JPS62224293A - コクシジウム症予防用抗原性蛋白質およびそれを含有するワクチン - Google Patents

コクシジウム症予防用抗原性蛋白質およびそれを含有するワクチン

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JPS62224293A
JPS62224293A JP61286567A JP28656786A JPS62224293A JP S62224293 A JPS62224293 A JP S62224293A JP 61286567 A JP61286567 A JP 61286567A JP 28656786 A JP28656786 A JP 28656786A JP S62224293 A JPS62224293 A JP S62224293A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背崇 本明細書を通じて、多くの文献をカッコ内の文献番号に
よって引用する。これらの引用文献は、発明の詳細な説
明の項の末尾に列記する。これらの文献における開示す
べてを、本発明の時点までの本発明技術分野における熟
練者に公知な技術状態をより完全に記述するものとして
参考に供する。 Apicomplexa門にはEucoccidior
ida目に屈する何面もの異種生物が包含される。Ei
meria属は真性球虫の目に包含される。この属に属
する生物のうち、数種が養鶏産業上きわめて重要である
。これらの種には、Eimeria tenella 
、 E、maxima。 [、acervulina、E、necatrix、E
、brunetti。 E、n+1vatiSE、1itisおよびE、 pr
aecoxがある。 種の分類は、宿主内の感染部位および卵母細胞の形態に
基づいて行われる。上述のそれぞれの種についての生化
学的差異は報告されているが、生化学的マーカーがその
特定に用いられたことはない。 烏[imeriaは、全ライフサイクルを単一の宿主内
で完了する。そのライフサイクルは複雑で、無性期と有
性期があり、Ein+eria種の間で相違している。 感染期は胞子を形成した卵母細胞である。 汚染された糞便、餌または水を摂取すると、胞子を形成
した卵母細胞は剪断力とスポロシストキャップの酵素的
加水分解の両件用が合した結果、消化管内で脱嚢する。 遊離した種虫は、小腸の特異的領域内にお番)る上皮細
胞を動き回る。 発生はリーベルキーン線内で始まり、第1世代メロント
のレベルまで進む。メロントはさらに際立った核を示し
、加えてエネルギー発生と蛋白質合成能が増大した円形
化生物体からなる遷移tlllである。第1世代種虫の
発生がメロントの多分裂によって続く。第1世代種虫の
遊離によって宿主細胞は破壊され、寄生体は移住して新
しい宿主細胞に感染し、第2の無性サイクルが行われる
。メロントは第2世代種虫のレベルまで発生し、それが
遊離するときさらに上皮細胞を破壊する。第3世代種虫
の遊離によって、さらに宿主細胞の破壊が続く。種虫の
世代交代数はEimeriaの種によって異なっている
。 有性発生は、配偶子形成過程を経過したのら、小配偶子
および大配偶子の生成によって始まる。 遊離した小配偶子は大配偶子と融合し、接合子を形成す
る。未成熟卵母細胞の発生によって、宿主IIl胞の破
壊が続く。腸管内に放出された卵母細胞は糞便を介して
環境に流布され、空気中の酸素の存在下に成熟する(胞
子形成)。 宿主細胞がさらに卵母細胞を摂取しない限り、?5士体
の発生は自ら制限される。しかしながら、これは鶏がぎ
っしり詰め込まれた鶏舎では非現実的な期待である。 Eimeriaによる疾患は、飼料効率の低下と異常発
現を伴い、1大な経済的j0失を招いている。 E、tenellaおよびE、necatrixによる
コクシジウム症の病変は、メロゾイトの遊離時の宿主細
胞の破壊が主な部分を占めるが、一方E、maxima
の場合ハE、maXima卵母細胞のf2I!1時の宿
主111I11の破壊が病変に重大な意味をもっている
。腸内の出血は、上皮に分布する毛細管の破壊によるも
のである。 いったん無性発生が確立すると、コクシジウム発育阻止
剤を使用しても、この疾患の進行を制御することは困難
である。二次感染がEimeriaによって生じる疾患
を悪化させる場合も多い。 E、 tenel laまたはE、necatrixに
感染した鳥では4〜7日以内に死亡することがある。し
かしながら、E、maximaの感染によって死を招く
ことは稀である。 挿出がきわめて特定の組織部位内で感染を開始すること
は、コクシジウムの一定した性質である(39.45.
57)。感染の部位特異性は、Eimeriaの種弁化
に共通して用いられる特性である。たとえば、E、nQ
CatriXの無性段階には、中間部小腸内の上皮細胞
を侵襲する性癖があるが、一方、有性段階では主として
盲腸内で発生する。 コクシジウム症に対する免疫の研究の多くは、体液性免
疫、さらに特定すれば血清抗体に集中してきた。血清抗
体と疾患への抵抗性には相関がないとの報告もあった(
5つ)。しかしながら、とくに有用なデータでは、分泌
免疫系の関与する局所反応もしくは細胞性免疫、または
その両者が防御反応にかかわっているとの主張が支持さ
れている。 宿主I胞に対する病原体のvt識、浸透および/または
付着の妨害により防御効果が現れることは、ウィルス、
細菌および原生動物のモデルで示されている。主要宿主
IIl胞受客受容体は病原体付着特性の遺伝的欠失によ
って初期のコロニゼーション過程が防止できる(16.
54)。また、分泌抗体は、必要な受容体に結合し、そ
れをマスクすることによって、コロニゼーション過程の
妨害も可能である(32.74)。1種以上の免疫グロ
ブリンクラスがEimeria tenella (7
)初期コロニゼーション過程を妨害する能力をもつとの
報告もある(13)。しかしながら、最近の報告では、
分泌IOAの産生のみが、天然の保護免疫と相関したコ
トカ示すし”Cイル(12,59) 。porter 
&Davis (13)および他の研究者達(19)は
、分泌IaAが病原体の細胞外段階で、その侵入を有意
に制限することにより、あるいは侵入しても以後の発生
の防止可能な程度に生物体を減弱させることにより中和
すると報告している。 この疾患を除去し、鶏のコクシジウム症による破壊作用
を抑制するために、世界中の生産者によって1年間に約
5億〜10Vlドルが消費されるといわれている(39
.52>。現在用いられている制御手段によってもなお
、鶏のIQ害は何面万ドルにも及7Sという(77)。 鶏に対するEimeria制御手段として、以往もっと
も広く用いられている方法は、抗原虫薬飼料添加物の応
用である。その組成は、使用するコクシジウム発育阻止
剤の種類によって異なるが、それぞれの製品はコクシジ
ウムのライフサイクルのある段階にしか効果を示さない
(39,51,58)。コクシジウム発育阻止剤の使用
における欠点は多い。鳥類における保護効果の短い持続
性、時にみられる行動の低下、寄生体における抵抗性の
発現、またある程度安全性に関する問題がある。 薬剤抵抗性株の発生により、最近の製品寿命はわずか数
年といわれている。このため、開発費用は増大し、たえ
ず有効な製品の製造が続けられているのが現状である(
51)。 免疫感作による鳥類の保護はある程度成功している。殺
滅した生物体のプレバレージョンを用いて、限られた保
護効果を引き起こすことができている(1.41.43
)。鶏のもつと有効な免疫感作へのアプローチは、生存
原生動物製品、たとえばC0CCiVaCの利用であっ
た(15)。低用量の生存卵母細胞を含有する多価組成
物である製品を、飲水中に投与すると、鳥類に緩和な奇
生体面症を生じる。この製品の欠点は、投与後最初の1
週間に鳥の行動の低下を生じる場合があることであった
。過剰投与や敷きわらの含水量などの変動によつて、単
篤なコクシジウム症の突発を招くことさえあった。鶏の
免疫感作のためのE、 tenel laの生菌、胞子
形成卵母細胞の使用に関しては米国特許第3.147,
186号(1964)、および同じ目的でのE、ten
ellaの挿出の使用に関しては米国特許第4.301
,148号(1981)を参照されたい。 ブロイラー鶏舎への生菌ワクチンの導入の別法どじては
、飼料による方法がある。これについては、最近の英国
特許(GB2.008,404A)に記載されている。 飼料と混合するに先立って、E、tenellaの有毒
な卵母細胞を水溶性ポリサッカライド中に封入して乾燥
から防御する。卵母細胞は無症状感染を生じるのに十分
な吊のみ使用する。 免疫感作能が優れていることは明らかにされたが、この
方法の発展はフィールドで受は入れられることに疑問が
あって期待できない。しかしながら、すべての重要なコ
クシジウムの減弱株が開発されれば、この操作も受は入
れられるようになるかもしれない。 実際、毒性を減弱し/、′、Eimeria細胞系の開
発の努細胞性われてきた。一部の秤についr:は、鶏胚
継代接種による減弱化に成功している(19.37.4
0.66)。これらの株では、疾患を惹起する能力は低
下1ノでいるが、免疫を引き起こすだ
【ノの免疫原性は
保持されていた。しかしながら、これらの株の取扱いに
はいくつかの問題が残っている。たとえばE、neea
triy:の減弱変異株には継代限界があって、胚継代
によって免疫原性の喪失または元の有毒型の保持を生じ
ることがある。さらに、一部の減弱化生物体は、鶏によ
る最小の戻し継代によって有毒型に復することがある(
38゜68)。すなわち、減弱化生物体が一定の性状を
維持することに関連した問題が明白である。 Eimeria株の1化鶏卵による継代が容易でない場
合は、早期選択による減弱化も実行されてきた。 この方法では、完全な卵母細胞の脱皮が始まる前の感染
無症候段階の後期に、脱皮した卵母細胞を収穫する(2
8.48.50.67)。このような選択によりライフ
サイクルが省略された培養体が生じ、それに応じた毒性
の減少が認められる(28.48.50.67)、E、
tenella  (29)J3よびE、aceryu
lina (49)の早熟の特性は遺伝的に安定なこと
が明らかにされてはいるものの、この方法の養鶏産業に
おける手段としての有用性を評価するには情報が十分で
はない。 鳥コクシジウムの表面抗原組成についてはほと/vど情
報がない。Eimeria tencllaの挿出の表
面にある抗原に対してモノクロナール抗体を分泌するハ
イブリドーマ細胞系が報告されている(82)。その分
子量が13〜150キロダルトンであったことを除き、
抗原は同定されていない。 また、その抗原の生物学的重要性もその抗原によるワク
チンの有効性も述べられていない。ヨーロッパ特許公告
用135,712号にも、E、 tenet laの挿
出と反応するモノクロナール抗体が開示されている。こ
の公告によってE、tenella種虫抗原が開水虫抗
原。さらに、ヨーロッパ特許出願公告用135.073
号には、E、 tenel Iaのメロゾイトおよび挿
出に対して特異的に反応するモノクロナール抗体が開示
され、E、 tenet laから誘導されるメロゾイ
ト抗原が記載されている。 H,l+、旧5herの研究室におけるこれまでの研究
では、E、 tenel taの脱出した挿出の表面ヨ
ード化により同定される、分子量20.000〜200
゜000以上の約16種のポリペプチドの存在が示唆さ
れている(81)。さらに、ヨーロッパ特許出願公告用
167.443号には、コクシジウム症に対する防御の
ためのワクチンとして使用できる、[、t(!n011
aの挿出または胞子形成卵母細胞の抽出物が開示されて
いる。これらの抽出物は複数種のポリペプチドを含有し
、その1種または2種以上がコクシジウム症を予防する
抗原として使用できる可能性がある。また、国際特許公
告第WO100528号には、抗原性蛋白質をコードす
るE、 tenet laからのクローン化された遺伝
子またはそのフラグメントが開示される。これらの蛋白
質は、鳥コクシジウムの抗原性蛋白質に対するモノクロ
ナールまたは多価抗体と結合する。 ワクチンの開発に対するサブユニットによるアブローチ
は、過去1年足らずの間に成功を博してきたものである
。このようなアプローチでは、保護抗原の候補を同定し
、最終的火星生産の目的で性質が調べられる。寄生体抗
原の研究では、ひとつの研究グループが、Babesi
a bovisの表面上に保護抗原の可能性が考えられ
る蛋白質を同定するためにモノクロナール抗体を使用し
た(83)。 その結果、44.000ダルトンのB、bovis抗原
が同定され、これを精製して実験動物に注射したところ
、初期チVレンジに対しであるレベルの防御が明らかに
された。Toxoplasma gondiiの免疫学
的に重要な30.000ダルトンの蛋白質もモノクロナ
ール抗体を用いて同定されている(31)。 1981年の中頃から、Danforthと共同研究者
は、鳥Eimeria種の抗原に対するモノクロナール
抗体産生の可能性を示すいくつかの報告を発表している
(9.10.11>、同様に、5peerら<69.7
0)も、E、tenella k:対”lルA −1’
 7 +)ドーマの開発と、その生理学的性質を明らか
にしている。抗体分泌ハイブリドーマは、間接的螢光抗
体試験に基づいて選択された(10)。紫外線顕微鏡で
観察された反応パターンは、使用したモノクロナール抗
体によって変化した。そのパターンには、挿出のみとの
特異的反応と挿出およびメロゾイトとの反応、挿出の前
部のみの染色と膜全体の染色、特定の内部小器官の染色
と漠然として内部染色等がある(11)。 モノクロナール抗体産生げつ歯頚起源のハイブリドーマ
の調整は、本技術に通暁した研究者が等しく実行すると
ころであるが、種E、 tenel lおよびE、ne
catrixに対する挿出中和ハイブリドーマまたは種
E、maximaに対するメロゾイト中和ハイブリドー
マの直接的または特異的選択で、す゛ブユニットワクチ
ンの開発に有用なこれらの種の毒性決定基の同定が可能
になることを示唆するような何の結果も得られていない
。 本発明は、E、tenella 、 E、necatr
ixおよびE、maximaによって引き起こされるコ
クシジウム症に対する免疫の発現のためのポリペプチド
抗原の同定、特性づけ、製造および使用に関するもので
ある。融合蛋白質を含む組換えポリペプチド抗原も包含
される。 抗原は、抗原の直接合量によって正確に投与されるので
疾患を惹起することはなく、したがってワクチンが種に
よっては疾患の突発、先祖返りまたは免疫性の変化を生
じることも回避できる。 鶏のコクシジウム症による莫大な経流的損失から、E、
tenella 、 E、necatrixおよびE、
maxiIllaに対するワクチンは望まれている。ハ
イブリドーマ技術を用いて、本発明者らは、サブユニッ
トワクチンに使用できる強力な保護抗原を同定し、精製
した。このようなサブユニットワクチンの使用によれば
、生菌ワクチンを使用した場合に認められるワクチン一
種に関係する疾患の突発および先祖返りまたは免疫性の
変化を回避することができる。 生物体から製造できる寄生体抗原の伍はきわめてわずか
で、きわめて高価につく。組換えDNAクローニングお
よび発現の技術は、大量の保護抗原を安価に生産する新
しい値を開くものである。 簡単にいえば、これらの方法は、抗体のすべてまたは部
分をコードするDNA配列を、細胞内で抗原性蛋白質を
産生ずるのに必要な遺伝情報のコントロール下に、細胞
内に位首させることを要求する。遺伝情報は、合成DN
A (17) 、ゲノム(たとえばウィルス)もしくは
染色体DNAまたは抗原をコードするmRNAから作ら
れたcDNAである。最後に挙げたアプローチが[;m
ar;a種のような複雑な生物体についてはもつとも直
接的な方法である。 しかしながら、cDNAは抗原のアミノ酸配列に相当す
る遺伝情報しか含まないので、cDNA遺伝子の発現に
必要な遺伝シグナル(すなわち転写および翻訳)を与え
る発現ベクター中に挿入する必要がある。抗原は単独に
合成されてもよいし、大腸菌内の他の蛋白質と融合させ
た生成物として合成されてもよい。 大腸菌内での有効なサブユニットワクチンの製造は、ブ
タおよびウシの口蹄疫ウィルスの場合について報告があ
る(33.66)。口蹄疫ウイルスの表面抗原は、大腸
菌内で融合蛋白質抗原として産生された。ウシおよびブ
タをこれらの抗原で免疫感作すると、有意なレベルのウ
ィルス中和抗体が産生された。組換えDNA誘導抗原は
口蹄疫ウィルスのヂャレンジに対して保護効果を示した
。 ゲノムおよび表面蛋白質について広範に研究されている
口蹄疫ウィルスのような単純な生物体と異なり、[im
eriaの分子生物学についてはほとんど知られていな
い。Hang & 5totish (79、80)は
、胞子形成開始後6〜8時間に、E、 tcncl I
a内で起こる急速かつ一過性のRNAおよび蛋白質の合
成を報告し、胞子形成時の全蛋白質および核酸の合成は
この最初の1時間足らずの間に起こることを示唆した。 たとえば、5totishら(72)は、胞子形成前の
卵母細胞によって合成された挿出膜の糖蛋白質の蛋白質
成分は30.000ダルトンで、後に、胞子形成の過程
で挿出膜に導入されると述べている。最近、5toti
shら(73)は、胞子形成前の卵母細胞、胞子形成時
の卵母細胞および挿出からのRNAの単離とin Vi
trOでの翻訳について報告している。in vitr
oでの翻訳生成物はio、oooダルトン未満から20
0.000ダルトン以上の範囲にわたっている。胞子形
成前および胞子形成時開母細胞のRNA指示蛋白質合成
のパターンは異なっていて、胞子形成時に異なるRNA
集団が存在することを示唆する。 抗原性蛋白質をコードするcDNAの製造に際しては、
E、 tenet Iaのライフサイクルのいつ抗原性
蛋白質をコードするrrlNAが生じるかを決定する必
要があった。本発明は、抗原性蛋白質をコードするcD
NAクローンの単離および特性づけ、ならびに大腸菌内
での操作抗原性蛋白質の産生に関する。また、本発明は
、大腸菌内で産生されたこれらの蛋白質の不溶性状態か
らの抽出、およびこれらの蛋白質をモノクロナール抗体
と免疫反応性にする方法に関する。最後に、本発明は、
m菌で産生された抗原性蛋白質の、E、tenella
、E、 neCatriXおよびE、maxin+aに
にツて惹起されるコクシジウム症に対する免疫を鶏に産
生させる目的でのプレバレージョンおよび使用を提供す
るものである。 Eimeria tc!nel18から誘導された抗原
性蛋白質および[、tenet laによって生じるコ
クシジウム症を予防するための上記抗原性蛋白質含有ワ
クチンについては、ヨーロッパ特許公告第164.17
6@に記載されている。 発明の要約 第5図に示した核酸配列を有し、Ein+eriate
nQllaから誘導される抗原性蛋白質をコードするゲ
ノムDNA分子が単離された。天然の蛋白質は分子量約
25,000ダルトンで、ジスルフィド結合によって結
合した2個のポリペプチドから構成される。一方のポリ
ペプチドは分子量約17゜000ダルトンで遮rflN
末端アミノ酸を特徴とし、第5図に示したアミノ酸配列
を有する。他方のポリペプチドは分子量が約s、ooo
ダルトンであることを特徴とし、第5図に示したアミノ
酸配列を有する。 分子量約25,000ダルトンで、第7図に示した連続
アミノ酸配列を有する抗原性ペプチドをコードするcD
NAまたはmRNAの核酸分子も単離された。cDNA
分子は、25,000ダルトンのポリペプチドを直接ま
たは融合ポリペプチドとして発現可能な発現ベクター中
に挿入された。 ベクターpDET1は、分子量約25.000ダルトン
で、第7図に示す連続アミノ酸配ダ1を有するポリペプ
チドをコードする。このベクターは大腸菌宿主細胞の形
質転換に使用され、この菌株はREN3/pDET1と
して(ATCC登録番号第53316号)寄託された。 ベクターpDET2も、分子量約25,000ダルトン
で、第7図に示す連続アミノ酸配列を有するポリペプチ
ドをコードする。このベクターは大腸菌宿主細胞の形質
転換に使用され、この菌株はREN3/pDET2とし
て(ATCC登録番号第53318号)寄託された。 ベクターpBGc23は、分子量約135.000ダル
トンで、第7図に示した25.000ダルトンのポリペ
プチドのアミノ酸配列とそのアミノ末端にβ−ガラクト
シダーゼのアミノ酸配列を有する融合ポリペプチドをコ
ードする。このベクターは大腸菌宿主細胞の形質転換に
使用され、この菌株はREN3/pBGG23として(
ATCC登録番号第53317号)寄託された。 ベクターpCoC12は、分子量F365.600ダル
トンで、第7図に示した25,000ダルトンボリベブ
ヂドのアミノ酸配列とそのアミノ末端にプロキモシンの
アミノ酸配列を有する融合ポリペプチドをコードする。 このベクターは大腸菌宿主細胞の形質転換に使用され、
その菌株はREN3/PCOCI 2として(ATCC
登録番号第53314号)寄託された。 ベクターpcOc20は、分子量約56.500で、第
7図に示した25.000ダルトンポリペプチドのアミ
ノ酸配列とそのアミノ末端に天然配列から83個のアミ
ノ酸が欠失したプロキモシンのアミノ酸配列を有する融
合ポリペプチドをコードする。このベクターは大腸菌宿
主tfAI11の形質転換に使用され、その菌株はRE
N3/pCOC20として(ATCC登録番号第533
13号)寄託された。 抗原性ポリペプチドの製造は、本発明の任意の宿主細胞
をDNA発現とポリペプチド産生を可能にする適当な条
イ′[下に生育させ、生成したポリペプチドを適当な条
件下に回収する方法によって行われる。回収は、宿主細
胞からのポリペプチドの分離、ポリペプチドの精製、ポ
リペプチドの可溶化、ポリペプチドの再生、ついで精製
、可溶化、再生を行った抗原性ポリペプチドの回収によ
って実施される。 [i1+113ri  tenella感染に対する能
動免疫を鶏に付与する方法は、本発明の任意のポリペプ
チドの免疫感作有効量を鶏に投与することによって行わ
れる。 本明細書ではNA4蛋白質またはNA4抗原とも呼ばれ
る精製抗原性蛋白質は、Eimeria御機構を付与す
る免疫応答を鶏に誘発することが可能である。E、 t
enel laについて見出された相同性の抗原はTA
4抗原と呼ばれる。NA4蛋白質は分子量約26.00
0ダルトンで、ジスルフィド結合で結合された2個のポ
リペプチドから構成されている。このポリペプチドの一
方は、分子量約18,000でありN末端アミノ酸が遮
閉されていることが特徴的で、他方は分子債が約8,0
00であることが特徴である。両ポリペプチドのアミノ
酸配列を第17図に示す。 I!i製抗原性蛋白質は、E、n0CatriXのスポ
ロシストから別個に回収することによっても製造できる
。 すなわち、抗原の回収は、ハイブリドーマ細胞系ATC
CNQHB8561によって産生される高度に特異的な
モノクロナール抗体Ptn7.2A4/4を用いた免疫
アフィニティークロマトグラフィーまたは免疫沈殿によ
り行うことができる。別法として、蛋白質はその蛋白質
をコードするDNAを適当な宿主中に導入し、宿主内に
DNAを発現させ、蛋白質を回収することによっても製
造できる。 E、n0CatriXおよびE、 tenet la感
染に対する能動免疫は、抗原性蛋白質の免疫感作有効量
を鶏に投与することにより付与される。好ましくは、蛋
白質またはそのフラグメントを適当な担体とともにワク
チンに導入し、ワクチンの適当用ωを非免疫鶏に投与す
る。 Eimeria n+aximaの感染に対する防m’
+i構を付与する免疫応答を鶏に誘導でき、本明細書に
おいては8B5蛋白質または8B5抗原とも呼ばれるさ
らに精製された抗原性蛋白質が1qられた。この蛋白質
は、還元性および非還元性の両5DS−PAGEに対し
約55,000ダルトンの分子母を有する。 E、n+axima感染に対する防御機構を付与する免
疫応答を鶏に誘導する能力によって特徴づけられる8B
5蛋白質関連ポリペプチドを得ることもできる。 55.000ダルトンの精製蛋白質抗原は、Eimer
ia maximaのメロゾイトからそれを分離回収す
ることによって製造できる。好ましい一態様においては
、回収は、ハイブリドーマ細胞系ATCCNo、HB8
946に:よッテ産生1’Lるモノクロナール抗体Pm
x47.8B5を用い、免疫吸着クロマトグラフィーま
たは免疫沈殿で実施される。 [、maxima感染に対する能動免疫は、55,00
0ダルトン蛋白質抗原またはその蛋白質抗原の抗原性ポ
リペプチドフラグメントの免疫感作有効量を鶏に投与す
ることによって付与できる。好ましくは、蛋白質または
ポリペプチドを適当な担体とともにワクチンに導入し、
ワクチンの適当用量を鶏に投与する。 E、n+axima感染に対する受動免疫を付与するに
は、モノクロナール抗体Pmx47.8B5またはこの
種の任意の他の抗体を、好ましくは適当な担体と況合し
て使用できる。さらに、モノクロナール抗体に対する抗
イデイオタイプ抗体を産生させ、E、maxima感染
に対する能動免疫の付与に用いることもできる。抗イデ
イオタイプ抗体は、適当な担体とともに、ワクチンの形
で投与することが好ましい。 本発明はさらに、Eimeria属抗原またはエピドー
プに対する抗体の産生をワクチン投与動物に誘発するの
に有効な最の任意の[imeria抗原またはエビ1〜
−プの混合物を1回投与RとしたEimeriaが原因
となる疾患に対する多成分ワクチンに関する。ワクチン
にはまた、医薬的に許容される担体を加えることもでき
る。 ある。これらは、少なくとも1個のEimeriaエピ
ドープを包含する遺伝子操作抗原性融合ポリペプチドで
あってもよい。 発明の詳細な記述 第5図に示した核酸配列を有し、EimeriatQn
(311aから誘導される抗原性蛋白質をコードするゲ
ノムDNA分子が単離された。天然の蛋白質は分子量約
25.000ダルトンで、ジスルフィド結合によって結
合された2個のポリペプチドから構成される。ポリペプ
チドの一方は、分子量約17.000ダルトンで、遮閉
されたN末端アミノ酸が特徴的であって、第5図に示す
アミノ酸配列を有する。他方のポリペプチドは分子量約
8゜000ダルトンで、第5図に示すアミノ酸配列を有
する。 分子量約25.000ダルトンで、第7図に示す連続ア
ミノ酸配列を有する抗原性ポリペプチドをコードするc
DNAまたはmRNAである核酸分子も単離された。 本明細書で使用する「抗原性ポリペプチド」の詔には、
本明細書に述べるような非還元条件下で¥J Bされる
プレバレージョンで、そのプレバレージョン中に還元条
件下での5DS−PAGEで一定の見かけの分子団を有
するポリペプチドの存在によって特徴づけられるプレバ
レージョンを包含する。このようなプレバレージョン中
に存在する場合、ポリペプチドは他の1個または2個以
上の成分たとえば他のポリペプチドと1個または2個以
上のジスルフィド結合で結合していてもよく、あるいは
そのポリペプチド内の2個またはそれ以上の領域でたが
いにたとえばジスルフィド結合で結合していてもよい。 プレバレージョン内に還元条件下の5DS−PAGEで
18,000またはそれ以下の見かけの分子量をもつポ
リペプチドが存在するプレバレージョンの場合、このプ
レバレージョンが完全な抗原性蛋白質内に含有されるア
ミノ酸配列を包含するとの仮定で、このようなプレバレ
ージョンを記述するのにも「フラグメント」の語を使用
する。さらに「フラグメント」の語は、抗原性蛋白質か
ら蛋白分解消化で誘導されるアミノ酸配列に対しても使
用される。 約25.000ダルトン未満の分子量をもつ抗原性ポリ
ペプチドと、第5図に示す核酸配列を有するDNAによ
ってコードされる蛋白質のアミノ酸配列内に包含される
アミノ酸配列とをコードするDNA分子が意図される。 このDNA分子は他のアミノ酸配列をコードする付加的
DNAをもっていてもよく、この場合、ポリペプチドの
分子量は付加的アミノ酸配列の分子量によって増大づる
。 約25,000ダルトン以上の分子量をもつ抗原性ポリ
ペプチドをコードし、本発明のゲノムDNA分子と他の
アミノ酸配列をコードするDNAからなるDNA分子が
意図される。 約25.000ダルトン未満の分子量をもつ抗原性ポリ
ペプチドと第7図に示す核酸配列を有するDNAによっ
て]−ドされるポリペプチドのアミノ酸配列内に包含さ
れるアミノ酸配列とをコードするDNA分子が意図され
る。このDNA分子は他のアミノ酸配列をコードする付
加的DNAをもっていてもよく、この場合、その分子量
は付加的アミノ酸配列の分子量によって増大する。 本発明は、約25.QOOダルトン以上の分子量をもつ
抗原性ポリペプチドをコードし、第7図に示す核酸分子
と他のポリペプチドのアミノ酸配列をコードするDNA
からなるDNA分子を提供する。 組換えクローニングビークルは、クローニングビークル
DNAと本発明のcDNAからなる。り[」−ニングビ
ークルは第1および第2の制限酵素部位の存在によって
特徴づ【プられ、cDNAは上記部位中にクローン化さ
れる。本発明の、pTcD26と命名されたcDNAク
ローンを含有し、約25,000ダルトンの分子量をも
つ抗原性ポリペプチドと第7図に示すアミノ酸配列をコ
ードするクローニングビークルが構築された。 クローニングビークルは細菌宿主細胞の形質転換に使用
することができる。大腸菌宿主細胞JM83はこのクロ
ーニングビークルで形質転換され、この菌株はJM83
/pTCD26と命名された(ATCC登録番号第53
315号)。 本発明は、適当な宿主細胞に導入した場合、25.00
0ダルトンの抗原性蛋白質を発現づ−ることができ、適
当なキャリアーDNAと第5図に示すゲノムDNAから
なる発現ベクターを提供する。 本発明のゲノムDNAを運搬する発現ベクターの場合、
適当な宿主細胞としては真核細胞すなわち酵母細胞また
は浦乳類細胞がある。ほかに適当な宿主細胞は細菌宿主
細胞すなわち大腸菌がある。 さらに、適当な宿主細胞中に導入した場合、約25.0
00ダルトン未満の分子量をもつ抗原性ポリペプチドを
発現可能な発現ベクターも意図される。このベクターは
適当なキャリアーDNAと約25.000ダルトン未満
の分子量をもつ抗原性ポリペプチドおよび第5図または
第7図に示す核酸配列を有するDNAによってコードさ
れる蛋白質のアミノ酸配列内に包含されるアミノ酸配列
“をコードするDNAからなる。非キャリアーDNAは
他のアミノ酸配列をコードする付加的DNAをもってい
てもよく、この場合にはポリペプチドの分子量は付加的
アミノ酸配列の分子量によって増大する。 適当なキャリアーDNAとしては、真核細胞の形質転換
に使用するために本発明のゲノムDNA分子を運搬でき
る任意のDNAセグメントが用いられる。適当なキャリ
アーDNAの例としては真核生物ウィルス、好ましくは
通常使用される烏ウィルス、たとえばマレック病ウィル
ス、ニワトリポックスウィルスもしくは七面鳥ヘルペス
ウィルス(+−IVT)、またはそれらの任意の突然変
異誘導体から導かれるキャリアーDNAがある。 さらに、適当な宿主細胞中に導入した場合、25.00
0ダルトン以上の分子量をもつ抗原性ポリペプチドを発
現可能な発現ベクターも意図される。このベクターは適
当なキA7リアーDNAと本発明のゲノムDNA分子お
よび他のアミノ酸配列をコードするDNAからなる。 適当な宿主細胞に導入した場合、25.000ダルトン
の抗原性ポリペプチドを発現できる細菌性発現ベクター
は、プラスミドDNAと本発明のcDNAからなる。N
aC,lambda  pRおよびtacプロモーター
のコントロール下にある場合、このベクターはDDET
lと呼ばれる。1acおよびtaCプロモーターのコン
トロール下にある場合、このベクターはpDET2と呼
ばれる。 適当な細菌性発現ベクターは二本鎖DNA分子で5′か
ら3′への順に、 プロモーターd3よびオペレーターまたはプロモーター
のみを含有するDNA配列、 所望の遺伝子のrrlN八を宿主細胞内のリポソームへ
結合可能にするためのリポソーム結合部位を含むDNA
配列、 ATG開始コドン、 所望の遺伝子をベクター内に、ATG聞始コドンと同位
相で挿入するための制限酵素部位、宿主m胞内での自動
複製が可能な細菌性プラスミドからの複製オリジンを含
むDNA配列、選択または同定可能な表現型の特徴を伴
う遺伝子を含有し、ベクターを宿主細胞内に置いた場合
に表現されるDNA配列、 を包含する。 本発明は、適当な細菌性宿主細胞内に導入した場合、約
25.000ダルトン未満の分子量を有する抗原性ポリ
ペプチドを発現可能な細菌性発現ベクターを意図する。 このベクターは、プラスミドDNAと、第7図に示すア
ミノ酸配列内に包含されるアミノ酸配列を有するポリペ
プチドをコードするDNAからなる。非プラスミドDN
Aはまた、他のアミノ酸配列をコードする付加的DNA
をもっていてもよく、この場合、ポリペプチドの分子量
は付加Wアミノ酸配列の分子mによって増大する。 本発明は、適当な宿主細胞に導入した場合、約25.0
00ダルトンのポリペプチドが他のアミノ酸配列に融合
した融合ポリペプチドの発現が可能な細菌性発現ベクタ
ーを提供する。これは、プラスミドDNAと、他のアミ
ノ酸配列をコードするDNAに融合した本発明のcDN
Aから構成される。 ベクターDBGC23は、分子量約135.000ダル
トンで第7図に示すアミノ酸配列のアミノ末端にβ−ガ
ラクトシダーゼのアミノ酸配列が融合した抗原性融合ポ
リペプチドをコードする。 ベクターpcOc12は、分子量約65.000ダルト
ンで第7図に示すアミノ酸配列のアミノ末端にプロキモ
シンのアミノ酸配列が融合した抗原性融合ポリペプチド
をコードする。 ベクターpcOc2cl、分子ffi約56.500ダ
ルトンで第7図に示すアミノ酸配列のアミノ末端にプロ
キモシンの天然配列から83個のアミノ酸が欠失したア
ミノ酸配列が融合した抗原性融合ポリペプチドをコード
する。 本発明の細菌性発現ベクターは大腸菌宿主細胞の形質転
換に使用された。REN3/I)BGC23と命名され
た大腸菌宿主細胞はベクターpBGG23を(ATCC
登録番号第533141 、REN3/pCOC20,
!−命名さtした大腸菌宿主細胞はベクターpcOc2
0を(ATCC登録番号第53313号) 、REN3
/pDET1と命名された大腸菌宿主細胞はベクターp
DET1を(△TCC登録番号第53316号) 、R
EN3/pDET2と命名された大腸菌宿主細胞はベク
ターpDET2を(ATCC登録番号第53318号)
含有する。 抗原性ポリペプチドの製造は、本発明の任意の宿主細胞
をDNAの発現、ポリペプチドの産生が可能な適当な条
件下に生育させ、生成したポリペプチドを適当な条件下
に回収することによって行われる。回収工程はまず、ポ
リペプチドを宿主細胞から分離し、ついでそれを精製し
、それを可溶化し、それを再生し、最後に、精製、可溶
化、再生された抗原性ポリペプチドを回収することによ
り行われる。 Eimeria  tenella感染に対する能動免
疫を鶏に付与する方法は、本発明の任意のポリペプチド
の免疫感作有効全を鶏に投与するものである。ポリペプ
チドは2種またはそれ以上のポリペプチドの任意の組合
せで投与することもできる。 Eimeria  tenel18の感染に対する能動
免疫を鶏に付与するワクチンは、本発明のポリペプチド
任意の1種の免疫感作有効量と適当な担体を1回用0と
したものである。ワクチンは、本発明の2種またはそれ
以上のポリペプチドの組合せと適当な担体からなるもの
であってもよい。一実施態様においては、ワクチンに用
いられるポリペプチドは分子量約135.,000ダル
トンで第7図に示すアミノ酸配列のアミノ末端にβ−ガ
ラクトシダーゼのアミノ酸配列が融合した融合ポリペプ
チドである。他の実施態様においては、ワクチンに用い
られるポリペプチドは分子量約65.600ダルトンで
第7図に示すアミノ酸配列のアミノ末端にプロキモシン
のアミノ酸配列が融合した融合ポリベブチドである。 Ei+neria  ten011a感染カラノ鶏の防
tact ハ、本発明の任意のワクチンの適当用量を鶏
に投与する方法で行われる。 プラスミドpDTE1は、25.000ダルトンのポリ
ペプチドを1 a c 、 Iamda PRおよびt
aCブラモーターのコントロール下にコードする。プラ
スミドoDTE2は、25.000ダルトンのポリペプ
チドを1acおよびtacプロモーターのコントロール
下にコードする(第8図)。 pDET1/pDET2蛋白質の最大収率は、プロテア
ーゼ欠損大腸菌株において達成されたく第9図)。I)
DETIおよびpDET2蛋白質は、細胞溶解物の不溶
性分画に認められた。 プラスミドp[3GG23は大腸菌β−ガラクトシダー
ゼの暗号配列の3′末端をcDNA誘導T誘導ポリペプ
チドの暗号配列の5′末端に融合させることによって構
築され、約13.5.OOOダルトンの融合ペプチドを
コードする(第10図)。pBGC23蛋白質は、大腸
菌中で安定であるが、不溶性である(第11図)。 プラスミドpcOc12は、ウシプロキモシンの暗号配
列の3′末端をcDNA誘導TA4ボリベブヂドの暗号
配列の5′末端に融合することによって構築され、約6
5.600ダルトンの融合蛋白質をコードする。プラス
ミドpcOc20は、pcOcl 2から、融合蛋白質
のプロキモシン領域中の欠失により構築され、約56,
500ダルトンの融合蛋白質をコードする(第13図)
。 pcOcl2およびpcOc20蛋白質は大腸菌内で安
定であるが、不溶性である(第14図)。 不1性(1)、細菌産生TA4蛋白質はE、tenel
la種虫対して産水虫れる中和モノクロナール、Ptn
7.2A4/4と免疫反応性を示さなかった。pBGG
23およびpcOcl 2からの不溶性蛋白質をマウス
に注射しても、E、tflinellaから精製された
TA4抗原と交差反応する抗体は産生されなかった。 本発明はまた、細菌産生TA4蛋白質を不溶性状態から
抽出する方法およびその蛋白質をモノクロナール抗体P
tn7.2A4/4と免疫反応性にする方法を提供する
。それは、蛋白質を8M尿素中に可溶化し、ついで希釈
して、アルカリ性pH(Dllll)で再生し、pH8
,3に逆滴定する方法である。別法として、蛋白質を8
M尿素中に可溶化し、尿素を透析で除去してもよい。 尿、素−アルカリ可溶化/再生過程をpcOc12蛋白
質に対して用いた場合、再生蛋白質は凝乳活性とモノク
ロナール抗体Ptn7.2A4/4との免疫活性の両者
を示した。再生条件は1)COC12蛋白質を用いて至
適化した。 f)COC20蛋白質およ[FpBGC23蛋白質につ
いての至適再生条件もpCOC12の場合と同じである
ことが明らかになった。一方、pDET2蛋白質の場合
、至適再生条件はアルカリ性1)Hでの尿素透析であっ
た。 再生pBGc23およびocOc12蛋白質はマウスに
抗体を誘導し、これはE、 tene!l Iaから精
製したTA4抗原と反応した。鶏を再/JpBGC23
およびpcOc12蛋白質で免疫感作したところ、E、
tene++aの水虫に対する血清中和抗体を誘導し、
E、 tenet laをチャレンジした鶏でコクシジ
ウム症を緩和した。 本発明はまた、細菌性再生TA4蛋白質を鶏に投与する
ことによる、Eimeria  tenclla感染に
対する能動免疫を鶏に付与する方法を包含する。 この方法により、非免疫鶏に能動免疫を付与することが
できる。さらに、これらの物質の投与は、以前にE、 
tQnel Iaに曝露された鶏における比較的低レベ
ルの免疫を増強するのに、また追加予防接種に用いるこ
とができる。 細菌性TA4蛋白質は、公知の任意の方法で鶏に投与す
ることができる。望ましい投与方法には、皮下、腹腔内
、もしくは頚背部への筋肉内性q4、または任意の慣用
の形式の経口投与がある。抗原の免疫感作有効mは、約
0.1μ3〜約3〜rtgの任意の黴である。望ましい
抗原分は約10μU以上である。好ましい抗原nは体重
I Kgあたり約500μ9である。また、投与は経口
でも(たとえばカプセルによる)、注射(たとえば、皮
下、皮肉、また好ましくは筋肉内注射)でもよい。 投与方法が注I31の場合には、任意の医薬的に許容さ
れる担体が使用できる。適当な担体には0.01〜0.
1M  好ましくは0.05Mリン酸緩′fJ液、また
は0.8%f1塩水がある。 [imeria tonolla感染に対する能動免疫
をaに付与するためのワクチンは、本発明の抗原性物質
、すなわち細菌性再生TA4蛋白質の免疫感作有効量と
適当な担体からなる。ワクチン中の抗原性物質の免疫感
作有効量は、鶏の体重I K9あたり約0.1μJ以上
が好ましい。 さらに、担体には防腐剤も添加することが望ましい。と
くに適当な防腐剤はチメロサール(エチル水銀チオサリ
チル酸ナトリウム)であり、これは細菌および徴の両者
の発育阻止活性を有する。 ワクチン中にチメロサールを最終濃度が10−4%にな
るように添加するのが好ましい。 さらに、担体は、免疫増強剤、すなわち処置動物のワク
チンに対する免疫応答を増強する物質を含有づることか
望ましい。たとえばSa1mOn011a++1inn
(!5Ota L P Sを1用吊あたり10μJ加え
る。 本技術分野で公知の各種免疫増強剤が使用である。 現在用いられているアジュバン1〜としては94%Dr
akeol  6− V R、5%へrlacel  
A、  1  %Twcen80がある。Ar1aCe
l Aはマニツドモノオレエ−t−(Sandnia 
Corp、 )であり、抗原と合したときに強力な免疫
増強剤活性を示す。Drakeol  6−VRは低ア
レルギー性の軽鉱油製品(penrec。 Corp、 )である。Tween 80はポリオキシ
エチレンソルビタンのモノオレエート誘導体で、界面活
性作用を有する。その他の適当な担体または免疫増強剤
としては、硫酸カルシウム、水酸化アルミニウム、オキ
シン分子のリガンド発党サブユニット、パオオアドヘツ
シブ、リンホカインおよび水中孔乳化液が包含される。 このJ:うなワクチンの適当用量を鶏に投与することに
より、鶏はE、 tenet laの感染に対して防御
される。1回あたりの抗原性物質の川沿は、投与された
動物に抗原性物質に対する抗体の産生を誘発するのに十
分な世でなければならない。抗体の産生J3よび防御か
ら判断して十分な免疫応答を得るためには、抗原性物質
の1回投与量は望ましくは、予防接種動物の体重I K
9あたり約20.0M3以上である。すなわち、1日齢
、50gのヒナの場合の抗原性物質の徂は約1.0M9
以上である。現時点では、抗原性物質10μ9を含有す
るワクチンが好ましい。一般的に、抗原はt4ffiベ
ースでワクチンの約0.002%から約0.2%までと
し、用量は約0.1dとなる。 本発明はまた、分子量約26.000ダルトンで、ジス
ルフィド結合で結合した2個のポリペプチドから構成さ
れ、一方のポリペプチドは分子量約18.000でN末
端アミノ酸が遮閉されていることを特徴とし、他方のポ
リペプチドは分子量約8,000ダルトンであって、E
imerianOcatriXの感染に対する防御機構
を付与する免疫応答を鶏に誘発できる精製抗原性蛋白質
(以下N△4と呼ぶ)を提供する。 26.000ダルトン抗原性蛋白質またはその18、O
OOグル1ヘンおよび8.000ダルトンポリペプチド
成分の抗原性類縁体も本発明に包含される。本明細書に
おいて用いられる「類縁体」の詔は、アミノ酸配列が第
17図に示した26゜OOOダルトン蛋白質ならびに1
8,000および8.000ダルトンポリペプチドにつ
いて記載した配列とは、1種または2種のアミノ酸のn
換の結果、異なるアミノ酸配列を有するポリペプチドを
意味する。このような類縁体は、それがE、n(3Ca
triXまたはE、 tenet Iaに対する防御を
イq与する免疫応答を誘発できる抗原性を保持している
限り、本発明に包含される。 NA4蛋白質は、まずEimeria necatri
Xノスボロシストを適当な非還元条件下、プロテアーゼ
阻害剤の存在下に界面活性剤と接触させて、スポロシス
ト膜蛋白質を可溶化することによって製造される。次に
、可溶化したスポロシスト膜蛋白質から、適当な非還元
条件下に、所望の蛋白質を分離回収する。回収は、可溶
化スポロシスト膜蛋白質を、適当な非還元条件下に、D
EAE−HPLCクロマトグラフィ一ついでプレパラテ
イブSDSゲル電気泳動によって部分積[ることにより
行われる。回収はまた、モノクロナール抗体ptn7.
