JPS62225221A - パテイキユレ−トトラツプ - Google Patents
パテイキユレ−トトラツプInfo
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- JPS62225221A JPS62225221A JP61064923A JP6492386A JPS62225221A JP S62225221 A JPS62225221 A JP S62225221A JP 61064923 A JP61064923 A JP 61064923A JP 6492386 A JP6492386 A JP 6492386A JP S62225221 A JPS62225221 A JP S62225221A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、例えばディーゼルエンジンなどの排気ガス中
に含まれるダストを捕集して清浄化させるパティキュレ
ートトラップに関する。
に含まれるダストを捕集して清浄化させるパティキュレ
ートトラップに関する。
[従来技術およびその問題点」
ディーゼルエンジンの排気ガス中には、カーボンなどの
多数の微粒子が含まれており、公害の原因となっている
。そこで、排気ガス中に含まれる上記のようなダストを
捕集するため、種々のセラミックス製フィルタが提案さ
れている。
多数の微粒子が含まれており、公害の原因となっている
。そこで、排気ガス中に含まれる上記のようなダストを
捕集するため、種々のセラミックス製フィルタが提案さ
れている。
このようなセラミックス製フィルタの一例として、例え
ば第5図および第8図に示すように、全体としてハニカ
ム構造をなし、両端面のセルがそれぞれ千鳥格子状に閉
塞されたものが知られている。このフィルタは、ハニカ
ムのセルが排気ガス流入路lと清浄ガス流出路2とに分
れており、排気ガスAの流入側の端面においては、清浄
ガス流出路2が閉塞され、清浄ガスBの流出側の端面に
おいては、排気ガス流入路1が閉塞されている。
ば第5図および第8図に示すように、全体としてハニカ
ム構造をなし、両端面のセルがそれぞれ千鳥格子状に閉
塞されたものが知られている。このフィルタは、ハニカ
ムのセルが排気ガス流入路lと清浄ガス流出路2とに分
れており、排気ガスAの流入側の端面においては、清浄
ガス流出路2が閉塞され、清浄ガスBの流出側の端面に
おいては、排気ガス流入路1が閉塞されている。
したがって、排気ガスAが一方の端面から排気ガス流入
路1内に入ると、通気性の隔壁を通して清浄ガス流出路
2内に導入される。このとさ、隔壁によってダストが捕
集され、カスは清浄化されて清浄ガスBとなる。そして
、清浄ガスBは、清浄ガス流出路2を通って他方の端面
から排出される。
路1内に入ると、通気性の隔壁を通して清浄ガス流出路
2内に導入される。このとさ、隔壁によってダストが捕
集され、カスは清浄化されて清浄ガスBとなる。そして
、清浄ガスBは、清浄ガス流出路2を通って他方の端面
から排出される。
しかし、このフィルタでは、排気ガスA中のダストが排
気ガス流入路lの隔壁に全て捕集されることになり、ダ
ストの堆積により次第に通過圧損が増大する。このため
、隔壁に堆積したダストを定期的に除去しなければなら
ない、ダストを除去する手段としては、電熱やバーナに
よりダストを燃焼させる方法がよく採用される。しかし
、上記のフィルタにおいては、通過圧損を低くするため
に、隔壁の厚さが通常0.2〜31程度とされており、
ダストを燃焼させたときの熱によって、隔壁が焼損して
しまうという問題点があった。このため、隔壁に酸化触
媒などを担持させてダストを酸化燃焼させることも提案
されているが、ダストを完全に除去することは困難であ
った。
気ガス流入路lの隔壁に全て捕集されることになり、ダ
ストの堆積により次第に通過圧損が増大する。このため
、隔壁に堆積したダストを定期的に除去しなければなら
ない、ダストを除去する手段としては、電熱やバーナに
よりダストを燃焼させる方法がよく採用される。しかし
、上記のフィルタにおいては、通過圧損を低くするため
に、隔壁の厚さが通常0.2〜31程度とされており、
ダストを燃焼させたときの熱によって、隔壁が焼損して
しまうという問題点があった。このため、隔壁に酸化触
媒などを担持させてダストを酸化燃焼させることも提案
されているが、ダストを完全に除去することは困難であ
った。
「発明の目的」
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、通過圧
損を低くおさえることができ、しかもダストを燃焼除去
