JPS62227999A - 固型石けん - Google Patents

固型石けん

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JPS62227999A
JPS62227999A JP7114786A JP7114786A JPS62227999A JP S62227999 A JPS62227999 A JP S62227999A JP 7114786 A JP7114786 A JP 7114786A JP 7114786 A JP7114786 A JP 7114786A JP S62227999 A JPS62227999 A JP S62227999A
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JP
Japan
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soap
adhesive
acid
solid soap
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP7114786A
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English (en)
Inventor
松倉 忠明
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、複数個の固型石けん片が接着剤によシ接着さ
れてなる固型石けんに関する。
[従来技術] 従来、石けんは白色、ピンク等単色のものであったが、
近年、表面や内部に縞模様や大埋石模様を有する石けん
が販売され、好評を得ている。しかし、特に石けん内部
に複雑な模様全形成することは困う°弘であシ、形成す
る模様は単調にならざる全得なかった。
石けん内部に所望の模様全形成する方法として、表面に
所定の方法で模様が形成された石けんを透明石けんと接
着することが考えられる。
しかし、石けんを接着するための接着剤として適切なも
のは、これまでなかつ念。
例えば、有機溶剤に樹脂を溶解した通常の溶剤型接着剤
では、接着力が非常に弱く、仮に接着が可能であったと
しても安全性の点から石けんには使用できない。また、
固型石けんをグラスチック等に接着する方法が特開昭6
1−17000公報に開示されてお)、ここで接着剤と
して用いているEVA又はアクリル−酢r・堤ビニルエ
マルジ目ンは固型石けん同士の接着にも有効であるが、
石けんの接着面に水に不溶の薄いプラスチックフィルム
が形成され、これが石けんの手ざわシに違和感を与えた
り、身体に付着したり、浴槽に浮いたりして好ましくな
い。
上記特許公報には、またPVAやゼラチン等の水溶性接
着剤も示されているが、これらは同公報においても指摘
されているように、耐水性が低く、使用中に石けんが剥
がれてしまうため、使用できない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、複数個の固型石けん片が強固に接着さ
れてなシ、かつ使用に際し接着剤が異物として生ずるこ
とのない固型石けん全提供することにある。
[問題点全解決するための手段] 本発明者らは、固型石けん片同士を接着する力が強く、
かつ使用に際しては水に溶解する接着剤を求めるため鋭
意研究を行なった結果、マルトトリオースが規則正しく
α−1,6結合した多糖類が上記要求を満たすことを見
出し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明の固型石けんは、複数個の固型石けん片全
、マルトトリオースが規則正しくα−1,6結合した多
、糖類からなる接着剤によシ接着し”(なることを特徴
とする。
本発明の1世型石けんにおいて接着剤として用いられる
、マル!−)リオースが規則正しくα−1,6結合した
多糖類は、一般式(C6H1゜05)n−H2Oで叛わ
される物質であり、下記に示す分子措造全有している。
1                ン1〜具体的には
、「プルラン」なる商品名で市販されている物質がこれ
に含まれる。
本発明において接着剤として用いられている多糖類に対
しては、p−オキシ安息香酸エステル、ソルビタン、デ
ヒドロ酢酸、安息香酸およびそれらのアルカリ金属塩、
エタノール、グリセリン、フロパノール、フロピレンゲ
リコール、ブチレンダリコール等の防腐剤: EDTA
 XEl(DP %各種リン酸、有機多塩基酸、BIT
 、 BHA 、 TBHQ。
トコフェロール等の酸化防止剤;および香料等を配合す
ることができる。
上記接着剤によ勺接着され得る石けんは、従来公知の方
法によシ製造されたものである。即ち、牛脂、肝胆、鯨
油、魚油などに代表される動物油脂、ヤシ油、パーム油
、パーム核油、大豆油、オリーブ油、綿実油等に代表さ
れる植物油脂等の各単独ないし混合物をアルカリ等でけ
ん化するか、あるいは種々の脂肪酸や樹脂酸をアルカリ
等で中和することによって製4告されたものである。透
明および不透明のいずれのタイプの石けんも含まれる。
石けんには種々の成分全配合することができる。そのよ
うな成分としては、香料、色素、前述の酸化防止剤、グ
リセリン、プロピレンダリコール、ブチレンダリコール
、ポリエチレングリコール、蔗糖、エタノール等がある
また、洗浄力をさらに高めるため石けんペース以外に他
の界面活性剤を添加することもできる。そのような界面
活性剤としては、例えばα−スルホN 肪1’Zエステ
ル、イセチオン酸エステル、アルキルアリールスルホン
酸、アルコール硫酸エステル、アルコールエトキシレー
トの硫酸エステル、オレフィンスルホン酸、ハラフィン
スルホン酸、N−アシルグルタミン酸及びそれらエステ
ルや酸の塩類、さらにはアルキルベタイン、アルキルス
ルホペメインなどt[lJ’ルことかできる。
更に、皮膚への残油効果全調整するために、例えば過脂
肪剤や種々の皮膚保護剤全添加することができる。それ
らの具体例としては、スクワレン、スクワラン、オレフ
ィンオリゴマー、ワックス、ワセリンその他の鉱油など