2A4/4 (ATCC第トIB8561号)を用いた
免疫沈殿また免疫アフィニティークロマトグラフィーに
よっても実施できる。 本発明は、Eimeria necatriXおよびE
imeriatonf3+18感染に対する防111m
構を付与する免疫応答を鶏に誘導でき、26.000ダ
ルトンNA4蛋白質のアミノ酸配列内に包含されるアミ
ノ酸配列を有するポリペプチドを提供する。このような
ポリペプチドは、NA4蛋白質からの抗原性決定基を含
有し、免疫応答を誘発できるすべてのアミノ酸配列を包
含する。このポリペプチドの類縁体およびそのポリペプ
チドに対するモノクロナール抗体も、本発明に包含され
る。さらに、そのモノクロナール抗体に対する抗−イデ
ィオタイプ抗体ら、本発明に包含される。 NA4蛋白質中に存在するアミノ酸配列を包含する抗原
性ポリペプチドは、各種の方法によって製造できる。た
とえば、化学的にもしくは酵素的に合成、組換えDNA
法によって生産、NA4抗原から製造またはE、nec
atrixのスポロシス1〜もしくは水虫から製造でき
る。 本発明の抗原は、NA4蛋白質のアミノ酸配シ1内に包
含されるアミノ酸配列のほかに、1種または2種以上の
伯の物質、すなわち、ポリザラカライドたとえばデキス
トラン、または他のアミノ酸配列たとえば第17図に示
されたアミノ酸配列に含まれないアミノ酸配列を含有す
ることもできる。 また、26.000ダルトンNA4蛋白質のアミノ酸配
列とさらに付加的アミノ酸配列を有し、Ein+eri
a neCatriXおよびEimeria tene
llaの感染に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏
に誘導可能な、融合抗原性ポリペプチドも本発明に包含
される。このポリペプチドの類縁体、それに対するモノ
クロナール抗体も本発明に包含される。さらに、このモ
ノクロナール抗体に対する抗イデイオタイプ抗体も本発
明に包含される。 NA4抗原の18.000ダルトンポリペブチ適当な条
件下、プロテアーゼ阻害剤の存在下に界面活性剤と接触
させて、スポロシスト膜蛋白質を可溶化させる。ついで
、可溶化したスポロシスト膜蛋白質からポリペプチドを
適当な還元性条件下に、分離回収する。この回収工程に
は、可溶化スポロシスト膜蛋白質の、適当な還元性条件
下でのDE、AE−HPLcクロマトグラフィ一ついで
プレバラテイブSDSゲル電気泳動による部分精製が包
含されてもよい。 本発明は、それ自体Eimeria necatriX
およびEimeria tQnellaの感染に対する
防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘導できるNA4抗
原の18゜OOOダルI・ンボリペブチドのアミノ酸配
列を有する抗原性ポリペプチドを包含する。また、18
゜OoOダルトンポリペプチドのフラグメントである抗
原性ポリペプチドまたは、18.000ダルトンポリペ
プチドに付加的アミノ酸配列が融合した抗原性ポリペプ
チドも本発明に包含される。これらのフラグメントそれ
ぞれの抗原性類縁体、ならびにそれぞれのフラグメント
に対して産生ずる抗−イディオタイプ抗体も、本発明に
包含される。 NA4蛋白質の他の製造方法としては、その蛋白質をコ
ードするDNA分子の製造、そのDNA分子の適当な発
現ベクターたとえばPLもしくはZaCプロモーターを
含むベクター中への挿入、得られた発現ベクターの適当
な宿主細胞たとえば大腸菌への、DNAの発現および蛋
白質の産生を可能にする適当な条件での導入、および産
生蛋白質の回収による方法がある。 NA4抗原の18.000ダルトンポリペプチドの他の
製造方法としては、このポリペプチドをコードするDN
Aの製造、このDNA分子の適当な発現ベクター中への
挿入、得られた発現ベクターたとえばPLまたは1aC
プロモーター含有ベクターの、そのDNAの発現および
蛋白質の産生を可能にする適当な条件下での適当な宿主
細胞たとえば大腸菌への導入、および産生蛋白質の回収
による方法がある。 胞子形成過程の多くの時点で、スポロシス1〜からメツ
センジャーRN△を単離することができる。 これらのmRNへサンプルは、ついで、in Vitr
O(44)またin vivo系を用いて翻訳すること
ができる。次に、翻訳生成物を、モノクロナール抗体(
1) t n 7 、2 A 4 / 4 )を用いて
免疫沈殿させる。NA4抗原をコードするmRNAプレ
バレージョンを用いて、次に、二本鎖cDNAを製造す
る(44)。このcDNAを適当なクローニングベクタ
ーに挿入し、これを用いて大腸菌を形質転換し、cDN
Aライブラリーを発生させる。このcDNAライブラリ
ーを、NA4抗原の18゜OOOダルトンポリペプチド
成分からのアミノ酸配列情報に基づいて構築された同位
元素標識オリゴヌクレオチドプローブを用い、コロニー
ハイブリダイゼーション法によってスクリーニングする
。 18.000ダルトンポリペプチドに対するヌクレオチ
ド配列を含む細菌コロニーからベクター[)NAを11
1mし、挿入されたコクシジウムI)NAの配列を決定
する。 本発明はまた、NA4抗原の8.000ダルトンポリペ
プチドのアミノ酸配列を有し、EimerianeCa
triXまたはEillleria tenc++a感
染に対する防til1機構を付与する免疫応答を鶏に誘
導できる抗原性ポリペプチドを提供する。また、8,0
00ダル1〜ンボリベブヂドのフラグメントである抗原
性ポリペプチドまたはa、oooダルトンポリペプチド
が付加的アミノ酸配列に融合した抗原性ポリペプチドを
提供する。これらのフラグメンl〜それぞれの抗原性類
縁体、ならびに各フラグメントに対するモノクロナール
抗体を提供する。モノクロナール抗体に対する抗イデイ
オタイプ抗体も本発明に包含される。 Eimeria necatrixもしくEimeri
a tenella 、またはその両者による感染に対
する能動免疫を鶏に付与する方法は、NA4蛋白質、1
8.000ダルトンポリペプチド、8.000ダルトン
ポリペプチド、それらのフラグメント、それらの融合生
成物またはそれらの類縁体の免疫感作有効0を鶏に投与
するものである。これらの各種抗原それぞれは、単独に
または他の抗原1種もしくは2種以上と組合せて使用さ
れる。これらの物質の投与は、以前にE、t(3n[!
llaまたはE、 necatrixに曝露されたこと
がある鶏の比較的に低レベルの免疫を増大させるため、
および追加予防接種のために、使用できる。 本発明のNA4抗原または任意の抗原性ポリペプチドは
、任意の公知の方法によって鶏に投与することができる
。望ましい投与方法としては、歯頚部の皮下または筋肉
的注射がある。抗原の免疫感作有効吊は、約0.1μ3
〜約11fIの任意のmである。抗原のRは約10μ3
以上であることが望ましい。好ましい抗原mは鶏の体f
fi I Kgあたり約500μりである。また、投与
は、経口(たとえばカプセルによる)または望ましくは
注射(たとえば皮下、皮肉、また好ましくtよ筋肉的注
射)によって行われる。投与方法が注射である場合、任
意の医薬的に許容される担体が使用できる。適当な担体
としては、0.01〜0.1M好ましくは0.05Mリ
ン酸塩緩衝液または0.8%食塩水を挙げることができ
る。 Eimeria nacatrixもしくはEimer
ia tenellaまたはその両者の組合による感染
に対して鶏に能動免疫を付与するためのワクチンは、1
用撮あたり、NA4蛋白質、is、oooダルトンポリ
ペプチド、s、oooダルトンポリペプチド、それらの
フラグメント、それらの融合蛋白質、またはそれらの類
縁体の免疫感作有効量と、適当な担体からなる。各種抗
原はそれぞれ、lド独にまたは他の抗原1種もしくは2
種以上の組合せで使用できる。 免疫感作有効mは通常、鶏I KBあたり約0.1M9
以上である。Ein+eria necatrtxもし
くはEimQria tene++aのいずれかまたは
両者の組合せによる感染に対して鶏を防御する方法は、
このワクチンの適当伍を鶏に投与することである。 このようなワクチン適当用量を鶏に投与することにより
、鶏をE、neCatriXまたはE、 tenel 
la感染に対して防御される。1用量あたりの抗原物質
量は、ワクチン投与動物に抗原性物質に対する抗体の産
生を誘導するのに十分な届でなければならない。抗体産
生および防御効果の点からみて十分な免疫応答を与える
には、1用伍あたりの抗原性物質の渚は予防接種動物の
体重1 K9あたり約20.0μ9以上が望ましい。す
なわち、50gの1日齢ヒナの場合の抗原性物質伍は約
1.0μび以上である。現時点では、抗原性物質10μ
qを含有するワクチンが好ましい。一般的に、抗原はワ
クヂン中約0.002重伍%から0.2重囲%の割合で
添加され、投与容9は約0.1meとなる。 本発明はまた、NA4蛋白質をコードし、第17図に示
した核酸配列を有する核酸分子を提供する。さらに、N
A4の少なくとも1種の蛋白質をコードするcRNAお
よびmRNAを提供する。 これらの核酸分子はクローニングビークル中に挿入され
、これが適当な宿主細胞に中に挿入される。 適当な宿主細胞は真核細胞、たとえば酵母細胞または哺
乳類細胞である。 本発明はまた、NA4蛋白質をコードするcDNA分子
の少なくとも部分とクローニングベクターDNAからな
る組換えクローニングベクターを提供する。クローニン
グベクターは第1および第2の制限酵素部位の存在を特
徴とする。 cDNAはこれらの部位の間にクローン化される。 組換えクローニングベクターDNAはブラミドDNAと
することができる。さらに、宿主細胞は細菌性細胞とす
ることができる。 プラスミドDNAと、NA4をコードするcDNA約9
0%からなる組換えクローニングベクターが構築され、
DSMACと命名された。このプラスミドで形質転換さ
れた大腸菌宿主細胞はJM83/pSMΔCと命名され
、ATCCに登録番号第67 241号で寄託されてい
る。同じ<NA4をコードするcDNA約90%を包含
する他の組換えクローニングベクターも構築され、pS
S33と命名された。このベクターで形質転換された大
腸菌宿主細胞はJM83/pSS33と命名され、AT
CCに登録番号第67 242号として寄託されている
。蛋白質NA4をコードするcDNA約100%を包含
する組換えクローニングベクターがさらに構築され、D
NCDと命名された。このプラスミドは大腸菌宿主細胞
の形質転換に使用され、これはJM83/pNcDと命
名され、ATCCに登録番号第6726C1として寄託
された。 本発明はまた、組換え発現ベクターを提供する。 その一実施態様においては、NA4蛋白質の少なくとも
部分と他のアミノ酸配列からなる融合ポリペプチドを可
能にする組換え発現ベクターがある。 このような発現ベクターが構築され、pTDSl、pT
Ds2、DDDSIおよびpDDs2と命名された。こ
れらのプラスミドは大腸菌細胞の形質転換に使用され、
それぞれMH1/pTDS1、M l−11/ pT 
D S 2、MHI/pDDS1およびJM83/pD
DS2と命名され、ATCCに登録番号第67 240
号、第67 264号、第67 243号および第67
 265Mとして寄託されている。 NA/I蛋白質の製造方法は、上述のクローニングベク
ターを、蛋白質の産生を可能にする適当な条件下に挿入
された宿主m胞を生育させ、生成した蛋白質を回収する
ものである。 本発明はまた、NA4蛋白質とほぼ同じアミノ酸配列を
有するが、細菌または他の異種宿主内での発現のために
相違する蛋白質をも包含する。 ざらに−態様として、NA4抗原の主たる保護的構造と
共通の空間的特徴を有する部分構造で、前述の抗原を置
換することもできる。このような組成物の例としては、
NA4蛋白質または本発明の抗原性ポリペプチドの1種
に対する抗体、たとえばモノクロナール抗体Ptn7.
2A4/4で、その構造がそれぞれの抗原決定基に対す
る特異性を付与する抗体の構造に対して産生ずる抗イデ
イオタイプの抗体が包含される。このような抗イデイオ
タイプ抗体はモノクロナール抗体とすることもできるし
、ポリクロナール抗体として産生きせることもできる。 前者の例としては、抗体ptn7.2A4/4はハイブ
リドーマ細胞系ATCCN(lH8B561から回収さ
れ、精製され、任愈の適当なキャリアー蛋白質たとえば
キーホールリンペットヘモシアニン(KLH)に共有結
合で(=J着させる。精製された抗体、好ましくは精製
された抗体−K L H複合体を、好ましくはフロイン
ト完全アジュバントのようなアジュバントとともに、適
当な咄乳類すンパ球ドナー好ましくはBaj!b/C系
マウスに、反復注射する。免疫処首マウスのリンパ球か
らハイブリドーマが発生する。 ハイブリドーマを、モノクロナール抗体Ptn7.2A
4/4との反応ではNA4抗原と競合するが、NA4抗
原もPtn7.2A4/4以外のげつ肉類免疫グ1コブ
リンも認識しない抗体についてスクリーニングした。モ
ノクロナール抗体Ptn7.2A4/4に対する抗−イ
ディオタイプ抗体を分泌するハイブリドーマをさらに増
殖させ、クローン化する。抗−イディオタイプ抗体の製
造は、ハイブリドーマの生育およびモノクロナール抗体
の発現に適当なメジウム中での細胞培養、または好まし
いビークルとしてBafb/Cマウスを用いた抗体産生
ハイブリドーマの宿主動物中での生育によって実施され
る。 抗−イディオタイプ抗体はまた、動物へのPtn7.2
A4/4の注射によっても製造できる。好ましい一方法
は、精製したPtn7.2A4/4.500μ3を適当
なアジュバン1〜たとえば完全フロインドアジュバント
中に処方化し、適当な動物たとえばウサギに反復注射す
る方法である。十分に注射したのち、適当な期間後に動
物から血清を採取する。ついで、抗イデイオタイプ抗体
を血清から、たとえば5epharose■のような不
溶性支持体に固定化した正常マウス血清に吸着させて回
収した。1qられた抗血清の特異性は、モノクロナール
抗体Ptn7.2A4/4と反応性を示すが正常げつ歯
頚抗体に対して反応しないことで確認される。 上述のようにして製造された抗−イディオタイプ抗体を
さらにIqGフラクションのレベルまで精’ITる。精
製した抗−イディオタイプ抗体は、抗原の場合に記述し
たと同様、任意の公知方法で投!jすることができる。 本発明の抗イデイオタイプ抗体の有効♀を鶏に投与する
と、これがEimeria nccatrixまたはE
imeria tenella感染に対する能動免疫を
鶏に付与する方法になる。この目的でのワクチンは抗−
イディオタイプ抗体の免疫感作有効mと適当な担体から
なる。このワクチンの適当用最を鶏に投与すと、Eim
eria nccatrixまたはEileria t
enella感染に対する鶏の防御方法になる。 1用量あたりの抗イデイオタイプ抗体の母はワクヂン投
与動物に抗体の産生を誘発するのに十分な量でな【プれ
ばならない。抗体の産生によって示される免疫応答の誘
発に要する1用凸あたりの抗イディオタイプ抗体量は、
予防接種する鳥の体重I Kgあたり50μU以上であ
る。すなわち5(1の1日齢ヒナの場合、抗−イディオ
タイプ抗体2.5μUが投与される。したがって、抗−
イディオタイプ抗体25μ3を含むワクチンが好ましい
。一般的に、抗−イディオタイプ抗体はワクチン中に約
0.002重蚤%から0.2重量%の割合で添加され、
投与容量は0.2CCである。 本発明はまた、Eimeria necatriXの卵
rmm胞から全ゲノムDNAを単離し、単離されたゲノ
ムDN△からDNAフラグメントをl1lVし、このフ
ラグメントを適当なクローニングベクターにリゲートし
、得られたクローンのDNAを第17図に示す核配配列
内に存在する核酸配列を含むかまたはそれと相補性のオ
リゴヌクレオチドとハーブリダイゼーションさせて適当
なクローンを同定し、適当なクローンから第17図に示
す蛋白質をコードし、その核酸配列を有するDNAを単
離することによる、第17図に示す核酸配列を有するD
NAを(9る方法を提供する。 NA4蛋白質は、[、necatrixのスポロシスl
−から誘導される、精製挿出膜蛋白質である。この蛋白
質は、E、neCatriXおよびE、 tenet 
la小腸内寄生体の感染に対する防御別能を付与する免
疫応答を非免疫部に誘導できる抗原である。この蛋白質
はE、necatrixから誘導されたが、この蛋白質
を他の方法、たとえば組換えDNA技術または全有機合
成によって製造することが可能である。すなわら、本発
明は直接E、neCatriXから製造された蛋白質に
限定されるものではなく、その製造方法とは無関係にそ
の蛋白質自体を包含するものである。このようにして製
造された蛋白質も寄生体から精製された構造と同一であ
るか、同一の一定の7ラグメントとして存在する。それ
は相同性または非相同性配列とNA4の融合体として存
在してもよい。 ざらにそれは類縁体としてまたは同一の内部イメージ(
イディオタイプ)として存在してもよい。 NA4蛋白質抗原は分子通約26,000であり、ジス
ルフィド結合で結合した2個のポリペプチドから構成さ
れる。このポリペプチドの一方は、分子M約18.00
0で遮閉されたN末端アミノ酸が特徴的である。約16
,000ダルトンのCNBrフラグメントは以下の部分
アミノ酸配列:NH2Z   ′L  Leu   ?
   L’l/S   AlaAla Gfl’y  
Leu  Pro  GiuPhe  Gzy  As
n  Aj!a  VanGl y  ヱ  Aj!a
   Va I  Val   1−eUpro  A
j!a  Tyr  3erを有する。8゜000ダル
トンポリペプチドのN末端アミノ酸配列は:Nl−12
−Aj!a  A!a  ?  Thr  ?ASD 
 Aj!a  Vaj!  Ij!e  Cys+−e
u   Thr   Asn   Pro   △1a
P r o   L e u   Δ1a   Aj!
a   G、f!ySer   Pro   Pro 
  ?   Phe   7Asp  Gj!u  ?
  Troである。NA4抗原をコードする遺伝子のD
NA配列から推測されるNΔ4蛋白質の全アミノ酸配列
を第17図に示す。 E、nccatrixからのゲノムDNAを単離し、制
限エンドヌクレアーゼEC0RIで分解した。制限フラ
グメントを適当なクローニングベクター、λ−gt  
wes  λ−Bにリゲー1〜し、ゲノムライブラリー
を発生させた。ついで、ゲノムライブラリーを、第2図
のc、tene++aゲノムクローンの785 bpS
 a c I −P v u IIフラグメントどのプ
ラークハイプリダイピージョンによってスクリーニング
した。NA4抗原をコードするゲノムクローンをl離し
たところ、DNA配列は連続ヌクレオチド配列(第17
図)によってコードされるNA4抗原の2個のペプチド
を示した。18,000および8.000ダルトンペプ
チドは、したがって、1本の2.6,000ダルトンペ
プヂドの蛋白分解処理から誘導される。また、シグナル
配列をコードするDNA配列は、通常、多くの分泌また
は膜蛋白質のアミノ末端に見出される。 本発明はさらに、Eimeria maximaの感染
に対する防I211i構を付与する免疫応答を鶏に誘導
できる精製抗原性蛋白質に関する。この蛋白質は分子量
約55.000ダルトンで、抗原性ポリペプチドからな
る。 本明細書においては8B5蛋白質または8B5抗原とも
呼ばれる55.000ダルトン蛋白質は、Eimeri
a maximaのメロゾイトから得られた。この蛋白
質はE、maximaから誘導されたが、この蛋白質は
他の方法、たとえば粗換えDNA技術または全有機合成
によっても製造できる。すなわち、本発明は直接E、m
aximaから製造された蛋白質に限定されるものでは
なく、その製造方法と無関係にその蛋白質自体を包含す
るものである。 本発明はまた、分子量約55.000ダルトン未満で、
8B51白質内に存在するアミノ酸配列を包含し、Ei
meria maxima感染に対する防御v1構を付
与する免疫応答を鶏に誘導できる抗原性蛋白質を提供す
る。このポリペプチドは8B5蛋白質からの抗原決定基
を含有し、免疫応答を誘導可能な全アミノ酸配列を包含
する。 8B5蛋白質中に存在するアミノ酸配列を含有する抗原
性ペプチドは各種方法により、たとえば化学的もしくは
酵素的合成により、組換えDNA技術により、また8B
5抗原から、またはE、maXimaメロゾイトから製
造できる。 本発明はまた、8B5蛋白質の製造方法を1是供する。 この方法には、E、maximaのメロシイ1〜を適当
な条件下、プロテアーゼ阻害剤の存在下に界面活性剤と
接触させて、メロゾイト膜蛋白質を可溶化させる方法が
ある。ついでこの蛋白質を、蛋白質の分離および精製方
法を用いて、可溶化メロゾイト蛋白質から分離回収する
。このような方法は本発明の技術分野における通常の熟
練者にはよく知られていて、たとえば、可溶化したメロ
ゾイト膜のイオン交換クロマトグラフィーによる部分精
製がある。 また、8B5?Ji白質は、ATCC1,:登録番号H
B 8946号で寄託されているマウスハイブリドーマ
細胞系によって産生され、Pmx47.8B5と命名さ
れたモノクロナール抗体のように、8B5蛋白質に対す
るモノクロナール抗体を用いた免疫沈殿または免疫吸着
クロマトグラフィーによって、E、maximaメロゾ
イト膜蛋白質から分離回収される(上記寄託は、特許出
願のための微生物寄託の国際認知に関するブダペスト協
定に従って行われた)。 8B5蛋白質のポリペプチドは、8B5蛋白質の製造の
場合と同じ方法で製造できる。ついでポリペプチドは、
たとえばイオン交換クロマトグラフィーたとえばDEA
E−セルロースでの部分精製により、またついで還元条
件下におけるプレパラティア5DS−電気泳動により、
分離回収される。 本発明の55.000ダルトン8B5蛋白質または各種
抗原性ポリペプチドの、組換えDNA技術による製造方
法も本発明によって提供される。 すなわち、8B5蛋白質またはポリペプチドをコードす
るDNA分子を調製し、このDNA分子を適当な発現ベ
クターたとえばP、またはj!aCプロモーター含有ベ
クター中に挿入する。得られた発現ベクターを次に適当
な宿主たとえば大腸菌に、DNAの発現および蛋白質ま
たはポリペプチドの産生を可能にづ゛る適当な条件下に
導入し、生成した蛋白質またはポリペプチドを回収する
。 メツセンジャーRNA (rr+RNA) は、胞子形
成の任意の時点でメロゾイトから単離できる。これらの
mRNAサンプルをin v目ro(44)またはin
 vivo系を用いて翻訳する。翻訳生成物は、モノク
ロナール抗体Pmx47.8B5または抗メロゾイト鶏
血清を用いて免疫沈殿させることができる。8B5抗原
をコードするmRN△プレバレージョンを用いて二本鎖
cDNAを調製する(44)。このcDNAを次に適当
なクローニングベクターに挿入し、ついで大腸菌の形質
転換に用い、cDNAライブラリーを発生させる。この
cDNAライブラリーを、8B5抗原のポリペプチド成
分からのアミノ酸配列情報に基づいて構築された同位元
素e2識オリゴヌクレオチドプロブを用い、コロニーハ
イブリダイゼーション法でスクリーニングする。ポリペ
プチドに対するヌクレオヂド配列を含む細菌性コロニー
からのベクターDNAを単離し、挿入されたコクシジウ
ムDNAの配列を決定する(46.62)。 プラスミドDNAとモノクロナール抗体Pmx47.8
B5によって認識されるエピドープをもつ蛋白質をコー
ドする核酸分子からなる発現ベクターが構築された。融
合蛋白質の発現が可能なベクターはp5−3、pll−
2、およびp13−8と命名された。これらのベクター
で形質転換された大腸菌細胞は、それぞれ5G9361
 p5−3.5G936/p11−2および5G936
1013−8と命名され、ATCCにσ録番号6725
3号、67 251号および67 252号として寄託
されている。 本発明はまた、本発明の8B5抗原、抗原性ポリペプチ
ドまたは他の抗原の免疫処置有効量を鶏に投与すること
による、Eimeria maximaの感染に対する
能動免疫を鶏に付与する方法を包合する。 この方法により、非免疫鶏に能動免疫を付与することが
できる。さらに、これらの物質の投与は、以1)aにE
、maximaに曝露された鶏の比較的低レベルの免疫
を増強させるため、また追加予防接種に使用することが
できる。 本発明の8B5抗原または任意の抗原性ポリペプチドは
、よく知られた任意の方法で鶏に投与することができる
。望ましい投与方法は、背頚部への皮下または筋庄内注
射である。抗原の免疫処置有効量は、約0.1μjから
約11rrgまでの任意の伍である。抗原量は約10μ
9以上とすることが望ましい。好ましい抗原nは、体重
1にびあたり約500μ9である。また、投与経路は、
経口(たとえばカプセルによる)または望ましくは注射
(たとえば皮下、皮肉または好ましくは筋肉内注射)に
よって行われる。投与方法が注射の場合は、任意の医薬
的に許容されるキャリアーが使用できる。適当なキャリ
アーには、0.01〜0.1M好ましくは0.05Mリ
ンリン衝液または0.8%食塩水がある。 本発明の抗原性物質、すなわち8B5抗原、抗原性ポリ
ペプチドまたは本発明の他の抗原の免疫感作有効咄と適
当なキャリヤーからなる、Eimeria maxim
a感染に対する能動免疫を鶏に付与するワクチンを提供
する。ワクチン中の抗原性物質の好ましい免疫感作有効
aは、鶏の体重I Kyあたり約0.1μJ以上である
。 このようなワクチンの適当用岱を鶏に投与することによ
り、t、maxtma感染に対して鶏が防御される。1
用Rあたりの抗原性物質mは、ワクチン投与動物に抗原
性物質に対する抗体産生を誘発するのに十分な旦でなけ
ればならない。抗体産生および防御効果で評価される十
分な免疫応答を与えるための、1mmあたりの抗原物質
の爵は、予防接種動物の体f41 K9あたり約20.
0μ3以上とすることが望ましい。すなわち、50gの
1日齢ヒナに対する抗原物質の爪は約1.0μ9である
。 したがって、ワクチンは抗原性物質10μびを含有する
ことが好ましい。一般的に、抗原はワクチン巾約0.0
02重患%〜約0.2車φ%添加され、1回投与用量は
約0.1mとする。 本発明の他の態様としては、本発明の8B5蛋白?1お
よび抗原性ポリペプチドに対するモノクロナール抗体が
包含される。特定の態様としては、ハイブリドーマ細胞
系ATCCl→8B946号によって産生された上述の
モノクロナール抗体Pmx47.8B5を挙げることが
できる。 8B5抗原またはその抗原性フラグメントに対するモノ
クロナール抗体、たとえばモノクロナール杭体Pmx4
7.8B5の防御有効aを鶏に投与することにより、E
、maxima感染に対する受動免疫を鶏に付与するこ
とができる。この目的に有用な組成物は、適当なモノク
ロナール抗体たとえばモノクロナール抗体Pmx47.
8B5の保護有効量と、適当な担体からなる。上記組成
物は、経口的に投与した場合、感染を防御するのに十分
な用量のモノクロナール抗体から構成することができる
。抗体の通常の用団は1日1羽あたり抗体約100μび
であり、水溶液または凍結乾燥物として投与できる。組
成物は飲水添加用の水溶液の形とすることが好ましい。 抗体は0.15Mリン酸塩緩衝食塩水p117に溶解し
、チメロサールを最終蛋白質含量1〜1100IIF/
dに対してo、oo。 1%含有させる。製品は、所望の抗体レベルが維持され
るようにした飲水から連続的に投与される。 このような組成物の適当用量の鶏への投与が、E、ma
xima感染に対づる受動免疫の付与方法である。 さらに他の態様によれば、8B5抗原の主たる保護構造
の特徴と共通の空間的特徴を有する部分構造で、前述の
抗原を置換する。このような組成物の例としては、8B
573白質または本発明の抗原性ポリペプチドの1種、
たとえば各抗原決定基に対する特異性を付与する構造を
もつモノクロナール抗体PmX47.8B5の構造に対
して産生じた抗−イディオタイプ抗体が包含される。こ
のような抗−イディオタイプ抗体はそれ自体本来モノク
ロナールであるが、またポリクロナール抗体として産生
することもできる。前者の例としては、抗体Pmx47
.8[35をハイブリドーマ細胞系ATCCNαHB8
946から回収し、精製し、任意の適当なキレリアー蛋
白質、たとえばキーホールリンベットヘモシアニン(K
LI−(>に共有結合させる。精製された抗体、好まし
くは精製された抗体−KLH複合体を、好ましくはフロ
イント完全アジュバントのようなアジュバントとともに
、適当な哺乳類リンパ球ドナー好ましくはBaJlb/
C系マウスに、反復注射する。免疫処置マウスのリンパ
球からハイブリドーマが発生する。ハイブリドーマをモ
ノクロナール抗体PmX47.8B5との反応では8B
5抗原と競合するが、8B5抗原もPmx47.8B5
以、外のげつ歯頚免疫グロブリンも認識しない抗体につ
いてスクリーニングした。このようなハイブリドーマが
分泌する、モノクロナール抗体Pmx47.8B5に対
する抗イデイオタイプ抗体をさらに増殖させ、クローン
化する。抗−イディオタイプ抗体の”/J Tiは、ハ
イブリドーマの生育およびモノクロナール抗体の発現に
適当なメジウム中での細胞培養、またtま好ましいビー
クルとしてBa1b/Cマウスを用いた抗体産生ハイブ
リドーマの宿主肋物中での生育によって実施される。 抗−イディオタイプ抗体はまた、動物へのPmx47.
