JP3048291B2 - 洗浄用組成物及びその製造方法 - Google Patents

洗浄用組成物及びその製造方法

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進一 稲田
辰彦 菅
一良 矢澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧石鹸、シャンプ
ー、入浴剤等に用いられる洗浄用組成物及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油脂あるいは油脂を予め加水分解
して得た脂肪酸を、アルカリ剤でケン化して得られる組
成物は、そのまま化粧石鹸、シャンプー等の洗浄剤とし
て利用されている。
【0003】一般に、洗浄剤の品質は、原料油脂の種類
並びに配合によるところが大きい。原料油脂としては、
牛脂、ヤシ油、パーム油、大豆油等、極めて広範囲の油
脂が使用されるが、これらを単独で用いることはまれで
あり、通常は、数種の原料油脂あるいは脂肪酸を予め混
合して使用する。一般には牛脂と椰子油を3:1から
4:1の割合としたものが良いとされている。通常使用
されている固形の化粧石鹸は、牛脂とヤシ油とを重量比
で85〜80:15〜20の割合で混合した油脂を、水
酸化ナトリウムでケン化して作られており、その他、油
脂にパーム油、オリーブ油等を配合して作られる化粧石
鹸もある。
【0004】水質のよいわが国では、石鹸の特徴である
洗浄力が良好に発揮され、肌の汚垢とともに皮脂をとり
過ぎて、肌あれを起こすことがある。このため、市販の
化粧石鹸では、洗浄力を損なわない範囲で、オリーブ油
などの中性油脂、ラノリン、高級アルコール等のクリー
ム基材を保湿剤として配合し、使用後の肌をしっとりと
させる効果を付与している。
【0005】一方、特公平3−62759号には、ガン
マリノレン酸、ガンマリノレン酸ナトリウム、ガンマリ
ノレン酸カリウム及びガンマリノレン酸エステルの中か
ら選ばれる少なくとも1種を含有する石鹸が開示されて
おり、この石鹸は、皮膚の清浄作用と同時に、皮膚病の
治療効果を有するとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、市販の
化粧石鹸は、使用後の肌をしっとりとさせる効果を付与
するため、洗浄力を損なわない範囲で、オリーブ油など
の中性油脂、ラノリン、高級アルコール等のクリーム基
材を保湿剤として配合しているのであるが、こうした過
脂肪分の添加は石鹸の洗浄作用を低下させるため、添加
量に制約を受け、十分な効果が得られなかった。
【0007】また、特公平3−62759号には、ガン
マリノレン酸の塩やエステルを含有する石鹸が開示され
ているが、後述するように、この石鹸には、肌をしっと
りとさせる効果は乏しいことがわかった。
【0008】更に、リノレン酸のような高級不飽和脂肪
酸を用いた場合、製造工程中又は保存中に不飽和脂肪酸
が酸化されやすいため、生成された過酸化物、酸、アル
デヒド類が皮膚を刺激してスキントラブルを起こした
り、製品が変色、腐敗臭を放つなど品質の低下を生じる
虞れがあった。
【0009】したがって、本発明の目的は、使用後の肌
をしっとりとさせる効果を有し、保存安定性にも優れた
洗浄用組成物及びその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の洗浄用組成物は、化粧石鹸、シャンプー、
入浴剤から選ばれた少なくとも1種に用いられる洗浄用
組成物において、α−リノレン酸、そのエステル、グリ
セリドから選ばれた少なくとも1種を含む原料油脂及び
/又は脂肪酸にアルカリ剤を添加して得られるα−リノ
レン酸のを含むことを特徴とする。
【0011】また、本発明の洗浄用組成物の製造方法
は、化粧石鹸、シャンプー、入浴剤から選ばれた少なく
とも1種に用いられる洗浄用組成物の製造方法におい
て、α−リノレン酸、そのエステル、グリセリドから選
ばれた少なくとも1種を含む原料油脂及び/又は脂肪酸
に、不活性ガスの雰囲気下でアルカリ剤を添加すること
を特徴とする。
【0012】以下、本発明について好ましい具体例を挙
げて更に詳細に説明する。
【0013】本発明において、α−リノレン酸、その
エステル、グリセリドから選ばれた少なくとも1種を含
む油脂及び/又は脂肪酸が原料として用いられる。
