センサー設置板
15 充填材

201 シールド掘削機
202 カッターヘッド
2021 ディスクカッター装着用開口
2022 配管集約部
203 外殻
204 ディスクカッター
205 ディスクホルダー
2051 回転検知センサー用孔
206 チャンバー
207 隔壁
208 摩耗量検知センサー用凹部
2081 段差部
209 回転検知センサー用孔

301 ロータリージョイント
302 回転軸
3021 周方向溝
3022 軸方向管
303 回転筒
3031 径方向管
304 スリップリング
305 給気本管
306 排気本管

Claims (5)

  1. トンネル掘削機に搭載され、該トンネル掘削機の前面に備えたカッターヘッドに装着されるディスクカッターの摩耗状態を検知する摩耗検知装置であって、
    前記ディスクカッターの摩耗量を検知する摩耗量検知センサーと、
    前記カッターヘッドにおける、前記ディスクカッターの外周縁近傍に形成される摩耗量検知センサー用凹部を閉塞し、表面側が前記ディスクカッターと対向する蓋部材と、を備え、
    前記蓋部材の裏面側に、前記摩耗量検知センサーを収納する摩耗量検知センサー収納空間が設けられ、
    該摩耗量検知センサー収納空間に冷却空気を供給して換気し、温度及び湿度を調整する換気設備が備えられ、
    前記冷却空気は、前記カッターヘッドを冷却する冷却水を利用して製造されたものであることを特徴とする摩耗検知装置。
  2. 請求項1に記載の摩耗検知装置において、
    前記蓋部材に、表面側が前記ディスクカッターと対向する平面板と、該平面板の裏面より垂下する筒状体よりなる補強脚部と、該補強脚部の下端開口を閉塞する台座とを備え、
    前記摩耗量検知センサー収納空間が、前記補強脚部の内空部に設けられることを特徴とするディスクカッターの摩耗検知装置。
  3. 請求項2に記載の摩耗検知装置において、
    前記換気設備が、前記摩耗量検知センサー収納空間に冷却空気を供給する給気管と、前記摩耗量検知センサーの空気を排気する排気管と、を備え、
    前記給気管及び前記排気管は、前記蓋部材に備えた前記補強脚部を貫通し、前記カッターヘッドのチャンバーと対向する背面を這うように設置されていることを特徴とする摩耗検知装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の摩耗検知装置において、
    前記摩耗量検知センサー用凹部が、前記カッターヘッドにおける前記トンネル掘削機の軸線を中心とする略同一円周上に位置する複数のディスクカッター各々の外周縁近傍に形成され、
    該摩耗量検知センサー用凹部各々に、前記摩耗量検知センサーと前記蓋部材が備えられることを特徴とする摩耗検知装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の摩耗検知装置において、
    前記摩耗量検知センサーにて摩耗量が検知されるディスクカッターの、回転を検知する回転検知センサーを備え、
    該回転検知センサーが、回転検知センサー格納体の中空部に配置されるとともに、充填材にて埋設されることを特徴とするディスクカッターの摩耗検知装置。
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