8B5の注射によっても製造できる。 好ましい一方法は、精製したPmx47.8B5.50
011 ’Jを適当なアジュバントたとえば完全フロイ
ンドアシュパンl−中に処方し、適当な動物たとえばウ
サギに反復注射する方法である。ト分に注射したのち、
適当な期間後に動物から血清を採取する。ついで、抗−
イディオタイプ抗体を血清から、たとえば5ephar
ose oのような不溶性支持体に固定化した正常マウ
ス血清に吸着させて回収した。19られた抗血清の特異
性は、モノクロナール抗体Prnx47.8B5と反応
性を示すが、正常げつ肉類抗体に対しては反応しないこ
とで確認された。 上述の抗−イディオタイプ抗体はさらに、1oGフラク
シヨンのレベルに精製される。精製された抗−イディオ
タイプ抗体は、抗原の場合に記)ホしたと同様、任意の
公知方法で投与することができる。 本発明の抗−イブイオタ2イブ抗体の有効量を鶏に投与
すると、ごれがEimeria m ximaの感染に
対J゛る能動免疫を鶏にイ」L3する方法になる。この
目的でのワクチンは、抗−イディオタイプ抗体の免疫感
作有効Fと適当な担体からなる。このワクチンの適当用
量を鶏に投与すると、Eimeria maximaの
感染に対重る鶏の防御方法になる。 1用Rあたりの抗−イディオタイプ抗体の恒はワクヂン
投与動物に抗体の産生を誘発するのに十分なωでなけれ
ばならない。抗体の産生によって示される免疫応答の誘
発に必要な1用示あたりの抗−イディオタイプ抗体量は
、予防接種する烏の体重I K’Jにつき50tiy以
上である。すなわち、50yの1日齢ヒナの場合、抗−
イデイオタイプ抗体2.5μ7が投与される。したがっ
て、抗−イディオタイプ抗体25μJを含むワクチンが
好ましい。一般的には、抗−イディオタイプ抗体は、ワ
クチン中に約0.002重伍重患0.2重量%の割合で
添加され、1回投与容伍は0,2CCである。 本発明の他の態様には、8B5蛋白質をコードする核酸
分子、たとえばDNA、cDNA、RNAまたはmRN
Aがある。その−態様は、本発明の抗原性ポリペプチド
をコードするDNA分子である。 他の態様としては、たとえば8[35蛋白質または前述
の抗原性ポリペプチドの1種をコードする、本発明の核
酸分子からなるクローニングベクターがある。クローニ
ングベクターは宿主細胞たとえば細菌宿主細胞に導入さ
れる。 本発明の精製された抗原性蛋白質は、8B5蛋白質をコ
ードする核酸分子を含有するクローニングビークルをS
む宿主1胞を用いて製造できる。 この方法によれば、宿主細胞を蛋白質の産生が可能にな
る適当な条件下で生育させ、生成した蛋白質を回収で−
る。本発明の抗原性ポリペプチドは、そのポリペプチド
をコードする適当な核酸分子を用いて同様に製造できる
。 宿主細胞が細菌細胞である場合、生成した8B5蛋白質
は天然の8B5蛋白質と同一またはほぼ同一の配列を有
するが、細菌宿主内での発現のため、たとえばN末端メ
チオニン分子の付加により、そのアミノ酸配列またはア
ミノ末端が異なる可能性がある。 本発明の態様としては、さらに、本発明の精製抗原性蛋
白質をコードする核酸配列を有するDNA分子を得る方
法がある。この方法には、Eimeria maxim
aの卵母細胞からゲノムDNAを単離し、単離されたゲ
ノムDNAからDNAフラグメントを、たとえば制限酵
素を用いて調製する。 DNAフラグメントをついで適当なクローニングベクタ
ーにリゲートする。適当なクローンは、そのDNAを8
B5抗原をコードする核酸配列を含むかまたはそれと相
補性のオリゴヌクレオチドとハイブリダイゼーションさ
せて同定する。pmx47.8B5免疫反応性蛋白質を
コードするDNAを適当なクローンから単離するか、ま
たは本技術分野において公知の免疫ブロワ1へ操作りに
よりPmx47.8B5免疫反応性蛋白質の存在をスク
リーニングして適当なクローンを同定する。 本発明は、55,000ダルトン以上の分子mを有し、
55,000ダルトン抗原性蛋白質のアミノ酸配列内に
包含されるアミノ酸配列と付加的アミノ酸をもつ抗原性
ポリペプチドを提供する。 このポリペプチドはEimeria maxima感染
に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘導できる
。 イ・」船釣アミノ酸は、他のポリペプチド、たとえばβ
−ガラクトシグーゼのアミノ酸配列であってもよく、こ
の場合には、55.000ダル1〜ン蛋白質−β−ガラ
クl−シダーゼ融合ポリペプチドが得られる。本発明は
また、このような融合ポリペプチドをコードするDNA
分子、およびそのDNAを含有するクローニングベクタ
ーを提供する。 本発明はまた、本発明の抗原性融合ポリペプチドの免疫
感作右効伍を鶏に投与することからなる、Eimeri
a maxima感染に対する能動免疫を鶏に付与する
方法を提供σる。また、本発明の抗原性融合ポリペプチ
ドの免疫感作右効最と、適当な担体からなる、Eime
ria maximaの感染に対する能動免疫を鶏に付
与するワクチンを提供する。 本発明はさらに、Eimeria誘発疾患に対する多成
分ワクチンを提供する。ワクチンは1用mあたり、IQ
与動物にEiieria抗原に対する抗体の産生を誘発
するのに有効な吊の、任意の[imeria抗原または
エピドープの混合物を含有する。1用吊あたりの各抗原
のmは、約10μ3〜約200ugである。ワクチンは
また、医薬的に許容される担体を含有する。 好ましいKlにおいては、Eimeria抗原は、Ei
meria tenella SE、maximaおよ
びE、necatrixの抗原であるが、任意のEim
eria種の抗原は同様に有効である。好ましい態様の
ワクチンは、特異的抗体の結合部位により認識される少
なくとも1個の特異的Eimeriaアミノ酸配列、す
なわち少なくとも1個の特異的Eimeriaエピドー
プからなる1種または2種以上の遭伝子操作抗原性融合
ポリペプチドを含有する。 本発明のワクチンは、各種のE!m(!rla抗原また
はそのエピドープを1種、2種または任意の数の異なる
抗原またはエピドープの各種組合せで含有づることがで
きる。好ましい態様においては、ワクチンは任意のEi
meria抗原の混合物からなる。 すなわち混合物には任意のE、 tenet la抗原
を、任意のE、necatrix抗原またはE、max
ima抗原を含む他の任意のEimeria抗原と組合
せて含有させることができる。好ましい抗原は、25キ
ロダルトンのIE、 tenet la抗原、26キロ
ダルトンのE、 n0catriX抗原または55キロ
ダルトンのE、max’+ma抗原がある。 さらに、混合物は、25キロダルトンのE、 tene
t la抗原を、任意のE、necatrixまたは[
、maxima抗原を含めた任意の他のEimeria
抗原と組合せて含有することができる。好ましい組合せ
としては、25キロダルトンのE、 tonel la
抗原と26キロダルトンE、necatrix抗原また
は55キロダルトン[、maxima抗原がある。 本発明の態様においては、混合物は、任意のE、neC
atriX抗原の、任意のE、 max i ma抗原
を含めた任意の他のEimeria抗原との組合せを包
含する。 好ましい抗原は、25キロダル1−ン(、、neCaL
rix抗原または55キロダルトンE、 max r 
ma抗原である。 混合物はまた、26キログルトンE、necatrix
抗原を、任意のE、maxima抗原を含めた他の任意
のEimeria抗原との組合せでもよい。 最後に、ワクチンには、任意のlE、maxima抗原
を、55キロダルトンE、maxima抗原を含めた任
意の他のEimeria抗原と組合せて含有させること
ができる。 本発明のワクチンは、任意のEimeria抗原と任意
のトリウィルス蛋白質の混合物を含有するものであって
もよい。好ましい態様におけるトリウィルス蛋白質は、
感染性バーサル疾患ウィルスの蛋白質である。他のトリ
ウィルス蛋白質としては、マレック病ウィルスもしくは
そのエピドープ、1ヘリポツクスウイルスまたはそのエ
ピドープ、七面鳥のヘルペスウィルスまたはそのエピト
−プを挙げることができる。 本発明に用いられる抗原性融合ポリペプチドは、遺伝子
操作技tJjによって製造ツ゛ることができる・Tjす
わノ5、[imeriaクローニン’)配列17)cD
NA  。 のクローニングによって製造できる。融合ポリペプチド
は少なくとも1個のEimeriaエピドープ、すなわ
ち[imeria抗原に対する抗体によって認識される
アミノ酸配列が、少なくとも1個の他のポリペプチドの
アミノ酸配列の少なくとも部分と融合している。 適当な融合ポリペプチドは、β−ガラクトシダーゼまた
はプロキモシンに融合したEimeria抗原である。 融合ポリペプチドには、ベクターCIDET1 (AT
CCNα53316)、ベクターpDET2 (ATC
CNα53318)、ベクターDBGC23(ATCC
Nα53317)、ベクターDCOC12(ATCCN
o、53314)、またはベクターpcOc20 (A
TCCNα53316によってコードされるポリペプチ
ドを挙げることができるが、他のベクターでコードされ
る融合ポリペプチドも使用できる。 最後に、本発明のワクチンは、任意の抗原性融合ポリペ
プチドの混合物であってもよい。好ましい態様において
は、融合ポリペプチドには少なくとも1個のEimer
iaエピドープが包含される。 例  1 El)1[+11八NECATItlχ及びEIHER
I八TE14へLl−A の調製ニオオシスト、スポロ
シスト、スポロゾイトCoccidia、   Eim
eria   necatrix及びEimeriat
enel18の精製された分離物は、元来へubtlr
n大学のアレン・エドガー博士から入手したものである
。 各分離物の純度は、オオシストの特徴及び感染した腸組
織の組織学的観察をもって確認した。オオシストの大き
さと形状表示はそれぞれしnecatriX及びE、 
 tenellaの範囲内であった。 病変は、ジョンソンとレイドの方法(30)によって評
点をつけた。感染した烏の病変は各々それぞれの分離物
に典型的なものであった。5日間にわたる組織学的検査
で腸中央(E、  necatrix)または盲腸(E
、  tenetla )の上皮下に広a2!な第2世
代のスキツオントが発見された。LtQnella及び
E、  n0catriXによりその重症感染中に(各
々15,000.50.000オオシスト)死に至る場
合があった。単一オオシストのクローニングが各分離物
の純度を保つため、周期的に行なわれた。 オオシストの生殖。 各分離物の純粋培養物を4〜6週
令のSPF白色レグしン系鶏に恒常的に継代接種した。 外因性のCoccidia感染を避けるために、鶏は生
後10目から樹脂ガラス製の隔離鶏舎で飼育した。オオ
シストは感染後7日日に盲腸から、シャーリーのトリプ
シン分解法(66)を用いて採収した。胞子の形成され
たオオシストは、典型的方法により24℃で2%のW/
VK2Cr20□中に保存した。 スポロシストの分離。 残骸から塩浮倣によって部分的
に精製された胞子形成オオシスト(IX108)は、O
,IMリンM緩衝液、pH7,4(PBS)で5回洗浄
し、重クロム酸カリウム保存液を除去した。これらのオ
オ′シストは、1.05%の次亜塩素酸ナトリウム中で
20分間攪拌した後にPBSで5回洗浄し残留次亜塩素
酸ナトリウム及び残骸を除去することによってさらに清
浄化した。最後の洗浄にひき続き、清浄したオオシスト
をPBSl、Od中に再懸濁さVた。懸濁したオオシス
トを同容量のガラスピーズ(1゜0〜1.05#*)と
−緒に撮とうして鍬械的に分解した。遊離したスポロシ
ストは、グラスウールカラムを通過させてオオシスト壁
及び未分解オオシストから純化され、3000kPMで
10分間、4℃で遠心分離され、PBS10rR1中で
再懸濁させた。 スポロゾイトの調製。 新たに胞子形成されたオオシス
トは、塩浮澁、反復洗浄及び1.05%の次亜塩素酸ナ
トリウム処理ににり清浄した。スポロシストは、オオシ
ストをガラスピーズ(1,O−1,05m)を用いて機
械的に分解して遊離させた。スポロゾイトを脱嚢させる
ために、スポロシストをトリプシン及びタウロデオキシ
コール酸(それぞれ0.25.0.50%w/v )と
共に1時間、41℃でインキュベートした。このように
して19られたスポロゾイトは遠心分離法により洗浄し
て取り除き、バンク培地に再懸濁させた。新たなバンク
培地を用いてスポロゾイトを作業濃度に希釈した。 例  2 Van DetlSQnとWhetstoneの方法(
77)を用いて発育されたハイブリドーマから誘導した
。要約すると、Ba1d/CByJvウスを106〜1
07のインタクトなE、  tcnellaスポロゾイ
トで繰り返し免疫した。完全無欠なスポロゾイトの最終
静注後3日して、任意に抽出したマウスを殺し、牌切除
した。肺細胞は、牌臓の線維組織から分離し、洗浄した
肺細胞をネズミ形質細胞腫の細胞株(SP210M>と
融合させた。 微分中和試験。 微分中和試験は、E、  tenel
laについては鶏の一次腎細胞培養物を、またはLnc
catrixについてはブタ胎児肺細胞を用いて行った
。1〜2週令の鶏を殺し、無菌法による腎切除をした。 細胞は、96穴の培養プレートに移され、約104/w
ellの密度で、5%熱処理積胎児血清を添加したEa
rlQ’S LAN培地で平地培養した。 培養は41℃、CO25%の環境を維持した。細胞培養
が約50%の交会レベルに達した時、ハイブリドーマの
被検検体またはコン1−ロール検体50μmをプレート
の仝での穴に加えた。次に、EarビS培地培地50申 るスポロゾイトを全てに加えた。12〜16u)間後、
培養上清を新たな2%熱処I!l!1費胎児血清を含む
Earl’s  L A l−1培地と交換した。培養
は感染後40〜44時間で終了させ、培養上清をプレー
トから除去した。その結果、細胞を5%氷酢酸で酸性と
したメタノールを加えてプレートに固定化した。固定化
された培養細胞は検査前に0.1%トルイジン・ブルー
で染色した。各培養穴は分裂生殖が阻害につきその概略
パーセンテイジレベルで採点した:モノクローナル抗体
による寄生虫の中和は、スキツオントの成熟を完全に阻
害できる血清の最大希釈倍率に基づいて採点された。 間接螢光抗体スクリーニン 。 IFA(間接螢光抗体
)スライドをE.  tenellaまたはLneca
trixo スホ0 ソイト(約1 X 1 06/w
ell)を用いて調製した。スライドは各穴に1%ウシ
血清アルブミン(BSA)10μmを加える前に、数時
間ないし一晩空気乾燥させた。BSA添加添加5虹後検
上清2 0 711を加えた。上清を37℃で20分間
インキュベートして、0.005%Tween − 2
 0を含む0.1 5MPBS (PBS−’rwee
n )で3回洗浄した。フルオ゛レスセイン抱合の家兎
対マウス抗体(PBSで1:40に希釈)を標本に加え
、37℃で20分間インキュベートした。抱合体は封入
剤の添加及びカバーグラスの設置前に、P 3 3 −
 Twecnで3回洗浄した。 結 果。 Eimeria  tcnne++aに対し
て発育した数千のハイブリドーマの内、24個がスポロ
ゾイト段階の寄生虫に対する中和抗体を作ることがわか
った。検査されたハイブリドーマの全てが膜に結合した
抗原を認識したが、1つのハイブリドーマから得られた
抗体だけは膜内部の抗原を認識した。 In  vttroで、各セルラインの最初のクローニ
ングで得られた数検体の上清について中和能力を比較し
た。あるセルラインの上清が、E.  tenclla
のスポロゾイトに対して相対的に最も大きい中和力を示
した。各被検上清について含有抗体を評価した場合、あ
る抗体(Ptn  7.2A4/4で示す)がスポロゾ
イトを中和するのに必要なmは、次に中和力の強い抗体
の20分の1であった。詳細には、E.  tenel
laの中和に必要なptn7、2A4/4抗体の吊は約
3.5X10”10+11ICUIO3/5pOrOZ
Oiteであった。Ptn7.2A4/4で示されるモ
ノクロナール抗体を産生するハイブリドーマは、ロック
ビル、メリーランド、U.S.A.  20852にあ
るAll1eriCan ’rypeCulture 
Co11ection ( A T C C >に供託
され、ATCC取得No.HB8561として識別され
た。 この供託は、特許申請手続を目的とした微生物の供託に
関する国際認定に関するブタベスト条約(以下ブタベス
ト条約という)の規定に従って行われた。モノクロナー
ル抗体ptn7.2Δ4/4をF、  nccatr:
xに対して評価した揚台、Ltcncllaと同様のフ
ルオレセイン染色パターンが観察された。ざらにPtn
7.2A4/4について、E、  necatriXに
対するin  VitrO中和試験を行った結果、同数
のE、  tenellaで観察されたのと同等の中和
活性をF、  nccatrixに対しても持っている
ことがわかった。 例  3 中和モノクローナル抗体Ptn7.2△4/4について
ヨウ化を行った。各々について、スポロシストは塩浮I
N及び次亜塩素酸ナトリウム処理のオAシストから精製
され、ガラスピーズで破壊した後にグラスウールカラム
に通した。スポロシスト膜は、半量のスポロシストを用
い、10mMリン酸ブ1−リウム、0.158 NaC
l 、pH7,2(PBS)1d中でガラスピーズを加
えて機械的分解によって調製した。この調製はプロテア
−ぜ・インヒビター;Q、1mMフェニルメチルスルホ
ニル・フルオライド(PMSF) 、OllmHN−1
−シル−し一フェニルアラニンクロロメチルケトン(丁
PCK)、1mHN−α−P−t−シル−L−リジンク
ロロメチルケトン(TLCK)及び10KIU/dアプ
ロチニンの存在下で行った。 残りのスポロシストは、トリプシンとタウロデオキシコ
ール酸(総容fa1m>で処理し、スポロゾイトを脱嚢
させた。両方の調製物は45.00ORPM、45分間
、4℃で分離し、再びPBS1〆に懸濁させた。超遠心
を行う前にトリプシン−デオキシコール酸残留物をスポ
ロゾイトからPBS及び1mHPMSFで洗浄すること
により完全に除去するよう注意した。 1dのサンプルを40μびのl0DOGEN (1゜3
.4.6−テ1〜ラクロロ−3−α、b−α−ジフェニ
ルグリコウリル)固相ヨウ化試薬(24゜53)でコー
ティングされたガラスシンチレーションバイアルに加え
、窒素ガス下で乾燥させPBSで洗浄した。各チューブ
に  Iを0.5mC1加え、水中で20分間インキュ
ベートした。 次にIMKI100μmを各チューブに加え最終濃度を
100mHとし、ざらに15分間反応を続けさせた。ス
ポロゾイト及びスポロシストのII物は5mHKtを含
むPBS7Jdに希釈り、テ45.000PPM、45
分間、4℃で超遠心分離した。 スポロシスト及びスポロゾイト膜タンパクの抽出。 上記の超遠心で1りた  Iでラベルされたスポロシス
ト及びスポロゾイトのペレットを、タンパク抽出緩衝液
(20mHTr i 5−1−ICI 、pl+7.5
;50mHMQCI  :25mHNaC1、1%NP
40.1mHPMSF、0.1mHTPCK、1 mH
T L CK及び10KIIJ/dアプローヂニン)1
威中に再懸濁させた。懸濁液は時々攪拌しながら水中で
60分間インキュベートした。不溶性物質は洗滌剤で可
溶化した微酸化状のタンパクから15分間、4℃で分離
した。上清は一70℃で保存した。 125IクンバクのTCAによる沈澱  各サンプル1
0 u lを5mHK190μmで希釈した。次に、各
希釈サンプル10μmを、5%トリクロロ酢酸(TCA
)1mi!、BSA(10■/d)及び5n+MKI2
5μmを含む溶液に加え、水中で30分間インキュベー
トした。沈澱したサンプルはグラスファイバーフィルタ
ーでろ過して回収し、5%TCA、5+++HKI5戒
で2回洗浄、95%エタノール5dで3回洗浄をどちら
も0℃で行い、液体シンチレーションカウンターでカラ
ン1〜した。 モノクローナル抗体との免疫沈降反応:モノクロナール
抗体50μmをモノクローナル抗体希釈緩衝液(MAB
−D I L) : 50mMTr i 5−HCI 
、pH8,6: 150mMNaCl :0.1%NP
−40:RIA用0.1%BSA : 1mHTLCK
 ; 1mHPMSF ; 10に!U/dアプロチニ
ン25μmに加えた。そこに  Iでラベルされたタン
パク20μmを加え、攪拌して4℃で一晩インキユベー
トした。抗マウス家兎IQ血清(IOA、IQG、IQ
M>をMAB−D [Lで1:2に希釈して10μmを
各免疫沈降チューブに加え、4℃で1時間インキュベー
トした。プロティンA−セファロース(10%V/V 
)をモノクローナル抗体洗E緩画液(MABW) : 
50mHTr i 5−1−ICI 、pH8,3;0
.05%NP−40;0.05%Triton  X 
−100; 150mHNaCl ;0.02%NaN
  :5mHKIで1:4に希釈し400μiを各デユ
ープに加えた。チューブを緩やかにゆらしながら4℃で
1時間インキュベートした。免疫沈降物は冷たいMAB
Wで2回洗浄しざらに室温のMABWで2回洗浄した。 ペレットは5DS−PAGEサンプル緩衝液(35)5
0μmに再懸濁させ、5分間煮沸して微敗状態にしてプ
ロティンA−セファロースを除去した。上清をカウント
して5DS−PAGEで分析した。 電気泳動によるニトロセルロース紙への抗原の■:ヨウ
化されていないスポロシイ1−議タンパク(前述のとお
り洗剤で可溶化したもの)は還元または非還元的条件下
で、−次元のItiMドデシルナ1−リウム・ポリアク
リルアミド・スラブゲルにより分離され、電気泳動によ
りニトロセルロース紙へ移動させた(75)。電気法v
Jブロツl−はSbarmas  (64)の方法によ
って処理した。但し、例外として血清、モノクローナル
抗体及び適切な抱合体[ペルオキシダーゼ抱合の山羊成
鶏1gG、にirkegaard及びべり−、ペルオキ
シダーゼ抱合の家兎抗マウスI gG (Capocl
)は還元型ゲルのプロット用に使われ、ネズミモノクロ
ナール抗体は、非還元型ゲル(Vector Labs
 、バーリン1〜ン、C△)とし1?ウスIOG用のV
ectastein。 ABCキットとの関連で使用された。ブOツ1〜は、還
元型分離においては4−クロロ−1−ナフトール(シグ
マ:660μ9/d)及びト12o2(0,17%)と
反応させ、また非還元型分離においてはVOCtaSt
ain  試薬と反応させて生成した。 1251でラベルされたスポロシスト及びスポロゾイト
の膜タンパクの免疫吸収したもの及び免疫沈降タンパク
は、5〜25%の指数勾配または8〜20%の直線勾配
5DS−ポリアクリルアミドゲルを用いて25mAで分
析した。ゲルは乾燥させコダックXAR−5X線フィル
ムを一晩−70℃で感光させた。染色用のゲルは、Co
omassie  (21)または製造業者のラベル添
付による取扱い要領にもとづいて銀染色(ピアス、ケミ
カル)により目視された。 表面がラベルされたE、 tenet laのスポロゾ
イト調製物は、還元型5DS−PAGEでTa認された
6、500と25.000の分子量をもった2つのヨウ
化タンパクを含む。6.500ダル1〜ンのタンパクは
、モノクローナル抗体Ptn7.2A4/4と容易にか
つ特異的に免疫沈降反応を起こす。スポロシストの膜は
、分子量17.000及び27,000の2つのヨウ化
タンパクを含むがその他にも多様な分子量をもつヨウ化
タンパクも数個存在する。  ■でラベルされたスポロ
シス1−膜タンパクの免疫沈降反応で、モノクローナル
抗体Ptn7.2△4/′4と反応した抗原は、還元型
5DS−PAGEで確認されたように17゜000ダル
トンのタンパクだけであった。 上述の様に5DS−PAGEで免疫沈降ヨウ化ポリペブ
タイドを分析した条件下で、ジスルフィド結合で連結さ
れたポリペブタイドを分離した。 しかしながらジスルフィド結合の還元により、スポロシ
スト及びスポロゾイト膜の調製物のウェスタン・プロッ
トにおけるPtn7.2A4/4の反応性が破壊される
。ヨウ化スポロシスト及びスポロゾイト膜調製物につい
て非還元型条件で5O3−PAGEを行った場合、主要
な放用性標識物は質量数23−25.000の位置に移
V」する。さらに、この23−25.000クルトンの
物質はモノクローナル抗体Ptn7.2A4/4とウェ
スタン・プロットによる反応性を示した。 これらの結果により17.000タル1−ン及び8゜0
00ダルトンのポリペブタイドが一緒に複合してTΔ4
抗原を形成することが示唆される。このTA4抗原を構
成する別のポリペブタイドがヨウ化物の免疫沈降反応に
おいて観察されなかったという事実は、このポリペブタ
イドがヨウ化することができるヂロシンを含んでいない
(実例5及び6のTA4抗原のa、oooダルトンのポ
リペブタイドに関する記述を参照)ことで説明できる。 例  4 成分の純化。 E、  tcnellaの胞子形成した
胞嚢を109gの胞嚢に対して10dのPBSに再懸濁
し、等体積のガラス粒と共に振盪して破壊した。 膜は遠心分11f (100,OOOxg、60分、4
℃)で除去し、その蛋白質は1%(■ハ)のNP−40
と、10mHのTr i 5−HCj! (1)t17
.5)と25mHのNaCj!と、I n+HのPMS
Fと、1mHのT L CKと、0.1108のTPC
Kと、10KIU/dのアプロチニン中に可溶化した。 不溶解物は更に100.OOOxgの回転(60分、4
℃)で遠沈団塊にした。その蛋白質は、DEAE−セル
ローズ カラムに吸看させ、10111HのTris−
1−ICj! (t)117.7>と0.05%のNP
−40とで平衡させ、次に5QmHのNaC1を含むこ
の緩衝液で洗滌した。20011MのNaCj!を含む
緩衝液で溶出後、17.000ダルトンのポリペプチド
はアセトン沈澱で濃縮し、その沈澱物は充填緩衝に再懸
濁し、煮沸し、5DS−ポリアクリルアミド(15%)
中で電気泳動した。この実験及び他の実験に使用した旧
来の5DS−PAGEサンプル緩衝液は、62.511
1HのTris−HCj!(pH6,8) 、2%(W
/V )のドデシル硫酸すl・リウム、10%(Wハ)
のグリセロールおよび0.001%のブロムフェノール
ブルーを含んでいた。非還元條件下で行うと規定した実
験の場合を除いて、この緩衝液は又5%(■ハ)のベー
タメルカプトエタノール 000ダルトンのポリペプチド帯は染色( Cooma
ssie青又はKCjりで固定した。ゲルの適切な部分
を取出し、その蛋白質を電気溶出し、アセトン沈澱で濃
縮した。ここで、これらの操作は、蛋白質を変性するも
ので、S−S結合で互に繋がったペプチド結合はこの方
法で分割される事を銘記すべきである。この方法で純化
された17。 000ダルトンのポリペプチドは完全に純品であった。 TA4抗原の純イと特性 ゲル電気泳動に代る純化法として、DEAE−セルロー
スカラムから19だスポロシス]−膜蛋白質を1On+
H  Tr i s−HCi(pH8) 、0.05%
NP−40で透析し、この緩衝で平衡にしたD E A
 E − H P L Cカラム<Bio Rad )
 ニかけた。 このカラムはNaCj!の傾斜(0−300m)l)で
同じ緩衝液中で溶出した。17.000ダルトンのポリ
ペプチド(ゲル電気泳動での移動に基づいて同定)は、
200mH  NaC1の所で溶出する物質中に見出さ
れた。この蛋白質を含む諸両分は30mHのリン酸カリ
ウム116. 5 ) 、0. 0 5% Zwitt
ergcnじ 3 − 1 2 ( Calbioch
cm−Behring、LaJolla, CA ) 
、0 、 1 mMディチオスレイトールで平衡にした
水酸化アパタイト カラム( H P HT − Bi
oRad) I,− カ’+f タ。コノカラムハ平衡
化緩衝液で洗い、0.05%のZwittergent
’とQ,1mHヂチオスレイトールを含む硫酸カリ傾斜
にかけて展開した。17.000ダルトンのポリペプチ
ド(上記のゲル電気泳動で同定した)は約93mHのリ
ン搬カリウムで溶出する物質中に現れた。 この方法で純化された17.000ダルトンのポリペプ
チドを含む画分は、8.000ダルトンの第二のペプチ
ドも含んでいた。このペプチドは、S−S結合で17,
000ダルトンのポリペプチドに結合しているようであ
る。若し17.000ダルトンのペプチドを含む分画を
モノクロナール抗体Ptn7.2A4/4で免疫沈澱さ
せ、その沈澱蛋白質を上記のように、還元条件下でゲル
電気泳動分析すると、17.000ダルトンのポリペプ
チドちs.oooダルトンのポリペプチドも共に免疫沈
澱することは明らかである故にスポロシスト膜調製液に
おいては、8,000ダルl−ンのポリペプチドと17
.000ダルトンのポリペプチドは、S−8%合(多分
システィン橋)で結合していると思はれる。何故ならば
、このペプチドは強い還元剤が存在しない限り電気泳動
で現れなかった。非還元条件下では、Ptn7.2A4
/4の反応性ペプチド種は見かけ上の分子日で21−2
4.000として移動する。 TA4抗原の11.500  ルトン 1の1上記の方
法によりE、  tenollaのスポロサイト膜を調
製し、10−のPBS+1%TritOn  X −1
00に再懸濁した。この10It1の膜懸濁物に0.1
%の8−ヒドロキシキノリンを含む80%フェノールを
101d、加へた。この懸濁は次に最大速度で3分回渦
流し、10分間4000PPMで遠沈した。このフェノ
ールと線状沈澱界面とは、取り出し、100mH酢酸ア
ンモニウムを含むメタノール5容で稀釈し、−20℃で
終夜沈澱させた。 アセトンで2回の洗滌後、不溶性蛋白質を0.5%SD
S中で8時間肪拌し、不溶物は20.000RPMの遠
沈を4℃で1時間か(プて除去した。 この試料はΔG50l−X8i112合ベッド樹脂(1
u/ 500 d )を含むPBS (DH7,2)で
十分に透析した。TΔ4抗原の11.500ダルトン断
片は、次のようにして上澄からPtn7.2A4/4モ
ノクロナ一ル抗体で下記のように免疫吸着させた。この
ポリペプチドは微iM定プレートELISAでPtn7
.2A4/4モノクロナ一ル抗体と反応する事が示され
た。 微1II81Ii定には、ELISAポリスチレン96
ウエルクラスター(In+malon II )を10
mHグリシン[i塩液(+)119.6)中に終夜37
℃で保温し抗原で感応性をつけた。た。ウェルを0.0
005%17) Tween −20を含む0.15M
のPBSで洗い、p 33− Tween中で3%のB
SAで反応を中止し、再洗し、PBSで稀釈したPtn
7.2A4/4単クロ一ン抗体と共に保温した。井穴は
前と同様に洗滌し、パーオキシダーゼと複合した抗−マ
ウスIQG血清をPBSで稀釈したものと共に保温した
。ウェルは再洗して、H2o2存在下に基質(2,2’
−アジノーデー[3−エチル−ベンズ−チアゾリンスル
フォンMl)と共に保温した。発色は15分後にDyn
atech HR−580微細滴定板ELISA読取器
で決定した。 TA4抗原の11,500ダルトン断片は微細滴定板E
LISAでPtn7.2A4/4モノクロナ一ル抗体と
反応性がある事が示された。 例  5 ■ TA4抗原の17.000ダルトンのペプチド成分のア
ミノ酸配列。 17.000ダルトンのペプチドのアミ
ノ酸配列決定は、そのN−末端アミノ酸は反応が阻止さ
れる(すなわち、Edman崩壊は影響をうない(14
))事が発見されてIA雑であった。この問題を避ける
ために、その蛋白質を還元し、アルキル化し、次に種々
の化学試薬や酵素で分解した。得られたペプチドは、逆
相HPLCr純化り、た(26)、17.000TA4
抗原のダルトンの蛋白質はCNBr(CN)、V8プロ
テアーゼ(V)、チモトリプシン(Cl−1>およびエ
ンドプロテアーゼArg−C(R)で分解した。 プロテアーゼ分解の前に、純化した。TA4抗原の18
.000ダルトンのポリペプチドは30mHのヂチオス
レイトールと6Hのグアニヂンー1−1cj!(118
B)とで1時間空温での処理した。固体の沃化アレドア
ミドを最終濃度が100mHになるように加え、I)I
Iを8に調整して試料を室温で1時間保温した。還元と
アルキル化の後に試料は0.1%SDS中で平衝化した
P 6 D G (BioRad、Richmond 
CA )のスピンカラムで0.1H1MOPS (pH
7,5)か逆相HPLCを用いるかして、試薬類を除去
純化した。 CNBr分解には、蛋白質試料は70%蟻酸中の1%C
NBrで20時間4℃で処理をした。試料は5avan
t 5pe(jdVaCa心弁1f!f器で乾固する迄
蒸発させ、0.1%トリフロロ醋酸(TFA)又は0.
1%TFAと20%アセトニドリール(CH3CN)中
に再溶解した。V8の分解は0.1%SO8と0.18
  MOPS <pH7,5)で2時間、3=温で、5
0ミクログラムの17,000ダルトンのポリペプチド
対、1ミクログラムの■8の比で行った。この分解の後
に、試料に4倍容積のアセ1〜ンを加へ終夜−20℃で
沈澱させた。そのアセトン沈澱物は上述のように再溶解
した。キモトリプシン消化は、0.05%2witte
rgcnじ3〜12と0.1MN1−141−1cO3
(pH7,8>中で1時間37℃で17.000ダルト
ンのペプチド対Ar0−Cの比が15:1として行った
。アセトン沈澱を終夜−20℃で行った後には、当ペプ
チドは主としてアセトン上澄中にあった。この上澄液を
蒸発乾固し、上)本のような方法で再溶解した。 ペプチドはvydaccJカラム<the 5cpar
atronsGroups、 Inc、 、 1les
peria、 CA)で純化し、0−100%のC1−
13ONII!i斜で0.1%TFA中で溶出した。 アミノ酸配列決定は、気相配列決定器(八ppl ;a
Biosystems、 Inc、、 Foster 
city、 CA)を用いて11unkapi t f
Crらの方法(25>に従ッテ行ツタ。 フェニールチオヒダントイン(PTH)W6アミノ酸は
HP L Cにより分析した(8)。 N−末端アミノ酸は阻止剤を取除いて直接に決定した。 17,000ダルトンのペプチドは0.1Mのリン酸カ
リウム(pH8,o)と10mHのEDTAと5%のグ
リセロールと5n+Hのヂチオスレイトールと0.05
%の2Wittergent ”3−12の中で1時間
、37℃でビOグルタメー1〜アミノペプチダーゼ(蛋
白質: PAP=5 : 1 ’)で処理した。処理後
、アミノ酸配列は決定する事が出来たが、それはN−末
端アミノ酸のグルタミンは環状化して閉鎖残塁のピロリ
ドン カルボキル酸になっている事を直接示唆している
。 TA4抗原の1,7000ダル1〜ンのペプチド成分の
全アミノ酸配列は「iglに示しである。 TA4抗原の8.000ダルトンのペプチド1分の部分
的アミノ酸配列。 TA4抗原から1元とアルキル化で
誘導した)純化8000ダルトンのポリペプチドをEd
man配列分析にけると、N−末端部分のアミノ酸配列
が直接に決定できた。このペプチドのN−末端部分の部
分アミノ酸配列は下記の通りである。 Na2   ala  ala  QIV  thrt
hr  asp  ala  val ij!eCVS
  1eu  thr  asn  DrOala  
pro  1eu  alu  aiaarg  se
r  gftn  pro  pheasp  asp
 Qj!u 例  6 胞子形成した卵嚢(5X108)を洗滌し、上述のよう
な方法でスポロシストを分離した。分離したスポロシス
トは2回0.1MのTris−1−I C!、<1)1
18 、5 ) 、と0.2MのNaCj!と10mH
のEDTAとで洗滌した。このスポロサイトは0.1M
(7)TriS−HCj!、(pH18,5)と0.2
MのNaCj!と5QmHのEDTAと1%のSDSと
150ミクログラム/戒のブロテイナーゼにとで30分
間65℃に保温して溶解した。 室温迄冷却後、そのDNAは等容積の液化フェノールで
1時間穏かに抽出した。10分間3,00Q rp量の
遠心分離の後、水層を除去し、界面とフェノール部とは
10mHのTr i 5−1−tcj! (1)118
)と1mHのEDTAとで再抽出した。各水相は合併し
、1回フェノールで、2回クロロフォルム:イソアミー
ルアルコール(24:1)で抽出した。 DNAはエタノール沈澱で分離した。そのDNA団塊は
1QmHのTr i 5−1−tcj! (1)118
)と1mHのEDTA中に再溶解し、0.15Irrg
/dノDNAアーゼを含まぬRNAアーゼAで37℃1
時間の98置をした。RNAアーゼ分解の後、試料は1
回フェノールで、1回クロロフォルム:イソアミールア
ルコールで抽出し、次にエタノールで沈澱さぜた。アガ
ロース ゲル上で、このDNAの大きさを20キロ塩基
対より大きいと決定した。 バクテリオ ファージλgt  wesλB中でのE、
  tenellaゲノム・ライブラリーの組立。 バクテリオファージλgt  weSλB中にLten
e++aのゲノムDNAライブラリー(36)がHan
iatiSによって述べられた方法(44)を用いて組
立てられた。ファージはポリエチレングリコール沈殿と
クロロフォルム抽出とcsc1傾斜遠心分離によって純
化された。純化したファージは1%SDSと50mHの
EDTA+150vイクログラム/dのブロテイナーゼ
にとで解かれ、DNAは、フェノール抽出とエタノール
沈澱とで純化された。E、  tenellaのゲノム
DNAとファージのDNAとはEC0RIで完全に断片
化した。 ファージDNAの左右両腕はそれらの接着末端において
アニイルしそれら腕は蔗糖濃度傾斜遠心分離で純化した
。EcoRIで分断したDNA腕の30ミクログラムを
6ミクログラムのEC0RIで分断したE、  ten
ella D N AとT4DNAリガーゼを用いて接
着した。その接着したDNAの20ミクログラムをファ
ージ粒子中にin  VitrOで封入し、5×106
個の組換ファージ粒子のライブラリィを得た。 合成オリゴヌクレオチド。 TA4抗体の17゜OOO
ダル1〜ンのペプチド成分をコードした遺伝子部位に相
補的なオリゴヌクレオチドのプローブ(検針)を、B1
03QarCh 5aIIII (Biosearch
、 IncSan Raf5el、 CA)を用いて合
成した。適切な部位に予期されるDNA配列は17,0
00ダル1−ンのペプチドの示すアミノ酸配列から推定
した。遺伝子コードの二義性の為、正確なDNA配列は
予測できない。DNA諸配列配列合物より成る゛混合検
針″を設計して合成した。そのうちの1つは17,00
0ダルトンのペプチドに対して遺伝子完全相同適合性が
あるべきである。 オリゴヌクレオチドC0D92は、ペプチド■1の6か
ら12のアミノ酸に基づいていた。(例5の17,00
0ダルトンのペプチドのアミノ酸配列を見よ) これは256個の異った配列を含む。オリゴヌクレオチ
ドC0D92の構造は次のようである。 G  八  AGA   へ 3’−CC八[■ へへ CGAAT  AT  GG
−5’丁  GGTGG CC アミノ酸配列:Gj!y  Asn  Phc△ia 
  Tyr   Tyr   Pr。 オリゴヌクレオチt’ COD 94 ハ、17.00
0ダルトンのペプチドv2の3から6のアミノ酸に基づ
くものであった。それは64種の異った配列を含んでい
た: GAG 5’  −TGGAA  ACAGA  AT八へG−
3’  でTGT CC アミノ酸配列:rrp  Lys  ThrGlu  
Ij!e  cys オリゴヌクレオチドC0D108はペプチドV1の25
−30のアミノ酸に基づくものであった。 これは16種の異った配列の混合より成る。オリゴヌク
レオチドC0D−108の構造は:TG     TG 3’−CT  八T  ACCTT  CCCC−5’
  でCA     CA アミノ酸配列は:GItu  Tyr  TrpしyS
  Gly G1’J。 E、  tenellaのゲノムDNAライブラリィの
組換ファージは、シャーレ当り2−3X104に及ぶ高
密度で15c量のシャーレにプレートした。各シャーレ
のニトロセルローズ濾紙レプリカは、BentOnとi
+av r sの方法(3)に従って調製した。 これら濾紙は次に適切な合成オリゴヌクレオチドと共に
保温した。すなわち(32P)−dATPとT4ポリヌ
クレオチドキナーゼで高比放射能にラベルしたものであ
る。オートラヂオグラフイーで、ポジティブのプラーク
を同定した。オリゴヌクレオチドのC0D−92と10
8との両方に交雑したプラークだけが、ポジディプと記
録された。 交mDNAを含む濾紙部分に相当するシャシの部分にあ
る。寒天小片を切り取った。そのファージは溶出し、低
密度(20〜100/プレート)で再接種し、3つのオ
リゴヌクレオチドのプローブ全部について再篩別した。 純粋な分離ポジティブのプラーク又はクローンを取上げ
た。ファージ108−1は、オリゴヌクレオチドC0D
−92と強く交雑し、オリゴヌクレオチドC0D−10
8と94とにゆるやかに交雑する。E、  tene+
+aイオサー1−の精製と特性判定のためファージ10
8−1はより大規模の培養を行った。ファージ108−
1の性能検定の結果、5.500PA基対がEC0RI
挿入されている事がわかった。 108−1の5.500塩基対EC0RI断片挿入は、
ファージベクターからブラズミドpUc9にザブ−クロ
ーンしたく78)。その組換ブラズミドは、種々の制限
エンドヌクレアーぜで分断し、ゲノムDNAクローン中
でかなめとなる制限位置の決定に用いた。DNA内にお
ける制限分断位置は、17.000ダルトンのペプチド
遺伝子の位6と方向を決定し、EccRIによるゲノム
DNA断片の順序づけの策を立てるに必要である。 その制限酵素分断位置地図はFig2に示しである。1
7.000ダルトンのペプチドの遺伝子位δと向きとは
この地図に示しである。 TA4抗原の17.000ダルトンのペプチド成分の遺
伝子で含むものは、S a n g e、rのデオキシ
法(62)で種々の制限酵素による断片を用いて配列を
決めた。DNA合成のブライマーは、C0D−92,9
4および108のオリゴヌクレオチドにも、他のオリゴ
ヌクレオチドと同様に含有されていた。このDNA配列
はFig、3に示す。 Tへ4抗原をコードした遺伝子の構造。 DNAの配列は、アミノ酸配列分析で予191シたもの
と一致する。更に、蛋白質配列では明確でなかった特性
がこの遺伝子には3ツあった。蛋白質配列からの情報お
よび分泌性蛋白質の構造についての一般的情報を用いて
Tへ4抗原の遺伝子の構造が解明された。 スポロ勺イト膜の17.000ダルトンのペプチドの既
知のアミノ酸末端から01n−As p−Try・・・
(例5を見よ)この遺伝子が上流23個のアミノ酸を余
分にコードしている事は明白である。このDNA配列は
、典型的な”シグナル″配列で、多くの分泌蛋白質又は
膜蛋白質の遺伝子にあるアミノ酸末端で見られるもので
ある(4,34)。これのコードするペプチドは、それ
らの合成位置(f(l脂質)からm脂質膜或はここを通
って蛋白質を輸送するのに必要なものである。このシグ
ナルペプチドは、分泌の過程で除去されるのが盾である
。TA4抗体はシグナルペプチドで作られるのは驚くに
当らない。何故ならば、この蛋白質が胞子体の外面に達
するためには、細胞質膜を通過する可能性が最も高いか
らである。このシグナル配列のアミノ末端は、Metゴ
ドンと考えられる。本質的には、それはどの蛋白質の場
合でも合成開始はメチオニンからである為である。 この遺伝子には3ケ所で、DNA配列が蛋白質の配列符
合しない部位がある。第1は、既知の熟成17.000
ダルトン蛋白質の配列のVa*−7のためのコドン内に
ある101塩基対の部分である。第2は、17.000
ダルトンのペプチドのGj!V−65とGj!y−66
のためのコントンとの間にある114塩基対の配列であ
る。第3は8000ダルトンのペプチドのASD−18
6コドンの中にある124塩基対の配列である。これら
三つの配列は、多くの真核生物遺伝子のコード部分内に
見られる典型的イントロン構造である。 これらはmRNAの前駆体の中にあって゛ゝスプライシ
ング″で知られるRNAl1i換機構によって除去され
中断されていないコード配列を、成熟mRNAに作る。 ゛スプライシング接点″附近のDNA配列は、他の真核
生物遺伝子〈65)に見られるものと一致している。 17.000ダルトンのペプチドの配列は、コドン15
7と158とに相当する。GIV−G1y配列で終ると
思われる。我々は8.000ダルトンのペプチドを、A
Na−162に始まりGlu−18Bに及ぶ配列で同定
した。コドンの159から161に当るArg−Arg
−1euのペプチド配列は未だ見付かっていない。この
二連ペプチドが他の蛋白質、例へばインシュリン(71
)、の分割と同じ義構で除去される可能性がある。従っ
てTA4抗原の2つのペプチドは、連続したヌクレオチ
ドの配列でコードされ、少くとも1つの蛋白質分解段階
がAj!a−162点から始まる8、000ダルトンの
ペプチドを発生させる。 例  7 胞子形成中のTA4抗原の1 胞子形成のどの時期にTA4抗原が発生するかを決める
ために、特定のモノクロナール抗体Ptn9.9012
との免疫反応によってその出現を測定した。モノクロナ
ール抗体ptn9.9D12は、TA4抗原と反応する
胞子体中相性のモノクロナール抗体である。還元条件下
では、TA4抗原のモノクロナール抗体Ptn7.2A
4/4との反応性が破壊される。しかし、還元状態″C
−8is  PAGE  ウェスターン プロット上で
は、モノクロナール抗体のPtn9.9D12はTΔ4
抗原の17,000ダルトンのポリペプチド成分と反応
する。 最終PBS洗滌の直後に開始して(例1を児よ)1X1
07卵嚢を含む等分した部分標本を24時間まで4時間
の開隔で取り出し、更に胞子形成開始後36時間から4
8時間にも取り出した。胞子形成卵嚢は7−800XQ
で10分間遠沈し、上澄を取り除いた。遠沈団塊はドラ
イアイス/メタノール浴で急凍結し、分析に用いる迄−
70℃で保存した。 各団塊は20118のTris−HCl(DH7,5>
、50mHのMOCI   、25+nHのNaCj!