た、α−リノレン酸、そのエステル、グリセリド(以下
「α−リノレン酸及び/又はその誘導体」とする)だけ
を含むように高純度に精製されたものだけでなく、例え
ばシソ油のようにα−リノレン酸含量の高い油脂を用い
ることができる。更に、α−リノレン酸とともに、エイ
コサペンタエン酸(EPA)などの他の高級不飽和脂肪
酸を併用してもよい。
【0014】本発明の洗浄用組成物の原料とする油脂及
び/又は脂肪酸としては、α−リノレン酸及び/又はそ
の誘導体の他に、例えばパーム油、ヤシ油、オリーブ
油、ヒマシ油、ゴマ油、綿実油、大豆油、キリ油、落花
生油、ナタネ油、シソ油等の植物油脂や、牛脂、豚脂、
鯨油等の動物油脂、更にはこれらの油脂に由来する脂肪
酸を適宜組合わせて用いることができる。
【0015】ただし、α−リノレン酸及び/又はその誘
導体の含有量は、油脂及び/又は脂肪酸成分中の割合と
して、0.4重量%以上が好ましく、1.5重量%以上
が更に好ましい。ここで油脂及び/又は脂肪酸成分と
は、最終製品中に含有される、アルカリ剤によりケン化
された、あるいはケン化されずにそのまま残った油脂及
び/又は脂肪酸を意味する。α−リノレン酸及び/又は
その誘導体の含有量が、0.4重量%未満では、本発明
の効果が十分に得られないので好ましくない。
【0016】本発明において使用されるアルカリ剤とし
ては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリ
エタノールアミンなど、従来より用いられているものが
用途に応じて使用される。一般に、固形の組成物を得よ
うとする場合は水酸化ナトリウムが適しており、液状の
組成物を得ようとする場合は、水酸化カリウム、トリエ
タノールアミンが適している。
【0017】本発明の洗浄用組成物には、上記成分の他
に、必要に応じて、油脂、ラノリン、高級アルコール、
脂肪酸等の過脂肪剤、糖、グリセリン等の透明化剤、ト
コフェノール、BHA、BHT等の抗酸化剤、EDTA
塩等のキレート化剤、香料、色素、ビタミン類等を適宜
配合することができる。
【0018】本発明の洗浄用組成物は、α−リノレン酸
及び/又はその誘導体を含む原料油脂及び/又は脂肪酸
に、窒素等の不活性ガスの雰囲気下でアルカリ剤を添加
し(以下この反応を「ケン化」とする)、必要に応じて
前述したような他の成分を添加することによって製造す
ることができる。ここで、不活性ガスの雰囲気下でケン
化を行う理由は、α−リノレン酸及び/又はその誘導体
の酸化を防ぐためである。不活性ガスの雰囲気下にする
方法としては、例えば反応釜、反応槽を囲む空間に存在
する空気を不活性ガスで置き換える方法などが好ましく
採用される。
【0019】この場合、ケン化反応の温度は50〜65
℃が好ましい。反応温度が65℃を超えると、α−リノ
レン酸及び/又はその誘導体の酸化が進行しやすくな
り、一方、反応温度が50℃未満では、原料に用いる油
脂又は脂肪酸の融点等によっても異なるが、洗浄用組成
物の製造が困難となる。
【0020】また、アルカリ剤の添加に要する時間(ア
ルカリ剤の添加を開始してから終了するまでの時間)
は、1時間以上とすることが好ましく、ケン化時間いっ
ぱいを使って徐々に添加することが好ましい。
【0021】こうして得られた本発明の洗浄用組成物
は、例えば、化粧石鹸などの固形状石鹸や、チューブ入
りのクリーム状石鹸、シャンプーなどの液状石鹸などと
して利用できる。また、石鹸の種類も、過脂肪石鹸、透
明石鹸、ヒゲそり石鹸、ベビーソープ、薬用石鹸、ボデ
ィシャンプー、髪用シャンプーなど、各種の石鹸として
用いることができる。更には、バスオイル、バブルバス
などの入浴剤としても利用できる。
【0022】
【作用】本発明の洗浄用組成物は、α−リノレン酸及び
/又はその誘導体のケン化物を含有することにより、使
用後の肌にしっとり感やつるつる感を与える効果、いわ
ゆる保湿性に優れている。
【0023】また、本発明の洗浄用組成物は、α−リノ
レン酸及び/又はその誘導体をケン化したことにより、
空気中の酸素によるα−リノレン酸及び/又はその誘導
体の酸化が抑制され、保存安定性に優れている。
【0024】
【実施例】
実施例1〜4(透明石鹸) α−リノレン酸混合油(α−リノレン酸含有量55%)
と、牛脂と、ヤシ油とを、表1に示す各種配合比で混合
した油脂400g中に、エタノール180gを加え、窒
素ガス雰囲気下の反応釜中で、80℃で加熱混合した。
