JPS62224785A - 電磁膨脹弁 - Google Patents

電磁膨脹弁

Info

Publication number
JPS62224785A
JPS62224785A JP6819686A JP6819686A JPS62224785A JP S62224785 A JPS62224785 A JP S62224785A JP 6819686 A JP6819686 A JP 6819686A JP 6819686 A JP6819686 A JP 6819686A JP S62224785 A JPS62224785 A JP S62224785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnet
valve body
permanent magnet
valve
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6819686A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakamoto
中本 昭
Toshiro Fujii
俊郎 藤井
Takashi Ban
伴 孝志
Shinichi Suzuki
新一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP6819686A priority Critical patent/JPS62224785A/ja
Publication of JPS62224785A publication Critical patent/JPS62224785A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は車両用おるいは屋内用の冷房装置に使用される
電磁膨脹弁に関するものでおる。
(従来の技術) 従来、車両用途′房装置の蒸発器に対し、高温・高圧の
冷媒ガスを絞り作用によって低温・低圧の状態に断熱膨
張させて供給する膨脹弁として、第9図に示すように、
パルスモータを利用した電子式膨脹弁がめった。
すなわち、高圧管路51Aと低圧管路51Bとの間に弁
座52を設け、該弁座52の上方にパルスモータ53を
配設し、該パルスモータ53に接続した棒状の弁体54
の下端を弁座52に近接させてなるものである。この電
子式膨脹弁は、パルスモータ53にパルスを与えること
によって弁座52に対する弁体54の位置制御を行い、
もって高圧管路51Aから流入した冷媒を流量制御して
低圧管路51Bに流出させるようになっており、正確で
細かい流量制御が可能でおるという優れた芸能を備えて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この電子式膨脹弁は高価なパルスモータ53
を使用しており、ざらにこれを駆動するためのパルス発
生器をも必要とするため、椙造が複雑になり、全体とし
て非常に高価なものになるという問題があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、前記問題点を解決するため、本第1発明は、冷
房装置の受液器から蒸発器に至る冷媒管路に介在され、
絞り通路を備えた弁座に弁体を接近及び離間させて前記
絞り通路の流路断面積を変化させる膨脹弁において、前
記弁体には電磁石と永久磁石とそれらの間に介在された
弾性体とよりなるアクチュエータを設けるという技術的
手段を採った。
また、本第2発明は同様の膨脹弁において、前記弁体に
電磁石と永久磁石とそれらの間に介在された弾性体とよ
りなるアクチュエータを設けるとともに、該アクチュエ
ータには前記電磁石に流れる電流の強弱を変化させる可
変機構を接続するという技術的手段を採った。
(作用) 本第1発明においては、アクチュエータの電磁石に対し
て電流を流したり切ったり、電流の流れの向きを変えた
りすれば、電磁石と永久磁石との間に吸引力、反発力等
の電磁作用が生じたり消えたりする。この電磁作用によ
って、電磁石と永久磁石とは相対的に離隔したり接近し
たりするから、該アクチュエータの設けられた弁体も同
時に変位することになる。
いま、弁体が弁座に対して接近すれば、絞り通路の絞り
量が大きくなるから流路断面積は減少し、逆に離間すれ
ば、絞り通路の絞り量が小ざくなるから流路断面積は増
加する。
また、本第2発明においては、第1発明の作用に加え、
可変機構により電磁石に流れる電流の強弱を連続的又は
段階的に変化させれば、電磁石と永久磁石との間に生ず
る吸引力、反発力等の強さも同様に変化することになる
から、弁体の変位呈も同様に変化するという特有の作用
がある。
従って、絞り流路の流路断面積を連続的又は段階的に可
変調節することができる。
(第一実施例) 以下、本発明を車両用冷房装置の電磁膨脹弁に具体化し
た第一実施例を第1図及び第2図に従って説明する。
第2図により車両用冷房装置の概要を説明すると、圧縮
機1には凝縮器2が接続され、該凝縮器2には受液器3
が接続され、該受液器3には本発明に係る電磁膨脹弁4