したときにフィルタが焼損しないようにしたパティキュ
レートラップを提供することにある。
損を低くおさえることができ、しかもダストを燃焼除去
したときにフィルタが焼損しないようにしたパティキュ
レートラップを提供することにある。
「発明の構成」
本発明によるパティキュレートトラップは、入Δノ
ロと出口が開口された複数のほぼ直線的な通気路を有し
、この通気路の隔壁が多孔質ろ過面となっているセラミ
ックス製のフィルタと、このフィルタの前記出口の少な
くとも複数を囲むように形成されたセラミックス製のト
ラップとを備え、かつ、一つまたは二つ以上の前記トラ
ップにより前記出口の全てが囲まれていることを特徴と
する。
、この通気路の隔壁が多孔質ろ過面となっているセラミ
ックス製のフィルタと、このフィルタの前記出口の少な
くとも複数を囲むように形成されたセラミックス製のト
ラップとを備え、かつ、一つまたは二つ以上の前記トラ
ップにより前記出口の全てが囲まれていることを特徴と
する。
このように、本発明によるパティキュレートトラップは
、フィルタとトラップとから構成されている。フィルタ
は複数の通気路を有し、さらにトラップはフィルタの通
気路の出口の少なくとも複数を囲むように形成されてい
るので、フィルタのろ過面積はトラップの内面積に比べ
てきわめて大きくなる。このため、清浄ガスの取出しは
、ろ過面積の大さなフィルタによって主としてなされる
。また、フィルタの通気路がほぼ直線的となっており、
かつ、含塵ガスの通気路の出口も開口されているので、
ダストはフィルタではあまり捕集されず、ダストはその
慣性力等により主としてトラップに捕集される。
、フィルタとトラップとから構成されている。フィルタ
は複数の通気路を有し、さらにトラップはフィルタの通
気路の出口の少なくとも複数を囲むように形成されてい
るので、フィルタのろ過面積はトラップの内面積に比べ
てきわめて大きくなる。このため、清浄ガスの取出しは
、ろ過面積の大さなフィルタによって主としてなされる
。また、フィルタの通気路がほぼ直線的となっており、
かつ、含塵ガスの通気路の出口も開口されているので、
ダストはフィルタではあまり捕集されず、ダストはその
慣性力等により主としてトラップに捕集される。
このように、清浄ガスの取出しが主としてフィルタによ
ってなされることから1 トラップは清浄ガスを全くま
たは少ししか通す必要がなく、よって、トラップの肉厚
を大きくし、耐熱性に優れた材質とすることが可能であ
る。したがって、トラップに捕集されたダストを電熱や
バーナ等の手段により燃焼除去しても、隔壁が焼損する
ことを防止できる。こうして、通過圧損を増大させるこ
となく、ダストを燃焼除去したときにフィルタが焼損し
ないような構造とすることができる。
ってなされることから1 トラップは清浄ガスを全くま
たは少ししか通す必要がなく、よって、トラップの肉厚
を大きくし、耐熱性に優れた材質とすることが可能であ
る。したがって、トラップに捕集されたダストを電熱や
バーナ等の手段により燃焼除去しても、隔壁が焼損する
ことを防止できる。こうして、通過圧損を増大させるこ
となく、ダストを燃焼除去したときにフィルタが焼損し
ないような構造とすることができる。
本発明において、フィルタは、通気性のある多孔質セラ
ミックスで構成された隔壁を有する。この隔壁は、小型
化・軽量化を図り、通過圧損を低く抑え、カーボン粒子
捕捉性能を高くするため、厚さ0.1〜3■程度、平均
気孔径5〜30ル■、気孔率30〜50%程度であるこ
とが好ましい、材質はコージェライト、ムライト、リチ
ウムアルミニウムシリケート、アルミニウムチタネート
、アルミナ、β−スボジュメン、炭化珪素、窒化珪素な
どが好ましい。
ミックスで構成された隔壁を有する。この隔壁は、小型
化・軽量化を図り、通過圧損を低く抑え、カーボン粒子
捕捉性能を高くするため、厚さ0.1〜3■程度、平均
気孔径5〜30ル■、気孔率30〜50%程度であるこ
とが好ましい、材質はコージェライト、ムライト、リチ
ウムアルミニウムシリケート、アルミニウムチタネート
、アルミナ、β−スボジュメン、炭化珪素、窒化珪素な
どが好ましい。
フィルタの好ましい例として、相互に平行に配置された
複数枚の平板状多孔質セラミックスろ過面と、隣りあう
セラミックスろ過面間にこの両セラミックスろ過面に接
続して設けられたリブとを備え、前記リブの走行方向は
セラミックスろ過面間の一段おきに平行であるとともに
一枚のセラミックスろ過面をはさんでは非平行であるも
のが挙げられる。この場合、前記リブの少なくとも一部
として波板を用いてもよい。
複数枚の平板状多孔質セラミックスろ過面と、隣りあう
