JPS6222514B2 - - Google Patents

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JPS6222514B2
JPS6222514B2 JP54091390A JP9139079A JPS6222514B2 JP S6222514 B2 JPS6222514 B2 JP S6222514B2 JP 54091390 A JP54091390 A JP 54091390A JP 9139079 A JP9139079 A JP 9139079A JP S6222514 B2 JPS6222514 B2 JP S6222514B2
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JP
Japan
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signal
telephone
line
exchange
transmitting
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JP54091390A
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English (en)
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JPS5616389A (en
Inventor
Fuminobu Nakayama
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP9139079A priority Critical patent/JPS5616389A/ja
Publication of JPS5616389A publication Critical patent/JPS5616389A/ja
Publication of JPS6222514B2 publication Critical patent/JPS6222514B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は全2重のデータ通信を行なう通信シ
ステムにおいて複数のデータ通信装置間または複
数の電話機間を選択的に接続可能とした交換制御
方式に関する。 データ通信では、送信側から受信側へデータ信
号を送つている間にも受信側から送信側へその受
信状態等を知らせるために応答信号を送出するも
のがある。この場合、使用する回線が2線式であ
れば、通常この2線式回線による全2重通信は困
難とされ、通信は送信または受信の一方のみが交
互に行なわれる所謂半2重通信となる。これに対
し、使用する回線が4線式の場合には、第1図に
示す様に送信回線Sおよび受信回線Rをそれぞれ
フイルタで分割し、送受信が同時に行なえる全2
重通信が可能となる。すなわち、特性イの電話回
線(3400Hz)を用いるものとすると、送信回線S
および受信回線Rを特性ロの高域フイルタおよび
特性ハの低域フイルタにより、それぞれ高域
SH、RH並びに低域SL、RLに分割し、SH―
RL、RH―SLの組で使用する。この場合、デー
タ送信の立場からは送信回線Sの高域SHを広帯
域のデータ信号送信に用いるとともに受信回線R
の低域RLを受信側からの応答信号受信に用い
る。逆にデータ受信の立場からは受信回線Rの高
域RHをデータ信号受信に用い、送信回線Sの低
域SLを送信側への応答信号送信に用いる。な
お、第1図においてXは送信信号、X′はXに対
する応答信号であり、またYは受信信号、Y′は
Yに対する応答信号である。 ところで、上記のような全2重通信を複数のデ
ータ通信装置相互間で任意に行なうためには、デ
ータ交換機の介在が必要である。その一例を第2
図に示す。第2図において、11〜14はそれぞ
れ送信機TXおよび受信機RXおよび回線を高域H
と低域Lに分割するフイルタ11a,11b,1
2a,12b,…とを備えたデータ通信端末であ
る。これらデータ通信端末11〜14はそれぞれ
2線の送信回線Sおよび受信回線Rが交換機15
に接続され、接続回路16で相互に変換接続され
る様になつている。上記交換機15は上記フイル
タ11a,11b,12a,12b,…に対応し
たフイルタ17a,17b,18a,18b,…
を備え、フイルタ17a,17b,18a,18
b,…をSH―RL,RH―SLの組で交換接続する
ようにしている。 したがつて、たとえばデータ通信端末11の送
