JPS62222859A - サ−マルヘツド通電制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技−術−分−野一 本発明は、カラー感熱記録装置におけるサーマルヘッド
の通電時間を制御するサーマルヘッド通電制御方式に関
する。

鎗米−技−術 最近、複数の発色層を積層させた感熱紙を用いて、サー
マルヘッドにおける発熱素子による印加エネルギを可変
にすることによってカラー記録を行なわせることができ
るようにした感熱記録装置が開発されている。

第２図に、カラー感熱紙の構成例を示している。

各発色層の色およびその積層の順序にはある程度の自由
度があるが、ここでは支持体１上にイエロー　（Ｙ）、
マゼンタ（Ｍ）およびシアン（Ｃ）の３原色による各発
色層２を順次積層させている。

図中、３は消色剤層を、４は表面保護層をそれぞれ示し
ている。

このようなカラー感熱紙では各色を発色させるに際して
下層はど大きな熱エネルギを必要として、例えば表１に
示すようなサーマルヘッドによる印加エネルギおよび通
電時間が要求される。

表１ ここで、通電時間はサーマルヘッドの発熱素子１駆動が
０．８ワッ１−／ドラ１〜どして割算している。

しかしてこのようなカラー感熱紙を用いる場合、記録デ
ータどしては白（非印字）、イエローＹ。

マゼンタＭ、シアンＣの４イ直、すな才〕ち１ドツト当
り２ビット分のデータが必要になる。表２に各色に対す
るデータのビット構成を示している。

表２ 従来、４値による記録データにもとづいてサーマルヘッ
ドの駆動制御を行なわせるサーマルヘッド駆動回路とし
ては、例えば第７図に示すようなものが用いられる。

１ライン当り２０４８ドツ１へとすると、その２イ１“
グの４０９６ビツ１への容ｌをもったシフ１−レジスタ
５を用いてそれに１ドツト当り２ピッ１−構成による肩
うイン分の記録データＩ）Ａ　ＴＡを格納させ、その格
納さ肛たデータ内容をあるタイミングでラッチ回路（３
にラッチさせたうえで、各ドラ１−ごとに２ピッ１−分
のデータをそれぞれ割り当てて各マルチプレクサ７にセ
レノｌ−信号として与える。また、各マルチプレクサ７
にはパルス発生器８から３種類のパルス信号Ｐ　１．　
ｒ−）２．　Ｐ３　（例えばＰｌけ０．７５ｍ５のパル
ス幅を、Ｉ）　２は１．５ｍｓのパルス幅を、Ｐ３は３
．７５ｍ５のパルス幅をそれぞれ有している）が与えら
れる。その各パルス信号Ｉ〕１〜１）３は書き込み開始
信号Ｓ（ラッチ信号Ｌ　Ａ　’ｒＣＨでも代用できる）
が示すタイミング（セレクト信号確定後）で各マルチプ
レクサ７にり−えられてそのセレノｌ−信号に応じてサ
ーマルヘッド１２における各発熱素子Ｉ−Ｔ　］〜Ｔ−
Ｔ　２０４８の通電制御が行なわれることになる。第８
図に、各部信時のタイミングを示している。

その際、従来のようにサーマルヘッド１２における１ラ
イン分の発熱素子群を複数ブロックに分割して、各ブロ
ックごとに時分割駆動を行なわせるようにすることがｉ
Ｔ能であるが、その場合にあっても３人力、２セレクト
信号、Ｉ出力のマルチプレクサ７をブロックにおけるド
ツト数だけ用意しなければならず、構造が複雑なものに
なっている。

−１−的一 本発明は以」二の点を考慮してなされたもので、何らマ
ルチプレクサなどの特殊な回路を用いることなく、カラ
ー記録データに応じたサーマルヘッドの通電時間の制御
を記録データの処理のみによって行なわせることができ
るようにしたカラー感熱記録装置におけるサーマルヘッ
ド通電制御方式を提供するものである。

講−ｋ（ 本発明はその目的達成するため、サーマルヘッド駆動回
路に与えるカラー記録データをそのカラーに応じて順次
更新させ、その更新データおよび更新回数によって発熱
素子の通電時間を所定に制御させるようにしている。