セラミックスろ過面間にこの両セラミックスろ過面に接
続して設けられたリブとを備え、前記リブの走行方向は
セラミックスろ過面間の一段おきに平行であるとともに
一枚のセラミックスろ過面をはさんでは非平行であるも
のが挙げられる。この場合、前記リブの少なくとも一部
として波板を用いてもよい。
このフィルタでは、排気ガスなどの含塵ガスが一方の端
面から平板と平板との間に形成された通気路に導入され
、隔壁をなす平板を通してそれと非平行に走る通気路に
入り、この非平行に走る通気路から清浄ガスとなって横
方向に取出される。
面から平板と平板との間に形成された通気路に導入され
、隔壁をなす平板を通してそれと非平行に走る通気路に
入り、この非平行に走る通気路から清浄ガスとなって横
方向に取出される。
また、含塵ガス中に含まれるダストの大部分は、慣性力
等により最初の通気路に沿ってそのまま直進し、トラッ
プに入る。
等により最初の通気路に沿ってそのまま直進し、トラッ
プに入る。
フィルタの別の好ましい例としては、多孔質のセラミッ
クス管を複数本平行に配置してろ過面とし、これらのセ
ラミックス管の両端部を管板で気密的に支持したものが
挙げられる。このフィルタでは、セラミックス管内に含
塵ガスが導入され、セラミックス管の壁を通して清浄ガ
スが管外に取出され、含塵ガス中のダストの大部分は、
慣性力等によりセラミックス管内を直進し、そのままト
ラップに入る。
クス管を複数本平行に配置してろ過面とし、これらのセ
ラミックス管の両端部を管板で気密的に支持したものが
挙げられる。このフィルタでは、セラミックス管内に含
塵ガスが導入され、セラミックス管の壁を通して清浄ガ
スが管外に取出され、含塵ガス中のダストの大部分は、
慣性力等によりセラミックス管内を直進し、そのままト
ラップに入る。
本発明では、−個のトラップにてフィルタの含塵ガス側
の通気路の出口の全てを囲むように形成するのが簡便で
あるが、二つ以上のトラップを併置して、全体として全
ての含塵ガス側通気路m口をいずれかのトラップにて囲
むようにしてもよい。
の通気路の出口の全てを囲むように形成するのが簡便で
あるが、二つ以上のトラップを併置して、全体として全
ての含塵ガス側通気路m口をいずれかのトラップにて囲
むようにしてもよい。
ところでトラップはダストを捕捉蓄積するものであり、
したがって全くろ過機能を有しないものであってもよい
が、好ましくはこのトラップもろ過機能のある多孔質セ
ラミックスで構成される。
したがって全くろ過機能を有しないものであってもよい
が、好ましくはこのトラップもろ過機能のある多孔質セ
ラミックスで構成される。
このようにトラップにもろ過機能をもたせることにより
、ダストは通さず、ガスは通して、トラップ内にもガス
の流れを生じさせ、いわゆるブローダウンの作用によっ
て集塵効果を高めることができる。トラップの材質、気
孔径、気孔率は、前述したフィルタと同様なものでよい
が、フィルタよりも肉厚を大きくするなどの手段によっ
てより耐熱性をもたせることが好ましい。
、ダストは通さず、ガスは通して、トラップ内にもガス
の流れを生じさせ、いわゆるブローダウンの作用によっ
て集塵効果を高めることができる。トラップの材質、気
孔径、気孔率は、前述したフィルタと同様なものでよい
が、フィルタよりも肉厚を大きくするなどの手段によっ
てより耐熱性をもたせることが好ましい。
なおフィルタとトラップとはパツキンなど適宜なシール
手段により、ダストタイトにシールされる。
手段により、ダストタイトにシールされる。
「発明の実施例」
第1図には、本発明によるパティキュレートトラップの
実施例が示されている。
実施例が示されている。
このパティキュレートトラップ11は、排気ガスAの入
口12と清浄ガスBの出口13とを有するケーシング1
4を備え、このケーシング14内にフィルタ15(it
図においては断面外形のみを略示した)とトラップ18
とがガスの流路方向に沿って順に接続配置されている。
口12と清浄ガスBの出口13とを有するケーシング1
4を備え、このケーシング14内にフィルタ15(it
図においては断面外形のみを略示した)とトラップ18
とがガスの流路方向に沿って順に接続配置されている。
フィルタ15およびトラップ1Bは、放射状に、すなわ
ち、トラップ18の外側空間の清浄ガスBの流れをさま
たげないように配置されたスペーサ17により、ケーシ
ング14内に支持されている。なお、ケーシング14の
フィルタ15に近接した部分には、逆洗ガスCの入口1
8が設けられている。
ち、トラップ18の外側空間の清浄ガスBの流れをさま
たげないように配置されたスペーサ17により、ケーシ