これに別途水酸化ナトリウム64gを水200gに溶解
させた水溶液を、30〜60分間かけて少しずつ滴下
し、温度を80℃に保ちながらケン化反応を終了した。
【0025】反応終了後、温度を80℃に保ったまま
で、サッカロース120g、グリセリン52gを添加し
て溶解させ、遊離アルカリを調製した後、トコフェロー
ルを適量添加して溶解させ、透明な洗浄用組成物を得
た。
【0026】この洗浄用組成物を枠に流し込み、冷却固
化した後、切断、乾燥し、包装して、4種類の透明石鹸
を製造した。これらを実施例1〜4とした。
【0027】
【表1】
【0028】比較例1〜4 γ−リノレン酸混合油(γ−リノレン酸含有量25%)
と、牛脂と、ヤシ油とを、表2に示す各種配合比で混合
した油脂400gを用いて、実施例1〜4と同様にして
4種類の透明石鹸を製造した。これらを比較例1〜4と
した。
【0029】
【表2】
【0030】試験例1 上記実施例1〜4及び比較例1〜4で得られた石鹸につ
いて、保湿性を評価するため、成年男女計10名をパネ
ラーとし、洗顔後の肌における保湿性(つるつる感、し
っとり感)を、表3の評価基準にしたがって評価した。
【0031】
【表3】
【0032】パネラー10人の評価値を平均し、各サン
プルに対する評価値とした。評価結果は表4のとおりで
あった。
【0033】
【表4】
【0034】以上の結果より、α−リノレン酸を配合し
た石鹸では、油脂中の配合比1.5%で保湿性改善効果
が十分に得られ、配合比が高まるにつれて効果は向上し
た。一方、γ−リノレン酸を用いた場合は、こうした効
果は得られなかった。
【0035】比較例5〜7 次に、牛脂と、ヤシ油とを、表5に示す各種配合比で混
合した油脂を、実施例1と同様にしてケン化し、遊離ア
ルカリを調製した後、α−リノレン酸混合油(α−リノ
レン酸含有量55%)を添加して、3種類の透明石鹸を
製造した。これらを比較例5〜7とした。
【0036】
【表5】
【0037】試験例2 実施例1〜4及び比較例5〜7で得られた石鹸につい
て、洗浄性を評価するため、成年男女計10名をパネラ
ーとし、洗顔時の肌に対する洗浄力、起泡力を、表6の
評価基準にしたがって評価した。
【0038】
【表6】
【0039】パネラー10人の評価値を平均し、各サン
プルに対する評価値とした。評価結果は表7のとおりで
あった。
【0040】
【表7】
【0041】以上の結果より、α−リノレン酸のケン化
物を含有する本発明の石鹸は、α−リノレン酸含量が3
3%と高い場合でも、良好な洗浄力、起泡力を有してい
た。これに対して、ケン化反応後にα−リノレン酸を添
加した場合、α−リノレン酸の配合比が5%になると、
洗浄力、起泡力の低下が認められ、10%では洗浄力、
起泡力が全く失われた。
【0042】試験例3 α−リノレン酸混合油(α−リノレン酸含有量55%)
250g中に、エタノール112gを加え、窒素ガス雰
囲気下の反応釜中で、80℃で加熱混合した。これに別
途水酸化ナトリウム40gを水125gに溶解させた水
溶液を、30〜60分間かけて少しずつ滴下し、温度を
80℃に保ちながらケン化反応を終了した。反応終了
後、温度を80℃に保ったままで、遊離アルカリを調製
し、ケン化組成物を製造した。
【0043】上記試料を小型シャーレに入れ、70℃の
空気が還流する恒温機中に置いて、POV(過酸化物
価)を経時的に測定した。また、比較のために、ケン化
していないα−リノレン酸混合油(α−リノレン酸含有
量55%)についても、同様にして測定を行った。その
結果を表8に示す。なお、POVは基準油脂分析試験法
に準じて測定し、ケン化組成物については、塩酸を添加
した後、エーテル抽出、脱水して得られた脂肪酸のPO
Vを測定した。
【0044】
【表8】
【0045】表8の結果より、α−リノレン酸をケン化
することにより、空気中の酸素によるα−リノレン酸の
酸化を抑制できることが確認された。
【0046】実施例5(シャンプー) α−リノレン酸混合油(α−リノレン酸含有量55%)
50g、蒸留ヤシ油脂肪酸120g、オレイン酸(オレ
イン75%以上含有)60gを混合した油脂を、窒素ガ
ス雰囲気下の反応釜中で、80℃で加熱混合した。これ
にトリエタノールアミン120gを、30〜60分かけ
て少しづつ滴下し、温度を80℃に保ちながらケン化反
応を終了した。
【0047】反応終了後、温度を80℃に保ったまま