信機TXからデータ通信端末12の受信機RXへデ
ータ信号を送信する場合には、逆方向の応答信号
送信と併せて、接続回路16内にフイルタ17a
および18bの高域Hならびにフイルタ17bお
よび18aの低域Lを接続する経路を形成す
る。これによりデータ通信端末11の送信機TX
に対するSH―RLならびにデータ通信端末12の
受信機RXに対するRH―SLに関する回線が接続
されたことになり、これらの間で全二重通信が可
能となる。またこれと同時に、同様の接続経路の
形成により、データ通信端末12の送信機TXか
らデータ通信端末11の受信機RXに対するデー
タ送信も可能である。また接続回路16の経路
に従い、データ通信端末12は、異なるデータ通
信端末13にデータ送信することもできる。以下
同様にして、データ通信端末13から14へ(経
)、またデータ通信端末14から11へ(経
)というように任意の組合せでデータ通信を
行なうことができる。 このようにこの通信方式は、フオワード信号と
バツクワード信号で帯域を分割し、4線の回線を
使い全2重の通信を上り下りの2系統同時に行え
るものである。ところで、この方式を採用した交
換システムではフオワード信号は音声帯域の高
域、バツクワード信号は音声帯域の低域を用いて
1系統毎に独立した全2重の通信の交換を行なつ
ているため、この様な交換制御方式をそのまま使
用して電話による双方向通話を行なうには、帯域
が狭いという理由から正常な通話が行なえないと
いう難点があつた。 この発明は上記点に鑑みてなされたもので、通
話帯域を制限することなく広帯域の回線により常
に正常な電話通話を行ない得、かつ回線に対し電
話機を単独で接続した場合でもまたデータ通信装
置と並列に接続した場合でも確実な電話通話を行
ない得る交換制御方式を提供することを目的とす
る。 以下この発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第3図はこの発明の一実施例を示すもの
で、ここでは説明を簡潔化するために2台の電話
機による交換制御について説明する。第3図にお
いて、21,22は電話機、23は上記電話機2
1をそれぞれ2線の送信回線Saおよび受信回線
Raに接続するための詳細を後述するインタフエ
ース、24は上記電話機22を上記同様送信回線
Sbおよび受信回線Rbに接続するためのインタフ
エース、25は交換機である。この交換機25に
は、送信回線Sa,Sbに接続された高域Hおよび
低域Lからなるフイルタ26a,27aと、受信
回線Ra,Rbに接続された高域Hおよび低域Lか
らなるフイルタ26b,27bと、パイロツト信
号を検出する信号検出器D1及びバツクワード信
号を検出する信号検出器D2を有するライン回路
28,29とが設けられている。さらに交換機2
5にはスイツチ回路網30、テスト信号発生器3
1、トーンレシーバ32、FSK送信機33、中
央制御装置34(以下C.C34という)、上記テ
スト信号発生器31とスイツチ回路網30との間
に接続され高域H、低域Lからなるフイルタ3
5、上記トーンレシーバ32及びFSK送信機3
3とスイツチ回路網30との間に接続され高域
H、低域Lからなるフイルタ36などが設けられ
ている。 しかして、前記インタフエース回路23,24
は対応する電話機の発呼時には電話機のオフフツ
クを検出して、これにより交換機25側にパイロ
ツト信号を送出する機能及びこのパイロツト信号
に基ずいた交換機25側からの応答信号を受信す
る機能を有しているとともに対応する電話機の着
呼時には交換機25側からのテスト信号を検知し
てこのテスト信号に対する応答信号を交換機25
側に送出する機能及びリンガー機能を有し、その
具体的な構成は第4図のようになつている。第4
図において、Eは直流電源、HYBは2線の電話
機線路と2線ずつの送信回線Sa,Sb、受信回線
Ra,Rbを図示矢印方向に結合するハイブリツド
回路、41は接続されている電話機21,22が
オフフツク状態であるかオンフツク状態であるか
を検出し、オフフツクのとき出力A、オンフツク
のとき出力Bを出す状態検出回路、42は16Hzの
断続信号(リンガ音用)を発生する発振器、43
は400Hzの連続信号(発信音用)を発生する発振
器、44はこの発振器43の発振動作を断続制御
して話中音用とするための断続制御器である。ま
た、45はリングバツクトーン用の信号を送信回
線Sa,Sbに出力するリングバツクトーン発生
器、46は3KHzの信号を送信回線Sa,Sbに出力