と同容積のガラス玉の中で解凍した。!しく、10分間
の[1をした後、200ミクロリツトルの2XSDS試
料入り!!街荷液35〉を加えた。試料は3分間沸騰さ
せ、遠沈して屑を除き、各試料の25−50ミクロリツ
トルをSDSポリアクリルアミドのゲル(25%傾斜)
に加え分析に供した。蛋白質はニトロセルローズのシー
トに移した(5.75)。ニトロセルローズ上の蛋白質
吸着位置の残っているものは、3%の(W/V)ゼラチ
ン、10mHのTr i 5−HCj! ([lH7,
5>、150mHのNaCj!と、0.05%(*/V
)のNaN3とで30分間室温でブロックした。ニトロ
セルローズ濾紙は、モノクロナール抗体Ptn9.9D
12 (3%(W/V)の牛血清7 ルy ミン、10
11114のTr i 5−HCl (pH7,5) 
、1501HのNaCj!と0.05%(w/v)のN
aN3中に約10ミクログラム/d)と終夜4℃で保温
した。そのニトロセルローズ濾紙を、5O−100dの
抗体稀釈緩衝液で3度洗滌の後、附着したモノクロナー
ル抗体Ptn9.9D12の位置と伍とをVeCtaS
tainOA B CキットのマウスIgG用(Vec
tor  Laboratories、  Inc、、
Burlingaie、CA)を用いて決定した。その
二1へロセルローズ濾紙は、ビオチニー化した抗マウス
IQG(80ミクロリツトルのビAチニイル化抗マウス
抗体と80ミクロリツトルの正常馬血清とを21の抗体
稀釈緩衝液に入れたもの)に浸して、ゆるく30分間室
温振盪をした。ニトロセルローズif!紙を、50〜1
00dのNaN3を含まない抗体稀釈緩衝液で3回洗滌
した。このニトロセルローズ濾紙は次に、Vectas
tainoA B C試薬で30分間室mに保GLだ(
80ミクロリツトルのAvidinQ H試薬Aを80
ミクロリツトルのビオチニイル化した西洋ワサビのパー
オキシダーゼ試薬BとをN a H3を含まない抗体稀
釈!1圀液の15戒で混合し、濾紙に添加する前に30
分間前保温を施したもの)。3回の洗滌後、添着した西
洋ワサビのベルオキシグーゼを4−クロロ−1−ナフト
ール(sigmaChemical Co、、 St、
 Louis、 NO) 、で呈色し測定した。このプ
ロットは、呈色液(3mg4−クロロ−1−ナフトール
/iメタノールと5ミクロリツトルの30%の過酸化水
素とを、10dの10IIIHTr i 5−HCl 
(+187.5)  と15QmHのNaCj!中にと
混ぜたちの2td)で10〜30分間保温した。Ptn
9.9D12中の反応性物質の位置と吊を示す紫色バン
ドが現机だ後に、その二!ヘロセルローズのシートを2
回水洗し、風乾して、暗所貯蔵した。 TA4抗原の17000ダルトンのポリペプチドは、モ
ノクロナール抗体Ptn9.9D12と免疫反応をする
が、この成分は、胞子形成開始後16から24時間に現
れ始め、その後経続する(図1)。この16時間は、胞
子形成中の卵嚢内でスポロサイトになるはずの4つの構
造が伸長を始める時に相当する。 例  8 TA4抗原をコードしたmRNAの)111と同、−c
DNAが合成される前に、TA4抗原をコードするmR
NAが胞子形成のどの時期に現われるかを決める必要が
あった。2.5−5X108の卵嚢を含む等分した部分
標本を4時間間隔で無菌的に取出しく時間ゼロを含む)
、胞子形成開始後36時間後から48時間迄も同様に取
出した。この胞子形成中の卵nは7−800XQで10
分間遠沈にかけ、上澄を取除いた。その遠沈団塊はドラ
イアイス/メタノール浴で急速凍結し、RNAが分離さ
れる迄−70℃で保存した。 各団塊を、約10倍容積の5Mのグアニヂンチオシアネ
ート、2QmHのTris−HCl(pH7、5) 1
0mHのEDTA、5%(■ハ)のベーターメルカプト
エタノールとの中で解凍し、その卵嚢を等容量の1.0
a+mガラス玉と混ぜて10分間の強振して速かに破砕
した。この試料を2%(W/V)のN−ラウロイールサ
ルコシンに入れた後、約8,0OOxqの遠沈に室温で
かけて屑を除去した。RNAは上澄からcsczクッシ
ョンの沈降(76)で分離した。 そのRNAの団塊を、201118のTris−HCj
!  (pH7,5)  と5QmHのEDTA (p
118.0>、0.2%のSDSと100単位/dのR
N asinTH(Proiega Bio℃ec、 
Hadison、旧)及び10mHのベータメルカプ1
へメタノール中に再懸濁した。フェノールクロロホルム
:イソアミイルアルコール(24:1)とクロロホルム
:イソアミイルアルコール<24+1)とで交互に2回
づつ抽出した後、そのRNAを沈澱させて一20℃でエ
タノール中に貯蔵した。全RNAで約100−300ミ
クログラムが、2.5−5.5X108の卵貴から分離
された。 ポリAを含むRNAはオリゴ−dTセルローズクロマト
グラフィ(2)で分離された。 全RNAを10108のTr i 5−HCJ! (1
)f17.5)、1mHのEDTAと0.2%(w/v
)のSDSと0.4MのしiC1中に入れて、オリゴd
Tセルローズ カラム(Type3、Co11abor
ative Re5earch、 Inc、、 Lex
inaton、 HA )にかけた。RNAはLiCj
!を含まない同じ緩衝液で40” において溶出された
。約5−15ミクログラムのA” RNAが2.5−5
.0x108の卵嚢から分離された。 cDNA合成の鋳型としてポリA  RNAを使う1盲
に、TA4抗原をコードしたmRNAの存在実証する事
が必要でった。TA4抗原のmRNAが存在づる事は、
種々の胞子形成段階の卵嚢から得たポリ△ RNAをT
A4蛋白質をコードするクローンから得たDNAと交雑
する事で実証された。胞子形成中の各時点のポリA  
RNAの2ミクログラムをフォルムアルデヒドを含むゲ
ルで電気泳動した(44)。そのRNAをニトロセルロ
ーズ濾紙に移し、ノーザン プロット分析にかけた。こ
のニトロセルローズ濾紙を、E、tenellaのゲノ
ムのクローンで、予め[32P〕−dATP(44)で
ニック翻訳しである108−1(Figure5 )と
呼ぶ785塩基対の3acニーPvu IF断片で検索
した。TA4抗原をコードするmRNAは胞子形成開始
後約16−20時間後とそれ以後に存在した( Fig
ure6 )。TA4抗原のmRNAが現れる時間は、
TA4抗原の17゜OOOダルトンでウェスタン プロ
ットでモノクロナール抗体Ptn9.9  D12と免
疫反応するサブユニットの出現と完全に一致する。これ
らの実験から、胞子形成段階から得たmRNAは、cD
NAをTA4抗原でコードさせるのに使用し1!7る事
を実証した。 例  9 TA4抗原をコードするcDNAクローンの分離と特性
検定 cDNA TA4抗原をコードするヌクレオチドのシーケンスは、
容易に生育する、例へば大腸菌のような細胞の遺伝子と
して用い、ある種のEimeriaで起る鶏コクシジウ
ム症の予防!B種用TA4蛋白質生産に用い得る。TΔ
4遺伝子(Figure5 )には、三ケ所に、DNA
のシーケンスが蛋白質のシーケンスと合致しない部分が
ある。これら3つのシーケンスは、多くの真核生物遺伝
子のコード部位内に典型的に見出されるイントロンであ
る。しかし、大腸菌では、イントロン付の遺伝子は本来
の蛋白質として発現されないので、TA4抗原をコード
するcDNAのクローンを分離する必要があった。 このクローンは、TA4抗原をコードするシーケンスを
一つながりで含んでいる。 cDNAの合成 短連して、例3に述べたように分離した胞子形成卵11
mRNAは、Ullrichその他(76)に述べられ
たようにへMV逆転写酵素の活動でcDNAに転写され
た。転写は、TA4抗体mRNAの3′−ポリアデニン
化した末端にJ5いて、オリゴ−6丁をプライマーとし
て始まる。第二のDNA鎖は、DNAポリメラーピ1(
クレノフ断片)を用いて複写した。2ミクログラムのm
RNAから、340n(IのcDNAを11だ。 詳細には、2ミクログラムのオリゴ−dT(12−18
ヌクレオチド、PharmaciaMolecular
 Biology Division、 Piscat
away、 NJ)は、2ミクログラムの純化rr+R
NAと501n14のNaCjの存在下でアニーリング
させた。この除冷接着反応は90℃に熱して後、徐々に
冷却するものである。逆転写酵素の反応には、デオキシ
ヌクレオシド三燐酸(A、T、G、Cの4種)を0.5
mHのと40単位の酵素(Holec旧arGenet
ic Re5ources、  ■ampa、 FL 
)に加へた。逆転写反応緩衝は、次の如くである:15
mHのTr i 5−H(、f!、 t)H8,3と2
1 mHのKClと3mHのMoCl3 と0.1mH
のEDTAと30mMのベーターメルカプトエタノール
。この混合物は、42℃で45分間インキュベートした
。このRNA−DNA複鎖はフェノール クロロフォル
ムで1回抽出し、次に、エタノールで沈澱させた。 団塊にした試料は、次に100ミクロリツトルの、次に
示す諸量による反応混合物に再懸濁した:20mHのT
r i 5−1−(Cl!I)87. 5と5mHのM
gCl2と10On+HのKClとそれぞれ250m)
lのdATP、dCTP、d丁TP、dGTP。 RNA分解酵素1−1(100単位/dのPharma
Cia Mo1ecular Biology Div
ision。 piscataway、 NJ)およびDNAff1合
酵素I −・・にIenow断片(50単位/ tdl
 Boehrinaer Hannheim。 Indianapolis、 IN )とを、合併し、
12℃で60分のインキュベートして反応させた。これ
ら酵素の合併活性で、そのRNA−DNA複鎖からrl
NAを取り外す、それは最初のcDNA鎖が次のcDN
A量の合成として用いであるためである。この反応は、
EDTAを最終濃度を1QmHに加へる事で止め、次に
DNA複鎖をフェノール:クロロフォルムで抽出しエタ
ノールで沈澱さヒた。 DNAポリメラーゼ■とRNAゼHの反応順序は、3′
と5′の両端で整末端のcDNA分子となる事を予想さ
れた。3′末端が整末端である事は、以後のcDNAク
ローニングに必要である。 TA4のcDNAライブラリーの構築 DNAは、100ミクロリツトルの滅菌水に再懸濁した
。cDNAを蔵書としてクローン化するには、ゲノムの
クローン108−1のDNAシーケンスから決定しであ
る制限分断位置を用いた。 1つの5aCI位置が、TA4抗原の1.7000ダル
トンの成熟サブユニットのN−末端グルタミンの直ぐ上
流にある。5acI(5011位/d>によって、6I
IIHのT r i S−1−1c1(tll+7.4
 >と6111HのMgCl2と6IllHのベーター
メルカプトエタノール存在下で、60分間37℃で約5
0ngが消化された。 この試料は、フェノール:クロロフォルムで再抽出し、
エタノールで沈澱した。クローン化の段階として、pU
C18ベクター(56)を用いた。 そのベクターは、Sac Iと3marとでン肖化を施
してあった。SmaIは、cDNAの3′末端のりガー
ゼ接着に必須な整末端位置を提供した。 そのリゲーション反応は、40n(+のベクターDNA
と50r+oのcDNAとを用いて行った。リケーショ
ンハ、5QmHのTr i 5−HCj! (Dl17
.8)と1011IHのMaCj!2と20mHのヂチ
オスレイトールと1.Oa+HのrATPとのりガーゼ
瑳液液に1lii位のT4DNAリガーゼを用いて1夜
12℃で行った。 組換DNA分子は、次に形質転換で大腸菌に12、系統
MH1に導入した。この形質転換バクテリアは、抗生ア
ムビシリンを濃度50ミクログラム/d含何する寒天プ
レートに拡げた。プラスミドDtJC18(56)はア
ムビシリン耐性遺伝子を持つので、組換プラスミドを得
たバクテリアだけが生き残った。これらのバクテリアは
各々生育してバクテリアコロニーを形成するため分裂し
た。 コロニー中の各細胞は最初の親細胞の子孫であって、同
一の組換プラスミドを保有する。約6700のクローン
が組換ブラズミツド作用のため50ナノグラムのcDN
Aから得られた。 T△4  cDNAクローンの同定 このcDNAライブラリーは、GrunSteinとH
ogness  (20)に述べである高密度スクリー
ニング法でコロニー交雑によりスクリーニングした。ゲ
ノムクローンの75塩基対の5acI−PvuI[断片
は純化して、ニック−翻訳(44)によつ32Pで標識
した。ポジティブのクローンは同定し、純化して、又プ
ラスミドDNAは更に分析するために分離した。ポジテ
ィブのcDNAのクローンに対する制限酵素分析は、ゲ
ノムのクローンにおける地図と合致した。pTCD26
と呼ぶクローンのcDNA挿入は、ゲノムのクローン(
62)に対応するように作ったオリゴヌクレオチドを使
ったヂデオキシ配列決定により配列を行った。cDNA
  pTCD26クローンの塩基配列は、図表7に示す
。このcDNAのクローンは、大腸菌の系統JM83に
形質転換をし、そのJM83 / pT CD 26 
トI’fi定シタ系統はAmericanType C
u1ture Co11ection、 Rockvi
lle、 HD、に奇託し、ATCC受入番号5331
5を付与された。 この寄託は、Budapest  条約にもとづくもの
である。 そのDNA配列は、ゲノムのクローンから予
測されていたものである。そのcDNAから予測された
アミノ酸配列は、蛋白質の微母配列方法から得たアミノ
酸配列と一致した。 例  10 大腸菌内におけるcDNA誘゛TA4 原 −子の発現 cDNA誘導のTA4A4直接発現プラトミド築 cDNAのクローンは、TA4蛋白質を細菌内で合成す
る遺伝子を提供する。ただし、そのcDNAは大腸菌内
で転写と翻訳をさせるに適切な信号を含まない。従って
、クローン化したcDNAは、大腸菌中で挿入されたc
DNAの蛋白質合成を上流ではじめるため、RNAポリ
メラーゼとリポソーム添着位置に対する強い催進要素を
含む発現ベクターに挿入された。ここで用いられるとお
りTΔ4蛋白質という用語は図表7のcDNAの発現産
生物又は組換TA4誘導物質で細菌宿主細胞内で生成さ
れたいかなるものをもいう。TA4抗原という用語は、
ゲノムのTA4DNAにより発現された自然発生の物質
をいい、胞子小体の表面に存在するか、又は胞子小体か
ら分離精製されたものを指す。 発現ベクターのpWHA33とpWHA63とは、31
1i遺伝子を挿入すれば、大腸菌でそれが発現できるよ
うに構築したものである。その技術に熟達している者に
は既に知られている他の適切なプラスミドも同様に使用
できる。プラスミドpWHA33とo W HA 63
とは適当なプラスミドの2例である。pW l−(A 
33プラズミドは、3つのプロモーターiac、 La
mbda  PRおよびtrp)を持ち、いずれも挿入
された遺伝子の転写を指令する。これらプロモーターと
、プラスミドpDR450からのプロモーターtac(
61)PharmaCia Mo1ecular Bi
ology Division。 Piscataway、 NJ)とを種々の組合せで所
持するプラスミドを構築した。プラスミドpWHΔ33
とpWHA63との構造は図表8に図示する。 TΔ4蛋白質を大腸菌内で合成させる1つの方策は、リ
ポソーム添着点と、コーディングするシーケンスの前に
、メチオニンのコドン(ATG)を単に供与することで
ある。そのような直接発現プラグミドをTA4蛋白質用
に構築するには、cDNAクローンであるpTCD26
を5acIで分断して、次にDNAポリメラーゼエであ
るにIenow断片で処理して両端を整末端にする。オ
リゴヌクレオチド連結因子であるC0D−15°4を整
へた5acI分断末端に結紮して蛋白質合成を開始させ
る△TGコドン及び、pWHA63のBamt−11位
置に挿入してクローン化する時に要る3amH1位置を
提供する。C0D−154の構造は: リポソーム添着点 CATΔAGGATCCTTATG ヘ            −r f38 m I−11の位^  開始コドンC0D−1
54の開始コドンへTGの直前にTTを挿入すると、翻
訳開始の効率を高める。 リガーゼでオリゴヌクレオチドC0D−154をDTC
D26の整末端に接着した後、その産物をBamHIで
消化した。TA4m伝子m金子1276塩基対の断片は
ポリアクリルアミドのゲル上で純化し、次に発現ベクタ
ーpWHA63のBamHI位置に結紮して、プラグミ
ドDDET1を製作した。DDETIの構造は図表8に
より図示表示する。もう一つの直接発現プラグミドpD
ET2は、1)DETIから、E)DETlをHind
I[[で消化してlambda  P Rとlambd
aCIとを含むHindl[断片を取除き、残部を再び
リゲース接看して構築した。1)DETIとpDET2
の直接発現ベクターは、大腸菌の系統REN3に形質転
換導入した。 組換DNAおよび寄生微生物でここでREN3/pDE
T1およびREN3/pDET2として述べられている
ものは、Ai+ertcan Type Cu1tru
eCollection、 Rockville、 8
0に寄託し、ATCC受入番@53316および533
18を付与されている。これらの寄託は、Btldap
eSt条約にもとづくものである。 クローン化した遺伝子産物の大腸菌 八 と析 pDETlとpDET2を内蔵する細胞の溶解物は、T
A4蛋白質の有無について分析した。 pDETlとpDET2とによって合成された蛋白質は
、細胞溶解物を、E、  te0e11aTA4抗原の
、還元して変性させた17,000ダルトンの蛋白質に
対して生成したマウス抗血清と共にウェスターンプロッ
ト検索で同定し、た。 pDETlとpDET2の発現は、先ず大腸菌系統W3
110(W3110は、野生型LOn+プロテアーゼ遺
伝子を保有する)で分析した。、W3110/pDET
1およびW3110/pDET2の培養物は、し−ブロ
ス(10g/j!のトリプトン(Dirco )と5 
g/j!の酵母エキス(Dirco )と、53/lの
NaC1とをN aOHでpH7,5としたもの)に1
00ミクログラム/dのアムビシリンを加へて生育させ
た。最適の発現を得る為に、培養物は30℃で細胞密度
が1−5X108/dになる迄振盪培養し、新しい培養
液で1:5に稀釈し、37℃で2から6時間振盪培養し
た。遠心分離で細胞を収穫し、M9塩(6g/lのNa
2HPo4と3g/lの K l−I  P O4と0.5SJ/j!のNaC1
と1g/1のNH4Cf)中で洗い、5X10  /成
密度でLaemml iゲル資料Wlli(35)に再
懸濁した。 12ミクロリツ1〜ルの資料を10分間、100度に熱
し、12−1/2%5DS−PAGEにかけ、coom
ass+eブルーで染めるか、又はニトロセルローズ薄
片に移して1:1000稀釈のマウス抗血清により上述
したような還元変性した17.000ダルトンのTA4
ボリブチドを検索した。 TA43ff伝子のDDETlおよびCIDET2内で
の発現は、大腸菌のW3110系では非常に低い。25
.000ダルトンのT△4蛋白質は、単に稀薄にウェス
ターン プロツー−に現れ、全細胞溶解物のCooma
ssicブルーで染めたポリアクリルアミドのゲルでは
バックグラウンドの色の上には可視できず、この蛋白質
の合成量が大腸菌の全蛋白質の0.5%以下であること
を示唆している。 見かけ上の、pDE丁1およびpDET2の低発現は、
TA4蛋白質が大腸菌W3110内で不安定なためであ
ったと思われる。その他の真核生物蛋白質も、大腸菌で
合成されると不安定である事が示されている(18)。 従って、プラスミドpDET1とpDET2とがIon
プロテアーゼを欠く大腸菌系統MTM6 (7)に形質
転換導入した。MTM6はLon系AB1899(CG
SC#1899)の非ムコイド誘導体である。 TA4遺伝子のpDETlおよびpDET2内での発現
は、系統MTM6 (Lon−)で大幅に増進している
。発現はW3110について上述のように分析した。図
表9では、W3110(Lon+)とMTM6 (Lo
n−) で(DpDETlの合成を比較している。pD
ETlからpDET2かいづれかのDNAを内蔵する系
統は、’M元Lt:変性シタE、  tenella 
T A 4抗原に対してつくられたマウス抗血清に免疫
反応を示す25.000ダルトンのポリペプチドを生産
した。これらの結果は、TA4抗原遺伝子がコードして
いる25,000ダルトンの蛋白質が、LtQnell
a内ではジスルフイツドボンドにより結合した17.0
00ダルトンと8,000ダルトンのポリペプチドに分
断されているが、この翻訳後の処理は大腸菌内では起ら
ないことを示している。 溶解した材料を遠心分離法により可溶成分と非可溶成分
とに分ける場合、大部分の25.000ダルトン蛋白質
は不溶性の細胞溶解物の断片内に偏在する(図表9)。 この非溶解性蛋白質は胞子体膜中でTA4抗原を認識す
るか、又はジスルフイツドボンドを還元することなく胞
子体膜から抽出した単クローン抗体Ptn7.2A4/
4と免疫反応を示さない。 pDETlとpDET2との発現度tよLon”の大腸
菌で低いため並びに、1on−大腸菌は大規模培養を行
うのには非実用的であるために、丁A4蛋白質は他の蛋
白質との融合によりそれを安定化した。適当な蛋白質は
如何なるものでも、この蛋白質融合に採用することがで
きる。以下の例では、適当と思われる2つの蛋白質のみ
を図示することにとどめる。即ち、ベータガラクトシダ
ーゼおよびプロキモシンである。 例  11 ミドの構築 プロテアーゼ欠失系統において、遺伝子工学で作るTA
4蛋白質の最大数組をうる1112寮は、TA4蛋白質
が正常大腸菌細胞内での劣化によることを示唆している
。TA4遺伝子融合ブラズミドの構築は、TA4蛋白質
を大きな蛋白質に付着させることにより、TA4を大腸
菌内で安定させるという理由によるものである。数種の
真核生物蛋白質は、融合蛋白質(17,28>としてバ
クテリア内で、安定性が更に高くなる。 組換プラスミドpBGG23は、雑種で、べ一ターガラ
ク1〜シダーぜTA4抗原の融合蛋白質の発現用に構築
したものである。それは100調節部位を含むブラズミ
ツドpDK2で、実質的にはブラズミツドDBR328
のEC0RIに挿入されたlambda plac  
(22、62)からのベーターガラクトジターぜ遺伝子
(1008コードン)から、及びcDNへクローンpT
cD26から誘導される。pBGC23の構築は図式に
て図表10に示す。pDK2以外の安定したプラスミド
も使用可能である。プラスミドpDK2は適当なプラス
ミドの1つの事例である。 TA4のcDNAシーケンスを含むpTCD26から得
た1276塩基対のECORl−Bam1−II断片は
、pDK22を01出するため予めEC0RIとB a
 m HIにより消化されているブラズミツドpDK2
にクローン化されたものである。 クローンoDK22は、予期したプラスミドを含み、そ
の中ではTA4cDNAのシーケンスがベーターガラク
1ヘーシダーゼのコードシーケンスのC末端部に、融合
化されていたものである。しかし、このプラスミド中で
は、cDNA誘導によるTΔ4の]−ディングシーケン
スが、ベーターガラクトジグ−ぜのものと同一位相には
ない。従って、プラスミドDDK22は、EcoRIで
消化され、DNAポリメラービエにlenow断片で処
理し、次いでT△4のコーディングシーケンスを正当な
読取り枠にはめるため再結紮された。このプラスミドは
pBGc23として指定されたもので、ベーターガラク
トシダーゼ<1aCZ)のC−末端部に融合したTA4
の蛋白質からなる蛋白質をコード化する雑種遺伝子を含
む。pBGG23は大腸菌の系統JM83とREN3と
を形質転換するために使用された。 その組換DNAと、REN3/pBGC23としてここ
に述べるその宿主微生物とは、^mericanTyp
e Cu1ture Co11ectton、 Ito
ckville、 HDに寄託し、ATCC受入番号5
3317を付与されている。この寄託は、Budape
st条約にもとづくものである。 クローン化遺伝子産物の発現と分析 pBGC23にコード化された蛋白質は、事例10によ
る記述どおり純化、還元、変性した17゜000ダルト
ン分単位のE、tene11aTA4抗原に対し、マウ
ス血清を使用して細胞溶解物のウェスタンプロットを検
索することにより同化したものである。JM83/DB
GC23およびREN3/C)BGG23は、0.1%
のブドー糖と100ミクログラム/dのアムビシリンを
補足されてし−プロスで培養した。培養物は37℃で1
晩振とうし飽和状態に生育させた。i[1I11は遠心
分離により収穫し、M9塩中にて洗浄し、5×109/
dの密度でLaemmliゲル資料緩衝液に再懸濁した
。 この資料の20ミクロリツトルは10分間100℃で加
熱し、7−1/2%の5O8−PAGEにかけ、そして
Coomassieブルーで染色するか、又は、ウェス
ターンプロットにかけるかの何れかによった。 染色、免疫汚点付けしたゲル(図表11)は、予期した
135,000ダルトンの融合蛋白質がJM83/I)
8GC23およびREN3/DBGC23の培養で合成
されているが、JM83単独では合成されてはいないこ
とを示した。そのウェスターン プロットは、その蛋白
質がE。 tenella T A 4抗原の還元、変性したもの
に対しマウス清面を使って免疫活性であることを示す。 図表8は、その蛋白質が細胞溶解物の不溶性断片中にあ
る事を示す。上述のように生育された培養物は、リソザ
イムとEDTAによる処理後超音波でFJ解し、次に細
胞膜は2%のトリトンで1晩4℃にて溶液化されたもの
である。不溶性物質は、遠心分離法により収集され、1
35.000ダルトンのpBGc23の産生物はこの断
片中にあった。 ρBGC23の蛋白質は大腸菌で高水準で合成されてい
るが、しかし不溶性であり、単クローン抗体、Ptn7
.2A4/4に反応しない。更に、この不溶性pBGC
23蛋白質はマウスに注射した場合、天然のTA4抗原
と交叉反応をする抗体を産生しない。 例  12 E、C0LI中のプロキモシン融合タンパク質としての
TA4タンパク質の発現 ρDET1、pDET2またはpBGc23を含む細胞
が生成したタンパク質は大部分または全体的に不溶性で
あり、そのため明らかにモノクローナル抗体Ptn7.
2A4/4に対し活性でない。不溶性で不活性な形で旦
、C01i中で生成されたその他の真核タンパク質は可
溶性となり、その活性をとり戻すことが認められた。こ
のようなタンパク質の1つがウシのプロキモシンである
。 TA4cDNA配列をプロキモシン用に開発された方法
により可溶化及び活性化された不溶性融合タンパク質の
生成のためにウシのプロキモシンと融合させた。融合タ
ンパク質の特有の再結合の範囲は、キモシンの活性を追
跡することによりモニターすることができた。 プラスミドコード化プロキモシン−TA4融合タンパク
質はTA4cDNA配列をクローン化されたウシのプロ
キモシン遺伝子p W l−I A 43に組み入れる
方法すなわちそれはE、coli中の安定ではあるが不
溶性型のプロキモシンの合成を指令するもので、その方
法により作成された(47)。その伯のプラスミドも利
用できるものがある。適切なプラスミドの1つはpWH
A43である。 プロキモシン−TA4遺伝子融合を構築するためl) 
W HA 43を図12に示すようにD W HA 9
3に転換した。初めにtacプロモーターpDR540
(61)を特定制限エンドヌクレアーゼ置換によりp 
W l−I A 49を生成するためtroプロモータ
ーに2換した。次にプロキモシンの正常停止コドンをp
 W f−I A 93を得るために、pMH22の修
飾プロキモシンC末端部位にDWHA49のプロキモシ
ン遺伝子のC末端部位を置換して取り除いた。oMt−
122はcDNAのクローンP5G3の遺伝子の半分の
C末端を含み、そのC末端はプラスミドpuci s中
のポリリンカー及びβ−ガラクトシダーゼ遺伝子フラグ
メントのプロキ[シン3c11位(停止コドンの欠失位
)は融合されたちのである。プロキモシン−T’ A 
4 遺伝子融合の構築では1294bDのフラグメント
pcoc12をEcoRI及びPStlの酵素と消化さ
せてcDNAクローンDTCD26から取り除き、次い
でDNAプラント末端を形成するためにヤエナリヌクレ
アーピと消化させた。プラスミド1)WH△93をXb
aIと消化させ、ヤエナリヌクレアーぜと処理し、プラ
ント末端ベクターを組換えプラスミドpcOc11を生
成させるためTA4cDNA配列(ヤエナリヌクレアー
ゼ処理後の1286bo)を持つプラント末端と連結し
た。この連結後TA4誘導配列はプロキモシンのコード
配列の読み取りフレームからはずれていることがわかっ
た。読み取りフレームを変えるためpcOcllを5a
C1及びヤエナリヌクレアーゼと消化し、次にpcOc
l 2を生成させるため再連結を行った。pcOcl 
2の構造は図13に図表として示した。プラスミドpc
Oc12をNar工の消化及び再連結による2つのNa
rIフラグメントの除去により、プロキモシンまたはT
A4配列を欠失せずにプラスミドの量を減らして、pc
Ocl4に修飾した。プラスミドpCOC14を5ph
iとの消化及び再連結による2 49 bpS ph 
Iフラグメントの除去によりpcOc20に修飾した。 1)COC20のプロキモシン配列中の249ヌクレオ
チドの欠失は正しい読み取り枠を保持しており、融合タ
ンパク質のプロキモシン部位の83アミノ酸の欠失を生
じることになる。 発現研究のためpcOcl 2及びpcOc20をRE
N3菌株、CY15001のバクテリオファージT1耐
性誘導体、W3110のuR誘導体中に形質転換した。 REN3/pcOc12及びREN3/pcOc20と
してここで記述する組換えDNA及び宿主微生物はメリ
ーランド州ロックビルのアメリカン基準培養収集社に預
託され、ATCCの受は入れ番号がそれぞれ53314
及び13313とつけられた。これらはブタベスト条約
にもとづいて実施された。 クローン化した遺伝子生成物の発現及び分析DCOC1
2及びpcOc20DNAによりコード化されたタンパ
ク質を、事例10に記述するとおり、電気泳動及びニト
ロセルロース紙への移動による分別法に従い免疫学的に
同定した。 REN3/DCOC12及びREN3/pcOc20を
0.1%グルコース及び100μ’J/dアンピシリン
を加えたし一ブイヨン中で30℃1晩撮とうして飽和し
た。細胞を遠心分離により採取しM9塩で洗浄し、La
elllllliサンプル緩衝液に再懸濁した。サンプ
ルを100℃で10分加熱しSDS中で10%ポリアク
リルアミドゲル電気泳動を行い、記述どおりクーマシー
ブルーで染色するかまたはニトロセルロース紙に移して
免疫学的分析を行った。 トリトンに不溶性の物質は例11に記述するとおり、R
EN3/pcOc12及びREN3/pcOc20の培
養によって調整し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動を
行った。 図14に示した染色されたゲル及びウエスタンプロット
は、pcOcl 2DNAが、予想分子量約65.60
0ドルトンの還元及び変性を受けたE、  tenel
la T A 4抗原に対するマウス血清に免疫活性で
あるポリペプチドをコード化することを示している。予
想どおりタンパク質は細胞溶解質の不溶性分画中に存在
している。プラスミドpCOC20ONA1.tlll
ii56.500(7)免疫活性ポリペプチドをコード
化する。pcoc20のTA4タンパク質もまた1a胞
の不溶性分画中に存在する。 例13 不溶性状態からのTA4タンパク質の抽出及びモノクロ
ーナル抗体ptn7.2A4/4との免疫活性の証明 プラスミドDDET1、DDET2、oBGc23、p
coci2、pcOc20で表わされるtE、coli
の生成物は、すべて水にわずかしか溶けないかまったく
不溶性である。このプラスミドはすべてLaenu++
 l iサンプル用緩衝液中でSaさせると溶解し、1
7.000ドルトンのTA4抗原リブユニットに対して
隆起するマウス抗血精と反応するようになる。しかし、
この条件ではモノクローナル抗体Ptn7.2A4/4
とはどれも反応しない。そのため、モノクローナル抗体
Ptn7.2A4/4と反応する抗原を生成するためこ
れらのE、coliの合成するタンパク質を可溶化及び
再生することが必要であった。その結果動物中のE、 
 tenel+aに対して反応する中和及び防岨抗体の
隆起が可能となった。 細菌的に生成したTA4タンパク質の抽出及び再生 最初にDCOCl 2タンパク質を活性酵素生成するた
めウシのプロキモシンの可溶化及び再生法として知られ
る方法により可溶化及び再生を行った(47)。この方
法によりプロキモシン活性(キモシンに対する酸活性化
後のミルクの凝固)及びPtn7.2A4/4免疫活性
の両方を持つ純粋で水溶性1)COCl 2タンパク質
が生成された。免疫活性の回復条件が最適化されたので
下記のとおり記述する。 プラスミドpcOc12を上記のようにウシのプロキモ
シンのコード配列の3′末端とTA4ポリペプチドのコ
ード配列の5′末端とを融合することにより構築した。 このプラスミドは標準的な手法を用いるE、colt菌
株REN3の形質転換に使用され、アンピシリン耐性コ
ロニーは精製されて培養に使われた。新たに溝をつけた
寒天プレートのアンピシリン耐性コロニーをL−ブイヨ
ン及び100μg/rdアンピシリンを含む液体培地5
dの接種に使用した。培養物をIBlr!の濁りが目で
見えるようになるまで、37℃で数時間振とうして生育
させた。培養物5成が0.1%グルコースを添加したし
一ブイヨン/アンピシリン溶液11の入ったフラスコに
移された。この培養物を定常期に到達するまで30℃で
撮とうじて生育させた。細胞を遠心分離により収集し、
−70℃で冷凍保存した。DCOCl2を含む旦、co
li菌株REN3の凍った細胞ペースト10gを25m
Hトリス塩酸p1l8.10mHEDTA、11I!i
F/adリゾチームを含む溶液100ad!中に懸濁さ
せた。短時間インキュベートした後、溶解した細胞をさ
らに音波により粉砕した。旦、coli中で合成された
プロキモシンは18胞膜及び膜タンパク質を溶かす非イ
オン性洗浄剤が存在していても細胞溶解質中では完全な
不溶性を示してきた。pcOcl2によるコード化した
プロキモシン−TA49合タンパク質の部分的な精製を
、細胞溶解質の10゜000gで10分間の遠心分離に
より行い、次いで2%トリトンX−100洗浄剤(シグ
マ化学社、ミズーリ州セントルイス)を含む緩衝液でベ
レット状の細胞の残屑の洗浄剤による抽出を1晩かけて
行った。不溶性のまま残った融合タンパク質を遠心分離
により収集した。 この精製法は2%l−リドンX−100を含む溶液で不
溶性物質を更に洗浄することにより若干改良された。p
cOc12プロキモシン−TA4タンパク質をDI+7
.5の10mMリン酸す1−リウム緩衝液63戒或いは
12.6d中に懸濁させた。この懸濁液に固体尿素を最
n濃度がそれぞれ10戒或は2C)ne中に6〜8Mと
なるように添加すると懸濁液が完全に溶解する。 このようにして生じた透明な溶液を最終体積が1000
m/SとなるようpH11,0に調製したリン酸す1〜
リウム緩衝液10#Ii!を加えて100または50侶
に希釈した。溶液を全て混合し15〜25℃で20分放
置した。それから溶液のpHが8.3となるように0.
2N塩酸を3分以上にわたり添加した。 このようにして生じた溶液を分析または保管前に1時間
以上室温で放置した。この溶液には純度80〜90%の
分子量65.600ドルトンのタンパク質が約100μ
9/rd含まれていた。サンプルのキモシン酵素活性ま
たはモノクローナル抗体Ptn7.2A4/4に対する
免疫活性を以下詳述するとおり分析した。 キモシン活性の分析は適切に再生されたタンパク質の回
復をモニターする上で便利な方法であった。酸活性化に
続くミルク凝固の測定によるpCOCI 2タンパク質
のキモシン活性の回復とptn7.2Δ4/4の免疫活
性の回復はよい相関がみられた。C)COCl 2タン
パク質の免疫活性の回復については下記に記述し図15
に示す。 以上記述したその他のタンパク質及びタンパク質融合は
同様または同一の方法により可溶化及び再生された。プ
ラスミドpcOc20は図13に図示したようにpcO
c14融合タンパ融合タンパクモシン成分中の5phI
欠失により構築された。この欠失は遺伝子融合中の正し
い読み取り枠を保持しておりpcOc20融合タンパ融
合タンパ性質たはそれに続く可溶化または再生に何の影
響も与えなかった。一方pCOC20@合タンパク質は
そのTA4エピドープの免疫活性を保持しており欠失含
有プロキモシン域はミルク凝固活性を持つ形には活性化
されなかった。プラスミドpcOc20は上述のとおり
培養された旦、coli菌株REN3の形質転換に使用
した。 不溶性pcOc20プロキモシンTA4タンパク質は上
記の方法でREN3/pcOc20の凍結細胞ペースト
10gから分離、再生した。 プラスミドpBGO23は、図10に図示したように旦
、coltβ−ガラクトシダーゼのコード配列3′末端
をTA4ポリペプチド誘導cDNAのコード配列5′末
端に融合することによりそれを構築した。このプラスミ
ドはE、Co l i菌株JM83 (上述のとおり培
養したもの)の形質転換に用いた。β−ガラクトシダー
ゼ−TA4融合ポリペプチドは、細胞溶解質中では不溶
性であることがわかり、また上述の方法でJM83/p
BGG23の凍結細胞ペースト10ffから、それを分
離再生した。プラスミドoDET2は上記に図示したと
おり、融合ポリペプチドとしてよりむしろTA4タンパ
ク質を直接発現するものとして構築した。DDET2の
最適数示が得られたのはプロテアーゼ欠失 旦、CO++菌株MTM6中からであった。この菌株は
次の例外を除いて上述の方法で培養された。 30℃で生育した培養細胞1.i!が吸光度0.5(6
00nmにおける吸光度)になった時、温度は1〜2時
間で37℃まで上昇した。細胞を採集し、−70℃で冷
凍保存した。 MTM6/DDET2の凍結細胞ペースト109を上j
玉の方法を用いて溶解し、トリトン不溶性タンパク質を
分離して上述のとおり尿素に溶解した。可溶性タンパク
質はpH8,5のリン酸ナトリウム緩衝液iQmHに対
する過剰透析により再生した。 再生サンプルの免疫検つ法 モノクローナル抗体ptn7.2A4/4で再生された
pCOC12、pcOc20.pDET2及びpBGG
23タンパク質をE、  tenella スポロシス
トから精製されたTA4抗原に関して測定した。ミクロ
タイタープレートのそれぞれの井戸(イムロンエミクロ
エリサ平底井戸プレート、ダイナチック研究所(株)、
アレクサンドリア■)にpH8,0,10mMリン酸水
素二ナトリウム、150111Hj!!化ナトリウム、
0.01%ツビツタージエント03−12を含む溶液で
希釈した抗原100μmでコートした。再生サンプルと
して1:10から1:1000の割合に希釈した抗原に
ついて試験をした。精製したE、  tenella抗
原を0.5〜10n(]/井戸で平行して試験した。プ
レートに室温で1時間次に4℃で1晩、抗原溶液とイン
キュベートすることにより抗原をコートした。 井戸は空にしてから0.02%(v/■)トウエーン2
0 (PBST)を含むリン酸緩衝液でpl+7.2に
した生理食塩水で3回洗浄した。プレートは3%(w/
v)ゼラチン、101+1Hトリス塩酸pH7,5,1
50mH塩化ナトリウム、0.05%(W/V)アジ化
ナトリウムを含む溶液で室温で30分処理して残ってい
るタンパク質結合部位をブロックした。それからプレー
トをモノクローナル抗体Ptn7.2A4/4 (3%
[W/■]ウシ血清アルブミン中で30μg/Idl)
、1011Hトリス塩酸p117.5.150111H
塩化ナトリウム、0.05%(W/V)アジ化ナトリウ
ムを含む溶液で室温で2時間インキュベートした。井戸
をPBSTで3回洗浄後、結合モノクローナル抗体Pt
 nA4/4は、マウスIaG用のベクタスティン1H
A B Cキット(ベクター研究所(株)カリフォルニ
ア州バーリンガム)を用いて測定した。 プレートの各々のIrはそれぞれビオチン化したウマ抗
マウスI qGl 00μ℃で満たしくビオチン化抗マ
ウス抗体40μ!及び正常なウマ血清80111を10
rdPBST中に含む)、室温で30分インキュベート
した。プレートをPBSTで3回洗浄した。それからプ
レートにベクタスティン■△BG試薬100μl/丼戸
加えて室温で30分インキュベートした(PBST中で
ビオチン化西洋ワサビペルオキシダーゼ8.0μmと混
合したアビジンD I−1試薬A80μlをプレートに
加える前に30分間ブレインキュベートした)。 PBSTで5回洗浄してから結合した西洋ワサビペルオ
キシダーゼを100μl基貿/井戸(p115.3の5
On+Hクエン酸/リン酸緩衝液中に0.1mg/dの
2.2’−7ジ)−シー(3−Iチル−ベンズチアゾリ
ン−6スルホン酸と0.015%(V/V)過酸化水素
を加えた溶液)を加えることにより測定した。プレート
を暗室で室温でインキュベートした。414nmにおり
る吸光度を基質を加えてから10〜60分後にタイター
チックマルチスキャン■自動プレート読み取り器(フロ
ー研究所(株)、バージニア州マツクリーン)中で測定
した。 種々の再生抗原(たとえば、pBGc23、pcOcl
 2、pcOc20及びpDET2によりコード化され
たもの)の相対的免疫活性をLtenellaオオシス
トから抽出したTA4抗原のそれと比較した。それぞれ
のタンパク質の量の増加分をミクロタイタープレートの
井戸に加えそれぞれの井戸中の反応のoD414を存在
する抗原型に対してプロットした(図15)。細菌的に
生成された上述の変性/再生処理に従うタンパク質の免
疫活性は、モル平衡基準でE、  t[tellaから
抽出されたタンパク質の活性の10〜30%の範囲であ
った。 バク質の抽出 大腸菌の産物である表現プラスミド、 pDET  、pDET  、pBGC23、pcOc
l2およびpCOC2oは、全てほとんど、あるいは全
く不溶性である。これらは全て、Laemm I +検
体緩衝液中で沸騰して可溶化でき、17000ダルトン
のTA4抗体サブユニットに対して生成されたマウス抗
血清と反応する。しかしながら、これらの条件下では、
いずれも、モノクローナル抗体、ptn7.2A4/4
と反応しない。それ故、モノクローナル抗体ptn7.
2A4/4と反応し、その結果、動物で、Etenel
laに対して中和、保護作用を有する抗体反応を生じる
ような形で、抗原を生成するために、これらの大腸菌に
より合成されるタンパク質を可溶化し、復元することが
必要であった。 TA4抗原−プロキモシン融合pcoc1□の可溶化お
よび復元化が報告されている。 プラスミドpDET2は、上図に示されているように、
融合ポリペプチドとしてよりもむしろTA4タンパク質
を直接的に表現できるように構成されている。pDET
2の最適な収率は、プロテアーゼ欠乏症大腸菌MTM6
および5G936で達成された。 抗原回収の培養条件を最適化させ、下記に記す。 pDET2タンパク質は、TA4プロキモシン融合を可
溶化し、復元し、免疫反応抗原(例13)を生成するこ
とが知られている方法により、可溶化、復元した。この
方法では、ptn7.2A4/4免疫反応性を有した純
粋な可溶性、pDET2タンパク質を生成した。 プラスミドpDET2は、上述のようにU!J!jされ
た。このプラスミドを標準的な方法を用いて大腸菌5G
936株を変換させるために使用し、アンピシリン耐性
コロニーを精製し、培養のために用いた。新しく画線し
た寒天板からのアンピシリン耐性コロニーを、L−肉汁
およびアンピシリン100μ9/dを含む100量の液
体培遷の接種に用いた。培地は、振どう下で、30℃、
−昼夜増殖させた。100dの培地を、11のし一肉汁
/アンピシリンを入れたフラスコ中段した。この培地を
30℃、振とうしながら、OD6゜oが1.0になるま
で増殖させた。l PTGを21118に加え、培地を
30℃で、2〜3時間以上増殖させた。細胞は遠心分離
で集め、−70℃で凍結貯蔵した。 pDET  を含む大腸菌5G936の凍結細胞ペース
ト5gを25+nHのトリス−塩酸pH8,10[11
HのEDTA、0.5IyJ/dのリゾチーム、40d
中に懸濁した。短いインキュベーション後、溶解細胞は
さらに音波処理により破壊した。大腸菌で合成されたp
DET2タンパク質が、細胞溶解物中に完全に不溶性で
あることが明らかにされているため、pDET−2−デ
ィング化TA4タンパク質を100.OOOXgで1時
間、細胞溶解物質を遠心分離し、その後、5%トリトン
X−100洗浄液(Siua Chemical Co
、、セントルイス。 Mo) 、20mHEDTAを含む緩衝液中で60分間
、25℃、ベレット化細胞屑を抽出して精製した。pD
ET2タンパク質は不溶状態にあり、100.0OOX
Qで遠心分離により集めた。 pDET2不溶物質を12量の1QmH燐酸ナトリウム
(pl+7.5)中に懸濁させ、残りの洗浄液を除くた
めに、遠心分離により集めた。 pDET2TA4タンパク質を、101118燐酸ナト
リウム緩衝液(al17.5)中に、最終量が7.7−
になるように懸濁した。懸濁液は、5.8gの固体尿素
を最終ff11200al!になるまで加えて、十分に
可溶化した。懸濁液は良く混合し、10分間、15℃で
放置する。容fil Qd中8Mの溶液濃度のpHは、
その後、溶液を室温で16時間混合した。 得られた透明な液は、100容の1QIllHリン酸ナ
トリウム緩衝液(pH11,0に調整)で希釈し、最終
容量が1200−になるようにした。溶液をよく混合し
、10分間、15℃に放置した。溶液のpHは、0.5
Nの塩酸を5分間にわたって加え、8.5に調整した。 得られた液は、測定と貯蔵の前に、1時間以上室温に放
置した。この液には、50−60%純粋な25,000
グルトンのタンパク質、約10μ’j//n1が含まれ
た。例13で詳述したように、モノクロナール抗体Pt
n7.2A4/4を用いて、検体の免疫反応性を測定し
た。検体は、上述のpBGc23およびpcOc12か
らの復元抗原と同程度の活性を有した。タンパク質は、
後述のワクチン接種研究のために、2■/dまで濃縮し
た。 例15 ニワトリでE、 tenellaに対する保護反応およ
びスポロゾイト中和血清を誘発するためのE。 tenella T A 4抗原および11500ダル
トンフラグメントの使用。 これらの実験で使用したTA4抗原は非還元性TA4抗
原の調製のために例4で記載した方法により、スポロシ
ストから[1した。タンパク質の純度と同定は、ニワト
リで使用する前に、5DS−PAGEおよびモノクロー
ナル抗体ptn7.2A4/4を用いた免疫反応性によ
りbTl 認した。 ワクチン製剤は、抗原1容に対し約5%Ar1acel
 A 、 94% Drakeol 6− V R、1
%Tveen 80から成る油状賦形剤3容とし、各0
.1dの用Mが約15μ3のTA4抗原を含むように調
製した。必要に応じて、抗原はPBS(pH7,2)で
製剤に望ましいレベルまで希釈した。ニワトリにo、 
i#Ii!を頚部筋肉用に投与した。 抗原は2週間隔で同mを同一の経路により、2回以上投
与した。 タンパク質の各投与前の3日問および最終投与後11日
間、1・りを浮血させ、血液検体を採取した。熱不活性
化血清は、例2で報告したようにスポロゾイト微量中和
法で独立して試験した。血清による寄生虫の中和はミゾ
ントの発達を50%阻害する最大血清希釈に基づき評価
した。 下記の表Iに記載した結果から、賦形剤のみを投与した
ワクチン非接種のトリでは、E、 tenellaスポ
ロゾイトに対する中和抗血清価が証明されてなく、抗原
の3用儂を投与したトリでは、中和抗血清価が証明され
たことが明らかにされた。表工。 TA4A4抗原誘水スポロゾイト中和測定法−タ放血1
111          N、D、bN、D、   
N、D。 非ワクチン接種対照 (n=9)       N、D、   N、D、  
 N、D。 担体のみ(n=14)   N、D、   N、D、 
  N、D。 担体/タンパク ワクチン(n=15)  1:32  8.D、   
1:8免疫血清c1:32 (全スポロゾイト体ワクチン) a)各処理群のトリの血清をプールし、試験した。 b)N、D、−中和が検出されていないC)数羽のトリ
からのプールした血清 d)50%中和用j TΔ4抗原を用いたニワトリにおりる保−「の誘発 最終的なワクチン接種後63(82)日に数羽のトリに
1000ケの胞子形成、E、 tenella卵母m胞
を経口接種した。この後、翌日に胞子形成E。 tenella卵母i胞を3000ケ再び経口接種した
。 盲腸病変は@終感染後5日に評価した。結果を下記の表
■に記載した。 @jg、 E、 tenellaコクシジオイデス症に
対するTA4抗原ワクチン接種したトリの保護。 傷害者X+:S、D 非ワクチン接種対照(n=17)    3.4  ±
0.6アジユバンドのみ接種     4.0  + 
0.0TA4抗原を用いたE、 tenellaに対す
るスポロゾイト中和血清反応の誘発 これらの実験で使用した免疫原は、例4で記載したよう
に、フェノール抽出法によりスポロシストから[1した
。タンパク質の純度と同定は、ニワトリに使用の前に、
5DS−PAGEおよびモノクローナル抗体Ptn7.