ング14内に支持されている。なお、ケーシング14の
フィルタ15に近接した部分には、逆洗ガスCの入口1
8が設けられている。
フィルタ15は、例えば第2図に示すような構造をして
いる。すなわち、通気性の多孔質セラミックス板19を
複数枚平行に配置してろ過面とし、隣りあうセラミック
ス板19.19の間隙にはセラミックス製のリブ20ま
たはリブ21が設けられてセラミックス板19.19を
接続している。
いる。すなわち、通気性の多孔質セラミックス板19を
複数枚平行に配置してろ過面とし、隣りあうセラミック
ス板19.19の間隙にはセラミックス製のリブ20ま
たはリブ21が設けられてセラミックス板19.19を
接続している。
各セラミックス板19に関してリブ20はその片側に、
リブ21は他の片側に設けられている。したがってリブ
20はセラミックス板19.19の間隔の一段おきに交
互に設けられ、リブ21についても同様である。リブ2
0どうしはいずれも平行であり、リブ21どうしも平行
である。そしてリブ20とリブ21とは非平行(第2図
の例では走行方向が垂直)とされている、かくしてセラ
ミックス板18とリブ20.21とによって段毎に交互
に交差して走る通気路22.23が形成されている。
リブ21は他の片側に設けられている。したがってリブ
20はセラミックス板19.19の間隔の一段おきに交
互に設けられ、リブ21についても同様である。リブ2
0どうしはいずれも平行であり、リブ21どうしも平行
である。そしてリブ20とリブ21とは非平行(第2図
の例では走行方向が垂直)とされている、かくしてセラ
ミックス板18とリブ20.21とによって段毎に交互
に交差して走る通気路22.23が形成されている。
この場合、リブ20はセラミックス板19の両側縁部に
形成されているのみであり、このため一方の通気路22
は内部にリブを有さないものとなっている。また、リブ
21はセラミックス板19の間において所定間隔で平行
に多数形成されており、このため他方の通気路23はハ
ニカム状に仕切られている。このように、一層おきに多
数のリブ21を設けることにより、フィルタ全体の強度
を高めている。
形成されているのみであり、このため一方の通気路22
は内部にリブを有さないものとなっている。また、リブ
21はセラミックス板19の間において所定間隔で平行
に多数形成されており、このため他方の通気路23はハ
ニカム状に仕切られている。このように、一層おきに多
数のリブ21を設けることにより、フィルタ全体の強度
を高めている。
なお、この実施例では、排気ガスAが通気路22の一方
の端面から流入して他方の端面から流出し、セラミック
ス板18を通過した清浄ガスBが通気路23を通ってフ
ィルタ15の両側の端面から取出されるようになってい
る。また、セラミックス板19は例えば厚さ1m鳳の通
気性の多孔質セラミックスからなっている。
の端面から流入して他方の端面から流出し、セラミック
ス板18を通過した清浄ガスBが通気路23を通ってフ
ィルタ15の両側の端面から取出されるようになってい
る。また、セラミックス板19は例えば厚さ1m鳳の通
気性の多孔質セラミックスからなっている。
このフィルタ15の排気ガスAが流出する側の端面には
、通気路22の全部を囲むようにトラップ16がダスト
タイトに接続されている。トラップ16もフィルタ15
と同様な通気性の多孔質セラミックスからなり、その厚
さはセラミックス板19より厚い、例えば15mmとさ
れている。また、トラップ16の壁面には、集塵された
ダストを燃焼除去するための電熱線24が設けられてい
る。
、通気路22の全部を囲むようにトラップ16がダスト
タイトに接続されている。トラップ16もフィルタ15
と同様な通気性の多孔質セラミックスからなり、その厚
さはセラミックス板19より厚い、例えば15mmとさ
れている。また、トラップ16の壁面には、集塵された
ダストを燃焼除去するための電熱線24が設けられてい
る。
上記の構成において、ディーゼルエンジンなどの排気ガ
ス流路にこのパティキュレートトラップ11を配置し、
入口12から排気ガスAを導入する。
ス流路にこのパティキュレートトラップ11を配置し、
入口12から排気ガスAを導入する。
排気カスAは、フィルタ15の通気路22内に導入され
、その大部分は多孔質のセラミックス板18を通して隣
接する流路23に導かれ、フィルタ15の横方向の端面
から清浄ガスBとなって流出する。清浄ガスBは、フィ
ルタ15、トラップ16と、ケーシング14との間を通
って出口13から排出される。排気ガスAの一部は、フ
ィルタ15をそのまま通過してトラップ16に入り、ト
ラップ16の隔壁を通して清浄ガスBとなり、出口13