を介して蒸発器5が接続され、該蒸発器5は前記圧縮機
1に接続されている。
また、電磁膨脹弁4には冷房能力の変動に応じて電磁膨
脹弁4の開閉サイクル、つまり絞り量を制御するための
絞り量制御装置6が接続されている。
次に、本発明の要部である電磁膨脹弁4について説明す
ると、前記受液器3と蒸発器5とを連通する冷媒管路7
の途中には弁本体8が配設され、該弁本体8の内部には
弁1aが形成されている。
この弁u8aの下方には冷媒管路7を受液器3側の高圧
管路7Aと蒸発器5側の低圧管路7Bとに区画する弁座
9が配置され、該弁座9の中央部には絞り通路9aが・
形成されている。
また、弁本体8上部のうち弁室8aを隔てて絞り通路9
aに対向する位置にはガイド孔10が透設され、該ガイ
ド孔10には絞り通路9aを開閉するための棒状の弁体
11が上下に摺動可能に挿入されている。また、弁体1
1の上部にざらに拡径して設けられた頭部11aと弁本
体8の上面との間には弁体スプリング12が介装され、
常には弁体11を弁座9から離間する方向へ付勢してい
る。
ざらに、弁本体8の上面には前記弁座9に対する弁体1
1の位置制御を行うためのアクチュエータ13が装着さ
れており、該アクチュエータ13は次のように構成され
ている。
すなわち、弁本体8の上面にはステンレス鋼、アルミニ
ウム、合成樹脂等の非磁性体材料で形成されたケース1
4が形成され、該ケース14内の上部にはコ字形状に折
曲されて左端部15a及び右端部15bが下方に向けら
れた鉄芯15と、その中央部外周に巻回された電磁コイ
ル16とからなる電1a517が装着されている。
また、この電磁石17の下方には左右に延びる板状の永
久磁518がその中央部においてピン1つによりケース
14に傾動可能に軸着されており、該永久1a石18は
その上面側全体がN極に、下面側全体がS極に着磁され
ている。ざらに、永久磁石18上面の左端と電磁517
の左端部15aとの間に第1スプリング21が介装され
る一方、永久磁石18上面の右端と電磁石17の右端部
15bとの間には第2スプリング22が介装されており
、永久磁石18下面の右端部には前記弁体11の頭部1
1aが当接している。
そして、電磁石18に電流が流れないときには、Ml及
び第2スプリング21.’22が各々永久磁石18の両
端を下方へ押圧する力と、前記弁体スプリング12が弁
体11及び永久磁石18を上方へ押圧する力との釣合い
によって、該永久Fti′E118はほぼ水平に保持さ
れるようになっている。以上がアクチュエータ13の構
成である。
続いて、この電磁膨脹弁4の絞り量制御装置6は、冷房
能力の変動に応じて変化する前記蒸発器5の出口温度及
び出口圧力を測定する検出手段23と、その測定温度及
び測定圧力と予め記憶された設定値とを比較演算して、
前記アクチュエータ13の電磁石17に対して電流を流
したり切ったり、電流の方向を変えたりして電磁膨脹弁
4の絞り量を制御する制御手段24とから構成されてい
る。
以上のように構成された冷房装置の電磁膨脹弁について
、次にその作用効果を説明する。
さて、冷房装置の運転中は、圧縮機1で圧縮された冷媒
ガスが凝縮器2及び受液器3を経て電磁膨脹弁4に至り
、ここで断熱膨張されて蒸発器5に送られる。そして、
冷房負荷の変動に応じて、絞り量制御装置6が次のよう
にアクチュエータ13を作動させるため、電磁膨脹弁4
の絞り量は三段階に調整することができる。
■ いま、絞り量制御装置6によつTアクチュエータ1
3の電磁石17に電流を流し、その鉄芯15の左端部1
5aをS極に、右端部15bをN極に各々帯磁させる。
すると、この電磁石17と永久磁石18(上面がN極〉
との開には左側で吸引力、また右側で反発力の電磁作用
が生じ、各々互いに接近又は離隔しようとするため、第
1図に一点鎖線で示すように、永久磁石18は第1スプ
リング21及び弁体スプリング12の弾性力に抗して右
回りに傾動する。すると、永久磁石18の右端部は弁体
11を押し下げるため、弁体11は弁座9に近接し、絞
り通路の絞り量が最大になって流路断面積は大きく減少
する。(第一段階)。
■ 次に、絞り量制御装置6によって電磁石17に対す
る電流を切り、該電磁石17の電磁作用を止めると、第
1図に実線で示すように、永久磁石18は水平に保持さ
れる。従って、弁体11は弁体スプリング12によって
押し上げられるから、弁体11は弁座9から離間して、
前記絞り量は小さくなる(第二段階)。
■ ざらに、絞り量制御装置6により電磁石17に流れ
る電流の向き変えて、鉄芯15の左端部15aをN極に
、右端部15b’2S極に各々帯磁させると、この電磁
石17と永久磁石18との間には左側で反発力、右側で
吸引力が作用するため、第1図に二点鎖線で示すように
、永久磁石18は前記第2スプリング22の弾性力に抗
して左回りに傾動する。すると、弁体11は弁体スプリ
ング12によってざらに押し上げられ、弁座9からは離
間するから、絞り通路9aの絞り量が小さくなって流路
断面積は増加する(第三段階〉。
以上の通りの第一実施例によれば、アクチュエータ13