で、グリセリン50g、EDTA−2Na5g、ラウリ
ル酸ジエタノールアミド20g、及び香料を添加し、精
製水で全量を1kgとして、シャンプーを製造した。
【0048】実施例6(シャンプー) α−リノレン酸混合油(α−リノレン酸含有量55%)
50g、ヤシ油150g、パーム油50gを混合した油
脂を、窒素ガス雰囲気下の反応釜中で、80℃で加熱混
合した。これに90%水酸化カリウム水溶液30g、9
0%水酸化ナトリウム水溶液10g、及びラウリル硫酸
ナトリウム67gを別途混合し、80℃に加熱した溶液
を、30〜60分かけて少しづつ滴下し、温度を80℃
に保ちながらケン化反応を終了した。
【0049】反応終了後、温度を45℃まで下げながら
エタノール70g及び香料を添加して、シャンプーを製
造した。
【0050】実施例7(バスソルト) α−リノレン酸混合油(α−リノレン酸含有量55%)
250g中に、エタノール112gを加え、窒素ガス雰
囲気下の反応釜中で、80℃で加熱混合した。これに別
途水酸化ナトリウム40gを水125gに溶解させた水
溶液を、30〜60分間かけて少しずつ滴下し、温度を
80℃に保ちながらケン化反応を終了した。反応終了
後、温度を80℃に保ったままで、遊離アルカリを調整
した後、スプレードライ法により粉末化し、粉末状のケ
ン化組成物を得た。
【0051】上記のケン化組成物粉末50g、セスキ炭
酸ソーダ400g、食塩100g、硫酸ソーダ493g
をブレンダーでよくかきまぜながら、液体ラノリン5
g、色素2g、及び香料を均一に添加し、混合して、バ
スソルトを製造した。
【0052】実施例8(バスオイル) α−リノレン酸混合油(α−リノレン酸含有量55%)
250g中に、エタノール112gを加え、窒素ガス雰
囲気下の反応釜中で、80℃で加熱混合した。これに別
途水酸化カリウム40gを水125gに溶解させた水溶
液を、30〜60分間かけて少しずつ添加し、温度を8
0℃に保ちながらケン化反応を終了した。反応終了後、
温度を80℃に保ったままで、遊離アルカリを調整し、
軟質のケン化組成物を得た。
【0053】上記のケン化組成物50g、ヘキサデシル
アルコール300g、ポリエチレングリコール230
g、ポリオキシエチレン(40モル)硬化ヒマシ油70
g、エチルアルコール400g、香料、色素、紫外線吸
収剤を混合して、バスオイルを製造した。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
α−リノレン酸、そのエステル、グリセリドから選ばれ
た少なくとも1種を含む原料油脂及び/又は脂肪酸にア
ルカリ剤を添加して得られるα−リノレン酸の塩を含有
するので、洗浄力を損なうことなく、しっとり感やつる
つる感を付与することができ、また、保存安定性にも優
れた洗浄用組成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢澤 一良 神奈川県相模原市鵜野森571 (72)発明者 近藤 聖 神奈川県大和市中央林間5−16−4 (56)参考文献 特開 昭63−277604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 9/02 C11D 13/00 A61K 7/075 A61K 7/50 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧石鹸、シャンプー、入浴剤から選ば
    れた少なくとも1種に用いられる洗浄用組成物におい
    て、α−リノレン酸、そのエステル、グリセリドから選
    ばれた少なくとも1種を含む原料油脂及び/又は脂肪酸
    にアルカリ剤を添加して得られるα−リノレン酸の
    含むことを特徴とする洗浄用組成物。
  2. 【請求項2】 α−リノレン酸及びその他の高級不飽和
    脂肪酸のを含む請求項1記載の洗浄用組成物。
  3. 【請求項3】 化粧石鹸、シャンプー、入浴剤から選ば
    れた少なくとも1種に用いられる洗浄用組成物の製造方
    法において、α−リノレン酸、そのエステル、グリセリ
    ドから選ばれた少なくとも1種を含む原料油脂及び/又
    は脂肪酸に、不活性ガスの雰囲気下でアルカリ剤を添加
    することを特徴とする洗浄用組成物の製造方法。
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