2A4/4との免疫反応性により確認した。 凍結乾燥した精製抗原は、0.15Mの生理食塩水。燐
酸緩衝液中に溶解させ、約5%のAr1acel A 
、 94%Drakeol 6− V R、1%Twe
en 20から成る3容の賦形剤中に懸濁させ最終濃度
を70Mg/dとした。ニワトリの頚部筋肉に、約14
μグタンパク質10.2ccを筋肉的投与した。その後
、2週間後に等徂を同じ経路で投与した。 タンパク質の各投与の1日前、およびタンパク質の2回
目の投与後23!1間にトリを浮血し、血清検体を集め
た。例2で記述したように、熱不活性化血清をスポロゾ
イト微量中和測定法で、別個に試験した。 表■に示した結果から賦形剤の4の投与のワクチン非接
種のトリでは、E、 tenellaスポロゾイトに対
する中和抗血清価が証明されないが、抗原を2回投与し
たトリでは、最大1:81までの力価の中和抗血清の証
明されることが明らかにされた。 表■ 区屯弐しロユ凹扉魁’ICブヨ皇スポロゾイト中
和価(ND50%)a 放血前            0週   1:3  
 1:3   1:3非ワクヂン接種        
2週   1:3   1:3   1:3対照   
          4週   1:3   1:3 
  1:3担体のみ            2週  
 1:3   1:3   1:34週   1:3 
  1:3   1:3(1体/蛋白        
  2週   1+3   1:3   1:3* 各
群5羽のニワトリ 林 数羽のトリからのプールした血清 8 50%中和用量 TA4抗原の11500ダルトンフラグメントを用いた
ニワトリにおける保護反応の誘発ニワトリの頚部筋肉に
、前述の尾形剤中に懸濁さけた約3μ9の抗原を1回投
与した。第2の群に試形剤のみを投与した。ワクチンを
接種していないもう1つの群(見張り5entinel
)のニワトリを前)ホの2群の各々と飼育した。トリを
E。 tenellaにより汚染されたケージで飼育し、コク
シジウムに接触させた。約2週間後、ニワトリを調べ、
E、 tenellaに感染していることが明らかにさ
れた。結果を、下記の表IVに示す。 表  ■ E、 t(!nellaによるコクシジオイデス症に対
するワクチン接種したニワトリにおける保護処 @  
     傷害数X+S、D、  死亡数アジュバント
のみ   3.8±0.42(n=5> 抗原ワクチン接種   1.0±0.80(n=5) 見張り烏        4.0± 0.0     
6(5entinal Birds) (n=6) 上述の条件は、野外でのE、 tenellaへの自然
の寞露方法と非常に良く似ているため、ここで示したデ
ータは、E、 tenellaによるコクシジオイデス
症に対する保護方法が有用なことの明確な証凰となる。 の証明 TA4抗原の17,000ダルトンのポリペプチド成分
に対する血清抗体の特異性の分析は、Westernプ
ロットを用いて実施した(7.59)。 E、 tenellaスポロゾイトに対する中和価の証
明された全てのニワトリ抗血清は、TA4抗原の17゜
OOOダルトンのペプチド成分へ特異性を有する免疫グ
ロブリンを含むことが明らかにされた。逆に、無反応あ
るいは対照のトリの血清は、17゜000ダルトンのポ
リペプチドや他のスポロゾイトタンパク質に、特異性を
示さなかった。 対応する対照血清と共に、E、 tenellaに対J
る中和抗体価の証明された、ワクチン接種トリ血清の、
スポロゾイト膜上の結合部位に対して、ptn7.2A
4/4抗体と競合する能力を調べた。ポリスチレン96
well elusters(Immuron II 
)を、50μlのスポロゾイト膜タンパク質(10mH
グリシン緩衝液。生理食塩水、pH9,6に溶解)で、
総タンパク質約100μ91aeのレベルで感作した。 血清の連続2倍希釈液を、ptn7.2A4/4に結合
させたアルカリ性ホスファターゼ1:80希釈を含む、
0.0005% Tween −20添加の0.15M
vA酸緩衝液−生液液塩水中で調製し、感作プレートに
、最終容伍が75μl/ウエルになるように移した。3
7℃で30分間インキュベーション後、プレートを、P
BS−TWを用いて洗浄し、未反応物質を除いた。その
後、1Mのジェタノールアミノ緩衝液に溶解させたp−
ホスホントロフェノールナトリウム塩のディスクから成
る基質(1rItg/dの濃度)を、プレートの各ウェ
ルに加え、最終量を100μlとした。生じた反応生成
物を、分光光度計により測定した。研究から、中和や免
疫斑により証明されるように、ワクチン接種に反応した
トリ血清がモノクローナル抗体Ptn7.2A4/4と
競合する抗体を含むことを証明することが可能であった
。 この実験は、モノクローナルptn7.2A4/4を用
いた免疫親和性クロマトグラフィーあるいは通常のクロ
マトグラフィーにより、スボOシイ1〜膜からI+i製
した抗原が、ニワトリにおいてモノクローナルPtn7
.2A4/4により決定されるエピドープに対する免疫
反応を促進するという直接的な証拠を供する。 例16 ニワトリにおけるE、 necatrixに対するスポ
ロゾイト中和血清反応を誘発するためのE、 tene
l laタンパク質の使用 ”11.500ダルトン成分を含むE、 tcnell
aTA4抗原製剤(実例4)で免疫したトリからの熱不
活性化血清をプールし、ブタ胚肺細胞に代用する中和測
定法(実例2)で試験した。結果を下記の表Vに示す。 表  V 処    置              中和価非免
疫ニワトリ血清     1:6 7A4抗原免疫接種     1:24E、 tene
++a全スポロゾイト  1:48免疫血清 このデータはトリに、TA4抗原の精製した11.50
0ダルトンフラグメントを投与時にE、necatri
xに対する血清中和価の上昇していることを示す。これ
までにTA4抗原の投与が、E。 tencllaに対する血清中和価を上昇させ、またT
A4抗原の投与がε、 tenflillaの感染に対
して保護効果を示すことが証明されており、また[、n
ecat「iXスポロゾイト中和価が、TA4抗原の投
与により上昇するためこの分野の熟練者は、E。 n0catriXに対する保護が、TA4抗原の投与に
よっても得られることが予想できるであろう。 例17 E、 TENELL^ TA417′原と 差 応 る
血−1′をマウスの体内で増殖させるための細菌により
産細菌から産生じたTA4プロティンの抗原性はC60
−Flマウスに皮下注射を行なう試験によって明らかと
なった。再形成されたpco(,12およびpBGc2
3プロティンをこれらの構成体から、得られた不溶性プ
ロティンとともに試験した。 精製したE、tenella T A 4抗原をポジテ
ィブコントロールとして、また、再形成されたプロキモ
シン(pWHA49を含有するRENS株から得た)を
ネガティブコントロールとして使用した。一群5匹のマ
ウスにそれぞれの抗原を注射した。35日の間隔をおい
てそれぞれのマウスに2回ずつ注則し、注aA後10日
日に採血を行なった。 E、Tenella T A 4抗原の場合、抗原を含
む抗原溶液3容を、完全フロイント補助液5容と混合し
、10マイクログラムをそれぞれのマウスに皮下注射し
た(最終容量は200マイクロリツトル/注tJ1)、
再形成シタo COC12オヨU p B G C23
プロテインまたはこれらのプラスミドから得られた不溶
性プロティンについても同様に注射を行なった。ただし
細菌から産生したTA4プロティンの場合にはE、 t
enel Ia抗原の場合の約2倍モル過剰量を注射し
た。それぞれの血清は例13で述べたELISA法で効
力検定した。マイクロタイタープレートは、精製したE
、 tenella T A 4抗原2 ng/穴で皮
膜をほどこしたものを使用した。二回目の採血で1qら
れた血清との効力検定の結果を下表■に示した。 友j 再形成したpcOct2プロティン     0.31
  ± 0.06不溶性pcOc12プロテイン   
    0.01  ± 0.01再形成したDBGC
23プ0ティン     0.29  ± 0.05不
溶性118G23プロテイン       0.03 
 土 0.04E、 tenet la精製TΔ4  
      0.36  ± 0.11本一群5四のマ
ウス;血清で1 :3000に稀釈した血清に換筒した
賄これらの実験は再形成プロトコールで生成したpcO
c12またはpBGG23プロティンで免疫したマウス
の抗体レベルが向上し、この抗体が精製したE、 te
net Ia T A抗原と交叉反応したことを示唆す
る結果を与えた。これらの血清は少なくとち1:300
0の希釈濃度において、精製したE、tenalla 
T A 4抗原の存在下で強いポジティブシグナルを示
した。他方、不溶性ClCOCl2およびpBGC23
プロティンを注射したマウスから得られた血清中には、
たとえその血清の希釈率が1:30のように低い場合で
あっても交叉反応した抗体は本質的に存在しなかった。 これらの実験結果から、精製しないプロティンまたは再
形成しない不溶性pcOc12およびpBG23プロテ
ィンは効果的なイミュノジエンではないことが示唆され
た。 例  18 ための細菌により産生されたTA4プロティンの使用 すでにE、tenella  (15マイクログラム)
から精製したTA4抗原の投与により血清抗体が生成し
、この抗体がin VitrOで胞子小体を中和し、E
、 tenet Iaの攻撃からニワトリを防御するこ
とを述べた。これらの性質に対して再形成したpcOc
12およびpBGC23プロティンがテストされた。コ
ントロールとしてベーターガラクトシダーゼおよび再形
成したブロキモンを使用した。再形成した。BGc23
プロティン、ρCOCl2プロティンおよびプロキモシ
ンは、ポリエチレングリコールに対しであるいは空洞状
の繊維濾過器(Cartridge H1P 10〜2
0 。 Am1con Corp、Danvers、HA)によ
り透析され、最終濃度を0.5〜2.01119/dと
したものを使用した。それぞれの抗原を濃縮されたタン
パク¥’jl容に対し、5%Ar1ace1.94%D
rakeol 6− V Rおよび1%丁Ween 8
0を含む3容のオイルキャリアーと混合した。使用した
それぞれの抗原の投与量を表Vlに示した。選択した投
与量中にはおよそ0.5〜2倍モル母の精製E、ten
ella nativeTA4抗原が含まれている。こ
の世の抗原が免疫応召を誘発するのに効果的な量である
ことは前述したとおりである。 表  ■ 抗    原     マイクログラム/投与旦 ベーターガラクトシダーゼ    133再形成したp
BGC23プロティン    80再形成したpBGC
23プロティン    160再形成したプロキモシン
      53実験1では前に述べたような混合法に
より調整されたワクチン0.2〜0.55CCをニワト
リの首に筋肉内注射した。更に2週間の間隔でニワトリ
に同様の投与法でワクチンを2回追加注射した。 実験2では前述のように調製されたワクチン0.2〜0
.45CCを十二指腸組織に注射した。 ニワトリには更に2週間後に同様の投与法でワクチンを
1回追加注射した。それぞれのプロティン投与の3日前
および最終投与の11日後に血清サンプルの収集のため
採血を行なった。 E、tlJ18118に対する胞子小体を中和する血清
応答の誘発 実験1および2ではニワトリから得られた血清を加熱に
より不活性化したものを使用してE。 tenella胞子小体の中和実験を行なった。−次の
ニワトリの腎臓細胞培養液を使用して次に述べる方法で
ミクロ中和法による効力検定を行なった。 1〜23[i齢のニワトリを殺し、防腐処理を行なった
後、腎臓を切除した。得られた腎臓の抗トリプシン性を
破壊し、腎細胞をウェル当たり104の濃度で、熱で不
活性化した子牛の退治の血清5%を添加したEarle
s  L A H培地中に、96ウエル中に移植した。 培養は5%CO2雰囲気中で41℃で行なった。培養し
た細胞がだいたい50%合流するレベルに達した時、前
述の方法で希釈した試験用の血清をミクロプレートの各
穴に50マイクロリツトルず加えた。次いで50マイク
ロリツトルにつき2〜3X104コの胞子小体を会む[
arlesj3’l液50マイクDリットルをマイクロ
プレー1−の各穴に加えた012〜16時間後、培養液
の上澄液を2%の加熱により不活性化した子牛の胎児の
血清を含む新しく調製したEarle LAH溶液に交
換した。感染後40〜44時間経過した時点で培養を停
止した。この時点で培養の上澄液をプレートから取り除
いた。引き続きメタノールを加えて細胞をプレートに固
着させ、5%氷酢酸溶液で酸性化した。固着させた培養
物を0.1%1−ルイジンブルーで染色した後に観察を
行なった。 それぞれの穴ごとに複分裂増員の抑制のおよそのパーセ
ントにより評価した。繁殖体の増加を完全に抑制する事
のできる血清の希釈可能な最大希釈率を基準にして寄生
虫の中和の程度を採点した。 表■の結果は次のことを示唆している。すなわちトリに
ベーターガラクトシダーぜまたは再形成したプロキモシ
ンを注射してもE、 tenet laスポロゾイトを
中和する目立った抗血清力価は得られなかったが、pB
GC23プロティンまたはocOc12プロティンを筋
肉内に3回注射したトリはスポロゾイトを中和する顕著
な抗血清力価を示した。 表  ■ スポロゾイトを中 和する力価の相乗 血清ザンブル      平均 実験1: 試験前採血 IM      1:  2.0アジユバ
ントのみ     1: 2.0ベーターガラクトシダ
ーゼ 1: 2.0再形成したpBGC231: 3・
2 プロテイン (80マイクログラム) 再形成した1)BGC231: 2・6プロテイン (160マイクログラム) 再形成したプロキモシン  1:2.0再形成した1)
COCl2  1:  4.0プロテイン スポロゾイド免疫     1:16.0E、Go l
 i産生TA4プロティンで免疫されたニワトリの中和
性血清とモノクローナル抗体Ptn7.2A4/4との
競争についての実験トリにワクチンを注射し、E、te
nellaスポロゾイトに対して顕著な中和力価を有す
る血清を準備した。また、これに対応するコントロール
血清を準備した。これらの血清につき、スポロゾイトの
股上のパインディングサイトと結合する能力を抗体pt
n7.2A4/4の結合能力と競争させて比較した。ポ
リスチレンI!I96穴プレート(Immulon I
I )のそれぞれの穴に1011IHグリシンでWlf
iさせ、DI+を9.6とし、約100マイクログラム
トータルプロテイン/威を含むスポロゾイト114%プ
ロティン50マイクロリツトルを充てんし、37℃で一
夜インキユベートした。プレートをP B S−Twe
en (0、OO5%Tween−20)で3回洗浄し
た侵、PBSに溶解した3%(W/V)子牛血清アルブ
ミン(RIAグレード、 SiOmaChemical
 Co、、St、Louis、No)を添加し、1時間
インキュベートした。0.0005%のTween −
20を含む0.15M  リン酸塩緩衝血清中で血清を
1:2から1:200に連続して2回希釈した溶液を調
製し、プレートに添加して37℃で3@間インキュベー
トした。その後プレートにアルカリ性フォスファターゼ
で共役したptn7.2A4/4モノクロ一ナル抗体を
添加し、37℃で1時間インキュベートした。このプレ
ートから(0,0005%) Tween −20を含
む0.15M リンIfl塩緩函食塩水を用いて未反応
物質を完全に洗い流した。その後、それぞれの穴に1M
ジェタノールアミノv1%Ii液中に1■/dp−フォ
スフオニトロフェノールナトリウム塩を含有する基質溶
液100マイクロリツトルを加えた。反応後生成した物
質を分光法により検出した。非経口的にワクチンを注射
するプログラムに応答したトリの血清にはスポロゾイト
の中和により確かめられた通り、モノクローナル抗体p
tn7.2A4/4(表IX )と競争する抗体が含ま
れていた。この実験により、次の様な証拠が直接得られ
た。すなワチ、再形成したpBGC23および、pco
c12プロテインはニワ]〜りの体内でTA4抗原のモ
ノクロ−プル抗体ptn7.2A4/4にJ:り認識さ
れる免疫応答の領域を刺激する作用があることが明らか
となった。 表  lX Ptn7.2A4/4競争力価(50%抑制)実験1:
           逆力価試験前採血      
     O ベーターガラクトシダーゼ   O 再形成したpBGC23プロティン   6.5(80
マイクログラム) 再形成したpBGC23プロティン   6.5(16
0マイクログラム) 再形成したプロキモシン    0.6再形成したpc
Oc12プロティン  13゜1(80マイクログラム
) 再形成したpcOc12プロティン  9.9(40マ
イクログラム) 天然 T△4         14.6種々のTA4
プロティンを用いてニワト体内でE、 tenet l
aにより感染の度合いを減少させる免疫法 最終のワク
ヂン注射後11日経過後二ワ1−りに低儂度のcocc
idia (約300〜500卵母細胞)を注射して攻
撃させ、床付きのオリに入れた。卵母細胞の循環を最大
とするために布団はそのままオリに残した。最初の攻撃
力日ら1週間後に病巣の進行の均一性を最大とするため
に4000〜5000の卵母細胞をニワトリに注射して
第2の攻撃を行なった。ニワトリはその後6日日に殺し
て病巣の進行を評価した。病巣の採点はJohnson
およびRe1d(30)によりm1発されたパラメータ
ーによって行なわれた。 結果を表Xに示したように、再形成されたpBGG23
またはpcOc12プロティンをワクチン注射したニワ
トリの病巣を攻撃観察した結果、対応するコントロール
グループの病巣はどひどくないことが明らかとなった。 再形成したpBGc23または再形成したpcOcl 
2のいずれかのワクチン注射を行なったニワトリでは最
も重篤な病巣(レベル=4)への進行が全く認められな
かったばかりでなく、病巣の程度の分布が全体的に軽度
の値に移行していた。ワクチン注射を行なったニワトリ
のおよそ50〜70%は病巣の程度が1〜2のレベルと
記録されたのに対し、コント[1−ルのニワトリの50
〜70%は3〜4のレベルの病巣であると採点された。 A 実験1 べ一ターガラク1〜シダーピ  OO22,250,0
27,8再形成したpBGc23プロティン 0  1
3.8 38.5 61.5 0(80マイクログラム
) 再形成したpBGC23プロティン 0  30.8 
38.5 30.8 0(160マイクログラム) 再形成したプロキモシン   0  7.1 21.4
 57.1 14.3再形成したpcOc12プロティ
ン 0  11.1 44.4 44.4 0ワクチン
注射なしの     OO12,568,518,8コ
ントロール 表 X(続き) 実験 2 ベータガラクトシダーゼ   O8273728再形成
したpBGC23プロティン 。  34  44  
2□  0(160マイクログラム) 再形成したプロキモシン   OO292942再形成
したDCOC1270yイン0  42  14  1
4  30ワクチン注用なしの     OO0208
0コントロール 例19 pDETをワクチン注射したニワトリのアイメリア属t
enella抗原への血清学的応答。スポロシストによ
り誘導された、アイメリアfitonQllaの膜プロ
ティンに対するpDETをワクチン注射されたニワトリ
の免疫反応性を調べるための実験を実施した。1つの実
験につき、10羽のニワトリを使用してそれぞれに50
マイクログラムのpDETのワクチン注射を行ない、産
生じたプロティンの直接の表現を調べた。プロティンの
産生について例10に述べた。このプロティンの免疫反
応性を力価検定し、実験に使用する前にモノクローナル
抗体Ptn7.2Δ4/4を用いて確認し lこ 。 ワクチンはpDETに対して3:1の比の5%Ar1a
cel−^、94%Drakeol 6− V Rおよ
び1%Tween 80を用いて調製し、0.04マイ
クログラムのLPS (3回投与の実験の場合)または
50マイクログラムのPHA (単回投与の実験の場合
)を添加した。次いで頭部後側の首に0.5dの皮下投
与を行なった。初回の実験では、2退会のteghor
nを用いて開始して、ワクチン注射規定食餌法を採用し
て10日間隔で3回の投与を行なった。これと同じ間隔
でニワトリから採血を行ない、血清を収集して凍結保存
した。二番目の実験では4日令のbroilerを使用
し、ワクチン注射後5臼目に採血を行なった。両者の実
験には上記のキA7リアーに不活性なpDETセメント
質/アジュバント;アジュバント/キャリアー;および
ワクチン注射しないコントロールを使用して行なった。 ワクチン注射した実験動物およびコントロールから採血
した血清の免疫反応性は例13で述べたアイメリア族t
enellaスポロシストプロティンに対するウェスタ
ンブロン1−法で分析した。次表Mに示す実験結果から
、pDET抗原をワクチン注射する3回投与の実験では
、10羽のトリのうち9羽が最初の攻撃から10日後に
該当する分子量バンドでポジティブな反応の応答があっ
た。その後の2回の連続した攻撃の後は10羽のうち1
0羽すべてが反応した。第2回目の不溶性pDETの攻
撃の後、数羽のトリの血清がTA4抗原に対して反応性
を示した。単回投与の実験では、pDETのワクチン注
射を行なった10羽のトリのうち、10羽すべてが5日
後に行なったウェスタンプロット分析の結果、血清の変
換を起こしたことが明らかとなった。LPSまたは攻撃
コントロールとしてのトリはどちらのテストにおいても
全くセロポジティブにならなかった。  □表XI ワクチングループ     採血(1回目) 採血(2
回目) 採血(3回目)p D E T抗1京    
     9/10      10/10     
10/10(n−10) 不溶性pD’−”         O/10    
  8/10     10/10(n=10) アジ1′\ント0ント”1″0/10       0
/10      0/10(n−10) 無ワクチ′″−10″−/ト0”     O/10 
     0/10      0/10(n=10) poEr (単回投与>      10/10   
   −      −抗原(n=10) アジュバン1へコントロール (単回投与)         O/10      
−      −(n−10) pDETをワクチン注射したニワトリのアイメリア族t
ene++a卵母1B胞からの攻撃に対する防御。 IE要について前)ホしたワクチン3回投与M画にひき
つづいて100回目ニワトリにEillera ten
ellaの卵母i胞を接種し、寄生虫に特有な症状の病
巣を観察した。最終のワクチン注射後108目に前述の
4つのグループ(pDET抗原、不溶性pDET、アジ
ュバントコントロール、ワクチンなしコントロール)は
6.000の胞子を形成した卵母細胞を経口投与した。 接種物は実験に先立ち希望する程度に重篤となった病巣
が得られるように力価測定を行なった。この寄生虫特有
のCaeca l性病巣を攻撃後5回目に例18で述べ
た方法で採点した。この結果を次表■に示したが、pD
ETvi原投与群はコントロールと比較して病巣の型温
度の軽減および死亡数の減少を認めた。 表■ pD E−rワクチン注射したニワトリをEin+er
ia Tenella卵母細胞で攻撃して生じた病巣の
採点結果 処  置        病巣の採点X+S、d、  
死亡数DDET抗原(rl=10>         
3.2+0.4    0不溶性pathT(n−10
)        3.4±0.51アジユバントコン
トロール       3.8±0.43(n=10) ワクチン注射なし           3.9±0.
33コントロール(n−10> pDET  TA4抗原をワクチン注射したニワトリに
おけるスポロゾイトを中和する血清反応。 ワクチンを注射したトリから得られた血清の寄生虫中和
能力を検討することにより1)DETの能力を検定する
ためにスポロゾイト中和効力検定法(SNA)が適用さ
れた。例18で設定されたSNAプロトコールを用いて
前述の単回および3回投与実躾で採血した血清を力価検
定した。次表店に示したようにDDETワクチン注射を
行なったトリは対応するコントロールと比較して血清の
スポロゾイト中和能力を有することが明らかとなった。 表店 pDTEワクチン注射したトリに対するスポロゾイト中
和力価検定処置群  <1:4 1:4 1:1f3 
1:18 1:32pDET抗原         0
/8  1/8  3/8  4/8  −(3回投与
、n=8) 不溶性0DET         5/8  1/8 
 2/a   −−(3回投与、n−8) アジュバントコントロール   6/8  2/8  
−   −   −(3回投与、n−8) E、 tenet la スポロゾイト         ・   ・2/2免疫
は血清(n=2) pDET抗原         −−2/4  2/4
  −(単回投与、n=4) アジュバントコン1−ロール   515  −   
−   −   −例  20 E i mer i aプロティンの  1ラベル実験
。 E、 neCatriXから得られた総計2×108コ
の卵母細胞のヨウ素化を行なった。それぞれの場合、ス
ポロシストを塩を浮かばせたハイポクロライドのナトリ
ウム塩で処理し、ガラス球で細胞膜を破壊し、ガラス綿
を充てんしたカラムを通して精製した。スポロシスト膜
をII製する場合、1.5倍容量のスポロシスト1dの
PBSおよびガラス球とともにプロテアーゼインヒビタ
ーの存在下で機械的に破壊した。プロテアーゼインヒビ
ターの組成は次のようである:0.1mMフェニルメチ
ルスルホニルフルオリド(PMSF)、0.1iHN−
トシル−L−フェニルアラニンクロルメチルケトン(T
PCK>、1iHN−フルファーP−トシルーL−リジ
ンクロルメチルケトン(TLCK)および10KIU/
xi!アプロチニン。残存するスポロシストを更にトリ
プシンおよびタウロデオキシコリン酸(総容ff1−1
 d)で処理してスポロゾイトの脱のうを行なった。両
者の調製液は45分間4℃l!hi心分m (45,0
OOItPH) L、、、得られたペレットを11Ri
!のリン酸塩で緩衝した食塩水(PBS)で再けん濁し
た。操作上の注意点として超遠心分離を行なう前にPB
Sおよび1iHのMSFで洗浄する際、スポロゾイトか
らすべてのトリプシン−デオキシコリン酸塩を完全に除
去することがあげられる。 1dのサンプルを40マイクログラムのl0DOGEN
■固相ヨウ素化試薬(24,54)を使用して窒素気流
下で乾燥し、PBSでリンスして得られた皮膜を容器内
壁に形成したガラス性シンチレーションバイアルに加え
た。それぞれの、125 バイアルに0.5mClの  Iを加え、サンプルを氷
上で20分間インキュベートした。その俊、100マイ
クロリツトルのKI(IM)をそれぞれのバイアルに加
えて最終濃度を100118とし、氷上で更に15分間
反応を進行させた。スポロゾイトおよびスポロシスト調
製液を次いで5m)IKIを含むDBSで7厩に希釈し
、4℃で45分間、超遠心分1!lit (45,0O
ORPH)によりベレットとした。 スポロシストおよびスポロゾイト膜プロティンの抽出。 前記の超遠心分離により得られた  Iをe2識したス
ポロシストおよびスポロゾイトのベレットを1−のプロ
ティン抽出緩衝液中に再けん濁した。けん濁液は氷上で
時々渦状に振り混ぜながら30分間インキュベートした
。不溶性の物質は4℃で15分間ミクロ遠心分離装冒に
より界面活性剤に可溶な物質と分離された。この上澄液
は一70℃で保存した。 125IプロテインのTCAによる沈降。それぞれのサ
ンプルの10マイクロリツトルを518KI溶液90マ
イクロリツトルで希釈した。希釈したそれぞれのサンプ
ルを5%トリクロル酢酸(TCA>、25マイクロリツ
トルのBSA (10mg/1tdl)63よび5II
IHのKlを含む溶液1dに加え、氷上で30分間イン
キュベートした。沈殿したサンプルを、ガラス繊維フィ
ルターでろ過し、0℃で5−の5%TCAおよび511
1HKIで2回洗浄し、0℃で5−の95%エタノール
で3回洗浄した後、液体シンチレーションカウンターで
10分間計測した。 モノクローナル抗体との免疫沈殿。50マイクロリツト
ルのモノクローナル抗体を25マイクロリツトルのMA
B−D I Lに加えた。20マイク0リツトルの  
IFtlプロティンを次いで加え、かき混ぜた後、4℃
で一夜インキユベートした。 ウサギの抗−マウスIQ面清(IoA、IqG。 1 oM)をMAB−D I L中で1:2に希釈し、
その10マイクロリツトルをそれぞれの免疫沈殿の試験
管に加え、4℃で1時間インキュベートした。1:4に
希釈したprotein A−3epharose  
(10%V/V)を加え、試験管をゆるやかに振り混ぜ
ながら4℃で1時間インキュベートした。免疫沈殿生成
物を冷MABWで2回洗浄し、更に室温においてMAB
Wで2回洗浄した。ベレットを50マイクロリツトルの
5DS−PAGEサンプル緩衝液(35)で再びけん濁
し、5分間沸騰させ、遠心分離によってDrOtein
 A−3epharoseを分離した。上澄液を放射活
性計測し、5DS−PAGEで分析した。 E、NeCatriXプロティンの5O8−ポリアクリ
ル7ミドゲ/Izffi気1AvJ(SDS−PAGE
)、 免疫吸着された  IFIIスポロシストおよび
スポロゾイト膜プロティン、および免疫沈殿プロティン
のすべてを5〜25%エキスボネンシャルまたは8〜2
0%リニアーグラジェント5DS−ポリアクリルアミド
ゲル(25a+A)で分析した。ゲルを乾燥し、にod
akXAR−5X線フイルム上へ一70℃で一夜露出を
行なった。染色を目的としたゲルを製造元が添付した使
用説明i (PierceChemical)に従って
、Coomassie  (21)または銀染色を行な
って視覚化した。 E、NeICatriX抗原とPtn7.2A4/4モ
ノクロ一ナル抗体との免疫沈殿の結果。表面がIfA識
されたE、neCatriXスポロゾイト標本は、2種
の多重にヨウ素化されたプロティンを含んでいた。 5DS−PAGEの分析結果から判断して、これらのプ
ロティンの分子量は約6.500および25.000と
推定された。このうち6,500ダルトンのプロティン
はモノクローナル抗体Ptn7.2A4/4により容易
にまた特異的に免疫させることができた。スポロシスト
の膜にも多重にヨウ素化されたプロティンが存在し、そ
れらの分子量は約18.000および26.000であ
った。また、これらのプロティン以外にも数種の少量の
ヨウ素化された種々の分子量を有するブロテインが検出
された。免疫沈殿された  I標識スポロシス1〜膜プ
ロティンの場合、モノクローナル抗体Ptn7.2A4
/4との反応により沈殿した抗原は、減力した5DS−
PAGE分析の結果、分子量18,000ダルトンのプ
ロティンのみであることが確認された。 例  21 NA4抗原の精製および特性指摘。胞子形成したE、n
eCatriXの卵母細胞を109コの卵母細胞につき
10dのPBSに再びけん濁し、これと等容量のガラス
球を加えて振り混ぜることによって細胞を破壊した。膜
を遠心分離(100,000×9.60分、4℃)によ
り単離し、プロティンを1%NP−40,10111H
トリス塩1!!(pH7,5) 、25mHJp化ナト
リウム、1mHPMSF、1mHTLCK、0 、1 
mHT P CKおよび10KIU/mi!アプロチニ
ンに溶解した。不溶性物質は遠心分離(100,0OO
xzスピン、60分、4℃)によりベレットとした。ス
ポロシスト膜プロティンは、20111Hトリス塩酸(
pH8,1)および0.05% 1wittergen
t■3〜12中で平衡化したDEAE−HPLCカラム
(Bio l1ad ) ニ吸着させた。この緩衝液に
0.11Hのジチオスレイ1〜−ルを含む溶液および塩
化ナトリウムグラジェント(0−500mH)でカラム
から溶出を行なった。ゲル電気泳動法の移動度により同
定されたNA4抗原が約275fflH塩化ナトリウム
で溶出した分画に含まれていることが明らかとなった。 NA4抗原を含む分画をプールし、 CentriconolQ m1croconcent
rator (AmiconCorp、、 Danve
rs、HA)を用いて濃縮した。濃縮物を約10容の0
.01%(w/v)SDSで希釈し、再び濃縮して食塩
およびジチオスレイ1ヘールレベルを低下させたサンプ
ルを緩衝液を含む62.5m)lトリス塩酸(pH6,
8)2%(w/V)ドデシル硫酸ナトリウム塩、10%
(W/V)グリセロールおよび0.001%(W/V)
ブロムフェノールブルーを加えて希釈し、沸騰させた後
、15%5DS−ポリアクリルアミドゲルで電気泳動を
行なった。これらの減力しない条件では、およそ、26
.000ダルトンの分子量のN^抗原がKC1染色21
により同定された。ゲルの該当する部分を切り取り、ゲ
ルを11dのiQmHNHHCO,0,02%(w/v
)SO3とともに室温で4時間1辰り混ぜ、プロティン
を溶出した。この方法で調製したNA4抗原は本質的に
純粋であった。 このNA4抗原を、減力した条件(すなわちサンプル緩
衝液に5%(V/V)ベーターメルカプトエタノールで
溶かした条件)で5DS−PAGE分析を行なった結果
、NA4抗原、分子量18゜OOOおよび約s、ooo
ダルトンの2種類のポリペプチドから成ることが明らか
となった。従って、スポロシスト膜の調製液中には分子
量18゜000j5よび8.000ダルトンのポリペプ
チドがジスルフィド結合と結合していることが明らかと
なった。 In Vivoでの試験における免疫吸着技法によるE
、Necatrix抗原の精製。Kasperらの免疫
吸着技法にいくつかの変法(31)を加えた方法で[、
neCatriXN A 4抗原の免疫吸着を行なった
。要約すれば、すべてのE、neCatriXスポロシ
スト膜は本例初頭の部分で述べたように、Ptn7.2
A4/4モノクロ一ナル抗体の存在下で4℃で一夜イン
キユベートされた。その結果生成した反応混合物をこれ
らと同様の条件下でProtein A−3ephar
ose  (Sioma;St、Louis、NO)に
より山羊の抗マウス抗血清の存在下で4℃で固化した。 このけん濁液をガラスカラムに流し込み、吸光度のベー
スラインが一定になるまでPBSで結合していないプロ
ティンを洗浄により除去した。非特異的に結合したプロ
ティンをPBS (pH8,0>および酢酸塩緩衝液(
0,1M、pH4,O>で交互に洗浄することにより除
去した。特異的に結合した抗原を2%SDSを含む60
1Hトリス塩酸(pH6,8)でカラムから溶出した。 引き続いて、抗原を含むこの溶出液を同様の緩衝液で平
衡化した5ephadecG −200カラムを通過さ
せ、同様の緩衝液を溶出した。ドデシル硫酸ナトリウム
を除去するために、[xtracti Gel D■カ
ラム(Pierce :Rockford、IL )を
通過させた。 例  22 のアミノ酸配列決定は、N末端アミノ酸をブロックする
段階で′fi雑になった(即ち、エドマン分解を受は難
かった(14))。この問題を克服するために、NA4
抗原をCNBrで開裂さけ、約16000ダル1〜ンの
CNBr分画を逆相HPLCで精製したく26)。CN
Br開裂を行うために、約10マイクログラムの蛋白質
を、4℃で一夜かけて70%ギ酸中2%CNBrに溶解
させた。この試料を5avant 5peedvac遠
心分m器で蒸発乾固し、0.1%TFAに再溶解した。 大CNBr分画をVydac04カラム(5epara
口ons Group。 11csperia、 CA)で精製し、0−100%
の0.1%TFA中CH3CN:イソブロバノール2:
1グラジエントで溶出した。 気相配列決定m (Applied Biosyste
n+e、Inc、。 Foster C1ty、CA)を用い、1lunka
p i l l erら(25)の方法に従ってアミノ
酸配列決定を行った。フェニルチオヒダントイン(P 
T H)を結合させたアミノ酸をHPLCで解析した(
5Q)。大CNBr分画の部分アミノ酸配列を以下に示
す。 NH2−ヱ ヱ  leu   ヱ  lj/e   
AlaAla   Q+y   Leu   pro 
  Gj!uPhe   Gly   Asn   A
la   VatGIV   ?   Ala   V
at   Vat   LeuPro   Ala  
 Tyr   Serのペプチド成分のN末端アミノ酸
配列は、直接NA4抗原の配列決定を行うことにより決
定できた。5DS−PAGEゲルから溶出した精製NA
4抗原を、CentriCOn i oマイクロ濃縮様
を用いて約6倍に濃縮した。SOSゲルから溶出した試
料中のグリシンを除去するために、20倍容場の水を濃
縮物に2度添加し、この試料を再濃縮した。 濃縮した試料を、配列決定四に直)妄かけた。本ペプチ
ドのN末端部位の部分アミノ酸配列を以下に示す: N l−12−△ la   Ala   ?   T
hr   Thr?   Asp   Ala   V
a 1 1 1 e   cysLeu   Thr 
  Asn   Pro   AlaPro   Le
u   Ala   AlaGj!y   Ser  
 Pro   Pro   ?   Phe?   A
S p  GJ2 u   ?   Trり例  23 単離。 胞子形成オオシスト(5×108)を洗浄し、
例6において記述したように、スポロシストからDNA
を単離した。 バクテリオファージλ gt  wes  λBにおけ
るE、neCatriXのゲノミツクON△ライブラリ
ー(26)を、例6に記述したようにして構築した。 15マイクログラムのEcoRIで開裂させたDNAア
ームをT4  DNAリガーゼを用いて、3マイクログ
ラムのEcoRIで開裂させたE、neCatriXD
NAに結合させた。1マイクログラムの結合DNAをi
n vitroでファージ粒子に組み入れ、2×206
個の組み替えファージ粒子のライブラリーを産生じた。 E、necatrixのゲノミツクDNAライブラリー
のスクリーニング。 E、necatrixのゲノミツ
クDNAライブラリーの組み替えファージのニトロセル
ロースフィルター転写体について、[32Pl−dAT
Pを用いてニック翻訳を行ったc、tene++aのゲ
ノミツクローン108−1−2の785塩基対Sac 
 I−PvuIIフラグメントを用いてスクリーニング
を行った。ニック翻訳された試料に混成されたポジティ
ブプラクを突き、精製したプラク及びDNAを、前述の
ようにして調製した。 E、 neca’trixD N A挿入体の精製及び
特性記述のために、ポジティブファージ7を大IJA模
に培養した。 述−制限マツプ。 クローン703900bpFcoR
Iフラグメント挿入体を、ファージベクターからプラス
ミドpUc9 (78)へ細クローン化し、クローン7
−49を産生じた。組み替えプラスミドを種々の限定エ
ンドヌクレアーゼで開裂させ、ゲノミツクDNAクロー
ン中のキー限定部位の位置を決定した。DNA中の限定
部位は、18.000ダルトンのペプチド遺伝子の位置
及び方向を決定するために必要であるし、またEcoR
IゲノミツクDNAフラグメントの配列決定のための策
略を開発するためにも必要とされる。定マツプを、図1
6に示す。18.000ダルトンペプチドの遺伝子の位
置及び方向はこのマツプに示されている。 細クローン7−49のDNA配列 析 E、nCICatriXN A 4抗原の18000ダ
ルトンペプチド成分の遺伝子を含有するクローン7−4
9のフラグメントについて、種々の制限酵素フラグメン
トを用いる。Sanger (62)のジデオキシ法に
より配列決定を行った。DNA合成のためのブライマー
には、他の合成オリゴヌクレオチドはもちろんのこと、
オリゴヌクレオチドC0D92.94及び108等があ
る。DNA配列を図17に示す。 E、necatrixN A 4抗原をエンコーディン
グしている遺伝子の構造。 DNA配列は、アミノ酸の
部分解析により予想されたものと一致している。 非還元条件下のポリアクリルアミドゲル電気泳動による
と、E、neCatriX及びE、tenellaの両
抗原は、明らかに25−26,000ダルトンの分子但
を有する。還元条件下の電気泳動では、両抗原がジスル
フィド結合により結合した2種のポリペプチドで構成さ
れていることを証明した。 E、n0CatriX遺伝子とE、tenella M
壬子との比較では、遺伝子構造が前に討論した3つの特
徴においてE、 tenet !a遺伝子に類似してい
ることを示唆している。即ち、(1)  この遺伝子は
23個のアミノ酸シグナルのペプチドをエンコードして
いる、(2)遺伝子内に3個のイントロンが存在する、
および(3)  この遺伝子は、18,000及びs、
oo。 ダルトンペプチドを産生ずるための同一蛋白分解作用部
位(Arg−Arg−Leu)を有する26.000ダ
ルトンペプチドをエンコードしている。E、tenel
la lll壬子比較したE、necatrix遺伝子
のDNA配列解析から、両ペプチド間の類似点及び相違
点が推定される。図18は、E、 tenel la及
びE、 necatrrx31伝子と、予想されるアミ
ノ酸配列との整列を示している。3個のイントロンの入
口/出口は、両遺伝子に保存されている。2個のA4抗
原蛋白は、それらのアミノ酸配列に86%の類似点を示
している。すべてのシスティンアミノ酸残塁及びおそら
くジスルフィド結合も保存されティる。E、neCat
riXの蛋白は、E、 tenel laの蛋白の熟成
した17.000ダルトンのポリペプチドの2位と3位
の間に1個のアミノ酸が挿入されていることを示してい
る。さらに、E、 neCatriXの蛋白は、E、t
enellaの蛋白の45位に存在するセリン残基を欠
損しているし、また熟成した1tenet!aの蛋白中
の223番から228番までに相応するアミノ酸も欠損
している。図19は、遺伝子内の3個のイントロンの整
列を示している。 イントロンAは、両種内の101 bpであり、89%
の配列類似性を示している。イントロンBは、E、 t
enet laにおいては114bDε、necatr
ixにおいては122bl)であり、74%の配列類似
性を示している。イントロンCは、E、tenella
においては124 bp、 E、necatrixにお
いては117bpであり、77%の配列類似性を示して
いる。このように、イントロンは、明らかに異なってい
る。 例  24 NA4抗原をエンコープイン しているmRNAの単離
と同定 NA4抗原をエンコーディングするcDNAを合成する
前に、NA4抗原をエンコーディングするmRNAが、
胞子形成中のどの時期に現れるかを決定する必要があっ
た。2.5×108のオーシストを40h間軽く撹拌し
、30℃で胞子を形成させた。胞子を形成するオーシス
トを、7−800×グで10分間遠心分離し、上清を除
去した。 小球を、ドライアイス/メタノール浴中で急速冷凍し、
RNAを単離するまで一70℃で保存した。 各々の小球は、約10容量の5Mのグアニジンチオシア
ナート、pH7,5の2011INのTris−HCl
lomHのEDTA、5%(V/V)ベータメルカプ1
−エタノール中で解凍し、オーシス1〜を、同容量の1
.0a量のガラスピーズを用いて10分間激しく撹拌す
ることにより急激に破壊した。このサンプルを2%(w
/v ) N−ラウロイルサルコシンに添加した後に、
約8000xg、v温で遠心分離して不溶物を除去した
。CsC1クッションを通して沈殿させることにより上
清からRNAを単離した(76)。 RNAの小球を、pH7,5の2011HのTris−
HCI  p118.0の5QnHのEDTA、0.2
%S OS 、 100units/−のRN asi
n (PromeoaBiotec、Hadison、
Wl、 10 mHベータメルカプトエタノール)中に
再lidさせた。フェノール−クロロホルム:イソアミ
ルアルコール(24:1)及びクロロホルム:イソアミ
ルアルコール(24:1)の何れかを用いて抽出した後
に、RNAを沈殿させ、−20℃でエタノール中に保存
した。約85−150マイクログラムの総RNAを、(
0,5−1,0X109の)オーシストから11離した
。 オリゴdTセルロースクロマトグラフィーにより、ポリ
八を含有するRNAを単離した(2)。pH7,5の1
QnHのTr i 5−1−ICj!、1mHのEDT
A、0.2%(w/v)SDS、0.4MのしiCJ!
