JPS6222439Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222439Y2 JPS6222439Y2 JP1981166277U JP16627781U JPS6222439Y2 JP S6222439 Y2 JPS6222439 Y2 JP S6222439Y2 JP 1981166277 U JP1981166277 U JP 1981166277U JP 16627781 U JP16627781 U JP 16627781U JP S6222439 Y2 JPS6222439 Y2 JP S6222439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- vehicle body
- lock
- support arms
- use position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として四輪駆動車等床面の高い車両
において乗降するために用いる車両用ステツプに
関するものである。
において乗降するために用いる車両用ステツプに
関するものである。
一般に四輪駆動車はオフロードや雪路等を楽に
走破できるよう床面を極力高くしている。しかし
このような車両の場合は、床面高さが高いため乗
降が普通の車両に比較して大変である。特にダブ
ルキヤブ車両の後部シートに乗降する場合、女性
や小供は難儀するものである。
走破できるよう床面を極力高くしている。しかし
このような車両の場合は、床面高さが高いため乗
降が普通の車両に比較して大変である。特にダブ
ルキヤブ車両の後部シートに乗降する場合、女性
や小供は難儀するものである。
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、一般
路においては乗降を補助するためのステツプとし
て機能し、かつ走行中格納位置ではサイドバンパ
ーとして機能する車両用ステツプを提供すること
を目的とし、この目的を達成するため、ステツプ
を車両の前後方向に延びる垂直面内で回動する複
数の支持アームの下端に回動自在に軸支し、この
支持アームの上端部をサイドシル等車両強度部材
に回動自在に軸支して、前記ステツプの外側縁を
車体外側面より突出した状態で車体外板の下縁よ
り所定寸法離れた使用位置と車体外板の下縁に接
しあるいは近接したサイドバンパー機能を有する
格納位置とに設定できるようにするとともに、こ
れら使用位置および格納位置で夫々ロツク機構に
よりロツクできるようにしたものである。
路においては乗降を補助するためのステツプとし
て機能し、かつ走行中格納位置ではサイドバンパ
ーとして機能する車両用ステツプを提供すること
を目的とし、この目的を達成するため、ステツプ
を車両の前後方向に延びる垂直面内で回動する複
数の支持アームの下端に回動自在に軸支し、この
支持アームの上端部をサイドシル等車両強度部材
に回動自在に軸支して、前記ステツプの外側縁を
車体外側面より突出した状態で車体外板の下縁よ
り所定寸法離れた使用位置と車体外板の下縁に接
しあるいは近接したサイドバンパー機能を有する
格納位置とに設定できるようにするとともに、こ
れら使用位置および格納位置で夫々ロツク機構に
よりロツクできるようにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1乃至第4図において、1はステツプで、前
後端部および中央部の裏面に夫々該ステツプ1の
巾方向に延びる軸受筒2,3,4が列設されてい
る。この各軸受筒2,3,4は夫々ステツプ1の
裏面にブラインドリベツト5,5……を介して取
りつけられた取付板6,6,6に溶接により固定
されている。各軸受筒2,3,4にはL状支持ア
ーム7,8,9の車両幅方向に延びる下端水平支
持部7a,8a,9aが回動自在に挿嵌軸支され
ている。一方、車両の強度部材であるサイドシル
10の内側壁には取付板11,11,11が取り
付けられ、この各取付板11,11,11には
夫々チヤンネル状の軸支枠12,13,14が固
着され、この軸支枠12,13,14に前記支持
アーム7,8,9の上端部が枢支軸15,16,
17を介して回動自在に軸支されている。前記ス
テツプ1は、前記支持アーム7,8,9が垂直状
態にあり車体外板18の下縁より所定寸法離れた
とき使用位置となり、かつこの位置より前記支持
アーム7,8,9が車両の前後方向に延びる垂直
面内で回動して傾斜状態となり前記車体外板18
の下縁に接しあるいは近接したときサイドバンパ
ー機能を有する格納位置となるよう設定されてい
る。
後端部および中央部の裏面に夫々該ステツプ1の
巾方向に延びる軸受筒2,3,4が列設されてい
る。この各軸受筒2,3,4は夫々ステツプ1の
裏面にブラインドリベツト5,5……を介して取
りつけられた取付板6,6,6に溶接により固定
されている。各軸受筒2,3,4にはL状支持ア
ーム7,8,9の車両幅方向に延びる下端水平支
持部7a,8a,9aが回動自在に挿嵌軸支され
ている。一方、車両の強度部材であるサイドシル
10の内側壁には取付板11,11,11が取り
付けられ、この各取付板11,11,11には
夫々チヤンネル状の軸支枠12,13,14が固
着され、この軸支枠12,13,14に前記支持
アーム7,8,9の上端部が枢支軸15,16,
17を介して回動自在に軸支されている。前記ス
テツプ1は、前記支持アーム7,8,9が垂直状
態にあり車体外板18の下縁より所定寸法離れた
とき使用位置となり、かつこの位置より前記支持