の炭化水素、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイ
ン酸、リシノール酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ベ
ヘン酸などの脂肪酸、各種グリセライド、シュガーエス
テル、ラノリン、イソプロピルミリステート、イングロ
ビルパルミテート、インブチルステアレートなどの脂肪
酸エステル、セチルアルコール、ステアリルアルコール
、オレイルアルコールなどの“脂肪族アルコール、グリ
セリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリオール類、アルコールや脂肪酸のエトキ
シレート、ジメチルシリコーン等のシリコーン類、その
他各種の蛋白および蛋白誘導体、ビタミンv4など全挙
げ渇ことができる。
まな更に、本発明の石けんには、その使用目的に応じて
、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウム等の消炎
剤、2#4P4’−)ジクロロ−2′−ヒドロキシジフ
エニルエーテルや3,4.41−トリクロロカルバニリ
ド(TCC)等の殺菌剤等の慣用添加剤を添加すること
ができる。
本発明の固型石けんを得るための、複数の固型石けんの
接着方法としては、固型石けんの被接着面を平滑にした
後、多糖類からなる接着剤の水溶液を塗布し、次いで被
接着面同士を密着させる方法がある。他の方法として、
石けんの被接着面を水で濡らした後、間に多糖類のフィ
ルムをはさんで密着させる方法がある。後者の方法によ
ると、接着剤の水溶液を作る必要がなく、接着工程が簡
単であυ、かつ消費者が自ら好みの石けん全接着するこ
とができるため、好ましい方法である。
[発明の効果] 本発明の固型石けんは、所定の接着剤により極めて強固
に接着されたものであり、使用中に剥離することがなく
、また接着剤は水溶性であるため残留物として身体に付
着したり浴槽に浮いたシすることはない。例えば表面に
模様を施した石けんと透明布けんとを接着することによ
シ、内部に模様が施された装飾性に優れた石けんを得る
ことができる。
[実施例] 接着される石けんとして、次の製造法により得た不透明
固泣石けんと透明固型石けんとを用いた。
石けんペース(牛脂/ヤシ油=70/30の重塁比の油
脂から得たナトリウム石けん、水分食合10チ)95.
6チに、酸化チタン0.3チ、ヤシ脂肪酸3チ、香料1
%、およびEDTA 0.1チ全添加し、ミキサーで混
合後、プロッターで押し出し、型打ちすることにより?
!造した。
透明固型石けん 一般的な枠線法による透明布けん製造法に準じて、下記
の配合組成を有し、かつ揮発物】5〜20%の透明固型
石けんを製造した。
グリセリン        10部 砂糖     10部 エタノール          20部水      
             20部香料     1.
5部 EDTA          0.1部色素     
微量 以上の不透明固型石けんおよび透明固型石けんについて
、接着試験を行なった。接着試験の手順は次の通シであ
る。
(1)石けん試験片の調製 ナイフやカンナを用いて、各固型石けんの被接着面を平
滑として試験片とした。なお、平滑面の形、面積をそろ
えるため、各固型石けんは同一金型で泡打ち仕上げした
(2)接着 6石けん試験片を次の2つの接着法にょシ接着した。
(イ)石けん試験片の被接着面に、10〜20%の接着
剤水溶液金塗布し、両者を重ね合せ、加圧状態で48時
間放置して接着した。
接着剤の塗布量は各サンプル間でほぼ同一となるように
調整した。
(ロ)石けん試験片の被接着面を水で濡らし、接着剤フ
ィルムを間にはさんで加圧状態で48時間放置して接着
した。
(3)接着強度試験 接着した固型石けん全40℃の温水に10分間浸漬し、
とり出した後、表面を乾燥したタオルで軽くぬぐい、濡
れタオルの上に載せ、上側の石けんを持って約10回タ
オルにこすシつけた。接着面が破壊されなければ24時
間室温で乾燥した後、再び同様の操作を繰り返した。試
験は、繰ル返し回数3回まで行なった。
以上の方法によシ、種々の接着剤を用いて行なった接着
試験の結果全下記表に示す。なお、下記安中、実施例8
は接着剤フィルム金用い、他の比較例1〜4および実施
例1〜7は、いずれも接着剤水溶液を用いた。
上記表から明らかなように、接着剤としてプルランを用
いた場合(実施例1〜8)はいずれも優れた接着性全示
して込る。また、実施例4〜7に示すように、プルラン
に添加剤を配合しても接着性は変わらず、実施例8に示
すようにグルランのフィルムを用いても同様の接着性を
示している。
なお、実施例1〜8の接着した固型石けんを、実際に浴
室で使用したところ、石けんを全て使い切るまで剥離は
生じなかった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の固型石けん片を、マルトトリオースが規
    則正しくα−1,6結合した多糖類からなる接着剤によ
    り接着してなる固型石けん。
  2. (2)前記接着剤は、フィルム状で前記固型石けん片間
    に介在している特許請求の範囲第1項記載の固型石けん
JP7114786A 1986-03-31 1986-03-31 固型石けん Pending JPS62227999A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03162472A (ja) * 1989-11-20 1991-07-12 Taki Asai 石鹸用接着剤
JP2005343922A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Nof Corp 固形洗浄剤組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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