する3KHz信号発振器、47はFSK信号を送信回
線Sa,Sbに出力するFSK信号発生器、48はコ
マンド信号を送信回線Sa,Sbに出力するコマン
ド信号発生器である。なお、45,46は駆動信
号が与えられている間連続して、また47,48
は駆動信号が与えられてから所定時間だけそれぞ
れの信号送出を行なう。また、49は受信回線
Ra,Rbを介して送られてくる3KHzの信号を受信
する3KHz信号受信器、50は受信回線Ra,Rbを
介して送られてくるFSK信号を受信するFSK信
号受信器、51は受信回線Ra,Rbを介して送ら
れてくるコマンド信号を受信するコマンド信号受
信器である。上記3KHz信号受信器49は3KHzの
信号の受信開始と終了時にそれぞれパルス(X信
号およびY信号という)を生じるようになつてい
る。また、52,53はタイマでそれぞれセツト
入力が与えられてから所定時間内にリセツト入力
が与えられない場合に出力を生じるようになつて
いるが、その働きの詳細は後述する。また図中、
54〜56はフリツプフロツプ、57〜62はオ
ア回路、63,64はアンド回路、65はインバ
ータである。そして、上記オア回路57,60の
それぞれ一方の入力端には前記状態検出回路41
からの出力A(オフフツク)が供給され、オア回
路58,61,62のそれぞれ1つの入力端には
出力B(オンフツク)が供給される。なお66
は、通話中も相手側から送出されてきて、通話に
差支える3KHzのパイロツト信号のみを遮断する
フイルタである。 次に上記のように構成された装置の動作を説明
する。この発明の実施例の動作を説明する前に、
まず第2図の場合のデータ通信方式における第
1,第2のデータ端末11,12間の交換制御に
ついて第5図を参照して簡単に説明しておく。第
1のデータ端末11から3KHzのパイロツト信号
(PILOT)が出力されると、交換機15側はその
パイロツト信号を検出して、応答信号(ACK1)
を返送する。第1のデータ端末11はこのACK1
を受けると、ダイヤル可の状態となり、第2のデ
ータ端末12に対応するダイヤル情報を交換機1
5側に送る。交換機15はこのダイヤル情報に基
ずいて、第2のデータ端末12を選択し、3KHz
のテスト信号(TEST)(端末にとつては同じ3K
Hzの信号であるが、交換機からのものと他の端末
からのものとを必要に応じ区別する)を第2のデ
ータ端末12に送り、第2のデータ端末の動作を
試験する。この試験が良好であれば、第2のデー
タ端末12は応答信号(ACK2)を交換機15に
返送する。交換機15はACK2を受けると、第1
のデータ端末11と第2のデータ端末12の回線
を接続し、第1のデータ端末に対して接続完了信
号(ACK3)を送る。これにより、第1のデータ
端末11から第2のデータ端末12に対してデー
タ通信が可能となる。この動作シーケンスを示す
ものが第5図であり、第5図において、実線はフ
オワード信号、点線はバツクワード信号を示して
いる。 以上が第2図によるデータ通信の場合の交換制
御動作であるが、本発明では上述の如く構成され
たインタフエース23,24を送信回線および受
信回線に接続しているので次に述べるように交換
機を使つて電話による通信も自由に行なうことが
できる。以下、電話の場合の交換制御動作を第3
図、第4図、第6図を参照して説明する。ここで
は電話機21を発呼側、電話機22を被呼側とし
て説明する。なおインタフエース内の各フリツプ
フロツプおよびタイマは、電話機が非使用時つま
り平常状態では、リセツトされている。第6図は
動作シーケンスを示すもので、第5図と同様、実
線はフオワード信号、破線はバツクワード信号を
示している。 まず、電話機21をフツクオフすると、インタ
ーフエース23内の状態検出回路41から出力A
が出る。これによりフリツプフロツプ54がセツ
トされる。すると3KHz信号発信器46が動作し
3KHzのパイロツト信号が送信回線Saに出力され
る。このパイロツト信号は交換機25でフイルタ
26aの高域Hを通つてライン回路28の信号検
出器D1で検出される。すると、データ通信の場
合と同様にしてFSK送信器33からの応答信号
ACK1がフイルタ36の低域L、スイツチ回路網
30、ライン回路28、フイルタ26bの低域
L、受信回線Raを通つてインタフエース23に
入る。インタフエース23では上記ACK1をFSK
信号受信器50で受け、その出力によりフリツプ
フロツプ56をセツトするとともにタイマ53を
セツトする。これにより発呼側の電話機21の受
話器からは400Hzの「ツー」という連続した発信