アーム7,8,9が車両の前後方向に延びる垂直
面内で回動して傾斜状態となり前記車体外板18
の下縁に接しあるいは近接したときサイドバンパ
ー機能を有する格納位置となるよう設定されてい
る。
前記取付板11,11,11に固定される軸支
枠のうち両側のもの12,14は前記ステツプ1
が格納位置のとき支持アーム7,9を保持するチ
ヤンネル状の補強部材となつており、もつてステ
ツプ1に衝撃力が加わつたときその力が枢支軸1
5,16,17だけで支持することによる剛性不
足を補つている。この補強部材12,14は支持
アーム7,8,9の軸支部が強度部材の外側にあ
るときは、ステツプ1に加わる衝撃が支持アーム
7,8,9を介して該強度部材により負担される
ので省いても良い。前記ステツプ1はロツク機構
21,21により使用位置および格納位置で夫々
ロツクされるようになつている。ロツク機構2
1,21はステツプ1の使用位置および格納位置
に対応する2つのロツク孔23,24を有し支持
アーム7,9に固設されたロツクプレート25
と、同じくステツプ1に取付金具26を介して軸
方向摺動および回動自在に取り付けられ前記ロツ
ク孔23,24に選択的に係合するとともに、把
持部27aを有するL状のロツクピン27と、こ
のロツクピン27に固設されたスプリング座28
と前記取付金具26との間に介挿された該ロツク
ピン27を前記ロツク孔23,24に係合する向
きに付勢する圧縮スプリング29とより構成され
ている。
枠のうち両側のもの12,14は前記ステツプ1
が格納位置のとき支持アーム7,9を保持するチ
ヤンネル状の補強部材となつており、もつてステ
ツプ1に衝撃力が加わつたときその力が枢支軸1
5,16,17だけで支持することによる剛性不
足を補つている。この補強部材12,14は支持
アーム7,8,9の軸支部が強度部材の外側にあ
るときは、ステツプ1に加わる衝撃が支持アーム
7,8,9を介して該強度部材により負担される
ので省いても良い。前記ステツプ1はロツク機構
21,21により使用位置および格納位置で夫々
ロツクされるようになつている。ロツク機構2
1,21はステツプ1の使用位置および格納位置
に対応する2つのロツク孔23,24を有し支持
アーム7,9に固設されたロツクプレート25
と、同じくステツプ1に取付金具26を介して軸
方向摺動および回動自在に取り付けられ前記ロツ
ク孔23,24に選択的に係合するとともに、把
持部27aを有するL状のロツクピン27と、こ
のロツクピン27に固設されたスプリング座28
と前記取付金具26との間に介挿された該ロツク
ピン27を前記ロツク孔23,24に係合する向
きに付勢する圧縮スプリング29とより構成され
ている。
なお、30,31は夫々フロントドアおよびリ
アドアである。
アドアである。
かかる構成につき、ステツプ1を乗降時におけ
る本来のステツプとして使用する場合は、第1図
aに示すように、支持アーム7,8,9を垂直状
態にしてステツプ1を車体外板18の下縁より所
定寸法離れた使用位置に定置する。この状態でロ
ツク機構21,21の各ロツク孔23,23にロ
ツクピン27,27を係合しておくものとする。
かくして乗員はこのステツプ1を利用して乗降を
容易ならしめることができる。このようにして使
用した後はロツク機構21,21のロツクピン2
7を把持部27aを介しかつスプリング28に抗
して手前に引きロツク孔23より外してロツクを
解除し、この状態でステツプ1を第1図aにおい
て矢印に示すように、車両前方に押せば支持アー
ム7,8,9が回動して該ステツプ1が水平状態
を維持しながら円弧を描いて移動し、遂には第1
図bに示すように車体外板18の下縁に接しある
いは近接して格納位置となる。この状態でロツク
機構21,21のロツクピン27がスプリング2
9の弾撥力によつてロツク孔24に係合しステツ
プ1がロツクされる。かくしてこの状態でもステ
ツプ1はその外側縁が車体外側面より突出したサ
イドバンパー機能を有し、側面軽衝突に際しその
衝撃から車体外板18を保護するものである。こ
の状態で再びステツプ1を使用位置にする場合再
び前記と同様にロツク機構21,21によるロツ
クを解除しステツプ1を押し下げれば良い。
る本来のステツプとして使用する場合は、第1図
aに示すように、支持アーム7,8,9を垂直状
態にしてステツプ1を車体外板18の下縁より所
定寸法離れた使用位置に定置する。この状態でロ
ツク機構21,21の各ロツク孔23,23にロ
ツクピン27,27を係合しておくものとする。
かくして乗員はこのステツプ1を利用して乗降を
容易ならしめることができる。このようにして使
用した後はロツク機構21,21のロツクピン2
7を把持部27aを介しかつスプリング28に抗
して手前に引きロツク孔23より外してロツクを
解除し、この状態でステツプ1を第1図aにおい
て矢印に示すように、車両前方に押せば支持アー
ム7,8,9が回動して該ステツプ1が水平状態
を維持しながら円弧を描いて移動し、遂には第1
図bに示すように車体外板18の下縁に接しある
いは近接して格納位置となる。この状態でロツク
機構21,21のロツクピン27がスプリング2
9の弾撥力によつてロツク孔24に係合しステツ
プ1がロツクされる。かくしてこの状態でもステ
ツプ1はその外側縁が車体外側面より突出したサ
イドバンパー機能を有し、側面軽衝突に際しその
衝撃から車体外板18を保護するものである。こ
の状態で再びステツプ1を使用位置にする場合再
び前記と同様にロツク機構21,21によるロツ
クを解除しステツプ1を押し下げれば良い。
以上説明したように、本考案車両用ステツプに
よれば、ステツプを車両の前後方向に延びる垂直