から排出される。
、その大部分は多孔質のセラミックス板18を通して隣
接する流路23に導かれ、フィルタ15の横方向の端面
から清浄ガスBとなって流出する。清浄ガスBは、フィ
ルタ15、トラップ16と、ケーシング14との間を通
って出口13から排出される。排気ガスAの一部は、フ
ィルタ15をそのまま通過してトラップ16に入り、ト
ラップ16の隔壁を通して清浄ガスBとなり、出口13
から排出される。
排気カスA中に含まれるカーボン粒子などのゲストは、
フィルタ15の通気路22内面にも捕捉されるが、0通
気路22の出口においても排気ガスAがまだ流速をもっ
ていること、■カーボン粒子などのタスト自体に慣性力
があること、■排気ガスAのガス流はエンジンの排ガス
の場合には脈動をもっていること、■排気ブレーキを有
する車両用ディーゼルエンジンなどの場合には、排気ブ
レーキ開放時に発生する圧力波はエンジンから常時発生
する脈動よりはるかに大きなエネルギーを有しており、
通気路22の隔壁面に堆積したカーボン粒子を吹飛ばし
、圧損を減らすこと、などの理由からダストは通気路2
2を閉塞するほどには堆積しない。
フィルタ15の通気路22内面にも捕捉されるが、0通
気路22の出口においても排気ガスAがまだ流速をもっ
ていること、■カーボン粒子などのタスト自体に慣性力
があること、■排気ガスAのガス流はエンジンの排ガス
の場合には脈動をもっていること、■排気ブレーキを有
する車両用ディーゼルエンジンなどの場合には、排気ブ
レーキ開放時に発生する圧力波はエンジンから常時発生
する脈動よりはるかに大きなエネルギーを有しており、
通気路22の隔壁面に堆積したカーボン粒子を吹飛ばし
、圧損を減らすこと、などの理由からダストは通気路2
2を閉塞するほどには堆積しない。
このため、排気ガスA中のダストの大部分はトラップ1
6に捕捉され、電熱線24により必要な時に燃焼除去さ
れる。この場合、トラップ16は比較的肉厚の耐熱性に
優れた構造とされているので、ダストの燃焼によって焼
損することはない、また、フィルタ15内には燃焼除去
を要するほどにはダストが堆積しないので、フィルタ1
5は隔壁を薄くすることができ、フィルタを小型とした
ままでろ過面積を大きくとることができる。なお、フィ
ルタ15の通気路22内面およびトラップ15内面に堆
積したダストの除去は、入口18から逆洗ガスCを間欠
的に圧送してろ過面を逆洗することによっても可能であ
る。
6に捕捉され、電熱線24により必要な時に燃焼除去さ
れる。この場合、トラップ16は比較的肉厚の耐熱性に
優れた構造とされているので、ダストの燃焼によって焼
損することはない、また、フィルタ15内には燃焼除去
を要するほどにはダストが堆積しないので、フィルタ1
5は隔壁を薄くすることができ、フィルタを小型とした
ままでろ過面積を大きくとることができる。なお、フィ
ルタ15の通気路22内面およびトラップ15内面に堆
積したダストの除去は、入口18から逆洗ガスCを間欠
的に圧送してろ過面を逆洗することによっても可能であ
る。
なお、上記実施例において、フィルタ15の通気路23
に排気ガスAを流通させ、清浄ガスBを通気路22から
取出すようにしてもよい。また、ダストを燃焼除去する
ための電8&!24の代りに小バーナなどを用いてもよ
い。
に排気ガスAを流通させ、清浄ガスBを通気路22から
取出すようにしてもよい。また、ダストを燃焼除去する
ための電8&!24の代りに小バーナなどを用いてもよ
い。
第3図には、上記実施例に適用されるフィルタ15の他
の例が示されている。このフィルタ15は。
の例が示されている。このフィルタ15は。
82図のフィルタにおけるリブ21の大部分をセラミッ
クス製の波板25で置きかえたものであり、第2図のフ
ィルタ15と同様にa能する。したがって同一部位には
同一番号を付して説明を省略する。
クス製の波板25で置きかえたものであり、第2図のフ
ィルタ15と同様にa能する。したがって同一部位には
同一番号を付して説明を省略する。
第4図には、前記実施例に適用されるフィルタ15のさ
らに他の例が示されている。このフィルタ15は、多孔
質のセラミックス管26を複数本平行に配置してろ過面
とし、これらのセラミックス管26の両端部を管板27
.2日で気密的に支持したものからなる。このフィルタ
15では、例えば排気ガスAを一方の管板27の端面か
ら流入させることによリ、排気ガスAの大部分はセラミ
ックス管2Gの壁を通過し清浄ガスBとなって取出され
、排気カスAの一部はそのままセラミックス管2B内を
通り過ぎてトラップ16内に流入することになる。
らに他の例が示されている。このフィルタ15は、多孔