音が聞こえる。この発信音を聞いて、電話機22
を呼出すべくダイヤル操作を行なうと、このダイ
ヤル信号は交換機25に送られる。交換機25は
このダイヤル信号に基づいて電話機22を選択
し、その電話機22に3KHzのテスト信号を送
る。すなわち、上記ダイヤル信号は送信回線Sa
を通つて交換機25に送られ、フイルタ26aの
高域H、ライン回路28、スイツチ回路網30を
経て、フイルタ36の高域Hを通過してトーンレ
シーバ32に入り、これにより、テスト信号発生
器31から3KHzのTEST信号が出力される。こ
のTEST信号はフイルタ35の高域Hを通つて、
スイツチ回路網30、ライン回路29を経て、さ
らにフイルタ27bの高域Hを通つて受信回線
Rbに出力され、被呼側電話機22のインタフエ
ース24に入る。インタフエース24では上記テ
スト信号を3KHz信号受信器49で受信する。こ
の3KHz信号受信器49はテスト信号を受けると
その開始でX信号を出してタイマ52をセツトす
るとともにフリツプフロツプ54をセツトし、さ
らにFSK信号発信器47を駆動する。これによ
り送信回線SbにはFSK信号発信器47からACK2
が出力されるとともに3KHz信号発信器46から
3KHzのパイロツト信号が出力される。上記
ACK2は交換機25でフイルタ27aの低域Lを
通つてライン回路29に入り、検出器D2検出さ
れ、一方、パイロツト信号は交換機25でフイル
タ27aの高域Hを通つてライン回路29に入
り、検出器D1で検出される。交換機25は、両
信号がほぼ同時に検出されたことで電話通話であ
ることを知り、データ通信の場合に行なつた
ACK2に対する応答動作を一時保留して逆方向の
回線接続動作に入る。すなわち、交換機25のテ
スト信号発生器31から3KHzのテスト信号が出
力され、このテスト信号はフイルタ35の高域
H、スイツチ回路網30、ライン回路28、フイ
ルタ26bの高域Hを経て受信回線Raに出力さ
れ、インタフエース23に入る。インタフエース
23では上記テスト信号を3KHz信号受信器49
で受けてX信号を出力する。このX信号は、すで
にセツトされ計時動作を行なつているタイマ53
をリセツトする。また、このX信号はFSK信号
発信器47を駆動して、ACK2を送信回線Saに出
力する。このACK2は交換機25でフイルタ26
aの低域Lを経てライン回路28に入り検出器
D2で検出される。これにより交換機25側では
回線を接続するとともに、発呼側に対して接続完
了を意味する応答信号ACK3を返送する。ここま
での動作によりスイツチ回路網30は第7図のよ
うに相方向とも接続された状態となる。この
ACK3は交換機25のFSK送信機33から出力さ
れ、フイルタ36の低域L、スイツチ回路網3
0、ライン回路20、フイルタ26bの低域Lを
通つて受信回線Raに送出され、インタフエース
23に入る。インタフエース23では上記ACK3
をFSK信号受信器50で受け、コマンド信号発
信器48を駆動させ、送信回線Saにコマンド信
号を送出する。このコマンド信号は、交換機25
内ではフイルタ26aの低域L、ライン回路2
8、スイツチ回路網30、ライン回路29、フイ
ルタ27bの低域L、さらに受信回線Rbの経路
でインタフエース24に送られる。インタフエー
ス24は上記コマンド信号をコマンド信号受信器
51で受け、これによりすでにセツトされ計時動
作中にあるタイマ52をリセツトするとともに、
フリツプフロツプ55をセツトする。フリツプフ
ロツプ55がセツトされると16Hz断続発振器42
が動作し、被呼側電話機22のベルが鳴る。これ
と同時に上記フリツプフロツプ55のセツト出力
はリングバツクトーン発信器45を駆動1、送信
回線7bにリングバツクトーンを出力する。この
リングバツクトーンは交換器25内ではフイルタ
27aの高域H、ライン回路29、スイツチ回路
網30、ライン回路28、フイルタ26bの高域
Hを経て、さらに受信回線Raに出力されインタ
フエース23を介して発呼側の電話機21に送ら
れる。こののち被呼側の電話機22がオフフツク
されればフリツプフロツプ55がリセツトされて
16Hz断続信号およびリングドツクトーンの発生が
止むとともに通話が可能となる。 第7図は上記動作により、スイツチ回路網30
が相方向とも全て接続された状態を示すもので、
これによれば、送信回線Saと受信回線Rbはフイ
ルタ26a、フイルタ27bが高域H、低域Lと
もに接続され、また送信回線Sbと受信回線Raは
フイルタ27a、フイルタ26bが高域H、低域