を用い、総RNAをオリゴdTセルロースカラム(Ty
pe 3 、Co11aborative Re5ea
rch。 Inc、 Lexington、 H^〉にかけた。L
iCJ!を含まない同一緩衝液を用い、4℃でRNAを
溶出した。 5.0X108のオーシストから、約10マイクログラ
ムのA” RNAを単離した。 ポリA  RNAが、cDNA合成の鋳型として使用さ
れる前に、NA4抗原をエンコーディングするmRNA
の存在を実証する必要があった。 NA4抗原mRNAの存在は、充分に胞子形成を行った
(40時間)オーシストから得たポリARNAを、T△
4の蛋白をエンコーディングするクローンから得たDN
Aと混成することにより証明した。胞子形成オーシスト
から単離した10マイクログラムのmRNAを、ホルム
アルデヒドを含むゲルを用いて電気泳動させた(44)
。 RNAをナイロンフィルターに転移させて、North
ern blot解析を行った。ナイロンフィルターは
、TA4  cDNAりO−ンの最初の約300bpか
らから成る、TA4  cDNAフラグメントの最初の
約300bpから構成されている、[32P]でニック
翻訳された(44)DNAフラグメントを用いて精査し
た。このフラグメントのDNA配列は、それに対応する
NA4遺伝子配列中の部位と80%以上類似しているの
で、・適切な試料として選択される。NA4抗原をエン
コーディングするmRNAは、40時間胞子形成したオ
ーシスト中に確かに存在した。これらの実験は、40R
間胞子形成したオーシストから得られたmRNAを用い
ると、NA4抗原をエンコーディングするcDNAを産
生ずることを実証している。 例  25  。 NA4抗原をエンコーディングするCONへクローンの
単離と特性記述 DNA NA4抗原をエンコーディングするヌクレオチド配列を
、大腸菌のような容易に増殖する細胞中の遺伝子として
使用し、ある種のアイメリア属により引き起こされるコ
クシジウム症に対する鶏のワクチン接種のためのNA4
蛋白を産生じた。 DNA配列が蛋白配列と一致しない部位は、NA4遺伝
子(図17)には3ケ所ある。これら3個の配列は、多
くの成熟核遺伝子のコーディング部位内に典型的に見出
されるイントロンである。しかしながら、イントロンを
含む遺伝子は、大腸菌において固有の蛋白を表わさない
と思われるので、NA4抗原をエンコーディングするc
DNAクローンを単離する必要があった。このクローン
は、NA4抗原に対して連続するコーディング配列を含
lυでいる。 cDNAの合成 簡単に、例24に記述したようにして単離した胞子形成
オーシストのmRNAを、^mersham(八mcr
sham  C0rpOraNOn、八rlingto
n  Heights、11  )から購入したcDN
△合成キットを用いてcDNAに転写し、それらの指針
に従って使用した。2マイクログラムのmRNAから、
約400ngのcDNAを得た。 N△4cDNAライブラリーの構築 cDNAを、20マイクロリツターの6mHTr i 
5−HCj!、 pH7、4の6mHMqCj!、6m
Hベータメルカプトエタノール中に再懸濁した。cDN
Aをライブラリーにクローン化するために、NA4ゲノ
ミツククローンDNA配列から決定されたυj限部位を
使用した。3ac1部位は、NA4抗原の熟成18.0
00ダルトンのサブユニットのN−末端グルタミンの叩
上流にあり、第2の38C1部位は、最初のものから6
0bpT流にある。cDNAを、5mHTris−トI
Cj! (p117.4>、6n+Hfvlcl、及び
6mHベータメルカプトエタノールの存在下、12ユニ
ツトのSac Iを用いて37℃150分間消化させた
。 cDNAの主要部位、即ち第2のSac 1部位から遺
伝子の末端までをクローニングするために、pucx 
((56)を使用した。ベクターを5aCI及びSma
 lを用いて開裂させた。 3malは、CDI’JAの3′末端の結合に必要な鈍
い末端部位を与えた。結合反応は、約400gのベクタ
ーDNAと40nりのcDNAを用いて行った。結合は
、1ユニツトのT4  DNAリガーゼを用い650I
IIHTr i 5−HCJ! (DH7,8)、10
mHMQCj!  、20mHジチAトレイトール、1
、On+HrATPのリガーゼ緩衝液中で、12℃−夜
かけて行った。 組み替えてDNA分子をその後、変換により大腸菌に一
12株M+−(1に導入した。変換された菌を50マイ
クログラム/dの濃度の抗生物質アンピシリンを含む基
点平板培地に塗り広げた。プラスミドplJC,f!8
 (56)は、アンピシリン耐性遺伝子を含有するので
、組み替えプラスミドを獲得した菌のみが生存した。こ
れらの菌は、それぞれ増殖し分裂して菌コロニーを形成
する。コロニーのそれぞれの細胞は、オリジナルの親細
胞の子孫であり、同一の組み替えプラスミドを含有して
いる。、20ナノグラムの3ac (で開裂したcDN
Aから約20.000クローンを得、組み替えプラスミ
ドを作った。 Nへ4cDNAクローンの同定 本cDNAライブラリーを、GrunStQin及び1
1ogncss  (20)により記述された高密度ス
クリーニング法を用い、コロニー混成によりスクリーニ
ングを行った。前に記述した、mRNAに対しでd成す
るために使用されたTA4cDNAA4−ンの同一30
0 bpフラグメントを精製し、ニック翻訳により32
Pで標識した(44)。ポジティブクローンを同定し、
精製し、さらに解析を行うために、プラスミドDNAを
単離した。ポジティブcDNAクローンpsMAcの限
定解析は、NA4ゲノミツククローンから予想されたマ
ツプと一致した。psMAcと表わされるクローンのc
DNA挿入体について、ゲノミツククローンに対応させ
るためのオリゴヌクレオチドブライマーを用いるジデオ
キシ配列決定により配列決定を行つた(62〉。oSM
ACの構築を図20に示す。 本cDNAクローンを大腸菌JM83株に変換し、JM
83/psMAcと表わされる菌株は、An+eric
an Type Cu1ture Co11ectio
n、Rockville。 HDに寄託され、また、A T CC八ccessio
n No。 67 241と指定された。この寄託はaudapes
trreatyに従って作製した。 DNA配列は、ゲノミツククローンから予想されたもの
に一致した。 プラスミドpSMACは、90%以上のNA4cDNA
をエンコードしているが、熟成NA4蛋白に対するcD
NA配列の初めの60bpを欠1Ωしている。簡略化す
るために、我々は、N△4ゲノミツククローン7から予
想される配列を用いて、cDNAのこれら60bl’l
を合成することを選択した。C0D391とC0D39
2の2種のオリゴヌクレオチトヲ、Biosearch
 8 、600 D N A合成機(Bioscarc
h、San Rafael、Ca1ifornia )
 T:合成し、HPLCで精製し、等量に浪合し、5分
間で90’まで加熱し、22℃まで放冷した。これら2
種のオリゴヌクレオチドを焼きもとJ−と、遺伝子の5
′末端近くの2つのSac 1部位の間のNa4遺伝子
の配列と同一の3ac I末端を有するDNAフラグメ
ントを形成する。この合成フラグメントを、5aCIで
消化させたl)SMACに結合させ、得られる組み替え
分子をM H1に変換し、変換体をDNA配列決定によ
りスクリーニングし、何れのクローンが正しい方向に3
aCl−8ac160bpフラグメントを有し、世紀の
長さのNA4cDNAをエンコードしているかを決定し
た。pSS33が、このプラスミドである。 pSS33の構築は図21に示しである。 NA4cDNA表現プラスミドの構築を促進するために
、正規の長さのNA4cDNAをエンコードしている第
2のプラスミドを構築した。このプラスミドがpNcD
である。DNCDは、pSS33中のNA4cDNAの
5′末端をマークしているSac 1部位の、pUC1
8配列の即上流に挿入された、もう一つのヌクレオチド
塩基対を含有している。この塩基対を加えると解VC′
R構をシフトさせるので、牛プロキモシン(1)WHA
93)又は大腸菌ベータガラクトシダーゼ(pDK2)
の何れかのEcoRIの場合には、w?読機構は維持さ
れるであろうし、プロキモシン−NA4、又は、ベータ
ガラクトシダーゼ−NA4の縮合蛋白が産生され得るの
である。 pss33を創出するために使用した方法と同様にして
、pSMACからpMCDを誘導した。合成オリゴヌク
レオチドC0D395とC0D396を作製し、精製し
、アニーリングした。アニーリングした時にそれらが形
成するDNAフラグメントはEcoRI末端とSac 
I末端を有する。 このフラグメントを、EcoRl−8ac I開裂させ
たpSMACに結合させ、得られる組み替えプラスミド
を大腸菌に一12株Mh1に変換した。 pNCDの構築は、ジデオキシ配列決定により証明した
。pNcDの構築を図22に示す。 pNCDを大腸菌ホストIIl胞JM83に変換し、八
ccession No、  67266でATCCに
寄託した。 例  26 陽画におけるcDNA由来のNA4抗原遺伝cDNAク
ローンは、菌においてNA4蛋白合成のための遺伝子を
与える。しかしながら、cDNAは、大腸菌において転
写及び翻訳を可能にするための固有のシグナルを含有し
てない。それゆえ、クローン化cDNAを、RNAポリ
メラー1Fに対する強いプロモーターを含み、また大腸
菌の挿入cDNAの上流において蛋白合成を開始するリ
ボゾーム結合部位も含む所の表現ベクターに挿入した。 ここにおいて使用する様に、NA4蛋白という語句は、
pss33又はpNcDの何れかの誘導体、又は細菌ホ
スト細胞中で産生された何れかの組み替えNA4−誘導
物質によりエンコードされたNA4蛋白の表現産物に関
するものである。NA4抗原という語句は、胞子小体の
表面に存在する様な、又は胞子小体から除去された様な
ゲノミツクNA4  DNAにより表現される天然生成
物に関するものである。 pWHA93とpDK2の表現ベクターに遺伝子を挿入
して大腸菌における表現を獲得出来るように、DWI−
IA93とpDK2の表現ベクターを構築した。技術に
熟練した人に知られている他の好適なプラスミドも使用
され得た。pWHA93とpDK2のプラスミドは、好
適なプラスミドの2例である。pWHA93プラスミド
は、1aC及びtaCという2つのプロモーターを有し
くtacプロモーターは、プラスミドpDR450山来
のものである: 34 ; PharmaciaHOI
eCtllar Biolooy DiViSiOn、
Pi3Catal#aV、NJ)、それぞれのものは、
押入された遺伝子の転写を方向付けることが出来る。プ
ラスミドoWl−IA93の構造を図12に示す。 類似(D E、 tenet la蛋白TA4の表現レ
ベルは、直接表現したものよりも縮合蛋白として表現さ
れた時の方がはるかに高いので、NA4蛋白は、他の蛋
白に縮合することにより安定化される。何れの好適な蛋
白も本蛋白縮合に利用出来る。以下の例は、好適な2つ
の蛋白のみについて、即ちべ−タガラクトシダーピとプ
ロキモシンについて説明する。 例  27 ドの構築。 NA4蛋白を大蛋白に結合さけると大腸菌
の中で安定化するので、NA43ft伝子縮合プラスミ
ドを構築した。数種の成熟核蛋白は、縮合蛋白として細
菌中でより安定である(17.27)。組み替えプラス
ミドである1)TDSlとpTDs2は、ベータガラク
トシダーゼ−N△4抗原縮合蛋白の表現のために構築さ
れた混成体である。これらのものは、プラスミドDDK
2由来のちのであり、flaG調節部位を含有し、また
プラスミドpBR328のEcoR[部位に押入された
うムダp1aG (22,63)由来の、及びcDNA
クローンpSMAC及びpNcD由来の総ベータガラク
トシダーゼ遺伝子も含有している。 pDK2以外の好適なプラスミドも使用され1りる。 プラスミドpDK2は好適なプラスミドの一例である。 psMAc及びpNCD由来の1.3kbEcoRI−
BamHIフラグメントは、それぞれ90%あるいは全
NA4cDNA配列を含有するが、このフラグメントを
、ECORI及び3amHIで開裂させて、それぞれプ
ラスミドDTDS1及びpTDS2を産生させた所のp
DK2プラスミドDNAにクローン化させた。 クローンC)TDSl及びpTDs2は、90%又は全
NA4cDNA配列が、解読til構においてベータガ
ラクトシダーゼのコーディング配列のC末端部位に縮合
している所の期待されたプラスミドを含有していた。p
TDsl及びpTDS2の構築を図23A及び23Bに
示す。 ここでMH1/pTDs1及びMHI/pTDs2と記
述した組み替えDNAとそのホスト微生物は、Amer
ican Type Cu1ture Co11ect
ion。 Rocksvi l Ie、 NOに寄託され、それぞ
れATCCAccessionナンバー67 240及
び6726ユと指定された。これらの寄託は、Buda
peSt丁reatyに準じて行った。 DTDSl及びDTDS32蛋白を大腸菌で高濃度に合
金したが、不溶性でありモノクロナル抗体Ptn7.2
A4/4と反応しない。 例  28 pTDSI及びpTDS2を含有する細胞によって産生
された蛋白は、太いに又は全体的に不溶性であり、その
ために明らかにモノクロナル抗体Ptn7.2A4/4
との反応性はない。大腸菌において産生された、不溶性
で不活性な他の成熟核の蛋白を可溶化すると、その活性
が回復することが観察された。このような蛋白の一つは
生プロキモシンである。NA4cDNA配列を牛プロキ
モシン遺伝子に縮合させて、可溶化され1qる、またプ
ロキモシンそのものに対して開発された方法により活性
化される所の不溶性綜合蛋白を産生した。縮合蛋白の固
有再賦活の程度は、プレートE L I S Aにおけ
るモノクロナル抗体Ptn7.2A4/4との免疫反応
性によりモニターされ得た。 プラスミドをエンコードしたプロキモシン−NA4縮合
蛋白は、NA4  cDNA配列をクローン化したpW
HA93のプロキモシン遺伝子(例12において記述し
た)に結合させることにより創出した。他のプラスミド
も利用され得る。 好適なプラスミドの一つは、l) W HA 93であ
る。 プロキモシン−NA4m伝子縮壬子であるpDDSl及
びpDDS2の構築において、約1,3kbフラグメン
トを、醇素旦旦旦RI及び1−(ind)IIを用いて
開裂させることにより、それぞれのcDNAクローンp
sMAc及びpNCDから取り除いた。プラスミドpW
HA93を同様にしてECORI及びHi ndlI[
を用いて開裂させ、その様にして産生した2つのフラグ
メントのうちの大きい方を、DSMAC及びpNCD由
来のNA4 cDN△配列を含有するそれぞれのEco
RI −1−1i ndI[[7ラグメントと結合さセ
、それぞれの組み替えプラスミドpDDs1とpDDS
2を産生じた。poosiとpal)S2の構築を図2
4Aと248に示ず。 ここでMHI/pDDs1及びJM83/PDPS2と
記述した組み替えDNA及びホスト微生物は、^mer
ican Type Cu1ture Co11ect
ion。 Rockvi l le、 HDに寄託され、それぞれ
ATCC八ccへssionナンバー67 243及び
と指定された。これらの寄託は、BIJdaOeSt条
約に準じて行った。 例  29 性の実証 表117ラスミドpTDS1.pTDS2゜pDDsl
、 及びpDDS2+7)大111国産生物は、すべて
大いに、又は全体的に不溶性である。すべとのプラスミ
ドは、Laemmliサンプル緩衝液中で煮沸すること
により可溶化することが出来るし、また、NA4抗原の
サブユニット部分に高度に一致する所の17.000ダ
ルトンのTA4抗原のサブユニットに対して産生させた
マウスの抗血清と反応するであろう。しかしながら、こ
れらの条件下では何れのプラスミドも、モノクロナル抗
体Ptn7.2A4/4とは反応しない。それゆえ、こ
れらの大腸菌で合成した蛋白を可溶化し再賦活して、モ
ノクロナル抗体Ptn7.2A4/4と反応できる形で
、またそれゆえ動物においてE、 necatrix及
びF、むenella ニ対して中和し保護する抗体反
応を起し得る形で、抗原を産生することが必要である。 最初に、牛プロキモシンを可溶化し再賦活して活性酵素
を産生するための既知方法によって、NA4縮合蛋白を
可溶化し再賦活させた(47)。 この方法により、Ptn7.2A4/4免疫反応性を有
する純粋な可溶性のNA4綜合蛋白を産生じた。免疫反
応性を回復するための最適な条件を設定し、以下に記述
する。 上述のようにして、プラスミドDTDS1、pTDS2
、DDDSl、及びpDDs2を構築した。これらのプ
ラスミドを用いて、標準法により大腸菌5G936株を
変換し、アンピシリン耐性のコロニーを精製し、培養に
供した。それぞれの場合、新たにしまを付けた基点平板
培地から採取したアンピシリン耐性コロニーを用いて、
し−ブロスとアンピシリンを100マイクログラム/−
含む100Id、の液体培地に接種した。この培地を3
0℃で振とうさせて培養し、1.0の0D   とした
。I PTGを21118に添加し、培地を30℃で2
−3時間以上培養した。遠心分離を行って細胞を収集し
、−70°Cで冷凍して貯蔵した。それぞれNA4表現
プラスミドの一つを含有する大腸菌5G936株のペー
スト状の冷凍細胞を、それぞれ40威のp118の25
IllHのTris−HCl、10mHEDTA、0.
51rrg/#!i!’Jゾチームに懸濁した。少時の
インキュベーションの後、溶解した細胞を音波撮動によ
りさらに崩壊さVた。 大腸菌において合成されたNA4縮合蛋白は、細胞溶解
質に全く不溶性であることが判っているので、プラスミ
ドをエンコードしたNA4蛋白は、100、OOOXg
で1時間細胞溶解質を遠心分離し、その後5%Trit
in  X −100洗浄剤(Siama Chemi
cal Co、、St Louis、NO) 、20m
HEDTAを含む緩衝液を用いて小球にしたSnx片を
25℃60分洗浄剤抽出することにより精製した。NA
4縮合蛋白は不溶のまま残り、25℃であった。NA4
縮合蛋白は不溶のままであり、ioo、oooxgで遠
心分離して収集した。 不溶性物質を12蛇の10mHリン酸ナトリウム(p1
17’、5)にけん濁し、遠心分離により収集し、残存
する洗浄剤を除去した。NA4縮合蛋白をpl+7.5
の10mHリン酸ナトリウム!l衝液中に懸濁し、最終
容塔を7.7dとした。この懸濁液に5.8gの固体尿
素を添加することにより充分に可溶化し、最終濃度を容
ff1l 2d中8Mとし、その後室温で16時間混合
した。 得られた澄明な液を、それぞれDHll、0に調節した
100容のlQmHリン酸ナトリウム緩衝液に希釈し、
最終容はを1200dとした。この溶液を完全に混合し
、15℃で10分放置した。この溶液のtallを、0
.5N+−1cj!を5分間にわたって添加することに
より滴定し、pH8,5とした。 得られた溶液は、検定又は貯蔵する前に室温で1時間以
上放置した。試料は、モノクロナル抗体Ptn7.2A
4/4との免疫反応性について検定した。この試料は、
以下に記述するように、pCOC20由来の際試活した
抗原に匹敵する活性を有していた。 再賦活化サンプルのイムノアッセイ 再賦活化したpTDsl、pTDs2.pDDsl、及
びpDDS2蛋白とモノクロナル抗体Ptn7.2A4
/4との免疫反応性を測定した。 マイクロ力価プレート(Immulon I raic
ro ELISAr+at−bottom well 
plates、DynatechLaboratori
es、Inc、、Alexandria VA)のそれ
ぞれのウェルを、10mHNa  HPo  、150
mMNaC!、0.01%(w/v ) 2witte
rgent 3−12、 pH8,0に希釈した100
マイクロリツターの抗原で覆った。再賦活した試料に対
しては、1:10〜1:1000希釈の抗原についてア
ッセイを行った。プレー1〜を、抗原溶液で室温で1時
間、その後4℃で一夜インキュベー1〜することにより
抗原で被覆した。ウェルを空にした後に、0.02%(
vハ) Twecn −20(PBST)を含むpH7
,2のリン酸緩衝生】11!食塩液で3回洗浄した。プ
レー1−を3%(W/Vlゼラチン、1)H7,5の1
0mHTris−HCl、150mHNaC1,0,0
5%〈Wハ)NaN3で室温30分間!l!l 1!l
!L、残余の蛋白結合部位をブロックした。その後プレ
ー1−を、100マイクロリツターのモノクロナル抗体
Ptn7.2A4/4 (3%[w/vl牛血清アルブ
ミン中30マイクログラム/sjり 、pH7,5の1
0mHTr i 5−1−IC1,150mHNaC1
,0,05%(w/v ) NaN3 )で、室温で2
時間インキュベートした。PBSTで3回1クエルを洗
浄した後、結合したモノクロナル抗体Ptn7.2A4
/4を、71クスIgGに対するVectastaNn
 ABCKit  (VectorLaborator
ies、 Inc、 、 Burl +ngame、 
C^)を用イテ定徂した。プレートのそれぞれのウェル
を、100マイクロリツターのビオチニル化した馬抗マ
ウスI aG (40マイクロリツターのビオチニル化
抗マウス抗体、10dPBST中80マイクロリツター
の正常馬血清)で充填し、室温で30分間インキュベー
1−シた。プレートをPBSTで3回洗浄した。その後
、プレートを100マイクロリツター/ウエルのVcc
tastain  A B CRcagcntを用い室
温で30分インキュベートした(プレートに添加1゛る
萌に30分間、予めインキュベートしたPBST中80
マイクロリッターのビオチニル化された西洋ワナどのパ
ーオキシダーゼneagentBと混合した80マイク
ロリツターのAVidinDll  Reagent 
 A) 、 PBSTで5回洗浄した後に、結合した西
洋ワザどのパーオキシダーゼについて、100マイクロ
リツター基質/ウエル(501Mクエン酸塩/リン酸塩
緩衝液p液液5.3゜0.015%(■ハ)過酸化水素
中0.1■/−の2.2′−アジノージ−(3−エチル
−ベンズデアゾリン)6−スルボンFl!2)を添加す
ることにより測定した。プレートを室温で暗所でインキ
ュベートした。4 / 4 n量の吸光度を、r;te
rtehHultiscan自動プレートreader
 (FlowLaboratories、 Inc、、
 He C1ean、 VA)中で基質添加を行って1
0−60分後に測定した。 NA4縮合蛋白の免疫反応性は、TA4縮合蛋白pcO
c20に匹敵することが判った。 これらの実験に使用した抗原は、例21に述べたように
してスポロシストから作った。ひよこに使用する前に、
5DS−PAGEならびにモノクローナル抗体Ptn7
.2A4/4による免疫反応性によって、この蛋白質の
同定と純度を確認した。 0.15Mリン酸緩衝塩化ナトリウム水溶液に希釈シタ
精製抗原1、約5%へIracel A 、 94%D
rakeol 6−VR,1% TWeen 20から
成るキャリア3部に乳化させ最終ff11mとした。ひ
よこに、頚部へ1回ffN3マイクログラム抗原10.
2CCを投与した。14日間隔で更に2回、同じ投与径
路で抗原を投与した。 蛋白質各投与前3日と最終投与後11日日日、血清試料
収集のためひよこから採血した。血清を熱により不活性
化さV、例2で述べたスホロゾイト微ft%中和定石法
にて別々に調べた。 Fの表14に述べである結果によれば、ワクチン接種せ
ずキ\7リアだけを投与したひよこは、Ltcnell
aスポロゾイトに対して明白な中和抗血清力価を示さな
いが、この抗原の3回投与を受けたひよこは中和抗血清
を示した。 表14 N△4抗原誘起スポロシイ1〜中和定吊デ〜タワクチン
接秤していない 対照標準        検出でさず   検出できず
   検出できずギヤリアのみ(口・1旬     1
:4     検出できず   検出できずキA7リア
/NA4      1:32     検出できず 
    1:8蛋白質ワクチン(n=15) 免疫血清b) (仝スポロゾイト      ・・・       ・
・・       1:32ワクチン接種) a 各処置グループ内のひよこから1!7に血清を集め
て検査した。 b、 数羽のひよこから集めた血清 C,50%中和1d 例  31 tc 6/)(7) E、NECATRIX  N A
 4蛋白質の使用。 4週令白色レグボンひよこに、頚部筋肉へ筋肉内径路に
より、免疫親和力を利用して精製したNA4蛋白v11
5マイクログラム10.2CCの一回岱を14日間隔で
3回投与した。この抗原はPBS中に調製され、前述の
キャリア3部に乳化させて60マイクログラム/dで最
終号とした。第2グループのひよこにはキャリア基質の
みを投与した。 第3グループはワクチン接種しなかった。第4グループ
の、NA4ワクチン接種したひよこと同じケージ中で飼
った接種していないひよこは、前哨として役立った。ひ
よこをE、 tenet laで汚染させた一群の中に
無作為に入れた。E、tenOIlaに触れさせてから
10日後に、ひよこを1X104E、tenellaオ
ーシスト経口投与盪で攻撃した。24時間後再び、ひよ
こに3×104オーシストを経口的に与えた。E、 t
enel Iaの最終経口吊を与えてから5日後に、す
べてのひよこを殺し、病巣を評価した。下の表15にそ
の結果を示す。 表  15 処置グループ     病巣評価 (X+標準偏差) キャリアのみ     4.0+0.0キヤリア/蛋白
質    2.4+1.3ワクチン接種なしの 対照群         3.4+0.6当該分野熟知
の人には、この結果は、NA4蛋白質を投与されたひよ
こが、E、tenOIlaの苛酷な攻撃による疾患に対
して、ある程度防御されたことを示唆している。NA4
蛋白質を投与されたグループの病巣評価は各々の対照標
準グループより低かった。 例  32 組換えEIHEItlA NECATRIX (N A
 4 ) 抗Fjk:す’) サれたひよこの反応およ
びE、 TENELL^との交差反応性 ワクチン接種ひよこの特異反応。 E、nccatri
xとE、tenellaのスポロシストから誘導した膜
蛋白質に対するN△4ワクチン接種ひよこの免疫反応性
を証明し、又それらを同じ奇生原虫に対するTA4ワク
ヂン接種ひよこの反応と比較する実験を行なった。この
実験では、10羽のひよこをPTDSl (ベータガラ
ク1〜シダーゼ/NA4融合生成物、例27参照)のワ
クチン接種を行い、10羽には、PDDSl (プロキ
モシン/NA4融合生成物、例28参照)のワクチン接
種した。 これらを10羽のpcOc20 (プロキモシン/NA
4融合生成物、例12参照)のワクチン接種したひよこ
と比較した。これらの蛋白質の免疫反応性は、実験に参
加する前に、モノクローナル抗体Ptn7.2A4/4
を用いて定出し確認した。 抗原は、5%^rlacel −A 、 94%Dra
keO16−Vr、1%Tween  80から成るキ
ャリアを、免疫強化因子としてLP84マイクログラム
を含む抗原50マイクログラムに対して3:1の比にし
て調製した。この処方は、1回皮下投与伍を0.5−d
として後頭部へ与えた。ワクチン接種方式は、10日間
隔で3回投与し、各ワクチン接種時にひよこから採血し
、血清を集め、凍結保存した。実験の対照群は、DCO
C20TA4抗原/キャリア/LPS;キャリア/LP
S :ワクチン接種しない対照群から成り立っていた。 ワクチン接種群と対照群からの血清に対して、例13で
述べたようにウェスタンプロットによってF、neCa
triXとE、tenellaのスポロシス]へ蛋白質
に対する免疫反応性を定覆した。 下の表16から分かるように、ひよこへのpDDSl、
pTDsl、PCOC20抗原のワクチン接種から均一
と不均一の寄生種に対する比血清反応性がわかる。 表16 Eimeria     Eimeria     E
imeriaTen、   Nec、   Ten、 
  Nec、   Ten、   Nec。 pDDsl(n=10)    2/8  0/8  
6/8  7/8  7/8   B/8pTDs1(
n=lO)    1/6  2/6  1/8  2
/8  1/7  3/8pcOc(n=15)   
  7/9  5/9   G/6  4/6  6/
6  6/6補助対照群(n=1o)    O150
150150150150/5方式を施行してから10
日後、ひよこにE、n(ICatriXまたはE、 t
cnel Iaミオ−シスト接種し、それら寄生虫に特
徴的な病巣について調べた。接種の処置群のひよこに、
E、 ten13+ 1aの胞子化オーシスト5.00
0個とE、necatrix+7) 、t −シスl−
6o、ooo個を接種した。接種物は、予め、望ましい
病巣重症度になるように調節し、例18の如く、攻撃5
8侵に病巣を評価した。 次の表17に示しである結果は、対照群と比較して、ワ
クチン接種群における病巣重症度の減少を示している。 表  17 病巣評価 病巣評価(X十標準偏差) 処置群(n=5)  E、Necatrix   E、
tenella攻  撃       攻  撃 DDDSI  2.0±0.83.4±0.9D  T
  D  3 1     1.75  ± 0.9 
  2.8:ヒ 0,6pcOc202.2±0.43
.0±0.5補助対照群  2.6  ±0.7  検
出できず攻撃対照群  2.8  ±0.8 3.8±
0.611L又戊エバエlユユエλ且亘旦亙旦主二工1
けるスポロゾイト中和血清反応性。 ならびにpTDslの、ワクチン接種ひよこの血清へ奇
牛虫中和能を付与するPDDSlとPTDSlの能力を
判定するためにスポロゾイト中相定量法(SNA)を利
用した。例18において確立させたSNAプロトコール
を用いて、前述したワクチン接種群と対照群の血清につ
いて、スポロゾイト中和能を定量した。 下記の表18に示すように、pTDSlとoDDslの
ワクチン接種したひよこから、三回目のワクチン接f!
i後に集めた血清は、−次mcrontsの発生阻止に
有効であった。 表18 組換えNA4ワクチン接種したひよこに対するc、 t
enet Iaスポロゾイト中和定品。 スポロゾイト中和希釈倍数 処置群 1:4 1:4 1:8 1:16 1:32
pDDs1(n=10)  ’ 6/10 3/10 
1/10−・・・−pTDSl(n−10)   2/
10−4/10 4/10   ・・・pCOC20(
n=101 1/10   ・1/10 2/10  
−・・補助剤対照(n−tO)    9/10  1
/10    ・・・   ・・・   ・・・スポロ
ゾイト 免疫血清(n=2)      ・・・   ・・・ 
  ・・・  2/2    ・・・例  33 分野体を、最初はアラバーン大のアレンイガ−博士から
購入した。この分離体の各々の純度はオーシストの特徴
、感染腸組織の組織学を使用して確かめられた。オーシ
ストの大きさ・形の指数はE、maximaの範囲内に
あった。 ジョンソンとライド法によって病巣を評価した。 感染ひよこの病巣はこの分離体に典型的なものであった
。病理学は腸中間部に限られ、粘液様滲出物と壊死性陽
炎があった。感染後4日目の組織検査から、腸中間部上
皮に小さな3代・4伏目のスキゾントが見い出された。 a度感染中(1,00o、oooオーシストまr ) 
、E、maXimaニよッテ死にはいたらなかった。分
離体各々の純度を確保するため、オーシストの一回クロ
ーニングを定期的に行なった。 オーシストの増殖。 一般的には、2から6退会SPF
白色レグホンひよこに、分離体各々の純培養液を通過さ
せた。外部からのコクシジュム感染を避Gプるため、ひ
よこを生後1日からプレキシガラス製隔離室で飼育した
。感染から8日後に免便中からオーシストを採集した。 胞子化したオーシストを、一般的には、2%w/v K
2Cr2O7中24℃で保存した。 区」1)ニヱ」二m望、14退会ブロイラーひよこ5羽
にE、maXi+naの胞子化オーシスト1X106個
を経口的に接種した。接種してから4日後に、ひよこを
殺した。腸中間部を取り出し、PBSを急激に流し、切
開した。上皮層をガラススライドで剥離し、1%ヒアル
ロニダーぜPBSの入いっているビーカーに入れた。室
温にて1/2時間培養後、その消化物質を粗目の布に通
した。懸濁液を50IIi管に入れ、100OIIPH
で10分間遠心分離した。上澄液を取っておき、沈澱物
を2度洗浄した。 上澄液を合わせ、3000 IIPMで10分間遠心分
離した。沈澱物を再懸濁し、ガラスウールカラムに通し
た。この懸濁液を遠心分離による収集をする前に2度洗
浄した(10001tPH14分間)。 In Vivo E、Haximaメロゾイト中和、酊
E、Haximaメロゾイト中和定量のため、メロゾイ
トを数え、処置群1グループ当り、ひよこ1羽当り1×
107メロゾイトになるよう希釈液を調整した。各処置
群は3羽の1退会ブロイラーひよこから構成されている
。各処置群用のプールメロゾイ1・は、遠沈させてから
、熱で不活性にした試験、L′fri液または血清(5
6℃、30分間)3−に再懸濁させた。メロゾイトを接
種前に37℃にて30分間18養した。接種のため十二
指腸を外科的に露出させ、メロゾイトを含む試験上澄液
又は血清1戒を内腔へ注入した。切開部を閉じ、ひよこ
を処dに従って隔離ケージに隔離した。攻撃後1日から
4日間、ロング等(1976)(42)により記述され
た方法を用いて、オーシスト産生数を数え Iこ 。 例  34 E、HAXIH^に対するハイブリドーマの゛  i]
!特徴。 (11−クローン性抗体。 ヴアンドイセン、ウニトス
トン法(77)を使用して開発したハイブリドーマから
単一クローン性抗体を誘導した。rf!At11に述べ
ると、Ba1b/CByJvウスを、106107無欠
E、 max imaメロゾイテで繰返し免疫にした。 無欠メロゾイテの最終静脈内性用から3日後に、無差別
に選んだマウスを殺し、牌臓を摘出した。5牌細胞を器
管の線維組織から分離し、洗浄してからネズミの形質細
胞腫細胞系(sp210M>と融合させた。 E、Haximaメロゾイトー特異性ひよこ抗血清SP
F白色レグホン型ひよこにおいて、[imeriama
ximaメロゾイトに対して免疫性のひよこ血清を調整
した。簡単に述べると、1〜2週令のひよこに、14日
毎に、凍結/溶融したメロシイ1−を四回注射した。各
々のひよこに、−回目の注射では4X10’メロゾイト
を、次に1.4X107メロゾイ1へを含む注射液を更
に4−5回与えた。R終接腫後5日日に6蔵穿刺によっ
て血液を得た。 血清を集め一20℃で保存した。 間接蛍光抗体スクリーニング。 E、maximaのメ
ロゾイド(約1×106/容器)を用いてIFAスライ
ドを作製した。スライドを数時間から一夜風乾し、次に
1%牛血清アルブミン(BSA)10マイクロリツトル
を各々の容器に加えた。BSA添加から5分後に、試験
上澄液20マイクロリツトルを加えた。上澄液を37℃
、20分間培養し、次に、0.05%ツイーン−20を
含むPBS(PBS−ツイーン)で三回洗浄した。蛍光
結合ウサギ抗体(PBSで1:40に希釈)を試料に加
え、37°Cにて20分間培養した。その結合体をPB
S−ツイーンで3回洗浄したのち、スライド液とカバー
グラスを載せた。 結果。 E、maximaメロゾイトに対して開発され
た多くのハイブリドーマのうち、8種がこの寄生虫のメ
ロゾイト段階に対する中和抗体を産生することが判明し
た。研究したハイブリドーマすべては、膜結合抗原を認
識する抗体を産生じた。バイブリド−71胞系ATCC
No、1−IS  8946が産生し、Pmx47.8
B5と表わされる単一クローン性抗体はE、maxim
aオーシスト産生を減少させる傾向を持つため選訳され
た。 例  35 分裂小体膜タンパク質(例36の記載に従って化溶化し
た洗剤)を−次元ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリル
アミドスラブゲル(35)を用いて還元或は非還元条件
で分離し、電気泳動によりニトロセルロース紙への移動
を行った(5)。電気泳動プロットはSharmaらの
方法(64)で作製したが、例外として血清、モノクロ
ーナル抗体及び特定の抱合体(ヤギ抗ニワトリ[FGと
接合したペルオキシダーゼ(にi rkegaardと
Perryによる)、ウサギ抗マウスIgGと接合した
ペルオキシダーゼ(Cappelによる))を用いた。 プロットはこれらを4−クロロ−1−ナフトール(シグ
マ社;66C1l/+ne)及びH2O2(0,17%
)と反応させて展開した。 のE、maxima分裂小体タ分裂小体タンパクセて調
製したモノクローナル抗体は、1つはみかけの分子分が
55,000ドルトンであり、もう1つはみかけの分子
団が42.000ドルトンである(還元或は非遷元の条
件での5DS−PAGEにおいて)。しかし、Pmx4
7.8B5がいくつかのアイメリア抗原に共通のエピド
ープを認識すると思はれている。 例  36 アイメリアMAXIMA8B5抗原の精製及び特性 モノクローナル抗体Pmx47.追Jトカ」久M判エア
フイニテイークロマトグラフィー用の固相にPmx47
.8B5モノクロ一ナル抗体を結合させる前にHBIO
I無血清培地中にみられる汚染成分及びタンパク質(す
なわち、B5A1トランスフェリン、インスリン、成長
因子等)を取り除くための精製を行った。この精製機構
の第一段階は製造者の示す使用方法に塁づき上澄に含ま
れるPmx47.8B5から過剰のBSAを取り除くた
めにDEAE−Affiゲルブルーカラム(BIO−R
AD)を通すことであった。この後で次に示す陰イオン
或は陽イオン交換クロマトグラフィーによる精製を行っ
た。部分的に精製された抗体をpH18,0の20mH
リン酸ナトリウム緩削液でDEAE−セファデックスカ
ラムに乗せ、同じ緩衝液中で塩化ナトリウム濃度をO〜
500 mHにグラジェントさせて流出させた。陽イオ
ン交換方法は、Carlssonらの方法(6)に基づ
いたが、SP−セファデックスの代わりにリン酸セルロ
ース樹脂(BIO−RAD)を用いた。流出分画中の抗
体の位置はELIS△により測定し、純度は5DS−P
AGEにより決定した。 Pmx47.8B5アフイニテイー樹脂の作製。 精製復、Pmx47.8B5モノクロ一ナル抗体を製造
者の示す方法に基づき、CNBr活性化セファロース4
B(ファルマシア社)或はベックマンULTRへFF、
INTTY O−E Pカラム(ベックマン社)と連鎖
させた。 分子fl?155.000ドルトンの8B5抗原の精り
、  E、HAXIHA:F)裂小体を20mMt−リ
ス塩!<111+7.5>、25mH塩化ナトリウム、
50mHW化マグネシウム、1%(■ハ)トリトンX−
100゜1+nHPMSF、1n+HTLCK、0.1
mHTPCK及びl0KIU/dアプロチニンを含む溶
液中に再懸濁させ、最終的な濃度を108分裂小体/I
dとした。1時間インキュベート後、28.000Uで
回転(10分4℃)させると不溶性物質がペレット状と
なった。 ザンブルをへG50l−X8混合ヘッド樹脂を含むPB
S (p117.2)に対して広範囲の透析を行った。 分子量55,000ドルトンの8B5抗原をPmx47
.8B5モノクロ一ナル抗体を用いて上澄から免疫吸着
させた。非特異結合タンパク質はpH7、、5(高)或
はpl+4.0(低)の洗浄により取り除いた。結合分
画は500mH水酸化ナトリウム1d中にグリシン(p
H3II’ O)をOから1Mまで増加させて1dずつ
の分画として流出させた。精製されたポリベブヂドは、
ミクロタイタープL’−1−ELISAにより、Pmx
47.8B5モノクロ一ナル抗体との反応性があること
を示した。 PJ37 E 、 ’COL I 中(7) E、)IAXIHA
  λgtllゲ/ム表記ライブラリーの構成 本研究に用いられた組換え体DNAライブラリーは脱リ
ン酸化されたλgt++アーム中に連結された(ベクタ
ークローニングシステム) E、maximaの完全な
EC0RI消化によって作られた。アームは0〜7 k
bpの長さの部位に挿入できる。 E、1aXinla  D N Aは次の手法を用いて
3.6×107の胞子形成されたオオシストから精製さ
れたものであった。胞子形成されたオオシストを洗浄し
、スポロシストは前に述べた方法で分離した。 分離したスポロシストを0,1Mt−リス塩1m(pH
18,5)、0.2M塩化ナトリウム、1QmHEDT
Aを用いて2回洗浄した。スポロシストを0.1Mトリ
ス塩酸(pH18,5) 、0.2M塩化ナトリウム、
50mHEDTA、1%SDS、150μff/dプロ
テイナーゼKを含む溶液中で65℃30分インキュベー
トして溶解した。室温まで冷却歪、DNAを同体積の液
化フェノールを用いて1時間かtプて徐々に抽出した。 3000 rpmで10分間遠心分離後、水相を取り除
き、境界面及びフェノールを10111Hトリス塩R(
pH8) 、1 mHEDTAを用いて再抽出した。水
相を混合しフェノールで1回及びクロロホルム:イリア
ミルアルコール(24:1)で2回抽出した。DNAを
エタノール分画法により分離した。DNAベレットを1
0mHトリス塩M (p]18) 、1mHEDTAに
再溶解し、37°Cで1時間0.15η/dのDNアー
ゼE!1ffl11iRNアーピAを用いて処理した。 RNファーの消化後、υンブルをフェノールで1回、ク
ロロホルム・イソアミルアルコール混液で1回それぞれ
抽出してからエタノールで沈澱させた。 EC0RI−切断E、maxima  DNA (0,
4μ9)をT4DNA連結酵素(IBI、0.5ユニツ
ト)を5μlの総体積に含むインターナショナルバイオ
テクノロジー社([BI)製のT4DNA連結緩!li
液中の脱リン酸化λ3t11アーム(2,Oμg)を用
いて12℃で15時間インキュベートした。この反応混
合物4μlをベクタークローニングシステム(ギガバッ
クGP10)から使用方法のとおりに凍結溶解及び音波
パッケージング抽出法を用いてランダブラーク形成単位
(pfu)中に組み合わせた。反応をCl−I CI 
3の添加ににり停止させ、8M溶液で希釈した。SMの
組成は0.58%塩化ナトリウム:(0,1M)0.2
%硫酸マグネシウム・7H20 501Ht−リス7.5 0.01%ゼラチン ライブラリー中の組換えファージの数を査定するため組
み合わせたDNAの一部を旦、Co11菌株Y1090
.r (プロメガ、バイオチク:旦、Co11  La
c  U169  Δ1onara  D139 5t
rA  5upF[trpC22::Tn10]hsd
  R(PMC9−一))の後11] [:]グ培養2
00111に吸着させた。 これらの培養物は5mHIPTGを含むMZCYM上層
寒天(44)の中のX−ガルアンピシリン(100μy
/d)(Dプレート上(55)にうえつけた。組換え体
はこの方法では無色のプラークを形成し一方非組換え体
は青いプラークを形成した。このライブラリーはこの方
法では95%以上の組換えを示し、10°pfuを含ん
でいることを示したくこれは非拡大ライブラリーである
)。 イブラリ−はNZYアンピシリン(100μg/ml)
上層寒天(44)中の5×104pfu/160 tr
y L−アンピシリン寒天プレートにうえつけた。 プレートを上むきにして42℃で3.5時間インキュベ
ー1〜した後、lQmHのI PTGで飽和して空気乾
燥させたBA85ニトロセルロ一ス濾紙(Schlei
cher & 5chnell)を用いて過剰に乗せた
。 プレートを次にさらに4時間38℃でインキュベ−1〜
した。′a紙を取り除きTBST(50mHトリスpH
8,0,150mH塩化ナトリウム、0.05% Tw
een 20 >溶液を用いて洗浄した。 濾紙を−estern Blocking緩衝液(3%
ゼラチン、10mHトリス 0.9%塩化ナトリウム、
0.05%アジ化物)中で15〜30分間インキュベー
トした。ブロッキング緩衝液を除き、濾紙を最初(−次
)の抗体として10−4パーツの8B5腹水液を含む最
初の抗体緩衝液(3%BSA、10、mHt−リス、0
.9%塩化ナトリウム、0.05%アジ化物)中に置い
た。濾紙をこの溶液中で22℃で4時間或は4℃で1晩
インキユベートした。それから濾紙を二次抗体としてビ
オチン化したウマ抗マウス、アビジン共役ペルオキシダ
ーゼ及び発色剤として4−クロロ−1−ナフトールを用
いて(ベクタスティンキット試薬及び標準手法)展開し
た。 10個のプレートから作成された5X105pfuに等
しい濾紙は、以上の方法でスクリーニングされPmX4
7.8B5に特異的に反応する23 pfuが同定され
た。 例  38 Pmx47.8B5と反応する23個のクローンはそれ
ぞれプラーク精製であった。クローンを次に培養して、
DNAをHf3+111Sら(23)の方法によってこ
れらのクローンから精製した。DNAをEC0RIで消
化し、それぞれのクローンに挿入したEC0RIの大き
さをアガロース或はアクリルアミドゲル(表XIX 1
行目)による電気泳動によって同定した。 それに加えて、それぞれの2g t l I E、ma
ximaクローンの溶原をE、coz菌株Y108B(
Y1090に対する溶原、Y2O2SはhflA及び1
−I S d+であることは例外)を用いて作成した。 それぞれの溶原の誘導培養物が成長してから、凍結溶解
により細胞抽出を行った。これらの抽出は重複還元SD
Sアクリルアミドゲル(10%或は5%のアクリルアミ
ド)による電気泳動により分画された。次に、これらは
、ファージ表現ベクトルλgtj!i(表XIX、第2
1第3段目)テコードされたβガラクトシダーゼを含む
タンパク質融合として組換え抗原が表現されているか否
かを調べるために、最初の抗体として8B5腹水液或は
ウサギ抗β−ガラクトシダーゼを使用するウェスタンプ
ロット法により分析した。これらうち、2つのPmx4
7.8B5りO−ンハ45にd−220kdのタンパク
質と反応した。プロットの重複セットのための最初の抗
体として使用されたウサギ抗β−ガラクトシダーゼは、
Pmx47.8B5により同定されたものと同じタンパ
ク質バンド或は116kdタンパク質、β−ガラクトシ
ダーゼのM、W、のいずれかと反応した。前者の反応パ
ターンによれば、問題のクローンがハイブリッド或は融
合タンパク質をコードすることを示している( E、 
1maXilaタンパク質はC−末端に近0ところでβ
−ガラクトシダーゼと融合した)。後者の反応パターン
によれば、分析されたクローンがλgtzのβ−ガラク
トシダーゼ遺伝子と融合しないE、 maxin+aタ
ンパク質をコードすることを示している。このようにウ
ェスタンプロット分析により23個のクローンが融合及
び非融合のカテゴリーにグループ分けされる。 上述のウニタンプ0ット分析によるデータとそれぞれの
クローンに挿入されたEC0RI  E。 maximaの大きさについての知見とを組み合わせる
ことで23個のクローン間の同胞グループを同定するこ
とが可能になった。この分析結果より、もとの23個の
クローン中13個の中から独立(非同胞)クローンを同
定した。これらの13のうち7個がβ−ガラクトシダー
ゼ−E、 maxima融合タンパク質にコードされる
。この中には、クローン5,11及び13が含まれてい
る(表XIX 4段目)。一方、他の6個はクローン4
及び18が含まれており非融合タンパク質にコードされ
る。 p14−9と呼ばれる付加的サブクローンも、Pmx4
7.4B5に免疫反応性を持つβ−ガラクトシダーゼ−
c、 may:ima融合タンパク質を生成するものと
して同定された。このサブクローンはサブクローンpB
−8と同様のE、 l1aXilla構造を持つ独立分
離であると考えられる。 クローン5.11及び13は融合タンパク質をコードす
るクローンの例である。クローン5,11及び13の溶
原はそれぞれ約120.160及び180kdのPmx
47.8B5−免疫反応性を持つタンパク質を表現して
いる。E、maximaのpmx47.8B5−標的抗
原を表わすβ−がラフ1ヘシダーゼとも反応するタンパ
ク質はλgt++のβ−ガラクトシダーゼにより融合さ
れる。 λgt++クローン5,11及び13(それぞれ約0.