質のセラミックス管26を複数本平行に配置してろ過面
とし、これらのセラミックス管26の両端部を管板27
.2日で気密的に支持したものからなる。このフィルタ
15では、例えば排気ガスAを一方の管板27の端面か
ら流入させることによリ、排気ガスAの大部分はセラミ
ックス管2Gの壁を通過し清浄ガスBとなって取出され
、排気カスAの一部はそのままセラミックス管2B内を
通り過ぎてトラップ16内に流入することになる。
なお、第1図において、第2図または第3図に示すよう
な外形直方体状のフィルタ15を用いる場合にはトラッ
プ16は角筒状筒部と半円筒状底部とを有するものとさ
れ、第4図に示すような外形間円柱状のフィルタ15を
用いる場合にはトラップ16は円筒状筒部と半球状底部
とを有するものとされる。ざらにトラップ16の底部は
平板状であってもよいし、また第2図、第3図のフィル
タ15の外形を円柱状としてもよい。
な外形直方体状のフィルタ15を用いる場合にはトラッ
プ16は角筒状筒部と半円筒状底部とを有するものとさ
れ、第4図に示すような外形間円柱状のフィルタ15を
用いる場合にはトラップ16は円筒状筒部と半球状底部
とを有するものとされる。ざらにトラップ16の底部は
平板状であってもよいし、また第2図、第3図のフィル
タ15の外形を円柱状としてもよい。
本発明によるパティキュレートトラップ11を実際にテ
ストした結果は次の通りである。フィルタ15としては
、第4図に示した構造で、外径6mff1、有効長さ5
00++++aのセラミックス管26を52本有するも
のを使用した。また、トラップ16としては、外径17
0mm 、有効長さ450■のものを使用した。そして
、100Psのトラック用ディーゼルエンジンを用いて
パティキュレートトラップ11のテストを行なったとこ
ろ、安定してカーボン粒子を捕捉でき、トラップlB内
に設けた電熱線24により捕捉したカーボン粒子を燃焼
再生することができ1通過圧損を最高700gmAgに
抑えることができた。
ストした結果は次の通りである。フィルタ15としては
、第4図に示した構造で、外径6mff1、有効長さ5
00++++aのセラミックス管26を52本有するも
のを使用した。また、トラップ16としては、外径17
0mm 、有効長さ450■のものを使用した。そして
、100Psのトラック用ディーゼルエンジンを用いて
パティキュレートトラップ11のテストを行なったとこ
ろ、安定してカーボン粒子を捕捉でき、トラップlB内
に設けた電熱線24により捕捉したカーボン粒子を燃焼
再生することができ1通過圧損を最高700gmAgに
抑えることができた。
「発明の効果J
以上説明したように、本発明によれば、フィルタとトラ
ップとから構成されており、フィルタは複数の通気路を
有することにより単位長さ当りのろ過面積が大きくなり
、トラップはフィルタの含塵カス側通気路の出口の少な
くとも複数を囲むことにより単位長さ当りのろ過面積が
小さくなる。
ップとから構成されており、フィルタは複数の通気路を
有することにより単位長さ当りのろ過面積が大きくなり
、トラップはフィルタの含塵カス側通気路の出口の少な
くとも複数を囲むことにより単位長さ当りのろ過面積が
小さくなる。
このため、清浄ガスの取出しは、ろ過面積の大きなフィ
ルタによって主としてなされる。また、ダストは、フィ
ルタの含塵ガス側通気路がほぼ直線的となっているので
、その慣性力等により主としてトラップに捕集される。
ルタによって主としてなされる。また、ダストは、フィ
ルタの含塵ガス側通気路がほぼ直線的となっているので
、その慣性力等により主としてトラップに捕集される。
そして、トラップは大きな通気性を要求されないので、
耐熱性に優れた構造とすることが容易であり、捕集され
たダストを燃焼除去しても焼損することを防止できる。
耐熱性に優れた構造とすることが容易であり、捕集され
たダストを燃焼除去しても焼損することを防止できる。
また、本発明をディーゼルエンジンなどの排ガス処理に
適用した場合には、多孔質セラミックスが一般的に有し
ている吸音効果によりマフラーを兼用できるという効果
も得られる。
適用した場合には、多孔質セラミックスが一般的に有し
ている吸音効果によりマフラーを兼用できるという効果
も得られる。
しかして本発明のバチキュレートトラップは、乗用車を
はじめとして、トラック、ブルドーザ、パワーショベル
、さらには船舶や定置式の発電機などに搭載されたディ
ーゼルエンジンの排気ガス処理にも好適である。
はじめとして、トラック、ブルドーザ、パワーショベル
、さらには船舶や定置式の発電機などに搭載されたディ
ーゼルエンジンの排気ガス処理にも好適である。