Lともに接続されるようにスイツチ回路網30が
接続制御されるため、送信回線Sa,Sb、受信回
線Ra,Rbは第1図で示すようにSH+SL、RH+
RLの帯域(300Hz〜3400Hz)の帯域で使用され、
電話機21,22間で正常な通話が行なえること
になる。 なお上記した動作は、発呼側電話機21のオフ
フツクから被呼側電話機22のオフフツクまで普
通に行なわれた場合であるが、次に、発呼側が途
中でオンフツクしたり、被呼側がビジー状態であ
る場合につき説明する。まず発呼側がオフフツク
ののち途中でオンフツクした場合につき説明す
る。この場合、交換機25では、発呼側からのパ
イロツト信号の断を検出して交換接続動作をリセ
ツトすれば、被呼側に対しても問題はない。とこ
ろが、交換機25から被呼側にテスト信号が送出
されて、被呼側インタフエースのフリツプフロツ
プ54がセツトされ、3KHz信号発信器46が動
作するようになつたのちに、発呼側のオンフツク
がなされると、被呼側からの3KHzのパイロツト
信号は送出され続けて、交換機は所定時間後これ
を発信接続要求として検出してしまうことにな
る。これを防止するためにインターフエースには
タイマー52およびアンド回路64が設けられて
いる。すなわち、発呼側オンフツクによりコマン
ド信号が送られてこないときには、フリツプフロ
ツプ54がセツトされる直前にセツトされ計時動
作に入つているタイマ52から出力が生じて、フ
リツプフロツプ54をリセツトする。またコマン
ド信号を受信したのちに発呼側オンフツクがあれ
ば、上記タイマ52はコマンド信号によつてリセ
ツトされているが、この場合には、コマンド信号
によりセツトされているフリツプフロツプ55の
セツト出力と、オンフツクにより発呼側からの
3KHzのパイロツト信号が断になつたことを検出
した出力(3KHz信号受信器のY信号)とのアン
ドをアンド回路64により得て、同じくフリツプ
フロツプ54をリセツトする。これによりパイロ
ツト信号の送出は停止される。また上記アンド回
路64から出力が得られた直後にY信号により上
記フリツプフロツプ55がリセツトされるので、
16Hz信号およびリングバツクトーン信号の発生も
停止される。 次に、被呼側がビジー状態の場合には、発呼側
電話機にビジートーン信号を与えるようにするこ
とが望まれるが、断続制御器44、タイマ53は
このためのものである。すなわち、タイマ53
は、交換機からACK1のFSK信号が送られてきた
ときセツトされて計時動作を開始する。これと同
時に前述の如く、発信音用の400Hz信号が発生さ
れて、ダイヤル操作を行なうと、交換機は被呼側
に接続試験を行なおうとするが、被呼側がビジー
ならば以後の動作は行なわない。したがつて発呼
側にはテスト信号の送出が行なわれず、タイマ5
3から出力が生じることになる。これにより断続
制御器44が動作して、400Hz信号が断続制御さ
れ、電話機の受話器からはピー、ピーというビジ
ートーンが発せられる。 なお、どのような場合であつても、オフフツク
状態からオンフツク状態になつたときには、その
時点でセツト状態にあるフリツプフロツプおよび
タイマはすべて状態検出回路41からのB出力に
よりリセツトされ平常状態に戻る。 なお、上記実施例では電話機のみを送信回線、
受信回線に接続する場合を説明したが、この実施
例に限られることなく回線に接続されているフア
クシミリなどのデータ通信端末に並列に接続する
ようにしても良い。この場合、回線と電話機との
間にこの実施例と同じ機能を有するインタフエー
スを接続し、パイロツト信号の周波数をデータ通
信端末と電話機とで異ならしめ、これを交換機に
おいて検出していずれであるが識別できるように
すればよい。 また、本実施例は従来のデータ交換機に最小限
の変更を加える(被呼側からACK2のFSK信号と
パイロツト信号がほぼ同時に送られてきたとき電
話通話であることを検知して逆方向の接続制御を
行なうためのプログラムを与えること)だけで実
現すべく、インタフエースに多くの機能を具備さ
せているが、リンガ音用の16Hz信号を除く各種ト
ーン信号の送出機能などは、交換機側に具備させ
て実施することもできる。 さらに、各種信号の周波数が一例であることは
言うまでもない。 以上説明したようにこの発明によれば、フオワ
ード信号おバツクワード信号で帯域を分割し、4
線の回線を使い、全2重の通信を上り下り同時に
行ない得るデータ通信システムで電話による通信
を行なう場合、交換機側にて発呼側電話機の送信
回線および受信回線のそれぞれの高域、低域フイ