以ド、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。

第１図は本発明によるサーマルヘッド通電制御方式を具
体的に実施するための一般的なサーマルヘッド駆動回路
の構成例を示すもので、１ライン分の発熱素子Ｈ１〜Ｈ
２０４８がライン状に配設された２０４８ドツト構成の
サーマルヘッド１２を各１ライン分の記録データＩ）　
Ａ　ＴＡに応じて駆動するようになっている。ここでは
１ライン分の記録データＤＡＴＡを２０４８ビツト構成
によるシフ１〜レジスタ９にとり込み、ラッチ指令Ｌ　
Ａ　ＴＣ１（にしたがってシフトレジスタ９にとり込ま
れた各ビット内容をラッチ回路１０に保持させたうえで
、第１のストローブ信号ＳＴＢ　１によりドライバ１１
を介してサーマルヘッド１−２を４分割したときのＨ１
〜Ｈ５１２からなる第１ブロツクＢ１の駆動を行なわせ
、その後節２のストローブ信号５ＴＢ２によりドライバ
１１を介してサーマルヘッド１２におけるＨ５１３〜Ｈ
，１，０２４からなる第２ブロツク［３２の駆動を行な
わせ、その後同様に第３（７）スＩ〜ローブ信ｖ５　ｓ
　−ｒ　Ｂ　３　ニよりＩ（］、−０２５〜Ｈ］−５３
６からなる第３ブロック１３；３、Ｉ−（１５３７〜Ｈ
２０４８からなる第４ブロツクＢ４の駆動を順次行なわ
せることができるように構成されている。

このように構成されたものにあって本発明では、例えば
記録データＤＡＴＡとしてその１ドツト当り４ピツ１〜
構成によるものを考え、第１ビツトｂ１を白（非印字）
、第２ビツトｂ２をシアンＣ２第３ビツトｂ３をマゼン
タＭ、第４ビットｂ４をイエローＹの各印字データとす
る場合、第３図に示すような各ピッｌ−ごとの２値によ
る記録データをラッチ信号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＨに応して順
次更新させながら与えるようにしている。第３図は、ラ
ッチ信号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＨにしたがって更新されるシフ
１−レジスタ９の内容を示している。またラッチ信号Ｌ
ＡＴ　ＣＩ−１のパルス周期Ｔは、例えば表１に示すシ
アンＣを発色させる場合における最小通電時間幅（０，
７５ｍ５）に設定されている。

第１ビツトｂ１のデータは、常にｒｒｏｎ（通電せず）
で不変である。１番目のラッチ信号丁、ＡＴＣＩ−（−
Ｌηが出された時点では第２ないし第４の各ピッ１−ｂ
２〜ｂ４のデータはそれぞれ１１１＋１（通電する）と
なり、第２ビツトｂ２のデータにしたがって発熱素子が
０．７５ｍ５のあいだ発熱駆動されてカラー感熱紙にお
けるシアンＣの発色がなされる。次の２番目のラッチ信
号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＨ−■がくるまでにｂ　１〜ｂ４のシ
フ１〜レジスタ９内のデータを更新し、ｂ　１．ｂ２＝
　”Ｏ”　、Ｂ３．ｂ４＝１１１″′とする。したがっ
てラッチ信号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＨ−■が出された時点では
ｂｌ、Ｂ２がオフでＢ３、Ｂ４がオンとなり、Ｂ３のデ
ータにしたがって発熱素子がさらに０．７５ｍ５のあい
だ継続的に発熱駆動されてカラー感熱紙におけるマゼン
タＭの発色がなされる。さらに３番目のラッチ信号ＬＡ
　Ｔ　ＣＨ−■がくるまでにｂｌ−〜ｂ４のデータ内容
ヲ更新してｂ　１．ｂ　２．ｂ　３＝　”Ｏ”　、ｂ４
＝ＬＬ　Ｉ　＋＋とする。したがってラッチ信号Ｌ　Ａ
　Ｔ　ＣＨ−〇が出された時点ではｂｌ、Ｂ２．Ｂ３が
オフでＢ４のみがオンとなり、Ｂ４のデータにしたがっ
て発熱素子がさらに０．７５ｍ５のあいだ継続的に発熱
駆動される。同様に、５番１：１のラッチ信号丁、　Ａ
　Ｔ　ＣＴ（−■が出されるまでｂｉ、Ｂ２．ｂ３＝″
Ｏ″ｌ　、　ｂ４＝ｌｌｌ１１に更新データを保持させ
て発熱素子をさらに０　、７５　ｍｓ　＋０　、７５　
ｍｓのあいだ継続的に発熱駆動させる。最終的に６番目
のラッチ信号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＨ−〇が出される前にｂ１
〜１）　４のデータ内容を更新して各ビットｂ１〜ｂ４
を全て１１０　＋＋にする。