の構造が簡単であるため、信頼性が高く、製造が容易で
、しかも安価な電磁膨脹弁4を提供することができる。
そればかりでなく、電磁石17への電流を0N−OFF
したり、同電流の向きを切換えたりするだけで、電磁膨
脹弁4の絞り員を三段階に変えることができるので、従
来のパルスモータ利用の電子膨脹弁には不可欠であった
パルス発生装置は不要であり、絞り量制御装置6を単純
化することもできるという効果を奏する。
次に、本第2発明の要部に係る電流の可変機構について
説明する。
前記絞り邑制御装買6の制御手段24等に、冷房負荷の
変動に応じて電磁石17に流れる電流の強弱を連続的又
は段階的に変化させる可変機構(図示略)を設け、該可
変機構を前記電磁石17に接続することかできる。この
可変機構によれば、電磁石17と永久磁石18との間に
生ずる吸引力、反発力等の強さも同様に変化するから、
弁体の変位量も同様に変化する。
従って、前記第1実施例の効果に加えて、絞り流路9a
の流路断面積を連続的又は段階的に可変調節することが
でき、より細く精密な制御も可能になるという顕著な効
果を奏する。
なあ、前記永久磁石18はその全体が磁石体であったが
、電磁石17の左端部15a及び右端部15bと対向す
る部分にだけ永久磁石を埋め込むような態様のものであ
ってもよい。
(第二実施例) 第二実施例は、第3図に示すように、前記N磁石17と
永久磁石18との位置関係を逆にし、ケース14に対し
て電磁石17を傾動可能に軸着する一方、永久磁石18
を固定してなるアクチュエータ31を使用した点におい
てのみ、第一実施例と相違するものである。
従って、本実施例はN磁石17の下面右端部が弁体11
を押圧することになるから、結局、前記第一実施例と同
様の効果を奏する。
(第三実施例) 第三実施例も、第4図に示すように、アクチュエータ3
2の構成においてのみ第一実施例と相違するものである
本実施例のアクチュエータ32は永久磁石を傾動させる
のではなく、上下に平行移動させる方式のものであり、
次のように構成されている。すなわち、弁体11の上端
には円板状の永久磁石33が取着され、該永久磁石33
はその上面側全体がN極に、下面側全体がS極となるよ
うに着磁されている。この永久磁石33の下面と弁本体
8の上面との間には下部スプリング34が圧縮状態で介
装されている。また、ケース14内の天面にはドラム状
の鉄芯35と電磁コイル36とからなる電磁石37が固
定され、該電磁石37の下面と永久磁石33の上面との
間には上部スプリング38が圧縮状態で介装されている
本実施例の電磁膨脹弁4も、次のような作用で絞り量を
三段階に調整しうる。
■ 電磁石37に電流を流して該電磁′EJ37の下面
側をN極に帯磁させれば、永久磁石33との間で反発力
か作用するため、該永久磁石33及び弁体11か下方へ
押圧されて、絞り量は最大となる。
■ 前記電流を切れば、永久磁石33及び弁体11は下
部スプリング34によって上方に押し上げられるため、
絞り量は中間値となる。  ■ 前記電流の向きを切換
えて電磁石37の下面側をS極に帯磁させれば、永久磁
石33との間で吸引力が作用するため、該永久磁石33
及び弁体11はさらに上方へ引き上げられて、絞り量は
最小となる。
従って、本実施例も第一実施例と同様の効果を奏する。
(第四実施例) 第四実施例も、第5図に示すように、アクチュエータ3
9の構成においてのみ第一実施例と相違するものである
本実施例のアクチュエータ39は、前記第三実施例と同
じ構成の電磁石40を弁本体8の上面に固定し、該電磁
石40の上面と永久磁石33の下面とて吸引力又は反発
力を作用させるようにしたものであり、電磁石40の中
心部には弁体11の遊貫する貫通孔41が形成されてい
る。
従って、本実施例もその作用は第三実施例と実質的に同
様であるから、第三実施例と同様の効果を奏する。
(第五実施例) 第五実施例は、第6図に示すように、第三実施例の電磁
石37と第四実施例の電磁石40とを組合わせて併用す
るアクチュエータ42を使用した点においてのみ、前記
各実施例と相違する。
本実施例の電磁膨脹弁4は、二つの電磁石37゜40に
よる電磁力を組合せることにより、絞り量を次のように
五段階に調整しうる。
■ 電磁石37.40に電流を流して、上方の電磁石3
7の下面側と下方の電磁石40の上面側とを共にN極に
帯磁させれば、これらと永久磁石33との間で各々反発
力及び吸引力が作用するため、該永久1a533及び弁
体11が下方へ強く押圧されて、絞り量は最大となる。
■ 前記■の状態でいずれかの電rrn石37,40の
電流を切れば、永久磁石33及び弁体11は下部スプリ
ング34によって上方へヤヤ戻るため、絞り量は減少す
る。
■ さらに、両電磁石−37,40の電流を切れば、永
久磁石33及び弁体11は下部スプリング34によって
さらに押し上げられ、絞り墨は中間値となる。
■ また、いずれか一方の電磁石37.40に逆向きの
電流を流して、上方の電磁石37の下面側又は下方の電
磁石40の上面側をS極に帯磁させれば、永久磁石33