24,0.8及び3,8kb)から挿入されるEcoR
Iは、旦、Co11からβ−ガラクトシダーゼ遺伝子を
挿入されたDBR322から誘導されたプラスミドPD
K2中にサブクローンされた。サブクローンp5−3、
pll−2及びp13−8(旦、Co11を宿主とする
DI210)はPmx47.8B5及びウサギ抗−β−
ガラクトシダーぜの両方に免疫反応性を持つタンパク質
120.160及び180kdをそれぞれ表現していた
。 サブクローン01210/p5−3、D1210/p1
1−2及びDI 210/pi 3−8からのミニスク
リーンDNAはE、 Co I +を宿主とするMH’
、(1−(sd  R−M” )に形質転換され、次い
でラクトースプロモーター及びオペ−レータ−の制御下
で組換え体抗原の表記を特に調製するリプレッサー分子
をコードするのを助けるプラスミドボルネL a c 
+−を含むl−o n−及び1−on+宿主へと形質転
換された。遺伝子の表現はI PTGの添加によりこれ
らの培養物中に誘導された。またそれぞれの宿主により
生成された組換え体抗原のレベルは7.5%5DS−P
AGEを用いた電気泳動による11M及び分画されたセ
ル抽出物によって決定された。 対照的に、2g t l I−maximaクローン1
8の溶比はβ−ガラクトシダーゼ抗体とは反応しない約
100kdのPmx47.8B5との反応性を持つタン
パク質を表現していた。このように、クローン18はλ
9tl+のβ−ガラクトシダーゼタンパク質と融合しな
いPmx47.8B5に反応性を持つタンパク質をコー
ドする。 クローン18のDNAを精製し、EC0RIで消化しプ
ラスミドベクトルClC18中にサブクローンさせた。 旦、coli菌株JM83 (ara−Δ− (am)     (fac  pro)strAth
 i (−80d  Iac io−67M15))の
白色コロニー形成の質転換細胞をX−ガル−アンピシリ
ンプレートから取り出し、ミニスクリーンDNAを12
のこのような候補から調製した。ミニスクリーンDNA
@EC0RIで消化し、1%アガロースゲル上の電気泳
動により分画した。1dの培養物をλ9t11クローン
18中に存在すルEcoRI−1ifi人(3,6kb
) fil!:同ffiヲ含むこれらのサブクローンか
ら生育させた。これらの培養物の[l胞溶解質はPmx
47.8B5を用いたウェスタンプロット法で分析した
。分析した培養物の約半分はおよそ100kdのPmx
47.4B5−反応性を持つタンパク質であり残りはそ
うではなかった。この結果は、クローン18中に挿入さ
れたEC0RIによりコードされたE、maxi請aタ
ンパク質の表現はoucl 8プラスミド内への挿入の
定位に依存していることを示していた。おそら< E、
n+aximaD N Aは翻訳開始の信号を含んでい
るが抗原の符号づけの続発の転写はλ9t11−β−ガ
ラクトシダーゼプロモーターによる読み取り転写に依存
している。 サブクローンp18−39 (Pmx47.8B5反応
性を持つタンパク質)のミニスクリーンDNAはJM8
3及び5G936 (テキスト中の他の場所の遺伝子型
を見よ)に形質転換された。 組換え体抗原の表現レベルは5DS−PAGE及びウェ
スタンプロットを用いた電気泳動による分画細胞抽出に
より測定した。この条件の下での、表現レベルは総細胞
タンパク黄の1%以下であった。 λgtllE、maxia+aクローン4をクローン1
8と平行して分析を行った。この結果は検査されたクロ
ーン4のサブクローン18個すべてがPmx47.8B
5=反応性を持つタンパク質(この場合は約50kd)
を表現したという点で異っていた。 サブクローンの制限マツピングによればEC0RI挿入
の可能な2つの定位は検査した18の中に示されている
ことを示していた。これらの結果はλgtl+クローン
4中でクローンされたEcoRI−E、maximaD
NAは翻訳及び転写開始の信号を備えていて、この信号
はE。 coliを宿主とするJM83中でも確認されること(
すなわち表現が定位に依存していないこと)を示してい
る。 P5−3、Pll−2、P13−8と指定されるλgt
ll−E、maximaクローン5,11.13のプラ
スミドP[)K2中のサブクローンは、Pmx47.8
B5及びベーターガラクトシダーゼに対するウサギの波
射により免疫反応を起こすベータガラクトシダーゼ−E
、  n+axima@合蛋白質をコード化している。 この融合蛋白質を精製するめに、これら3個のサブクロ
ーンからなるDNAを重要な濃度の融合蛋白質が発現す
る旦。 C011菌株5G936 (F−1ac (am)tr
p (am)  pho (am)  fic(tS)
  rpsl−mal (am)  江ffR(am>
  tsx::Tn  10 1onR9)に形質変換
した。 5G936中のサブクローンp5−3、Dll−2、p
l3−8の培養液1リツトルを、し−アンピシリン肉汁
中30℃でO,D、600が約1.5まで増殖した。無
効用誘導物?tlPTGを添加して1mHにし培養液を
30℃でさらに2時間培養した。4℃、6000rpm
 、15分間遠心分M (Sorvall、G S 3
0−ター)して細胞を集めた。ベレットを1×M9塩(
55)中で洗浄し、−20℃で凍結した。次にベレット
を溶かし、1QmHリン酸緩衝液、pll7.5及び0
.5η/Idリゾチーム40ati!に再懸濁し、室温
で30分間培養した。この懸濁液を、サンプルの粘度が
有意に減少するまで超音波処理(30秒の破裂)した。 サンプルヲ、AH641ロー1−’T’、30.000
rpm 、 4℃、60分間、遠心分離した。ベレット
をピペットで取り、超音波処理して、10118リン[
衝液40d!、pll5、中’r+ti懸濁シ、次にE
DTA(2On+H)とTriton  X −100
(5%)を加えた。サンプルを室温で1時間穏やかに混
合し、次にT8650−ターで4℃、30.000rp
mで60分間遠心分離した。このように調製したベレッ
トは、サブクローンp5−3、pll−2及びpl3−
8の純度がそれぞれ約70%、20%及び30%である
所望の出発蛋白質の約60%を含有していた。 表XIX コード化されている  8B5− DNA挿入 蛋白質(F)の融合また 反応蛋白質(K
O)  控除子孫1     3       F  
        −200123N         
 100     23     3       F
          1200     14    
 4       N         45−50 
     特殊5     0.24     F  
        120     363      
       F                 
  率200          17     3 
      N          100     
29     2       F         
 140     ¥r殊11     0.8   
   F          160     414
     3.8      F          
180     516     3.8      
F          180     517   
  0.8      F          160
     418     3.6      N  
         97     620     3
.2      F?          ?    
  特殊21     3.8      F    
      180     522     0.2
4     F          120     
324     3.6      N       
    ’17     625     2.5  
    N?          ?      特殊
26     3.8      N?       
   ?      特殊例  40 使用する8B5は、実施例36に記載されている還元さ
れていないそのままの8B5抗原の調製の方法によって
、メロゾイトから調製した。この蛋白質の純度と同一性
は、ひな鶏で使用する前に、5DS−PAGE及びモノ
クローナル抗体Ptn47.8B5との免疫反応によっ
て確かめた。 ワクチン製剤は、規定方式に従って、投与量0.2In
1につき約50マイクログラムの8B5抗源が含有され
るように、波源1容量に対して5%Ar1acel A
 、 94% Drakeol  6− V R、1%
Twecnから成るオイルキャリアー3容吊の濃度で調
製した。必要な場合は、波源をP8S(pl(7,2)
で希釈して規定方式に所望される温度にした。ひな鶏の
頚の筋肉に0.2aeを筋肉内投与した。波源を同量、
同じ経路で2週間間隔でさらに2回投与した。 蛋白質をそれぞれ投与する3日前及び最終投与の11日
後に、血清サンプルを採取するために鶏を脱血した。心
臓の不活性化した血清をメロゾイトマイクロ中和検定(
実施例33)で別々に試験した。代表的なものとしては
、3×107の新たに調製した E、 maximaの
メロゾイトを試験血清1.5Idl中で室温で15−3
0分間培養した。培養後、1X107のメロゾイト(0
,FM)を、2週齢の焼肉用の鶏の外科的に露出した十
二指腸に接種した。鶏を個別ケージに収容し、卵母SU
aの産生量を、感染後1−4日に収集した糞便を十分混
合して、各処方群ごとに計った。HCHaSter血球
計算板を用いて卵母細胞を数えた。下の表xxに示した
結果は、キャリアーを投与されワクチン処理をされてい
ない鶏にはE、 maximaメロシイ1−に対するは
っきりとして中和抗血清力価がなかったが、波源を3回
投与された鶏にははっきりとした中和抗血清力価があっ
たことを示している。 表XX B’tltJ清       1.4X10   5.
0XIO8,2X105キヤリーのみ(n=14)  
1.7刈06 5.0XIO51,25刈06キヤリア
ー/蛋白質 ワクチン(n=15)     2X105     
 0     4.7xlO3免疫血清       
  0         0         Q(全
てのメロゾイト ワクチン接種) 8B5蛋白 を使用したびな鶏における防御反応の誘発
 最終ワクチン接種の6週間後に、なん匹かの鶏に、4
0,000の胞子に変態させたE、 maxima卵母
細胞を経口試用投与した。投与の5日後から10EI後
の間に産生じた卵母細胞を数えた。この細果は、下の表
XXIに示した。 表  XXI E、maxima胞子虫症に対する8B5   ワクチ
ン種鶏の防御 ワクチン接柱群     監111立亘ユワクチン接種
していない対照  29.OX 10’(n−17) アジュバントのみ(n−5)   22.5x1068
B5EI/7ジユバンド   15.1xt06ワクチ
ン接種(n−8) 実施例 41 ひな鶏においてメロゾイトを中和する血清反応及びE、
 MAXI)I八に対する防御反応を誘発させるための
非−再生組模型(7) El)lEltlA MAXI
MA (8B 5 )波源の使用 らの実験に用いられた3個の8日5組換型の波源は、実
施例36に記載されている方法によって組換型の細菌か
ら調製した。この蛋白質の純度と同一性は、ひな鶏に用
いる前に、5DS−PAGE及びモノクロナール抗体P
mx47.8B5との免疫は反応性によって確認した。 波源のvA製試料は、各0.2tdの投与量に約100
マイクログラムの組換型の8B5抗源と0.04119
のLPSが含有されるように、波源1容呈に対して、5
%^rlacel−A 194%0rakeo16−V
R11%Tween80から成るオイシャヤ1,1アー
3容伍の濃度で規定方式に従って調製した。 必要な場合は、波源をPBS (pH7,2)で希釈し
て規定方式で調製するに必要な濃度にした。ひな鶏に、
0.5dを2週間間隔でさらに3回同経路で同量ずつ投
与した。 蛋白質をそれぞれ投与する1日前及び最終投与の14日
後に血清サンプルを採取するために鶏を脱血した。放血
の群と時間との関連においてプールされた2回目、3回
目及び4回目の放血で得られた血清を、実施例33に記
載されているようにin vivoのメロゾイトの中和
検定で試験した。2回目の放血でプールされた血清を熱
不活性化し、一方、3.4回目の放血で得られた血清は
熱不活性化しなかった。 下の表XXIIに示した結果は、キャリアー及びアジュ
バントのみを投与された鶏の血清はE、maximaメ
ロゾイトを中和しなかったことを示している。 しかしながら、波源を投与されたいく羽かの鶏の血清は
メロゾイトを中和した。 2回目の放血に関しては、実施例40に記載されている
ように5G936/p5−3組換型波源又は可溶化した
E、maximaメロゾイト蛋白質をワクチン接種した
群の血清で処理したメロゾイトを投与された鶏にだけ、
卵母細胞産生の減少が起った。 3.4回目のワクチン接種の後に、ほかのワクチン群の
血清が卵母細胞の中和を示した。これらの群の中で、卵
母細胞の産生の減少が最も一定した群は5G93615
−3であった。 8B511換型抗源を投与された鶏に関するin vi
voのEimeria  maximaメロゾイト中和
検定表XXll 5G 936/p13−8ワクチン接種   319 
      12       28SG 936/r
l 5−3ワクチン接種    38       8
       15SG 936/+111−2ワクチ
ン接種   119       15       
94アジユバントワクチン接種   10010010
0メロゾイトワクチン接種9    0      5
      4対照の鶏           119
      101      55最終ワクチン接種
の14日後に、鶏に20.000個の胞子に変体させた
E、 maximaを経口投与した。糞便を、投与の5
日後と10日後の間に収集した。各処11! nYごと
の卵母IQ+泡の全産生量を、実施例40に記載した方
法を用いて求めた。下記の表XXIIIの結果は、卵母
細胞の全産生数の減少は8B5組換型の波源をワクチン
接種した鶏に?13!察されたことを示している。 8B5組換型抗源のワクチン接種をした鶏のE、max
imaにもとづく胞子虫症に対する防御表XXlll 5G 93G /p13−8    2.3±0.33
      66SG 930 /D 5−3    
2.0+ 0.12      573G 936 /
r+11−2    2.8±0.42      8
0八aj、C0ntrOI             
     s、s± 0.14           
        100可溶したE、 maXilll
a      2.3±0.15          
66メロゾイト蛋白質(SQ) 例  42 ユ、 tenella及びE、 maxima等の多く
のEimeria工種によって引き起される胞子虫症に
対して鶏を免疫化するためのワクチンは、遺伝子工学的
に処理したE、 tencl Ia T A 4胞子虫
の膜蛋白質及びモノクローナル抗体Pmx47.8B5
または任意のこれに類似した組成をもつものによって同
定される元の分子Rが55,000の1・maxima
8 B 5抗源から調製される。波源の適当なキャリア
ーは、5% へrlacel A 、 94%Drak
eol  6− V R、1%TWeOn −80であ
る。 ワクチンの¥A製は、波源水溶液1部と^rlacel
 A10rakeol 6− V R3部を用いて投与
量あたり各抗原が10から200マイクログラムの最終
濃度に形成するごとく行なう。各投与量には、Salm
onella  m;nnesota  tps等の免
疫増強剤も10マイクログラム/投与m含めることがで
きる。 ワクチンは、どのような年齢の鶏にも、またどのような
経路ににつても、たとえば筋肉内経路、投与してよい。 適切にワクチン接種した鶏は、ワクチンに含まれている
種を野外投与することによって引き起される活動の低下
や死を含む病気から守られる。 例  43 胞子虫症や他の病源物質に対して鶏を免疫化するための
ワクチンは、遺伝子工学的に処理したLt13n(!l
la T^4胞子虫の膜蛋白質と鳥類のパイアル抗原、
即ち、感染性の滑液包nの病原ウィルス、から調製して
もよい。この組合わせの抗原の適切す”F ”+”J 
7−ハ、5%八へlacel A、 94%Drake
ol  6− V R、1% Twecn 80である
。 このワクチンの調製は、抗原水溶液1部とAr1ace
l A / Drakeol 6− V R3部を用い
て投与用あたり各抗原が10から200マイクログラム
の最終濃度に形成するごとく行なう。ワクチンは、どの
ような年齢の鶏にも又どのような経路によっても、たと
えば筋肉内経路で投与してよい、。適切にワクチン接種
した鶏は、少なくとも1個のEiieria抗源エピト
ー波源あるワクチンに含まれる種を野外試用投与するこ
とによって引き起される病気(活動の低下や死を含む)
から守られる。 下記の記述部分は主張所見の形で提出される好ましい形
体で1〜249にわたるものである。 例  44 E、terella  (pCOC20>及びE、ma
xima組換え抗原(p5−3、pl4−9、又はpl
 1−2)を用いてワクチン投与したトリの免疫活性を
証明するために実験を行なった。トリは次の如くグルー
プ分けした。 処理グループ      抗 原      抗 原 
吊I        pcOc 20        
50 microgramsl[D5−3      
   50 iicrogramsoi       
 pl4−9        50 mtcroara
msIV       pll−250microgr
amsV       1)COC22& I)5−3
     10011icr01Jralls(501
RiCr(XlrafflS eaCh)Vt    
    国耽0 & pl4−9    100 mi
croarams(50a+icroarams ea
ch)Vll        D5−3 & pl4−
9      5011tCr(XlraliS(25
microorams each)VIII     
  Acjuvant Control       
 −・・IX       Unvaccinated
         ・・・ワクチンを例42及び43と
同様にして、担体と抗原の比3:1(v/v)で製剤化
した。 salmonella  ll1inncsota L
 P Sを加えて終濃度8111iCrO(Irans
/ dとし、全抗原濃度は、1−当り、10 Q mi
crogram又は200 micrograiとした
。 この製剤は、頭の後へ0.51d皮下投与するのに供し
た。ワクチン投与を2退会のレグホンに行ない、10日
間の間隔で3回投与を行ない、ワクチン後、血清を採取
し凍結した。コントロールは、担体/LPSを用いた場
合を使用した。ワクチン化したニワトリ及びコントロー
ル投与のニワトリからの血清について、膜蛋白から得ら
れるE、 tenc++aスポロシスト及びE、  m
axima全メロゾイト蛋白に対する免疫活性を、ウェ
スタンプロット分析及び直接蛍光抗体染色により評価し
た。 最後のワクチン投与10日後、すべてのグループについ
て、500 E、 tenella及び/又ハ100E
、  maxima感染オオシストを接種し、次いて5
日後に、2回目の4000 E、  tenella及
び40゜000 E、  maxima感染オオシスト
の接種を行なつた。E、  tene++aによる盲腸
の病変、E、  maximaによる一二指腸の病変、
それぞれの病原体に対する特徴点を、2回目の接種5日
後に記録した。Ltenella及びE、  maxi
maの粗換え抗原によりワクチン投与したトリの血清応
答を評価するため、寄生生物中和化分析を用いた。E、
  maximaに対する活性は、例33で記述したi
n  vivo中和化分析を用いて評価した。得られた
結果は、表XXIV、 XXV 。 XXVI及ヒXXVII IC! 、!: 6/) t
c。 表  XXIV E、  n+aximaオオシスト(40,000)”
にさらした時の、組換えTA4及び組換え8B5免疫活
性抗原でワクチン投与したトリの病変記録処理グループ
      E、  maxima色l呈I II        2.2  ±0.62III  
      2.56±0.42IV        
2.5  + 0.42VII        2.3
9 + 0.42■       2.8 ±0.27 VTII        2.75±0.35IX  
      2.75±0.38表  XXV E、  tenclla  (4,000)及びE、 
 maximaオオシスト(40,000>”にさらし
た時の、組換えTA4及び組換8B5免疫活性抗原でワ
クチン投与したトリの病変記録 Vl     2.56 + 0.82  2.37±
0.50V     2.83±0.66  2.28
±0.36VIII     3.75±0.35  
3.5  + OIX     2.87 + 0.6
3  2.5  + 0.71表  XXVI E、  tenellaオオシス1−(4,000)”
にさらした時の、組換えTA4及び組換8B5免疫活性
抗原でワクチン投与したトリの病変記録E、  ten
ella 処理グループ     病変記録 12.5±0.84 VTII        3.5+= 0.5IX  
      3.O+ 1.08本ニトリは、l Q 
Q E、  maximaオオシスト、500 E、 
 tencllaオオシストであらかじめさらした。あ
るいはまたトリを、実験4日前に、両者でさらした。 表  XXVII 変性組換え855免疫活性抗原及び組換えTA4抗原ワ
クチン投与したトリについての、in  viv。 E、  maximaメロザイ1−中和化分析II  
    6± 0.37          23II
      10+: 0.36          
38III       7± 0.26      
     27IV      30± 0.5911
5V      15+0.71          
58v      O+:O。 VII      27+:  0.41      
    104Vl    8f0.5       
311   26±0.5      100VIII
    39+ 0.65      150IX  
  O±00 例45 pcOc20でワクチンHのニワトリの体重■ pcOc20 (TA4)抗原の3つの異なるOットに
ついて、単回投与ワクチン/チャレンジ研究にて評価し
た。ブロイラーに、PHA (50microgram
)とともに抗原(100microoram)を、首の
優に皮下投与して接種した。ワクチン化は5−6日令に
ついて行なった。14日シンリを生育し、体重をはかり
、担汁を採取し、次いで5゜OOoの胞子形成したE、
  tenellaオオシストを接種した。接種材料は
、あらかじめ滴定し、重い病変が生じることを確認した
。チャシン26日後、トリを育て、再び体重を測って、
2,3の1・りを殺し、病変を記録した。残りのトリに
ついて、チャレンジ後10日日で再び体重を計った。ワ
クチン投与したトリの病変は、非ワクチン投与のトリの
それと有意差はなかった。体重増加を表XXVIIIに
示した。 表  XXVIH 与したトリの体重 体重増加%X+e、d。 非チャレンジ(n−19)   52±529±896
±10非ワクチン投与(n−19)  39±628±
878±10アジユバント(n−20)   39±6
28±777±9キモシン(n−19)     40
±828±779±131)COC20(n−17) 
     41± 532±586±0pcOc20(
n−16)      43±1032±8B8±15
1)COC20(n−15)      41±635
±9 90±11pD[T(n=13)       
43±335± 793±1110日間チャレンジ後の
体重増加%から、pcOc20でワクチン投与した場合
に、チャレンジに対する保護の程度が分かる。キモシン
/アジュバント及びアジュバントのみのグループは、非
ワクチン投与チャレンジグルートと相異はなかった。 以下に本発明の好ましい態様1〜247項を示す。 (1)第5図に示す核酸配列を有し、Eimeriat
enQIIaから誘導される、分子量約25,000ダ
ルトン、ジスルフィド結合で結合した2個のポリペプチ
ドから構成され、一方のポリペプチドは分子量約17.
000でN末端が鴻閉されていることを特徴として第5
図に示すアミノ酸配列を有し、他方のポリペプチドは分
子量約8,000ダルトンで第5図に示すアミノ酸配列
を有する抗原性蛋白質をコードする単離ゲノムDN△(
2)分子量約25.000ダルトンで第7図に示ず連続
アミノ酸配列を有する抗原性ポリペプチドをコードする
核酸分子 (3)第2項に記載のcDNA (4)第2項に記載のmRNA (5)分子量約25,000ダルトン未満で、第1項に
記載のDNAによってコードされる蛋白質のアミノ酸′
M1列内に包含されるアミノ酸配列の抗原性ポリペプチ
ドをコードするDNA分子(6)第5項に記載のDNA
分子と他のアミノ酸配列をコードするDNAからなるD
NA分子(7)約25.000ダルトン以上の分子量を
有する抗原性ポリペプチドをコードするDNA分子であ
って、第1項に記載のDNA分子および他のアミノ酸配
列をコードするDNAからなるDNA分子 (8)約25.000ダルトン未満の分子量を有する抗
原性ポリペプチドと、第2項に記載の核酸配列によって
コードされるポリペプチド内に包含されるアミノ酸配列
とをコードするDNA分子(9)第8項に記載のDNA
分子と他のアミノ酸配列をコードするDNAからなるD
NA分子(10)約25,000ダルトン以上の分子m
を有する抗原性ポリペプチドをコードするDNA分子で
あって、第2項に記載の核酸分子と他のアミノ酸配列を
コードするDNAからなるDNA分子(11)クローニ
ングビークルDNAと第3項記載のcDNAからなり、
クローニングビークルDNAには第1および第2の制限
酵素部位が存在し、cDNAはこの部位にクローン化さ
れる組換えクローニングビークル (12)第11項記載のクローニングビークルをもつ細
菌宿主細胞 (13)名称JM83/pTcD26.ATCC登録番
号第53315号である第12項記載の大腸菌宿主細胞 (14)適当なキャリアーDNAおよび第1項記載のゲ
ノムDNAからなり、適当な宿主細胞中に導入すると2
5,000ダルトン抗原性蛋白質を発現できる発現ベク
ター (15)適当なキアリアーDNAおよび第5項記載のD
NAからなり、適当な宿主細胞中に導入すると、分子量
約25.000未満の抗原性ポリペプチドを発現できる
発現ベクター (16)適当な宿主細胞に導入すると、適当なキャリア
ーDNAおよび第6項記載のDNAからなる抗原性ポリ
ペプチドを発現できる発現ベクター(11)適当な宿主
細胞に導入すると、適当なキャリアーDNAと第7項記
載のDNAからなる分子量25.000ダルトン以上の
抗原性ポリペプチドを発現できる発現ベクター (18)プラスミドDNAと第3項記載のcDNAから
なり、適当な細菌性宿主細胞に導入すると分子fa25
,000ダルトンの抗原性ポリペプチドを発現できる細
菌性発現ベクター (19)  pD E T 1と命名された第18項記
載のベクター (20)  pD T E 2と命名された第18項記
載のベクター (21)プラスミドDNAは、5′から3′の順序に、 プロモーターまたはプロモーターとオペレーターのいず
れかを含むDNA配列、 所望の遺伝子のmRNAを宿主細胞内のリポソームに結
合できるようにするリポソーム結合部位を含むDNA配
列、 ATG  開始コドン、 所望の遺伝子をATG開始コドンと同相に挿入できる制
限酵素部位、 宿主細胞内で自動Wi製できる、細菌プラスミドからの
複製オリジンを含むDNA配列、ベクターが宿主細胞内
にあると表現される、選択または同定可能な表現型特性
を伴う遺伝子を含むDNA配列、 を包含する二本鎖DNAからなる第18項記載のベクタ
ー (22)適当な細菌宿主細胞内に導入すると分子量約2
5.000ダルトン未満の抗原性ポリペプチドを発現で
きる、プラスミドDNAと第8項記載のDNAからなる
細菌性発現ベクター (23)適当な細菌宿主細胞内に導入すると抗原性ポリ
ペプチドを発現できる、プラスミドDNAと第9項記載
のDNAからなる細菌性発現ベクター(24)適当な宿
主1Bra内に導入すると、25.OOOダルトンのポ
リペプチドが他のアミノ酸配列に融合した融合ポリペプ
チドを発現できる、プラスミドDNAと第10項記載の
DNAからなる細菌性発現ベクター (25)他のアミノ酸配列をコードするDNAはβ−ガ
ラクトシダーゼをコードし、融合ポリペプチドの分子量
は約135.000ダルトンである第24項記載のベク
ター (26)  pB G C23と命名された第25項記
載のベクター (27)他のアミノ酸配列をコードするDNAはプロキ
モシンをコードし、融合ポリペプチドの分子量は約65
.600ダルトンである第24項記載のベクター (28)  pCOC12と命名された第27項記載の
ベクター (29)他のアミノ酸配列をコードするDNAは、5p
hI消化によって修飾され、その結果249bpの欠失
を生じたプロキモシンをコードし、融合ポリペプチドの
分子量は約56.500ダルトンである第24項記載の
ベクター (30)  pCOC20と命名された第29項記載の
ベクター (31)第14項記載の発現ベクターを含む宿主細胞 (32)第18項記載の発現ベクターを含む宿主細胞 (33)第32項記載の大腸菌宿主細胞(34)  ベ
クターpBGc23を含有し、ATCC登録番号533
17号の、REN3/pBGc23大腸菌宿主細胞 (35)’  ベクター1)COCl 2を含有し、A
TCC登録番号53314号の、REN3/pcOc1
2大腸菌宿主細胞 (36)ベクターpcOc20を含有し、ATCC登録
番Q53313@(7)、REN3/pCOc20大腸
菌宿主細胞 (37)ベクターpDET1を含有し、ATCC登録番
号533’16号の、REN3/DDETl大腸菌宿主
細胞 (38)ベクターpDET2を含有し、ATCC登録番
号53318号の、REN3/pDET2大腸菌宿主t
IA胞 (39)分子量約25.000ダルトンで、第7図に示
すアミノ酸配列を有する抗原性蛋白質(40)分子量約
25,000ダルトン未満で、第7図のアミノ酸配列内
に含有されるアミノ酸配列を有する抗原性ポリペプチド (41)第7図に示すアミノ酸配列からなり、その配列
のアミノ末端に付加的アミノ酸を有する抗原性ポリペプ
チド (42)第7図に示すアミノ酸配列内に包含されるアミ
ノ酸配列と付加的アミノ酸からなる抗原性ポリペプチド (43)分子量約135,000ダルトンで、第7図に
示すアミノ酸配列からなり、その配列のアミノ末端にβ
−ガラクトシダーゼのアミノ酸配列を有する抗原性ポリ
ペプチド (44)分子量約65.600ダルトンで、第7図に示
すアミノ酸配列からなり、その配列のアミノ末端にプロ
キモシンのアミノ酸配列を有する抗原性ポリペプチド (45)分子量約56,500ダルトンで、第7図に示
すアミノ酸配列からなり、その配列のアミノ末端に、プ
ロキモシンの天然配列から83個のアミノ酸を欠失させ
たアミノ酸配列を有する抗原性ポリペプチド (46)第34項から第38項までに記載のいずれかの
宿主細胞をDNA発現およびポリペプチド産生を可能に
する適当な条件下に生育させ、生成したポリペプチドを
適当な条件下に回収する抗原性ポリペプチドの製造方法 (47)回収は、 a)宿主IIIviからのポリペプチドの分離、b)ポ
リペプチドの精製、 C)ポリペプチドの可溶化、 d)ポリペプチドの再生、および e)精製、可溶化、再生された抗原性ポリペプチドの回
収 の各工程からなる第46項記載の方法 (48)第39項から第45項までのいずれかに記載の
ポリペプチドの免疫感作有効量を鶏に投与する、Eim
eria tenella感染に対する能動免疫を鶏に
付与する方法 (49)第39項から第45項までのいずれかに記載の
ポリペプチド2種またはそれ以上の免疫感作有効量を鶏
に投与する、Eimeria tene++a感染に対
する能動免疫を鶏に付与する方法 (50)免疫感作有効量は約0.1μ3〜約1.0ηで
ある第48項記載の方法 (51)免疫感作有効量は約0.1μ3〜約1.0mg
である第49項記載の方法 (52)第39項から第・45項までに記載のポリペプ
チドの1種の免疫感作有効量と医薬的に許容される担体
を1用伍とした、Eimeria tenella感染
に対する能動免疫を鶏に付与するワクチン(53)第3
9項から第45項までに記載のポリペプチドの2種また
はそれ以上の免疫感作有効量と医薬的に許容される担体
を1用量とした、Eileria tenella感染
に対する能動免疫を鶏に付与するワクチン (54)第43項に記載の抗原性ポリペプチドの免疫感
作有効量と医薬的に許容される担体からなる、Eia+
eria tene++a感染に対する能動免疫を鶏に
付与するワクチン (55)第44項に記載の抗原性ポリペプチドの免疫感
作有効mと医薬的に許容される担体からなる、Eime
ria tenella感染に対する能動免疫を鶏に付
与するワクチン (5G)免疫感作有効量は、鶏の体重I Kgあたり約
0.1η9以上とする第52項記載のワクチン(57)
免疫感作有効量は、鶏の体重1 Kgあたり約0.1η
9以上とする第23項記載のワクチン(58)第52項
記載のワクチンの適当用aを鶏に投与する、Eimer
ia tenellaの感染に対する防御方法 (59)第53項に記載のワクチンの適当用mを鶏ニ1
9与する、Eimeria tenollaの感染に対
する防御方法 (60)第54項に記載のワクチンの適当用倒を鶏に投
与する、Eimeria tf3nellaの感染に対
する防御方法 (61)第55項に記載のワクチンの適当用値を鶏に投
与する、Eimeria tenellaの感染に対す
る防御方法 (62)  投与は慣用の任意の形の経口投与である第
58項記載の方法 (63)投与は注射によって行われ、ポリペプチドは医
薬的に許容される担体中に加える、第58項記載の方法 (64)分子量約26.0(LOダ/lzトンで、ジス
ルフィド結合で結合した2個のポリペプチドから構成さ
れ、一方のポリペプチドは分子量約18,000、N末
端が遮閉されていることを特徴とし、他方のポリペプチ
ドは分子量約s、oooであり、Eimeria ne
CatriXまたはEilleria tenella
の感染に対する防’anm構を付与する免疫応答を鶏に
誘導できる、精製、抗原性蛋白質 (65)  (a)  Eimeria necatr
ixのスポロシストを、適当な非還元条件下、プロテア
ーゼ阻害剤の存在下に界面活性剤と接触させて、スポロ
シスト膜蛋白質を可溶化し、0 可溶化されたスポロシ
スト膜蛋白質から適当な非還元性条件下に蛋白質を分離
回収する、第64項記載の蛋白質の製造方法(66)分
離回収は、非還元性条件下にお【ノるDEAE −1−
I P L Cついでブレバラ°テイブSDSゲル電気
泳動による、可溶化されたスポロシスト膜蛋白質の部分
精製からなる第65項記載の方法(67)分離回収は、
モノクローナル抗体ptn7.2A4/4 (ΔTCC
No、HB8561)による免疫沈殿または免疫アフィ
ニティークロマトグラフィーによって行われる第65項
記載の方法 (68)  @  EiI!1eria necatr
ixのスポロシストをプロテアーゼ阻害剤の存在下適当
な条件で界面活性剤と接触させて、スポロシストの膜蛋
白質を可溶化し、υ 可溶化したスポロシストの膜蛋白
質から適当な条件下にポリペプチドを分離回収する、第
64項記載のis、oooダルトンポリペプチド成分の
製造方法 (69)分離回収は、可溶化したスポロシストの膜蛋白
質を適当な還元性条件下に、DEAE−HP L C上
りOマドグラフィー、ついでプレパラテイブSDSゲル
電気泳肋により部分精製することからなる第68項記載
の方法 (70)第64項記載の蛋白質を製造するにあたり、そ
の蛋白質をコードするDNA分子を製造し、このDNA
分子を適当な発現ベクターに挿入し、得られた発現ベク
ターをDNAの発現および蛋白質の産生を可能にする適
当な条件下に適当な宿主中に導入し、生成した蛋白質を
回収する方法(71)第64項記載のis、oooダル
トンポリペプチド成分を製造するにあたり、そのポリペ
プチドをコードするDNA分子を製造し、このDNA分
子を適当な発現ベクターに挿入し、得られた発現ベクタ
ーをDNAの発現およびポリペプチドの産生を可能にす
る適当な条件下に適当な宿主中に導入し、生成したポリ
ペプチドを回収する方法。 (72)第64項記載の蛋白質の免疫感作有効量を鶏に
投与する、Eimeria necatriXの感染に
対する能動免疫を鶏に付与する方法 (73)第64項記載の蛋白質の免疫感作有効量を鶏に
投与する、Eileria tenQllaの感染に対
する能動免疫を鶏に付与する方法 (74)第64項記載のポリペプチドの免疫感作有効量
を鶏に投与する、Eimeria nccatrixお
よびEin+cria tenellaの感染に対する
能動免疫を鶏に付与する方法 (75)免疫感作有効量は約0.1μ9〜約1.0■で
ある第72項記載の方法 (76)・ 免疫感作有効aは約0.1μ9〜約1.0
ηである第73rK!4記載の方法 (77)免疫感作有効量は約0.1μ9〜約1.0mぴ
である第74項記載の方法 (78)第64項記載の蛋白質の免疫感作有効量と医薬
的に許容される担体を1用伍としたEimrianec
atrixの感染に対する能動免疫を鶏に付与するワク
チン (79)第64項記載の蛋白質の免疫感作有効量と医薬
的に許容される担体を1用伍としたEimeriatf
3nellaの感染に対する能動免疫を鶏に付与するワ
クチン (80)第64項記載のポリペプチドの免疫感作有効量
と医薬的に許容される担体を1用けとしたEtmeri
a necatriXまたはEimerica ten
ellaの感染に対する能動免疫を鶏に付与するワクチ
ン(81)免疫感作有効量は、鶏の体重1 Kgあたり
約0.1μ3である第78項記載のワクチン(82)免
疫感作有効量は、鶏の体ffl 1 Kgあたり約0.