第４図に、このようにして得られたサーマルヘッドにお
ける発熱素子の各カラー記録データに応じた通電時間幅
を示している。

また第５図に、各ビットｂ１〜ｂ４の逐次更新されてい
くデータ内容を示している。

なお記録データＤ　Ａ　”ＦＡの更新はブロックごとに
順次行なわれ、１つのブロックの更新データは全てシリ
アルに並べられてシフトレジスタ９に連送される。

このように本発明では１ブロツクの信号を６段階に分け
て順次更新していくので、サーマルヘッド１２の駆動は
シフトレジスタ９への記録データ１’）　Ａ　Ｔへの入
力側とは反対のブロック（Ｂ１）から行なうようにする
のが好ましい。また各ブロック８１〜Ｂ４について第６
図に示す６つの信号群が存在するが、例えばシフトレジ
スタ９におけるブロックＢ１にブロックＢ１初期データ
がある場合、シフトレジスタ９のブロックＢ２にはブロ
ック８１更新データ（１）が転送されてきている。

さらにシフトレジスタ９におけるブロックＢ３にはブロ
ックＢ１更新データ（２）が、またブロックＢ４にはブ
ロックＢ１更新データ（３）が転送されてきているとい
う次第である。この間は、当然ストローブ信号５ＴＢ−
１のみがアクティブとなっている。

また、シフトレジスタ９のブロックＢ１にブロックＢ１
更新データ（５）が転送されている場合、シフ１−レジ
スタ９のブロックＢ２にブロックＢ２の初期データが、
またブロックＢ３にブロックＢ２の更新データ（１）が
、ブロックＢ４にプロツりＢ２の更新データ（２）がき
ていることになる。

このとき、すなわちストローブ信号の切り換え時には当
然法のブロックにデータを転送する必要がなく、ストロ
ーブ信号５ＴＢ−２をアクティブにして時間待ち、ある
いはラッチ信号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＨの切り換えなどを行な
わせるようにすればよい。

なお、１つのラッチ信号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＨから次のラッ
チ信号Ｌ　Ａ　Ｔ　ＣＴ（までの間にシフ（−レジスタ
９に転送するデータ量としては（１ライントッド数／分
割駆動数）＝２０４８／４＝５１２ピッ１−となる。

サーマルヘッド１２の４分割駆動を行なわせる場合、記
録データＤＡＴＡの転送りロックＣＬＫは（０，７５ｍ
ｓ／　５１２ドツト）−”　ニア　００ＫＨｚ程度で良
く、全て問題はない。またその際、ドライバ１１におけ
る各トランジスタのデユーティも最大２５％となり問題
とならない。

このように本発明によれば、第１図に示す単色記録用の
サーマルヘッド駆動回路をそのまま用いることによって
カラー感熱紙を各カラー記録データに応し、て逐次発色
させる際の通電時間の制御を行なオ）せろことかできる
ようになる。

効盟 以１−１本発明によるサーマルヘッド通電制御方式あっ
ては、カラー感熱記録を行なわせる際、２値による記録
データを更新させ、その更新回数にしたがってサーマル
ヘッドの通電時間の制御を行なわせるようにしたもので
、従来のようにサーマルヘッド駆動回路を何ら特殊な回
路構成とすることなく、サーマルヘッドの通電時間の制
御を記録データの処理のみによって行なわせることがで
きろという優れた利点を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体的に実施するためのサーマルヘッ
ド駆動回路の一般的な構成例を示す電気回路図、第２図
はカラー感熱紙の構造を示す断面図、第３図は本発明を
適用したときのサーマルヘッド駆動回路におけるシフ１
〜レジスタの内容とラッチのタイミングを示すタイムチ
ャー１〜、第４図はカラーに応じた発熱素子の通電時間
の特性を示すタイムチャート、第５図はカラー８１！　
ｕデータの更新状態を示す表図、第６図はブロックごと
における信号群の状態を示す表図、第７図は従来のカラ
ー記録用のサーマルヘッド駆動回路を示す電気回路図、
第８図は第７図の回路構成における各部信号のタイムチ
ャートである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カラー感熱紙を使用して、カラー記録データに応じてサ
   ーマルヘッドの通電時間を制御してカラー記録を行なわ
   せる際、２値による記録データを更新させ、その更新回
   数にしたがってサーマルヘッドの通電時間の制御を行な
   わせる手段をとるようにしたサーマルヘッド通電制御方
   式。