及び弁体11はさらに押し上げられ、絞り量はより減少
する。
■ さらに、両電磁石37.40に逆向きの電流を流し
て、上方の電la石37の下面側と下方の電磁石40の
上面側とを共にS極に帯磁させれば、該永久磁石33及
び弁体11は下方へ強く押圧されて、絞り量は最小とな
る。
このように、本実施例は前記各実施例と同様の効果を奏
する他、絞り量をさらに細かく、あるいは広範囲に変え
ることができるという効果を奏する。
(第六実施例) 第六実施例は、第7図に示すように、第三実施例におけ
る永久磁石33と上部スプリング38との間に、ざらに
中間スプリング44を介して第2電磁石45を介装して
なるアクチュエータ43を使用した点においてのみ、第
三実施例と相違する。
本実施例の電磁膨脹弁4は、二つの電磁石37゜45に
よる電磁力を組合せることにより、絞り檄を次のように
七段階に調整しうる。ここで、永久磁石33と第2電磁
石45が互いに引き合ったときの中間スプリング44の
縮み量を−AS、同じく反発し合ったときの伸び量を八
〇とし、一方、電磁石37と第2電磁石45とが互いに
引き合ったときの上部スプリング38の縮み量を−BS
、同じく反発し合ったときの伸び量をBeとする。
■ 電磁石37の下面側をS極、第2電磁石の下面側を
N極に帯磁すれば、弁体11の下方への変位(両電磁石
37.45への電流が切れているときの弁体11の位置
を基準とする。以下同じ。)はAe +[3eとなり、
絞り量は最大となる。
■ 電磁石37の電流を切り、第2電磁石の下面側のみ
をN極に帯磁すれば、弁体11の下方への変位はAeと
なり、絞り量はやや減少する。
■ 電磁537の下面側をN極、第2電磁石の下面側も
N極に帯磁すれば、弁体11の下方への変位はAe−1
,sとなり、絞り量はさらに減少する。
ここで、Ae>bSとする。
■ 両電磁石37.45の電流を切れば、弁体11の変
位はOとなる。
■ 電磁石37の下面側をN極、第2N磁石の下面側を
5t11!に帯磁すれば、弁体11の下方への変位は−
As +Beとなり、絞りiはさらに減少する。
■ 電磁石37の電流を切り、第2電磁石の下面側のみ
をS極に帯磁すれば、弁体11の下方への変位は−AS
となり、絞り量はさらに減少する。
■ 電磁石37の下面側をS極、第2電磁石の下面側も
S極に帯磁すれば、弁体11の下方への変位は−As−
BSとなり、絞り量は最小となる。
このように、本実施例は前記各実施例と同様の効果を奏
する他、絞り姓をざらに細かく、あるいは広範囲に変え
ることかできるという効果を秦する。
(第七実施例) 第七実施例は、第8図に示すように、第六実施例におけ
る第2電磁石45と永久磁石33との位置関係を逆にし
てなるアクチュエータ46を使用した点においてのみ、
第六実施例と相違するものである。
従って、本実施例もその作用は第六実施例と実質的に同
様であるから、第六実施例と同様の効果を奏する。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で変更して具体化することもできる。
(1)電磁石や永久磁石の寸法形状は任意に変更するこ
とができる。
(2)電磁石と永久磁石との間に介装する弾性体として
は、前記のような常に圧縮されているスプリング以外に
、引張スプリング、板バネ等を使用することもできる。
(3)車両用冷房装置の電磁膨脹弁以外にも、例えば屋
内用冷房装置の電磁膨脹弁等、種々の用途のものに具体
化することができる。
発明の効果 以上詳述した通り、本第1発明によれば、構造が簡単で
信頼性に浸れ、製造が容易な電磁膨脹弁を安価に提供す
ることができるばかりでなく、絞り量制御装置を単純化
することもできるという効果を奏する。
また本第2発明によれば、前記第1発明の効果に加えて
、絞り流路の流路断面積を連続的又は段階的に可変調節
することができ、より細く精密な制御を可能にするとい
う顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を車両用冷房装置の電磁膨脹弁に具体化
した第一実施例の中央部縦断面図、第2図は同車両用冷
房装置全体を示す路体回路図、第3図は第二実施例の中
央部縦断面図、第4図は第三実施例の中央部縦断面図、
第5図は第四実施例の中央部縦断面図、第6図は第五実
施例の中央部縦断面図、第7図は第六実施例の中央部縦
断面図、第8図は第七実施例の中央部縦断面図、第9図
は従来例の中央部縦断面図である。 3・・・受液器、4・・・電磁膨脹弁、7・・・冷媒管
路、9・・・弁座、9a・・・絞り通路、11・・・弁
体、13゜31.32,39.42,43.46・・・
アクチユエータ、17.37,40.45・・・電磁石
、18゜33・・・永久磁石、21,22,34.38
.44・・・スプリング。 特許出願人   株式会社豊田自動織機製作所代 理 
人   弁理士  恩1)博宣第21!i 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.冷房装置の受液器から蒸発器に至る冷媒管路に介在