第1図は本発明によるパティキュレートトラップの実施
例を示す断面図、第2図は同パティキュレートトラップ
に適用されるフィルタを示す斜視図、第3図は同パティ
キュレートトラップに適用されるフィルタの他の例を示
す斜視図、第4図は同パティキュレートトラップに適用
されるフィルタのさらに他の例を示す斜視図、第5図は
従来のセラミックスフィルタの一例を示す斜視図、第8
図は同セラミックスフィルタの断面図である。 図中、11はパティキュレートトラップ、12は排気ガ
スの入口、 13は清浄ガスの出口、14はケーシング
、15はフィルタ、18はトラップ、19はセラミック
ス板、20.21はリプ、22.23は通気路、24は
電熱線、25は波板、26はセラミックス管、27.2
8は管板、Aは排気ガス、Bは清浄ガスである。
例を示す断面図、第2図は同パティキュレートトラップ
に適用されるフィルタを示す斜視図、第3図は同パティ
キュレートトラップに適用されるフィルタの他の例を示
す斜視図、第4図は同パティキュレートトラップに適用
されるフィルタのさらに他の例を示す斜視図、第5図は
従来のセラミックスフィルタの一例を示す斜視図、第8
図は同セラミックスフィルタの断面図である。 図中、11はパティキュレートトラップ、12は排気ガ
スの入口、 13は清浄ガスの出口、14はケーシング
、15はフィルタ、18はトラップ、19はセラミック
ス板、20.21はリプ、22.23は通気路、24は
電熱線、25は波板、26はセラミックス管、27.2
8は管板、Aは排気ガス、Bは清浄ガスである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、入口と出口が開口された複数のほぼ直線的な通気路
を有し、この通気路の隔壁が多孔質ろ過面となっている
セラミックス製のフィルタと、前記出口の少なくとも複
数を囲むように形成されたセラミックス製のトラップと
を備え、かつ、一つまたは二つ以上の前記トラップによ
り前記出口の全てが囲まれていることを特徴とするパテ
ィキュレートトラップ。 2、特許請求の範囲第1項において、前記フィルタは、
相互に平行に配置された複数枚の平板状多孔質セラミッ
クスろ過面と、隣りあうセラミックスろ過面間にこの両
セラミックスろ過面に接続して設けられたリブとを備え
、前記リブの走行方向はセラミックスろ過面間の一段お
きに平行であるとともに一枚のセラミックスろ過面をは
さんでは非平行であるパティキュレートトラップ。 3、特許請求の範囲第2項において、前記リブの少なく
とも一部として波板が用いられているパティキュレート
トラップ。 4、特許請求の範囲第1項において、前記フィルタは、
多孔質のセラミックス管を複数本平行に配置してろ過面
とし、これらのセラミックス管の両端部を管板で気密的
に支持したものからなるパティキュレートトラップ。 5、特許請求の範囲1〜4項のいずれかにおいて、前記
トラップはろ過機能を有するものであるパティキュレー
トトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61064923A JPH0657288B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | パテイキユレ−トトラツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61064923A JPH0657288B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | パテイキユレ−トトラツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62225221A true JPS62225221A (ja) | 1987-10-03 |
JPH0657288B2 JPH0657288B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=13272048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61064923A Expired - Fee Related JPH0657288B2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | パテイキユレ−トトラツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657288B2 (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0256211A (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-26 | Asahi Glass Co Ltd | パティキュレートトラップ装置 |