ルタと着呼側電話機の受信回線および送信回線の
それぞれの高域、低域フイルタとを相互に接続す
るような接続制御としたので、それぞれの電話機
からの送話信号及びそれぞれの電話機の受話信号
は広帯域のフイルタを経て送受信され、これによ
り通話帯域を制御することなく広帯域の回線によ
り常に正常な電話通話を行なうことができる。ま
た、本発明は電話機の発呼時にインタフエースか
らデータ通信装置用とは異なる電話機用のパイロ
ツト信号を交換機へ送出し、このパイロツト信号
を交換機で識別することにより発呼側が電話機で
あるかデータ通信装置であるかを判別するように
し、かつ着呼が発生したときインタフエースから
応答信号とパイロツト信号とをそれぞれ交換機へ
返送して、これらの信号がともに交換機で検出さ
れたときに被呼側が電話機であると判定し、電話
機と判定された場合に交換機で電話機用の接続制
御を行なうようにしているので、回線に対し電話
機がデータ通信装置と並列に接続されている場合
でも、データ通信装置と区別して電話機による通
話を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回線をデータ信号と応答信号とで分割
使用する場合の帯域区分を示す図、第2図はこの
発明に適用するデータ通信方式を示すシステム構
成図、第3図はこの発明の一実施例のシステム構
成図、第4図は第3図の要部を詳細に示す構成
図、第5図は第2図の動作シーケンスを示す図、
第6図はこの発明の一実施例による動作シーケン
スを示す図、第7図は第3図において通話可能状
態となつたときの接続状態を示す図である。 21,22…電話機、23,24…インタフエ
ース、25…交換機、Sa,Sb…送信回線、Ra,
Rb…受信回線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交換機と、この交換機に対してそれぞれが一
    組の送信回線および受信回線で接続された送受信
    可能な複数のデータ通信装置と、上記各送信回線
    および上記各受信回線をそれぞれ制御信号用の低
    域およびデータ信号用の高域に分割するために上
    記各データ通信装置および交換機側に対応づけて
    設けられた複数の低域フイルタ群および複数の高
    域フイルタ群とを具備したデータ通信システムに
    おいて、上記送信回線および受信回線の1組毎に
    それぞれ単独もしくは上記データ通信装置と並列
    にインタフエースを介して電話機を接続し、上記
    インタフエースに、電話機から発呼要求が発せら
    れたとき交換機に対しデータ通信装置用とは異な
    る電話機用のパイロツト信号を送出する手段と、
    待機状態において交換機からテスト信号が送られ
    たとき応答信号およびパイロツト信号を返送する
    手段とを設け、かつ交換機に、発呼側からパイロ
    ツト信号が到来したときこのパイロツト信号を識
    別して発呼側がデータ通信装置であるか電話機で
    あるかを判別する手段と、発呼側により指定され
    た被呼側へ所定のテスト信号を送出した後この被
    呼側から応答信号およびパイロツト信号がともに
    返送されるか否かを判定しこれらの信号が共に返
    送されたとき被呼側を電話機であると判定する手
    段と、この手段により被呼側が電話機であると判
    定されたとき所定の電話機用接続制御を行なつて
    発呼側電話機の送信回線および受信回線のそれぞ
    れの高域フイルタおよび低域フイルタと被呼側電
    話機の送信回線および受信回線のそれぞれの高域
    フイルタおよび低域フイルタとを相互に接続する
    手段とを設けたことを特徴とする交換制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317004A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Toshiba Corp Exchange system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5317004A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Toshiba Corp Exchange system

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