    され、絞り通路を備えた弁座に弁体を接近及び離間させ
    て前記絞り通路の流路断面積を変化させる膨脹弁におい
    て、前記弁体には電磁石と永久磁石とそれらの間に介在
    された弾性体とよりなるアクチュエータを設けた電磁膨
    脹弁。
  2. 2.冷房装置の受液器から蒸発器に至る冷媒管路に介在
    され、絞り通路を備えた弁座に弁体を接触及び離間させ
    て前記絞り通路の流路断面積を変化させる膨脹弁におい
    て、前記弁体には電磁石と永久磁石とそれらの間に介在
    された弾性体とよりなるアクチユエータを設け、該アク
    チュエータには前記電磁石に流れる電流の強弱を変化さ
    せる可変機構を接続した電磁膨脹弁。
JP6819686A 1986-03-26 1986-03-26 電磁膨脹弁 Pending JPS62224785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6819686A JPS62224785A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 電磁膨脹弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6819686A JPS62224785A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 電磁膨脹弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62224785A true JPS62224785A (ja) 1987-10-02

Family

ID=13366794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6819686A Pending JPS62224785A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 電磁膨脹弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62224785A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7226035B2 (en) 2002-04-12 2007-06-05 Seiko Epson Corporation Valve device
JP2013061019A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Ckd Corp 電磁弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7226035B2 (en) 2002-04-12 2007-06-05 Seiko Epson Corporation Valve device
JP2013061019A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Ckd Corp 電磁弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2755485B2 (ja) 電磁作動弁及び電磁アクチュエータ
JP2002521620A (ja) 永久磁石をもつソレノイド弁
US7246489B2 (en) Position control actuator system
JPWO2006082703A1 (ja) 流体制御弁
JPS63203977A (ja) 冷凍サイクル用四方弁
CN1932352B (zh) 流路切换阀
JPS62224785A (ja) 電磁膨脹弁
US5967488A (en) Electrically actuated reed valve
JPS6039913B2 (ja) 電磁式弁装置
JPS5881277A (ja) 膨張弁の制御方法
WO2004104462A1 (en) Pivoting electromagnetic actuator and integrated actuator and fluid flow control valve
JPS6124883A (ja) 定圧リリ−ス弁
JPS62147182A (ja) 膨張弁
JPS6018875B2 (ja) 感温バルブ
JPS631103Y2 (ja)
JPS5837383A (ja) 流量制御装置
JPH0426774Y2 (ja)
JPH05264128A (ja) 定圧膨張弁
RU44364U1 (ru) Электромагнитный вентиль непрямого действия
JPS6046307B2 (ja) 流体流量制御弁
JPS6267379A (ja) ソレノイドバルブ
JPS59137676A (ja) 膨張弁
JPH0117738Y2 (ja)
JPS61231325A (ja) 閉止機能付きガス比例制御弁
JPH0531396Y2 (ja)