JPH0275711A (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-15 | Asahi Glass Co Ltd | パティキュレートトラップ装置 |
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JPH02185611A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-20 | Asahi Glass Co Ltd | 排気黒煙除去装置 |
US4971769A (en) * | 1988-08-20 | 1990-11-20 | Schwaebische Huettenwerke Gmbh | Filter device for use in heating or incineration plants |
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JPH0364829U (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-25 | ||
US5059326A (en) * | 1990-08-09 | 1991-10-22 | Schwaebische Huettenwerke Gmbh | Fluid filter and method of manufacture |
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WO2005033477A1 (de) | 2003-09-16 | 2005-04-14 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Partikelfilter für einen verbrennungsmotor |
KR100521229B1 (ko) * | 2001-06-05 | 2005-10-17 | 이규섭 | 세라믹 필터의 제조방법 및 다중 필터 집진장치 |
JP2010528838A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-26 | デイビッド・ジェイ・グロス | 超音波再生を用いてフィルタ能力を向上する装置と方法 |
CN108654217A (zh) * | 2018-07-04 | 2018-10-16 | 西安热工研究院有限公司 | 一种适用于闭式吹扫的集粒器及其工作方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007058141A1 (de) * | 2007-09-10 | 2009-03-19 | Heinrich Gillet Gmbh | Filteranordnung mit einem Kreuzkanalfilter |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP61064923A patent/JPH0657288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005033477A1 (de) | 2003-09-16 | 2005-04-14 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Partikelfilter für einen verbrennungsmotor |
EP1664495B1 (de) * | 2003-09-16 | 2015-03-11 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Partikelfilter für einen verbrennungsmotor |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657288B2 (ja) | 1994-08-03 |
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---|---|---|---|
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