1μ9である第79項記載のワクチン(83)免疫感作
有効量は、鶏の体重1 Kgあたり約0.1μびである
第80項記載のワクチン(84)第78項記載のワクチ
ン適当用量を鶏に投与する、Eimeria’ nec
atrixの感染から鶏を予防する方法 (85)第79項記載のワクチン適当用mを鶏に投与す
る、Eimeria tenNI8の感染から鶏を予防
する方法 (86)第80項記載のワクチン適当用昂を鶏に投与す
る、Eimeria necatriXおよびEime
riatencllaの感染から鶏を予防する方法(8
7)第64項記載の蛋白質の少なくとも部分をコードす
る核酸分子 (8B)第87項記載の単離ゲノムDNA(89)第1
7図に示した核酸配列の少なくとも部分である第87項
記載の核酸分子 (90)他のアミノ酸配列をコードする核酸配列を包含
する第89項記載の核酸分子 (91)第87項記載のcDNA分子 (92)第87項記載のmRNA分子 (93)クローニングベクターDNAおよび第91項記
載のcDNAからなり、クローニングベクターDNAは
第1および第2の制限酵素部位が存在し、cDNAはこ
の部位にクローン化された組換えクローニングベクター (94)クローニングベクターDNAはプラスミドDN
Aからなる第93項記載の組換えクローニングベクター (95)第93項記載のクローニゲベクターを含有する
宿主細胞 (9G)第95項記載の細菌宿主 (97)プラスミドl)SMACからなる第94項記載
の組換えクローニングベクター (98)第97項記載のクローニンベクターを含有する
細菌宿主細胞 (99)名称JM83/pSMAC,ATCC登録番号
67 241号である第98項記載の大腸菌宿主細胞 (100)  プラスミドpss33からなる第94項
記載の組換えクローニングベクター (101)  第100項記載のクローニングベクター
を含有する細菌宿主細胞 (102)  名称JM83/pSS33、ATCC登
録番号67 242号である第101項記載の大腸菌宿
主11I胞 (103)  プラスミドpNCDからなる第94項記
載の組換えクローニングベクター (104)  第103項記載のクローニングベクター
を含有する細菌宿主m胞 (105)  名称JM83/1)NCDSATCC登
録番号67 266号である第104項記載の大腸菌宿
主細胞 (106)  クローニングベクターDNAと第90項
記載のFIAB配列からなり、クローニングベクターD
NAは第1および第2の制限酵素部位を有し、第90項
記載の核酸配列はこの部位にクローン化された組換え発
現ベクター (107)  適当な宿主細胞に導入すると、融合ポリ
ペプチドを発現できる第106項記載の組換え発現ベク
ター (ioa)  名称はpTDslである第107項記載
の組換え発現ベクター (109)第108項記載の発現ベクターを含有する細
菌宿主細胞 (110)  名称MHI/pTDS1、ATCC登録
番号67 240号である第109項記載の大腸菌宿主
細胞 (111)  名称はpTDS2である第107項記載
の組換え発現ベクター (112)  第111項記載の発現ベクターを含有す
る細菌宿主細胞 (113)  名称M l−11/ l) T D S
 2、ATCC登録番号67 264号である第112
項記載の大腸菌宿主細胞 (114)  名称はpDDs2である第107項記載
の組換え発現ベクター (115)  第114項記載の発現ベクターを含有す
る細菌宿主a胞 (116)  名称JM83/pDDS2、ATCC登
録番号67 265Nである第115項記載の大腸菌宿
主細胞 (117)  名称はpDDslである第107項記載
の組換え発現ベクター (118)  第117項記載の発現ベクターを含有す
る細菌宿主細胞 (119)  名称MH1/pDDs1、ATCC登録
番号67 243Nである第118項記載の大腸菌宿主
細胞 (120)  第95項記載の宿主細胞を蛋白質の産生
を可能にする適当な条件下に生育させ、生成した蛋白質
を回収する、Eimeria neCatriXおよび
[1111Oria tencllaの感染に対する防
御機構を付与する免疫応答を鶏に誘発できる蛋白質の製
造方法(121)  はぼ同一の配列を有するが細菌宿
主内での発現のために異なる第64項記載の蛋白質(1
22)  Eimeria necatrixから全ゲ
ノムDNAを単離し、単離したゲノムDNAからDNA
フラグメントを調製し、得られたフラグメントを適当な
クローニングベクターにリゲートし、生成したクローン
のDNAを第17図に示した核酸配列内に存在する核酸
配列を含むかまたはそれと相補性のオリゴヌクレオチド
とハイブリダイゼーションさせて適当なクローンを同定
し、ついで、適当なクローンから第17図に示した核酸
配列を有し、蛋白質をコードするDNAを単離する、第
89項記載のDNAを得る方法 (123)  分子量約26.000未満で、第64項
記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包含されるアミノ酸配
列を有し、Eimeria necatrixおよびド (124)  分子量約26.000以上で、第64項
記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包含されるアミノ酸配
列と付加的アミノ酸配列を有し、Eimeria ne
catriXおよびEin+eria tenella
の感染に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘発
できる抗原性ポリペプチド (125)  第64項記載の蛋白質の類縁体である抗
原性ポリペプチド (126)  第123項記載のポリペプチドの類縁体
である抗原性ポリペプチド (127)  第124項記載のポリペプチドの類縁体
である抗原性ポリペプチド (128)  第64項記載の蛋白質のis、oooダ
ルトンポリペプチド成分のアミノ酸配列を有し、分子量
は18,000ダルトンであって、Eimeria n
eCatriXおよびEimerta tenella
の感染に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘発
できる抗原性ポリペプチド (129)  第64項記載の蛋白質のs、oooダル
トンポリペプチド成分のアミノ酸配列を有し、分子量は
、8.000ダルトンであって、Eimrianeca
trixおよびEimeria tenNlaの感染に
対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘発できる抗
原性ポリペプチド (130)  分子量約18.000ダルトン未満で、
第128項記載のポリペプナトガアミノ酸配列内に包含
されるアミノ酸配列と付加的アミノ酸配列を有し、Ei
meria necatriXおよびEimeriat
enella感染に対する防御機構を付与する免疫応答
を鶏に誘発できる抗原性ポリペプチド(131)  分
子1約18.000ダルトン以上で、第128項記載の
ポリペプチドのアミノ酸配列と付加的アミノ酸配列を有
し、Eimeria necatr+xおよびEime
ria tenella感染に対する防御機構を付与す
る免疫応答を鶏に誘発できる抗原性ポリペプチド (132)  第128項記載のポリペプチドの類縁体
である抗原性ポリペプチド (133)  第130項記載のポリペプチドの類縁体
である抗原性ポリペプチド (134)  第131項記載のポリペプチドの類縁体
である抗原性ポリペプチド (135)  分子予約8.000未満で、第129項
記載のポリペプチドのアミノ酸配列内に包含されるアミ
ノ酸配列を有し、Eimeria neCatriXお
よびEin+eria tenella感染に対する防
御機構を付与する免疫応答を鶏に誘発できる抗原性ポリ
ペプチド(136)  分子量約8.000以上で、第
129項記載のポリペプチドのアミノ酸配列と付加的ア
ミノ酸配列を有し、Eillleria neCatr
iXおよびEimeria tenella感染に対す
る防tI1m横を付与する免疫応答を鶏に誘発できる抗
原性ポリペプチド(137)  第129項記載のポリ
ペプチドの類縁体である抗原性ポリペプチド (138)  第135項記載のポリペプチドの類縁体
である抗原性ポリペプチド (139)  第136項記載のポリペプチドの類縁体
である抗原性ポリペプチド (140)  第123.124.128〜131.1
35または136項記載の任意の1種のポリペプチドの
免疫感作有効量と医薬的に許容される担体を1川■とし
てEimeria necatrixおよびEimer
ia tcnella感染に対する能動免疫を鶏に付与
するワクチン (141)  第123,124,128〜131,1
35または136項記載のポリペプチド2種または3種
以上の免疫感作有効量と医薬的に許容される担体を1用
最としたEimeria necatrixおよびEi
meria tenella感染に対する能動免疫を鶏
に付与するワクチン (142)  免疫感作有効■は鶏の体重1 Kgあた
り約0.1B3以上である第140項記載のワクチン(
143)  免疫感作有効量は、鶏の体重1 Kgあた
り約0.1B3以上である第141項記載のワクチン (144)  第140項記載のワクチンの適当mmを
鶏に19与する、Eimeria necatrtxお
よびlEimeriatcnella感染から鶏を予防
する方法(145)  第141項記載のワクチンの適
当用Rを鶏に投与する、Eimeria necatr
iXおよびEimeriatene++a感染から鶏を
予防する方法(146)  第64項記載の蛋白質に対
するモノクローナル抗体 (147)  第146項記載のモノクロナール抗体に
対する抗−イディオタイプ抗体 (148)  分子量は約55.000ダルトンで、E
imeria maxima感染に対する防tin構を
付与する免疫応答を鶏に誘発できる精製抗原性蛋白質(
149)  分子量約55,000ダルトン未満で、第
148項記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包含されるア
ミノ酸配列を有し、Eimeria maxima感染
に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘発できる
抗原性ポリペプチド (150)  第149項記載の抗原性ポリペプチドか
らなる、Eimeria maxiIla感染に対する
防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘発できる抗原(1
51)  第148項記載の蛋白質を製造するにあたり
、(@)  Eimeria maximaのメロゾイ
トをプロテアーゼ阻害剤の存在下、適当な非還元性条件
で、界面活性剤と接触させて、メロゾイトの膜蛋白質を
可溶化し、(ハ) 可溶化されたメロゾイトの膜蛋白質
から適当な非還元性条件下に蛋白質を分離回収する方法 (152)  分離回収は、イオン交換クロマトグラフ
ィーによる可溶化メロシイl−1f!il蛋白質の部分
M製からなる第151項記載の方法 (153)  分離回収は、モノクロナール抗体Pmx
47.8B5による免疫沈殿または免疫アフィニティー
クロマ1−グラフィーからなる第1514記級の方法 (154)  第148項記載の蛋白質を製造するにあ
たり、その蛋白質をコードするDNA分子を製造し、そ
のDNA分子を適当な発現ベクターに挿入し、得られた
発現ベクターをDNAの発現および蛋白質の産生を可能
にする適当な条件下に適当な宿主に導入し、生成した蛋
白質を回収する方法(155)  第149項記載のポ
リペプチドを製造するにあたり、そのポリペプチドをコ
ードするDNA分子と製造し、そのDNA分子を適当な
発現ベクターに挿入し、1すられた発現ベクターをDN
Aの発現およびポリペプチドの産生を可能にする適当な
条件下に適当な宿主に導入し、生成したポリペプチドを
回収する方法 (156)  第148項記載の蛋白質の免疫感作有効
量を鶏に投与するEimeria maxima感染に
対する能動免疫を鶏に付与する方法 (157)  第149項記載のポリペプチドの免疫感
作有効量を鶏に投与するEimeria maxima
感染に対する能動免疫を鶏に付与する方法 (158)  第150項記載のポリペプチドの免疫感
作有効量を鶏に投与するEimeria maxima
感染に対する能動免疫を鶏に付与する方法 (159)  免疫感作有効量は約0.1μ9〜約1.
0ffi4Fである第156項記載の方法(160) 
 第148項記載の蛋白質の免疫感作有効量と医薬的に
許容される担体を1用■とじた、Eimeria ma
xima感染に対する能動免疫ヲ鶏ニ付与するワクチン (IGI)  第149項記載のポリペプチドの免疫感
作有効量と医薬的に許容される担体を1用安とした、E
imeriamaxima感染に対する能動免疫を鶏に
付与するワクチン (162)  第150項記載のポリペプチドの免疫感
作有効量と医薬的に許容される担体を1用」dとした、
Eimeria maxima感染に対する能動免疫を
鶏に付与するワクチン (163)  7疫感作有効mは鶏の体重1 Kgあた
り約0.1μびである第160項記載のワクチン(16
43免疫感作有効量は鶏の体重I Kgあたり約0.1
μ7である第161項記載のワクチン(165)  第
161項記載のワクチン適当用量を鶏に投与する、Ei
meria maxima感染から鶏を予防する方法 (1f3G)  第148項記載の蛋白質に対するモノ
クロナール抗体 (167)  第149項記載のポリペプチドに対する
モノクロナール抗体 (168)  ハイブリドーマ細胞系A T CCNo
。 HB8946によって産生されるモノクロナール抗体P
mx47.8B5 (169)  第166.167または168項記載の
抗体の予防有効層を鶏に投与する、Eimeriama
xima感染に対する受動免疫を付与する方法(170
)  第166.167または168項記載のモノクロ
ナール抗体の予防有効層と医薬的に許容される担体から
なるEimeria maxima感染に対する受動免
疫を鶏に付与するための組成物(171)  第170
項記載の組成物の適当用量を鶏に投与する、Eimer
ia maxima感染に対する受動免疫を鶏に付与す
る方法 (172)  第168項記載のモノクロナール抗体に
対する抗−イディオタイプ抗体 (173)  (a)  Aイブリドーマ細胞系(AT
CCNo、HB  8946)からモノクロナール抗体
Pmx47.8B5を回収し、υ モノクロナール抗体
を精製し、(へ) 精製モノクロナール抗体を適当なア
ジュバントとともに適当な動物に注射し、鋳 注射した
動物から血清を採取し、(e)  その血清から抗−イ
ディオタイプ抗体を回収する、第172項記載の抗−イ
ディオタイプ抗体の1!造方法(174)  第172
項記載の抗−イディオタイプ抗体の免疫感作有効量を鶏
に投与する、Eimeriamaxima感染に対する
能動免疫を鶏に付与する方法 (175)  第172項記載の抗イデイオタイプ抗体
の免疫感作有効量と医薬的に許容される担体からなる、
Eiieria maxia+a感染に対する能動免疫
を鶏に付与するためのワクチン (176)  第175項記載のワクチンの適当用量を
鶏に投与する、Eimeria maxia+a感染か
ら鶏を予防する方法 (177)  モノクロナール抗体Pmx47.8B5
によって認識されるエピドープからなる蛋白質をコード
する核酸分子 (178)  他のアミノ酸配列をコードする核酸配列
を包含する第177項記載の核酸分子 (179)  第177項記載のcDNA分子(180
)  第177項記載のmRNA分子(181)  第
149項または第150項のいずれかに記載のポリペプ
チドをコードするDNA分子(182)  第177項
記載の核酸分子を含有するクローニングベクター (183)  第182項記載のりO−ニングベクター
を含有する宿主細胞 (184)  I菌宿主である第183項記載の宿主細
胞 (185)  クローニングベクターDNAと第177
項記載の核酸配列からなり、クローニングベクターDN
Aには第1および第2のt、II限酵素部位が存在し、
第177項記載のPA酸配列はその部位にクローン化さ
れた組換え発現ベクター (186)  適当な宿主内に導入すると、融合ポリペ
プチドを発現できる第185項記載の組換え発現ベクタ
ー (187)  名称がp5−3である第186項記載の
組換え発現ベクター (18B)  第187項記載の発現ベクターを含有す
る細菌宿主ill胞 (189)  名称が5G936105−3であり、A
TCC登録番号が67 253号である第18B項記載
の大腸菌宿主細胞 (190)  名称がcll−2である第186項記載
の粗換え発現ベクター (191)  第190項記載の発現ベクターを含有す
る細菌宿主細胞 (H)2)  名称が5G936/p11−2、ATC
C登録番号が67 251号である第191項記載の大
腸菌宿主細胞 (193)  名称がp13−8である第186項記載
の組換え発現ベクター (194)  第193項記載の発現ベクターを含有す
る細菌宿主細胞 (195)  名称が5G936/D13−8、ATC
C登録番号が67 252号である第194項記載の大
腸菌宿主細胞 (19(i)  Eimeria maxima感染に
対する防am横を付与する免疫応答を鶏に誘発できる抗
原性蛋白質を製造するにあたり、第183項記載の宿主
細胞を上記蛋白質の産生を可能にする適当な条件下に生
育させ、生成した蛋白質を回収する方法(197)  
はぼ同一の配列を有するが、細菌宿主内での発現のため
に異なる第148項記載の蛋白質(198)  第17
7項記載のDNAを11するにあたり、Eimeria
 maximaの卵母細胞から全ゲノムDNAを単離し
、単離されたゲノムDNAからDNAフラグメントを製
造し、得られたフラグメントを存在する核酸配列を含有
するかまたはそれと相補性を示すオリゴヌクレオチドと
ハイブリダイぜ−ションによってリゲートして適当なク
ローンを同定し、適当なクローンから蛋白質をコードす
るDNAを単離する方法 (199)  分子量55,000ダル1−ン以上で、
第148項記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包含される
アミノ酸配列と付加的アミノ酸を有し、Eileria
 maxiia感染に対する防am構を付与する免疫応
答を鶏に誘発できる抗原性ポリペプチド(200)  
付加的アミノ酸配列はβ−ガラクトシダーピのアミノ酸
配列からなる第199項記載のポリペプチド (201)  第199項記載のポリペプチドをコード
するDNA分子 (202)  第201項記載のDNAを含有するクロ
ーニングベクター (203)  第199項記載のポリペプチドの免疫感
作有効遣を鶏に投与するEimeria maxima
感染に対する能動免疫を鶏に付与する方法 (204)  第199項記載のポリペプチドの免疫感
作右効洛と医薬的に許容される担体からなるEimer
ia maxima感染に対する能動免疫を鶏に付与す
るワクチン (205)  ワクチン投与動物にEiieria抗原
に対する抗体の産生を誘発するのに有効な凶のEime
ria抗原またはエピドープの混合物と医薬的に許容さ
れる担体を1用mとした、Eimeriaによって惹起
される疾患に対する多成分ワクチン (206)  疾患はコクシジウム症である第205項
記載のワクチン (207)  fJ+物は鶏である第205項記載のワ
クチン (208)  Eimeria抗原はE、tanell
a 、 E、maxima。 E、neCatriXまたは他のEileria種の抗
原である第205項記載のワクチン (209)  Eimeria抗原は、Eimeria
 エピドープ少なくとも1個を含有し、遺伝子操作によ
る抗原性融合ポリペプチド1種または2種以上からなる
第205項記載のワクチン (210)  1用伍あたりの各抗原の量は約10μり
から約200μびである第205項記載のワクチン (211)  医薬的に許容される担体は、約5%のA
r1acel  A、約94%のDrakeol 6−
 V Rおよび約1%のTween −80からなる第
205項記載のワクチン (212)  医薬的に許容される担体は、約1部の抗
原水溶液と、約5%のAr1accl^、約94%のD
rakeol &−VRおよび約1%のTwaen 8
0を含む溶液約3部からなる第205項記載のワクチン
(213)  医薬的に許容される担体は免疫増強剤を
含有する第205項記載のワクチン (214)  免疫増強剤はSalmonell  m
1nnasotaLPSである第211項記載のワクチ
ン(215)  医薬的に許容される但体は1用酒あた
りSalmonella m1nncsota LPS
、  10 μ’Jを含有する第211項記載のワクチ
ン (216)  ワクチン混合物はE、 tenet l
a抗原と他の[!mer!a抗原からなる第205項記
載のワクチン(217)  他のEimeria抗原は
25キロダルトンE、 tenet la抗原でからな
る第216項記載のワクチン (218)  他の[1leria抗原は任意の[、n
ecatrix抗原からなる第216項記載のワクチン (219)  他のEimeria抗原は26キロダル
トンE、necatrix抗原からなる第216項記載
のワクチン (220)  他のEimeria抗原は任意のE、l
l1aX!l1la抗原からなる第216項記載のワク
チン (221)  他のEimeria抗原は55キロダル
トンE、maxima抗原からなる第216項記載のワ
クチン (222)  混合物は25キロダルトンE、 ten
et Ia抗原と任意の他のEimeria抗原の組合
せである第205項記載のワクチン (223)  他(7) Eimeria抗原は任への
E、 neCatriX抗原からなる第222項記載の
ワクチン(224)  他のEimeria抗原は、2
6キロダルトンE、n0CatriX抗原からなる第2
22項記載のワクチン (225)  他の[imeria抗原は任意のE、m
ax+ma抗原である第222項記載のワクチン (22G)  他のEilier!a 広原は55キロ
ダルトンE、maXima抗原である1222項記載ワ
クチン(227)  混合物はE、 necatriX
抗原と他の任意のEimeria抗原との組合せである
第205項記載のワクチン (228)  他のEimeria抗原は26キロダル
トンE、necatrtx抗原からなる第227項記載
のワクチン (229)  ワクチンはE、necatrtx抗原の
混合物と他の任意のE、maxima抗原の組合せなる
第227項記載のワクチン (230)  他の[imeria抗原は55キロダル
トンE、maxiIa抗原からなる第227項記載のワ
クチ(231)  混合物は26キロダルトンE、n0
CatriX抗原と他の任意のEimeria抗原の組
合せである第205項記載のワクチン (232)  他のEimeria抗原は任意のE、m
axima抗原からなる第231項記載のワクチン (233)他のEimeria抗原は55キロダルトン
E、maxima抗原からなる第231項記載のワクチ
ン (234)  ワクチンは任意のE、maxima抗原
の混合物と他の任意のEimeria抗原の組合せから
なる第205項記載のワクチン (235)  他のEimeria抗原は55キロダル
トン[、maxtma抗原からなる第234項記載のワ
クチン(236)  ワクチンは任意のEimeria
抗原の混合物と任意のトリウィルス蛋白質の組合せから
なる第205項記載のワクチン (237)  トリウィルス蛋白質はマレック病ウィル
スまたはそのエピドープである第236項記載のワクチ
ン (238)  トリウィルス蛋白質は感染性バーサル疾
患ウィルスまたはそのエピドープである第236項記載
のワクチン (239)  t−リウイルス蛋白質は七面鳥ヘルペス
ウィルスまたはそのエピドープである第236項記載の
ワクチン (240)  混合物は任意のEimeria抗原と抗
原性融合ポリペプチドの組合せであり、ポリペプチドは
少なくとも1国のEimeriaエピドープが少なくと
も1個の他のポリペプチドのアミノ酸配列の少なくとも
部分と融合してなる、第205項記載のワクチン (241)  他のポリペプチドはβ−ガラクトシダー
ぜである第240項記載のワクチン (242)  ポリペプチドはプロキモシンである第2
40項記載のワクチン (243)  抗原性融合ポリペプチドはベクターpB
GG23によってコードされるポリペプチドである第2
40項記載の方法 (244)  抗原性融合ポリペプチドはベクターpc
Ocl 2によってコードされるポリペプチドである第
240項記載の方法 (245)  抗原性融合ポリペプチドはベクターpc
Oc20によってコードされるポリペプチドである第2
40項記載の方法 (24G)  ワクチンは任意の抗原性融合ポリペプチ
ドであり、ポリペプチドは少なくとも1個のEimer
iaエピドープが少なくとも1個の他のポリペプチドの
アミノ酸配列の少なくとも部分と融合してなる第205
項記載のワクチン (247)  ワクチンは、少なくとも1個Eimer
iaエピドープを包含する任意の抗原性融合ポリペプチ
ドの混合物である第248項記載のワクチン文−が 1、 Ali、 N、Sl、 Binnerts、 W
、T、 and Klimas、 B、 (1972)
。 Immunization by (sic) 1rr
adiated Eimeria accrvuli−
na、  J、  Prot、  19. 177゜2
、  ^viv、  H,and  Leder、  
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on t。 single plaques in 5itu、  
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obcl、 G、 and Dobbcrstein、
 B、 (1975)、 Trans4er ofpr
oteins across membranes 1
. Prascncc of pro℃eoly−ti
cally processed and unprp
ocessed nascentimmunoalob
ulin l1oht chains on n+em
brana−boundribosome of mu
rine myeloma、 J、 Ce1l Bio
l、 67、835−851゜ 5、 Burnette、 W、H,(1981)、 
”Western Blotting”:Electr
ophorctic transrcr Of pro
teins rroi 5Odiulldodecyl
 5ulfate−polyacrylaiide g
ets to unmodifiednitro−ce
llulose and radiographic 
detection withantibody an
d radioiodinated protein 
A 、 Anal。 Biochcm、  112. 195゜6、 Car
lsson、 H,; tledin、 A、; In
ganacs、 H,; Haerfast。 B、; and BloIllberg、 F、 (1
985)、 Purification or 1nv
itro  produced  i+ouse  m
onoclonal  antibodies、  八
 two−stapprpoccdure usina
 cation exchanae chromato
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【図面の簡単な説明】
第1図は、微小配列決定法により決定したE、tene
lla  (T A 4 )抗原の17.000ダルト
ンポリペプチドのアミノ酸配列である。第1図はまた種
々の化学的および酵素的消化により生成したm?Qベブ
ヂドも示している。図中、〉はペプチド配列は連続して
いるかもしれないが、追跡するには弱ずぎることを、)
はペプチドのC末端を示している。0はDNA配列によ
って確認された考えられるアミノ酸である。′は二次配
列を示す。 CNはシアノゲンブロミドフラグメント、CHはカイモ
トリブシンフラグメント、RはArg−Cフラグメント
、■はv8フラグメント、PARはピログルタメートア
ミノペプチダーゼ処理17kd蛋白質である。 第2図は、TA4抗原をコードするE、tenella
ゲノムクローン108−1の制限酵素地図である。 第2図はまた、5 、500 bp  E、tenel
laECORI  DNAフラグメント内のTA4抗原
遺伝子の位置および方向性も示している。示されたPs
tIおよび3ailI部位は最も右側の部位であるが、
唯一の部位ではない、BamHI、EC0RV、Nru
工、5aiI、Sma Iおよびpvu 工の部位はな
い。 第3図は、第2図に示したゲノムクローン108−1の
BQj!I[−ECORI  DNA7ラグメントのD
NAヌクレオチド配列である。さらに第3図には、シグ
ナルペプチドならびにTA4抗原の17,000ダルト
ンおよびs、oooダルトンポリペプチドのアミノ酸配
列も示す。第3図には、遺伝子内のイントロンも示す。 図中、傘は17.000ダルトンペプチドの最先アミノ
酸を、中本は17,000ダルトンペプチドの最終アミ
ノ酸を、+は8.000ダルトンペプチドの最先アミノ
酸を、++はs、oooダルトンペプチドのn終アミノ
酸を示す。不明確な塩基については、3゜4.5.6は
それぞれC,T、A、Gと考えられるニア、8,9.0
はそれぞれ多分C,T、A。 G;RはAまたはG、YはCまたはT、JはCまたはA
、KまたはTまたはG、LはTまたはA。 MはCまたはGを意味する。 第4図は、モノクロナール抗体Ptn9.9D12と免
疫反応性を示す17.000ダルトンサブユニツトの出
現によって測定した、胞子形成時のTA4抗原の出現を
示している。 第5図は、TA4rJi白質をコードするE、tene
llaゲノムクローン108−1の1且ユ■−EcoR
I  DNAフラグメントのDNA:i(クレオチド配
列である。シグナルペプチドならびに胞子小体の膜中に
生じるTA4抗原の17.000および8.000ダル
トンポリペプチド成分のアミノ酸配列も示す。また、遺
伝子内のイントロンならびにハイブリダイゼーションに
よりmRNAを同定するために用いられる3acI−P
vuII  DNAおよびTA4蛋白質をコードするc
DNAクローンも示す。図中の記号および不明確な塩基
の表示は第3図の場合と同じである。 第6図は、TA4遺伝子のゲノムクローンからの内部制
限フラグメントのハイブリダイゼーションにより測定し
た、胞子形成時におけるTA4抗原mRNAの出現を示
す。 第7図は、TA4抗原をコードするcDNAクローンp
TCD26のDNA配列を示す。 第8図は、発現ベクターpW)−IA63の構築、なら
びに発現ベクター1)DETlおよびpDET2を生成
するためのcDNAクローンpTCD26からのDNA
の発現ベクターpWHA63への挿入を図式的に示した
ものである。 第9図は、大腸菌の1−on+対1−on−プロテアー
ゼ欠損株内でのpDET1/pDET2蛋白質の産生を
示す、pOETlおよび1ET2蛋白質の分析図である
。AはpDETlの染色ゲル法、BはpDETlの免疫
プロット法、CはpDET2の染色ゲル法により分析結
果である。 第10図は、cDNA誘導抗原性ポリペブチ1:をコー
ドする配列の5′末端に1aCZ遺伝子の3′末端を融
合した発現ベクターpBGc23の構築を図式的に示し
たものである。 第11図は、大腸菌内でのpBGG23蛋白質の産生を
示す図である。pBGC蛋白質の、lよ染色ゲル法、B
は免疫プロット法による分析結果を示す。 第12図は、ウシ プロキモシン発現ベクター1)WH
A93の構築を図式的に示したものである。 第13図は、cDNA誘導抗原性ポリペプチドをコード
する配列の5′末端に、ウシプロキモシンをコードする
配列の3′末端を融合させることによるpcOc:12
の構築を図式的に示したものである。第13図には、p
cOcl 2からのpcOc20の誘導も示す。 第14図は、大腸菌内でのEC0C12およびpCOC
20蛋白質の産生を示す。Aは染色ゲル法、Bは免疫プ
ロット法によるPCOC12蛋白質の、Cは染色ゲル法
によるPCOC20蛋白質の分析結果を示す。 第15図は、TA4抗原および再正富化細菌TA4蛋白
質のモノクロナール抗体ptn7.2A4/4との免疫
反応性をEL[SAで測定した結果である。 第16図は、NA4抗原をコードする E、 necatrixゲノムクローン7−49の1I
i11限酵素地図、ならびにNA4抗原の遺伝子の39
00bpE、neCatriX  E CORI  D
 N Aフラグメント内における位置および方向性を示
す。 第17図は、第16図に示したゲノムクローン7−49
の2440m基のDNAヌクレオチド配列を示す。この
配列は、第16図に示した全LLi!!vi−1立1■
領域を包含する。また、E、necatrix  N 
A 4抗原について推測されるアミノ酸配列も示す。図
中、シトシン、チミン、アデニン、グアニンは、それぞ
れ確定的なものをC2T、A、Gで、考えられるものを
3.4.5.6で、不明のものはNで、CまたはAはJ
で、TまたはAはしで表示した。率は18.000ダル
トンペプチドの最先アミノ酸と考えられるものを、本章
は18,000ダルトンペプチドの最終アミノ酸と考え
られるものを、+は8.000ダルトンペプチドの最先
アミノ酸と考えられるものを表示している。 第18図は、TA4およびNA4抗原門のアミノ酸配列
の相同性を示す図である。図中、本は相同U)7ミ/1
1を、+ハE、tenella A 4抗原の17゜O
OOダルトンポリペプチド成分の最初を、9はE、 t
Qnel la△4抗原の8.000ダルトンボリベブ
ヂド成分の最初を表示している。c−cys。 H=His、l−11e、M=Met、5=Scr、V
−Vaj!、A=Aj!a、G=Gj!y。 し−1eu、P=Pro、T=Thr、F−Phe、R
−Arc、 Y−Tyr、W=TrD。 D−ASp、N=Asn、B−Asx、E−Glu、Q
−Gin、Z=Gj!x、に=Lysである。E、te
nellaアミノ酸配列中のス代配列中E、tcncl
la配列に比べてE、 necatr+x配列中に付加
的アミノ酸があることを、E、 necatr+Xアミ
ノ酸配列中のスペースは、E、tenella配列に比
べてE、necatrix配列中にはそのアミノ酸がな
いことを示す。 第19図は、それぞれTA4およびNA4抗原をコード
するE、 tenet IaおよびE、rleCatr
iX遺伝子内の3個ののイントロンの相同性を示す図で
ある。 図中、本は相同の塩基を示す。E、tenella D
 N A配列中のスペースはE、 tenol Ia配
列に比べてE9口ecatriX配列中に付加的塩基が
あることを、E、necatrix  D N A配列
中のスペースはE、tenella配列に比べてE、 
neCatriX配列中にそのアミノ酸がないことを示
す。不用確な塩基について、4は王とにえられる、7は
多分C,LはTまたは八を表示する。 第20図は、紺換えベクターC)SMACの構築を図式
的に示している。 第21図は、組換えベクターpSS33の構築を図式的
に示している。 第22図は、組換えベクター1)NCDの構築を図式的
に示している。 第23図は、発現ベクターpTDs1 (A)およびp
TDs2 (B)の構築を図式的に示している。 第24図は、発現ベクターpDDs1 (△)およびo
DDs2 (B)の構築を、図式的に示している。 Wl1w+++冒11111 01會=−一、++gl’l+tal□w  +  r
  ++  +     +v+  I  +    
  W  I  T  l        ltl  
l    l     φ 冒ψ1ITl+1−>II
+  −+l!l   >l  +  ψ10、  W
tJ  lu  +?−11−1gL  I−ILJ 
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  口  uuh第6図 肥子形瓜の峙聞 第9図 +      9111 W3110/ρDETI TM6 ミ \   ! 1AI3110/pDETI TM6 fvITM6/pDETI F?EN3/pBGG23 一一一一一□ 、−115Kd−・ ・−1−・ −一□ 一− 第14図 ↑ 西     。 臣 j 令) (3発 明 者 パージニア エム、ブラザ゛−ズ [株]、発明  者  マイクル ティー、マツキャマ
ン [相]発 明 者  ジェームス ジー、フイルズ 0発 明 者  ステイシイ アール。 ジアス 0発 明 者  アール、エム、ノードグレン 0発 明 者  イー、エイ、ドラボンアメリカ合衆国
カリフォルニア州アルバニイ、ベラルタアベニュー 9
8B アメリカ合衆国カリフォルニア用サン プルノ、テエリ
イアベニュー 746 アメリカ合衆国カリフォルニア州ベルモント、リヨン 
アベニュー 1911 アメリカ合衆国カリフォルニア用サン アンセルモ、カ
ールンン コート37 アメリカ合衆国アイオワ州チャールズ シティ、ルーク
ルルート  1 アメリカ合衆国カリフォルニア州オリンダ、パーク レ
ーン ドライブ 42 手続補正書(睦) 昭和62年1 月13日

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)¥Eimeria tenella¥から誘導さ
    れる抗原性蛋白質、すなわち分子量約25,000ダル
    トンであつて、ジスルフィド結合により結合した2個の
    ポリペプチドから構成され、その一方のポリペプチドは
    分子量約17,000ダルトンでN末端アミノ酸が遮閉
    されていることを特徴として第5図に示すアミノ酸配列
    を有し、他方のポリペプチドは分子量約8,000ダル
    トンで第5図に示すアミノ酸配列を有する蛋白質をコー
    ドし、第5図に示す核酸配列を有する単離ゲノムDNA
  2. (2)分子量約25,000ダルトンで、第7図に示す
    連続アミノ酸配列を有する抗原性ポリペプチドをコード
    するcDNA分子またはmRNA分子のような核酸分子
  3. (3)分子量約26,000ダルトンで、ジスルフィド
    結合により結合した2個のポリペプチドから構成され、
    その一方のポリペプチドは分子量約18,000ダルト
    ンでN末端アミノ酸が遮閉されていることを特徴とし、
    他方のポリペプチドは分子量約8,000ダルトンであ
    り、¥Eimeria necatrix¥または¥E
    imeria tenella¥の感染に対する防御機
    構を付与する免疫応答を鶏に誘導することができる精製
    抗原性蛋白質
  4. (4)分子量約25,000ダルトンで、第7図に示す
    アミノ酸配列を有する抗原性蛋白質
  5. (5)分子量約25,000ダルトン未満で、第7図に
    示すアミノ酸配列内に包含されるアミノ酸配列を有する
    抗原性ポリペプチド
  6. (6)第7図に示すアミノ酸配列およびその配列のアミ
    ノ末端における付加的アミノ酸配列から構成される抗原
    性ポリペプチド
  7. (7)第7図のアミノ酸配列に包含されるアミノ酸配列
    および付加的アミノ酸配列から構成される抗原性ポリペ
    プチド
  8. (8)第7図に示すアミノ酸配列およびその配列のアミ
    ノ末端におけるβ−ガラクトシダーゼのアミノ酸配列か
    ら構成される分子量約135,000ダルトンの抗原性
    ポリペプチド
  9. (9)第7図に示すアミノ酸配列およびその配列のアミ
    ノ末端におけるプロキモシンのアミノ酸配列から構成さ
    れる分子量約65,600ダルトンの抗原性ポリペプチ
  10. (10)第7図に示すアミノ酸配列およびその配列のア
    ミノ末端におけるプロキモシンのアミノ酸配列から構成
    されるが、プロキモシンの天然配列から83個のアミノ
    酸が欠失している分子量約56,500の抗原性ポリペ
    プチド
  11. (11)分子量約26,000未満で、特許請求の範囲
    第3項に記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包含されるア
    ミノ酸配列を有し、¥Eimeria necatri
    x¥および¥Eimeria tenella¥の感染
    に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘導可能な
    抗原性ポリペプチド
  12. (12)分子量約26,000以上で、特許請求の範囲
    第3項に記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包含されるア
    ミノ酸配列と付加的アミノ酸配列を有し、¥Eimer
    ia necatrix¥および¥Eimeria t
    enella¥の感染に対する防御機構を付与する免疫
    応答を鶏に誘導可能な抗原性ポリペプチド
  13. (13)特許請求の範囲第3項に記載の蛋白質または特
    許請求の範囲第12項もしくは第13項に記載のポリペ
    プチドの類縁体である抗原性ポリペプチド
  14. (14)分子量約55,000ダルトンで、¥Eila
    eria maxima¥の感染に対する防御機構を付
    与する免疫応答を鶏に誘導することが可能な精製抗原性
    蛋白質
  15. (15)分子量約55,000ダルトン未満で、特許請
    求の範囲第14項に記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包
    含されるアミノ酸配列を有し、 ¥Eimeria maxima¥の感染に対する防御
    機構を付与する免疫応答を鶏に誘導可能な抗原性ポリペ
    プチド
  16. (16)特許請求の範囲第15項に記載の抗原性ポリペ
    プチドから構成される¥Eimeria maxima
    ¥の感染に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘
    導可能な抗原性ポリペプチド
  17. (17)分子量55,000ダルトン以上で、特許請求
    の範囲第14項に記載の蛋白質のアミノ酸配列内に包含
    されるアミノ酸配列および付加的アミノ酸配列を有し、
    ¥Eimeria maxima¥の感染に対する防御
    機構を付与する免疫応答を鶏に誘導可能な抗原性ポリペ
    プチド
  18. (18)特許請求の範囲第3項に記載の蛋白質の少なく
    とも部分をコードするcDNA分子またはmRNA分子
    のような核酸分子
  19. (19)モノクロナール抗体Pmx47.8B5によつ
    て認識されるエピドープから構成される特許請求の範囲
    第14項に記載の蛋白質をコードするcDNA分子また
    はmRNA分子のような核酸分子
  20. (20)特許請求の範囲第3項から第17項までに記載
    のポリペプチドまたは蛋白質をコードするDNA分子
  21. (21)特許請求の範囲第2項、第18項、第19項ま
    たは第20項に記載のクローニングビークルDNAおよ
    びcDNAから構成され、クローニングビークルDNA
    は第1および第2の制限酵素部位が存在することを特徴
    とし、cDNAは上記部位中にクローン化される組換え
    クローニングビークル
  22. (22)特許請求の範囲第21項に記載のクローニング
    ビークルを有する細菌宿主細胞
  23. (23)クローニングベクターDNAおよび特許請求の
    範囲第18項または第19項に記載の核酸配列からなり
    、クローニングベクターDNAは第1および第2の制限
    酵素部位が存在することを特徴とし、特許請求の範囲1
    8項または第19項に記載の核酸配列は上記部位中にク
    ローン化される組換え発現ベクター
  24. (24)適当な宿主内に導入した場合、融合ポリペプチ
    ドまたは蛋白質を発現可能な特許請求の範囲第23項記
    載の組換え発現ベクター
  25. (25)適当なキャリアーDNAおよび特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載のDNAからなり、適当な宿
    主内に導入した場合、抗原性蛋白質またはポリペプチド
    を発現可能な発現ベクター
  26. (26)特許請求の範囲第3項または第14項に記載の
    蛋白質に対するモノクロナール抗体
  27. (27)特許請求の範囲第15項に記載のポリペプチド
    に対するモノクロナール抗体
  28. (28)特許請求の範囲第26項または第27項に記載
    のモノクロナール抗体に対する抗イデイオタイプ抗体
  29. (29)特許請求の範囲第3項から第17項までに記載
    のポリペプチドまたは蛋白質の1種または2種以上の免
    疫感作有効量を鶏に投与することを特徴とする¥Eim
    eria tenella¥、¥Eimeria ne
    catrix¥および/または¥Eimeria ma
    xima¥の感染に対する能動免疫を鶏に付与する方法
  30. (30)特許請求の範囲第3項から第17項までに記載
    の蛋白質またはポリペプチドの1種または2種以上の免
    疫感作有効量と医薬的に許容される担体を1回用量とし
    た¥Eimeria tenella¥、¥Eimer
    ia necatrix¥および/または¥Eimer
    ia maxima¥の感染に対する能動免疫を鶏に付
    与するワクチン
  31. (31)特許請求の範囲第30項記載のワクチンの適当
    量を鶏に投与することを特徴とする¥Eimeria 
    tenella¥、¥Eimeria necatri
    x¥および/または¥Eimeria maxima¥
    の感染から鶏を防御する方法
  32. (32)特許請求の範囲第22項記載の宿主細胞をDN
    A発現およびポリペプチドまたは蛋白質の産生を可能に
    する適当な条件下に生育させ、生成したポリペプチドま
    たは蛋白質を適当な条件下に回収することを特徴とする
    抗原性ポリペプチドまたは蛋白質の製造方法
  33. (33)回収操作は、a)ポリペプチドまたは蛋白質の
    宿主細胞からの分離、b)ポリペプチドまたは蛋白質の
    精製、c)ポリペプチドまたは蛋白質の可溶化、d)ポ
    リペプチドまたは蛋白質の再生、およびe)精製、可溶
    化、再生ポリペプチドまたは蛋白質の回収の各工程から
    なる特許請求の範囲第32項記載の製造方法
  34. (34)a)¥Eimeria necatrix¥の
    スポロシストをプロテアーゼ阻害剤の存在下、スポロシ
    スト膜蛋白質を可溶化させることができる適当な条件下
    に界面活性剤と接触させ、b)可溶化されたスポロシス
    ト膜蛋白質から適当な還元条件下にポリペプチドを別個
    に回収することを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の18,000ダルトンポリペプチド成分を製造する
    方法
  35. (35)a)¥Eimeria necatrix¥の
    スポロシストをプロテアーゼ阻害剤の存在下、スポロシ
    スト膜蛋白質を可溶化させることができる適当な非還元
    条件下に界面活性剤と接触させ、b)可溶化されたスポ
    ロシスト膜蛋白質から適当な非還元条件下に蛋白質を別
    個に回収することを特徴とする特許請求の範囲第3項に
    記載の蛋白質を製造する方法
  36. (36)特許請求の範囲第3項および第14項に記載の
    蛋白質またはポリペプチドを製造するにあたり、その蛋
    白質またはポリペプチドをコードするDNA分子を製造
    し、DNA分子を適当な発現ベクター中に挿入し、生成
    した発現ベクタ−を適当な宿主内にDNAの発現、蛋白
    質またはポリペプチドの産生を可能にする適当な条件下
    に導入し、生成した蛋白質またはポリペプチドを回収す
    ることを特徴とする蛋白質またはポリペプチドの製造方
  37. (37)特許請求の範囲第22項に記載の宿主細胞を適
    当な条件下に生育させることを特徴とする¥Eimer
    ia necatrix¥、¥Eimeria ten
    ella¥または¥Eimeria maxima¥の
    感染に対する防御機構を付与する免疫応答を鶏に誘導可
    能な蛋白質の製造方法
  38. (38)特許請求の範囲第3項に記載の蛋白質の少なく
    とも部分をコードし、第17図に示す核酸配列の少なく
    とも部分からなるDNAを得るにあたり、¥Eimri
    a necatrix¥の卵母細胞から全ゲノムDNA
    を単離し、単離されたゲノムDNAからDNAフラグメ
    ントを調製し、調製されたフラグメントを適当なクロー
    ニングベクター中にリゲートし、得られたクローンのD
    NAを第17図に示した核酸配列内に存在し、適当なク
    ローンを同定するための核酸配列を含有するか、または
    それと相補性のオリゴヌクレオチドとハイブリダイゼー
    ションさせ、適当なクローンから蛋白質をコードし、第
    17図に示した核酸配列を有するDNAを単離すること
    を特徴とする方法
  39. (39)特許請求の範囲第19項に記載のDNAを得る
    にあたり、¥Eimeria maxima¥の卵母細
    胞から全ゲノムDNAを単離し、単離されたゲノムDN
    AからDNAフラグメントを調製し、調製されたフラグ
    メントを適当なクローンを同定するために存在する核酸
    配列を含有するか、またはそれと相補性のオリゴヌクレ
    オチドとのハイブリダイゼーションによりリゲートし、
    蛋白質をコードする適当なDNAクローンから単離する
    ことを特徴とする方法
  40. (40)投与動物に¥Eimeria¥(アイメリア属
    )抗原に対する抗体の産生を誘発するのに有効な量の任
    意の¥Eimeria¥抗原またはエピドープの混合物
    を医薬的に許容される担体とともに1回用量とした¥E
    imeria¥が原因となる疾患に対するワクチン
  41. (41)疾患はコクシジウム症である特許請求の範囲第
    40項記載のワクチン
  42. (42)¥Eimeria¥抗原は、¥E.tenel
    la¥、¥E.maxima¥、¥E.necatri
    x¥または他の任意の¥Eimeria¥の種の抗原で
    ある特許請求の範囲第40項記載のワクチン
  43. (43)¥Eimeria¥抗原は、少なくとも1種の
    ¥Eimeria¥エピドープからなる1種または2種
    以上の遺伝子操作抗原性融合ポリペプチドである特許請
    求の範囲第40項記載のワクチン
  44. (44)医薬的に許容される担体は免疫増強剤を含有す
    る特許請求の範囲第40項記載のワクチン
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