面内で回動する複数の支持アームの下端に回動自
在に軸支し、この支持アームの上端部を車両強度
部材に回動自在に軸支して、前記ステツプの外側
縁を車体外側面より突出した状態で車体外板の下
縁より所定寸法離れた使用位置と車体外板の下縁
に接しあるいは近接したサイドバンパー機能を有
する格納位置とに設定できるようにするととも
に、これら使用位置および格納位置で夫々ロツク
機構によりロツクできるようにしたため、ステツ
プが一般路においては乗降の補助として機能し女
性や小供の乗降も容易となり、かつ走行中格納位
置ではサイドバンパーとして機能して車体外板を
保護する効果がある。
よれば、ステツプを車両の前後方向に延びる垂直
面内で回動する複数の支持アームの下端に回動自
在に軸支し、この支持アームの上端部を車両強度
部材に回動自在に軸支して、前記ステツプの外側
縁を車体外側面より突出した状態で車体外板の下
縁より所定寸法離れた使用位置と車体外板の下縁
に接しあるいは近接したサイドバンパー機能を有
する格納位置とに設定できるようにするととも
に、これら使用位置および格納位置で夫々ロツク
機構によりロツクできるようにしたため、ステツ
プが一般路においては乗降の補助として機能し女
性や小供の乗降も容易となり、かつ走行中格納位
置ではサイドバンパーとして機能して車体外板を
保護する効果がある。
第1図a,bは夫々本考案車両用ステツプの使
用状態および格納状態を示す説明用斜視図、第2
図は同じく本考案車両用ステツプの平面図、第3
図はその正面図、第4図は同じくその側面図であ
る。 1……ステツプ、2,3,4……軸受筒、7,
8,9……支持アーム、10……サイドシル(強
度部材)、15,16,17……枢支軸、18…
…車体外板、21,21……ロツク機構。
用状態および格納状態を示す説明用斜視図、第2
図は同じく本考案車両用ステツプの平面図、第3
図はその正面図、第4図は同じくその側面図であ
る。 1……ステツプ、2,3,4……軸受筒、7,
8,9……支持アーム、10……サイドシル(強
度部材)、15,16,17……枢支軸、18…
…車体外板、21,21……ロツク機構。
Claims (1)
- ステツプを、車両の前後方向に延びる垂直面内
で回動する複数の支持アームの下端に回動自在に
軸支し、この支持アームの上端部を車両強度部材
に回動自在に軸支して、前記ステツプをその外側
縁が車体外側面より突出した状態で車体外板の下
縁より所定寸法離れた使用位置と車体外板の下縁
に接しあるいは近接したサイドバンパー機能を有
する格納位置とに設定できるようにするととも
に、これら使用位置および格納位置で夫々ロツク
機構によりロツクできるようにしたことを特徴と
する車両用ステツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16627781U JPS5870972U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 車両用ステツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16627781U JPS5870972U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 車両用ステツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870972U JPS5870972U (ja) | 1983-05-13 |
JPS6222439Y2 true JPS6222439Y2 (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=29958441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16627781U Granted JPS5870972U (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 車両用ステツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5870972U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5361822A (en) * | 1976-11-15 | 1978-06-02 | Kawajiyuu Shiyatai Kougiyou Kk | Safety assistant step device for bas getting on and off door |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP16627781U patent/JPS5870972U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5361822A (en) * | 1976-11-15 | 1978-06-02 | Kawajiyuu Shiyatai Kougiyou Kk | Safety assistant step device for bas getting on and off door |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5870972U (ja) | 1983-05-13 |
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